218 The wonderful world
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うっせーな!分かって、らっ!
[注意を促す声>>11に、噛みつき返すのは反射。 じんじんと痺れる指には、笑うしかないな。その分威力は確かなようだが。
感覚の鈍い指先で撃鉄を起こす。 近くでコドモがよろめいた>>13気もしたが、何も駆け寄るだけが優しさじゃないんだぜ、と言いたい所である。
M500。再度、その浪漫を追求した不具合だらけの拳銃は、兎に角強い弾を飲み込もうと、その装填数を削った。 残り二発。では片付かないだろうが。ひとまず時間は稼がねば。
銃口を残った獣に向ける。 ひとまず、ガキ、体勢を立て直すくらいの時間はくれてやる。]
(16) nabe 2015/03/20(Fri) 16時頃
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[指が引き鉄にかかっているのかいないのか。 感覚が妙に遠いせいで、触れるもの全てが気持ち悪い。 まァ、気にしてられないよな。考えている暇も、じっくり的を見定める暇もない訳で。 思案を巡らせたのはそこまで。 両指に、思い切り力を込めた。
3 1.放たれた銃弾は、目標に撃ち込まれた。 2.反動を抑えきれず、軌道が逸れ、掠る程度に終わった。 3.手の中で何かが爆発するような感覚に、思わず銃を取りこぼした。]
(17) nabe 2015/03/20(Fri) 16時頃
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っし、
[迫り来る影>>28に、慌てて横っ飛び。 爪を受けようと安全ヘルメット―もっともジョークグッズにどれほどの耐久性があるのか―を構えたのは、無駄だったらしい。 なんとも滑稽である。
されど、この一瞬の時間も代えがたい程貴重であり。 一本、煙草を取り出し炎を灯した――ものの、特に何も起こらない。その事に首を傾げたのは、二度目だったか。
少し思案して、ああ、思い至る。]
……お前がそれ捨てねェと、次のが出せねェ……
[零したのはそんな不満。 愛し煙草は既に姿を変えていた>>25らしい。 煙草から銃へ、そして斧へ。ビフォア・アフターにも程がある。
彼が所有を放棄したなら、それは灰に還るのか、それとも銃へとひとマス戻るのか。]
(35) nabe 2015/03/21(Sat) 00時頃
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[ともあれ、体勢は、体勢だけは整った。 そんな頃合いか。また、意味深な言葉>>30。 と、奇妙な光>>29>>30が六つ、三つ、ゆるりと上りて。]
……火?、って、クソ!
[――"上"を取ったゆらめき>>>30に、咄嗟の判断でしゃがみ込む。 ついでにヘルメットも被る。 防御も、物理で殴れないモノも、男の管轄外であるので。*]
(36) nabe 2015/03/21(Sat) 00時頃
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[言われなくて>>37も伏せた。 身長差だとかコドモの作るモノのサイズ感だとかは、七日間で嫌という程目にしてきたのだ。
ついでに。彼に投げ捨てられた刃物が燃えカスとなり地に積もるのを見て、 縮こまったまま、男は煙草に触れる。]
ちょこまか逃げてンじゃねーっつーの。
[いつの間にやら、また姿を消したGM様に、眉を顰めつつ。 パラソルの瓦解を待てば、男はゆるりと立ち上がり。
その姿は、酷く無防備ではあったが。]
(38) nabe 2015/03/21(Sat) 00時頃
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[じろり。眉間に皺寄せ、散々目付きが悪いと称された眼光が、周囲を見渡し、とある異変>>31に、2 1.気付いた。 2.気付く事無く辺りを見回す。
まあ、どちらにせよ。 何度と無く"馬鹿"と呼ばれた男の取る行動など、一つしかなく。
白い靄の中から現れた機関銃を構え、その弾数について思いを馳せながら、今度は男が言う番であった。]
……伏せとけよ。
[言わずとも低い頭に向けて。 そうして、引鉄を引く。]
(39) nabe 2015/03/21(Sat) 00時半頃
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[ ――――ダラララララ!
四方八方、360度周囲に向けて、その鉄の塊が全てを吐き出すまで発砲を続ける。 下手な鉄砲数撃ちゃ当たる、とも言うし、お手軽な機関銃など、弾幕を張るためのモノだと言われたその言葉の通り。
相手が身を潜めているなら、隠れていられる状況じゃなくしてやれば良いんだろう? と、迂闊にも重要な一つ>>31を見落とした男は考える。
さて、男の大雑把な捜索は、鎌鼬の侵攻を許したか。*]
(40) nabe 2015/03/21(Sat) 00時半頃
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[見えない、というのは厄介な物で。 何処かにはいるはずなんだけれど、と呑気な事もそう言っていられまい。
振りまいた弾幕も、功をなさなかったのか、特に変化のない空間で、 それでも何処かから、自分らを狙っているはずの存在。 酷く不愉快な状況に、平穏な温室で生まれ育った男の本能が目覚めてくれたなら、それはきっと相当に幸運なお話で。
舌打ちを一つ。]
出てこい、っつ、の!
[そうして、男は何かを感じたかどうか。 ふ、と風が吹いた気もした。 その刃が目前へと迫った時>>42、1。 1.機関銃を、周囲の空間を凪ぎ払うように大きく振るう。 2.一歩ずれる。が、刃が身に当たるのを避ける事は叶わなかっただろう。 3.てんで別の方向を向いていた。]
(43) nabe 2015/03/21(Sat) 01時頃
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お、っと。
[気付いた、というよりは勘なのだけれど。 思いがけぬ収穫に、男こそが驚いた。纏う空気を緩ませ、数度瞬き。 したのもつかの間。ニイ、と浮かべるは悪役のような笑み。
相手が隙を見せたのを良いことに、ポイと武器を放り出す。 どうせ弾切れだ。地面に転がる野生の獣はコドモの管轄。 悠々と新たな一本を咥え、勿論、ゆっくり一服してやろうというわけではない。
いよいよクライマックスならば、やはり、馬鹿げていると笑われようと、携えるモノには拘りたいモノだ。 ふわり、と男の指先を白い靄が彩った。*]
(47) nabe 2015/03/21(Sat) 01時半頃
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ーーッ!
[刃が届く寸前、向けられた殺意に、ぞわり。背筋が粟立った。 目を見開く。
分かってはいたが、切り替えが厄介なんだよな、と嘆く暇もなく、 風はその身へと到達する。
咄嗟に身を引かんとするが、避けきれるはずなどなく。 もう遅い。 何かに撫ぜられるような感覚。
刹那、1本の赤い筋が、白衣に包まれた3に浮かぶ。 1.腕 2.肩 3.胴]
(50) nabe 2015/03/21(Sat) 09時頃
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こ、の、クソッ……!
[随分と長く感じられた一瞬の後、掌に包まれていたロマン砲。
躊躇いもなく引き金を引いた。 狙いを定める余裕などなければ、ロクに構えも取らず発砲する、そのリスクは少なくはない。
勢いのままに火を吹いたソレは、勢い良く跳ね。 また、取りこぼしそうになった黒を、なんとか掴み取る。
白衣を濡らす生暖かい感触、鋭い痛みより、左肩、どうにも嫌な音がしたと、男は顔を顰めた。
生き返った暁には、修理の上で身体を返却して欲しい物である。 とは、まぁ、生き返りたくなどないと豪語した男に言えた話ではないのだが。**]
(51) nabe 2015/03/21(Sat) 09時半頃
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[止まない耳鳴りと、腕の痺れ。 随分とお粗末な攻撃だったが、ぶち抜いたならば幸いか。
とは言え、ぎこちない動きで再度構えを取る前に、轟音>>56。]
――――!!
[軽口を飲み込み、慌てて身体を捻る。 水柱が2(1.身体2.空)を叩き、その勢いに目を細める。]
(68) nabe 2015/03/21(Sat) 21時頃
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[その勢いに、息を呑んだ。 危うく叩き潰される所である。
相手はそのつもりだったのだろうが。]
――っと、
[体勢を立て直し、いざ反撃である、と思った矢先に、ぐにゃりと視界が歪む。 否、コドモの力か。薄っすらと口元に笑みが浮かんだ。 オーケイ、よくやった。そのまま切り裂いてしまえよ、と声高に叫び出しそうになる。
その間際に、気付いた。コドモの纏う不安げな色。]
(69) nabe 2015/03/21(Sat) 21時頃
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[理想の話をしよう。 確かに存在したらしい、未来の話をしよう。
例えば、親の命でもなく、何かの間違いでもなく、 自分の意思で、自らの足で、何かを目指し、 そして人に慕われ、自らもまた人を愛しむ事があったなら。
そういう未来が、あったなら。
随分と都合の良い妄想だが、 なんせ、彼は自分に手を伸ばした>>0:167のだ。
それはなんだか、悪くはない、かもしれない。]
(70) nabe 2015/03/21(Sat) 21時半頃
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[そして、理想の"センセイ"とは、 いつだってコドモを守り抜き、不安な顔など、させぬモノである。
――なので男は、ひらりと白衣を翻し、真っ直ぐに前へと歩み出た。 哀れ、囚われの獣を真っ直ぐに見据え、お子様に一言。]
……耳、塞いでろよ。
[響くぞ、と静かなトーンで告げた言葉は、轟音に呑まれたかも分からぬが。 両の手で、しっかりと握り締め、男はきっとこれで最後になるはずの引鉄を引いた。*]
(71) nabe 2015/03/21(Sat) 21時半頃
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[刹那。 どこか懐かしささえ覚える香>>66と、不隠な気配は膨張し。
――ドォン、と。
感じたのは、崩壊さえを期すような衝撃。 咄嗟に身を竦め、抗うように視界を探り、 コドモに向って、手を伸ばす。*]
(72) nabe 2015/03/21(Sat) 22時頃
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[大丈夫。ガキの一人くらい、守ってやるさ。
……今度こそは、嘘にはしない。*]
(73) nabe 2015/03/21(Sat) 22時頃
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― ?日目:??? ―
[目覚め。 もう訪れることはないと思っていた瞬間に、すぐさま身体を起こす。 揚々と語る女>>>@6との再会に、男がコメントを呈する事はなかったが、 真っ直ぐに射抜く視線で、ソレを見つめ、手慣れた仕草で、煙を燻らせる。 ――禁煙だ、という指摘があったかもしれないが、なんせ、激戦の後。男は言っただろう。
『耳鳴りが酷くて聞こえない』]
(83) nabe 2015/03/22(Sun) 00時頃
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[それでも、女が意味深な言葉>>@13を吐き終わる、その寸前まで大人しく座っていた事を、どうか褒めて欲しい。
幾分か短くなった煙草を指に挟み、大きく息を吐いた男の、その手に握られた機関銃。]
……うるせェよ。テメーが死ね。
[女が話を終えるその間際、満身創痍の男が引いた引鉄。 ドラム・ロールのように長く鳴り響いた銃声が、若干台詞に食い気味だったのは素直に反省しよう。 正統派ヒーローにはなれやしない。]
(84) nabe 2015/03/22(Sun) 00時頃
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[気に食わねぇなァ、とは吐き捨てるように。 眉間に皺を寄せたまま、けれどへばりついたちっぽけな体重>>94に、まぁ、矛は収めてやろう、とか。
むすり、とした表情で、「屁理屈でお願い事増えてねェか」と水を差しかけたが、 脛に走った痛みと冷たい視線>>96に押し黙る。
……やはり、結局の所レール上、というのは、なんともシャクである。]
(97) nabe 2015/03/22(Sun) 20時頃
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[……が、ふと、悪戯を思い付いたこどものように。 ニマリ、と笑みを浮かべて、悠とこちらを眺める女>>@19に問う。]
……その"ゴホービ"とやらってよ、 "一人一つ"にはなんねェ訳? ボーナス分くらいは、身体張っただろ。
[いつかと同じように、攻撃の意思はない、と言わんばかりに銃を投げ捨て、肩のあたりでハンズ・アップ。]
――なんせ、生き返ればさ、"エントリー料"とやらは、戻って来ンだろ? っつー事は、今、ここにいる"俺"はさ、死ぬみてーなモンだ。
[蘇るセンチメンタル。 思い返しながら、今主張したいのは、その侘びしさではない。
7年後、"オトナ"になった自分は、この7日間を恥じるだろうか。]
(98) nabe 2015/03/22(Sun) 21時頃
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……ま、最後の我儘の一つ位、聞いてくれても罰は当たらねェよな。
[随分と大きなチカラを持つらしい女に、吹っかけるのは無茶なハナシ。]
お前らの、滅茶苦茶なルールのせいで、"南方征司"はもう、二人の人間、じみた訳で。 勝者を殺してンじゃねーよ。しかもMVPだろが。 ……だからさ、
――生き返らせついでにさ、"俺"を死神にしろよ。 現実世界の方は、"センセイ"がどうとでも全うするさ。
[このまま終わらせるよりも、その方が面白いだろ、と。 さも、パーティーを企画するような言い草で男は笑った。*]
(99) nabe 2015/03/22(Sun) 21時半頃
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……相変わらず、太っ腹だねェ。
[嫌味なくらいに。 と、まあ。これ以上余計な事を言うべきではなかろう。
ニヤリ、と笑みを浮かべて、一歩退く。 他の参加者らを見下ろして、ゆっくりと口を開く。]
――ホラ、テメーらも何かあンだろ。
[それだけ言えば、口を挟むことはもうあるまい。
どうやらまた生き永らえたらしい男の抱いた不遜な夢。 カラカラと笑って、ぐしゃりと白衣を握り締めたコドモ>>104の頭を、前を向いたまま、やはり乱暴に撫ぜた。
やっぱり、さ。何があったかは知らないが、"センセイ"という柄では、ないなァ。
面倒くさいクソガキは、先を生きる自分に預けるとして。 ここは任せておけよ。と男は思う。さて、"ゲーム"はまだ始まったばかりなので。 こんなクソったれみたいなセカイは、きっといつか、この手でぶっ壊して進ぜましょう。]
(105) nabe 2015/03/23(Mon) 00時頃
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[なので、どうか、肩を震わせないで。俯かないでいて欲しい。]
(106) nabe 2015/03/23(Mon) 00時頃
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よう、ガキ。帰ったら、"センセイ"によろしく。
[最後に一際強く、ぐしゃりと低い頭をかき混ぜて、 男は目を細め、宥めるように、ゆるりと笑った。*]
(107) nabe 2015/03/23(Mon) 00時頃
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次は生きて帰さねーっつーの。
[女の言葉>>114に、肩を竦めた。
彼女の言う"お願い"とは、男にはさっぱり理解の出来ぬモノではあったが、 まァ、せいぜい死なねェようにな、とは、なんとも奇妙な別れの挨拶である。
ひらり、と空いた手を振って、それで最後。 さて、果たして再会の日は訪れるのやら。*]
(116) nabe 2015/03/23(Mon) 20時半頃
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うっせーーーーーーーよ! 誰が、いつ、 死神が白い服着ちゃいけねェなんて決めたンだっつーの!
(117) nabe 2015/03/23(Mon) 20時半頃
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― ???:ヒラサカ区 ―
[晴天の元、響く怒声。 くたびれた白衣を靡かせて、黒翼を生やした男は中指を立てていた。 道路に仁王立ちする男の向き合うは、手を取り合う一組の男女。 異様な光景に立ち止まる者がいないのは、つまり、そういう事で。]
つーか、お前ら、自分の立場理解しろっつーの。 簡単なナゾナゾも解けねー癖にうかうか死んでんじゃねェよ。
[理不尽な言い草で更に詰るのは、決して、彼らが人の格好にケチをつけてきたから、という訳ではない。断じて。]
馬鹿なら馬鹿で虱潰しに動くとか、ちょっとは頭使え。 ゲーム苦手です、ってか?ヒントなんざそこらに落ちてるモンだろうが。 やる気あンなら無い知恵絞れっての。 ……マ、それとも、どーでも良いなら、
[ガサゴソと、無造作に白衣のポケットを漁り捜し物。 あれ、どこやったっけな、などと呟きつつも、警戒する参加者を前に、 死神は、それはもう、死神らしく、ニヤリと笑った。]
(118) nabe 2015/03/23(Mon) 20時半頃
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――とっとと素直に死んどけ。 どーせ、こんなモン、ボーナスチャンスでしかねェんだからよ。
[そーれ、とバッジを弾く動作を見れば、逃げる逃げる。 ちゃんと立ち向かえよーとの言葉も、果たしてその背に届いたのやら。 まァいいや、と自分もまた背を向けかけて、再度振り返った。]
逃げても直ぐ追いつくっつーーの!
[今度こそ、逃げゆく彼らと逆方向へ。相変わらずの手慣れた動作で煙草を取り出す。 アレにやられるようじゃ、どうせどっかで死ぬよなアと何の感慨もないため息。
パカパカと携帯を数度開閉して、ひらり、ヒラサカの街へと、溶け込んでゆく。 嗚呼、いつか夢見た、すばらしきせかいは、まだ遠く。*]
(119) nabe 2015/03/23(Mon) 20時半頃
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[言葉の途中で立ち消えた声>>120に、 馬鹿で悪いか、とも、お前も大概馬鹿だ、とも、どちらも口にはできなかった。
ただ、嗚咽が収まるまで、無造作に頭に手を置いていた。]
バーカ。死神様だぞ、そう簡単に死にゃしねーっつの。 お前こそ、今度はちゃんと約束守れ、って、センセイに言っておけよ。
[袖で目を覆う顔。ぐりぐりと強引にこちらを向かせて、にかりと笑った。 会いに来ると言いながら、今生の別れでもねェのに泣いてんじゃねえよ。 呆れた顔で、笑い飛ばしてやろうとして、 ――暗転。]
(122) nabe 2015/03/23(Mon) 22時頃
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[ダーク・ヒーローは泣かない。]
(123) nabe 2015/03/23(Mon) 22時頃
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― 少し未来:英語科準備室 ―
[例の如く、安っぽい味のコーヒーを啜りながら聞いた言葉>>129に、ぐ、と喉がおかしな音を立てた。 いや、まあ、彼の成績は、確かに素晴らしいのだけれど。 だからこそ、かえって笑えないお話に、男は数度程咳き込んだ後、口を開く。]
……いや、まァ、確かにお前なら無茶な話ではないだろうが。 また、随分と、大それた発言だな。
[ンじゃ、話を聞こう。大真面目な顔で姿勢を正したのは、教師としての矜持である、とか。
ひと通り、彼の言葉を聞き遂げれば、返すのは割にあっさりとした台詞である。]
……いいんじゃないの。自分でよーく考えたんだろ。 言う事ねェよ。そう無謀な話でもないし。
[気ィだけ抜くなよ、と、つい癖で彼の頭に手が伸びる。 ぽんぽん、と軽く撫でて、それでも付け足したのは。]
(141) nabe 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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――マ、ただ、無茶はアイツに任せときゃいいんだよ。
[ふ、と力を抜いて浮かべた苦笑。 はにかんだこどもの、こどもらしい笑みに、何の心配もなさそうだなァ、なんてのは言い過ぎだろうか。]
……取り敢えず、今日はコーヒー、もう一杯、オマケしておいてやるよ。
[なんて、大して喜ばれもしなさそうな言葉を吐いて。 再度、ほろ苦い香りが室内を満たした。*]
(142) nabe 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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― ???:英語科準備室 ―
[人の気配に、男はゆるやかに顔を上げ、扉へ向けた。]
どうぞ、開いてる。
[くるくると動いていたペンは動きを止め、 穏やかな口調で扉の外へと声をかけた男は、ゆらり、長身を揺らして立ち上がる。]
コーヒー、飲むだろ。 ……あァ、いいよ。座ってろ。
[湯気を立てるマグカップと、スティック・シュガーとフレッシュをそれぞれ二つずつ。 彼の前に差し出して、自分もまた、すぐに埃の立つ古びたソファに体重を預けた。]
(144) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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……ン、いや、ちょっと、安心してな。 来なかったら、どうしようかと、少し、考えてた。
[始めて声をかけた日と同じだ、と笑う。]
晴れの日に相応しい部屋じゃないからなァ、悪い。 少しは片付けておくんだった。
[言い訳をするように目を反らし、苦笑を浮かべて、頬を掻く。 そうしてから、背筋を伸ばし、小柄なこどもをまっすぐに見て、そして、微笑んだ。]
(145) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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――竜宮。卒業、おめでとう。
[恐らく、既に何度となくかけられた言葉だろう。 ありふれた祝辞ではあるが、許して欲しい。 ――言葉が、出てこないのだ。こうして、この言葉を贈る日が来るなんて。
年を取れど、口下手なのは変わらないなあと、自らに呆れを含みながら、 それでも少しの間、何も言えずに黙っていた。
実感と、記憶。確かにその間にある差は大きく、確かに感じた死と、それから、記憶として存在する数日間の乖離。 結果オーライだろ、と笑う自分と同時に、よくまぁ、無謀な真似を、と悲鳴を上げそうになるのも事実で。 随分と彼には謝ったり、情けのない台詞を吐いたモノだけれど、まあ、それについては今更言っても仕方がない。
どうにも落ち着かない気持ちを押さえつけようと、数秒、息を止めてみて、 ふ、と笑った。これがセンチメンタルか。]
(146) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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ダメだ。畏まった挨拶、って柄でもないしな。
[表情を隠すように天井を仰ぎ見て、アー、と無意味な呟きを。
改めて、真っ直ぐに顔を向け、ほんのすこし困り顔で、笑む。]
また、いつでも遊びに来いよ。 お前、ウチの高校のスーパー・ヒーローだしな。
[他の先生方も喜ぶ、とは、別にそういう事が言いたいわけではないのだけれど。 どうにも、素直でなくていけない。このこみ上げる、得体の知れぬ感情も。
ツン、と通り抜ける何かを誤魔化すように、立ち上がる。 至近距離で、その頭をわしゃわしゃと乱暴に撫で回して。]
(147) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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……よく頑張ったよ、お前、
[本当に。と続けた最後、語尾が掠れたのは、誤魔化せただろうか。
本当は、もっと、言いたい事もあったのだけれど。 自分の道を歩めよ、とか、ちゃんと幸せか、とか、いつだって待ってる、とか。 どうしようもなく震える喉は、それらを音にする事もなく。
視界が滲むのを誤魔化すように、その肩を抱いた。力強く。 幼いこどもにするように、頭を撫でながら、どうしようもなく、手が震えるので。 堪え切れず零れた涙が枯れるまでは、そうしているしかなかったのだ。]
(148) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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["センセイ"は、泣き顔を見せたりしない。絶対に。**]
(149) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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