人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 厭世家 サイモン

[寮内に満ちた、慾を誘う香り。
 それに取りこまれて倒れたと言うのなら、もう手遅れなのだろうと胸の裡で思う。
 だからと言って、胸が痛むと言う事はさらさらないのだけれど]

 忠告?
 まあ、好きに思えば良い。

[薔薇のプシュケーに描く新たな少年の魂を、未だ失いたくないだけのものなのだが、否定も肯定もせず。

 ぴしゃりと閉じた窓の内側で。
 木陰で休む其の姿を、昏い眸はじっと*見詰めつづけていた*]

(50) 2011/08/07(Sun) 03時半頃

…壊してくれて、構わないのに。
いや、違うな…

もう、ずっと前から壊れたままだ。
だから…今更壊れることなど

[動くたび鋭い棘は突き刺さり、小さな呻き声と共に甘い毒は染み渡る。
 身を離そうとするディーンの、陽光のような金の髪へ手を伸ばし、指先に絡めた。]

…幻滅したか?こんな男で。
お前に慕われるような価値なんか、俺には…


…寄越せよ。

[肉体から引き剥がされた魂だけの状態だというのに、
 感覚は鮮明で、吐く息は熱を帯びているかのよう。

 湧き上がる抑え切れない渇望。
 それを埋める手段をそれしか知らないから、
 力尽くで引き寄せようとする。

 朽ちた黒薔薇の色映す瞳は、
 乱暴な手とは裏腹に、縋るような懇願を湛えていた。]


[触れた唇が離れる頃には、指先の痛みなど気にならなくなっていて、じっと見つめ]

 ヴェス先輩が壊れたままならば、俺はそれを癒やしたい。
 今まで沢山の物の姿を変えてきたなら、先輩の事もまた別の姿に……変えられる筈だから。

[根拠は何もなかったが、何故か出来る気がして。
撫でられる髪、サラサラと流れ]

 ……薄々気づいてたのかもしれませんが。
 俺の好きな人のことそんな風に言わないでください。怒りますよ?


[腕に棘が刺さっても、傷が増えてもそれを厭わず先輩を抱きしめて。悲痛な望みは叶えてやるものかと意思表示、強請られた物は決して渡そうとせず。

巻きついて捉えたままの荊を掴んで引っ張り外れないなら何時も通り壊すつもりで]

 怖い……、怖かったんですか?

[ぐいぐいと荊を引っ張りつつ、行動と違う意思の見える瞳に気が付いたならそんな言葉が出て。
傷から滲む赤が着かないように、そっと頬を撫で返した]


メモを貼った。


…何故………

[傷つくことも厭わず、呪縛から引き剥がそうとするその手。
 わからない、わからない。
 無償の愛なんて、ありえない。]

何が目的で、そんなにまで…

[裏切られ壊されて、それを受け入れて此処まで来たから。
 向けられる思いをどうすればいいのか分からない。

 きっと、思っても裏切られる。
 身を守るために殺し続けてきた心が、胸の中には澱のように積み重なって朽ちていた。]


[深く絡みつき、どす黒く染まった薔薇の蔓。
 それは無数の蛇のように、ディーンへも鎌首をもたげて迫る。]

…離れろ、ッ!!

[巻き込ませまいと、それをたぐり寄せ引き戻そうとしてしまったのは、何故?
 自分自身その行動は、理解できなかった。
 分からない。
 胸の奥にうずまく感情は様々であまりに矛盾していて、
 自分でも何が本心なのか纏まらぬ。

 それでも薔薇が彼にまで侵食してしまったとしたら、蔦はどんな色に染まるのだろう。**]


 俺だってそんなの。……解りません。
 ただ貴方が苦しそうな顔するのは嫌だから。

[先輩の心の内までは見えないから、何を考えているのかは解らないけれど。
棘による傷が増えると赤く染まる指先で蠢く薔薇の蔓を引きちぎって、宿主を殖やそうとするならばそれも良いと黒い蛇を引き寄せて]

 先輩、駄目です。独りで背負い込まないで、俺にも分けて。
 貴方を縛るこれ、全部壊してみせるから。

[己の魂で大切な人を護れるなら、それに勝る喜びなんて無い。そういう想いも有るのだと**]


【人】 厭世家 サイモン

[やがてヘクターと共に中庭を出ていくノックスの背中をじとりと見送って。
 其の姿が見えなくなれば、クマに縁取られた眸は薔薇園の方へと向かう。
 細く眇めて見詰める先に何かが有る様な気がして]

 …………ふん。

[鼻を鳴らし、皮肉気に口端が歪む]

(66) 2011/08/07(Sun) 13時半頃

【人】 厭世家 サイモン

 神の教えに背き享楽に耽るのは構わんが……。
 だが、気に入らんな。

 煽られて、罪を罪と知らぬまま犯すは、詰まらん。

[がじり、と伸びた爪で首筋を掻く。

 幾つもの赤い筋を作りながら。
 薔薇園を見詰める視線は険しい]

(68) 2011/08/07(Sun) 13時半頃

【人】 厭世家 サイモン

[窓の外、聞こえた幼い声に僅かに開く窓]

 おや。
 この間の坊やじゃないか。

[口元だけはにたにたと、下卑た笑みを浮かべて。
 フィリップを探す少年へと声を掛けた]

(71) 2011/08/07(Sun) 14時半頃

【人】 厭世家 サイモン

 別に、何も。
 可愛らしい小鳥が囀る声が聞こえたからな。気まぐれに声を掛けてみただけよ。

[おいで、と言う様に窓の隙間から差し出した手。
 窓に近づく小柄な少年は、その手を取るだろうか]

 俺は今、機嫌が良い。
 揶揄ったりせぬ。おいで。

(74) 2011/08/07(Sun) 15時頃

【人】 厭世家 サイモン

 ああ、揶揄せぬとも。

[珍しく優しい笑みなどを浮かべて――もっとも、目つきの悪さだけはどうしようもないのだけれど――頷きを返す。

 そっと重なる手。
 途端、ふわりと広がる薔薇の芳香に]

 ――……見つけた。
 貴様が、薔薇の茨か。

[呟く声は、ジョージの耳にも届いただろうか。
 だけど、もう。逃がさないと言う様に、重なる手をぎゅっと握ると強く引いた]

(76) 2011/08/07(Sun) 15時半頃

【人】 厭世家 サイモン

[怯える少年と薔薇の精の様子に、嗜虐心は増すばかり。
 舌舐めずりするように唇を舐めて、手を引いた華奢な身体を窓辺まで引き摺り寄せると顔を寄せて]

 ふふ…。
 安心しろ。今はまだ何もせん。

 皆が情欲に溺れ、罪に塗れていくのは俺としても好都合だからな。

[神が禁忌とした男色への罪に、寮生全てが堕ちるならばそれはそれで好ましいのだ。
 ただ罪を自覚せぬのがつまらぬだけで]

 貴様はもっと、その薔薇の毒を撒き散らせ。
 そして俺に見せろ。情欲に狂う皆の姿を。

[罪に穢れ、堕ちたその先に。
 我が絵――薔薇のプシュケーの完成を完成させるために必要なものがあるのだから――]

(79) 2011/08/07(Sun) 15時半頃

【人】 厭世家 サイモン

 その妖精を助けるために、
 犠牲になるモノが出ても構わぬと言うのであれば、それも良かろう。

[嘲るように囁く言葉は呪い。
 寄り代の少年には判らずとも、その後ろの薔薇の精ならば判るだろうと、クマに縁取られた眸を少年ではなくその後ろへと眇めて]

 紅におう 野なかの薔薇。
 俺を退屈させたら、その花。手折ってしまうぞ。

[くつくつ。
 笑う声を響かせて、掴んでいた手を離す。

 罪を罪と知らぬならそれもまた良い。
 知らぬまま、罪に堕ちて。
 その小さな手が穢れていくのを見るのも、また一興なのだから**]

(84) 2011/08/07(Sun) 16時頃

厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 16時頃


─ 医務室 ─

[寝台に横たえられた身体は、時折悪い夢にうなされるかのように呻くも、意識の戻る気配は無い。

呪縛が如く肌に刻まれた、どす黒い蔓薔薇の蔦。
侵食された右手から、右眼から、
鋭い棘が食い込む如く、じわりと血が滲み続けていた。]


[蔦を介して微かに漏れ聞こえるのは、風に吹かれるように戸惑い揺れ動く心。
甘い毒は彼にも、次第に染み通り侵していくけれど、
心の中に灯った何かが、つなぎ止めようともしているようだった。

手遅れと、今更悟る。
知らず蒔いた浅はかな種は、芽吹き、すでに根を張っていたのだと。]


[ディーンが手繰り寄せた蔓から流れ込むのは、薔薇の木がずっと見てきた中庭の月光の下の記憶。

流され翻弄され、いつしか狂い咲く月下の華は無惨に散らされ踏み躙られる。
幾度も幾度も続くうち、身も心も堕とされて、自ら望んで差し出して。

意識が白く染まったあとの、置き去りにされたままの静寂。
音も香りも色も忘れてしまった虚ろな目に、唯一焼き付いたのは夜空流れる天の川。

何度も見たそれだけは、美しいと思えていた…]


[凍り付いただけの心ならば、温もりで溶かせただろう。

されど、ヒビ割れて砕け散った硝子ならば、生半可な温度では溶かせない。
触れ合って互い傷つくのを、何処かで酷く恐れていた。]


きっと、酷く鋭くて痛いものだから。


[絡まる蔓から流れ込むは、隠されてきた記憶。
それは甘く苦く染み込んできて、色々な事を刻み込んでゆく]


 ……っは。

 先輩。

[壊すのは得意でも、壊れたものを先に見せられた事はあまりなくて。
それでもそっと手を伸ばして硝子を集め抱きしめる]


[ディーンと同室になったのは、アイツらが卒業してからだ。
事情を知らぬ者の視線が側に在るからこそ、
知られぬよう、同情も軽蔑もされぬよう、巧妙に自分を偽って毅然とした先輩を演じていられた。
故意に忘れようとして、忌まわしい記憶に蓋をして来れた。

時折フラッシュバックに耐え切れずに、深夜に部屋を抜け出す時以外は、弱みなんて見せずにいられると思っていたから。

目を背ける。
知られたらもう、繕っても装いきれない。
ただふるふると、首を振った。]


[最初はとても器用な先輩だと思っていた。
距離感も装いも、接し方も。

それが彼の努力の上に成り立っているものだとうっすら気づいたのはいつだっただろうか、時折部屋から抜け出しているのだって黙って見送って。

何かあった、それぐらいしか知らなかったけれど。
だったら尚更自分が、と思うほど自信は無くてただぎゅっと抱きしめるだけ。
振り解かれるならその手は簡単に緩むだろう、まだ今なら]


[あの夜よりも前に、近しくなっていたら…
 そんなふうに思うのは都合のいい幻想。

 例えそうだったとしても結局、巻き込んで辛い目に合わせていただろうから、
 そうじゃなくて良かったのだと、そう思っている。

 結局のところ今だって、自分の浅はかさに巻き込んで、こんなことに…]

…済まない。
[小さな声と共に押し留める手のひらは、
 ディーンの胸へ当たっても、突き放すことまでは出来なかった。]


メモを貼った。


[自分より背の高い先輩を抱きしめる、どきどきと胸は鳴るが聞こえてしまわなければいい]

 俺が勝手に着いて来て、勝手に抱きしめたいだけなので。

[拒絶されなければ、背中に回した手でとんとんとリズムを取ってあやす様に優しく叩く。
少しでも落ち着いてくれれば、今はそこから一歩ずつゆっくりで]


メモを貼った。


…そんなの、勝手過ぎるだろう…。

[絡みつく荊棘の棘は、今でも痛む。
 けれどその手のひらの優しさは、誰にも言えず圧し殺していた頃に、
 欲しかったもののように思えて。

 心を許せばいつか裏切られる、そう思ってしまうけれど…

 いつしかディーンの腕の中で泣きじゃくっているのは、
 無残に手折られ傷ついたばかりの頃の、小さく頼りなく華奢な姿だった。]


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 02時頃


 勝手ですね、すみません。
 でもね、俺は先輩が好きですから。

[腕の中の先輩が、まだ幼い頃の少年だったのなら。
優しく肩を抱きしめて今はただ溢れる涙が落ち着くのを待つばかり**]


【人】 厭世家 サイモン

[やっと見つけた薔薇の茨の怯え様が可笑しくてたまらない。
 逃げ出す背中を見送ると、窓を閉め、ベッドに横になって腹を抱えて笑いだした]

 ふ……くく、はははっ。
 あの怯えた顔、最高だったな。ふふ…っ。

[目じりに涙すら浮かべて大笑いする姿は、今は帰省中でいないザックが見れば眼を丸くしたことだろう]

 礼を言うよ、ザック。
 お前が拾った小羊は、良い小羊だ。
 こんなにも俺を愉しませてくるなんて、な。

[悪友の名前を口にし、その彼が仲間の為に用意した生贄の子羊を想う。
 あの幼い子供の愚かさが招く罪の宴の始まりに、暫くはくつくつと笑う声が響いているのだった]

(223) 2011/08/08(Mon) 02時半頃

[幾度もしゃくりあげるように泣いて零す涙は、
 いったい何度重ねた夜の分なのだろう。
 誰かの温もりに縋りたくても、縋ることが出来なかった。

 大人に話せば、いらぬ騒ぎを呼んでしまう。
 上級生たちも手引きした彼も罪に問われ、それはきっと自分の身に仕返しとして返ってくる。

 かと言って、友人たちに話すことも出来なかった。
 きっと軽蔑されてしまう。
 男に無理矢理犯されて、はしたなく喘ぎ乱れる淫乱なのだと自覚してしまったから。

 蔑まれ、輪の中からはじき出されるのが怖くて、何も言えなくて。
 それでもこの人ならきっと…と思い詰めて打ち明けた保険医にすら、
 屈辱的な診療中に、無防備な君が悪いのだと叱られて…

 言えぬまま、癒えぬまま、
 ただ心の奥で化膿した傷口から目を逸らして、
 忘れたことにすることで生きてきたのだから。

 やっと表面に見えたそれは、あまりにも深くて酷く痛んだ。]


「…エヴァンス先輩!」

[二人の様子にかけられた悲痛な声は、長い銀髪を揺らしたヨーランディス。]

「ダメです、先輩は僕のなの!
 先輩を僕から取らないで!!!

 毎晩薔薇の木にお願いして、いつか叶うって信じてて、
 やっと願いがかなったんだもん。」

[その姿は薔薇の毒を、薔薇の呪いを、自ら望んで受け入れて、
 長い銀髪の毛先は、燃え上がる恋心に赤く染まった荊棘の蔦。
 頭にも胸元にも艶やかに花を咲かせて、
 まるで…薔薇の精にでもなってしまったかのよう。]


メモを貼った。


メモを貼った。


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:サイモン 解除する

生存者
(3人 36促)

サイモン
15回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.125 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび