73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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…兄さ、 ンっ……
[触れ合った箇所から、甘い吐息零して。 伸ばした手は服の上からでは見えるはずもない、ジェフェリーの肌の上に鮮やかに残された痕跡を、 迷いなく探し当ててそっとなぞった。]
(4) 2011/12/25(Sun) 00時半頃
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[息が苦しくて。 身体は酷く冷えているのにどうしようもなく火照って。
その腕の中に囚われたまま、ふわりと意識は闇に落ちた。**]
(8) 2011/12/25(Sun) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/25(Sun) 01時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/25(Sun) 21時頃
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[兄の腕に抱かれて眠りに落ちた身体は、 その指に、唇に、微かな呼吸で応える。 刻まれる花弁のように紅いお揃いの痕は、色白の肌に鮮やかに咲いた。]
(201) 2011/12/25(Sun) 22時頃
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[兄が去り、一人残された部屋。 けれど、そこにいるのは独りではなかった。 眠る少年を夢の中へと誘うのは、氷雪舞い散る冬の精。 閉じた瞼に隠れた瞳は、冷えた氷の澄んだ青。 冬の川に落ちて死にかけた日に、 偶然居合わせた年上の少年に救われた日に、 その瞳にかけられた魔法は、呪いなのか祝福なのか。]
(203) 2011/12/25(Sun) 22時頃
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[そっと耳元に囁かれるのは、季節外れに狂い咲く薔薇の精へと抱く懸念。 このままではみんな、薔薇の棘の呪いに囚われてしまうと。 揃いの痕を刻んでいった兄は、今はまだ呪われずにいるけれど、それもいつまで持つかはわからない。 兄の苦悩も葛藤も知らぬ。 ただ知ってしまったのは、それが薔薇の精に唆された一時の気の迷いでは無いのだということ。 兄の身に捺された烙印は、罪の証か、それとも…]
(204) 2011/12/25(Sun) 22時頃
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[ルームメイトが戻ってくる気配に、冬の精の気配は淡い冷気を残して散る。 淡い眠りの中にいる少年は、小さな囁きに答えを返さない。 本心は本人にすらきっとわからない。 追いかけて追い越したい思いは、胸の中のかなりの面積を占めていたのだろうけど。
そっと触れるだけの唇に、僅かに睫毛が揺れた。]
(205) 2011/12/25(Sun) 22時頃
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…腹減った、なぁ……。
[カルヴィンの出て行って、一人の部屋に響いた独白は、 あまりに色気のない呑気なもの。
中庭に出ていったあとの記憶は曖昧で、まるで夢だったように思えるけれど。 ふと気づくのは肌に残るひとひらの熱。 そこに残る僅かな痛みとやわらかな感触を、小さな吐息を零してそっと手で押さえた。]
(207) 2011/12/25(Sun) 22時頃
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サイラスは、モリスはそういえば、大丈夫なのかなぁ…?
2011/12/25(Sun) 22時頃
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[ふわ、と小さくあくびを噛み殺して、食堂にご飯をねだりに行こう。 部屋の中は暖かかったけど、廊下はやっぱり寒くて、 寮母さんに残りものでいいからなんか暖かいものでも作ってもらおうと思った。
甘い花の香は消えない。そのたびにモヤモヤといろんな雑念が浮かんで困る。 好きだよと言って口づけをくれる人影が、いろんな人の姿に次々変わって…]
(210) 2011/12/25(Sun) 22時頃
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あ、ノックスさん。
[一つ上の先輩に食堂で行き合えば、ペコリと頭を下げて。
何でもいいから腹に溜まるものと寮母さんに頼めば、 残り野菜とソーセージを適当にスープで煮て、マカロニもついでに放り込んだものが出てきたり。]
(214) 2011/12/25(Sun) 22時半頃
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うん、いいよ。 一人よりみんなで食べるほうがおいしいし。
[ノックスに誘われて快諾し、一緒に座る。]
あ、レオナルドさんも…どもっす。
[兄がお世話になってます、とペコリと頭をさげるけれど、 きっと長じてからの兄のことは、彼のほうがきっと知っている。 自分はきっと、なんにも分かっていないんだろうなと、何となく思った。]
(225) 2011/12/25(Sun) 23時頃
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…兄さんが?
[中庭に出た以降の記憶はモヤモヤと曖昧で、兄に助けられたこともよく分かっていない。
けれど無意識に、包帯巻いたままの手は、胸元に刻まれた痕の上に伸びる。]
ちょっと寝たから、大丈夫です。 なんか、心配かけちゃってスンマセン…。
[しおらしくレオナルドに詫び、小さく頭を下げた。]
(232) 2011/12/25(Sun) 23時頃
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…ぇ?
[兄の想い人。 そう言われても心当たりはさっぱり無くて。]
兄貴、どうなんだろう? …ガッコではあんまし、話す機会無いし…。
[やっぱり自分は、兄のことを何も知らないのだ。 そんな事を今更ながら実感して、スプーンを噛んだ。]
(234) 2011/12/25(Sun) 23時頃
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[なんで突然そんな事を聞き出したんだろうと思って、 ふと思い出したのは、兄とノックスが抱き合っていた姿。]
…あ、えと…… ノックスさんと兄貴、って…?
[誤解したまま、色々と邪推して勝手に赤くなったり。]
(247) 2011/12/25(Sun) 23時半頃
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嫌い…って。 まぁ、兄貴…真面目だし… や、でも…なんでそんな事、俺に?
[ノックスの不自然な態度にそわそわしつつ、 先輩たちの会話に出てきた友人の名にぴくりとした。]
…ぇ? モリスが? 何考えてんだろう、あいつ。 具合悪そうだったのに…
[不審そうに呟いて、その時間に行ってみるべきかと考えこんでみたり。]
(258) 2011/12/26(Mon) 00時頃
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[何となく釈然としないまま、空になった皿を片付けに行こうと立ち上がりかけて。
またふわりと視界が揺らいだ。]
…え?
[浮いた腰はまた椅子に戻って、ぼんやりした目で中空を見上げる。]
薔薇を、眠らせなきゃ。 …冬は花の咲く季節じゃないから……
[見えない何かが見えているかのように、何処か上の空。 ぽつりと伝えられた何かを、口にした。]
(266) 2011/12/26(Mon) 00時半頃
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…ふぇっ?
[ノックスに肩をノックされて、びっくりしたように青い目をぱちくり。
何が起こったのか、よく分かっていないよう。]
(275) 2011/12/26(Mon) 00時半頃
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[自分が何か口走った事すらよくわからない様子で、首を傾げる。]
兄貴はまだ大丈夫みたいだけど、 このままじゃきっと、みんな薔薇の棘に囚われてしまう…
わかんない、けど、なんとなく、わかるんだ。
[何処かぼんやりした様子で、そう告げる。 手も肌も、冷えてとても冷たかった。]
(283) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/26(Mon) 01時頃
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[身体はとても冷えているのに、寒いとは思わなかった。 何処をどう歩いてここに来たのか、居るのは中庭を見下ろす鐘楼の上。 ひやりと冷えた空気が心地良くて、少しだけそこから身を乗り出す。
今は危ないからと禁止されていたけど、 嘗ての生徒たちは皆、雪が深く積もる季節には、 度胸試しにここから身を投げて、雪の中へ飛び込んでいたのだとか。
落ちたらきっと気持ちがいいのかな? そんな純粋な興味が湧いて。
手を掛ける柱は、とても冷えている。]
(398) 2011/12/26(Mon) 17時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/26(Mon) 18時頃
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…あ、ヴェスさん。
[開いた窓から見えた姿に手を振れば、 高い位置にある身体は不安定に傾ぐ。]
ここ、好きな場所なんだ。 気持いいよー?
[下を覗き込むたびにぞくりとする感覚は、飛び降りたらきっと…なんて思ったりする。]
(404) 2011/12/26(Mon) 18時半頃
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うん、ここ…夏場とかは涼しくていいんだ。 中庭の眺めもよくて。
[鐘楼へ訪れたヴェスパタインを、傍に招き入れる。 とても寒い場所だけど、本人はコートも着ずに冷え切った身体を気にもしないまま。
彼に向ける眼差しは、すこし憧れを帯びたもの。 幾度か夢に見た幼い日の憧憬に、何処か重なるような気がして。 香る薔薇と、少し気だるげな雰囲気に、不思議そうに青い目を瞬く。]
…大丈夫? [昨日の怪我と、何処かぎこちない身のこなし。 なんだか気になって、心配そうに声をかけた。]
(418) 2011/12/26(Mon) 20時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/26(Mon) 20時頃
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[空を見るその横顔を眩しそうに眺める。 肩へと手を伸ばそうとして、伸ばしきれずハタリと落として。]
どっか、痛い?
[いろいろな意味で守られて育ってきたせいか、 恋人たちの交わりも、同性同士でも行われるということも、 あまり良く知らないから。
あまり調子のよくなさそうな様子を案じて、何処か痛むなら撫でてあげたいけれど。
身体はすでに冷え切っていて、きっとぬくもりは分けてあげられない。]
(442) 2011/12/26(Mon) 21時半頃
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[つらい、という言葉に、その手が触れた胸元へ手を伸ばす。
その笑顔は、無理に作ったように見えて、こっちの目の方が少し潤んだ。]
(459) 2011/12/26(Mon) 22時頃
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…ぅ。
[たしなめるように言われて、少しうなだれる。]
何とかしたいんだ。 …色々何とかしたいんだけど、どうしたらいいのか、わかんなくて…。 自分が悪いから、とか…そんな事言っちゃ、嫌だ。
[そっと彼の手が背中に回れば、酷く冷えた体温が触れたところから移っていくよう。]
(473) 2011/12/26(Mon) 22時半頃
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…寒い、よ?
[湯上りの肌を冷やしてしまうから、胸元を押して離れようとする。 それでも背中を撫でる手に、切なげな息を零した。]
わかんないよ…、何からすればいいのか。 何が一番大切なのか。 あれもこれもっておもうから、いろいろわかんなくなるんだ。
(497) 2011/12/26(Mon) 23時頃
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…えっ? …ぅー……同じようなもんじゃん……
[だめーと言われて、渋々くっつかれて。 あの時もこんなだったのか、冷たい体に移ってくる体温はきっと同じ。]
難しい、よ。 絶対に無くしたくないもの…なんて。
[その為に何かを諦めたら、それも選んだものへの裏切りに鳴るような気がして。 他のものすべてを捨ててまでと、思えるほど思いは育っていなかった。]
…うん。そうする。
寒いのは平気だけど、ヴェスさんが冷えちゃうし。
(512) 2011/12/27(Tue) 00時頃
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うん。行こっか。
[触れられていた部分は温かくなったけれど、それ以外はきっとまだ向こう側にある。 おそらくきっと、あの時からずっと半分持ち去られたままだったのかもしれず。
するりと腕が離れれば、少し空虚になってしまったような錯覚。
離れる前に一度だけ振り向くのは、あそこから飛べたらどんな気分なんだろうという好奇心。 何かから逃げたいわけじゃなく、ただその先を知りたいだけだった。
共に中へと戻れば、寒さを実感して身体は少し震えた。]
(533) 2011/12/27(Tue) 00時半頃
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