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ジョージ、それ以上はダメだ……!
お前がそこまで知ったことを連中に知られたら……!
[しかしそれを遮ることはできない。]
[大豆業界の闇は深い──暗澹と食卓の上で静かに佇む、小瓶の中の醤油のように]
ボスは……中毒性のある大豆の開発に成功したんだ……それを使って国民を操ろうと……。
[まずは大豆に慣れ親しんだ庶民の心から掴む。文字通り胃袋を掴むのだ。そしてゆくゆくは、彼ら庶民の手によってつくられた食品を食べるであろう、政財界の人間をも侵食しようと──]
[自分はアメリカの過激大豆ギャングS.O.Y(Soldier Of Yakionigiri)の末端の人間だった。あの夜に一体何が起こったのか。]
私の父さんと母さんは……大豆中毒で死んだんだ……依存症が治らなくて……。
でも、だから、仇を取ろうとかそんなこと考えてるわけじゃなかった。私は何の力もない弱い人間だ……できるわけない。
かと言って逃げることもできなかった。まともに学校にも行けなかったし……大豆ギャングの下っ端としてせせこましい悪事を働いて……。
でも……あの夜、知ってしまったんだ。
父さんと母さんは、ボスが開発したあの大豆の実験台にされて死んだんだって……!!
そんなことしたら、絶対すごく怒られるし、絶対殺されるって分かってたはずなのに……手が止まらなかった……。
[声がわなわなと震える。]
あの夜、私は、大豆畑に火を付けたんだ……!
両手で顔を覆った。
それからあとはよく覚えてなくて……追いかけられて……。
そしたら、あの、本物のメルヤさんが私を轢きそうになって、慌てて避けて……。
……ジョージが、パルックさんづてに探索者の日記を手に入れたことを知られたら、「お前を豆腐にしてやろうか!?」と脅されて殺されてしまう……豆腐工場の攪拌機に突き落とされて……。
おねがい……だれか……ジョージを私みたいにさせないで……。
……!
[何か聞こえた気がした。]
……闇に……? NINJAの技で……!!
【人】 教え子 シメオン――同日・某時刻 中庭―― (93) 2015/10/31(Sat) 20時頃 |
【人】 教え子 シメオン[ホールに向かう。 (94) 2015/10/31(Sat) 20時頃 |
【人】 教え子 シメオンさて――。 (95) 2015/10/31(Sat) 20時頃 |
【人】 教え子 シメオン……つまりこれはメルヤさんじゃない、ただのマネキンか何かさ。 (96) 2015/10/31(Sat) 20時頃 |
【人】 教え子 シメオン技術力さえあれば、そこに存在しないものを投影出来るとしたら? (97) 2015/10/31(Sat) 20時頃 |
【人】 教え子 シメオンジョージ君、君は『見えなかった』らしいね? (98) 2015/10/31(Sat) 20時半頃 |
【人】 教え子 シメオンそして、本当の事件現場は中庭だ。 (99) 2015/10/31(Sat) 20時半頃 |
【人】 教え子 シメオンメルヤさんは……中庭に何かを見て、怯えていた。 (100) 2015/10/31(Sat) 20時半頃 |
【人】 教え子 シメオンもちろん、死体が話すわけはない。幽霊なんてものも存在しない。 (101) 2015/10/31(Sat) 20時半頃 |
【人】 教え子 シメオン思えば、ジョージ君はセレストさんにばかり疑いを向けていて、どこか私たちに情報を与えているような節もあった。 (102) 2015/10/31(Sat) 20時半頃 |
な……なんだって!!?
【人】 教え子 シメオン君たちは、名探偵の館側の人間だった。 (103) 2015/10/31(Sat) 20時半頃 |
【人】 教え子 シメオン死体消失の仕掛けはもともと用意してあったものだろう。 (104) 2015/10/31(Sat) 20時半頃 |
[自分は既に死んでいた──それに気付いていない幽霊だった。そんな物語もあったか。しかしそれは重要ではなく]
……本当なのか、ジョージ……?
[聞こえるはずもないが、確認せずにはいられなかった。]
病院!!?
くっ……頭が……!
[おかしな話である。幽霊になっても痛みを感じるなどと。]
頭を抱えてしゃがみこんだ。
【人】 教え子 シメオン[眼鏡を持ってこちらに近付くジョージを手で制する] (123) 2015/11/01(Sun) 01時半頃 |
[今の叫び声は自分が知らず知らずのうちに封じ込めていた記憶が甦ってしまったからであり、自分で勝手につけた設定の大豆ギャングと病院の整合性に困ったからでは決してない。]
[オーレリアの性別と性癖をアーサー……の飼い主である所長……の影武者である影野氏が指摘する際、あまりに高度に文学的な表現だったために、非現実的な話をしていると早とちりしてしまったナナオ──しかしその目
戦闘準備が整ってる……!
ヘルズエンジェルの『審判の喇叭(エンゼルハイロウ)』だっ!!
[ヘルズエンジェルが決闘開始のときに呟く一言のことだ。これ自体は神託(オラクル)としての力はないが、この一言を聞いたものは自分に下された審判の結果を悟ることとなる──最早お前は負けたのだ、と。]
[そう、自分はあの地獄のような病院の入院患者だった。入院中の記憶は暴力と痛みに彩られていて、あまり思い出したくもない記憶だ。だから、せめてこの時だけは自分は無関係でいようと──病院のことは一言も口にしなかった。なのに。]
探偵って、残酷だな……。でも、いいんだ。
死人にくちなし、を覆すにはそれしかない……。
……そうだ……。
ボス……いや、院長は大豆を栽培するに当たって、どこで労働力を確保したか。……入院患者を使っていたんだ……!
ボスは、あの中毒性のある大豆を使って違法な加工食品を作ろうとしていた……それは例えば、戦争に向かう兵士達に恐怖を忘れさせ、限界以上の力を振り絞らせる……そんな。
兵士ならまだいい、それをもっと国の上層の人間に食べさせたら……?
他の国が意のままになる?
……あの兵器のスイッチを押させることも?
ボスの最終的な目的がなんだったのか、結局は分からなかった……。
でも、穏やかなることは考えていたに違いなかったんだ。
[窓の外で見た焼け野原──大豆畑の跡を思い出す。
そして、そのときに自分がまたあの病院の下に戻ってきたことを理解し、この世のものならざる存在に遭遇したかのように恐怖したことも。]
畑に火を付けたあと……山を下りた。
途中、ここにたどり着かなかったのは、山の反対側に下りたからなんだろう……。
で、出た!ヘルズエンジェルの勝利宣言──
『孤高の女子高生(ライド・オン・ダブル・バインド)』だ!
[ヘルズエンジェルが相手に完全勝利したときに告げる台詞
全盛期(今も全盛期だが)には勝負する前からこれを告げられると失神する者もいた。時には口を開こうとしただけで「参りました」と土下座する決闘士も。]
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