人狼議事


84 戀文村

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視点:


メモを貼った。


[酒場の屋根から声がする]

Amazing Grace, how sweet the sound
That saved a wretch like me…

[アメイジンググレイスを口ずさむ
透き通る声が、月夜に沁みた**]


[幸せな腕の中、温かい口づけを受けた気がした
 気のせいだと、思いたかった
 優しさに甘えてしまった、それだけが後悔

 あの酒を飲んだはずなのにまだ思考があることに驚いて

 そうして聞こえてくる歌声に惹かれるまま
 上の方へとその意識は上がる**]


メモを貼った。


─ 回想 ─

[時間にしてどれほどか。
 現し世を離れた女には時間の感覚が薄い。

 子供のように泣きじゃくるセレストを、その頭を胸に押し付けるように抱く。
 戦地に行かせまいと決めていたのに、村の為に戦地へ往くと言い切ったセレストの表情を見て、どうしてもと引き止める事が出来なかった。

 説得ならいくらでも出来ただろうに、なぜ──と。
 セレストの涙を見て抱くのは、結局、独り黄泉路に向かわせてしまったという悔恨の念と、彼女が負ったであろう痛みの幻覚。]

 ────…ッ


[セレストが味わった恐怖。
 衝撃。痛み。

 全てを己が身にも──と。

 強い思い(願い)は魂に直接影響を与えて、女は全身がバラバラに引き裂かれたような痛みに声を殺し身動ぎもせず耐えた。]

 ───…、大丈夫、大丈夫。
 もう、怖くない。

 村に帰って来たんだよ。



                  おかえり、セリィ──。

[腕の中の愛しい子に決して気付かれぬようにと、そろりと息を吐き出し、いつからか呼ぶ事を控えていた、幼い頃の愛称を呼んだ。
 そして、セレストが泣き止むまで、ただひたすらに、穏やかに語り掛け、髪を撫でていた。]


[>>3:-28暫くして立ち上がったセレストに促され、村の中へと。]


[村の中で、増える気配をいくつも感じていた。

 その度に、傍のセレストの手に手を伸ばす。
 自然と、言葉もなく。

 ぬくもり求めて。]

 ───…皆ここに戻って来る。

 私が愛した村。
 皆に愛された村。
 ここで皆を待つ事が出来て、私は幸せだな──…。


 ダーラ──…、

 最期、看取ってくれてありがとう。
 辛い事をさせてしまった。

 でも、お前と、セリィ。
 二人に見守られて、本当に幸せだったよ。

 まさか、お前まで来るとは思わなかったが──…、
 それでも、お前と共にここに在れて、それも嬉しい。

 もう、離れずに済むな。
 ずっと一緒に、村の──…、
 皆の行く末を見守ろう──?

[眠るダーラに語り掛ける。
 声も眼差しも、穏やかに。**]


―回想―

[セリィと呼ばれて、さらに縋りつく。
何かを感じるのだろうか、ヨーランダが苦しげに呻くのを感じた…が、必死に隠そうとするのも同時に感じて気づかないことにして。 ]

ありがとう、ただいま、ヨーラ

[ヨーランダが一番望んでいるであろう…笑顔で応えた]


―回想―
[私は幸せだというヨーランダに]

…私のほうが幸せだよ?
ここに戻ってこれたのは、ヨーラのおかげだもの。

[伸ばしてきた手をしっかり握り返して。
本当ならば、死ななくてもよかったのかもしれない。
それでも、一緒に来てくれた。
途中一人で待たせることを知っていたのに、一人は嫌だと我儘を言ったセレストを許容してくれた。
ヨーランダの優しさに、愛の深さに…いまはただ、感謝しかできない。]


メモを貼った。


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『ヤニクさん、これからどうされますの?』

[小首を傾げるメアリーは愛らしく。
涙脆いが、とても強い……それは故郷を持つ故か。

多分、きっとクラリッサもそうなのだろう。
彼女は優しく清らかなだけでなく……偉大な獣。
そこに自分は惹かれた。
多分、あの金髪の軍人ブローリンも。

すでに彼女は故郷を得ているだろうけど。
せめて、その行く末だけでも見届けたいと。

それは……自分が故郷を探すための。
新たな旅に出るには必要なことのような気がした。]


俺……あの村に戻ります。

[村が終るか戦が終るか。
果てまた、彼女が終わりを迎えるか。
そのどれかを見たら、新たなな旅に出よう。

もう、逃げない。]

『ヤニクさん、いってらっしゃい。』

[送り出すメアリーは、在りし日の姉のような。
遠い昔、記憶もおぼろげな母のような。
暖かな光に満ちた温室に相応しい……ドナルドが愛した故郷。]

いってきます。

[穏やかな気持ちで。メアリーに別れを告げた。**]


メモを貼った。


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メモを貼った。


― 死後 ―

[体は失くなったというのに意識はある。
 なにより不思議なのは、意識が戻ったときに居たのが戦場ではなく、自室だということ。
 身に着けていたからこそ、ともに爆発にさらされたはずの絵と薬莢もなぜか手元にある]

 ――死んだっていうのに、随分と都合のいい……

[天国でも地獄でもなく、村に戻っているところが大分往生際が悪いな、と小さく苦笑をこぼした]


[どうやら死んだのは早朝というにも早いほどの時間のようだ。
 ということは、前線に即いたのは深夜……そしてそれからすぐに行動だったのだろう。

 家の中にいる母と姉の姿をみて、昨日の間に召集令状が来た様子も無く、ほっとしたようにため息をついた]


ー村の広場ー

[メアリーと過ごしたのは、思ったよりも短い時間らしい。
エリアスの行った晩、ミッシェルがダーラを制止し。
ダーラが自ら命を経ったのは見た。
郵便配達のウェーズリーも死地に赴き。

今日はブローリン。

彼を想うクラリッサは……もしかしたら。
そんな悲しい予感が風景を暗く見せる。**]


[戦場に向かった自分を心配してくれている母親の様子に、もうすでに死んだなどとは言えず。
 いつかは届く死の知らせが、少しでも遅くなればいいと希う。

 そして村の中へと]

 ――ウェーズリーさんが、今朝でた、って?

[村人の噂話に耳を傾ける。
 そして、同じく村に居るセレストやヨーランダ、ヤニクやダーラと、顔を合わせるかもしれない]


[いつもの時間に、いつもの場所に立たず、本屋や雑貨屋に出入りするブローリンを見つけ。
 その格好を見て、悲しげに瞳を伏せる]

 ……ブローリンが呼ばれる前に、終ればよかったのに。

[ウェーズリーだって、出征する必要はなかった。

 あんな、酷い所になど……]

 どうか、彼らが前線にたどり着く前に、戦争が終ればいい……

[前線にたどり着く前なら、きっとまだ、助かるはずだ]


【人】 手伝い クラリッサ

[女はいつものように家を出た。

思えば、昨日は赤紙の話を聞かなかった。
思えば、朝いつも聞く、古びた自電車が奏でる音も。

出来るだけ日常を過ごそうとして、
けれど日常を過ごす為の親しい人が欠けて行く。
空気のようにあるのが当たり前のような人々を失って、
それでも喘ぎながら、最後の抵抗のように女は行く。
その抵抗をあざ笑うかのように、
行く村の中、軍人の一部は旅立つ準備に忙しく、
村人は、酒場の主人の死に哀しみにさざめく。]

(12) 2012/03/30(Fri) 15時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[いつもの場所、無口な軍人の姿はない。
女が彷徨わせた視線の中、どこかに忙しく向かう姿を見る。
視線が合えば、会釈ひとつ。
胸中に浮かんだ想いは、顔にも言葉にも出さない。

そして、常と同じく老女の家へ。
既にかの人が来た後だったことは、
彼女の顔を見て、クラリッサは一目で悟った。
僅かな希望が、消えた瞬間。
けれど、女は眉尻を下げて微笑む。]

(13) 2012/03/30(Fri) 15時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 ナタリアさん、そんな顔してたら、判っちゃうわ。
 ブローリンさんも、戦地に行ってしまうのね。

 彼は、軍人だもの。
 けど……『村人』のブローリンさんが
 此処に戻ってこれるように……。
 そう思って、私は此処で待つの。

[まるで自分に言い聞かせるように、言葉を織る。
そうこうしている間に、ポツリポツリと来客が。
ブローリンと共に行くのだろう軍人たち。
クラリッサが思うより、その数は多く……。
だから、どれほど、村人たちの想い(手紙)が
護られていたのかを知る。

その中の筆頭が、陽気な人と、無口な人だったのだろうけれど。]

(14) 2012/03/30(Fri) 15時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[手紙を受け取るのは、老女の仕事。
自分は場違いだろうと、女はナタリアの家を後にする。

向かう先は役場。
サイモンとセレストと
……ただでさえ少ない手が失われたその場に、
手伝いの手は必要かと訪れた。

仕事をくれたのは、村長。
ダーラの遺体を清めたいのだという。
いつも綺麗にしていた彼女。
死化粧もしてあげたいが、自分にはその腕がない、と。
クラリッサ自身も、彼女のような化粧の腕はないが、
それでも頷いた。]

(15) 2012/03/30(Fri) 15時半頃

[村を回るブローリンを見かける。
死地に赴く覚悟の出来た軍人は。
それでも、何処か名残り惜しいようで。

最後にクラリッサの元に訪れる姿が。
やはり、血の通う人間なのだと。

自分のように魂となって戻ってきたエリアスの。
彼を思うあまりに憤る姿を無言で見つめた。]


【人】 手伝い クラリッサ

[思い返せば、昨夜の彼女はどこか変だった。
もしかすれば、今日のことを知っていたのだろうか、と。
彼女が抱いていた秘密を、未だ感づいてもない女は思う。

職業柄、親しい軍人がいたのだろう。
思い浮かぶ顔は、いつも陽気な軍人。
彼が行かぬことを女は知らず。]

 もしかしたら、私は自分から逝く勇気が
 ないだけかもしれませんね。

[女らしいダーラの唇に、紅を引きながらの独り言。

ヨーランダの件を受けて、ダーラもその道を選んだのならば、
今静かに横たわる彼女の選択もわかる気がした。
判る気がするだけで、自分では、その道を選べない。]

(16) 2012/03/30(Fri) 15時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[かの人は、そんなクラリッサを褒めるように言うけれど。
もしかしたら、自分には死ぬ勇気がないだけではないか。
そんな風に思い始めるくらいには、
女も戦争という風に煽られ続けている。

それでも、待つと約束した人が、何人いただろうと思えば。
両親の顔が脳裏を過ぎれば。
そして、何よりも 自ら死ぬ ということは、怖い。]

 私だと、これが精一杯なの。
 ダーラさん、ごめんなさい。

[彼女に比べれば拙い手で化粧を終えると、その場を去る。
待つと約束を交わした人と、言葉を交わすとしたら、
その帰り道になるのだろうか。]

(17) 2012/03/30(Fri) 16時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/03/30(Fri) 16時頃


 ……ダーラさんが、死んだのか……

[どうして、死んだのかはわからぬまま。
 村長に頼まれたことを頷くクラリッサをみつめ]

 クラリッサは、幸せになって欲しいな……

[幼馴染の最後の一人。
 その幸せを願い。

 ふと、人の気配を感じて視線を向ければ。
 旅立ったはずのヤニクの姿が見えた]

 ――ヤニク、さん?

[見間違いかと幾度か瞬きを繰り返し。
 けれど生者ではありえない、死したものだとわかるその姿に、悲しげな色が瞳に浮かんだ]


[死は望む者にも望まざる者にも。
必ず平等に訪れる、別れであり眠り。
唯一違うのは、強く望む者のみ、その時を選べるだけ。
望まぬ者への訪れは……神のみぞ知る。

死神の振るう鎌は気まぐれで容赦なく。
命の実る穂を刈りとっていく。

果たして、ブローリンはどちらなのだろうか。
それを知るのは、彼自身と神のみ。]


[エリアスのつぶやきが聞こえる。]

……彼女は多分、何があっても。
幸せを得られる気がするな。
いや、選べるが正しいかな。

[それが自らの死であっても。
望んだ結果、選んだものであるならば。
彼女は幸せに違いない。

あるいは、彼の故郷として。
生き続けることを望むかも知れない。

その幸せを知るのも、彼女自身と神のみ。**]


【人】 手伝い クラリッサ

[帰り道の先。無口な人が手を上げるのが見える。
ゆっくりと距離を詰める。
その僅かな時間で、心を落ち着かせるように。]

 お見送りは、出来るの?

[差し出された手帳に連なる文字を見て、頷く。
軍人が行く時、秘密裡ならば、見送りが叶わないかもしれない。

約束を果たそうとするから、視線は今は伏せたまま尋ねた。]

(25) 2012/03/30(Fri) 16時半頃

 ――それも、そうかもしれないね……

[生きてて欲しいと思うのはきっと我が儘なのだろう。
 聞こえるヤニクの言葉に小さく頷き。

 クラリッサとブローリンのやり取りを見つめ。
 その切なさに、そっと瞳をとじた*]


【人】 手伝い クラリッサ

[伏せた視線の中、彼の服にできた影が頷きを知らせる。
また、手帳に書かれる文字。
そこでやっと、視線を上げた。
相変わらずの身長差に、首が後ろに傾ぐ。]

 そう、なの。随分、早いのね……。
 うん、でも、お見送りには、行けるのね。

[見送れること自体は良かった。
見送れなかった人もいるから。
見送る時が、ないことが一番いいけれど。

唇の端が僅かに笑って……。
その先の言葉を探すけれど、上手くいかない。
何か欲しいものはない?と、問おうか。
でも、邪魔になってしまうかもしれない。
そんな逡巡は、言葉より、困ったように下がる眉尻が物語る。]

(27) 2012/03/30(Fri) 16時半頃

[ダーラとは言葉を交わしただろうか?ウェーズリーが出立するのを見送り、村の中に入る]

エリアス……還ってきたのね…

[分かってはいたが、一瞬泣きそうな顔になるが]

……何はともあれ、還ってこれてよかった……

[まずは幼馴染との再会に安堵する]


[ふと見ると、ヤニクの姿があった]

ヤニクさん…

[想う人には会えたのだろうか?様々な疑問はあるが、
エリアスと言葉を交わしているのを見守る。]


【人】 手伝い クラリッサ

[頭に落ちる感覚。
その動作に傾いだ首が前へと。
その先で、再び走るペン。

ほら、こうやって、女の選択も、また辛いのだと
認めてくれるような言葉をくれる。
だから、泣かないと決めたのに、元から強くはない涙腺が緩む。
それを抑えるかのように、クラリッサは
じっと渡された紙と、紡がれる言葉を見続ける。]

 ……私は、

[何かを紡ごうとして、途中止まる。
布越しではない、温もりを頬に感じたから。
それは束の間、離れた手は、また文字を連ねて……。]

(30) 2012/03/30(Fri) 17時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 約束通り、ブローリンさんを待っているわ。
 みんなを、待っているわ。
 お互いどんな形になったとしても。

 貴方を、信じている、から。

[律儀な人の性格を逆手に取る。
軍人としての彼でなく、ブローリンという個人を信じている、と。]

 ……いってらっしゃい。
 お見送りの時にも、いいそうだけど。

[信頼に涙はいらないだろう。
だから、精一杯、微笑んで見せた。]

(31) 2012/03/30(Fri) 17時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[女は読唇術など心得ていない。
けれど、自分の言葉は、きっと間違っていなかったと
彼の笑みを見て思った。

遠い国で、戀という字は、糸し糸し(いとしいとし)と言う心
と覚えるのだという。
それを知って、じっとその字を見つめた時、
クラリッサは別の解釈をした。
きっと戀というものは、心にあるものを
糸を丁重にこよらないと言葉にできない感情なのだと。
糸を紡ぐのは、思うより繊細で難しい。

実際、今の裡を、女がきちんと言葉にするのは難しい。
だから、肩に置かれる手を感じれば、言葉にするよりは、
そっと身を預けるのが自然なことだった。]

(33) 2012/03/30(Fri) 17時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[けれど、言葉にしなければ、戀という形を自覚は出来ず。
だからこそ、ブローリンが、文字(形)としてくれた気持ちは、
愛しくて、愛しくて……。]

(34) 2012/03/30(Fri) 17時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[互いに温もりが感じられる距離。
それは、近くて遠くて。
その時間は、短くて長くて。

頬を撫でられる感触、受け入れる。
鏡写しのように、微笑んでみせる。
戀と自覚すれば、今は辛いだけならば、
言葉(自覚)はいらない。
後で、自覚を覚えた時、それでも幸せだったと、
思えるこの時を抱きしめる。

――……いつか、再び逢えた時。
そんな想い(幸せ)をくれたのは、
貴方でしたと、その時は言葉で*伝えられるように*]

(36) 2012/03/30(Fri) 18時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/03/30(Fri) 18時頃


[どこからともなくセレストの呼び声が。
近くにいるのだろうか。

顔をあげ、声のする方へ。
ふわっと微笑んだ。

彼女もこのもどかしい2人を。
見守りたいと思っているのだろうか。

だけど、しかし。
2人の間に通うものは深く根強い。
春がくれば花を咲かす蒲公英のように。
ささやかだが暖かい太陽の様なあの花のように。]


[死神の振るう鎌も気まぐれだが。
恋の天使の放つ矢もまた気まぐれ。

たまたま自分に刺さったのは。
片方がない……それだけのこと。

この2人には互いに引き合う同じ矢が。
刺さって結びつけたのだろう。

クラリッサが愛おしい。
けれど、それと同じくらい……2人ともが愛おしい。**]


[これも気まぐれな天使の矢がもたらす想いなのだろうか?]


[セレストの声が聞こえて、色素の薄い金の髪がふわりとゆれる。
 向けた視界の中、泣きそうな顔の幼馴染が見えて]

 ――うん、往生際悪いと思うけどね。
 やっぱり、最後は村に居たかったから。

[ただいま、と小さく告げる。
 また会えたのは嬉しいけれど、このような再会はしたくなかった。
 やはりセレストも亡くなっていたことを実感して、薄水色の瞳が悲しげに微笑んだ]


[大切な人たちが心を交わしている。
 どんなやり取りをしているのかは知らない。

 そのやりとりを聞くほどに近くには居ないから。
 ただ、その哀しくも優しく愛しい雰囲気をそっと見守っている。
 幸せになって欲しいと願った人が居る。
 それが叶うことを、ただ祈った**]


メモを貼った。


【人】 手伝い クラリッサ

[夕方。村の入り口。見送りの中に女の姿があった。
見送られる中から、一人の軍人が女の前に立つ。
奇異の視線に晒されても、女もまた揺るがなかった。]

 ……いってらっしゃい。

[穏やかな顔で、約束の言葉を、もう一度。
頷きに、頷きを返す。
無口な人の背が、トラックへと向かう。
瞬きを忘れたかのように、
クラリッサは、ずっとその姿だけ追っていた。
その笑みを刻みつけるように。

やがて、エンジン音が響き、トラックは走り出す。
その姿が肉眼から消えて、その音も聞こえなくなっても
陽が暮れる中、その間何があっても、女はその場に立っていた。]

(45) 2012/03/30(Fri) 21時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[そして陽が暮れてから、女はやっと詰めていた息を吐く。
眼を瞑れば、瞼裏には、旅立ちの時の笑みが、
影送りのように鮮やかに映る。

涙を見せてはいけない人は旅立った。
今は闇が顔も隠してくれるだろう。

信じていても、信じているからこそ。
胸前で手を組み祈りを捧げながら、
声を殺して泣くのだ。

唇が動く―――……        、と。

けれど、それはあの無口な人のように、音にはならず。]

(46) 2012/03/30(Fri) 21時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/03/30(Fri) 21時半頃


[クラリッサとブローリンを見つめる。
クラリッサと同い年のセレストにとって、淡い恋心を抱く相手なく死んでしまった悔いが全くないといえば嘘になる。
しかしそれよりも、ブローリンに出撃命令が下ったほうが切なかった。]

…クラリッサ…。

[今、彼女は何を想うのだろう。それを測り知ることはできないが、なんとか、クラリッサには幸せにと願う。
エリアスの言葉が耳に入れば、
同意するように頷いた。]


メモを貼った。


【人】 手伝い クラリッサ

[そんな女にかかる声がある。
すんっと鼻を鳴らして、その人を見た。
いつも陽気な軍人は、けれど、その時は真面目に見えて。
随分上の方にある顔を見上げて、問いかけに頷く。]

 ええ、私にできることは、そのくらいだから。

[それは、ブローリンだけでなく]

 約束したんです。
 『おかえりなさい』って迎えること。
 互いがどうなっていても、この村で。

[この先、自分が戦場に向かうことがあるかもしれない。
けれど、魂は此処に戻ってくるのだと、
確固たる意志を眸に宿して。]

(51) 2012/03/30(Fri) 22時頃

[歌に導かれた先に並んだ二つの影
 その姿に目を見張り、駆け寄った]

 ……セレス、ヨーランダ!
 居たのか、すまない。
 墓場を守らなくて。

 ……ベネットが手紙に気づいてくれるといいんだけれど。

[幸せそうなセレストの顔を見たら、もうそれで良かった]


メモを貼った。


【人】 手伝い クラリッサ

[頭にかかる感触。
前は姉の婚約者を思い出させるものだった。
今は……]

 私は、私の命を自分で終わらせることは
 出来ないわ。

[目の前の人の考えを、女は知らない。
知っていれば、もっと違う答え方をしていただろう。]

 ヨーランダさんや、ダーラさんを見ていたら
 自分で死ぬ勇気を持てないだけかとも思ったけれど。
 生きて待つこともまた、勇気がいることだと、
 ブローリンさんは、云ってくれたから。

(62) 2012/03/30(Fri) 22時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[ダーラの名を出した時、
そういえば陽気な軍人は、行かなかったのだな、と
僅かな引っ掛かりを覚えはしたが]

 だから、生きて、待つつもりよ。

[少し寂しげに微笑みながら、それでもそう答えを出した。]

(63) 2012/03/30(Fri) 22時半頃

[機械は無いのに、それでも悲痛な声は聞こえてくる
 残すことは本当に辛い、でも……]

 ……――ホレーショー!
 アンタ、本当にバカだよ。

 ちゃんと二人には会えたから。大丈夫。
 でもね、幸せだって言うにはまだ先になりそうなんだ。
 アタシの家族には、アンタの席だってある。
 三十年ぐらいは待っててあげるから。

 だから、ジイサンになったら出迎えてやるよ。

 それまでは、全部お預けだ、バカ。



 村に居る人、皆、幸せになってくれればいい。

[ナタリアの元に集まる、皆の心も。
 それぞれの手元から、大切に思う相手に伝えられれば、きっとそれが一番。
 でもそれがかなわないからこそ、彼女の元に集まるのだろう。

 夕刻のナタリアの家で。
 生きていたときのように、物思いに沈むナタリアの傍で座っている]


[駆け寄って来たダーラをぎゅっと抱き締める。]

 いいんだ。
 ベネットならきっと、私達との約束を
 果たしてくれる。

 ベネットは辛いだろうが、
 彼に赤紙が届かない事を祈るよ。

[この状況になっても召集されない。
 その事で心無い村人からやっかみを受けるだろう彼を心配はするけれど、それでも──と。

 ベネットが永らえる事を望むのは女の我が儘か。

 彼には戦争のない世で伸び伸びと生きて欲しいと、ずっと窮屈そうな姿を見て来た女は思う。]


【人】 手伝い クラリッサ

 ええ、最後の最後まで、生きるわ。

[傍目からは、死にに行ったように見えるあの人も、
おそらくは最後まで生きることは、諦めないと思っている。
それが、約束だから。]

 ……ありがとう。

[それでも、互いに生きて出会えることは、
どれほどの可能性かも、女は悟ってはいる。

だから、今は、目の前の人の言葉に甘えて、
静かに涙を流す。
その雫を拭うのは……勝手に預かったままのハンカチ。]

(73) 2012/03/30(Fri) 23時頃

[涙は弱いから流すのではなく。
悲しみを癒すために流すもので。

……それは、彼女自身が強くなるための儀式。

生きる意志を自ら選ぶクラリッサは。
儚げなか弱いものではなく。

強くなろうとするもの。

やがて、彼女もドナルドの死を受け入れ。
寄り添うことで故郷を護っていくメアリーみたいに。

ひとりになっても、孤独ではないものになるのだろう。

風にそよぐ草花のように。
しなやかに伸びやかに生きていくのだろう。]


[ぎゅ、とヨーランダを抱きしめる]

 ああ、もうベネットに届かないことを祈るしかできない。

[それでもまだ、彼には届いていないから
 当人はかなり気にしているのだろうけれど
 それは心強くもあり、だからこそこうして勝手ができた]


 押し付けられて迷惑かもしれないけれど。
 アタシらの弟だから、仕方ないね……


【人】 手伝い クラリッサ

[ゆるく涙を拭って、目の前の人と視線を合わせる。]

 ナタリアさんの所の薪少なくなってたかも。
 きっと、貴方が寄ってくれたら、喜ぶわ。

 ……心配してくれて、ありがとう。

[いつも陽気を演じる人の揶揄に、少し顔を赤らめる。
そうしながらも、この人は、いつも陽気を演じてつらくないのか……とも思う。だから]

 ねぇ、もし、貴方も何か辛い時が有ったら
 泣いてもいいのよ?
 その時は、私がさっきのお返しに見守るから。

[そんな言葉を冗談めかして……けれど裡では本気で
残して、促されるがまま帰路へ。]

(78) 2012/03/30(Fri) 23時頃

[どこかにエリアスの気配もある。
 あまりにも早く、逝ってしまった。
 あまりにも、あっけなく。]

 生きる希みのない戦いに何故送り出す──…。

 戦がひとを、くにを変えるのか。
 それでも、現し世から戦の絶える事はないのだろう。

[疑問は細波のように寄せては返す。]

 なら私は、こちらに来て良かったと思う。
 ここでなら、もう、誰も泣かずにすむから───。


 ……そうだね、ほんとに、はやく戦争が終るといい。

[ナタリアのつぶやきに、聞こえないとわかっている言葉を返す。

 母も、姉もまだ生きている。
 父はどうだろう――大分前に徴兵されたのだから、きっと己のように使い捨てにはされていないはずだ。
 父が生きてかえってくれれば母はきっと大丈夫。
 姉も、生きていてくれれば幸せを見つけてくれると信じている。

 ナタリアが夜の支度を始める前に外へとでて。

 あてもなく、さまようように。
 生きているうちには殆ど出来なかった、夜空の下の散策を、している**]


メモを貼った。


[ダーラとヨーランダが抱きあうのを見つめる]

…ダーラ…

[そっと二人に寄り添い、二人の会話を聞いていた]

もう赤紙なんか来なければ…いいのにね。

[自分のたどった末路、ヨーランダに癒されたとはいえ、未だ記憶から消えない身ゆえ、顔を顰める。]


[帰路につくクラリッサをそっと見守る。

多分、彼女には見えないだろうが。
せめて、ブローリンが戻るまではそうしていたいと。

戦争が終われば、彼は帰ってくるに違いない。
例え魂だけになっても、彼女は彼の故郷なのだから。]



 ああ。
 本当に、貧乏くじを引いたな、ベネットは。

 我儘だからな、私達は。

[唇をニ、と歪めてダーラを見た。]


ベネット…大変だ

[二人の姉の会話を聞いて
酒場と墓場と本屋を引き受けるのかと苦笑する。
ミッシェルかクラリッサが残れば手伝うのだろうかと思案してみる。]


[ふと、ひとり佇むホレーショーのつぶやきが。]

……それは、「自身と神のみぞ知る」ですね。

[多分、彼の耳には入らない。
そして、彼のいう"あんた"は別人だろうが。
ぽつりと返した。]


 セレス、おかえり。
 歌をありがとう、お陰で目覚めた。

[ヨーランダに回していた手を片方、セレストへと伸ばし
 一緒に抱きかかえようと]

 ふふ、それは生まれを諦めてもらうしか無いな。
 大変らしいよ、真ん中や下の子は。


 ───。

[顔を顰めるセレストの手に、手を伸ばす。

 刻まれた傷は深かろう。
 魂が傷付いたのなら、忘れる事はないのかもしれない。

 ──だから共に、傷付く事を望む。]

 おいで。

[ぬくもりを分けよう。
 痛みも、恐怖も、二人ならきっと耐えられるから。]


[ダーラに支えられ、ヨーランダに甘える]

…うん、ありがとう。
私は優しいお姉さんたちのお陰で幸せだよ?

[二人の姉にぬくもりをもらいつつ、徐々に傷が癒されてゆくのを感じていた。]


[セレストに手を伸べるダーラに、目許を和らげる。
 そう、ここでなら、独りで食卓を囲む朝はない。
 病に喘ぐ夜もない。

 皆のこころを間近に感じ、共に手を携えて、平和を祈る。]


【人】 手伝い クラリッサ

 もう、ホレーショーさんってばっ

[重なる揶揄に、思わず名を呼んだ。
それほどまでには、もう近い人になっていた。

小さく肩を竦めて、女は家路に向かう。
本屋の前を通り過ぎたあたりで、くしゅんとくしゃみをしたのは
近くで誰かが噂をしていたからかもしれないけれど。

泣きすぎもあって赤くなった鼻を、
すんっと鳴らして女は*家へと*]

(84) 2012/03/30(Fri) 23時半頃

 アタシは妹たちには甘いんだよ。

[良かったねえ、なんてわしゃわしゃ撫でてから
 ぎゅっと抱きしめた、少しでも受けたものが癒えるように]

 さっさと、終わっちまえばいいんだ。


[クラリッサが本屋の前で。
くしゅんと可愛らしいくしゃみ。
それを見て。

灯りの灯る本屋に目がいく。

まさか自分も話題に登っていたとは。
夢にも思わず。

そこであおられている酒が。
自分に死を齎したものと同じとは。
夢にも思わず。]


……ダーラさん?

[終末を望む怨嗟の声が。
呪いのように響き渡る。

すでに彼女も自分と同じ身体を持たぬもの。

その声は肉声ではなく魂の叫びか。
彼女の望む終わりとは戦争のことか?

それとも……。]


[ヤニクの声に振り返る]

…どうしたの?ヤニクさん

[首をかしげてヤニクを見つめる。]


[ダーラがベネットのところへ持っていった酒は、
酒自体はヤニクに死をもたらしたものと同じかもしれない、
しかし、その酒に、ヤニクに死をもたらした直接の原因となる薬草が仕込まれているか否かは…分からないのである。]


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