4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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―――ああ、儂ごと撃たないでくれよ。
[自分の番だと感じたのなら、 そう一言断ってからゆっくりとヨアヒムの元へと近寄った]
豚のような悲鳴とは比喩表現かと思っておったのじゃがな。
[見下ろす先は呻くヨアヒムの腕、 ナイフが突き刺さったままであればエンブレムのあるその腕ごと――靴底で一息に踏み潰した]
(2) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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[ロビンの怜悧な表情を見、 オスカーの気楽そうな仕草を感じ、 サイラスの啖呵を聞きながら、
パティの野心に強く燃える瞳、 ネイサンの楽しくて仕方ないような身体の揺すり、 パピヨンの常時変わらぬ強い声、
マーゴの容易に窺い知る事の出来ない意思が――この場にはある]
一つの時代の幕開けの喇叭が豚の悲鳴とは随分と夢の無いじゃな。
[呟きながら辺りを見回す。実に皆若かった。 はっきり言って自分は場違いだ。羞恥すら覚える]
もうすぐこの豚は"赤の他人"になるのじゃろう。ならば――
[その言葉を言い終わるよりも早く、部下が動く。 そして主に向かって投げつけられた爆弾を片手で受け止めた]
(7) 2010/03/21(Sun) 01時半頃
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やれやれ、随分と物騒なお嬢さんだ。
[火気の扱いは金銭の扱いよりは上手ではなかったらしい。 無論タイミングを計るべく早めに点火していたら他の者に気づかれたのだろうが。 そして実際火薬の臭いから気づいていたものもいたのかも知れない]
このようなもの、レディとやらがお持ちになるものではないと思うがね、<<双生児 オスカー>>クン
[部下は素早い手つきで導火線をナイフで一閃。火種が地面に空しく落ちる。そして『月』の物達の狙撃が来なければ、部下は無造作に爆弾を地面に放り投げた]
(10) 2010/03/21(Sun) 01時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 01時半頃
司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 01時半頃
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一人足早にお帰りになったが、 折角お集まりになっているので一言、老骨より申し上げる。
[視線が集まったのを奇貨として、一言言い置いた。]
くれぐれも"外の賑やかし"に惑わされぬよう。
我が『道』は道を踏み外した者に対しては全てをもって撃砕する。 たとえそれが次の《ZerO》の資格を得たものであったもだ。
我らはボスの道を"接ぐ"為に、ただそれだけに存在する。 我が牙はその為にある。 その為だけにだ。
[そう言い放つと、部下と共に悠然とその場を後にする。無論部下は狙撃に備えて己の身体を主の盾の位置にいるのを*忘れない*]
(15) 2010/03/21(Sun) 02時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 02時頃
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―街『道』事務所―
[『月』の長に爆弾を投げつけられた騒ぎを知れば、 激昂する部下もいたが...はそんな周囲を他所に 深いため息。数人の部下から声をかけられると物憂げに]
「お疲れですか?」か。 疲れてない訳ではないが、なんだ。もう親書だと?
[騒動からの事務所に戻るまでの時間を考えれば、情報を知り、 早い動きをする者が出てもおかしくない。おかしくないのだが]
『華』だと? 不参加のとこがどうして…ああ、そうだったな。 あそこの長は『月』とも極めて近い関係にあったんだったな。
[内容は単純な"お見舞い"と称する類の文面。 彼女らしい諧謔に溢れた文面は迂闊にも老人を笑わせてしまう]
(24) 2010/03/21(Sun) 03時頃
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ククク、今後『月』が不利な立場に陥った可能性を考え、 巻き添えを怖れたからなのだろうがどうしてどうして… 「もし叔父様がお怪我をなされましたら私自ら看病致しますわ」だとさ。
[毒飼い宣言とまでは思わぬが、こうまで ぬけぬけと書かれたら笑わずにはいられない。]
殊勝なのは口先だけじゃろうが…もしもの時は"是非とも貴女の手でお世話になろう"とでも返しておけ。
[もしかしたらこれも『血』を掌握している『月』の作戦の一環 なのかも知れないが――ユカイユカイと笑ってしまったら負けであろう。]
(25) 2010/03/21(Sun) 03時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 03時頃
司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 03時頃
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―墓地 ボスの墓前―
[事務所に戻る(>>24)少し前、火縄の臭いを残しつつ 主従は漸くにして我が主の墓前へと訪れていた。 その頃には他の部下達も集まっているだろう。 今日までに墓には常に新しく多くの花束が飾られ、 亡き人の存在の大きさを物語っていた]
――様、遅れて大変申し訳ありません。 そして此度の事、"何も理解できず"にいる癖に しゃしゃり出た愚かしい自分である事をお許し下さい。
初めはヨアヒムの手から組織を守る為に、次いで 浅ましくはしたない女共の手から組織を遠ざける為に 全ては《ZerO》の為に、そう思ってやってきました。
[ボスの名は人前では呼べない。 喩え嘗て本人から許された事であっても...なりのケジメである]
(41) 2010/03/21(Sun) 11時半頃
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清濁併せ呑む貴方だ。 こんな儂の思いなど、呆れかえっておるでしょう。 思い上がりと叱られるやもしれません。ですが儂は思うのです。
パピヨンが勝利した場合、ボスはパピヨンでありカルヴィンではありません。 彼女がカルヴィンを自らの次という"世襲"が通るとは思えません。 彼女に考えがあるのだとしても、今はカルヴィンが自ら立って出ない限りは従えない。
[現状、カルヴィンをその次の後継とするにはそれなりの手柄が必要になる。 例えば彼の手で"宝"を発見するとか。少なくても...はそのぐらいしか今は思いつかない]
マーゴ、『零』はあまりに不透明過ぎます。 彼女らの為に働くというのは、意思のない人形を量産することに似て見えます。 実際がどうあれ、今の儂の目には《ZerO》と呼べるものとは思えません。 パティは――ええ。《ZerO》のなんたるかも知らぬ彼女には手が余り過ぎます。
(42) 2010/03/21(Sun) 11時半頃
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これも自分の思い上がりでしょうか。言い掛かりでしょうか。 彼女らが後継を争う意思を見せたこと自体が、 貴方の狙いでしたなら彼女らの役目は、 儂の役目はなんなのでしょうか。教えてくださいませ、――様。 儂は今、盲いておるのです。
[自虐。それはかのボスの下に集められしチームが 《ZerO》の基本理念すら汚しているのではという疑惑と衝撃から。 ただ彼はそれを知ることは出来ない。今の彼は『道』である。 『牙』ではないのだから]
この命は――様の為だけに存在します。 似つかわしくないことを長年やって参りましたが、 最後ぐらいは多くの同輩先達に向けて恥ずかしくないよう我が骸、 用いさせてくださいませ。お叱りはいかようにも。**
(43) 2010/03/21(Sun) 11時半頃
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司祭 ブルーノは、心臓の位置にある己のエンブレムに手を当てて――瞠目。
2010/03/21(Sun) 11時半頃
司祭 ブルーノは、心臓の位置にある己のエンブレムに手を当てて――黙祷(リテイク
2010/03/21(Sun) 11時半頃
司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 11時半頃
司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 12時頃
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―広場のベンチ―
隣、いいかね。
[広場のベンチで空を見上げていたセオドールの隣を 小汚い服装をした老人が腰掛ける。気が抜けていた と慌てかけ、その老人の顔を見て更に慌てる]
三度目になるかな、セオドール君。 ああ、君を殺害する気も拉致する気もないよ。 ところでこの変装はどんなものかのう。 危険だと周りに言われて渋々着替えては見たのじゃが、 内から滲み出る隠し切れない人徳とかで 正体を見透かされたりしないものかのう。
[口調は穏やかながら人を食ったような台詞回しは健在で、 元々そう悪感情を持っていなかった少年は、 腰を上げるタイミングを逸してしまったかもしれない]
(48) 2010/03/21(Sun) 17時半頃
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ロビン君――のことかね。 いや彼の忠実なる狙撃者たる君がこんな場所にいるのだ。 何も思わないほどは鈍感ではないつもりだよ。
[少し遅めの朝食のつもりなのか フィッシュアンドチップスをパクつきながら]
君らもちゃんと"寝て"おるかね。 断っておくと言葉通りの意味じゃよ。 いくら若いからと言って夜更かしが続くと…いや説教はいいか。 小言は癖になる。君も長生きする気なら覚えておくといい。 いつしか自分が大嫌いな老人になるということをね。
[特に用はない――そう断ってから同席している老人に対して、 少年の方も普段のような如才ない態度は取らずただ隣に座っているだけの、静かな午前中を過ごしていた]
(49) 2010/03/21(Sun) 17時半頃
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共に寝ることで主は家臣に対して絶対の信頼を 家臣はその信頼を確認する。そんな関係として存在した文化らしいが…おっといかん。 食べ終わったしまった。
[朝食の間だけ自由時間を貰ったのだよと悪戯っぽく笑い掛けると、勝手に打ち切ってまるで隣の少年とは無関係なんだとばかりに来たとき同様に、よろよろと老いた老人のように腰をかがめて去っていった。]
話の続きはまあ、いつかだ。いつかがあれば、な。
[そう煙に巻くように*言い置いて*]
(50) 2010/03/21(Sun) 17時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 17時半頃
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―『血』傘下の精神病院―
[一人の少年が>>1:187、人知れずひっそりと入院した。 彼がどこからどうしてその病院の前まで現れたのか 彼がどこの誰であるのかわかるものもなく 入院費用が彼の懐の中にあった以上、特に興味を示すものもいない]
あひゃひゃひゃひゃ… あしぃぃぃぃ あるぅぅぅぅぅ
おれの おれのあしぃぃぃぃ ちゃんとあるぅぅぅぅ いたいいたい いひひひひひひひひ いひひひ あるよう あるよう いたひからあるぅぅぅぅぅぅ いひひひひひひゃはぁ!
[甲高い笑い声をあげながら必死になって 自分のナイフで自らの片足を ザクザクと刺し貫き続ける少年はもう 何も理解できず何も喋ることもなく 自らの片足を傷つける行為だけを*無心に続けていた*]
(54) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 23時頃
司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 23時頃
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―街中『道』事務所―
[>>53と朝食の時間を過ごし、そのまま街の『道』事務所へ。 >>79のマーゴからの通達が届いたとすれば]
まず殺害者がオスカー、『湖』の者であるという証拠を提出したまえ。
続いて殺害されたのが【零】の構成員であると、 殺害者であるオスカーが知っていたかどうかの証拠もだ。
そしてその【零】構成員が今回のゲームに従事していたという証拠もだ。
暴論を敢えて言わせて貰えば、"オスカー君に殺された誰か"を 【零】の構成員に仕立て上げた可能性だって否定できない。
(81) 2010/03/22(Mon) 02時頃
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感情論は結構!
誰だって部下が、特に愛情をもって部下と接しているものなら尚更だろう。 だが、不用意な者を用い、未熟な者を使ってみすみすその部下を殺させたのは迂闊な君らであってオスカー君ではない。
《ZerO》を舐めるな、だ!
誰もが納得できるだけのものを全て"本部"に供出して、 そこ経由から話を持ってきて貰いたい。 直接我々参加者の下に話を持ってくるのは"筋違い"というものだ。
ああ、そうそう。 【零】の全構成員の名簿でも持って我々に配っていただけたら、 オスカー君も不幸な事故を起こさなかったかもしれないね。
以上だ。筋を通してから出直し給え。
(83) 2010/03/22(Mon) 02時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/22(Mon) 02時頃
司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/22(Mon) 02時頃
司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/22(Mon) 03時頃
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―【回想】街中『道』事務所―
[『贅』所属の幾つかの賭博場からの資料をチェックしていたが、一枚の帳簿を捲ると思わず顔色を変えて椅子から立ち上がった]
おい、この裏帳簿。 一賭場のマスター如きが手に出来る代物じゃないぞ。 なんでこんなものまであるんだ?
[金で寝返ったというよりは保身の為に駆け込んできた 『贅』所属の元幹部持参の帳簿を前に驚愕する。 てっきりその一賭場の裏帳簿か何かかと思えば、 『贅』全ての裏の金の動きが記してある代物だった]
おいおいおい、 アイツの処の情報管理とやらはどうなっていたんだ!
[豚の押収資料から"恣意的に使い"尚且つ "揉み消しに対抗できるだけの力"があれば《ZerO》全体をも 芋吊るにしかねない脱税の裏帳簿。 このままでも警察に持ち込めば面倒なことになるかも知れない]
(94) 2010/03/22(Mon) 11時頃
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畜生っ! こんなにも酷かったのか『贅』は! 今の《ZerO》は何をしていた! こいつを持ってた奴は締め上げたな? で、なんて鳴き声をあげてたんだ?
["豚"の主に対するその者自身の保険のつもりだったらしいが――その者を締め上げた限りでは事情を知っている者は ヨアヒムと距離を置いていたものばかりが数人。 『零』に記憶を抜かれた者も一人ぐらい含まれているかも知れない。ただ言い分を信じるならば現物はこれ一つ。
これは使える者が使えば、見るものが見ればかなりの武器になる。宝探しよりも、エンブレム潰しよりも手っ取り早く、 もっと上の方から《ZerO》に手を出せる。 だがこちらには今、その視る眼が『道』には、ない]
本部はわかっているのか? こうして争いなぞしている場合か? 鉄火場にして若造共の成長を促すなんて真似は悠長過ぎたのか! 畜生っ! 戦略転換だっ!
―――餌にする。お前ら全員覚悟を決めろよ。**
(95) 2010/03/22(Mon) 11時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/22(Mon) 11時半頃
司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/22(Mon) 11時半頃
司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/22(Mon) 12時半頃
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―街中『道』事務所―
本日本時刻を以って全てのオフェンスを終了する。 ここからはここを拠点としてディフェンスに全てを注げ。
[隠すつもりのない動きであれば当然その情報は把握するだろう(>>100) 全てを注ぎ込む事に邪魔になりそうなものは"排除"してある]
残念な事に我々は白痴である。 結局、外部の関与の証拠を掴むことすら出来ないでいる。 随分と金はばら撒いてみたが、 ばら撒き方が間違っているようではどうにもならんよ。
[それを得手とするものは全て国外に置いたまま。 表向きと裏向きの仕事を果たす為の面子と、 ヨアヒムを抹殺する為の面子を優先したという失態がそうさせていた]
(106) 2010/03/22(Mon) 17時頃
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一番の懸念材料である『幻』に対しては『蘭』に期待するしかない有様だ。 無様だ、実に無様だよ。『蘭』ですら信用など出来ぬと言うのにな。
[御婦人が"何ふり構わず"という可能性を考えれば 信用などできる筈もない。 話の流れから誰かが『烏』の事を聞く。 決裂した相手だが《ZerO》の事を考えれば―― だが...は首を横に振った]
儂は『烏』も信用してはおらぬ。 盲者ならばこそ甘い期待などせぬよ。 現状、サイラス――あそこの主は弱点が多過ぎる。 付け入られる隙が沢山あるものに信は置けぬわ。
それに逆に亡きボスの為という"大義名分"を掲げれば、 《ZerO》を、ボスの魂をも、踏み砕く事すらやってしまうだろう、アレはな。そうと知らずにでも、知っても気づかぬフリをしてもだ。
[もし後者であるならば、自分は彼を見くびっていたことになるわけだがね、とは流石に口に出さず]
(107) 2010/03/22(Mon) 17時頃
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女狐率いる『月』の相手は我が独立遊撃隊である『湖』にでも 任せたかったところだが、まあ彼らは彼らの都合もあろう。 "世間知らずの小娘"であることをわざわざ喧噪した『零』のこともあるしな。
今回の遊びたい盛りの無思慮な『月』などは別として、だ。 方針を伝えておく、基本としては守るべきは儂ではない。 あのクソ下らない莫迦(ヨアヒム)の部下が間抜けにも 持ち込んできた愚考の全てを記したこの資料だ。
[いやこんな資料すら実のところどうでもいい。 忠実なる者には焼き捨てれば済む紙切れだ。 それでも、"外からの賑やかし"が好きな者にとって手に入れて損はない筈]
折角の機会だ。 《ZerO》はオカルト団体でも、慈善団体でもないことを、 まだよくお分かりでない皆様に見せて差し上げようではないか。
(109) 2010/03/22(Mon) 17時頃
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[本格的な内部抗争に発展しては、犠牲が避けられないのではないか。ルール違反として咎められないかという意見が出る。 オスカーの一件がなくても当然の質問である。 が、...は惚けた顔で首を傾げる]
"出るかも知れぬ"などというあやふやな存在(死者)の事なぞ知らんよ。
ただ、自分の庭を荒らされようとしているのに、 柵を越えてきた狼の身を案じて我が羊を与える牧羊家がいるかね? 何もせずとも家で階段に落ちて死ぬものだっておる。 "わざわざ"は殺しはしない。それで十分だろう? 我々は被害者なのだから。 防衛せねば舐められる――そんな世界の住人ではないのかね?
小娘とシャイロックの尻尾共に大人というものを教えてやろうではないか。 貪欲な■■■人かぶれの臭い肌に、その貧弱な喉笛に熱き牙を立てて食い千切れ!
もしそのさなか、暢気にも脇から手を伸ばしてきた者がいれば…… その首根っこに――我らが犬歯を突き立てろっ! いいなっ!**
(110) 2010/03/22(Mon) 17時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/22(Mon) 17時半頃
司祭 ブルーノは、双生児 オスカーらに"お祭り"への招待状を郵送した。
2010/03/22(Mon) 17時半頃
司祭 ブルーノは、寡婦 パピヨンらに"突然の災害"に対しての弁明書を郵送した。
2010/03/22(Mon) 17時半頃
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―街中『道』事務所前―
おお、寒っ。まだまだ夜は冷えるなぁ…
[ガス灯のどことなく頼りない光に照らされた路上。 ...の周りには港の『道』事務所脇の"某所"を拠点に、 街外を駆けずり回っていた者などを除き、 今集められる中で戦闘に特化した能力を持つ『道』の人員だけが揃っている]
打てる手を打とうと思えば幾らでも打てる。 相手の流儀に合わせて正面からやりあう必要など皆無だ。 だがなあ……
[各々の得物を抱える部下達は皆、ニヤニヤとしながら遠くから近づいてくる喧騒を前に舌なめずり]
(122) 2010/03/22(Mon) 23時頃
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『月』如きに全力を出さねばならないほど、 とは思いたくないがねぇ…ククク…
[何故か直前になって『月』の関係者を名乗る者から数名、 内通したい旨の書面やら使いやら、御注進に及ぶ者らしき反応が届いていた。 が、老人はその全てを黙殺した。ここは"一騒動"欲しいところである。邪魔であった]
思ったほど、派手にはならないかもしれないが… もし『月』の主が先頭きってやってくるようであれば、 警告の一つでもして差し上げよう。
(123) 2010/03/22(Mon) 23時頃
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ただ逃げ足を考えて最初から人込みに紛れて こそこそ動きたがるようであれば、 警告では済まないかもしれないね…… 弾は人を選んでくれないのだから。
[事務所近隣の宅地やらビルやらはその時刻のせいか、 避難命令が出ているのかその悉くに人の気配を感じない。街中でありながら昨日の荒野の時のような、 そんな独特の空気がここ一体を支配する]
本来ならば鉄火場――と呼ぶほどではないな。 この程度、この程度ではな。
(124) 2010/03/22(Mon) 23時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/22(Mon) 23時頃
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―街中『道』事務所前―
やあ、パティ君。一日ぶりだ。元気にしていたかね?
[一人前に出る...の周りを『道』の部下達が固め、主の言葉を待つ。 無論それは『月』も同様か。 こちらの返事を大人しく待つ相手ではないだろうが、 自分が威勢良く吼える間ぐらいは欲しがるだろう。 ならば先に喋るまで――と口を開く]
おやおや、その細腕で大層な得物をお持ちだねぇ。 肩が凝ったりしないのかが心配だよ。 ああ『華』の主にでも揉んで貰ってでもいるのかな。
[>>129の鈍器を見て肩を竦める。まるでそんなものは全く目に入らないように]
ところで君は昨日、一体何を見ていたのかね? 哀れな豚だけを見ていたのかね? 震える手を隠しつつ、"逃げることばかり"考えていたのかね?
(133) 2010/03/23(Tue) 00時頃
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[喩え今日まで不勉強の身であっても 昨日『湖』のところの有能な狙撃者の腕を見たであろうに。 これだから女というやつは――自分の見たがるものしか見ようとしない]
昨日は素敵なプレゼントを有難う。今日はそのお礼をさせて頂こう。
[老人が片手をあげると同時、近隣のビルから狙撃銃独特の銃声が数発、"事象"に遅れて路上に響いた]
頂いたものよりは小粒だが、数はあるぞ。 小銭集めの好きな君達に相応しいプレゼントだと思うのだがね!
[パティのすぐ傍の人間の悲鳴が銃声分響いたのなら、そう嘯いてから仕掛けることだろう。脚を狙ってやったのは慈悲というよりは、悲鳴を上げ続けて欲しかったから]
さあ、宴を始めよう。なあに、"殺し"はしないさ。 "勝手に死ななければ"の話だがね!
(135) 2010/03/23(Tue) 00時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 00時頃
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[爆弾をちらつかせ、先頭きって駆け出すパティに対し、 彼女に銃口を向けていいのか反応が遅れた部下は その手にした鈍器で強く打ち据えられる。 咄嗟に腕で庇ったとしても最早何もできないだろう]
―――元気一杯で逞しい事だな。だが惜しむらくは
[彼女の疾走に続く者、統率に問題がなければ一糸乱れぬ突入戦となる筈、彼女の戦力だが意欲に差があれば遅れるものは出るであろう。無人と思われた周囲の住宅の雨戸が飛び、そこから突き出されるのは無数の銃口はその遅れた者達の足元を容赦なく狙い撃つ]
独り善がりの蛮勇に過ぎん。
[サプレッサーなどというお上品な代物をつける気などさらさらない。この銃声ことが、銃火こそが《ZerO》。街に畏怖と恐怖と刻み込む"組織"の遠啼き。 彼女と忠実、もしくはそんなフリをして俊敏に続いた者達に対しては]
殺すなよ、いいな!
[...はナイフを抜いた数名の部下に守られつつも、鈍器を振り回してくる彼女達を迎え撃つ]
(145) 2010/03/23(Tue) 00時半頃
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クククク、怖い怖い!
[つけ狙われれば、逃げるのみ]
あはははははははははは! あはははははははははは!
[主の高笑いと共に、周囲の『道』の部下達は一切構うことなく各々が手にした銃を乱射する。 無論、鈍器を振り回す爆弾娘と彼女の爆弾の加護を得た傍の者達を除いて。 銃口が腰より下に徹底されていたのは、積極的な殺意を否定する為。 手首を狙えれば最高だが、そこまでの腕前はない]
だが、分が悪いな…流石に荒事には長けている。
[戦闘よりも気になることは他の事。 だが、疎かにし過ぎるには目の前の事態は喜ばしくない。 ナイフと鉄の棒では受け止められるモノとそうでないモノの差がはっきりと出る。 後方は別として、目の前では押される一方であった。 まだ見誤ったかとは思わないが、苦しいのは確かであった]
(155) 2010/03/23(Tue) 01時頃
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全く、ここまで騒いでやったんだ。 こそ泥の一人や二人、来てくれねば儂が困る。 事務所を空けた甲斐がない。
[懐には件の資料が無造作に突っ込まれている。 その下のシャツの胸のところにはエンブレムらしきものがある]
!? なん――だと――
[目の前の部下を突破して向かってくるパティ。 傍らの部下が動こうとして、銃声。 脚を撃たれた誰かの遺恨か、誤射によるものか。 ――遅れる。 そう思った...に対し、唐突に目の前で訪れたもの。それは――]
(156) 2010/03/23(Tue) 01時頃
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