156 カイレミネ島の雪
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[モニカの視線に気がつけば、ただ静かに微笑むだけ]
ブローリン、海の様子は、どうだろう。 やはり凍ってしまっているのかな。
モニカが新しい浮き輪を買ってくれたのでね。
[きっと、彼が一番浜辺のことには詳しいから]
(4) 2013/12/16(Mon) 00時半頃
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実はシーのために、 セーターを編もうとしていたんだ。
[シー(海)。とても、いい名前だと思う。 雪国に生まれた少女は、海を知らなかった。初めて海を目にした時、その雄大さに感動と恐怖を同時に覚えたものだ。まだ少女だった頃のジリヤに、海について教えてくれたのは、ブローリンだったように思う]
間に合わなかったね、すまない。 代わりに、まずは此れを。
[子供用サイズのマフラーを、シーへ手渡して見た。ちなみにこれは商品ではなく、プレゼントのつもり]
(13) 2013/12/16(Mon) 00時半頃
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ありがとう、モニカ。 お勧めか。なら、手袋はどうだろう。 職人は手が命だろう。
……ああ、あと。意外と重宝するのが、これ。
[渋い柄の腹巻を取り出した]
(18) 2013/12/16(Mon) 00時半頃
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いいや。シーも私の大事な友達だからね。 元気な姿を見せてくれるのが、一番のお代だよ。
[器用だと褒められれば、照れたように少しだけはにかんで]
私が勝手にしたことだから、 お金をもらうのも気が引けるな。
……ふむ。どうしたものか。
[律儀に財布を出す彼へ楽しそうにそう言いながら、よいしょ、と大きめのセーターとマフラーを取り出した]
なら、セット販売としよう。 君のサイズにピッタリだと思うよ。 シーの分は、このおまけ、ということで。
(25) 2013/12/16(Mon) 01時頃
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ジリヤは、小猿の頭をよしよしと撫でた。
2013/12/16(Mon) 01時頃
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お買い上げ、ありがとう。 ……モニカ、急ぐのはわかるけど、 転ばないように気をつけるんだよ。
[飛んで行く姿に目を丸くしつつ、見送る]
ふふ。こうしていると、まるでいつも通り見たいだ。
[少し疲れたように椅子へかけると、窓を見上げた。 広がるのは銀色の世界]
冬将軍は、酷い寂しがり屋だね。 だからこの島にきたのだろうか。
[独り言のようにつぶやく言葉は、静かな店内にすとんと落ちる**]
(29) 2013/12/16(Mon) 01時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 01時半頃
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当然じゃないか。 うちの大事な、看板娘だ。 ……あの時は、我儘言って悪かったね。
[少しだけ申し訳なさそうに言うも、それを補えるだけこの木箱を大切に使おうと思う。 やがて、ブローリンも帰路に着いただろうか。ジリヤは編み物を再開する。小さなセーターに、木箱と同じ花柄を、編み込んで。 ……もう少しで完成だというのに、うとうととまた、睡魔に襲われる]
(34) 2013/12/16(Mon) 15時頃
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[最近、眠る時間が増えている気がする。 病気と長く付き合ってきた結果、自分の状態も、何となく分かるようになってしまった。
−−ミナカタ先生。私は、あとどれくらい生きられるでしょうか。 昔、そう聞いて、酷く困らせてしまったから。もう、聞くことはできない。 …ただ、大人の振りをしただけの、私**]
(35) 2013/12/16(Mon) 15時頃
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―ジリヤのお店(日暮れ時)―
……ん。
[どさり、と屋根に積もった雪が落ち、その音で目を覚ます。 辺りはすっかり薄暗い。 ゆらりと立ち上がると、木箱の横に置いてあるランプに火を灯した。儚げに揺れる明かりは、ふんわりと店内を照らす。
所狭しと、並べられた商品の数々。その殆どが、ジリヤの手作りだった。誰かに喜んでもらいたくて、誰かの記憶に残りたくて、大切に大切に作り上げた作品たち。 元々は、裁縫は少し好きな程度だった。床に臥せていることが多い自分は外で遊ぶことも碌にできなくて、暇に任せてせっせと何かを作っていた。 ある日、ふと気が向いて、その一つを幼馴染の少年にプレゼントしてみた。きっとあまり出来が良くなかったであろうそれを、彼は存外に喜んでくれたのだ。 …嬉しかった。はじめて、誰かの役に立てた気がした。
そうして、時は流れて]
(53) 2013/12/16(Mon) 21時半頃
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[ランプを手に取って、窓に翳してみる。 銀世界に反射した橙の柔らかな光は、幻想的な彩りを見せる]
――――…ふふ、懐かしい、な。
[故郷の雪国の景色は、微かな記憶しか残っていないけれど。
ああ。外にはどんな世界が広がっているんだろう。 誘い出されるように、足はゆっくりと扉の方へ。緋色のブランケットを頭巾にして、しんしんと雪が舞う白い大地へ足を踏み出した]
(54) 2013/12/16(Mon) 22時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 22時頃
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―雪の小道→海―
[暗がりに家の明かりが点々と灯る。凍るような冷たい空気の中、晴れていたら星がきれいに見えるのだろう。 今はただ、白い雪の華が舞い落ちるだけ。
ゆらゆらとランプの灯を携えて、やってきたのは海辺だった。さざなみは遠く、半透明な氷の板が、何処までも続いているように見えた。
雪に覆われ凍った海を、どうしても見てみたかったのだ。 …ここに来れば、『冬将軍』に逢えるような気がしたのだ]
ねえ、君は何処にいるんだい。 淋しいなら、私と話をしないかい。
[ああ、私は狂ってしまったのかもしれないね。 けれどどうしてだろう。恐ろしいものだという噂を聞いて尚、冬将軍と話をしてみたいと思ったんだ]
(59) 2013/12/16(Mon) 22時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 22時半頃
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――――…………――…、………。
[耳を澄ましても、聞こえるのは風のざわめきだけ。 長く吐いた息は白く染まり、暗闇の中へ溶けていく]
ふふ。どうか、しているな。
[気付けば、身体も酷く冷え切っている。小さく身を震わせながら、幻想的な海の光景を前にたたずむ]
あっ。
[吹き抜けた突風。緋色のブランケットは宙を舞い、するりと海の方へ飛んでいく。右の腕を伸ばそうとして、左の腕を掴まれた]
(66) 2013/12/16(Mon) 23時頃
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………。
[きょとんとした表情で、島医の姿をじっと見つめる。 やがて、夢から醒めたように、我に返って状況を把握した]
み、ミナカタ、先生!?
[慌てて後ずさろうとして、足を滑らせる。腕をつかんでもらっていたおかげで、尻餅は付かずに済んだ]
――――…ええと。
…どうしても。
[怒られる。どうしようか、間違いなく怒られる。なぜなら、この人は優しいから。 困ったように俯きつつ、下手な言い訳をせずに、本当のことを言ってしまおうと思う]
どうしても、海が見たかったんです。
(67) 2013/12/16(Mon) 23時頃
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ごめんなさい。
[心配をかけてしまったことに頭を下げれば、露になった銀糸が寒々しげに流れた]
冬将軍に。…冬将軍に、逢えるかと思ったんです。
[続けた言葉は、か細く、何処か独り言にも似た響きを持つ。 其れをごまかす様に顔をあげると、いつものように微笑んだ]
昼間…。そういえば、モニカが スキーをするんだってはしゃいでました。 眺めているのも、楽しそう。
(76) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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[くすくすとひとしきり思いを馳せてから、真面目な表情に戻る]
……久しぶりでしたね。先生に、叱られるの。
[最近は、無理をしないように気を付けていたから。 それでも以前のように叱られたこと、懐かしいと感じたと言えば、また怒られるだろうか]
本当に、ごめんなさい。
[もう一度頭を下げて、冷えた手を緩く擦り合わせた。ランプの明かりも一緒に揺れる]
ミナカタ先生も、お散歩だったんですか。 ほどほどにしないと、駄目ですよ。 先生にはいつまでも、元気でいて貰わなくちゃ。
[ちらりと煙草を見上げて、肩を竦める]
(77) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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―――…わっ。
[軽く頭を叩かれる。何だかその手が、とても温かく感じた。 自然にこぼれた笑みと共に、踵を返す島医の背中をついていく]
先生は、昔から、変わりませんね。
[それは、最上の褒め言葉の心算]
………。
[頭を冷やしたかったという彼を、悩ましているものは何だろう。今のこの騒ぎだろうか、それとも。 薄ら雪を積もらせた髪を見つめ、寒そうだなと、思考は流れた]
ふふふ。そうですね。 なら私も、いつまでも元気でいます。 沢山悪戯します。覚悟してください。
[にっこりと返事をする。ゆっくりとした足取りは、やがてジリヤの自宅へと]
(91) 2013/12/17(Tue) 00時半頃
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[自宅へ戻ると、一度扉の奥へ引っ込んで、荷物を持って再び姿を現した]
今日は、ありがとうございました。
これ、お礼です。 先生の頭が、冷えすぎませんように。
[渡した紙袋の中身は、毛糸の帽子]
気を付けて、帰ってくださいね。
(92) 2013/12/17(Tue) 00時半頃
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[毛糸の帽子は、思ったよりも喜んでもらえたようで]
…先生、子供みたい。
[目を輝かせる様子に、表情を綻ばせる]
はい。また、いつでも来てくださいね。 寒さ対策フェア開催中、なんです。
[撫でられた頭を、嬉しそうに擦りながら。帰路につくミナカタの姿を、見送った]
(107) 2013/12/17(Tue) 01時頃
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―翌日―
――――…うーん。
[そして無茶をした翌日、予想通り寝込む羽目になる。 慣れたことと言えば、それまでではある。 自業自得と言えば、まさにその通り。
それでも]
きれいだった、な。 …楽しかった、な。
[窓の外の雪景色を眺めつつ、寝台に横たわったまま。 まるで子供のように、肩を揺らした**]
(108) 2013/12/17(Tue) 01時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/12/17(Tue) 01時半頃
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ー自宅ー
[床についたまま、こほこほ、と咳をする。熱が上がってきたようだ。部屋は静まり返ったまま。かつて優しく看病してくれた母は、とうの昔に他界した。 病弱な身体のため、両親にはずっと迷惑をかけてきたように思う。医療費だって馬鹿にならなかっただろう。家計に余裕はなく、両親はよく島の外へ働きに出ていた。 ……そしてある日、島の外で事故にあって、そのまま。
親戚もいなかった少女は、島に一人残された。優しくて温かいこの島の人たちは、ジリヤにとって救いだった。家族のように、思っていた。 …その温かさを、少しでも返すことができたらと、願う]
(127) 2013/12/17(Tue) 18時半頃
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ージリヤのお店ー
[床を出て、温かい飲み物を淹れる。部屋へ戻る折、店の様子を見渡した]
マドカは、来てくれるかな。
[呟きながら触れるのは、橙色のチェックのマフラーだ。マユミに勧めたものと対になるようなデザイン。 可愛らしい小物を素直に喜んでくれる彼女は、マユミとはまた違った愛らしさがある。仲の良い従姉妹は微笑ましく、そして少し、羨ましくも思っていた。 マドカが店に来てくれたら、この品を勧めてみよう。そんなことを一人思案して、笑った]
(128) 2013/12/17(Tue) 19時頃
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……姿を見ないと、言えば。
[頭を過ったのは、幼馴染の大工の青年のこと。 最近、あまり顔を合わせていない気がする。 仕方が無いことだ。自分は殆ど家から出られないし、彼は仕事で忙しく飛び回っているのだろうから。 この雪の中、彼の力は皆にとって必要なものだ。気のいい彼が、一生懸命働いている姿が目に浮かぶ。 まさか滑って怪我をしただなんて、思いも寄らない]
職人は、手が命、か。
[冬騒動がやって来たと知って、真っ先に編み始めたのが彼の手袋だった。けれど結局未だに、渡せないまま。 彼の腕が包帯でぐるぐる巻なことだって、知らないのだ]
(129) 2013/12/17(Tue) 20時頃
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よいしょ。
[昨晩、寝る前に編み上げたシーのセーターを、目に付きやすい棚の上へ移す。 そうして、店を後にして、奥の自室へ。
温かい紅茶を飲み終われば、また、うとうとと睡魔に襲われる。 布団の中へ入り、目を閉じた。 部屋の中は、静寂に包まれている。雪がしんしんと降り積もる音でさえ、聞こえてくるかのように**]
(131) 2013/12/17(Tue) 20時頃
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