68 Trick or Treat? ― Battle or Die ―
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人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイモンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、へクター、リンダ、モニカ、ローズマリー、サイラス、ザック、ゾーイ、スティーブン、ネイサン、マーゴ、コリーン、ヤニクの12名。
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怖いお化けと、怖くないお化けを見分ける魔法がかかってる。 ドレスの女の人はそんなこと言ってたっけ、ね。
[ぼやりと、ミイラの姿が霞んで…あれ?]
待て、見えないんだけど。
[少し眼鏡をずらしてみる。あ、見えた。 どうやら裸眼じゃないとはっきり見えないらしい。なんて不便な魔法なんだこれは。 其処にいたのはミイラではなく、常連客のリンディの姿。]
ああ。怖くないお化け…ってことだね。 怪我させられたのは痛いけど、小手調べ程度で牽制しておいて良かったのかも…ねえ。
[ほっと胸を撫で下ろすが、さて。 どうやってコンタクトを取ればいいんだこれは。]
(0) 2011/10/21(Fri) 01時頃
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[鞄に手を突っ込み、ごそごそと探し物。 …あった。]
リンディ君、僕だ。スティーブンだ。
[名刺を一枚取り出し、リンディの方へ投げる。 届くかな、これ。]
(1) 2011/10/21(Fri) 01時頃
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っし!
[今度は思惑通りに呼び出せた烏が化け物を追撃するのを見て、ぐっとガッツポーズを作った。烏はぐるりと大きく円を描くように飛んでから、男の帽子の上に止まり]
……お化け、だよなあ……?
[眼前に飛び出してきた老人をじっと見る。木のお化けと比べて、弱そうに見えた。男には老人の顔は瞼と唇がなく、眼球と歯列が剥き出しになっているように見えた。それがなければ、また引き連れた小さな骸骨やらがいなければ、お化けとは思えない程]
……なんか知らないけど、やる気……みたいだな。 そっちがその気なら、やってやろうじゃねえか。 来るなら来い!
[地鳴りのような音に返すように言う。相手が紡いだのも同じ言葉であったとは、知る由もなく。犬を己の手前に構えさせる。ネズミはいつしか地面に還っていっていた。 動く木の方は時折様子を窺いつつも、一旦注意を逸らし気味に。熱心に見つめられている事にも、気が付かずにいたが]
……お?
[ふと烏が飛び上がった。そして、眼前まで降りてくる。その口にはキャッチした名刺が銜えられていた。すぐには名刺だとはわからず、何の紙だ、と受け取って]
(2) 2011/10/21(Fri) 01時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 01時頃
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 01時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 01時半頃
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[綺麗に舐めとってしまえば、今度は舌に異変が生じる]
……――そりゃそうだな。馬鹿だった。 むず痒い。
[考えてみれば至極当たり前のことで、思慮の浅さに思わず 溜息をついた。未だ痺れの残る左手を軽く振って考える。 とりあえず、なにかで灌げばいいのだと。そう思った。
ふらり、男は路地裏をまた進みだし、いつか慰問に訪れた孤児院へと入っていった。 その場所に三日月顔がいたことなど知る由もない]
―→孤児院―
(3) 2011/10/21(Fri) 01時半頃
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[それをまじまじと見て、瞬いた]
……これは…… 先生の。……どうして、これを……?
[その紙片は、スティーブンの名刺だった。投げる瞬間を見てはいなかったが、その時視線を向けていた老人にはそういう事をする素振りはなかったから、動く木が出したものだろうと察しがついた。眉を寄せる。怪訝に動く木の方を見やり]
……どうしたんだよ、これ。 拾った、のか? ……まさか、先生を……
[低めた声で尋ねかける。真っ先に男の脳裏に浮かんだ想像は、この化け物がスティーブンを襲ったのではあるまいか、というものだった。そして、スティーブンはもしかしたら、と]
(4) 2011/10/21(Fri) 01時半頃
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しかし…あの老人は一体?
[万が一に備え、助力を得られそうな植物を視線のみで探す。 紅葉の木なら、いけそうだが…如何せんリンディの後方にある。]
ところで君、一体何の心算だい? 妙なお化けをけしかけて。事と次第によっては…。
[お化けかもしれない老人に声を掛けてみる、が。 さて、一体どんな行動に出てくるのやら。
ざわざわ。 枯れ木のお化けは、枝の擦れる音を立てながら老人の方を向いた。]
(5) 2011/10/21(Fri) 01時半頃
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[ミイラが雄叫びのような声を上げました>>2。威嚇しているのでしょうか。 おじちゃんは覚悟を決めて、ぐっと鉄の棒を握り締めます。ミイラの頭には烏が、足元には犬が。 動物を使うのでしょうか。それなら、こちらにも仲間はいます。おじちゃんは一人じゃないです。
ところで、もう1体のお化けの様子が変です。ミイラに向けて何か言葉を発しているようですが、そこに敵意は感じられませんでした。 やっぱりお仲間なのでしょうか。それにしてもなんだか穏やかすぎるような? 枯れ木のお化けが、何かをミイラに投げつけ>>1て。ミイラがそれを拾い>>4ました。今のうち。隙をついて、おじちゃんはミイラ本体に飛び掛ります。]
んにゃろおおお!!!
[烏と犬はどうしたでしょうか。それを振り払うより先に、おじちゃんは棒をくるくると回し、横に一振り。ミイラをなぎ払おうとしました。]
(6) 2011/10/21(Fri) 01時半頃
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[背中から殺気を感じたような。 慌てて振り返る。 拙い。リンディ君の口ぶりから察すると、誤解を受けている気がとてもする。]
…筆談しかないかね。
[木のうろ…もとい、鞄から紙片と愛用の万年筆を取り出した。 さらりと簡単な文章を書き、また紙片を投げる。 さっきみたいに烏が橋渡ししてくれるのだろうと期待して。]
『僕はスティーブンだよ。 …ところで、僕は一体何に見えてるんだい。共食いて。』
(7) 2011/10/21(Fri) 01時半頃
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― スティーブン・リンダが居る所へ ―
[先の薬のお陰か吐き気とか等の不快な症状は緩和され、ゆっくり立ち上がった時、>>1や>>4のやり取りを聞いて安全そうだ、と思いゆっくりと立ち上がり、二人が居る所へ姿を現す]
コレは一体……如何言う事デスカ?
[スティーブンの話を聞いていると、何やら分かる様子だった為、コレまでの事を聞いてみよう、と思って彼らの前に姿を現した。 と、スティーブンが負傷した時の血が何処かに落ちてたら、其れを指で掬い舐めると>>2で空から降りてきた老人に対し臨戦態勢を取って相手の出方を伺う]
(8) 2011/10/21(Fri) 01時半頃
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…この老人、案外素早い…っ!
[手近な媒介はあるにはあるけれど、出来れば使いたくない。 仕方なく自力で蔦を出し、リンディに向かって振り抜かれる棒を絡め取ろうとする。]
間に合うか…?!
(9) 2011/10/21(Fri) 01時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 01時半頃
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[咄嗟に横殴りをしてくる鉄のパイプを片腕だけで受け止めて、リンダへの直撃を防ぐ]
大丈夫……デスカ?
[フランケンシュタインは顔を見せずに、リンダの反応のみで無事かどうかを確かめる]
(10) 2011/10/21(Fri) 01時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 01時半頃
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― 広場 ―
…キ――…エ―― ……サ…レ―― (さっきみたいに、あなたがお化けをさくっと退治出来ればいいのだけど)
[錆付いた声が広場に響く。 それが彼女らに聞こえているかどうかは分からないが、傍らの人形に首を傾げた。 しかし、あの様子だと二人は敵対する仲ではないのだろう。 ならば2対1では不利。 そっと逃げ出そうかと踵を返し、振り向いた所で、左前頭部が街路樹に正面衝突した。 衝撃で葉っぱが少なくない量落ちてきて、本人はその場で蹲る]
――…ッ!!
(11) 2011/10/21(Fri) 01時半頃
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[棒は横から木の蔦に絡めとられます>>9。 解いている暇はなさそうです。ちっ、と舌打ちして、おじちゃんは棒を引っ張りました。びくともしません。やっぱり木のお化けを持ち上げる程の力はないようです。]
引いて駄目なら押してみんだよ!!!
[とっさに方向を変え、蔦の方向に棒を構えそのまま突進しました。蔦は木のお化けから伸びています。このまま行けば蔦は弛むかもしれません。もっともそれより早く、片手に棒を携えたまま、おじちゃんは木のお化けを蹴り上げるつもりですけれど。
しかしそれより先に、棒はもう1体現れたフランケンシュタインに止められてしまいました>>10。]
おいおいおいさすがにギブだろこれは あーもうちみっこなんとかしてくれ!
[声を張り上げながら、フランケンが棒を弾いた腕とは逆の方向に棒を回転させます。 棒は自由になったでしょうか。なったなら、フランケンの手首に当たったかもしれません。 それとは別に片脚で、フランケンの腹部を蹴り飛ばそうとします。]
(12) 2011/10/21(Fri) 01時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 02時頃
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なんだ? 筆談でもしようっていうのか?
[動く木が紙片と万年筆とを取り出す様を見て、本当に人間臭いお化けだな、と思った。尤も、今は物騒な疑惑があったから、親しみのようなものを感じる事はなかったが。先程と同じように烏が紙片をキャッチする、それとほぼ同時に]
! ちょ、ま! 待て、タンマ……!
[飛び掛ってくる老人に、はっとする。宣戦布告されていた事を、更にはし返していた事を、瞬間的に忘れてしまっていた。使い手が無意識過ぎたからだろう、犬と鳥の反応は遅れて]
――っ、てえ!
[振られた棒の先が左頬から耳を掠っていった。直後、棒は木のお化けの蔦に止められて。視界に何か大きな影が入り込むのを認識しながら、男は素早く後ろへと下がった。 左頬と耳の端、その掠れるように微かに切れた箇所から、じわりと血が滲む。ミイラ姿はただ包帯がほつれたように、血は一滴も出ていないように、見えるだろう]
……な、何だ? またお化けかよ……
[新たに現れたフランケンシュタインの姿を、彼らが戦い出す様子を、眺める。その横に烏はふわりと舞い降りて]
(13) 2011/10/21(Fri) 02時頃
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…間に合った、か。 だめだこれ疲れる。
[蔦が棒を絡め取った直後、何処からか現れた巨体の怪物が乱入してきた。 蔦が、ふっと消える。出現時間はものの数秒、といったところか。]
老人の相手は、あの巨体に一時任せようか。 少なくとも、リンディ君に危害は加えないみたいだし。
(14) 2011/10/21(Fri) 02時頃
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……はあ?
[手を伸ばして烏から紙片を受け取り、其処に書かれた文章を見て、思わず頓狂な声を上げた]
お前が先生だって? 冗談は状況だけにしろっての。 何にもなにも、どう見たって木の化け物だろうが。
[率直に信じる気にはとてもなれず、睨むように動く木を見据えて言った。その言葉は丁度、疑問に答える形にもなったか]
(15) 2011/10/21(Fri) 02時頃
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[>>12で鉄パイプが己の手首に殴られても、痛覚が無いので、表情は変わることは無い。 片足で此方の脇腹を蹴ろうとした瞬間、その足を腕だけで払いのけた]
……貴方、中々そう言うの慣れてませんカ?
[嬉しそうに一度笑みを浮かべると、ポツリと呟く]
こういう方と一度勝負をしてみたかったのデス。 あの時、同じ職場に居た仲間と……似た様な動きをしているな、と思いまシテ。 一度手合わせをしてみたかったのデス。
[とりあえず、スティーブンとリンダは何か事情を知っていそうな雰囲気を持っている事に気付き、彼らから気を反らす為に、目の前に居る、小さな老人の相手をする事に決めた]
(16) 2011/10/21(Fri) 02時頃
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…木の化け物。 僕がか。
[思わず頭を抱えた。傍から見れば、枝を曲げて奇妙なポーズを取ったように見えたことだろう。
気を取り直して、もう一度筆談を試みる。 これで駄目なら一時戦略的撤退をするしかないだろう、多分。]
『君の愛は、大半酒と女に向けられているって聞いた。 あとはシルバーアクセと…なんだったか、オムライスとミートボールだったっけ。 愛を振り撒く対象が多すぎるね。』
[昨晩、別れる前の話(>>2:3)を思い出しながら書いてみた。 紙片を、三度宙へ投げる。]
(17) 2011/10/21(Fri) 02時頃
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んあ?
[脚を払いのけられて>>16、よろけます。転ぶのだけはなんとか免れました。 駄目です、正攻法の肉弾戦では敵いそうもありません。ちっ、と舌打ちして、後方に飛び退きます。 と、フランケンはにたりと笑いました。唸る姿はなんだか楽しそうに見えます。なんでしょう、獲物を屠るのが、楽しいとでもいうのでしょうか。]
…趣味わりぃ。冗談は顔だけにしろっつの。
[ちらりと横目で残り2体を見ました。とりあえず、そちらは攻撃してくる様子がありません。 1対1でもおじちゃんをやっつけられると踏んだのでしょうか。まったくやっていられません。]
そこの骸骨、いけっ!
[使い魔に向かって叫びました。隠れていた骸骨が一体フランケンに向かっていきます。 その間に、おじちゃんは違う方向に走っていきました。フランケンの視界から、外れようと。]
(18) 2011/10/21(Fri) 02時頃
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― 回想 ―
[ヘクターと同じ職場に居た時、休憩時間なので何度か話をする機会があったのだろう。 彼は元々スタントマンだったらしい、此方も様々な旅を得て格闘術を学んできた。 たまに休憩時間の合間に組み手をしてもらった記憶がある。 それはきっと自分の中だけの記憶であり、ヘクターがそれを覚えてくれて無いのかもしれないのは、こちらは分かりかねる。 されど……]
――あぁ、またヘクターと一緒に組手をしたいデスね
[と、そんな比較的新しい記憶が蘇ったのだ]
(19) 2011/10/21(Fri) 02時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 02時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 02時頃
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[三度目に投げられた紙片は、やはり三度目のキャッチをされて。左肩に止まった烏の頭を撫でてやってから、動く木からの言伝を読んだ。その内容に、ぱちりと瞬き]
……まさか、食べた奴の記憶を継承するとか、そんな……
[スティーブンでなければ知り得ない、昨日彼と交わした会話。ふっとそんなホラーな想像が浮かんだが]
……ひょっとして、本当に先生なのか……? それなら林檎も…… いや、でも、それならなんで今になって? というか、なんでそんな姿になってるんだ?
[続け様、疑問を口にする。老人とフランケンシュタインの戦闘を尻目に、犬を前に出しつつ、慎重に少しく動く木に近付き]
(20) 2011/10/21(Fri) 02時半頃
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[リンダ・スティーブンが安全な所へ逃げてくれる様に、視線でサインを送る、と。 >>18で骸骨が此方を襲ってきた刹那、ネイサンの能力である爪を出して、骸骨を17等分に切り裂いた]
貴方は……こんな小手調べを好むのデスカ?
[如何にも挑発的な言葉を投げかけて相手の出方を伺う]
男ならば……男だったらコレで勝負してみまショウヨ。
[突き上げた拳と脚……つまり自分の身体を使って接近戦をやってみないか、と誘って見る]
(21) 2011/10/21(Fri) 02時半頃
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…んー。 ある程度事情説明しないとだめか。
[烏に負担をかけさせるのもあれなので、慎重にリンディの方へ近付いて。 三枚目のメモを。]
『何故僕がリンディ君から見てお化けの姿に見えるのかは知らない。 今になって…うん、まあそれは悪かった。 夢で教わった事を思い出したのがついさっきでね。 今朝食べた特別なお菓子のおかげで、怖いお化けと怖くないお化けを見る魔法が使えるらしい。 …どうも、短時間で連続して使えるものじゃないみたいだけど。』
(22) 2011/10/21(Fri) 02時半頃
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――アアァアァァッイイィ…!! (い…たぁい!)
[声をあげながら、額に手を当てる。 傍らの人形は無感情な瞳をこちらに向けて、カクリと首を傾げていた]
…ウウウゥウウゥ―― (うぅ…一回、出直そうかな…)
[向こうにいるお化けに気付かれても困るし、と。 よたよた歩き出そうとした所で、空中にポゥっと火が灯った]
…?
[ポポポ…いくつもの火がゆらゆらと人魂のように揺らめき。 やがてそれは薄っすらと光る白い狐のような姿となった。 普通と違う所は、尻尾がいくつもある事、二足歩行をしている事、そして鋭い歯が覗く閉じられない口から、ぼたぼたとよだれをたらしている事だった。 きっとこれもお化けの一種なのだろうと理解して。 同時に、小さな人形が剣を*手に構えた*]
(23) 2011/10/21(Fri) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 02時半頃
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[巨体のお化けから何やらアイコンタクトを送られたらしい。 目礼だけしておいた。]
誰かは知らないけど、助かる。 無理はするなよ…いや、余計な心配かな。
[木々のざわめきと共に枯れ木がお辞儀するかのように軽く曲がり、すぐさま元に戻った。]
(24) 2011/10/21(Fri) 02時半頃
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[骸骨が簡単に引き裂かれる>>21。咆哮を上げ、フランケンが拳を突き出し脚を高く上げる。 挑発しているのだろうか。眉を顰めた。]
ああ?なんだ、拳と拳の闘いがしたい、ってか? そらーおめーはマッチョだからいいかもしれねーけど。
[ふと、何度か組手をやった相手を思い出す]
(あいつ、サイラス。あいつも案外力あったっけか。)
[さぁ、あの時はどうやって戦ったでしょう。
おじちゃんは腰を低くして、地面を蹴り走りました。フランケンの足元に素早く入り込むと、もう一度脚で蹴り上げます。 抑えられる?上等です。片手には棒を構えていますから。]
(25) 2011/10/21(Fri) 02時半頃
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―孤児院― [遥か昔に来たことのある建物、とはいっても期間があけば内部構造などすっかり忘れている。 痺れる舌を洗うためキッチンを探してたどり着いたのは食卓。]
ここで食事ごちそうになった。 なにやら熱心に見てくる子もいた、な?
[思い出せば小さく口元を緩めた。まさかその子が、ここにまでいるとは男は露も思わず。 食卓を懐かしむように手を滑らせてから、その場を離れる。 結局キッチンより先に見つけたのは洗面台。 そちらに足を進めようとして、鏡の中の像に足を止めた。]
(26) 2011/10/21(Fri) 02時半頃
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早く……安全な場所へ逃げて下サイ!
[とスチーブンとリンダにはともあれ、安全な所に隠れてもらって、色と話を聞きたいと思っている。 なので、一旦は彼らを非難させる事を優先的に考えてみる]
さて……こちらは如何するのでしょうか。
[骸骨を一撃粉砕し、大本の老人がどの様な出方をするのか*洋右を伺う*]
(27) 2011/10/21(Fri) 02時半頃
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[動く木――もといスティーブンらしい――から、今度は直接に紙片を受け取って、その内容を読み]
特別なお菓子。怖いお化けと怖くないお化け……なあ。 つまり、怖くないお化けっていうのは、お化けに見えて人間……
……って、あ? もしかして、先生にも俺がお化けに見えてるって事か? や、見えてた……って事かね。
で、その怖くないお化け…… お化けに見えて人間ってやつが、他にもいるのか。 厄介だな。
[フランケンシュタインの視線には男の方は気が付かず。記された情報について考える。傍らで戦う老人とフランケンシュタインも共に人間であるなどとは、知らぬままに]
(28) 2011/10/21(Fri) 02時半頃
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[赤い血でべっとりと、顔面が染められている。意識していなかったペイントに自然と右手で頬に触れる。]
――ああ、狼を噛んだ時。 [原因に思い当れば肩の力を抜く。 常より長く長く引かれた赤は頬を横切り、笑いすぎて耳まで口が裂けたよう。 自分にはできない笑顔を思い浮かべて、少し目を伏せた。 一歩二歩、鏡に近寄る]
笑うのは大道芸の――ネイサンの仕事 だよな。俺じゃない。 こんなに笑顔なら、ネイサンに任せよう、か? でもこの顔は、ネイサンとも少し違う。
[秘密の提案をするように指を一本、唇の前に立てる。 赤い隙間から覗く緑の歯列が妙にギラついて見えて、男は小さく笑った。 「ネイサン」は人を笑わせるとき被る仮面、白塗りで赤い唇が弧を描く。 裂けたような赤いペイントが描くのはネイサンよりももっと、もっと――。 男は一度目を閉じた]
(29) 2011/10/21(Fri) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 02時半頃
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[一度目を瞬かせると「道化」は、にこり、鏡に向かって人懐こい笑みを浮かべてみせた。 赤を舐めとる様に唇を湿らせば、言葉は勝手に溢れてくる。どこか瞳に嘲笑を浮かばせつつ唇を開いた]
……こんなグロテスクな世界に哀れな道化が一人。 なんて悲劇的なんだ、たった一人、ずっと一人。
ええ、ポンパドール夫人の巻き髪に賭けて! なんて、なんて――悲劇的ぃ
[道化は胸を抑えて笑う。くつくつと、喉を震わせながら。 男は「道化」を演じ切る。「ネイサン」の時もそうだったように仮面を一つ被っただけ。
道化は鏡に向かってひとつ、気取ったお辞儀をすると浮かれたような足取りで歩いていく。]
(30) 2011/10/21(Fri) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 02時半頃
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……あぁ?
[フランケンシュタインが何やら此方に向けてらしい言葉を発した。はっきりとは聞き取れなかったが、何か、早く、だとか、聞こえたような気がした。まるで逃げろとでも言っているかのように]
何だ?
[お化け仲間だと思われてるのか? 老人の方は何か特に悪い奴だったりするのか? 色々と疑問符を浮かべながらも、足を踏み出し、戦う横を通ってその場から離れようとして]
(31) 2011/10/21(Fri) 02時半頃
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『そう、ミイラに見えてたんだ。包帯ぐるぐるの。 あと眼鏡掛けてると良く見えない。はっきり見えるのは裸眼限定という酷い魔法。 多分、他にも怖くないお化けはいるんだろうけど。 そもそもこのほぼ無人の街で他にどれだけ人がいるのかすらわからないんだけど。』
[メモを渡しながら、巨体のお化けの咆哮を聞いた。 意図なんてわかるはずもないのだが、こんなところで長話はしていられない。]
『一時逃げようか。安全な場所を探しに。』
[短いメモを手渡してから、海のしずくから立ち去ろうとリンディを促す。 逃げる方向で、巨体や老人からは何処へ向かったのかわかるのだろうか。 そんなことも考えたが、さて…?**]
(32) 2011/10/21(Fri) 03時頃
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仲間を思い遣るとはぁ、余裕だ、なっ!
[地面につけられたままの脚を軸に、声を張り上げたのを勢い付けにして、 脚をフランケンに掴まれれば、その瞬間に棒でその喉をついてやる。おじちゃんは棒を、力いっぱい下方向から振りかぶりました。**]
(33) 2011/10/21(Fri) 03時頃
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― 海のしずく前→公園 ―
ミイラ。……そういや、そんな事言ってた気もするな…… 包帯ぐるぐる巻きのミイラ、か。 また随分だなあ、おい。
[メモに書かれた言葉に、相手から見た己の姿を想像して――現実より、かなり可愛げのあるものだったが――ぼやくように呟いた。左頬と耳に滲んでいた血を拭い]
裸眼限定? 眼鏡は心の眼鏡だったって事か。はは。 ……まあ、とにかく捜してみるしかない……か。色々とな。 ああ。ひとまずどっかに行こう。
[短い言伝には頷いて、男はスティーブンと共に、お化け達が戦う海のしずく前を後にした。駆け足に。強そうなものばかりではなくもお化けが満ちている街中、犬と烏は従えたままで]
……はあ。 ……此処ら辺は、静かみたいだな……
[そのうちに辿り着いたのは、住宅地の脇に存在する、とある公園。いつもなら子供達が遊んでいて賑やかな其処は、今は静かで、お化けの姿も見当たらなかった]
(34) 2011/10/21(Fri) 03時半頃
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ちょっと休憩しようぜ。 なんか、疲れたからなあ……色々。
[そう言ってはベンチの端に腰掛け、スティーブンに隣――少なくとも見た目には随分かさばって見えたので、なるべく広くスペースを空けておいた――を勧めた。 犬は男の足元に座り、烏は男の組んだ足の上に止まって]
……はー。
[背もたれに寄りかかり、空を仰ぐ。一時でも気分爽快にはなれそうにない、どんよりとした曇り空だった]
どうなるのかねえ、これから。
[折り重なった雲を見つめながら、呟き、*ぼんやりと*]
(35) 2011/10/21(Fri) 03時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 03時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 05時頃
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― 自宅→ ―
結局何も持ってねえじゃねーか… お菓子集めりゃ帰れる、とか…やっぱりただの夢、かね。
[返り血に濡れたシャツを脱ぎながら、彼はぼそりと呟いた。
ここが危険な場所であるのなら、時代遅れなヴィクトリア朝の軽装では些か不安だ。彼は黒いハイネックのニットに、襟の縁に黄色いラインのデザインがあしらわれた、お気に入りの赤い革のジャンパーを羽織った。]
(36) 2011/10/21(Fri) 05時頃
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|
[そうして、彼は散らかった部屋を後にした。
このまま部屋に留まっていても仕方がない。 また何かの化け物が襲ってきてもおかしくないのだ。]
…しかし。なんだろね、これ。
[彼は首を捻る。 あの時、確かに彼はナイフなど持っていなかった。 その後小一時間、そのナイフをあれこれいじくってみたが、特に変わったところもない。]
まあ、いいか。 とりあえず良いナイフを手に入れた、って事で。
[彼は元々持っていた一本と、理由はよく解らないが、とにかく新しく手に入れた一本を革のホルダに納め、ベルトにぶら下げた。]
(37) 2011/10/21(Fri) 05時頃
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|
[アパルトマンの外に出ると、先刻と変わらずどんよりとした空。 心なしか、禍々しい気配に満ちているような気がする。
とりあえず、昨日出会った面々でも探そうか、そんな事を思いながら、彼はゆっくりと歩いていく。]
(38) 2011/10/21(Fri) 05時頃
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[彼はまだ知らない。 その姿は、他者の目からは骸骨の戦士として映るだろう。
赤いバンダナを額に巻いて、ブラウンのソフト帽を被った骸骨は、おどろおどろしい町並みを悠然と歩いていく。
まるで、それが彼の日常であるかのように。]
(39) 2011/10/21(Fri) 05時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 05時半頃
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[尋ねた事に対してカボチャお化けが肩を落とす様子にもしかして違うのだろうかと思い、小さく首を傾げる]
(こちらの意思だけ通じてもコミュニケーションは成り立たないわね。)
[どうしたものかと悩んで、目を閉じる。 すると、小鬼に対して起こったようなイメージが頭に浮かぶ、目の前に居るのはゾーイの姿]
―……―――、―――……――――――――? (え……まさか、アナタ……ゾーイちゃんなの?)
[声を出しながら驚いたように目を開ける、目に映るのはカボチャお化けの姿でどう見ても昨夜知り合った女の子には見えないが、言葉が通じない事を思い出して慌てて文字を浮かばせる]
『今、私の頭の中にイメージが浮かんだのだけれど……』 『アナタ、ゾーイちゃんね?』 『私は……』
[と、文字を浮かばせたところで、カボチャお化けの向こうに何かが灯るのが目に入った]
(40) 2011/10/21(Fri) 07時半頃
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――、――……。 (何か、居る……。)
[じっと、カボチャお化けの向こうを注視する、広場に散った血液はようやく全て身体に戻りはしたものの、先ほどの戦いのダメージは残っている。 カボチャお化けがゾーイと分かった今は彼女に無理をさせるわけにもいかない、街路樹の側に灯った火が味方なのか、敵なのかを見極める必要があった]
『ゾーイちゃん、ここにずっといるのも危険だわ。』 『メモか何かあれば、ゾーイちゃんも文字は書けるわよね?』
[カボチャお化けも筆談出来ればきっと意思の疎通が出来るだろうと、何かメモなりが手に入るところを探そうと、提案した。
向こうの鬼火はこちらにまだ気づいていない、それは他の相手を見つけているから>>23、とは気がつかない]
(41) 2011/10/21(Fri) 07時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 09時頃
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[>>25・>>33の二段攻撃を一歩下がった所で軸足となっている方の足に左足でなぎ払い、その体勢を崩す]
その足を押さえたら、棒で攻撃されマスから、なぎ払った方が安全デス。
[今度は爪で四方八方から切り裂こうと怒涛の攻撃を仕掛けてみる。 もし掠りでもすれば、老人のお化けの血液は付着するだろう]
(あれ? あの戦い方を見た気が……)
貴方は……モシヤ?
[スティーブンやあのミイラのやり取りを聞いてると、どうやら知り合いだったらしい。 だとするならば……*まさか?*]
(42) 2011/10/21(Fri) 09時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 09時半頃
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[風の音が聞こえる そして、相手が唐突に自分の名前を描いた それに驚いて、空洞の目が丸くなる]
ヒホッ!?(えっ!) ヒホホ……?(何であたしの名前……?)
[目を丸くしたまま、 相手が此方の言葉を理解できてない事も忘れ そう訪ねていた お化けに名前を教えた覚えはないからだ]
ヒホ?
[新たに描かれた文字にはコクコクと頷いて 小学校に通っているので文字は書ける]
[鬼火の存在にはまだ気付いて*いない*]
(43) 2011/10/21(Fri) 10時頃
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[フランケンシュタインは、どうやらただの体力お化けではないみたいです。 おじちゃんの軸足は薙ぎ払われ>>42、体勢を崩されてしまいました。 でもここで地面に膝をつくわけにはいきません。フランケンの爪が、ギラリ光ったのが見えましたから。 咄嗟に受け身を取ったおじちゃんはくるり身を捩って直撃を避けようとしました。でも完全には避け切れません。一度振り上げた手と脚>>25>>33は、そんなに簡単には戻せません。ザシュッ、爪がおじちゃんの背中を掠めます。顔を歪めるのは、一瞬。 爪が身体を掠めた直後、ぽん、ぽん、テンポ良く、おじちゃんは片手を地面に付けて、それを支えに背中を裂いた腕に向けて後ろ向きに手を伸ばしました。]
(引け!!)
[フランケンの力は今こちらに向いています。ということはその腕を力の方向に引き寄せれば…。 力で押すのではなく、力の流れを利用する。それがおじちゃんの、得意とする所です。血は、ちょっとだけ爪に付着したかもしれないですけど。]
(44) 2011/10/21(Fri) 10時半頃
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[途中で、 何か声が聞こえました>>42。
『アナタハ…』、そんな風に言葉を発したように思えました。完全には聞き取れませんでしたけど。
ところでおじちゃんのほうにも、ある疑惑が浮かんでいました。このお化けは、他のやつと何かが違う。自分が倒して使役したお化けたちとは。 強さももちろんです。でもそれ以上に違うのは、彼が「考えていること」。 フランケンはこちらの攻撃に、真っ向立ち向かうのではなく「受け流しました」。こいつは、特別なのでしょうか。お化けに格があるとしたら、雑魚とボスでもいるというのでしょうか。 さっき枯れ木のお化けミイラが、何やら会話を交わしていたように**]
(45) 2011/10/21(Fri) 10時半頃
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[カボチャお化けなゾーイが頷くのを見ると、再度鬼火に目を配る。 こちらに気付く様子はない、変わりに何か甲高い金属音が聞こえる気がする、もしかすると何かと戦っているのかも知れない]
(あれ、そういえば……)
[ふと、ゾーイの反応を思い出す。 今の今まで自分の姿が分かっていたからゾーイが助けに来てくれたのかと思っていた。 単純に自分がゾーイに気づけなかっただけだったのだろうと。 だが、ゾーイは最初怯えたそぶりも見せていなかったか]
(もしかして、私もお化けに見られてる?)
[だから自分もお化けに襲われるのか、傍目にはお菓子を持っているお化けに見えるから。 となると、今戦っているらしい鬼火か、もしくはその相手のどちらかも人間なのではないかという考えが頭を過ぎる]
(でも……。)
[だからと言って、果たしてそれが味方かどうかは別問題だ。 ゾーイの様に自分もお化けの姿なら、助けに行く事が敵が増えたと取られる可能性もある]
(46) 2011/10/21(Fri) 11時半頃
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[ぐ、と瞼を閉じる、一度ゾーイと認識出来たカボチャお化けはやはり目を閉じればゾーイに見えて。 意を決した様に目を開く]
(この力を使えば見極める事が出来るはず。)
[そう思いながら、しかし先ずは疑問を解消しようと文字を浮かばせる]
『ゾーイちゃん、少し質問があるの。』 『イエスなら縦に、ノーなら横に首を振って。』
『私はコリーン、昨日ここで名前を言い合ったコリーンよ。』 『そう見える?』
[そう尋ねて、ゾーイの反応を待つ。 名乗ってもそう見えないのならば疑われる可能性はある、ゾーイとは親しい仲ではないから疑われれば証明するのも難しいだろう。 それでも自分の今の状態を知れば少し対応の仕方も分かるはずだ]
(47) 2011/10/21(Fri) 12時頃
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[背中に掠めた感覚が手に伝わった。肉を切り裂く感覚が味わえる。包丁で肉を切った様な――そんな感じ。 初めて人を切った嫌な感覚に眩暈を起しそうになった時、>>44で此方の隙を見逃さず後手を取ったのだろう。
そこから反撃を繰り出す事は瞬時に予測済み。さらに相手の力を利用し、右足を軸に1回転をするようにひ、枷が付いている左脚の蹴りを繰り出す。 その蹴りは相手にダメージを与える、というよりは、老人との距離を取る為の攻撃なのかもしれない]
随分格闘関係には手馴れてマスネ。
[そう、この戦い方はヘクターに似ている気がする。何度か組み手をしていたので、彼の癖はある程度分かる。そして目の前に居る老人のお化けもそれに近い。 本当にヘクターなのかどうか……それを願って爪に付いた血液を指で掬って舐めた]
――……。
[この血液で誰の物なのかは――分からない。確信が出来ない。 首を振って如何しようかと考えた時、ある事が頭の中を過ぎる]
(48) 2011/10/21(Fri) 12時頃
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[此方の言葉は通じないかも知れない。そもそも本当にヘクターかすらも怪しい。 だけど、ヘクターかも知れない、と言う希望が、そう考えさせたのか?
言葉はきっと通じないだろう。此方もきっと彼の言葉は通じない。 そもそも、ヘクターのフリをしたお化けなのかも知れないと言う思いが胸の中で強く支配している。
それを誤魔化そうとして、ふと視線を下に向けたら、>>26で花のお化けが孤児院に居る事に気付いた]
アイツ……子供達ヲ……。
[子供達に危害を加えるかも知れない、と思うと、目の前に居る老人のお化けを尻目に、孤児院の方に向かって*駆け始めた*]
(49) 2011/10/21(Fri) 12時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 12時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 12時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 12時半頃
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[質問があると言われ、 多少警戒しつつも、首を縦に降る]
ヒホッ!?(うそっ!?)
[彼女は昨日会ったコリーンだと言う とてもではないが、同一人物だとは思えない 暫くの間、思考が止まったものの、 我に返るとフルフルと勢いよく首を横に降る]
ヒホホ……?(ホントにコリーンさん……?)
[少し疑うように、じーっと見つめた**]
(50) 2011/10/21(Fri) 13時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 13時頃
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―孤児院近くの路地裏― [孤児院から出てきた道化は空を見上げ、態とらしい仕草で額を覆う]
ああ―ー まるでイナゴの大群のごとき曇天 きっと哀れな道化は、骨さえ残すことなく!貪られるんだ!
[顔を歪めおいおいと声を上げるが、 涙を流すなどもってのほか。口端は楽しむようにつり上がる。 目の一つが、遠くの青黒い塊を捉える。道化は泣き真似の痕跡など残すことなく、新たな興味に飛びついた。手をかざしよくよく見えるよう姿勢を傾ける。]
ははぁ、怪人ハルクとでも言うのでしょうね? それとも――ビクター博士の愛の果て? [良く見えるように街頭の上によじ登る――一度登り損ねて地面に墜落して見せるのは、道化として欠かせない。街頭の上で器用に立って道化は優雅にお辞儀をしてみせた。はらり、花びらが落ちる。]
(51) 2011/10/21(Fri) 13時頃
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ご機嫌よう! 本日はお日柄もよく……こうしてお越しいただけるとは! 道化は、喜びの余り泣き出しそうです
[古ぼけたラヂオのような、妙に遠くから聞こえる声で呼びかける。]
さてはて、 哀れな道化に何用でしょう? 笑いと拍手と歓声と、お恵みいただけるのですか?
(52) 2011/10/21(Fri) 13時頃
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―公園―
『おいおい、僕はどれだけかさばって見えてるんだい。』
[短い言葉を綴ったメモを渡して、ため息。 ため息ですら、枝の間を風が吹き抜ける音にしか聞こえないらしいのだ、何故か。]
『今後は別のお化けも見ていって、怖いお化けなら多分お菓子を持ってると仮定して倒しに行くしかないかなあとは。 雑魚お化けとそうでないのの見分けは、大分付いてきたと思うし。』
[メモを手渡した後、鞄からおやつの林檎チップスを取り出してぱりぱり。 朝食を食べていないので空腹だった。]
『何処か他にも、別のお化けがいるのかなあ。』
[今のところ、雑魚お化け以外で出会ったのはリンディ君と老人と巨体のみ。 総数はさっぱりわからないというのが現状だった。**]
(53) 2011/10/21(Fri) 13時頃
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― どこかの街角 ―
[若干調子外れな歌を歌いながら、革ジャンパーの男はゆっくりと歩いていく。]
"Salagadoola means mechicka booleroo But the thingmabob that does the job is..."
……ん。 なんだ、あれ?
[視界に一瞬、奇妙なものが映った。 そちらを見やると、建物の隙間の路地、その奥に何か丸いものが揺れている。 腰のナイフを一本抜き、路地に入っていく。突き当たりで揺れているそれは―]
フラスコ…だよな、あれ。
[蹲る人ほどの大きさの、巨大なフラスコ。その中には、白い蒸気が充満している。]
よう、お化け。 ――Trick or Treat?
(54) 2011/10/21(Fri) 13時頃
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――公園
[『海のしずく』のそばの公園まで、彼女は辿り着いた。 彼女はお化けに、そして見えない何者かに襲われていたのだ。
道中に現われるお化けに、彼女は悲鳴を上げるばかり。 しかしお化けは、どこからか飛んできた見えない力に吹っ飛ばされ、突き刺され、彼女の前でばたばたと倒れて行く。
何が、起こって、いるの?
彼女は本気で混乱していた。
そして、多少の息を乱しながら、彼女は公園の前にいた]
キィシェリリリリリリ! (また、お化け!)
[そのお化けは枯れ木とミイラ男だったろうか。 彼女の声はその二人――二匹のお化けに届いたろうか]
(55) 2011/10/21(Fri) 13時半頃
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ん…? なんだあのお化、け!?
[何やら不気味な叫び声。 近くにあったバスケットが軽く裂ける。]
『リンディ君、どうする? 今はまだ見分けが付かない!』
[眼鏡をずらして、目の前の推定女のお化けを見ようとするが特に視界が一度ボケるなどの変化が起こらない。 仕方なく、メモを殴り書きしてリンディに投げて渡す。]
叫び声で攻撃するもの…セイレーンか何かなのか? いやあれは魅了がメインだったか。
[セイレーンがこんなぼろぼろだったらちょっと悲しくなるな、だとか失礼な事を考えながら。 呟きは、木々のざわめきにしか聞こえない。]
(56) 2011/10/21(Fri) 14時頃
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― 路地裏【ホムンクルス】と ―
[ゴム栓に刺さった硝子管の先から、時折蒸気を噴出しながら、フラスコはゆっくりとこちらを見た。 いや、正確には、フラスコの中に黒い影が、見えた。それは胎児のように膝を抱え、逆さまにフラスコの中に浮いている。
―と、その時。 硝子管から勢い良く蒸気が噴出し、それはもやもやと集まって楕円体を成す。]
――うげ。
[思わず声が漏れた。 蒸気が晴れた後に現れたものは――海鼠。
全身にぬらぬらと輝く棘を持った巨大な海鼠は、猫が喉を鳴らすような音を立てて、じっとこちらを窺っている。]
(57) 2011/10/21(Fri) 14時頃
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…きもっ!
[その声と同時に、海鼠はこちらに向けて糸のようなものを吐きかけた。]
だ、あっ…!
[糸が左肩をかすめた。ジャンパーが溶けるように裂ける。思わずよろけたところへ、海鼠が跳ねた。]
――この……っ!
[真っ直ぐに向かってくるそれに向かって、ナイフを投げた。ざくりと正中に突き刺さる。]
『―――!!』
[海鼠は形容し難い叫びをあげた。地面に落ちて、紫色の体液を流しながらのた打ち回っている。その傷口付近を、思い切り蹴飛ばした。一度びくりと跳ねて、海鼠はそのまま動かなくなった。]
(58) 2011/10/21(Fri) 14時頃
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[もう一本のナイフをホルダから取り出して構え、フラスコの方に視線を投げる。 その中の黒い影が、忌々しげに何事か呟いた。が、その言葉はどこか異国のもののように、彼には理解する事ができない。]
おい、お化け。いきなりTrickたあ、酷でえじゃねえか。
[影は尚も何事かブツブツと呟く。再び、蒸気を吐き出しかけたそれを、バーンスタインは思い切り蹴った。 フラスコの側面にヒビが入り、影は苦しそうに呻いた。もう一度、渾身の力を込めて踏みつける。
ぱりん、と、乾いた音を立てて、フラスコは砕けた。]
(59) 2011/10/21(Fri) 14時頃
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[引きずり出された影。 それは、人のような形をしているが、全身真っ黒で、目だけがぎょろりと光っている。]
なあ、お菓子、って何?お前持ってる? なんか、集めないと帰れないらしいんだぜ。
――集めても帰れるかどうかは言わなかったけどな、あのお姉サン。
[影は苦しげに肩で息をしながら、彼を睨みつけた。]
ああ、いいねそういう目。 ――虐めたくなるじゃねえか。
[彼はにやりと笑い。]
(60) 2011/10/21(Fri) 14時頃
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*
[路地裏に断末魔が響き渡ったのは、少し後のこと。]
*
(61) 2011/10/21(Fri) 14時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 14時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 15時頃
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[ゾーイが首を思い切り左右に振る様子に小さく頷く]
(こんなに激しく首を振るなんて、ちょっとショック……)
[余程恐ろしいお化けに見えてるのだろうかと思うと、むしろ自分自身の姿が人間に見えるのはありがたい気もするが]
『私から見るとは普通に見えているのだけど……。』 『ゾーイちゃんからはお化けに見えているのね?』
『多分普段の私とは似ても似つかない姿なのね。』 『私もゾーイちゃんの今の姿はカボチャのお化けに見えているの。』 『けど、目を閉じると頭に浮かぶのはゾーイちゃんの姿なの。』
『おかしな力を使う事が出来るのは多分お菓子を食べたからよね。』 『そして、お菓子を食べると他の人からはお化けに見えてしまうのだと思うわ。』 『それから、この悪戯を終わらせるにはお菓子を集めないといけないでしょう?』 『だから、お化けに襲われている人は私達と同じなんじゃないかって思うの。』
[中には自分から率先してお化けを狩っている者がいる事はまだ知らない]
(62) 2011/10/21(Fri) 15時頃
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『今、私達はお互いに目ではお化けに見える。』 『きっと他の人……モニカちゃんとかもそうだと思う。』
『だから助けに行っても敵が増えただけに思われてしまうかも知れない。』
[ゆるゆると血文字は躍る。 そこまでを告げると一度大きく呼吸をして、鬼火のある方をちらりと一瞥する]
『今、近くでお化け同士が戦っているみたい。』 『どうする、助けに行く?』
[ゾーイが軽い疑心暗鬼になっている事には気付かずに、くり抜かれたカボチャの目をじっと見つめながら尋ねる]
(63) 2011/10/21(Fri) 15時頃
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― 路地裏【ホムンクルス=サイモン】と ―
[バーンスタインは路地の奥で、壁にもたれて手足を投げ出したまま動かなくなった『影』を見下ろしていた。
不意に、事切れた『それ』から、霧が晴れるように影が引いていく。]
……あ?
[『それ』は人間だった。
肩まで伸びた髪。こけた頬に、隈の酷い落ち窪んだ目。痩せて骨ばった腕。
胸から腹にかけては、弄ばれた痕跡。見開いたままの目は、まるで自分の開かれた臓物を観察しているかのよう。]
…さっきの嬢ちゃんとは、わけが違いそうね。お前。
[呟いたその時。背後でかさり、と、音がした。 振り向くと、さっきまで海鼠が倒れていた場所に、小さなビニルの包みが落ちている。]
(64) 2011/10/21(Fri) 15時半頃
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― 商店街 ―
[こそり、こそりと影から影へと渡り歩きながら、 忍び込んだお店でポーチを手に入れる]
(お金……置いておけば良いよね)
[こんな状況でも孤児院での躾は染み付いているのか、 サイラスが残してくれたお小遣いをカウンターに置いて。 チャックのついた、有名な白猫のキャラクターの顔の形の ポーチに月の砂を包んだ布切れをしまう]
(お菓子も手に入ったら、入れておけそう)
[少し余裕のある中身を確かめる。 白猫ポーチをつけた黒猫という妙な姿になっているとは知らず]
……!
[店を出ようとしたところで、何処かで断末魔のような異様な声を聞いたような*気がした*]
(65) 2011/10/21(Fri) 16時頃
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……?
[近づいて、拾い上げた。
『シャルロッテ印のゼリー・ビーンズ』
この光景には酷く不釣合いな、ポップなイラストの描かれた小さな包み。鮮やかなビーンズは、逆に不安を煽るような色合いで。]
――ああ、まじにお菓子、ってわけ?
[もう一度、影だったものの側に寄って膝を折り、届かぬ事は百も承知で、その耳元で囁く。]
んじゃ、もらっていくぜ。 ――楽しかったぜ、じゃあな。
[挨拶代わりにその唇から溢れた血をべろりと舐め。 ビニルの袋を開けて、オレンジ色のビーンズを一粒だけ口の中に放り込んでやった。
それから、上を向いて口を開け、残りをざらりと頬張って。 人工的で不健康な甘さ。だがそれは、不思議と恍惚と陶酔をもたらすもののように思えた。]
(66) 2011/10/21(Fri) 16時頃
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[影の残した断末魔を聞いた者はいただろうか。 骸骨の戦士が、哀れな青年を冒涜するのを目撃した者は?仮にいたとしても、男はきっと意に介さない。
男はいつもの飄々とした歩みで、その場から静かに*立ち去った*]
(67) 2011/10/21(Fri) 16時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 16時頃
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― 路地裏 ―
[血の臭いが酷い。 影の中を縫って猫がその場へやって来た時には、 その研ぎ澄まされた耳には僅かに遠ざかる足音が聞こえていた]
(……血……――)
[スライムもグールも、引き裂いても血の臭いはしなかった。 そういえば、クラウンは赤い血を流していたが。 先だっての断末魔も相まって一抹の不安を覚えたのだ。 少なくとも女子供の出すような声には思えなかったが、 ここに来て何人か男性にも出会っている。 それ故、不安に思って来てみたら]
……ゥ、……――。
[血の海の中に、腹を切り開かれた痩身の屍体が転がっていた。 その見開かれた目と、猫の目船の高さが、合う]
(68) 2011/10/21(Fri) 17時頃
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[明らかに光を宿していない、濁った目]
ニャ、ァ……。
[そろ、そろ、影から抜け出した猫の足が血溜まりに触れる。 毛並みを濡らす赤]
(死んで、る……殺されてる……)
[『お化けに食べられてしまうかも』 そのフレーズが頭の中に甦る。 同時に、このお化けだらけの中に普通の人間の姿をした者が ちゃんといるという少し謝った現実を認識して]
(早く、お菓子を手に入れてあの人に会わないと。 ゾーイちゃん達を、見つけないと……)
[猫の緊張を示すようにぴんと立ち上がった尻尾。 アッシュグレイの瞳が再度、殺された男を見る]
(69) 2011/10/21(Fri) 17時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 17時半頃
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[ぴちゃ、ぴちゃ、とその顔へと近付いていく。 前足で見開いた目を閉じようと手を伸ばしかけて]
……――。
[汚れた自分の手、ではなしに足を見る]
ニャゥ……。
[困ったように耳と尻尾がへたれた。 仕方なしに、そっと顔を男の顔に近付けて。 小さな鼻先と舌を使って、落ち窪んだ瞼を閉ざした。
傍目には黒猫が血溜まりの中の屍体に寄り添っているように 見えたかもしれない――]
(70) 2011/10/21(Fri) 17時半頃
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モニカは、ザックの足音は既に、遠く聞こえなくなっていたかもしれない。
2011/10/21(Fri) 17時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 17時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 17時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 17時半頃
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[おじちゃんは先手先手を取られてしまっていました。フランケンはこちらの動きを読んでいたのか、逆に左脚からの蹴りを受けてしまいそうになります>>48。 すかさず伸ばしていた手を戻し頭を低くして、なんとかフランケンから転がり逃げました。圧し掛かられたら一溜まりもありません。 でも、フランケンはすぐさま攻撃はしていませんでした。ちょっと意外です。このフランケン、巨体の割にはいい動きをしますのに。]
『___グゥ…テナレ、フゥゥ…』
[おじちゃんにはそんな風に聞こえました。テナレってなんでしょう。]
おまえなんなの?俺っちとなんか喋りてーの? ってかそもそも人間の言葉わかんの? …あー、ちくしょっ。
[起き上がりフランケンと距離を置いて、苛立たしげにおじちゃんは言います。警戒は解きません。フランケンは余所見をしている>>49ようですけれど。 また隙をつけるか…?身構えなおした瞬間、フランケンは突然走り去ってしまいました>>49。これにはおじちゃんもぽかーんです。]
(71) 2011/10/21(Fri) 17時半頃
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は?え?何逃げんの? いやいやおめー余裕で勝てそうじゃん。だぁぁわっけわかんねぇ!!!
[おじちゃんはパンクしました。頭をわしゃわしゃ掻き乱します。 途端に緊張が解けたのか、背中に激痛が走りました。]
ぎゃーいてー!!! 今更いてー!!!!
[ぎゃあぎゃあ騒ぐ声は、周りにはどう聞こえたのでしょうね? 肩口で、女の子がうるさそうに耳を塞いでいます。]
→海のしずく店内へ
(72) 2011/10/21(Fri) 17時半頃
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―海のしずく店内―
ちっくしょー。あのデカブツまじしばく。めっためたにする。
[おじちゃんはぶつぶつ呟きながら、上着を脱いで背中の傷口に包帯を巻いていきます。 消毒薬はさっき塗りました。その時もおじちゃんは、ぎゃいぎゃい喚いていました。 消毒薬も包帯も、店内から拝借したものです。こういう場所なら救急セットは常備しているだろうと踏みましたが、大正解です。 制限のない外よりも、狭い店内のほうがお化けが暴れづらいですし。ちょっと小休止するとして、おじちゃんはふぅ、と息をつきました。]
っつっか、「テナレ」って何よ。 消えてなくなれ?なんてナレーション?なんじゃそりゃ。
[意味のわからない言葉を残して立ち去った意味のわからないフランケンシュタインが、おじちゃんは気になって仕方ないみたいです。なんだかぐるぐると考えては、壁にぶち当たってその考えを頭から消していきます。 とにかく、あのフランケンはおじちゃんの「やっつけるリスト」に加えられたようでした。男なら、リベンジなのです。]
(73) 2011/10/21(Fri) 18時頃
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…にしてもよー。 俺、このままじゃ駄目だろ。
[真剣な面持ちでおじちゃんは言います。さっきの戦いぶりといい、へっぴり腰で海のしずく前に現れた時といい。 おじちゃんは弱いです。冗談じゃなくやばいって>>1:256です。]
強くならねーとな。
[ぽつり、言葉を落としました。肩の女の子が、首をかしげながらおじちゃんの顔を覗き込みます。足元では青黒くて赤い瞳の毛玉みたいなお化けが、すりすりとおじちゃんに擦り寄っています。 2人を優しく撫でながら、おじちゃんは決心しました。フランケンは拳対拳と言いました>>21けど、おじちゃんにはおじちゃんのスタイルがあるです。それを、見つければいいのです。
とにかく、たくさんの敵を倒す。弱いのでいい。そしてコツを掴めばいい。 棒を頭上高く掲げ、ゆるり、大きくまわしました。]
→どこか、お化けと戦える場所へ
(74) 2011/10/21(Fri) 18時頃
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んー? そりゃ、木だからなあ…… 枝とかすごいばっさばっさして見えるぞ。 樹齢も相当そうだな。
[正体を知ってもやはり不気味な枯れ木のお化けにしか見えない姿。横に座ったその姿を観察するように眺めつつ言い]
そうだな。逃げてばっかいるわけにもいかないか。 ああ、こいつ強そうだなあというか、そんな感じな。
[メモの言葉に返しながら、先程遭遇した二体のお化けを思い出す。あれらは多分に「雑魚ではない奴」なのだろうと]
……そうしてると、先生に見えてくるというか…… いや、なんだ、シュールだな。
[林檎チップスを食べる様子には、率直な感想を零した]
まあ、アレだけじゃないだろうな。多分。 何処にいるんだろうなあ……
(75) 2011/10/21(Fri) 19時半頃
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[そう零した次の瞬間。不意に、声が聞こえた。何ともなく不愉快なその音に、眉を寄せて]
っ、早速お出ましかよ……!
[はっと立ち上がりながら声がした方に視線を向ける。烏がばさりと飛び立ち、犬が唸り始める。其処にはおどろおどろしい女の姿があった。とてもではないが、まともな人間のようには見えなかった]
……幾ら女っても、こんなコワい姉ちゃんは御免だぜ……?
[緊張混じりの小さな笑みと共に呟く。 投げられたメモを見て]
どうするって……とりあえず、様子を見るしかない……だろ。 ……まあ、会話は出来そうにないけどな。あの声じゃ。
[肩を竦めてから、お化け女に向き直り]
お前は、お菓子を持ってる奴……っぽいよな…… 俺達を食おうっていうのか? なあ? どうなんだ?
(76) 2011/10/21(Fri) 19時半頃
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[そう声を張って尋ねかける。己の言葉は、スティーブンのそれと比べて、ある程度はそのまま伝えられるらしい、と、これまでの経験から認識していた。その声が酷く不気味なものである事や、笑い声が自動に伴うという事は、そのために届いたとしても如何様に認識されるか知れないという事は、自覚出来る由もなかったが。 っふ。うふ、ひひひひひ。うふはぁ。 ミイラの声は高く低く公園に*反響し*]
(77) 2011/10/21(Fri) 19時半頃
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―孤児院近くの路地裏・街頭の上―
[>>52道化は落ち着いた体で話かける。 確かに継ぎ接ぎは先ほど戦った相手、地面に打ち付けられた背中は痛むし、削げた手のひらは赤く滲む。
けれど、わさわざこちらに向かってきたのだから用があるのだろうと。先ほどは聞き取れなかった言葉、今度こそ聞いてみようという気でも起こったのかもしれない。 なにしろ街に怪物が溢れてから人間どころか話し相手すらいない。]
[道化は街頭の上で首を伸ばした。眠る前に会ったサラエは、今どうしているのか。怪物に襲われているかもしれない。]
(78) 2011/10/21(Fri) 20時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 20時頃
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― 回想 ―
あの老人のお化け……。
[ふと思い出す老人のお化けとの戦い。 あの動きはヘクターに似ていた……?じゃぁ、ヘクターがお化け?それともヘクターのフリをしたお化け? そもそも、今まで見たお化けも誰かがお化けになっているのか?それとも誰かのフリをしたお化けだった、と言う事なのか?
では、自分もお化けになってしまったのだろうか。人間を襲う悪いお化けに成り果ててしまった?
――そして思い出すのはあの言葉]
『お化け達が持っているんじゃないかしら』 『やっつけてしまえば良いのよ』 『でないと、お化けに食べられてしまうかもしれないから――……』
[お化けをやっつければ良いと言った黒いドレスを着た女性。 やっつければ一体どうなるのか、やっつけられたお化けの末路は一体どういうものなのか――その答えが見つからない]
(79) 2011/10/21(Fri) 20時頃
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― 孤児院に到着する前 ―
[孤児院へ目指して駆け抜けている時、様々出会ったお化けを思い出す。 今会うだろう花のお化け、黒猫のお化け、枯れ木のお化け、ミイラ、老人のお化け――と様々なお化けと出会ったり目撃したりしていた。 ここまで多くのお化けが居るのだから、他にも出会っていないお化けが居るかも知れない。 そのお化けが何度か襲ってくる事もあった。中にはそうでも無いお化けも居たのだが、人を襲うお化けも確かに“居る”。 ある程度身を守れるならば、何とか生き延びれるかも知れないだろう。
――だけど、子供は?
大人でも手に負えない様なお化けが子供達を襲ったら……?そう考えるだけでも背筋が凍る。 現に花のお化けが孤児院に姿を現している――急がなければ]
子供達ガ……危ナイ!!
[そう思うと、脚が壊れても構わないから、一瞬でも早く孤児院に向かうのであった]
(80) 2011/10/21(Fri) 20時頃
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― 孤児院近く路地裏 ―
[痛覚は無くても疲労感はあるのだろうか、先ほどから全力疾走で此方に来た影響で呼吸が荒くなる。 と、視界に色とりどりの花を撒き散らしているお化けが一人。 わざとらしい悲しみの演技をしている花のお化けが何かを言っているのは理解出来る。 されど、何を伝えたいのかは理解出来ずに、黙って演技を見るしかない。
そして、孤児院からやって来たのであろう、目の前にいるお化けに言葉短く問いただしてみる]
子供達ハ? 子供達に何かをしたのデスカ?
[構えをし、お化けの返答を待つ。 何かしらの悪意を感じ取れれば――言うまでも無い]
(81) 2011/10/21(Fri) 20時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 20時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 20時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 20時頃
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―孤児院近くの路地裏・街頭の上― [>>81 さて。 道化は困ったように腕を組み、眉を下げた。もっとも他人からは花で表情など見えないことだが。 "コドモ"と言ったらしい継ぎ接ぎは、構えるし睨んでくる。 それを街頭の上から見下ろす。頭を傾げて]
なんたることか! バベルの塔が崩壊されたせいか、道化には貴方の言葉が分かりません。 コドモ? 食べたいのでしょうか?
[ああコワイ! そう言いたげに頬を両手で覆う。にやついた唇はそのままで、感情たっぷり―作り物らしすぎて挑発的でさえあった―に話す。その音はノイズ混じりで聞き取りにくい]
ですが、 その建物には誰もいませんよ。 誓って!ロゼッタ嬢の薔薇色の頬にかけて!
(82) 2011/10/21(Fri) 20時頃
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― 路地裏・サイモン殺害現場 ―
[>>70、男の顔に鼻先を近付けた時。 それまで血の臭いで判らなかったが、微かに甘ったるい香りを捉えた]
……?
[きょろり、辺りを見渡す。 すぐに香りは血の臭いに埋もれる。 溢れ出す臓物を直視するのが嫌で極力顔を背けながら、 もう一度顔を近づけてくん、くんと臭いを嗅ぐ]
……!
[影の落ちた男の口の中に、オレンジ色の小さな物体が見えた。 口許に鼻を近づけると甘い香りが強くなる]
(83) 2011/10/21(Fri) 20時半頃
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――……子供達は何処に居るのか、と聞いているのデス!
[声を上げて再度同じ質問をしているのだが、他の人から聞いたら咆哮の様にも聞こえるのかもしれない。 ノイズだらけの声から「食べた」と言う単語だけ、やっと聞き取れた。……それは一番聞きたくない言葉]
何の罪の無い子供達ヲ……何て惨イ。
[幼い命を奪い食しただけでは飽き足らず、挑発的に嘲笑っている動く花畑に対し、自分の中で何かが切れた……そんな感じがする。生まれて初めての感覚かもしれない。 怒り狂い我に忘れそうになるのは、後にも先にも、今しかない。
先程とは格段と違う咆哮を上げ、動く花畑に向かい、爪を用いてその花を全て引き裂こうとするだろう。 前に会った時とは違い、手加減無しの本気の――攻撃]
(84) 2011/10/21(Fri) 20時半頃
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(お菓、子……?)
[猫の手ではそれを取る事はできない。 仕方なしに人型に戻ると、服の裾が血溜まりにべっとりと濡れた]
ニャァウ……。 (ごめんなさい……)
[屍体に侘びを告げながら、震える手でそれをつまみ出し 手の平の上に転がしてみる]
ニャァ、フミュウ? (これ、ゼリー・ビーンズ?)
[量り売りなどで売られているのと同じ。 しかし、その色はけばけばしいほどの鮮やかさで。 屍体の口の中に入っていたのもあって、 とても口にしようなどという気にはならなかったが]
(どういう事? 殺された人の口の中にお菓子)
(85) 2011/10/21(Fri) 20時半頃
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ああ……あまりにも食べたかったのでしょうか。 [吼え猛る継ぎ接ぎを見て、ぽつり。]
人を食べるようなら殺さなければいけませんね。サラエさんにも危険が及びます。 殺さないと、ええ!ディーとダムのガラガラにかけて。
[両手を広げて爪を鳴らす。かちかちかち。硬質な音を立てて威嚇するよう。 殺さないと!告げる口元は笑みのまま。]
[街頭の上に立つ道化の高さまで―跳躍する相手は腕を振るう。風圧に花びらを散らしながらも、道化は後ろに倒れてよける。新しい花が芽吹きだした。
回転しながら、相手の腹目掛け爪を振るうが それは落ちながらのこと、掠りもしない。舌打ちしながらいち早く地面に降り立てば、距離をとろうと後ろへ下がる]
(86) 2011/10/21(Fri) 20時半頃
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ネイサンは、来た人は皆お化けになったと知らぬまま。
2011/10/21(Fri) 20時半頃
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[この人も夢の中で女性にお菓子を貰ったのだろうか。 お化けに出会い、それを食べる間もなく殺されてしまったのだろうか。 だが、ビーンズはまっさらで。 確認のためもう一度覗いてみたが、 歯にも他にビーンズのようなものは付着していない]
ミュゥ……――。 (お菓子を持ってるのはお化け……。 でも、この人はどう見ても人間……だし)
[血溜まりの中から立ち上がる。 硬質な足音は、周囲には聞こえない。 もしかしたら近くにゼリー・ビーンズの包みが 落ちていたのかもしれないけれど、 落ちていたとしても血の池の中で判別はできなかっただろう]
(87) 2011/10/21(Fri) 21時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 21時頃
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[取り敢えず、回収したゼリー・ビーンズをポーチに入れ。 待ち合わせ場所である『海のしずく』に向かおうとした。 が、少女が屍体から離れるのを待っていたかのように ぼこり、地面からグールの手が突き出してきた]
……っ。
[見る間にグール――屍食鬼――の頭が地面から這い出してくる。 思わず一歩後退ったが、狙いは臓物零れる屍で]
(こいつ……!!)
[ふつり、怒りが湧いてきた。 傍目には黒猫の毛が膨んで興奮状態にあると判るだろう]
ニ゛ャアアァ、ッ!!! (許さない、ッ!!!)
[掴みかかるようにグールに突進し突き倒し様、 その胸に向けて勢いに任せ右腕を振るった。 脆い体を鋭い爪が貫通し、グールが背中に腕を生やしてのけぞる]
(88) 2011/10/21(Fri) 21時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 21時半頃
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[片方なくしてしまった靴がアンバランスで、 そのままそこにはき捨てる。 素足にぬるりと血の滑りを感じながら、 掴みかかって来るグールを押し倒しその喉を潰す]
フ、ッ……ウ゛ウゥ……。
[荒げた息は威嚇するような唸り声になる。 乱れた髪を払って、次々と現れた8体のグールを睨む]
(きりがない……何処か地面から離れた所に運ばないと)
[少女はぬめる血を跳ね散らかして、次の標的へと跳躍する。 斜めにかけた白猫のポーチが宙に踊った]
(89) 2011/10/21(Fri) 21時半頃
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まだ飽き足らず食べたい、と仰るのデスカ。
[奥歯をかみ締め動く花畑に睨んでも、きっと動じる事は無いのだろう。 ならば、子供達の弔いにこのお化けを倒さなければ――……]
貴方を……許せまセン。
[カチカチと硬い音は威嚇か挑発か。此方も同じ爪を持っている――ならば、力の差で自分が多分有利なのだろう。 先程の負傷もあることもあり、そう時間は掛からないのだろうと脳裏の何処かで思ってたのだろうか。 花畑の急所を爪で貫通しようとした矢先――視界が揺らいだ。毒素が視界を遮る。吐き気を催す。 捉えきれずに勢いに任せた攻撃は家屋の壁に当り、パキンと乾いた様な折れた音。己の爪が見事に折れてしまう]
(90) 2011/10/21(Fri) 22時頃
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……くっ、そっ。
[まだ体内に残ってた毒素が己の身体を蝕んでいる。 痛覚が無い分、その異常に察知するのは、通常の人より遥かに遅いだろう]
こんなのに、負けて、堪るもんですカ……!
[使い物にならなくなった爪を歯で加え、強引にそれを剥ぎ取った。 これもまた痛覚が無いお陰、と言えるのだろう。されど、指先からも血が流れ、口の中も切ったのか其処からも血は流れてる。 いずれは出血多量による貧血も起すだろうが、今はそんな事は関係無い。 体勢を整えリズミカルなパンチを相手に*当てようとする*]
(91) 2011/10/21(Fri) 22時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 22時頃
ネイサンは、サイラスから聞こえた乾いた音に目を瞬かせた
2011/10/21(Fri) 22時頃
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[次々と現れては消える血文字 怖さよりも、内容に驚いてしまう]
(カボチャのおばけに見えてる? どうして?)
[きょろきょろと自分の姿を見るも 変わった所は特にない]
ヒホホ、ヒホ?(おかしを食べたから、お化けに?)
[彼女の話と符合する事はいくつかある お菓子を食べた後にカンテラが現れた事や 炎をカンテラから出せるようになった事]
『今、私達はお互いに目ではお化けに見える。』 『きっと他の人……モニカちゃんとかもそうだと思う。』 ヒホッ!?(モニカさんも!?)
[モニカの名前も出たという事は 彼女は本当にコリーンなのだろうか?]
(92) 2011/10/21(Fri) 22時頃
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[そして、孤児院で起きた事を思い出す スライムに襲われた事と、守ると言われた事 ――そして、自分がお菓子を食べた後に居たのは]
ヒホ、ヒホホ?(黒猫さん、もしかしてモニカさん?)
[あの一瞬で居なくなる事は普通は出来ないだろう 黒猫は、モニカの変わりに居たように見えなかったか? 後に描かれた文字を見て、鬼火を見て悩む]
ヒホ……(あう……)
[怪我をしている黒猫を探すか、此処で鬼火を倒すか
それに、確信を持つ為に確認したい事もある 浮かんだ血に指を付けて、地面に言葉を綴る]
『ゆめ 女 あった?』
[多くは書けないが、コレで通じると信じて]
(93) 2011/10/21(Fri) 22時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 22時頃
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[最後に浮かんだ血文字に指をつけてゾーイが書く文字を注視する、誰かに使われてもすぐに体内に戻ろうとするそれはすぐにかすれた文字となったが内容は読み取れた]
『夢の中で貰ったお菓子は十字架の形をしたクッキーだったわ。』 『そして現実に食べたお守りも十字架のクッキーだった。』
[同じ夢を見ているのなら、夢の中で貰った物が現実にも出てきた事は伝わるだろうとこの書き方で答える。 現実とまったく同じ街並みのお化けの世界に連れて来られてしまった人がみんなお化けとなってしまったのならば、きっと同じ様に夢の中で例の女を見たのだろうと、ゾーイの質問からも確信した]
(94) 2011/10/21(Fri) 22時頃
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[確かに乾いた、高音が聞こえた。 一拍遅れてから見れば自らの爪を噛み、引きちぎる相手。呻りあげる継ぎ接ぎに道化は微かに眉を下げながら笑う] ? 血がのみたい、のでしょうか?
[この継ぎ接ぎは、やはり最初の狼とは違う。意志を持って、喋って動いているよう。だからこそこの行動の意味が道化には解らない。
痛む背中、赤い左手を出来るだけ意識しないよう注意しながら、相手が繰り出す拳を避けようとする。鍛えてはいても、如何せん格闘は素人、かじった相手の拳を避けきれない。身を守るよう、思わず左手を引き上げた]
……! ぐ ぁっ [拳を受けようとした手のひら、大勢が悪かった。継ぎ接ぎの拳に押され、左手の爪が飲み込まれるように、手のひらに向かって折り畳まれる]
(95) 2011/10/21(Fri) 22時頃
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― 目抜き通り ―
[この街の目抜き通り。小さな商店街だが、それなりに賑わっている。いや、いた。 今やそこには人の姿は無く、所々に得体の知れない生き物がうごめいている。
最初こそ驚きはしたものの、彼は既にこの状況に適応していた。
先刻、殺した青年を想う。 あれはなかなか良い目をしていた。 視線は重要なファクタだ。恐怖に怯える女の目が、反抗的に睨みつける男の目が…堪らなく彼の嗜虐心をそそり、その目が絶望の淵に沈むさまを想像するだけでも、心は快感に打ち震える。
そして、あのゼリー・ビーンズの甘美な味わいを、想った。]
(96) 2011/10/21(Fri) 22時頃
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―町中― [どうもおかしい。お化けがお菓子を持っているんじゃあなかったのか。白い布切れを纏ったような絵に描いた幽霊が数体ほど出たには出たが、何も持っていなかった。
――つまり、路地の壁に追い詰められてダメでもともとと、商売道具の代わりに砂がぎっしり詰まった袋からスプレーでも噴くように砂を撃ったら、たちまちのうちに砂が幽霊の全身に纏わりついて、あっという間に砂の彫刻の出来上がり。足で踏んだらあっという間にボロボロに崩れた……というだけの話なわけだけど。 しかし、固まった幽霊ってのはシュールだ。
なんとなく俺が今持っている力がどういうものなのかは察しがついた… が、そこらへんのお化けを倒してもお菓子がないのでは手がかりも何もない。人にも会わない。仕方なく、人が集まりそうな広場にまた戻っていたというわけだ。]
(97) 2011/10/21(Fri) 22時半頃
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「誰かここに帰ってきて、誰もいなかったら広場に来て下さい。 それか、文字の書ける子は書き置きを下さい。
モニカ」
[こんな書き置きもあった事だし。そうしたら、広場には既にカボチャのお化けと顔色の悪い女(?)のような何かがいる。何かを話しこんでいるらしく、これもまた実にシュールな光景だ。見つからないようにしてはいたのだが、また別のお化けが… 鬼火がいるらしい]
…仕方ねえなぁ… もう。
[話をしているお化けに見つかるかどうかとかはとりあえずさておき、目の前の鬼火が襲ってくるようなら火の粉を払う(全く文字通りだ)事になるだろう]
(98) 2011/10/21(Fri) 22時半頃
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― 広場手前 ―
――シ……――ネェ…! (しまった…逃げられそうにないわね)
[狐のお化けが尻尾の先を動かすと同時に、鬼火がこちらに飛んでくる。 逃げようとするが、左手に掠り。 熱さと怖さに表情を歪ませた。 避けた鬼火は外灯に当たり、ガラスが大きな音をさせて辺りに飛び散る]
オ―― …ガ――シ… (お人形さん、お願い…私を守って!)
[その声に応えるように、人形が剣を構える。 ビスクドールとも思えぬ柔軟なフットワークで、狐に一突きをくれてやると、狐は悲鳴のような鳴き声を上げる]
…ヨ――…コ――…… セ――…! (よかった…! この調子でいけば、倒せるかも…!)
(99) 2011/10/21(Fri) 22時半頃
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[後ろに倒れるよう転がり、さらに左手に衝撃が走る。 呻く道化の左手は緑の爪が赤に深く埋まっていた。無意識のうち指を引き抜こうとしたのか、痙攣するように指が震え――]
あ、 ああ……ぃ っ゛あ゛あ゛!! [更に肉を抉る動きに、零れそうなほど目を見開く。それは花々がざわめくようにしか見えないだろうが、悲鳴は聞こえるだろう。
道化は立ち上がる、血を踏みしめる足もふらつくが。唇を噛み締めるようにして前に飛び出した。
再び相手が腕を振るうなら、危うくも避けるだろう。助走をつけて飛び上がり、降り立つ先は青黒い肩。 赤い体液も緑の毒液も垂れ流す左手、その混じり合った液を目玉に擦り付けようと。幻覚でも一時的な失明でもいい、逃げる時間を稼ぐためには。
後ろから攻撃の手が迫るようで、時間がなかった。左手を振るった結果など確かめないまま、更に跳躍する]
(100) 2011/10/21(Fri) 22時半頃
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― 路地裏・サイモン殺害現場 ―
ニャアァ、っ……ミャァアァ――っ。 (誰か、聴こえてたらお願い……っ)
[自分のように生き長らえているであろう誰かがいる事を信じて、 空に向かって声をはり上げる。 実際は猫の鳴き声がただ辺りに木霊するばかりだが。 それが人の声であると、思い込んだまま]
(こ、のっ……どれもお菓子、持ったお化けじゃ、ない、し……)
[計9体ものグールを相手にするのは流石に手に余った。 額に浮かぶ汗を拭いながら、サイモンに手をつけようとする グールの心臓を背中から渾身の力でぶち抜く。
まだ動いているグールは……4体]
(101) 2011/10/21(Fri) 22時半頃
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[時折現れる、様々な姿をした化け物達のお陰で、ナイフの謎は解けた。
どうやら、存在を意識するだけで空気中から滲み出るようにナイフが現れるようだ。どういう仕組みかは解らないが、現象としては理解した。
ついでに、投げたナイフの軌道を操作できるらしいこともわかった。まだコツを掴んでいないせいか、これはあまりうまくはいかないが、そのうち慣れるだろう。]
(102) 2011/10/21(Fri) 22時半頃
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ヒホッ!(コリーンさん!)
[言葉が通じないため、空いてる手で吸血鬼を指し 今向こうで戦闘が起きてる方を指した]
ヒホ、ヒホホー(あたしは、人を探したいから) [自分を指さした後 カンテラを地面に置いてきょろきょろと見る仕草 一度、吸血鬼の瞳を見てから、カンテラを手にする]
……ヒホホ?(ダメかな?)
[というか通じただろうか 三角の目を少し下げて、首を傾げた]
(103) 2011/10/21(Fri) 22時半頃
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[着地する屋根の上、足をついた時に生じる衝撃に倒れ込む。
左手は勿論、あばらにも響いた。恐らく腕だけでは庇いきれず、骨までいったのだろう。ここまで気付かなかったのは、ヒビで済んだせいか]
ぁ、は 図体に見合った怪力……っ [誤魔化すように呟く言葉も力なく。ただ口元は意志と無関係のように笑い続けていた。 起き上がり、 よた、と踏み出す足。左手を庇うように右手で覆いながら、継ぎ接ぎの怪物から離れるようと歩き出す]
(104) 2011/10/21(Fri) 22時半頃
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[あの青年以降、化け物を殺しても「お菓子」は手に入らなかった。また、殺した化け物が人の姿になることもなかった。 うっすらと、その違いは理解できている。まだ、確信は得られていなかったが。]
俺以外に、少なくとも6人は、いたわなあ…
[意図せず、笑みが漏れる。]
(105) 2011/10/21(Fri) 22時半頃
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[ゾーイの行動に首を傾げる、多分言葉が通じないために何らかのジェスチャーをしているのだとは思うが何を言いたいのかが分からない]
(私、戦って、ゾーイ、見る?)
(あ、私は助けに行けって事かな。) (その後はなんだろうゾーイちゃんは見る……見守る?) (私を助けようとしてくれたんだしそんな薄情じゃないわよね。) (と言う事は……探す?)
『私はあそこに行けって事かしら?』 『それでゾーイちゃんは何かを探しに行きたいの?』
[ジェスチャーされた事を解釈して尋ねてみる]
(106) 2011/10/21(Fri) 23時頃
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[体が重い。毒の爪が刺さっているのだから当然と言えば当然だった。 >>106聞こえてきた猫の叫び声に、敵かと辺りを見渡す。]
(107) 2011/10/21(Fri) 23時頃
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―広場―
[鬼火が飛びまわる中央の辺りに、狐のようなお化けがいるようだ。いや、妖怪か? それに、その鬼火と不気味な西洋人形が、気のせいかお互いに戦っているようにも見える。全くシュールだ。]
……オイ………ッテ…ンナ……ニコロ……イヵ? (…オイ、俺の側に近寄ってくんなよ、地面に転がりたいか?)
[俺はそう言って、ふらふらと人形の傍を離れて近くに飛んできた鬼火に砂を噴く。ほんの少しは抵抗していたが、やがてすぐに砂に包まれ、砂のオブジェ一つとなって転がった。]
……ダナ………シニ クヵ? (面倒だな…… こっち越しに狐まで届くか?)
[そう言って、俺は人形越しに、少し離れた狐に向けて砂を噴く。なんとなく直感でわかっているのは、この砂を噴く勢いはある程度俺の自由になるという事で、もう一つは体内に直接入ると硬化の効果(洒落じゃないぞ、念のため)は圧倒的に高くなるということぐらいだが。そうしてとにかく狐を狙った]
(108) 2011/10/21(Fri) 23時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/21(Fri) 23時頃
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[数が減り、ようやっとグールも邪魔者を認識したか。 サイモンの周囲に折り重なる動かなくなったグール、5体。 ぎらり、爪を前に構えて威嚇する。 息切れも激しく、それも時間稼ぎだけれど。 痛覚のない相手は怯まないからこそ性質が悪い。
背にしたグールの山から一つ、腕が伸びてきて。 ポーチの紐を思い切り、引っ張った]
……ニャ、ッ!?
[不意をつかれ後ろに倒れ込む黒猫にグール達が一斉に襲いかかる。 留め金が外れ白猫のポーチが何処かへ飛んでいった。 視界を埋め尽くすように群がるグールの、手]
ニャァ、っ、フ、ニ……ァ――ぁ……。
[その一つに首を締め上げられ、くぐもった哀れな鳴き声が路地裏に響いた]
(109) 2011/10/21(Fri) 23時頃
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― 公園 ―
[一度昨日の広場へ寄ったが、それらしき『お化け』の姿は見当たらなかった。 仕方なく、広場を通り過ぎて公園の方へ向かう。]
ひゅー。 ビーンゴ。
[そこにいたのは、ミイラと、枯れ木と、女。]
(110) 2011/10/21(Fri) 23時頃
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[見渡しても建物の影になっているのか、猫の姿も戦いの現場も見えない。 建物の隙間からは何か見えた―ような。
もう一度響く猫の声に、金色の目をした猫を思い出す。 普通の生き物が果たしてこの町にいるのか―そんな疑問は浮かばなかった。
道化は声のする方へ、よろめきながらも歩いて。 高い位置から、グールと、首を絞められる猫と――人の死体を視界にいれた。]
―→路地裏へ―
(111) 2011/10/21(Fri) 23時頃
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[壁を駆け下りるように落下する。アバラも左手も脳の芯まで響くような痛みを発し続けるが、それでも。 地面に降りきらず日差しを踏みしめ、跳ねた。
地面に着地しながらも右手を振るう。首を絞めるグールに向かって]
(112) 2011/10/21(Fri) 23時頃
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[血液が体内に戻ろうとする光景は異様だが でもそれも数度のやり取りで、多少は慣れて]
ヒホホ(そう、探したいの)
[目にふわり、と赤い光が灯り、コクコクと頷いた 向こうで戦っている誰かも気になるけれど 今一番気にかかっているのは、モニカ――]
ヒホ〜?(行ってもいい?)
[自分を指差して、広場じゃない方向を差して 指でオッケーのサインを出して首を傾げた]
[心配事があるように少しそわそわしている 向こうの様子には気付いてないままではあるが]
(113) 2011/10/21(Fri) 23時半頃
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[狐が血の様に赤い眼を人形へと向けた。 どうやら、大きい方よりもこちらが危険だと判断したようだ。 狐の叫び声と共にいくつもの火が巻き起こり、爆発するように広がってゆく。 それらをまるで豆腐か何かのように、小さな人形が剣で切り落としていく]
…!
[しかし、ほっとしたのも束の間。 後ろから来た何かが、身体の直ぐ横を通り抜けた気がした。 その何かは狐に命中したらしく、ひときわ大きな鳴き声を上げている]
…コ――ロ……―― …ス――……!
(こんな所で挟み撃ちなんて… 相手は4体…となると、逃げ出すのは…厳しいかしら)
[振り返り、状況を確認する。 あちらの吸血鬼とカボチャ、狐に妖精っぽいの… もし一斉に飛び掛ってこられれば、ひとたまりもないだろう]
(114) 2011/10/21(Fri) 23時半頃
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[砂は狐の体、特に先ほどまで恐らく小さな人形に斬りつけられたのであろう傷口に降りかかる。その場所はしばらくの間石のように固まって、動かなくなる。そのぐらい鈍れば走って逃げることぐらいはできるかもしれないが、さて]
……… (あーあ、でも奴さん随分怒ってるね。カボチャと吸血鬼はあまり近寄ってくる様子もないけど、人形は思いっきりガン飛ばしてるしなあ。どうすっかなこれ。)
[周囲を確認しつつ、即座に襲われる位置にはいないもののさて、と俺は溜息を一つ]
(115) 2011/10/21(Fri) 23時半頃
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[首を絞めていたグールが弾き飛ばされ、げほ、げほと息を吸い込む。 霞がかった視界、鮮やかな色が過ぎったような気がした]
(今、誰、か……)
[しかし、気を抜くとすぐにまた次のグールの手が伸びてくる。 無我夢中で振り払った左の爪が一体のグールの首を振りきり。 一瞬猫の姿になるとグールの影へと身を滑り込ませ]
(あと、少し……っ)
[影の中を背後に回り込むと、飛び出すと同時に 人型に戻り背後からグールを突き飛ばした]
フ、ミャ……。 (あの、時の)
[そこで初めて、視界にはっきりとクラウンの姿が映った]
(116) 2011/10/21(Fri) 23時半頃
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[ゾーイの反応を見るにどうやら自分の解釈は当たっていたらしいと判断する、ゾーイはよほどその何かを探したいのだろう]
(心配だけれど、引き留めても集中していないと危ないのは一緒ね。)
[仕方ないとばかりに目を閉じて頷き、再び鬼火が灯っていた辺りを見る。 そこにはもう一つお化けの影が増えていた、三日月を頭に乗せた鷲鼻の妙な人影。 袋を背負ったテレビアニメで見るような全身タイツの様な服を着た人影は鬼火をあっさりと倒してしまったようだ]
『分かったわ。』 『ただし、何があるか分からないから十分に気をつけて。』 『同じ様な境遇の人もお菓子を狙って襲ってくるかもしれないから。』
[ゾーイにそう告げると広場の入り口付近へと向かってワイヤーで引っ張って貰うイメージを念じる、傍目には翼を広げてそちらへと飛翔する姿にとられる事だろう]
(117) 2011/10/21(Fri) 23時半頃
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……ん? ……アレ……
[お化け女にじっと視線と注意とを傾けていたが。ふと、視界の隅に何かが移り込んだ気がして、警戒は解かないままに少しだけ辺りを見回した。すると、遠くに影が――骸骨らしき姿が見え]
……アレも新手……だったり、しないよな……?
[なんとなく、新手なのだろう、という予感はしながらも。そうではない事を、通りすがりの雑魚である事を、願った。お化け女が襲い掛かってきたとしても、二対一な以上利は此方にあるだろうと考えていた。だが、二対二や、乱闘になったのならば――解らない]
(118) 2011/10/21(Fri) 23時半頃
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[狐の動きが止められたようだが、それには気付いてない。 新たに現れたお化け>>115は、仲間?のお化けすら巻き添えにする奴なのだ。 勿論それは勘違いなのだが事実に気がつく筈もなく。 怯えながら、気がつけば後ろへと後ずさっていた]
―コロ…… ――……ス――!! (殺される…? そんなの嫌…人形さん、たすけて…!!)
[祈るように両手を合わせると、その間に小さな黒い塊が生まれる。 その塊は繭のような形をしていて。 指の間から糸が何本も生まれ出て、後から来た砂男へと向かって行く]
(119) 2011/10/22(Sat) 00時頃
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[頷かれれば表情がぱっと明るくなる ――とはいえ南瓜顔でどこまでわかるかどうか]
ヒホッ!!(ありがとう!!) ヒホヒホー(気をつけるねー)
[そう嬉しそうな声を出せば、モニカを探す為に駆け出す 周囲には飛んで何処かへ行った様に見えるだろう 広場から離れて、まず向かった先は孤児院の周辺]
ヒホー?(モニカさーん?)
[とりあえず、お化け姿での面識はある 黒猫は影と同化かする力は持っているのだ ドコへ消えたのだろうか]
ヒーーホーー?(どーーこーー?)
[体がいつもより軽く感じて 背の低い垣根などなら飛び越える]
(120) 2011/10/22(Sat) 00時頃
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[狐の方は脚だけ固められたが、人形の方はそうはいかない。あわよくばとも思ったが、そううまくはいかないようだ。無論、爺っちゃんが昔言っていたように『二頭を追う者一頭も得ず』だから、これは俺の読みが甘かっただけなのだろうが]
……チ ッチガ ヵ マリフ………ガイ カラン… (チッ、今度はこっちが目標か。あまり深入りしない方がいいのかもわからんが…)
[こちらに向かってきた糸には正面から普通に砂を噴きかけても意味がなさそうだ。何本も束になった黒糸が直接こちらに向かってくる]
……ッタ ィナ……ノナ…モ、 ズナ…エンダッ (ったく、しつこいな…レディと赤いのならまだしも、俺は、あんたと黒い絆の糸なんて結ぶつもりはねえんだよっ)
[俺はあまり糸が競ってこないうちに距離を少し話すように横に回り込み、できる限り口を細めて、ホースの水を遠くまで飛ばす時のように、カッターのように鋭く砂を吐き付けていった。視線は狐と人形からそらさぬも、退路を断たれないように気をつけながらだが]
(121) 2011/10/22(Sat) 00時頃
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モニカは、猫耳がぴくりと、何かに反応した。
2011/10/22(Sat) 00時頃
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[ゾーイと別れて鬼火が灯っていた場所まで飛ぶ、鬼火だったモノの側には狐と大小二つの同じ形をした人形が三つ巴になっていた]
(この中に、多分誰か同じ境遇の人が居ると思うのだけど……。)
[三日月男は一番最後にやってきた、鬼火と一緒に居た狐は初めにあの人形と戦っていたのか、と理解する。 自分の力を使うのにうってつけとばかりに忌まわしい真っ赤な眸を閉じる、誰かの姿が浮かぶと信じて。
だが――]
(え……。)
[見えない。 人の姿に見えないと言う事ではなく目を閉じればそこは暗闇になるだけ]
(嘘でしょう!?)
[小鬼達から自分の身を救った力、ゾーイの姿を見る事が出来た力、それがどういうわけか発動しない。 けれど、この中の誰かはお菓子を持っていると直感が働いて、空気を切り裂いて彼らの中央に着地する]
(122) 2011/10/22(Sat) 00時半頃
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―――――――、―――――――――――――――――! (もうやめなさい、私達は同じ境遇下にある仲間のはずよ!)
[慌てていたせいか、はたまた言葉が通じる者が居ると頭の片隅で思っていたか、声にならぬ声を出し、吸血鬼の相貌を牙を剥き出し、あたかも威嚇するかの様にして彼らを諌めようとする]
(123) 2011/10/22(Sat) 00時半頃
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[砂男が何か言ってるようだが、上手く聞き取る事が出来ない。 もっとも、お化けが人間の言葉を話すかどうかなど甚だ不明だが]
…ニ―― …ガ――… サ……―― …ナイ――!! (何これ…糸が出てる? でも、上手くすれば人形さんに負担をかけないで済むのかも!)
[繭玉から生まれた糸は、砂の塊によって切り刻まれる。 しかしそれを意にも介さぬように、次から次に湧き出てきて。 地面に糸の残骸を撒き散らしながら隙あらば砂男の身体を絡めとろうと動き]
(124) 2011/10/22(Sat) 00時半頃
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[右手が化け物に当たれば、体にも衝撃がくる。 怪我をした部位が馬鹿になったみたいに熱くあつく、輪郭がにじむよう。 道化は低い呻き声を上げるが、他人には笑うように聞こえるだろう。
振りぬいた右手はグールの皮を裂き、肉を抉り吹っ飛ばす。 道化は飛んでいくグールには視線を向けず 手近なもう一匹に手を伸ばした。肩を掴み、引き寄せ緑の牙で首を貫く]
[嫌な音がして、グールはもがくのをやめた。 獲物を下げたまま、辺りを見渡して――猫を見つけた]
……どうやら、お化けだったみたいです、ね?
[ぼとり、咥えたグールが落ちる。 道化の唇は常に常に笑ったまま]
(125) 2011/10/22(Sat) 00時半頃
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ネイサンは、モニカの猫耳が動くのに、視線の一つを向けた
2011/10/22(Sat) 00時半頃
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…骸骨。 枯れたお化けばかり出てくる、なあ!
[公園だけあって、木は沢山ある。 迎撃自体は出来るが。]
『場合によっては、逃げる方が良さそうだね。』
[メモをリンディに手渡ししながら、木に手をかけられるようにじりじりと動く。]
(126) 2011/10/22(Sat) 00時半頃
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[大きいほうの人形から生まれる糸はどうも後から後からキリがないようで、さすがに少し顔にも焦りの色が浮かんだ。]
……ニガサナイ…? ゥイ… リヵ…! (逃がさないだって?やっぱりそういうつもりか…!)
[もつれるように数本絡まった糸は砂で固められたが、一本一本独立して動くものはなかなかそうはいかない。少し焦っていた時、目の前に離れていたはずの吸血鬼が降り立った。それは明らかに此方を威嚇しているように、牙を剥いている]
……ィォ…… ハィエ カラモ……テクリェ 、ェナ (おいおい、吸血鬼とは言え仮にもレディなんだからもう少しおしとやかにしてくれよ… って、聞いてねえな)
[そういって肩をすくめながら、これ幸いと糸を何とかくぐって距離を取り、周りの連中の出方を俺は見た**]
(127) 2011/10/22(Sat) 00時半頃
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スティーブンは、ざわざわ、ざわ。声は木々のざわめきに。
2011/10/22(Sat) 00時半頃
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[肩で息をしながら、最後の一体となったグールにとどめを刺す。 腕は使い過ぎて上手く持ち上がらない。 だから初めて、本能のままにその首筋に牙を突き立てた。 ぐにゅりと、不快な感触にすぐにそれは吐き捨てたけど]
げ、ほ……けふ……っ。
[口許を尾さえて、ふらつく。 助けてくれた、と思い込んだ黒猫はぺたんと膝を崩して。 へたりこんだままの体勢で、クラウンを見上げた]
ふ、にゃ、あ……? (あ、ありが、と、……――?)
[ぼとり、落ちたグールの体にびくりと肩を震わせた]
(128) 2011/10/22(Sat) 00時半頃
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モニカは、ネイサンの左手から滴る緑と赤の混じった液体に目を細めた。
2011/10/22(Sat) 00時半頃
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しかし、女のお化けらしい何かと骸骨が手を組んでやってきたら…少々厄介だな。
[今までは、強いお化けが組んで襲ってくることはなかった…と思う。 骸骨の表情が読み取れない分、余計に警戒しなければならないかもしれない。
…もっとも、表情の読み取れるお化けなんて今までいなかった気がしないでもない。]
『で、もし手分けしてやりあうならどっちと相手したい?』
[お化けでも女の子に手を挙げるのは嫌そうだなあ、とは思いつつメモを手渡す。]
(129) 2011/10/22(Sat) 00時半頃
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アアァアアアァアアアアァァ!!? (きゃあ!?)
[躍り出てくる吸血鬼に驚きの声を上げる。 先ほどまでカボチャと一緒に居たのではなかったのか? 動揺からか黒い糸が根元から千切れ、外に出てた部分は意思を無くしたようにぽたりと地面に落ちてゆく。
吸血鬼の威嚇?を察知し、小さな人形がマーゴの前に立ちはだかる。 レイピアの切っ先を吸血鬼に向け、号令さえあればいつでも飛び掛るつもりのようだ]
(130) 2011/10/22(Sat) 00時半頃
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ヒホ……。
[声は出た物の、言葉にはなってなかった 出て行った時は慌てていたけれど 孤児院の出入り口には血が点々と落ちていた]
[途切れているため、足取りはわからないけれど あの黒猫は外にいるのではないかと]
(だって、さっき探した時いなかったし あのとき、ケガしてたもん)
[きゅっとカンテラを握りしめれて]
ヒーホー!?
[また街の中を飛び回り始める 体が軽くなっている事には気付いていない]
(131) 2011/10/22(Sat) 00時半頃
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[猫=お化けの認識を新たにして、道化は左手をさりげなく体の後ろへと隠す。 敵に怪我を見せるのは避けたい、と無意識に。それでも緑と赤の入り混じった体液は流れ続けるが。 ふにゃあ。と気の抜けるような声で鳴く猫に道化は緩く首をひねる。 それからおもむろに姿勢を正した――猫を観客と認めたらしい。 男は観客がいるときは道化を演じる。急激なキャラ変更はむしろ滑稽でもある。 無傷の右手で優雅にお辞儀を形作り]
ご機嫌麗しゅう、キャットレディ? 哀れな道化はお会いできたことの嬉しさに、ええ、泣きそうです! [やっぱり顔は笑ったまま。 ザラザラ、ノイズの混じった声は、道化の口から響くのにどこか遠い音。]
ところで――それは御嬢さんが? [指し示すのは死体。]
(132) 2011/10/22(Sat) 01時頃
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―路地裏― [ふわり、ふわりと南瓜のお化けが空を飛ぶ とはいえ、2m程度しか浮いていないが]
ヒーホー!?(モニカさーん!?)
[自分の声は理解されないというのも忘れて、叫ぶ とある道にさしかかって、そのまま道なりに進む ふと、路地を見遣れば……]
ヒー……ヒホッ!?
[目に入ったのは、人の死体 腰を抜かして、その場にへなへなと崩れ落ちる 奥にクラウンや目的の黒猫は視界に入っていないのか まだ、2人の存在には気付いていない]
(133) 2011/10/22(Sat) 01時頃
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ネイサンは、声を辿って2,3の目が>>133カボチャを見つめた
2011/10/22(Sat) 01時頃
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[スティーブンから渡されるメモにさっと目を通して頷く]
だな。 三十六計逃げるに如かず、ってやつだ。 退治出来るなら、それに越した事はないけどな。
[唸り続ける犬を手前に、烏を脇に構えさせつつ言う。続いて読んだ問い掛けには、んー、と間を置いて]
やっぱ、骸骨の方かね。 あのよくわからんのは、女みたいだからな。 デートは遠慮したいけど。
それに、死体同士だし?
[予想通りだろう答えを返した。最後は冗談らしく笑い]
(134) 2011/10/22(Sat) 01時頃
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[ぱちぱち、とアッシュグレイの瞳が瞬く。 お辞儀をする様子、芝居がかった様子には既視感がある。 何処から聴こえる声なのだろう、 ノイズ混じりではあるが単語単語は理解のできるもので]
ニャ、ニャアウ? (嬉し……泣きそう……?)
[クラウンの指がサイモンの死体を指し示すのを見て、 ふるふると首を振り周囲を見渡す。 近くに転がっていた白猫のポーチに手を伸ばして]
ニャア、ニャ、フミャアウ、ミャア。 (悲鳴が聞こえて、そしたらこの人が殺されてて……。 口の中に、これが入ってたの)
[ポーチの中から、オレンジ色のゼリー・ビーンズを取り出す。 そして、まだぽかりと空いたままのサイモンの口を指差した]
ニャ、フニャニャ、ミュ。 (貴方は、違うよね。 足音が違うもの)
(135) 2011/10/22(Sat) 01時頃
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あ、やっぱりね。
[予想通りの答えに、肩を揺らして笑った。 枯れ木がざわめきながら、揺れているように見えることだろう。]
『仕掛けてこないな。少なくとも女お化けの方は。 とはいえ遠隔攻撃が使えるらしい分脅威、かな。』
[メモを手渡しさてどうしたものか、と思いながらベンチ傍らの木へ近付いた。 これでいつでも手が届く。]
(136) 2011/10/22(Sat) 01時頃
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ニャア……? (あれ、この声……)
[聞き覚えのある鳴き声(?)が近付いてくるのに、 そちらの方角へ耳が自然と動く。 そして、ジャックランタンの姿を認めると 僅かにほっとした表情になった]
ミャア! ミャウ、ニャニャァ……。 (良かった、無事だったんだ……)
[地面に手を付いて立ち上がり、 崩れ落ちたランタンの方へ向かおうとした]
(137) 2011/10/22(Sat) 01時頃
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[ぐるりと、その場の狐、三日月、人形を見回す。 獲物を探すような目つきにも見えるかもしれない。
三日月の妖精は距離を取った。 小さな人形は手にした武器をこちらに向けた。 狐は動けないようだ。
三日月は何かを口にしていたがやはり言葉は通じないようだ、聴力検査の時のように途切れ途切れに言葉が聞こえるぐらいで何を言っているのかは分からない。
人形の方はどうだろうか、小さな人形は喋る様子はないが、大きな人形は叫んでいる]
――――――――――、―――――――――? (私の言葉が分かる人は、ここには居ないのね?)
[狐は喋ろうともしない、もしかすればこれがお菓子を持つ者と持たざる者の違いだろうか。 小鬼もまったく喋らなかったし、シーツお化けは笑っていただけだ。 そうなると最初に出会ったあの柘榴老人も人間だったのかもしれないと思考を巡らせる]
(138) 2011/10/22(Sat) 01時頃
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[ヒュウヒュウと啼く風の声に反応がないと分かれば即座に筆談に切り替えようと、喋る意思のあるらしい三日月と人形に掌を向ける。 が、急に三日月に向けた傷だらけの掌が動かなくなり、重くなる]
(なに、どういう事?!)
[三日月の妖精が砂袋の口をこちらに向けていた、その砂が傷口に入り腕が石の様になったのだと顔を歪める。 人形に向けていた腕は砂の被害を受けずに済んだが、こちらも人形が鋭い切っ先をこちらに向けているので下手に動く事が出来ない]
(なんでこいつらこんなに好戦的なのよ!)
[内心舌打ちをするが、それすらも彼らには届く事はないだろう。 狐も脚が動かないというだけでこちらへの敵意はひしひしと感じられる。 一先ずは人形になんとかメッセージを伝えられればと掌を向けたまま短い単語のみを人形に向けた]
『待って!』
[その一言に人形達はどんな反応を示すだろうか]
(139) 2011/10/22(Sat) 01時頃
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[猫は鳴く。とても良く鳴く。一応、攻撃の意思がないことは理解できた。 猫の顔を見、ゼリー・ビーンスを見、死体を見。 最後に大小様々な目を3方向に向けて同時に見た。
道化は大げさに首を傾げて、それからぱちん!と指を鳴らす……つもりが、かつり、と硬質な音が響いた。]
にゃー、にゃむにゃん、にゃ!
[これで意思の伝達ができるとでも言いたげに、自信たっぷりに。 もう一度ゼリー・ビーンズを見ながら、ふむ、と 定型化された“考える仕草”を行う]
貰ったお菓子を食べる前に。殺されたのでしょうか、ね?
[>>133新たに聞こえた鳴き声と、カボチャに走っていく猫を いくつかの目で追いながら道化は死体に近づく]
(140) 2011/10/22(Sat) 01時頃
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スティーブンは、骸骨と女お化けの動向を伺っている。
2011/10/22(Sat) 01時半頃
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[硬質な音が響く。 それの意図するところが解らず一瞬動きを止めたが。 ノイズ交じりの声が猫じみた事にこてん、首を傾げた]
ニャ、ニャ……。 (な、何て言ってるんだろう……)
[己の声が相手にそう聴こえている事に、まだ気付かない。 何かを考えながら屍体に近付いていく様子を見ながら。 ひとまず、説明できる部分は説明できたと思い ポーチにゼリー・ビーンズを仕舞い込んだ。
派手に暴れたおかげで、左肩が上がり難い。 傷口がどうやらまた開いたようだ。 そ、と肩を抑えながら。 クラウンは、この屍体に対してどんな見解を出すだろうか]
(141) 2011/10/22(Sat) 01時半頃
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[暫く呆然としていたけれど ミャウ、という猫の声が聞こえ、我に返る]
ヒホ……? ……! ヒホー!!(いたー!!)
[コチラへ向かってくる黒猫を見つければ 嬉しくなって、座ったままきゅっと抱きしめる 落ち着いたのか、やっと周りに目がいくようになった]
……ヒホ?(もらった、おかし?)
[なるべく死体を視界に入れないようにしながら 死体に近付くクラウンを見上げた]
(142) 2011/10/22(Sat) 01時半頃
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なんだよ、笑ってるのか? まあ、俺だからな。
[ざわざわと揺れるスティーブンの様子に、首を傾げつつも言い]
遠隔攻撃……さっきの声っぽいのな。 なんかすげえ嫌な音だったよな。 大音量で聴いたら頭痛くなりそう…… いや、攻撃ならそんなレベルじゃないか。
[話しつつ、女お化けと骸骨の様子を窺っていて]
(143) 2011/10/22(Sat) 01時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 01時半頃
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[食べる前、殺された。 何となく、そのくだりは理解できて。 ちょっとだけ、首を捻った]
ミュ――ニャアゥ、ニャア? (それは私も思ったけど……口の中で噛んだ跡もなくて。 何か変だな、って)
[口の中に綺麗な状態で入っていた、と そこまで説明するも哀しいかな、全ては猫語なのであった]
(144) 2011/10/22(Sat) 01時半頃
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[その顔は町が怪物で溢れる前に、一度見たもの。 道化は開かれた体に一瞥を落とすと、ありもしない帽子を上げる仕草をする] ああ、御可哀想に。 怪物にでも殺されてしまったのでしょうか?お菓子を欲しがる怪物に?
[大げさな身振りで点に掲げた掌を、胸元まで引き寄せる。]
オイタワシイ……!ええ、まさに!御労しや! もしや、あの継ぎ接ぎの怪物にやられたのでは? さぞや苦しかったでしょう? [すう、と右手は胸元から死体の上へと伸びていく。ぽたり、ぽたりと垂れていく黄緑色。 意味のない行為――でもしょうがない、道化なんてものは意味がないのが仕事だ。
けれど――あのデッカイのが、こんな死体を残すのですかね。 その言葉だけは胸中にしまって。]
[再び“考える仕草”に移行して道化は歩き出す。道に散らばる臓物を踏みつけ歩く姿は死を悼んでいた同一人物とは思えないような行動。でも道化なのだ、しょうがない。]
(145) 2011/10/22(Sat) 01時半頃
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|
[喜怒哀楽のころころとしたランタンが抱き締めてくる。 その様子が微笑ましくて、自分もまた抱き締め返す。 ぼろぼろワンピースの黒猫と南瓜の抱擁は、 とても奇妙な光景だっただろう]
ニャア、ミャウ? ミュミャァ。 (死体、怖い? 多分犯人は近くにはいないから……)
[安心させるように肉球のついた手でランタンを撫でる。 お菓子について問われているとは思っておらず。 会話は見事にすれ違っている]
(146) 2011/10/22(Sat) 01時半頃
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『木の葉っぱで目くらまししてるうちに逃げる、っていうのはどうだろう。』
[仕掛けてこないなら、そうやって逃げる手もあるだろうと思い、メモをリンディに。]
(147) 2011/10/22(Sat) 01時半頃
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[>>142こちらを見上げるカボチャも、やはり人の言葉を喋らない。 しかしすぐには攻撃してこないのと、猫嬢と仲が良さげなのもあり―― 道化は大真面目に頷く]
ひーほ。ひー!!
……しかし、これは、なんというか。 アイデンティティの点で負けたような感じがしますね。 ああ、胸が張り裂けそう!道化も鳴き声も考えるべきでしょうか。 ネイ? ネイサ?
[これは良さそうだ、と言わんばかりに満足そうに頷いた。]
(148) 2011/10/22(Sat) 01時半頃
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[クラウンの仕草を見ながら。 散らばる臓物が踏みつけられるのには咎めるような声を出した]
フミャァ……。
[ただでさえ小さな猫の口が少し尖る。 そういえば、この屍体をグールから守ろうとしていたのだ。 しかし、屍体の一部にはグールが折り重なり。 もはや、どうにかする方が絶望的な気がしてきた。 しょんぼりと猫耳と尻尾がへたれた
そういえば、と]
ミャア、フミュアウ。 ニャニャ、ニャア? (貴方もお化けだけど、他のお化けと違うみたい。 何か、目的があるの?)
(149) 2011/10/22(Sat) 01時半頃
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[死者に哀悼の意を表していたかと思えば 道にある――]
ヒホッ……(うっ……)
[ふるふると首を振って、黒猫へしがみつく 死体も怖いのだけれど、この人も、どことなく怖い まさかあの時のクラウンと同一人物とは夢にも思わず]
ヒホヒホ?(カンテラがどうしたんだろ?) ……ヒ、ホ(……声、通じないんだった)
[安心させる為に声を掛けてくれているとは思わず ――とはいえ、彼女の行動は安心するのだが 完全に会話はすれ違っている メモを探しに行くにも、ドコへ行っていいのやら]
(150) 2011/10/22(Sat) 01時半頃
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[>>144>>149 首を捻り鳴きだす猫は、何かを語りかけているよう。 道化も沈痛そうな顔で頷いた。とはいっても他人から見える姿は裂けた笑顔と花々のみだが。]
ええ、道化もコーヒーは砂糖を入れなければ飲めません。 こんな形して甘党なのです……恥ずかしい。
[再びかつんと爪を鳴らして猫嬢に指を向けた。]
そう!道化は“お菓子”を集めないといけないのです。 ええ、カール大帝の巻きひげにかけて! 甘党だから、ではなくて家に帰るために。
キャットレディ、ゼリー・ビーンズをいただけませんか?
(151) 2011/10/22(Sat) 02時頃
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ニィ、ニィニャ?
[クラウンがアイデンティティを思っている事など知らず。 ネイサ?と真似をしようとしたら、全く別物になった。
何やら機嫌が良さそうに見えて。 最初に会った時も攻撃をしてこなかった事、 今も助けてくれた(と思っている)事から。
すん、と鼻を鳴らして。 どうやら彼も怪我をしているようだと思うと少し、考え込んだ。 ちら、ちらと隠された左手を気にしている]
(152) 2011/10/22(Sat) 02時頃
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[クラウンがひーほ。と言うのが聞こえる>>148 ……目の前の黒猫はにゃーと鳴いているし 自分の声はそういう風に聞こえているのだろうか]
(ネイって。ネイサって。 クラウンってそういう物なのかな……)
[どーなんだろう、と思ったりしたとか]
ヒホー……(わからないよー)
[黒猫に何かを話しかけられるも、 内容が分からず三角の目が垂れ下がる その辺りのお店に入って物をとるわけにもいかない]
……ヒ、ホー?(おかしを集める?)
[家に帰るために、とこの道化は言ったか? この人もまた、被害者なのか? 黒猫の動向を伺う為か、彼女の顔を見上げてみた]
(153) 2011/10/22(Sat) 02時頃
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ネイサンは、つけ忘れてたアイデンティティをこっそり呟いた。「ネーイ」
2011/10/22(Sat) 02時頃
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[しがみついてくるカボチャをぽふぽふ、と撫でながら。 何か訴えたい事があるようなのには、困ったように]
ミュゥ……。 (うーん、何て言ってるか判れば良いんだけど)
[それはお前もである]
ニャ?
[>>151で花畑に咲く真っ赤な口がこちらに向けた言葉]
(お菓子、って言った……?)
[カール、ひげ? 家、帰る? 真っ直ぐにこちらを指す指に、確認するように自分を指差して。 今しがたゼリー・ビーンズを仕舞ったポーチを指差す。 そして、困ったような声を洩らした]
(154) 2011/10/22(Sat) 02時頃
|
|
ミイィ……。 (そういえばこれも、“お菓子”だよね……。 だったら、渡しちゃったら駄目だよね。 でも、何だかこのお化けもお菓子が必要みたい)
[随分迷った後、ポーチを胸に抱いて、ふるふると首を振った。 大きなお菓子だったら半分に割ろうかと思ったが。 流石にこれを割ったらお菓子と認めてもらえない気がする]
ミャアゥ……ニャ、ニャアニャ。 ニャニャン、ニャアニャ? (ごめんね……助けてもらったお礼、って言いたいとこなんだけど。 もし次別なの手に入れたら、あげるから。 それじゃ、駄目?)
(155) 2011/10/22(Sat) 02時頃
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|
…うん。逃げようか。
[リンディに逃げよう、と手や目線で合図して。 傍らの楓の木に手を付いた。
たちまち、楓の木から無数の葉が舞い散って女お化けや骸骨の目くらましをする。]
『とにかく走るよ!』
[短いメモをリンディに投げ、公園から逃げ去る。 逃げるあてはあまりないけれど、こちらの足は遅いのでリンディをおいていく心配もない。と判断して。 ただひたすら、走る。**]
(156) 2011/10/22(Sat) 02時頃
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[>>152 鼻をひくつかせる猫嬢に道化はにこりと笑うのみ。 その間にもだらだらと流れる赤と緑は流石に思考能力を色々と奪っていく。 左腕から始まる痺れは感覚を麻痺させて、いまでは痛みもあわく 代わりにジンジンと疼いている。 >>153>>154困り顔の南瓜、ふとなんでこの2体は仲が良いのかと首を傾ぐ。そもそも意思の疎通が図れているのか。通じ合っていたらもの凄い、と道化は感心する。これが化け物パワーなのだろう。 肉球付きの前足が順々に指し示す様子に、深く頷いた]
(157) 2011/10/22(Sat) 02時半頃
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哀れな道化は、帰りたいのですが―― お菓子を持ってるお化けにお会いできないのです。
……もしかして猫嬢にも、南瓜にも、お菓子が必要なのですか? [哀れっぽい声に聞こえ、道化も眉を下げる。胸を抑える]
ああ!なんて悲しい……! もしやあなた方も――? [尋ねかけるが、口を閉じた。自分は一部だけ、ほんの一部だけ形が変わっているが目の前の2体は違う。全身がそうなのだ。恐らくこの2体はもともとこの町の住人で――だからお菓子も渡せないのだ。]
そう、ですねきっと。ね? [道化は一人頷いて、確認するように二体に念を押してみる]
(158) 2011/10/22(Sat) 02時半頃
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ネイサンは、>>155必死になく猫に「道化は、朝はパン派ですね」と頷いた。
2011/10/22(Sat) 02時半頃
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[笑いっぱなしの真っ赤な口、 だけど花々の様子や胸を抑える仕草、 掠れ掠れで聴こえる言葉に混乱しそうになる。 一体どれが彼の感情なのだろう?]
フミャァ……。
[必要、あなた方も。 その言葉を念押しするように頷く様子に、 その通りだ、と肯定の意を込めて頷いた]
(うん、私達もお菓子が必要なの。 だから、ごめんね……)
[決定的なすれ違いを招いたとも、知らず]
(159) 2011/10/22(Sat) 02時半頃
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[黒猫が白猫のポーチを抱きしめて その中に何が入ってるか分からないけれど きっと大事な物が入っている]
……ヒホ?(帰りたい?)
[南瓜、猫、で自分たちの事を示してるのは分かった 自分も、帰るのにはお菓子は必要で]
ヒ、ホ。(え、っと)
[南瓜の目は丸いまま閉じられる事はないが 瞬きを数回繰り返した後、こくんと頷いた]
(160) 2011/10/22(Sat) 02時半頃
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ゾーイは、黒猫に撫でられれば>>154、嬉しそうに目を細めた。
2011/10/22(Sat) 02時半頃
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[>>159肯定の返事らしきを貰えば、道化も重々しく頷いた。さて南瓜の返事はいかがかとそちらを窺う。 >>160南瓜もまた頷いたのを確認して道化は大げさな身振りで肩を落とした。 すぐに誤魔化すように両手をふるう。左手も振るったことで緑と赤が飛び散るが、道化は気にしない。]
いえ、いえ!悲しむことじゃありません! 道化はここに来てからずっと一人だったのです 狼に襲われたり継ぎ接ぎの怪物に襲われたり――散々でした!
しかし! 御二方に、お話の出来る相手にお会いできたのは 何たる幸運!なんたる幸せ! ええ、道化は地面にキスしろと言われたら喜んで………… リンゴを食べろと言われたら喜んで食べるぐらいには!嬉しいのです。
[数秒の間をおいて言い直す。地面に口づけるのは遠慮願いたい、と思ったらしい。 そのおかげで大分嬉しさの度合いは低くなったように感じるが。]
では、さようなら、御二方。 道化はお菓子を持つお化けを探しに行きましょう。 ポンパドール夫人の豊かな胸に賭かけて!またお会いしましょう、ね?
(161) 2011/10/22(Sat) 02時半頃
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[肩を落とした姿に、罪悪感を感じたか。 飛び散った緑と赤、続くお喋りが本心を隠しているように思えて、 何だかちょっと哀しくなった]
ミャァ……。
[別れの言葉を告げられている気がして。 自分のしているマフラーを外す。 傍目には黒猫が自分のワンピースの襟をびりり、と 破いたように見えるだろうか]
ニャ、ニャウニャァ、ニャ、ニャン。 (お菓子はあげられないけど、これ……)
[警戒されなければ、近付いて。 左手の赤を指差し、次いでマフラーもとい布切れを指差し、差し出した。 お花いっぱいの顔を見詰めて、こてんと首を傾げる]
(受け取って、くれるかな……?)
(162) 2011/10/22(Sat) 03時頃
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[肩を落とした道化に目尻を下げて じっと道化を見上げる]
ヒーホ?(あの、大丈夫?)
[手を振った時に飛び散った緑と赤に驚いて 慌てて下がるも、緑がマントと顔に散った 顔に散った方は慌てて手で擦ったものの、 どこかぴりぴりとし始める
道化の語る言葉は目紛しく 語られる言葉を全て理解する事は出来なかったけれど]
……ヒ、ホ?(ポンパドール、婦人?)
[何処かで聞いた事がある それも、ごく最近に、だ ドコだっただろうか、と カンテラを持つ手を口元に当てて考え込むように]
(163) 2011/10/22(Sat) 03時頃
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ゾーイは、どうやら今は思い出せないようで。
2011/10/22(Sat) 03時頃
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[>>162びりびりと破かれる洋服に、道化は右手だけで目を覆った。 けれど緑の隙間から花々が覗いている事だろう。] きゃっ!ハレンチ!
[にゃうにゃう鳴く声に手をどかして、猫の顔を覗き込む。 近くで見る道化の顔は花々の奥深くに目玉が隠れているのが見えるだろうか。 花は眼球を押しのけるよう眼窩から外に向かっていたり、眼球自体に根を張ったりとグロテスク。] いただけるの、ですか? 哀れな道化は女の子からもらえるのは何だって!喜んで! ああ、今日がバレンタインでこれがチョコレートなら、さらに幸せだったのに。
[右手で受け取ろうとするが、爪で刺してしまうかもしれないと考え直し 左手を出してみた。] こちらに掛けてくだされば、恐悦至極!
[>>163飛び散ってしまった液体に道化はすこぅし申し訳なさそうな顔をした。 けれども花が揺れるだけに見えるだろう。]
お気をつけて、案外 痺れるのです、これ。
(164) 2011/10/22(Sat) 03時頃
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ネイサンは、自分がまき散らしたくせに、したり顔で注意した。
2011/10/22(Sat) 03時頃
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[緑の液体は幸い肌にはかからなかったか。 ただ、周囲からは猫の耳にあたる部分に少し付着して。 あるはずのない場所に痛みを感じた気がした。 人間のモニカにとっては幻痛とでも言うべきか。 ただ、それはほんの一瞬だったから気にはしなかったが。
>>164顔を覗き込まれて、間近に花々が見える。 よくよく見れば花の下に無数の目があるのが見えて慄いた]
フニャ……――。
[だけど、どうしてだろう。 グロテスクさを隠すように咲き乱れる花に先程の物哀しさがリンクして。 差し出された手に布切れを掛けて、ちょこっと背伸びをすると 花弁に触れるか触れないかのキスをした]
(165) 2011/10/22(Sat) 03時頃
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― 公園→ ―
そうだな、そうしてくれたら逃げ易いだろ。
[スティーブンの提案には頷き]
ん、おお。 じゃ、行くか。
[続く、やはり逃げようという指示に、また頷いた。無数の葉を横目に公園の出入り口へと走り出す。投げられたメモは同時に走り出した犬が銜えた。この瞬間に見る暇はなかったが、内容は推測出来た。とにかく、全力で走ろう、と]
ったく、めんどくせえ……!
[怪音女や骸骨は後を追ってきたか否か。スティーブンに先んずる形で男は街路を走っていった。時折、たわいないお化けを犬や烏で蹴散らし、追い払いつつ]
(166) 2011/10/22(Sat) 03時半頃
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[果たしてそれは成功したかどうか。 相手にはどう映ったか。
自分でも何故それをしたのかは、説明できなかった。 ただ、少し触れたかったのだ]
ニャゥ。 (ごめんなさい……)
[ばつが悪そうに、後は大人しく引き下がる]
(167) 2011/10/22(Sat) 03時半頃
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モニカは、ゾーイが何やら考え込んでいる様子には、ちょこっと首を傾げてみた。
2011/10/22(Sat) 03時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 03時半頃
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[黒猫からの贈り物――布切れにしか見えないけれど それを受け取る道化は、楽しそうに見えた]
ヒ、ヒホ(わ、わかった)
[気をつけて>>164、と言われればコクコクと頷いて 若干麻痺したようだけれど動けない程じゃない それに、一瞬だけですぐに動けている
黒猫の彼女が花弁にキスをするのを見て おぉ、と目を丸くして見た]
ヒホ、ホー?(黒猫さん、行こう?)
[くい、とワンピースを引っ張ってみた]
(168) 2011/10/22(Sat) 03時半頃
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ゾーイは、モニカがコチラを見て首を傾げてるのが見えて、「ヒホ?(なあに?)」と。
2011/10/22(Sat) 03時半頃
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[>>165>>166 布をかけてもらって道化は右手の指を蠢かせる。 お礼のつもりらしいが伝わるかは分からないジェスチャー。 その次に鼻先に感じた、黒猫の毛並みに道化は目をぱちくりさせた。 もっともそれは花々全体が震えて見えるだろうけど。]
おやまあ。
[貴婦人のように口元に手を当ててくすくす笑いを演じるが、道化も茶化される側だということに気付いていない。 その手を猫嬢の頭に伸ばしかけて――降ろした。触れられないということは、すでに分かっている。
>>168南瓜が洋服を引っ張るのを見て、道化は頷いた]
御二方!ぜひともお気をつけて? また会える日まで、バイバイさよならまた今度!
[右手を高く振り上げて、背伸びして、 目の前に2人がいるというのに、大仰な身振りで別れの挨拶を]
(169) 2011/10/22(Sat) 03時半頃
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[服を引っ張られて、こくりと頷く。 誰かを呼ぶように声をあげて飛び回っていたようだから、 そして、この様子からすると恐らく 自分を探してくれていたのだろうと]
フニュ、ニャンニャン。 (ごめんね、もしかして探してくれてた、よね)
[そういえば、『海のしずく』での待ち合わせの約束があったが。 南瓜が何処かへ誘導したそうにしているなら、 それに従うだろう]
(170) 2011/10/22(Sat) 03時半頃
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ネイサンは、>>168ヒ、ヒホに頷く。「確かに卵焼きには塩コショウが合いますね」
2011/10/22(Sat) 03時半頃
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[首を傾げる南瓜には、ふるふると首を振った。 何やら考え込んでいた風だったが、思い違いだったかと。
>>169、花々が震えたのにはまずかっただろうか、とどきっとして。 しかし、笑うような仕草にほっと表情を緩める。 伸ばされた指先、緑色の液体がぬらぬらと光っているのが 見えた時は内心少し怖かったけれど。 すっと引いていった手をじっと見詰めた]
ニャア、ミャァウ、ニャン! (お花さんも気をつけて。 次はお菓子あげられるように頑張るから!)
[別れの挨拶に自分もまた同じように手を振って。 ジャックランタンと手を繋いだ**]
(171) 2011/10/22(Sat) 03時半頃
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[道化を見て、黒猫を見て、もう一度道化を見る キスは仲の良い証拠だよね、と 嬉しそうに、目を細めた]
ヒーホー!(またねー!)
[突然攻撃してくるようなお化けではなかった だから大丈夫なお化けなのだと 緑の液体に関しては、偶然だし
片手は黒猫と手を繋いで カンテラを持つ手は、負けじと大きく振って 大げさな動きをする道化と分かれた]
(172) 2011/10/22(Sat) 04時頃
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ゾーイは、ネイサンと別れて角を曲がる前に、もう一度大きく手を振った。
2011/10/22(Sat) 04時頃
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[去っていく2体>>171>>172を見つめながら] ふむ、道化が向こうに帰れたら…… もう会えないのでしょうね。
そう考えたら、少しさみしいですね、ええ! 良い猫と……美味しそうな南瓜でした!!
[南瓜に対する素敵な形容を捻り出すのに時間がかかったが。 向こうでの褒め言葉はこちらでも通用するのか道化は考えない。
反対方向に足を踏み出そうとして、地面を踏みしめた感覚のないまま倒れた]
(173) 2011/10/22(Sat) 04時頃
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ネイサンは、ゾーイが手を振る様子に何か考える仕草……
2011/10/22(Sat) 04時頃
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ぎゃん。 痛いです、いたい。 ……大分長い間ほっといたからいけないのでしょう、ね
[図らずも地面とキスすることになった道化はごちる。 その体勢のまま左手を持ち上げて、まじまじと見てみた。 左手が薄紫に変色しているよう――]
[先ほどもらった布を、地面に寝っころがったまま、道化は左手に巻きつける。 歯と右手を使って締め上げようとして、ぶちん、きれた。
結果中途半端な巻き方しかできなかったけれど]
これで良しとしましょ。 月を超えた牝牛も、ここまでうまくは出来なかったでしょうし!
(174) 2011/10/22(Sat) 04時頃
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[ちょっとした自画自賛を入れながら、次は指を引き抜こうかと考える。 のめり込み方は、もしかしたら指の関節が外れているかもしれないと思わせて] もううまく使えなさそうですね。 向こうに戻っても、このままだったら大道芸ができなく……?
ああ、可哀そうなネイサン!活躍の場が消えるでしょう!
[右手を胸元でぎゅっと握って、左手で目を覆うよう。 一人になっても道化は煩い。]
……。 ネイサンは向こうにも活躍の場がありましたが、さて、道化はどうなるのでしょう……。 消えてしまうのでしょうか。 [急に出てきた可能性に道化は珍しく、笑みを引っ込めた。 傍から見れば三日月の笑みは変わらないのだが。]
(175) 2011/10/22(Sat) 04時頃
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[男は多重人格――ではもちろん、ない。 ただ仮面を被るだけ。けれどこの一瞬は、 現実に帰った先、この「道化」の仮面の行方を心配して口を噤んだ。 男は一度口を開く。静かな口調は妙に耳に響いた。]
……多分、どこかで使います、ね?
[男自身の考える仕草、右手の人差し指で唇とクロスを作る。 次の瞬間は、もう「道化」の仮面をかぶり直して]
さて、そんなことは帰ったら考えましょうか。 まずはこの4本の蕪を引っこ抜かなくては! おじいさんもおばあさんも居ませんが――そこまで大きくもないし、大丈夫でしょう?
(176) 2011/10/22(Sat) 04時頃
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[殺人現場を離れて、孤児院へと続く道を歩く というよりはそこ以外に良い場所を知らないのだ ――あれからだいぶ吸血鬼とも話をしたのだ 流石に、バンシーも居なくなっているだろう
そして、黒猫と手を繋いで歩く南瓜お化けは 黒猫の顔を見て、傷を見て、三角の目尻を下げる]
……ヒホー?(けが、大丈夫?)
[言葉は通じなくても、声を掛けたくて そして、普段なら手をぶんぶんと振り回すけれど 怪我を見てそういう事はしないように自重]
(177) 2011/10/22(Sat) 04時頃
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―孤児院― [孤児院に到着した時、黒猫の様子はどうだっただろうか]
ヒホヒホ!(こっちこっち!)
[誘うように居間へと向かって飛ぶ 机の上にはモニカが書いた書き置きがある コレがあるなら、紙もペンもあるだろうと少しだけ探す]
ヒホ!(見つけた!)
[これで、意思疎通が出来る筈 ――本物のお化けであったら、どうにもならないだろうが]
「えーと、黒ネコさんは文字読める、かな?」 「あたし、ゾーイなんだけど、信じてくれる?」
[ペンを置いて、マントの中から小瓶を取り出す それは、ヤニクに貰った『月の砂』 ――果たして信じてくれるだろうか?**]
(178) 2011/10/22(Sat) 04時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 04時半頃
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……あいつら…… 追って……来てるか……?
[走りながら、背後のスティーブンに尋ねかける。二体のお化けが追ってきているかどうか、ひたすら走る中では、判別出来なかった。しかし、追われているとしても、少なくとも今のところはそう近い距離にはいないらしい。それだけは察せられて]
……とりあえず、もう少しだけ、……
[走っていってから一旦止まろうと。続きは口にしなかったが、大体の意図は伝わっただろう。路地裏から路地裏へと、走り]
(179) 2011/10/22(Sat) 04時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 04時半頃
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[肉にめり込んだ指を引っこ抜こうと四苦八苦―右手を使おうが歯を使おうが今度は指の肉がそげる気がして―していた時に、聞こえてくる足音。 道化は重い体を持ち上げる]
はてさて。 誰かが来ているようです。 また継ぎ接ぎ君だったら道化は、今度こそ死ぬ気がしますね。 さあ、籤は当たりかな?はずれかな?
[適当に離し続ける道化は、まるで、話すのを止めたら死んでしまうよう。 ぐっと力を入れて立ち上がり――とりあえず適当な家に逃げ込んでみた。 誰が来るのか、見てみようと思ったのもある]
だって、その子がお菓子もちかもしれないですもんねえ?
[緑の液を滴らせながら歩いていることに気付かず、道化は家の中へ。 窓からこっそりのぞくつもり。]
―民家の中―
(180) 2011/10/22(Sat) 04時半頃
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― 惨劇の現場 ―
[もう足を止めてもいい頃だろう。そう思い走る速度を緩め出した頃だった。とある路地裏に足を踏み入れて――ふと、背筋に寒いものを感じた。何か、不吉な予感がした]
……っは、……はあ、…… ……おい、……ちょっと、構えてろ、……
[ぱたりと、走りを歩みに変える。いつ何に襲いかかられてもいいようにと、荒い呼吸混じりに途切れ途切れに、スティーブンに指示をしておいた。男の内に生じた予感の正体は、そのようなものではなかったのだが――其処まで察知出来る事はなく]
……、……
[息を潜めて奥へと進んでいく。並ぶ民家の横を通っていきながら、しかし潜む者の気配に気が付く事はなかっただろう]
……なんだ、これ。
[ふと、何かを踏んだような気がして、足元を見た。其処には緑色の液体がどろりと零れていた。スライムか何かの残骸か残滓だろうか、と考える。気味が悪いな、などと思いながらも、出所に行き着く事はやはりなく、男はそのまま、奥へと進んでいき]
(181) 2011/10/22(Sat) 05時頃
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[進んでいくにつれ、地面に点々と落ちる緑に、少し違う、黄緑色が混じっているのを発見した。それ以上に、赤が、鮮明なその色が、混じっているのを。これは、もしかしなくとも。そう考えては、いよいよ緊張を高めて]
……、……!
[程無くして、立ち止まった。ブーツの先が、何かを蹴った。 足元を見ると、何かがあった。踏まれたかのように潰れた、赤黒い何かが。これは、何か。似たものを見た事があるな、と考えた。小学校の頃、美術の時間に不真面目に作った絵の具で塗った石の置き物? いや、それよりも遥かに似ている、身近なものがある気がする。そうだ、厨房とか、肉屋とか、あと食卓、そんなところで見かけるものに、よく似ている。これは、そう、モツに似ている――というか、モツだ]
……、
[迂遠な認識をしてから、首を横に振った。そうも忌避する必要はない、と思い直す。何もこれが人間のものだとは限らない。むしろそうでない可能性の方が高い。悪夢めいた状況だからといって、思考までわざわざ悪夢めかせてどうするのか。 これは恐らく、倒されたお化けの零したものなのだろう、と考える。グロテスクなやられ方しやがって。内心で毒づき]
(182) 2011/10/22(Sat) 05時頃
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[そして、数歩進んだところで。男は再び、立ち止まった]
……っ、……
[息を呑む。目を見開く。視線の先には、赤があった。紛れもない血溜まりが広がっていた。その中央には、何かがあった。何かが――人間の体が。一目で死んでいるとわかる、姿が]
……嘘、……だろ。
[掠れた声でぽつりと呟く。鼻腔に届く鉄錆のような、けれどそれよりも生臭い臭いが、これが現実だという事を突き付けてきていた。 先程の臓物は、本当に人間のものだったのだと、この死体のものだったのだと、知れた。死体は胸から腹までを滅茶苦茶にされていた。開かれた肌から、内臓が、体内が覗いていた。悪趣味極まった人造模型か何かのようだ、と思った。 瞼を閉じられたその顔に、男は見覚えがあった]
……あいつ、……
[この状況に陥れられてから二番目に見た顔。呼びかけに応じず逃げていってしまった、名も知らぬ、彼だった]
(183) 2011/10/22(Sat) 05時半頃
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―民家の中で― [聞こえてくる足音は複数……なのだろうか、普通の靴音とは違う音に人数の判断が難しい。硝子越しに少しく顔を覗かせ、何が来るのかと息をひそめた。 初めに見えたのは、赤く染められた白衣。 多くの目が良く見ようと、そちらに視線を向ける。残りは後に続くものがいないかと探って。 白衣を着た男は包帯で覆われていた。隙間から見えるのは黒い肌。ミイラらしい男はそのまま足を進めて―――ある場所で止まった。 視線に釣られるように地面を見れば、緑の液体。ミイラ男に大部分を残しながら、ほかの目で地面と、右手と、民家のドアをみる。]
ああああ、これは、びっくり……! なんということでしょう 考えもしなかった、この緑の液、邪魔ですね ええ、メリーポピンズのオウム傘にかけて邪魔ですよ、まったくもう!
[思わず床に滴る緑の液に八つ当たりするが、小声でしか毒づかない。 ミイラ男が足を進めていることに気付いたのは少しあと>>183。 窓から覗くだけでは見えない範囲に行ってしまった。
他に誰がいるのかと確かめるように目を滑らせてから 道化は静かに窓際から離れる]
(184) 2011/10/22(Sat) 05時半頃
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ネイサンは、リンダと視線が合わなかったことに胸を撫で下ろした。見られていなくても大げさに。
2011/10/22(Sat) 05時半頃
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……お化けに、やられちまった……のか? ……
[愕然としたまま、呟く。彼が実際にどのような存在にどのようにやられたのかは、わからない。だが、殺されたのだという事実だけは、確かだった。夢で聞いた言葉が脳裏を過ぎる。 ――お化けに、食べられてしまうかも、しれないから。 死体を目前にした今、その言葉は急速に現実味を帯び、酷い重みを持って感じられた。非現実的な諸々は、とうに呑み込んだ筈だった。実際に非現実的な能力を使ったり、非現実的な交流をしたりもしている。お化けが危ない存在であるという事も、理解していた筈だった。実際に戦闘にもなったのだ。身の安全のために戦ったり、逃げたりとしてきたのだ。 それでも。何処かで、死ぬ事などはないだろうと、考えていた。多少危険なサバイバルゲームくらいに、感じていた。しかしこうして現実に死人は出た。それを知った事で、目撃した事で、死という現実が、不意に間近に、感じられてきて]
……く、そ、……
[ぎり、と歯を噛み鳴らし、呻くように零す]
(185) 2011/10/22(Sat) 06時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 06時頃
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……くそっ! ……冗談じゃ、ねえ……!
[だん、と足を踏み鳴らし、半ば呻きのよう、半ば叫びのように言葉を発した。男の心情に呼応するかのように、犬と烏がけたたましく鳴き声をあげた。本当に、冗談じゃない、と思う。こんなようにされて堪るか、と。死んで、堪るか、と。 嫌だ。俺は、死にたくない。お化けに食われたくなんかない。お化けが襲ってくるというなら、幾らでも倒してやる]
……そうだ、倒してやる…… 倒さないと。お化けを…… そんで、お菓子だかなんだか集めて、あの姉ちゃんに渡して。 元に戻して貰わないと。
[先までよりも強い戦闘意欲を内に秘め、拳を握り締めた]
(186) 2011/10/22(Sat) 06時半頃
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……こいつを、殺したのは…… なんか、スライムみたいな奴なのか……ぬるぬるした奴? ……いや、こいつの反撃で出た体液ってのも、あるか。
何か上に被さってるけど…… あんま、これがやったみたいには見えないよなあ……
[死体の中に、周囲に残された液体を見て、上に覆い被さったお化けの死骸らしきを見て、思案し、呟く]
……とにかく、まだ近くにいるかもしれない。 気を付けないと、な。 さっきのも、追ってきてるかもしれないし。……
[死体を前に少しだけ瞑目してから、体ごと振り向き、自分達が来た方向を見据えた。足音や気配はないかと、神経を*尖らせて*]
(187) 2011/10/22(Sat) 06時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 06時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 07時頃
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― 公園 ―
ふうん…二対一? どうせ殺るならキレイなオネエサンだが。 三対一じゃな。俺に利がねえな。
[そんなことを呟きながら、少し離れたところから動向を窺う。その内に、ミイラと枯れ木が走るのを見て]
あれ?逃げんの?逃げちゃうの? 仕方ねえな。
[にやりと笑って、女の前に立つ。]
そんじゃオネエサン。俺と、遊びましょ。 Trick一択で、いいかねえ?
(188) 2011/10/22(Sat) 08時頃
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ザックは、[男の声は、骸骨がカチカチと歯を鳴らすようにしか聞こえないだろう。]
2011/10/22(Sat) 08時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 08時頃
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[不意な衝撃を心に受けて、彼女は持っていたナイフを取り落とした]
シャアァアエェリィイ! (いや……!)
ヒュィリキキキキギシィァアアア! (私は、こうなりたくない!)
[身を翻し、走る。 おそらくは――偶然にも?――ミイラ男の逃げた方向に。
しかし彼女の足は、普通の女。 きっと、追いつかれてしまうことだろう。 あるいはナイフを投げられ、傷を、負うだろうか]
(189) 2011/10/22(Sat) 08時頃
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あれ、逃げちゃうわけ。 ――追うよ?追っちゃうよ?
逃げられたら追うのが猟犬の性、ってね。 俺犬じゃねえけど。はは。 犬なんて殺すもんだろ?なあ。ガキの頃はよく近所の野良犬さばいて遊んだもんだぜ?
[バーンスタインは笑いながら、女を追う。]
(190) 2011/10/22(Sat) 08時頃
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最初は、兎。それから、猫。次が犬。 それがヒトに替わっただけだ。
俺はよう。殺すために生まれてきたんだぜ。多分な。
一体何処で間違えたんだろうな、まあ最初からだろうぜ。 生まれたときからまともじゃなかったんだよ俺。
[早足で追いながら、女に向けてナイフを投擲した。 当てようと思えば当てられる。が、刃は彼女を嬲るようにかすめるだけ。]
(191) 2011/10/22(Sat) 08時半頃
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は、早いちょっと待って…。
[案外早かったリンディの足に追いつくのが精一杯。 ようやく、リンディの足が止まったと思えば…酷いにおい。]
なんだ、これは。
[リンディの後ろから、屍を見下ろして。]
『下手人は見たのかい?』
[短いメモを、リンディに手渡した。**]
(192) 2011/10/22(Sat) 08時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 09時半頃
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― 孤児院近くの裏路地 ―
[時折動きが止まり、考える素振りは見せる動く花畑。それに気付いた時は時既に遅し。 繰り出した拳が、奴の爪を捉え手の平の中に無理やり押し込んだのだ。
苦痛の呻き、叫びを上げているお化けに対し一時攻撃の手を休める]
痛い……デスカ? 痛いですヨネ。子供達も痛い想いをしたのデスヨ。
その痛みを抱イテ、子供達に懺悔して下サイ。
[動く花畑に止めの一撃を繰り出す為に拳を振り下ろしたのだが、見事にかわされた、と思いきや左肩に乗ってきた。 粘液が付いている右手を目に当てるのが読めたので、首を右に振ってそれを回避。 相手は距離を取って逃げようとする様を見て、捕らえて止めを刺そうと動き出すが、既に屋根の上。 ジャンプをしてそれを追おうとしたら、眩暈が生じ顔面を手で被い、膝を付いてしまう。
収まった頃には――自分しか其処には居なかった。 屋根の上に残された赤と黄緑の線が道標を頼りに、動く花畑を追う]
(193) 2011/10/22(Sat) 11時半頃
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[>>192ミイラに続いて出てきたのは枯れ木。良く動けるなあと道化は小さく口笛を吹いた、後に首を傾げる]
あの2体も、猫と南瓜のように協力し合ってるような関係なのでしょうか……? ふーむ、む。これは困りましたね。お化けたちも協力するようでは、お菓子が奪えません、ね!
[協力し合うお化けというのは面倒くさい、と道化は肩を竦めた。]
けれど協力……ということは知性がついているということでしょ? もしかしたら道化よりも頭がいいのかもしれない! 道化もウカウカしてはいられません、 早く人を見つけて協力してもらえるようお願いしなければ!
[そうして歩き出そう――としたところで転んだ]
(194) 2011/10/22(Sat) 11時半頃
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[いくら自分の毒で利きが甘いといっても、長らく放っておいたツケだろう。足元が甘い。 自重に負けて花弁を痛めた花が生え変わる。その場に散らばる花々は甘い香りを拡散させて。脳の心を麻痺させるような濃い香りの中、道化は床に散らばる赤い薔薇を一輪、掬い上げた。 その右手に持ち替えたまま、誰も来ないうちにと、別の出入り口から反対側の通りへと抜け出る。
外に出れば吐き気をこらえ切れぬ様、胃液が口から溢れる―はずが、たくさんの花弁が溢れてくるだけ]
ああ――……! とうとう毒が頭に回ったのでしょうか、幻覚が見えるようです。 これ以上馬鹿になったら、道化はどうなってしまうのでしょう? なにか考えようとするたびに、まずは自分の名前を思い出そうとしなければならないのでしょうか。道化かなしい。
[すん、と鼻を啜るふりをしても、口元は笑みのまま。 道化はゆっくりとした足取りで人が居そうな広場へと進んでいく。 けれど足元も危うい様子、後ろから追いかけてくるものがあれば――、ね?]
(195) 2011/10/22(Sat) 11時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 11時半頃
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― サイモン殺害現場近くの路地裏 ―
[点々と落ちてる赤と黄緑のシミを見ながら、ターゲットの逃亡先を予測しつつ追っていると、酷い血腥い臭いを感じ取った。 あまりの臭さに立ち止まり、鼻を詰まんでしまった]
何なんデスカ……この臭いハ。
[臭いの発生源らしき所へ足を運んでみると、先程見かけたミイラと枯れ木が其処に居る。 彼らがやった?臭いからして、恐らくは何かが殺されてそれなりの時間は経っている筈。彼らが犯人ならば、何時までも此処にいるのだろうか、と言う疑問がよぎる。
己が巨体があるが故、この先に何が見えたのかハッキリと分かるだろう。 胸から腹まで綺麗な一本傷があり、そこからハラワタが見えていた――無残な死体]
――……コレハッ!?
(196) 2011/10/22(Sat) 12時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 12時頃
サイラスは、少し臭いの元の方へ歩き、そこからサイモンの死体を発見したのだろう。
2011/10/22(Sat) 12時頃
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― 孤児院への道中 ―
[怪我をした左肩を気にするような南瓜の心配そうな声>>177に]
ニャウ、ニャァ? (心配してくれてるの? ありがとう、優しいね)
[ニャアン、と嬉しそうな声で鳴いて。 どうやら南瓜は孤児院への道を辿ろうとしているようで。 あそこに帰れば救急箱があるはず、と安心させるように微笑んだ]
(197) 2011/10/22(Sat) 21時頃
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― 孤児院 ―
[孤児院、我が家でもあるその場所に戻ると少し安心した]
ニャ、ニャア。 (あの時のお化けは、もういないみたいだね)
[少し中の様子を注意しながら。 耳を忙しなく動かし、大丈夫そうだと判断して、 南瓜の後から孤児院へと入っていく。 真っ直ぐに居間へと飛んでいく南瓜を追いかけて。
自分の書き置きが書いた時のままである事に少し落胆したが、 次に南瓜が取った行動に目を丸くした]
(このお化け、字が書ける!?)
[それだけではない、更にその内容を見れば俄かに信じがたく。 まん丸になった目でじぃっと前から、横から南瓜を見詰め。 しかし、マントの中から取り出された小瓶に]
(198) 2011/10/22(Sat) 21時頃
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―広場―
[俺は、人形を前においたような状態で女吸血鬼と向かい合っていた。何かを吸血鬼は叫んでいるが、声の調子からして威嚇には違いないだろうと俺は思う。幸いなことといえば、こいつが標的にしているのはどうやら俺よりも人形のほうだろうということだ]
……ンダ、 ノヵ? ェルナ ルョ、ナ? (なんだ、話がしたいのか?それとも吼えるなら聞いてやるよ、だからこっちには来るなよな?)
[吸血鬼のできるだけ足元を狙って砂を噴き、そのまま少しだけ様子を見ることにした。攻撃してきたら……? その時の手は考えてある。爺っちゃんが昔言っていた、とっておきのが三十六っていう奴なわけだが、さて。]
(199) 2011/10/22(Sat) 21時頃
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― サイモンの殺害現場 ―
[ミイラと枯れ木のお化けは居るのだろうが、襲ってくる気配も感じられないので、一先ず最低限の警戒だけしておいて、亡骸の近くまで歩み寄って状況を確認する]
酷イ有様デス……一体こんな惨い事を誰ガ……?
[一本の赤い線から散らばる臓物。そこに出来た赤い海に身を浮かべる人物の悲惨さに目を背けたくなる。 薬とは言え、一応医学を学んだ人間として、如何して目の前の彼が死んでしまったのか、死因は何か、と言う好奇心が亡骸に視線を向けさせる]
死因は分からないデス……されど、コレは刃物によって切り開かれたものデショウ。
[何本も傷があって開かれたものとは違う――爪で引き裂かれて臓物を曝け出しているのではない。ナイフや包丁・メスなどの鋭利な刃物で綺麗――と言ったら失礼になるか――に切られていたのでは無いかと推測]
他に何か分かるものは無いのでしょうカ……あっ……。
[この薄暗く血の海の中で中々気付きにくいのだが、一つの小さな包み紙を見付けた]
――……一体これハ?
(200) 2011/10/22(Sat) 21時頃
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ニャ、ニャァ……?? (ほ、ほんとにゾーイちゃん? あれ、でも、“黒ネコさん”って……)
[自分の事が判らないのだろうか? 文字が読めるかどうかはこのメモを見れば明白で。 しかし、もし判っていないとしたら、 “黒ネコ”を相手にゾーイが自分の名前を名乗るのは何故だろうと]
ニャ……。
[そう言いかけて、少し考え込んだ。 もしかして、と思いながら]
「本当にゾーイちゃんなの? どうしてそんなジャックランタンみたいな姿になっちゃったの?」
(201) 2011/10/22(Sat) 21時頃
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[疑問符ばかりの文章になってしまったが。 不思議な事だらけで疑問しか浮かばない]
「もしかして、私がモニカだって事、判ってない? 私、“黒ネコさん”なの?」
[そういえばしきりにキャットレディと言われた気がする。 あれは黒猫に変身する姿を見られたからだと思っていたが。 もしかして、もしかして、と。
少し遅れて、自分もポーチから布切れの包みを取り出す。 瓶が割れてしまったのだが、その布切れを解くと その瓶の中味と同じ『月の砂』が光った]
(202) 2011/10/22(Sat) 21時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 21時半頃
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[よく見るとそれはお菓子の包み紙のではないか、と思ってみる]
これはお菓子の袋、デスカネ。 だとするならば……この人はお菓子を持っていた、と言う事なのでしょうカ。
[ぐるぐると巡る思考の旅。パズルが一つずつハマってくると思った事がついつい口に出てしまう]
ここに居るお化けはお菓子を寄越せ、と言ウ。 私は人間なのに、お化けにそれを言われる……つまり、他の人も人間で自分以外の人は全員お化けに見える、と言う事でショウカ。
[これ以上目新しい情報を持ってるとは思えないサイモンに、たまたま運良くあった大きな布切れを被せてあげる。 もう下手に無関係な人に亡骸を晒すのも心苦しい、という配慮]
そもそもお化けがお菓子を持っているらしいが、この人もお菓子を持っていタ……如何見ても普通の人間にしか見えまセン。
[もう少し何か分かりそうなのに、それが出来ない。喉の手前まで何かがつっかかっている感覚がもどかしい]
(203) 2011/10/22(Sat) 21時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 21時半頃
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[言葉を送った人形の反応はどうだったか。 その前に三日月が何かを口にしている、お互いに言葉が通じないという事が途轍もない苦行。 しかもゾーイの反応から多分自分はかなり怖いお化けになっているのだろう、見た目と言うのはコミュニケーションを取るための大事な要素でもある。 見た目が怖いと自然と警戒心が勝ると思う、勝手な持論。
三日月顔は腕を片方固めてきたが、その次は足元に狙いを集中している。 人形に向けたメッセージと同じメッセージを、人形に向けている手から三日月顔にも送ってみる、人形に向いた手から糸が出てきて三日月顔の方へ流れてゆくイメージ]
『待って!』
[幸か不幸か、自分が降り立った効果は人形と三日月そのどちらも自分に注意を向けさせるという結果になったのはメッセージを伝えやすくなって良かったとは思う]
(204) 2011/10/22(Sat) 21時半頃
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― 広場 ―
―…キ ……――エ…… ――ロ……―― (吸血鬼…お化けの援軍? だとしたら分が悪いわ…何とか路地へでも逃げ込めればいいんだけど…)
[吸血鬼を警戒しながら、肩越しに砂男へも視線を向ける。 もしかしたら自分はここで殺されてしまうのかもしれない。 想像するとカタカタと震えが止まらず、歯の根が合わなくなる。
しかしそれは他の人間からは、カタカタと不気味な動きで口を動かし、笑ってるように見えただろう]
(205) 2011/10/22(Sat) 21時半頃
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[吸血鬼の向けた手のひらに、身を硬くする。 何らかの攻撃かと思ったが自分が何かをする前に、砂男が砂を出すのが見えた。 もしや仲間割れだろうか? ならばこの隙に乗じて逃げてしまおうかとした所で、吸血鬼から流れ出た血が空中で、意味を成す文字を象ったように見えた>>139]
――…!?
[偶然だろうか? しかし、それにしては状況に符合した単語のように思えた。 少しの逡巡の後、退路をちらりと横目で確認しながら、吸血鬼に声をかける]
(206) 2011/10/22(Sat) 21時半頃
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――……シ――ネ――… (もしかして…ねえ、あなた、人間の言葉が分かるの…?)
…――――シ――……ネ……! (そうだとしたら、お願い…!)
[祈るような気持ちで、両手を合わせる。 その手に握られた黒い繭から、指の間をすり抜けて何本もの糸が蠢き這い出る]
…――ノガ――…サ ――……ナイ――…! (私を見逃して下さい…! そしたら、何もしないですぐに逃げるから…!)
(207) 2011/10/22(Sat) 21時半頃
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[人形のほうを向いた吸血鬼の手から赤い糸のような飛沫が発せられ>>204、こちらに向かう。が、それは先ほどの人形のように直接的に俺を狙った攻撃とは少し違うようでもあった]
……ダ? ッテ、ダ? (なんだ?……待って、だって?)
[どうもそのように見えた。もちろん待てと言われて素直に待つのもバカな話ではあるだろうが]
…ッ二 モナィ ョゥ ッテン ィテ? (別に構いもしないがね……そっちのお人形さんえらく怒ってんじゃねえの?いいのかい、放っといて?)
[明らかに人形の言葉は敵意に満ちている。吸血鬼のほうに人形の糸が向かっていくのを見るが手出しはしない。共倒れならむしろ好都合なのだが]
(208) 2011/10/22(Sat) 22時頃
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[ビスクドール、それが人形の見た目だった。 ただし、所々が壊れていて、その容貌はかなり恐ろしい。 正直なところ、子供の頃からこのビスクドールの無機質なガラスの目玉が苦手だった。 血の通わぬ白い肌、水晶体すら持たぬ偽物の眸、その眸に見られるのがとにかく恐ろしいのだ。
ましてやその人形がカタカタと表情を変えぬまま笑っているのだから背中に冷たいものが走る]
(なんでこの状況で笑ってるのかしら……。)
[挙句にゆったりとした口調で告げられる言葉は全て不穏な言葉の羅列、消えろと言ったり逃さないと言ったり忙しい人形だなと思ったりもするが――]
(筆談も駄目ってわけ?) (じゃあこっちは敵ね。)
[小さなビスクドールは切っ先をこちらに向けたまま、大きなビスクドールが手を合わせると細い糸がこちらへと伸びてくる、文章でも意思の疎通は無理と判断するには十分な要素だった。 三日月顔に足を狙われているので上手く移動出来そうにないと分かると翼を広げて空へと舞う]
(209) 2011/10/22(Sat) 22時頃
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ヒホホッ!(うん、そうだよ!)
[名前を問われれば、コクコクと頷いて返事をする ジャックランタンみたいな姿 お化けになった理由は、コリーンに聞いている]
「夢でドレスのお姉さんに会って おかしをもらって食べたらこうなったの」
「身を守るためっていわれたから スライムが来た時におかしを食べたの」
[そう説明した後に、黒ネコが再び字を綴る]
ヒホ、ヒホホー!(やっぱりモニカさんだ!)
[綴られた文字に、再びコクコクと頷いて ペンをまた持てばネコの顔とワンピースに手足 そうやって今のモニカの姿を描いた ただし10歳児の画力です、ご了承下さい]
(210) 2011/10/22(Sat) 22時頃
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ヒホ?(どうしたの?)
[彼女がポーチから包みを取り出した 中からキラキラと輝く砂が見えた コレは、多分……]
ヒホ?(もしかして、月の砂?)
[じーっと、黒猫……モニカの顔を見上げた]
(211) 2011/10/22(Sat) 22時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 22時頃
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[三日月顔の砂は傷口に張りつく以外にもただ触れるだけで触れた場所が痺れるようになっている、麻酔の様な効果だろうかと砂を浴びた足に触れてみる。 伸ばしたままの格好でだらりと下がった腕も指先がピクピクと動く程度にはなってきた、時間を置くとこの効果も取れるらしい]
(でもこっちの三日月さんはまだ話せる余地はありそうね。) (なら――)
[ちらりと、三日月顔を見ればこちらを助けるつもりはなさそうだが少なくともこの期に乗じて攻撃してくる様子もない。
空に逃げてもなお人形の糸は追ってくる、この糸ももしかすれば麻痺なり毒なりの効果があるものかもしれないと、爪で切り裂く]
『あなたは、言葉が通じてる?』 『もしかしてあなたはお菓子を食べた?』
[爪の一閃で糸の第一陣を散らしてから再び三日月へとメッセージを送る]
(212) 2011/10/22(Sat) 22時頃
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[どうやら交渉は決裂したようだ。まあ人形のほうはなんというかやる気マンマンの挑発だったから仕方あるまい。吸血鬼は翼を広げ空に舞った]
……ナン ッ ラモ ベンノ? ェナ ッヵ… (なんだよ、アイツ空も飛べんの?聞いてねえなあ。どうすっかねえ。)
……ヵシ ッカィ ハ、ソウ ガリ……ニック…! (ま、しかし結論はひとつ。厄介そうなのは双方共倒れが理想だから…不利そうな方につく!)
[そう決めて、俺は目の前のお化け同士の仲間割れ(?)に様子によってはどちらかに肩入れするつもりで]
(213) 2011/10/22(Sat) 22時頃
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[>>210、綴られる文章を指差して自分を指差し、縦に首を振る]
ニャン、ニャニャ! (それ、私も同じだよ!)
[夢の事も、お菓子を食べた時の事も。 思い返せば自分がお菓子を食べて次に気付いた時、 ゾーイがいた場所には空浮ぶ南瓜がいた。 だとしたら、お菓子を食べて姿が変わったというのも符合する。 そうして、描かれるワンピース姿の猫をじぃっと見た。
自分の耳や尻尾ががありそうな場所に手を回してみる。 幻覚というのだろうか、むずがゆさを感じた。 えい、えい、とその感覚を頼りに自分の尻尾を手繰ると、ぎゅっと引っ張ってみる]
フニャ、ッ。
[くすぐったいような痛いような、情けない声が出た。 自分の目には手が宙を掴んでいるように見えるのだが。 信じられないような表情でゾーイと顔を見合わせた]
(214) 2011/10/22(Sat) 22時頃
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[月の砂とこちらを交互に見るゾーイに頷き、説明を付け足す]
「広場の向こうの道でお化けに襲われて。 その時に瓶が割れちゃって、拾えるだけ拾ってきたの」
[そしてはた、と何かを思い出し。 三日月に顔のついた男らしき絵を隣に描く。 それから矢印を引っ張ってきて]
「私、こんなお化けに会ったの。 そのお化けが、これと同じ瓶を持ってた。 もしかしたら、あれ、ヤニクさんだったのかも……?」
(215) 2011/10/22(Sat) 22時頃
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[>>195はらはらと零れ落ちる花弁が足元に散らばって 道化に踏みにじられて塵に変わる。 さらにその上から黄緑色が被さって、散る前の可憐さなど連想させないような。
入り口から見れば、そこには様々な異形が―様々な思惑のもと―集っている広場。 いつか空を見上げた時にいた吸血鬼を発見し、思案するように首をひねる]
空を飛ぶのは人類の夢!ウラヤマシイ! ――ああ、けれど、浮かんだままであれば。お菓子は奪いづらいですねぇえ?
[地上にいるのは一瞬見た三日月顔と人形。それぞれが対峙しているかのように見えれば。 道化は、これはどういった状況なのか分からぬ、というように右手を額に当てた]
おやまあ!お化けがお化けと戦って? なんだかよく分からない!道化は、ええ、道化にはよく分かりませんとも! 分からなすぎて耳から脳みそが零れそう!!
(216) 2011/10/22(Sat) 22時頃
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ネイサンは、今にも脳が毀れてしまうのでは、と耳をふさいだ。
2011/10/22(Sat) 22時頃
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……ァン?
[空に飛んだはずの女吸血鬼からまた文字のような形状のものが見えた]
(器用だねえ、姉さん。そりゃあまあ、こっちの字も少しはわかるけれどな。そして菓子も食ったけどな!…どうも言葉伝わってねえんじゃないのか?わざわざ字にするぐらいだし…)
[少し迷って、俺は砂口を細く絞って地面に砂で○と円をぐるりと書いた。もちろん誰でも連想するような意味だが、人形に邪魔されればその限りではないし、きっと地上からは何が書いてあるかよく見えまい]
(217) 2011/10/22(Sat) 22時頃
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[相手の出方を緊張しながら待っていると、吸血鬼は空へと飛翔する。 返答がなかったと言う事は、やはり先ほどの文字は偶然だったのだろうか? 無傷で逃げる事など、すぎた望みだったのだろうか。 自分の手から糸が出てる事にも緊張の余り気付いておらず。 まして、まさか言葉が通じてないとは考えにも至っていない。 上から攻撃をしてくるつもりだろうかと、きゅっと表情を引き締めながら視線だけで見上げる。 もっとも、相手には片目だけのガラス玉がギョロリと動いたように見えるのだろうけど]
――…オ――… …――カシ――…… (逃げ通すのは…やっぱ無理かしら)
――……ヨ…… ――コ……セ――… (向こうの妖精が吸血鬼を攻撃しててくれれば… その隙を狙って、何とか逃げ出せそうなんだけど…)
[出来ればこのまま脱兎したいのだが、背を向ければそこを狙われるかもしれない。 そう思うとうかつには動く事が出来ず。 相手には通じてないだろうと安心して、不安を打ち消すための独り言を呟く]
(218) 2011/10/22(Sat) 22時半頃
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[吸血鬼が砂男になにやらしているような素振りを、右目に捉える。 手のひらから何か…赤いから血かなにかだろうか? もしかしたら、お化け同士はああやってコミュニケーションを取るものなのだろうか? 先ほどのは、それが偶然文字に見えただけでは… 考えれば考えるほど、それが事実のように思えてくる。 そう思うと、砂男もなにやら返答をするような動きを見せてる気がする。 最も、それもまたよくは分からないのだけど]
(219) 2011/10/22(Sat) 22時半頃
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[人形から伸びる糸が数を増やしてくるのを片腕だけで対処しなくてはならないのはかなり不利な状況だった。 動きの鈍い脚に巻きついてくればそれを爪で切り、腕に絡もうとするものがあれば牙で引きちぎる]
(五体満足じゃないってだけでかなり不便なのね……。)
[せめて両腕が自由ならとも思うが、動かないものは仕方がない。 ちらりと三日月顔を見れば地面に砂で円を描いている、先ほどのメッセージへの答えだろうと三日月顔に頷く]
(あの三日月顔のお化けも仲間かもしれない!)
[もしかすればそれこそ昨夜広場に居た誰かなのかもしれないと、期待して人形を睨みつける。 彼女から漏れる呟きは空の上では聴き取れない、が敵と判断した人形へと自由な片腕を向けて、小さな人形へ血の矢を放つ]
(220) 2011/10/22(Sat) 22時半頃
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[耳を抑えた道化は目まぐるしく、目玉を回転させた。 花々が揺れ動くことで微かに感情を表現したが、何を意味するのか、までは他者には伝わるまい。]
だって、お化けは人間を襲うのでしょう? だって、ねええぇぇぇえ、え え ぇぇ え?
[引き延ばした音は奇妙に薄っぺらいラヂオの声として外に排出される。 ふしゅーとでも言いたげに、道化は、唐突な動きで肩の力を抜いた]
おーばーひーと ! です! 分からない!分からないなら、道化には理解できることではないのです。 でも道化には分かります!!分かりますとも、ええ!
[胸を張って、道化は誇らしげに顔を上げた。]
お化けは殺さなければいけないことは、分かりますとも!!
(221) 2011/10/22(Sat) 22時半頃
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[モニカの行動>>214で、同じだと言ってる様に見えた それよりも、その後の行動だが ネコの耳を触ったり、尻尾を引っ張ったりしている]
ヒ、ヒホ?(ど、どうしたの?)
[ぱっと見、不思議な光景であった よく考えれば、自分の姿は人のまま見えるのだから 彼女自身も多分そうなのだろう]
ヒホ……(そうだったんだ)
[しょぼんと三角目をたらして 続く言葉、「ヤニクさん」という名前を見て]
「あ! あたしもね、女のきゅうけつきに会ったよ コリーンさんだって言ってた 今のコト教えてくれたのもその人なの!」
[絵は描けないけれど、そう説明をする]
(222) 2011/10/22(Sat) 22時半頃
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[よくわからないが、多分吸血鬼のほうはこちらが地上に描いた砂文字を読み取った……ような気もする。油断は禁物だが。そう思って上を見、振り返ると]
(なんだ、またお化けねえ… しかもなんかグロいのが。なんだあれ?脳の中も花畑なのか?ああいうピエロが最近は流行なのか?)
[クラウン姿のお化けに話しかけた]
…ォィ、 モ ッポク ヵ? ッタラ クレ ィヵ? (おい、あんたもお菓子とやら持ってるのか?そこいらのザコっぽくは見えねえから持ってんのかな?もしそうだったら一つ俺によこしちゃくれないか?)
(223) 2011/10/22(Sat) 22時半頃
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[もはや、彼の言葉は彼女に届かない。>>191 掠めたナイフの痛みに耐えながら、彼女は走り続けた。 偶然で必然に、リンダとスティーブンのいる方向に向かう。 逃げるのはそちらの道しかないから]
キェレエエエ! (やめて!)
シュイィエレレリィィイイイ! (私は、お菓子が、欲しいだけ!)
ヒュヒュフルルルルウウウ! (あなたには、用がないの!)
[飛び交う音波が、街のあちこちを破壊する。 それすらも、後ろから追う男の攻撃だと、彼女は思っていた]
(さっきの、お化け!)
[目の前にもし、枯れ木とミイラが立ち止まる現場があれば、彼女はそう叫ぶだろう]
(224) 2011/10/22(Sat) 22時半頃
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……ガマァ…… ナ。 ィノニ クルァ ハ…… ャラナ ヤァ! (だがまあ…… そうだな。お菓子を持ってもないのに襲ってくる悪いお化けは懲らしめてやらなけりゃあな!)
[無論このときの俺は、自分もお化けに見られているとは気づくよしもない]
(225) 2011/10/22(Sat) 22時半頃
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― 街のどこか・ローズマリーを追って ―
…おわ!? なんだこれ。お姉サン飛び道具使いか?
[衝撃波が、頬をかすめる。]
これ、まともに喰らったら危ないんじゃねえ?
(226) 2011/10/22(Sat) 22時半頃
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[吸血鬼がまるで何かを払いのけるような仕草をしている。 しかし、元より薄ぼやけた視界では細い糸の存在を視認しきれない。 自分の手元を見れば、その糸の伸びる先で察知も出来ようものだが、そのような余裕はなく。 訝しげにしていたところで、吸血鬼からなにか赤いものがこちらへと放たれた]
ァアアアァアアアアア! (きゃ…!)
[錆付いた金属のドアをこじ開けるような、不快な音が周囲に響く。 小さな人形はそれを意にも介さず、血の矢を切ろうと剣を振るった]
(227) 2011/10/22(Sat) 23時頃
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――ッチ…
一遍引くのが正解かね。 あのお姉サンは寝首掻くのが一番ね。
[舌打ちして、衝撃波を避けながら横道に転がり込む。]
(228) 2011/10/22(Sat) 23時頃
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[えてして子供の方が非現実を受け入れやすいのか。 尻尾をたらんと放して]
(吸血鬼が、コリーンさん? 教えてもらった、……そっか、それで。 コリーンさんはもしかしたら、あの女の人から 何か特別に教えてもらったのかな?)
[ほむ、と興味深そうにその文章を見て]
(あと知ってる限りで見付かってないのは、 リンダさん、マーゴさん、ザックさん……。 他にももしかしたらもっといるのかもしれないし)
(229) 2011/10/22(Sat) 23時頃
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[さっきのクラウンやフランケンシュタイン。 長身からもしかしたらフランケンがリンダの可能性も、と]
「他の皆も、見付けなくちゃだね。 そうだ、さっきの殺されてた人の事なんだけどね。 多分、あの人を殺したお化けは足音がするよ。 硬い感じの足音がしたら、気をつけて。 襲ってくるかもしれないから」
[そう念押しをした]
(230) 2011/10/22(Sat) 23時頃
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[道化は結論を見出して満足げ。 改めて、手を翳して伸びをして、広場を見渡しだした。 人形が、2体に襲われている?のだろうか、とゆるゆる首を回した。 吸血鬼と三日月頭は互いに意思の疎通をしている、ような雰囲気?? 何度かみた、協力するお化けたちを思い出して 怒った様に腕を振り上げた]
ああ ヒドイ!2対1なんて! 墓場のグールだって、もう少し弁えてますよ、ええ!! [腕を組んでそっぽを向く、プンプンとエモーションでも出しそうな仕草。そんな動きの中でも赤い唇は頬を横切って笑い続ける。>>223>>225三日月頭が話しかけてくる様子に、道化は視線を合わせるよう花々を向けた]
三日月頭、砕いてみれば何が出てくるのでしょう? 月の砂?月のバラ?――それともお菓子だったりして!
ねえ、道化にお菓子をくださいな!!
[両腕を開く様にして、爪を打ち鳴らす。左手は相変わらず肉に埋もれた爪だから音はならないが。]
(231) 2011/10/22(Sat) 23時頃
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ネイサンは、一度距離を取るようにして、とんとん、後ろにさがる
2011/10/22(Sat) 23時頃
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[武器を持っている方が多分本体だろうと、勘に頼った攻撃はあっさりと小さな人形に払われる]
(嘘、すっごい素早いじゃない。)
[自分にはダーツの矢が寸断されて転がったように見えているが、実際は血の矢が弾かれて血がその辺に飛び散っているだろう。 そして、血を使った攻撃をすると急に高度が落ちる、血が体内に戻ろうとするための反動で勝手に大地に縛り付ける鎖になってしまうからだ]
(ダーツを使うと空が上手く飛べなくなる……。) (あの小鬼の時もそうだったっけ。)
[使った血液はそう多い量ではないのでそこまで高度も落ちる事はないが、かと言って空から攻撃するには遠距離攻撃に頼る他ない]
(不便だわ、上手く両立出来れば最高なんだけど……。)
[もう少し爪の攻撃の攻撃範囲が広ければ近接戦闘にも持ち込めたかもしれないが、小さな人形の素早さを考えると近接戦は不利そうにも思えた]
(232) 2011/10/22(Sat) 23時頃
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[じいっと、己の手を見る。 自分の力の内容は良く分からない、ただ漠然と掌から物質を生み出せる能力なのではないかと、そう思っている。 ならば、と試しに念じてみる、槍よ出ろ、と]
(行ける、これなら。)
[掌から血が溢れて槍と言うよりも棒が形成される、だがそれでも爪で戦うよりは大分ましだろうと思った。 しかし、その質量に使った血液量はかなりのもので、既に頭がクラクラとしている]
(大きい物を生み出すとそれだけ疲れるって事ね……) (しまっ――!)
[棒を手にフラフラとしたおぼつかない飛行をしていると翼が糸に絡み取られて地上に落下する]
(233) 2011/10/22(Sat) 23時頃
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(2対1?何のことだ?…俺はお化けじゃないし、さて…わかんねえな…)
[目の前のクラウンの言葉の真意が理解できず、おれはそう言葉を返した]
……ゥカ、 ホスィヵ? …ン、 ッテモ ニコ サィナ! (そうかー、そんなにお菓子がほしいか? だが残念、俺だって持ってねーんだ、俺にこそくださいな!)
[爪を鳴らすクラウンに苛立ったものを感じ取り、俺は砂嚢の口を目の前の道化の、おそらく負傷しているのであろう片手に向けた]
(234) 2011/10/22(Sat) 23時頃
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…な、なっ!? 女お化けが追いかけてきたのか?
[背後から、衝撃波が飛んできた。 少し遠くから妙な音がしたので直撃こそ食らわなかったけれど、左腕に薄く切り傷が出来る。]
『リンディ君、またあのお化けが追いかけてきた! 僕は裏路地じゃほぼ何も出来ないんだが。蔦くらいしかないし。 隠し玉は、あんまり使いたくないしなあ。』
[メモをリンディに渡しながら、ひょいとリンディの後ろに隠れてみた。案外酷い。]
(235) 2011/10/22(Sat) 23時頃
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しかしあの女お化け…。 骸骨と仲間じゃなかったのか?
[わからない。てっきりあれは加勢だとばかり思ったのだが…。 女お化けはじりじりと近付いてくるんだろうか。 見分ける魔法が使えるまで、時間は稼ぎたいところだが。]
(236) 2011/10/22(Sat) 23時頃
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[途切れ途切れの三日月語に、道化は笑ったままの花顔を横に傾かせた。]
ニコ? サィナ? それが三日月サンのお名前?
道化は「道化」というのです、お見知りおきを!ニコ・サィナ!
[歪なお辞儀をしかけた時に、左手に袋の口が向けられる。 庇う様に横に移動しかけて足がもつれる。 三日月が砂をまきだすなら左手に付着するだろう。]
わわ っと、な
(237) 2011/10/22(Sat) 23時頃
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[非現実を受け入れやすいというよりは 単に何も考えていないだけかもしれない さっき殺された人……と文字を追って 彼の状態を思い出せばうっとつまる]
(うー……)
[というより、足音がしたということは 殺された瞬間を見たのか、それとも近くにいたのか]
ヒホホ?(だれがころしたか、見たの?)
[言葉が通じていないことを思い出して 今言った言葉を綴った後]
「わかった、気をつけるね」
[コクコクと頷く]
「これからどうしよう?」
(238) 2011/10/22(Sat) 23時頃
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さてどうしようかね。 つーか、痛てえ。
[頬の切り傷を拭う。 裏通りをうろつきながら、ふと、大きな建物に目を止める]
…孤児院、ねえ。
― →孤児院 ―
(239) 2011/10/22(Sat) 23時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 23時半頃
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……ァン? ニコ…サィナ? (あん?ニコサィナって、何だそれ。そんな名前なわけねえだろうがよ。耳ついてるのかこの道化。)
[クラウンが丁寧にお辞儀をし終わった瞬間に左手に向け砂を放つ。挨拶中にはやってはいけない気はしたんだが…なぜだろう?ともあれ、クラウンが左腕を動かせなくなるぐらいまでは、俺はその部位を狙い続けるつもりでいる]
(240) 2011/10/22(Sat) 23時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 23時半頃
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[新たな人影(というかお化け影?)があるようだが、それより今は吸血鬼が先決だった。 まずはこちらをどうにかしないと、どうにもならない。 切り払った血の矢は鮮血となって辺りに赤を飛び散らせる。 それを見ると、気持ち悪さを覚えて片手で口元を押さえた]
―チ…… ヲ――… (血…? そんな物を使って攻撃してきてるの?)
[吸血すべき存在が、血を武器にする? 少しばかり違和感を覚えるが、ふと一つの想像に思い至る]
――…ョ――…コ―― …セ――…! (お人形さん、この血に触れないで! 何かの罠かもしれない…冷静に行動しないと…!)
(241) 2011/10/22(Sat) 23時半頃
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「見たわけじゃないけど。 あの人の、悲鳴?みたいなのが聴こえて見に行ったら。 遠ざかっていく足音が……」
[そこまで書いたところで、猫の耳がぴくり、動いた。 そう、足音が……。
縦長の瞳孔が開く、警戒するように尻尾が持ち上がる]
「にげて」
[そう殴り書くと、ジャックランタンをテーブルクロスの下へと 隠れるように促して]
フニャア、ン!
[目立つように一つ鳴くと、玄関先へと駆け出した]
(242) 2011/10/22(Sat) 23時半頃
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…女お化けも、筆談なら通じるんだろうか。
[いやでも、怖いお化けだったらその隙に襲い掛かっては来ないか。 そんなことを思う。 そうなれば…蔦に頼んで縛ってもらうしか、ないかな。]
頼むから、退いてはくれないかな。 2対1でやりあう気かい?
[…多分僕の言葉が通じるとは思わないけど。 対リンディ君の時の経験則上。 せめて出す声のニュアンスでわかってもらえないかなあ。と。 ちょっとだけ期待はしていたかもしれない。
ざわ、ざわざわ。 枯れ木は枝を擦らせるような音を出す。]
(243) 2011/10/22(Sat) 23時半頃
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[しかし、そう叫んだ時には、吸血鬼の横に棒状の何か。 あれを打ってくるのだろうかと身構えた時。 急激にバランスを崩して、落下してゆくように見えた]
……!!
[危ない! 一瞬、敵対心をもたれてる(と思っている)事も忘れて、肝が冷えた。 あんな所から落ちればきっと無事ではすまないだろう。 その意思に反応するように黒い糸がぼわりと膨らむようにその量を増し。 吸血鬼が地面に叩きつけられる前に、空中でネットのように受け止めようとした。 もっとも、その身を拘束しようとしたと思われるのかもしれないのだが]
(244) 2011/10/22(Sat) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 23時半頃
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[よろけた途端、浴びせられる砂粒。 前々から負傷していた左手は瞬く間に砂で覆われていく。一層ではまだ赤も緑も砂の表面に染み出ていくが――完全に固まるまで砂が覆えば真白な彫刻にしか見えない。同様に肉を刺していた痛みも薄れていった。
道化は砂を避けれた、もしくは軽くで済んでいたかもしれない。その左手に巻いた布を救出しなければ。完全に固まった左手を重みでぶら提げつつも、転がる様に逃げ出す。右手には吸湿した布を携えて。]
……ぎゃあ! 可哀想な左腕、もう手袋をはめることはないのでしょう、ね! だって十分分厚い皮膚になってしまいました
[転がり置きながらも喚く言葉は止まらない。にいと笑ったままの唇から、緑の爪から それまでよりも黄緑の粘着質が溢れだす。だらだらと地面に垂れ流しながら、道化は走り寄った、かと思えば飛び上がって]
[三日月頭を飛び越えていく、宙返りしながら、叶うなら一瞬でも目は合うだろうか。 花々は風にざわめき、花弁を散らし――黄緑色が落ちていく]
(245) 2011/10/22(Sat) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/22(Sat) 23時半頃
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― 孤児院 ―
――何か、いるねえ。
[かすかに聞こえる物音。 耳を澄まして、音のする方を探る。と。]
(246) 2011/10/22(Sat) 23時半頃
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[黒ネコみたいに耳が良くなっている訳ではない 誰かが来たのも気付いていなくて 彼女が何かを殴り書いた後 玄関へ向かうのを見送ってしまう]
ヒ、ヒホ!?(え、モニカさん!?)
[一緒に逃げる物だと、そう思っていたけれど いや、いざとなれば彼女には影に隠れる力がある やりとりしたメモを全部ポケットに入れて テーブルの下、テーブルクロスに隠れる]
ヒホ……(大丈夫かな……)
[なるべく息をひそめるように 右手のカンテラをぎゅっと握る]
[宙に浮いているので足は見えないだろうが テーブルクロス越しの灯りはどう映るだろうか]
(247) 2011/10/22(Sat) 23時半頃
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[羽を絡め取られた揚句に自由になる腕まで糸が絡みついてくる、落下の際の受け身すら取る事が出来なさそうな状況だったが、落ちる際に髪の毛のように大量の糸がこちらに伸びてくるのが見えた。 泣きそうなぐらい恐怖を感じる状況の上、血を寄こせと相変わらずのゆったり口調で告げる人形に心底恐怖した]
(いやああ、こいつ本当のお化けじゃないの!?)
[顔にヒビが入って片目が欠損しているビスクドールが無表情に血を寄こせと言ってくるのは心臓に悪い。 だが小さい人形はそのまま畳みかけるではなく距離を取ったようだ、何かを警戒しているのか、それとも何かを狙っているのか、よく分からない。 さらに伸びてきた無数の糸が絡みついて落下の衝撃は軽減された。
拘束された形になり、手にしていた棒も取り落とす。 手から離れると棒はどろりと血の海に変化して辺りに広がる。 また、先に散らばった血液が身体に戻ろうとスライムの様に蠢いてこちらに近づいている、本人には当然見えてはいない光景だが、傍目には何かをしようとしているように取られるかもしれない]
(248) 2011/10/22(Sat) 23時半頃
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[大きな扉から飛び出してきたのは、黒猫。]
――は。猫?
どうした猫ちゃん。そんなに毛を逆立ててよう。
[骸骨はカチカチと歯を鳴らす。]
――Trick or Treat、かね。え?
(249) 2011/10/22(Sat) 23時半頃
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―、――――――――――――――――――?! (こ、この髪の毛で私の血を吸収するつもりね?!)
[身体中に巻きついてきた糸が髪の毛に見えて、ぞわぞわと寒気が走る。 爪を伸ばして糸を寸断するが、全身に絡んだ糸はなかなかほどけない。 ましてや折角生み出した近接武器も失い、その分の反動の血液不足からくる貧血だけが残っている]
(最悪の状況……。) (ヤバいわね、どうしたらいいの……。)
[追い詰められた状況に思わず顔を顰める、その形相はお化けの状態で見れば憎々しげに相手を睨んでいるように見えるか]
(250) 2011/10/22(Sat) 23時半頃
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[左手はどうやら傷口で間違いなかったらしく少しぐらいは固められたものの、戦いにおいて相手の出方もわからないのはなんとも不気味だ。]
…ブク ネェナ、 ンナモ…… キミ、ブセル、デスィ……! (手袋?いらねえな、そんなもの… お前に必要なのは、その不気味な化粧に被せるデスマスクだけって寸法だ!)
[吸湿した布を持つ右手のほうも狙うが、頭上を飛び越えられて何か液体を落とされた。それは全身を覆うフードの上に落ち、見る間に蒸気を上げる]
(なんだこれ、毒っていうかむしろ酸みたいなんだぜ? … これはやべえかもな…)
[自分に砂がかかったせいで意識が飛んだのはつい先ほどのこと。奇妙な黄緑色の液体に侵された左腕を押さえながら、赤いフードの一部を引き裂いて応急処置を施した]
(251) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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― 孤児院・玄関先 ―
[喋り声は骸骨がカタカタを音を発てているように聴こえる。 そのお化けのベルトに沢山のホルダがついているのが見えた]
(骸骨……あれ、ナイフの柄、とかだったりしたら……)
[ぱっくり切り裂かれたサイモンの腹を思い返し身震いする。 ポーチの中からゼリー・ビーンズを取り出し、掲げてみた。 相手がTrick or Treat、と言っているのは判らない。 故に、誤解を受けるやもしれぬ行動になったが。
ただ、相手があの男を殺した人物ならこれに もしかしたら見覚えがあるかもしれない、と]
ニャアゥ……。 (あの人を殺したの、貴方?)
(252) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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…ンダ? …ッラ、 キソウ ネェ…… タネェ、ヵ (なんだ?さっきからあの吸血鬼、ずいぶんハッタリ利かせた割に、さほどでもないか?)
[吸血鬼は糸に絡めとられている。伸びている糸を切るならともかく、体に巻きついている糸を援護目的で遠くから砂で切るのは無理だ。間違いなく傷がついてそこから砂が入り込む]
レヤルェ…… ジャム、リヵ ウナ…… (やれやれ…… 不利なほうに加勢と思ってもこれじゃ無理かもな?ま、悪く思うな… お菓子を持ってればなおのことな……)
[ちらりと吸血鬼のほうを見て俺はそう呟いた]
(253) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/23(Sun) 00時頃
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「きみ、ぶせる、です」? ニコ・サィナさんの言葉で、不細工とか、そんな意味ですか? ああああ悪人面を気にしているのに!ああ、胸が張り裂けそう!
[飛び上がりながら、高笑いしながら。 胸が張り裂けるだなんて言葉、そんな道化には似合わないだろう。
落ちていく黄緑は赤いフードの上に落ち、蒸発でもするかのように煙をあげる。 道化だって粘着質の効果はよくわかっていない。道化の属するところが愚者ならば、道化に関連するものがまた愚者であっても―気紛れであっても―しょうがない。
だん、と地面に降り立つ道化は優雅にターンして三日月頭に向き直る。 その途中吸血鬼と人形の争いに目を止めて、そして同じ方向をみる三日月頭に気付いた。 勝負の途中だというのに、道化は楽しそうに右手で口元を隠す。隠れきらない赤い笑いは横に広がっている。]
おやま。なにか気になりますか。
(254) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/23(Sun) 00時頃
ネイサンは、らんたんたん、ワルツのリズムを刻むようにふらつきがち
2011/10/23(Sun) 00時頃
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なんだそれ。駄菓子か? ――ああ。さっきのフラスコ野郎にお裾分けたあれか。
[男はニヤリと笑い。]
何だよ、ソレ見せて俺にどういう反応してほしいわけ? うろたえてほしいのか。俺に?この俺に? ――ひゃは。ばっかじゃねえの。
[両手に六本の小刀を喚び、くないの如く、猫に向かって投げた。大きさの分殺傷力は劣るが、怯ませる程度には使えるはずだ。 投げた側から、今度は刃渡りの大きいナイフを喚ぶ。]
(255) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/23(Sun) 00時頃
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[どうやら地面に叩きつけられることは防がれたようで。 この瞬間だけは恐怖も忘れて、ただほっと胸を撫で下ろした。 自分でもおかしな事とは思うのだけど、お化けといえど、余り陰惨なシーンは目撃したくない。 まして、人型に近いのなら余計だった。
また、高度が下がった事により、ある程度目視が先ほどよりしやすくなった。 不安げに糸に巻かれた吸血鬼の様子を伺うと、鋭い視線が心臓に突き刺さるように感じられた。 赤い瞳、縦に切り裂かれたような虹彩。 初めてまともに吸血鬼を真正面から捉えて、再びカタカタと身体が震えだす。 しかもよくよく見れば、飛び散った血がまるで生きてるかのように蠢いているではないか。 やはりこれは、何か術式の一種だったのだろうか…? オカルトには詳しくないが、何と無くそんな風に見えてくる]
(256) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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ウゥウゥゥ… (うぅ…)
[気弱にもらした声は、しかし不気味に錆付いていて]
――コロ…―― …ス―― (このまま、殺されちゃうのかしら。 解いたら襲われそうだし…でも時間が過ぎれば、何をされるか…)
[天に祈るような気持ちで、両手を合わせる。 そんな事は、ただの気休めでしかないとは分かっていたけれど、それでも]
(257) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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[>>224で叫ぶ女性のお化けが此方にやって来た事に気付き、思考を止めて彼女の様子を見てみる。 と、同時に先客だった枯れ木のお化けとミイラの方にも視線を向ける]
また新手、デスカ。
[枯れ木とミイラのお化けの方は先程から、此方を襲う気配を見せない様にも見える。 味方では無いのだが、敵でも無さそう――と思ってみる。 少なくても、枯れ木の方は襲う、と言うよりは警戒している感じにも見えなくは無い]
貴方達は……お菓子を奪おうとはしないのデスカ?
[叫び狂う女性への警戒心を向けているので、ずっと枯れ木のお化けやミイラの方にずっと向ける訳にもいかない。 されど、時折彼らの方へも顔を向ける仕草を見せる。 勿論此方の話は通じないとは思って居るのだが、声を掛けてみたい気持ちが強く、少しでも意図が伝わる様にアクションを試みた]
(258) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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ウォマ、 テル ダ ィヤ タィ…… ッラヵォマ…? (お前、何言ってるんだ?いや、真面目な話。大体胸が張り裂けるとかそんな面かお前?)
[軽々とターンして着地したクラウンに、俺はできるだけの言葉を返す。この砂は確かに強力だが、フードで防護しているとはいえ自分に降りかかるのは避けたい。余所見していたのも見透かされていたようで、チ、と俺は舌打ちした]
ンデ、 ェョ……! (何でも、ねえよ…!)
(砂なんだから、液体と混ざればきっとよく付着するよな?)
[苦し紛れに、先ほど黄緑の毒を振り撒いた顔の花(おそらく?)に向けて口を細め、カッターのように砂を噴いた]
(259) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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懐かしいよなあ、兎の次に殺した黒猫。
兎で大騒ぎになっちまって、暫く我慢するはずだったのに…どうしても我慢できなかったんだぜ?
一遍、殺っちまうとよ…もう戻れねえんだ。 わかるか猫ちゃん。わかんねえだろ?なあ?
[黒猫が飛びかかるなら、多少の傷を負わせることが出来ただろう。致命傷を避けながら、孤児院の中へ飛び込んだ。]
(260) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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[骸骨の反応は何処か楽しげ。 ゼリー・ビーンズに食いつくでもなく抜き放たれた小刀を見て]
……!!
[ゼリー・ビーンズには興味がないだろうと踏み、 開いたままの玄関の扉の方へとゼリー・ビーンズを投げ捨てる。 孤児院の中へと、オレンジ色のお菓子がかつ、っと転がっていく]
フミャアァ!! (ゾーイちゃん、逃げて!!)
[投げ捨てるや否や人型は猫へと姿を転じる。 人へと投げられた小刀の軌道は猫には当たらない。 新たにナイフを抜く様子を見ながら、身を低くして駆けた。
相手の足許に落ちる影に滑り込むように]
(261) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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ん?
[反対方向から、聞き覚えのある音。 振り返ってみると、海のしずく前で見かけた巨体がいた。]
…? 相変わらず何を言ってるかはわからないな。 お菓子よこせ、ということなら包み紙でも見せてみるか。
[巨体の方に、食べ終わった林檎味の飴が包まっていた包み紙をひらつかせてみる。 まだ意地汚く白衣のポケットに入れていたというあれ。 お菓子は持ってないよ、という意思表示なのだが。 ほんのり、林檎のにおいくらいは巨体の方に漂ってくるかもしれない。
枯れ木は、うろから包み紙を取り出して。小枝で掴んでひらひらと。]
(262) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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[影へと潜り込もうとする行動は、骸骨の予想とは違ったようだ。 転がるようにして相手の刃はかわしたけれど]
ニャ!! (そっちは!!)
[潜り込むつもりだった相手の影が動いて。 孤児院の中へと飛び込むのを見ればきゅ、と足を踏ん張り ブレーキをかけ、その背を追うように できるだけ早く自らもまた孤児院へと駆ける]
ウミャア、ッ――!!
[軽い猫の体が背後から骸骨の襟へと食らいつこうと跳躍する]
(263) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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[入り口の辺りから、ネコの鳴き声]
ヒホッ!?
[そして、廊下から響いてくる足音 ……これは、逃げろと言われた足音じゃないか?]
(ど、どうしよう……)
[わたわたと、机の下で慌てて 気分はまるで7匹の子ヤギ]
(逃げないと!)
[ぴょこ、とテーブルクロスの下から飛び出た 足音の主がどこにいるかは、まだわからない]
(264) 2011/10/23(Sun) 00時頃
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[手を合わせる人形の様子に眉を顰める、別段身体に巻きついている糸の締めつけが強くなったわけでもない。 口にしている言葉とは裏腹に何か弱々しげに映る]
(何を考えてるのか良く分からないというか。) (言動に一貫性が感じない。)
[本当に目の前の人形達は敵なのか、戦っていいものなのかと疑惑が頭を過る。 だが先に手を出してきたのは紛れもなく相手なのだ]
(それでも……。)
[身体に巻きついている糸は本当にこちらへ攻撃の意図で繰り出したのだろうか。 思えば墜落のダメージが軽く頭を打った程度で済んだのは人形のお陰とも言えるのかもしれない]
(小鬼に殴られた頭がまた痛むけどね……。)
[またズキズキと痛みを訴える頭を抑えて辺りを見回せば、いつの間にか狐の姿が消えていた]
(265) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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[背後から獣の気配。]
――せ、え!!
[反射的にナイフを逆手に持ち替えて、振り向きざま大きく腕を振る。]
(266) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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[プチプチと丁寧に身体に巻きついている糸を爪で切断する、と同時に人形に向けて放つ血の矢。
――狙うのは彼女ではなくその後ろの狐]
(これで貸し借りなし。)
[ふう、と息を吐いて、振り返る。 放っておいた三日月顔はどうしているのかと見れば、そこには顔中に花が咲いた毒々しい色の何かが三日月顔と対峙するかのように存在する]
(うえ、なにあれ。) (新手?)
(267) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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|
[回した腕は猫に当たっただろうか。 一旦体勢を整えて、更に奥へ。 この小さな相手なら、寧ろある程度狭い場所の方が動きを捉えやすい。
突き当たりにある大きな扉を、蹴った。そこは――?]
(268) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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さて、次はどちらを見極めるべきなんだろうね。 飛び道具を使ってくる女お化けか、それとも話しかけてきたらしい巨体か。
悩ましいな。
[ちらちらと、両方のお化けに視線を向ける。 この2匹、仲間同士らしくもないようだが…。]
(269) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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[三日月頭はどこか毒々しそうに舌打ちした。 道化は両腕で体を抱きしめるよう、コワイコワイと震える仕草。 どこまでも笑い続ける唇で、挑発的な動きにもいか様にも。 先ほど浴びた砂は今も固く、左手は肘から先の感覚はない。 道化はそれを一瞥して、次いで三日月頭に花々の視線をむけた。 噴き付けてくる砂がスローに見えて――首から先だけで避けるよう、捻る]
[小さい悲鳴は男のもの。かろうじて避けた砂は花々を散らすことはなかったが 道化の右耳の上部をモザイク模様に染め上げた。モザイクでもなく砂に持ち去られた耳の下半分、一瞬遅れて溢れ出す赤は、だらり、と重力に従って落ちていく。]
あはぁ、ニコ・サィナさん、やりますね。 ね、それだけ、それだけ強ければ、絶対、お菓子持ってますよ、ね
[高揚感は一時的に痛みを麻痺させて、再び道化は全速力で突っ込んでいく。 右手に携えた布は、風に押されるように手のひらからすり抜けて―― 道化は右手の爪をがむしゃらに振るった]
(270) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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スティーブンは、コリーンも此方の世界に来ていたりするんだろうか…と思った。
2011/10/23(Sun) 00時半頃
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『どうしようか。次に見極めるお化け。』
[リンディには、短いメモをこっそり手渡し。]
(271) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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[扉を蹴破る音が響いた びくっと肩を振るわせて、]
ヒホッ……(やっ……)
[骸骨の姿が見えて、怯える ……このお化けが、あの裏路地の死体を?]
ヒ、ホッ!!(ええい!!)
[カンテラを扉にいる骸骨へ振る カンテラから人の頭ほどの大きさの炎が現れれば そのまま骸骨へと向かうだろう]
[隙ができれば、逃げれるかもしれないが――]
(272) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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|
[飛び掛かろうとした先に、ナイフの光が閃いた。 しまった、と思う暇もなく小さな体に衝撃が走る]
ニャ、……ア……――ッ!!
[袈裟懸けに刃が猫の左肩口から脇腹にかけてを切り裂く。 血飛沫が飛び、そのまま叩き付けられた床で背中を打つ]
ウ、ゥ……。
[痛みを堪えながら視界に映した骸骨の、目の部分にぽっかり空いた穴。 それを睨みつけ、動きを止めようと瞳に力を込める]
(273) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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[此方に敵意を向ける事も無く、攻撃しようとする意図が感じられない――少なくても枯れ木のお化けには。 どちらかと言えば、ミイラを盾にしている……? 少なくても、枯れ木のお化けは大丈夫だろう、大丈夫……と思いたい気持ちが強い。
と、そんな風に思うお化けが包み紙を取り出して此方にちらつかせている様に見える。 微かに漂う林檎の匂いに気付きつつも、それを見せているその様子に首を傾げた]
えっ、包み紙を見せろ、ト?
[女のお化けに視線を向けつつ、先程拾った血に濡れた包み紙を見せてみる。 サイモンの亡骸の近くで拾った包み紙を]
ともあれ、枯れ木とミイラは敵対関係では……無さそうデス。 では、あの女性トハ……?
[枯れ木のお化けと女のお化けの様子もチラチラと様子を伺う]
(274) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/23(Sun) 00時半頃
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[瞳が金に光る前に、相手が踵を返す]
ニ……ャ、……ァ……。 (だ、め……そっち、は……)
[よた、と立ち上がろうとして失敗する。 前足を移動に使う事は困難か。 顔をしかめながら、人型に戻り脇腹を押さえて立ち上がる。 切り裂かれたワンピースは鮮血で赤いドレスのよう]
(275) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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…げ。
[血に濡れた包み紙を見せられた。ちょっとどうしよう、と思った。 巨体から数歩後ずさり、つんつんと肘でリンディをつつく。 巨体とコンタクト取ってみてくれの合図。]
あれは元々の所持品なのか…? にしては、血塗れに見えるんだが。
(276) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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サイラスは、ネイサンの芸は何時見ても楽しげ。こんな事を早く終らせ、あの芸を鑑賞したい。
2011/10/23(Sun) 00時半頃
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ひゃは。もう一匹、いた。
南瓜頭。ジャック・オー・ランターンってやつか? ハロウィンらしいなあ。いいんじゃね?
[ランターンが振ったカンテラから、炎が走る。 避けようと身を捩ったが、一瞬遅れ――]
――熱っつ…!
[左目のすぐ上に、火の玉が直撃した。仰け反りながらも、刃を投擲する。 南瓜が逃げようとするなら、その軌道をくいと曲げて――]
(277) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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…… マデ、 ザヶ ャッ… (どこまでもふざけた奴だぜ…)
[顔に向けて噴いた砂はかわされたが、耳には命中したようで、その箇所は砂のカッターによって消えていた。直接耳内に入っていれば聴覚を麻痺させられたかもしれないが、この切れ方では少し難しいだろう、と俺は考える]
…ダヵラ ネェ テル ンダ… (だからお菓子はねえって言ってるだろ。さっきから!)
[今更ながら言葉の通じなさに歯がゆい思いをしつつ、いきなり速度を乗せて突っ込んでくる道化に身をかわすが、左手の甲をざくり、と少々やられた]
…… ェ、ナ…! (痛っ………てえ、なぁ……!!)
[自分の傷口に降りかかるような砂の噴き方はできない。仕方なく、さらに吹き出し口を細め、線で斬るような軌跡を描いて道化の通った方向を追い、砂を袋から吹き付けた]
(278) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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しかしこれ…ジェスチャーもいまいち通じてなかったりするのかな。 いきなり襲ってこないだけましだけど。
[腕を組んで考え込む。 他者からは枝を折り曲げて不思議なポーズを取ってるように見えるはず。]
(279) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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[引くことも進む事も出来ず膠着する中、吸血鬼が動きを見せた。 巻きついた糸はあっけない程にいとも簡単に切られてゆき、彼女は徐々に身軽になってゆく。 更に巻きつけるべきか、それとも蜥蜴の尻尾として逃げてしまうか? 逡巡した所で何かが飛来してくる。]
――…!!
[咄嗟の事で、反応が出来ない。 小さな人形も、この距離では間に合いはしないだろう。 一瞬に満たない時間にそこまで悟り、死を覚悟して目を閉じて。 その横を、血で出来た矢がすり抜けて行った]
(280) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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…シ――ネ――… (え…? わたしを…狙った訳じゃないの…?)
[その言葉はきっと、意味と裏腹に戸惑うような響きがあったかもしれない。 もっとも、本来は全く別の言葉を言ってるつもりなので、当然といえば当然なのだが。
身構えても吸血鬼は追撃をして来ないようだ。 というかむしろ、あちらの様子ばかりを気にしている。 見ればどうやら、新しく来たお化けと砂男が対峙してるらしい。 自分の事より、仲間の方が気になるのだろうか…とすれば、案外お化けも仲間思いなのかもしれない。 この隙に乗じて上手くエスケープ出来ないかと、人形と顔を見合わせた]
(281) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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[投げられたナイフは歪んだ放物線を描いて、ランターンに向かう。マントを裂くくらいはできるだろうか?
こめかみが熱い。端からは左の顔面が煤けたように見えるだろうか。実際には、左眼の辺りが焼けただれ、赤黒く変色している。]
―――ってえ……
(282) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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[下手人は、というスティーブンの問いには首を横に振った]
わかるなら、とっくに捜すか対策取るかしてる。
[ふと、新たに増えた気配に、其方を注視しにかかろうとしたが。不意に、慌しい足音が聞こえてきたような気がした。次の瞬間、きぃん、と頭に響くような痛みを感じた。――さっきの、音だ。咄嗟にそう判断して、反射的に耳を塞ぐ。その右手の甲が僅かに切れ]
っ、……くそ、追ってきやがったか…… って、ちゃっかり隠れてんじゃねえ! そりゃ、此処じゃどうしようもってのはわかるけどよ……
[スティーブンに眉を寄せて文句を言いつつ、怪音女の方に視線と注意を注ぐ。そして、もう一つの気配――先程も会ったフランケンシュタインには]
さっきの、…… ……やっぱ、何言ってるのかわかんねえ…… でも、なんか、さっきは助けてくれた…… みたいに思ったけどな。どうなんだか……
[その姿を、仕草をちらちらと見つつ、思案した]
(283) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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あ? ……んー……そう言われてもな…… 何が何だかさっぱりわかってないぞ、俺。 自慢じゃないけど。
[スティーブンの相談には肩を竦めて]
でも、どっちかっていうなら、あっちのでかいの…… フランケンシュタイン? が、良さそう……かね。 怖くないのを捜すっていう事なら。
[と、考えながら言っていたが]
……いや、やっぱ、微妙……か……? どうなんだ、こいつ……
[血まみれの包装紙を取り出すのを見ると、表情を険しくして唸った。犬と烏はいつでも飛びかけられるようにしながら]
……おい。……俺の声、言葉、少しでも、聞こえるか? 聞こえる、というか……わかるか? わかるなら、頷け。
[そう、問い掛けてみて]
(284) 2011/10/23(Sun) 00時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/23(Sun) 01時頃
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[炎は命中しただろうか そんなことは確認をしないまま そのまま逃げようと窓の方へ向かうも]
ヒホッ……!!(キャ……!!)
[刃が肩甲骨の辺りへと刺さる 痛い、痛い……どうしようもなく痛い 痛みで、足が止まる]
ヒ、ホ……
[言葉になっていないだろう ぽろぽろと涙を流しているものの 南瓜のお化けは涙を流せない]
(やだよ、怖いよぉ……)
[床に崩れ落ちた南瓜 右手にカンテラを確りと持って、骸骨を見上げる]
(285) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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『僕の能力、どちらかといえば搦め手だからね! あんまり前線には出られないのさ。素手はてんでだめ。』
[リンディに手渡したメモ。 まあ、今までの様子を見ていればわかるだろうとも思うが。]
(286) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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だからいきなりTrickとか、ご愛嬌だな、おい。
[南瓜に向かって毒づく。
先刻、手応えは確かにあったが、猫は追ってきただろうか?]
そんなら嫌でもTreatしてもらおうじゃないのよ。 お前、持ってるだろ。お菓子。
(287) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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[押さえた脇腹から熱いものが溢れるのが判った。 べったりと肌に張り付く服は多少は止血の役目をなしたか。 それ以上に出血の方が多かったか。
骸骨の左目の辺りで炎が弾けるのが見えた]
(ゾーイ、ちゃん……見付かって……)
[く、と息を吐くと。 扉の作る影と骸骨の影が繋がっている事に気付き]
(これなら……歩かずに渡れる)
[影を踏める位置まできて、また猫の姿へと転じる。 そうして扉の影伝いに骸骨の影へと侵入すると、 音するりその左足元に現れるや否や ブーツ越しの踵に食らいつこうと牙をむいた]
(288) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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[人形と対峙していた事を忘れて三日月顔と不気味なお化けを見ていると何やら小競り合いに発展している様子が見えて、頭を抱える]
(ああ、もう、こいつが好戦的なの?)
[人形が一番好戦的で狐を襲ったりしていたのかとばかり思っていたが、どうも違うような気もする。 今も死ねと言われたが、何か戸惑っているような響きが含まれていたように思う。 はっとして人形の方を振り向くが、やはり隙を見せていたにも拘らず襲ってくる様子はない]
(でも言葉が通じないのよね。)
[文字が読めないぐらい幼いのか、それとも学校に通う事の出来ない事情があるのかと人形を見るが、表面上からは真顔でじろじろと見つめられるように感じるだろうか]
(ま、攻撃して来ないならそれでいいけどね。)
(289) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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[爪が、かすった。 緑の爪に道化以外の赤が乗る。道化は喉奥を引きつらせるように、小さく小さく笑う。 相手の傷は手の甲に赤く主張している。 爪をふるった動きのまま横を通り抜ける一瞬、その赤を目に止めて。 右足片一方でぐるり、方向転換しようと踏みしめて。半ば方向を変えた時、気付く砂の勢い。
追いかけてくるような砂の攻撃を、左足で飛び上がることで躱そうと。 再び宙返りの跳躍、色とりどりの花びらも、耳から零れる赤い体液も 黄緑色の粘着質も、すべてが地面に誘われるよう落ちていく。道化のこぼした言葉もまた]
trick o r treat ?
(290) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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――…!
[すぐ背後に、猫の気配。]
(291) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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(悪い奴じゃないなら、別に倒す必要はないかな。)
[お菓子を集めなければならないという目的を少し見失いかけている、自分の食べたお菓子が例の特別なお菓子だったのかという思いも頭をかすめるが、それにしては力にムラがありすぎる。 とにもかくにも、三日月顔に加勢しようと、人形には追い払う様にしっしっと掌を振って見せる]
(とは言え、まだ本調子じゃないのよね。)
[それに人形が去らない可能性もある以上、三日月顔に加勢するというのもなかなか難しいかもしれない。 どちらにも気を配る必要があるのだから加勢ではなく、手出しをさせないように見張る役割になるか]
(292) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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[高く掲げたナイフが、振り下ろされた先は――]
*
(293) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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[ずりずり、と壁際へ後ずさる 背中からは血が流れて、床に緋色が残るだろうか そして、これ以上、動けない]
(おかし? 何で?)
[ぶんぶん、と首を横にふる 自分がクッキーを貰っているのも忘れて]
(294) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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…巨体が実は怖いのだったら、どうやって逃げようかな。
[女お化けを飛び越えて逃げる? いやそんなジャンプ力ないから。ないから。]
(295) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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[振り下ろされるナイフはどちらへと向かったか。 ただがむしゃらに、致命傷にはならないであろうが、 相手の気を引くだけでも構わないと。 思い切り、牙をつきたてようと――]
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(296) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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[先程から発せられる音を感知は出来るが、痛みが無い影響でそれが危険なものなのかは察知出来ないのかも知れない。 故に意識は枯れ木達の方に向いていくのだろう。
そして二人は多分たじろいでいるのであろうか。自分は襲って奪った物では無く、サイモンから拾ったのだ、と拾ったとアピールをしてみる。勿論伝わらないだろうがある言葉を強調しつつ]
拾っタ。拾っタ。拾っタ。
[咄嗟に何かを思いついたのか、床に落ちている小石を拾ってみる。 包み紙をひらひらさせてコレと同じ事だと伝えようとするが――伝わるのだろうか、とちょっと不安も出てくる]
えっ、何か言いましタカ? もう少し分かりやスク……。
[>>283で、チラチラと此方を見ていたミイラからのアクションに気付き、何かを問いかけているのだろうとは分かるが、何を求めているのか分からず、何度か首を傾げてみたり、手を口元に持ってきて悩んだりしている]
(297) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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…何て言ってるんだろう。
[再びリンディをつつく。 通訳、たのむ。]
(298) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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[そろりそろりと後ろへ下がろうとして]
――…!!
[急に吸血鬼が振り向いた為、びくっと身体を震わせた。 慌てて足を止めるが、その動作はまるで壊れた機械か何かのようで。
やはりただでは逃してくれないのだろうかと、蛇に睨まれた蛙の気持ちで考える。 さっきも、見逃して欲しいと言ったときに返事がなかったし。 言葉が通じないのかと思ったが、ひょっとして、分かってて返事しなかったのではないだろうか? そんな疑惑が鎌首をもたげる。 勿論、自分の言葉の方にも問題があるとは気付く筈もなかった]
……。
[じろじろと見られて、脂汗が滲む。 傍らの人形は、指示を待つようにこちらを見上げていたが、その視線には気付けない。 まあ、もし気付いたとしても、何を指示していいか分からないのだけど]
(299) 2011/10/23(Sun) 01時頃
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