59 海の見える坂道2
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あー……こえぇ……
[取り落とした箆を拾いながら、ぶるっ、と震える身体を抑え付ける。 相変わらず客層大繁盛。夏のアイス屋とは、つまり、生存競争の頂点なのだ]
また何かされたりしねえよな? あんな酷い事、俺もう一生ごめんだぞ……
[電動で生クリームをアイスの上に盛りつつ。 そんな事をして、油断していたから、プリシラの持ってくるスイカジュースに、一服盛られていたとしても、気付くはずも無かっただろう]
(3) 2011/08/07(Sun) 01時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/07(Sun) 01時頃
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お、お前らも来たのか?らっしゃーせー。
[やがてプリシラが戻ってきた時、ピッパやベティの姿もあっただろうか。 この店は味だけでなく、種類の豊富さも売りにしている。 今週入った新作も、また氷菓の美味の香りを漂わせていて]
どれするよ。コーンは…… あー、はいはい。特盛だろ特盛。 ったく、こいつら図々しいの。
[口では言いながらも、ちゃっかりアイスは特盛で入れる]
(6) 2011/08/07(Sun) 01時半頃
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お、ジュース取って来てくれたのか、さんきゅー!
[プリシラから渡されたのはスイカジュース。 気を緩ませていたから、疑いもせず笑顔で受け取った]
スイカジュース……俺の好み知ってたっけ?お前。 まぁいいや。ありがとな。
[ほんの少しだけ客の列もまばらになってきた。 プリシラ達にアイスを特盛で渡した後、ぐっ、と熱気に火照った身体を冷やす様に。 喉を愛の籠ったジュースで潤して――――?? 様子が可笑しくなったのは、見た目にも*確かだった*]
(9) 2011/08/07(Sun) 02時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/07(Sun) 02時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/07(Sun) 21時半頃
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……な、なんか…… 身体が熱いような、痺れるような……
お、おい。プリシラ。 これ、本当にただのスイカジュースか?
[心なしか少しばかり顔が青褪めている。 覗き込むプリシラの顔を怖々見詰め返して]
(49) 2011/08/07(Sun) 22時半頃
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何か、身体の奥がじんじん…… すっげえ熱い……
[スイカジュースは、断じてこんな効能なんてない。断じて。 ふと視線を巡らせれば、そこにはとても良い笑顔を浮かべてこちらを視る二人のお姉さま方]
…わり、プリシラ…… リンダ呼んできて……
[何の薬が入って居るかはわからないが。 結局耐え切れなくなった青年は、申し訳ないと思いつつもリンダに後の店の事をばとんたっち。 次の日、騒がしい所が嫌いなのに蚤の市に引っ張りだされたリンダから、じとー、と冷たい視線が向けられたかもしれない]
(51) 2011/08/07(Sun) 22時半頃
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― 夜・petit a petit ―
ごめんな、プリシラ……
[あの後リンダを呼んで来てもらったり。 結構迷惑かけたプリシラには、少し心許ない財布の中身から一杯奢って]
…やっぱ俺、あの人達こえぇよ
[あの身体では店番を続ける事も無理で、リンダに引き継いでもらい。 その足で、程近い場所薬屋をやっているサイラスの所へと足を向けた。
因みに、これは青年一人で軽く診て貰ったが、盛られた薬の名前は、大方の予想通り。 肝心の薬の名称に関しては、幾人かの名誉の為、割愛――]
(59) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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4ヶ月前な、無理矢理酔わされた時に知ったんだけど。 あいつ等、男からかうの好きなんだよ……しかも若いの。
何だか、前までの獲物が、相手見つけた? 手出せない雰囲気なったとかで…
………なんで俺に来るんだよ……
[はあぁぁ、と深いふかーい溜息。今日は酒場に詰めていたドナルドに、ノンアルコールカクテルを注文。 ほんの少しの間だけだったが、プリシラが愛想尽かさない程度に、その夜はグラスを傾けていた]
(60) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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テッドは、プリシラに肩を叩かれ、また、はあぁぁ、と溜息。 夏の夜は長い――
2011/08/07(Sun) 23時半頃
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ドナルド。青い色のカクテル頼む。 別に中身どーでもいいから。
今ちょっと、ブルーな気分なんだよ……
[プリシラが二杯目を頼むのを見て、自分も。 財布の減りから、プリシラが自分の分を払って居てくれた、と気付いたのは、次の日の朝だった]
やっぱ独り立ちするのって。 大変なんだよな……
[カランカラン。 ロックアイスの音が涼やかに*響いてた*]
(66) 2011/08/08(Mon) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/08(Mon) 00時半頃
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― 翌朝 ―
[目覚めはグロッキー。湿気は無駄な位。 その日は運良くなのか、悲鳴を上げる様なお化けは現れなかったが、果たして本当にいなかったのだろうか?(奇:8)]
俺、昨日アルコール飲んだか…? 薬の所為なのか? くそ、やけに頭いてえぞ……
[いっそ今日は仕事を休ませて貰うのも手かも知れない。 昨日の今日だしリンダも少しなら理解を示してくれるかも]
(82) 2011/08/08(Mon) 21時半頃
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[どおりゃあ!! アパートが揺れる程のでかい騒音は、真下の部屋に直下してきた。 お化けはどうやら今日は本当に居ない様子だが、毎朝目覚めには事欠かない]
―――…………
[頭にガンガンと響く声に、青年は無言で玄関に直行。 何時もながら、右手にはこれで結構丈夫な靴を手に]
(83) 2011/08/08(Mon) 21時半頃
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――っっさぁしいわっ!!!
[ぐわんぐわん、アパート中に反響しそうな声と共に、天井向けて靴を全力投球。 何度も言うが、当然、戻ってくるのは、靴と埃だけ。意味も無し]
あー…。 叫んだら頭いてえ。 頭痛薬ー、は飲みたくねえな
[ふらふらとする頭を押さえながら。 真上の住人の反応はとりあえず、外の空気を吸う為部屋を出る]
(84) 2011/08/08(Mon) 21時半頃
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テッドは、フィリップから放たれた赤い彗星に、部屋を出た途端顔合わせ。奇数なら辛くも回避 6
2011/08/08(Mon) 21時半頃
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―ぶべっ!?
[外の空気をとベランダに出た途端。 眼の前に飛び込んできた赤インコと交通事故。 おまけに床に強か頭をぶつけちゃう玉突き事故。痛い]
・・・って・・・めぇなっ……! 朝っぱらから何晒すんだよ焼き鳥にされてーか!?
[ぎゃあぎゃあと、ゴンと試合開始。 しようかと思った時に、階下からの絶叫が響いて唖然]
(90) 2011/08/08(Mon) 21時半頃
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フィリップ! てめえ朝からうるせえんだよ!! 後ペットの管理くらいしとけ!
[棚上げとは実に都合の良い、万民の味方である。 確かに今日はお化けは出はしなかったが]
それより、今の声、ペティのか? 酒場の方だけど、お前も行ってみるだろ?
[彼女が声をあそこまであげるのは随分珍しい。 何があったのだろう、と何の事情も知らないままに青年は酒場へと足を向ける]
(92) 2011/08/08(Mon) 21時半頃
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― 酒場 ―
うーっす。どうしたんだペティ? ディーン…から何か聞いたのか?
[傍らには、眉間皺も居る。 一昨日と違って、今朝の皺の数は三本程度だ。宜しい事で]
で、どうしたんだ? なんか面倒事か愉しい事でもあったのか?
(95) 2011/08/08(Mon) 22時頃
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はああああああああああああああああ!?
[事情を聞けば絶叫二回目。 野郎の声は住民に取って聞き慣れてはいるだろうが]
(96) 2011/08/08(Mon) 22時頃
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ちょ、ちょっと待てよ! じゃ、じゃあ何だ! やっぱりアレって本当に退去考えてたって事なのか!?
[一時とは言え、退去は退去。 流石に本気で実行に移すとは思って居なかった青年の狼狽が見て取れる]
いっ、言っとくが俺猫の行方なんて知らねえからな!? 退去されるくらいなら俺はさっさと猫の飼い主探すから!!
[ぽろっ、と飼い主の居る猫が居る事を。 つまり猫の事は知っているとディーンの前で口を滑らせたが自覚はない]
(105) 2011/08/08(Mon) 22時頃
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おっ? おぉ、ちっと頭いてえけど。
[失言した事には気付いていない。 少し慌てた様子のパティに振られた昨日の事を思い返して溜息]
まぁ結論。 お姉さま方はやっぱ俺こえぇって事だわ。
昨日の夜プリシラと飲み明かして出した結論な……
[そういえばアイスの特盛、結局出来なかった。 今度アイス屋来た時にでも特盛するぜ、と少し申し訳なさそうに]
(109) 2011/08/08(Mon) 22時頃
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テッドは、降りてきたプリシラに、軽く片手を挙げて。そっちは二日酔い大丈夫か?
2011/08/08(Mon) 22時頃
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イタッ! 何すんだよ
[唐突にフィリップに腕抓られて。 何するかと睨み付ける。容赦なく抓りやがった]
…えっ?俺なんか言った?
[キョトン、と言われてから漸く首を傾げ。 暫くした頃、サッ、と顔を青褪めさせた]
(117) 2011/08/08(Mon) 22時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/08(Mon) 22時半頃
テッドは、ピッパが降りてきたので、挨拶しようと思ったが……酒くさっ……
2011/08/08(Mon) 22時半頃
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え? じゃあディーン、今ヅラ――
[流石に頭ぶん殴られたか、ギロリと睨まれたか。 話を逸らす為のハゲ疑惑に関して、青年は二の句が継げなくなった]
と、とりあえずだけどさ。 うちには化け猫くらいしかいねーぜ?
[少し遅れたが取り繕う様に嘘を]
(127) 2011/08/08(Mon) 23時頃
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だぁあっ! お前ら命知らずだなっ!
確かにニールのおっさんは正真正銘のハゲ! ディーンは予備軍通り越してヅラ確定だけど! ハゲにハゲだ言うのは命に関わるぞ!ハゲに殺されるぞ!
[そんな事言っている当人が一番の命知らずです。
半分程のパンを片手に降りてきたオスカーも、完全にハゲの話と解釈している様子で。 少しオスカーを酒場の端っこに連れ込んで、事情を説明]
(135) 2011/08/08(Mon) 23時頃
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[青年はまだ髪の心配する年でもない。 まず二十年は先の話だろう。ディーンは御苦労様]
いや洒落じゃ無くて、本当ハゲに殺されるって。 退去されて住居失くす。イコール死活問題なんだから。
坂道登れば、確かに「mer calme」の宿屋ならあるけど。 ……宿代って、幾ら安くても馬鹿にならないだろ?
[お互い酒場の隅っこを向きながら、目を丸くしているオスカーの肩を抱き寄せて。 男同士なら問題ないが、女相手には結構大胆にも取られる事をしてる]
(141) 2011/08/08(Mon) 23時半頃
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だろ? 暫くの間ならどっかの家転がり込めるけどさ。
[肩の感触は、随分華奢に感じる。相変わらずな話だが。 特に腰回りの随分な細さに良く眼が行くが、事実は知らず]
これ、本気でなんか対策考えた方が良さそうじゃねぇ? おっさん達何考えてんのかとかさ。
まだ続けるのかとか、話盗み聞きできたら良いんだけどよ…
[本当にキャサリンはどうなったのだろうか。案外大丈夫な気もするが。 探しに行く、とペティやパティが外に出ていくのを見送りながら]
(148) 2011/08/08(Mon) 23時半頃
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テッドは、ノックスにおう!と元気よく挙げた手で、さりげなく上からディーンをビシリ、と
2011/08/08(Mon) 23時半頃
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それは勘弁してくれっ! 頼むからっ!!
[必死に懇願して謹んで取り下げて頂く。 そんな事が現実に起こってみろ。翌週には波止場で海を眺める廃人が完成だ。 ぶるるっ、と身震いしながら溜息を吐いていると]
……は?女性?
誰が?
[肩の手が少し浮いて、眼をパチパチ何度も瞬かせる。 恥ずかしい、と俯き顔になる"彼女"は、そういえば職業柄もあってか、男にしては良い匂いが。 と、言うよりも、美容師って普通女が為る物だっただろうか。
そんな事をぐるぐる考えて、出した結論は…… (確かめるか(奇)…有りの侭納得するか(偶)…) ]
(161) 2011/08/09(Tue) 00時頃
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テッドは、えぇっと……どうするべきなんだ……?俺……7
2011/08/09(Tue) 00時頃
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…………じゃあ。
[彼(彼女、か)とも結構な付き合いだ。 今更女でしたと言われてもやっぱり、冗談じゃないのかと言う思いが捨てきれない所もあって――
ふと、眼に着いたその場所に、碌な考え一つ持たずおもむろに手を伸ばす]
(163) 2011/08/09(Tue) 00時頃
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……あ。小さいけど、胸ある。 ほんとに女だったんだ。
[女性陣の大体が今、アパートの外に居た事。 青年の生命が、多少は辛うじて繋がっただろうか…?]
(164) 2011/08/09(Tue) 00時頃
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テッドは、プリシラは愚か、他の面々からも思い切り視線を浴びていた場所で行っていたとは露知らず
2011/08/09(Tue) 00時半頃
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うわっ!?
[初めて聞く金切声は確かに、女の子の物。 混乱してじんわり涙を浮かべたオスカーを見て、初めて、気付けば胸に触っていたと言う事に思い至る]
えっ、いや、まて小さい言ったの無し! 確かに大きくは無いけどっ!? ホリーは綺麗だし料理美味いし女の子っぽいけどさ!?
おっ、おいオスカー!? ちょっと待ってくれっ!
[慌てて手を振り払われて、錯乱したまま飛び出すのを唖然と見送る]
(178) 2011/08/09(Tue) 00時半頃
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……謝っといた方が、良いよな? 後、今のは我ながら無謀な気がするんだが、正解か……?
[こっちもこっちで少し混乱している様子。 ノックスを見て、オスカーの飛び出した方向を指差す]
――わりぃ。ちょっと追っかけて来る!!
[そうしなければ、様々後が怖い気がする。 加えて言えば、ホリーが怖いのだ。堪らなく怖いのだ。 そうして青年も、今日の仕事の事とか色々一切を忘れて、オスカーを追い掛けに外に飛び出す]
(180) 2011/08/09(Tue) 01時頃
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[出掛り。扉の前で何かを思い出したか。 足を止めてノックスの方を振り返り、ビシリ、と指を指す]
1! 昨日の猫ディーンに視られた! 2! それでキャサリンが本当に追い出されやがった! 3! ディーンはハゲた通り越してヅラだ!!
[実に解り易く、簡潔な三つの条項を突きつけるだけ突き付けて。 今度こそは、とオスカーを追い掛けるべく外へと*飛び出した*]
(183) 2011/08/09(Tue) 01時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/09(Tue) 01時頃
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はっ、はっ、お前っ、意外と早いんだな。
[坂道の雑踏を掻き分けながら、青年もまた全速力。 途中で、大量のボトルを抱えた酒屋のゴドウィンとぶつかりそうになったが、今は許せと坂道を掛け昇る。 漸く追いついた彼女は、涙目で唇はへの字に引き結んで]
あっ、安心しろっ!? オスカーも女の子なんだから料理できると思うし! ホリーが作っても、ニシンのパイ包みは俺嫌いなんだよね!? それにホリーが綺麗なら双子のオスカーだって…… いや、オスカーは綺麗って言うよりどう見ても可愛いだけど!
っだぁあ、だからさぁ……!
[正直、女の子だと意識してしまうと対応に困ってしまう。 男相手に本気で可愛いと思うのはどうと思うが、女相手ならノープロブレム。 そんな事で狼狽えていたから、背後に迫る"鬼"に一瞬気付くのが遅れる]
(199) 2011/08/09(Tue) 20時半頃
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―――げぇっ!ホリー!?
[後ろ、後ろ、とオスカーに指差された背後を振りかえり戦慄。 怨嗟の混じる怒号は、地獄の釜を全開に開けっ広げな様な。 地獄の底から出した様な声は、完全に"男"…いや、"鬼"の声だ 坂道を追い縋りに来てる――他でも無い青年を殺す為に…!?]
に、逃げようオスカー! まずはもっと上の安全な所まで!?
[海の方角へ逃げると言う発想は浮かばなかった。 海に逃げても、ホリーが津波でも呼び寄せそうな馬鹿馬鹿しい想像をしたから。 とは言え、ホリーの様子を見てそれを馬鹿馬鹿しいと言う者は罪人だ]
(200) 2011/08/09(Tue) 20時半頃
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[逃げれたか?多分、うん、逃げれたはず。 元々青年は見た目通りすばしこい。ホリーには掴まらないだろう。 既に場所は、随分と坂道の上まで登って来た様だった]
だっ、大丈夫、か?オスカー? 流石に、疲れた、だろ?
[荒い息を吐きながら、もう前方に聳えている時計台を仰ぐ。 背後から追い縋る"鬼"から全力逃亡するのは体力を使った。 やがて、同じく荒い息を吐きながら顔を上気させて居るオスカーを窺って]
(201) 2011/08/09(Tue) 20時半頃
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…………そ、その……
…………………悪かった…よ…… 本当に女だったなんて、思わなくて、さ……
[色々と、直視出来なかったので少し目線は逸らしてる。 只今脳内で性別認識を全力変換している事と、上気して艶ぽく視える頬と。 後何やらかんやら、女性に対してやらかした事辺りが理由]
(202) 2011/08/09(Tue) 20時半頃
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で、でもよう…… 確かに説明もされなかったし、思わなかったけど。
ん……
[可愛いと思うなら気付けよバカ、ともごもごと口の中で。 妙に気まずくて視線が戻し辛い]
とりあえず……ホリー、どうしよっか。 このままじゃ俺、絶対祟り殺されるよな
[或いは刺される。食事に毒物混入もありうる]
(219) 2011/08/09(Tue) 22時半頃
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と、とりあえずさ。 そこ、座って考えねー?
[時計台の正面には、小さな広場があり、幾つかのベンチが。 誘って示したベンチの対岸には、桃色のガウンを羽織った老婆が一人。 確か彼女はこの時計台の看守だったか]
足、お前も疲れてるだろ? 何か飲みもん買ってこようか?
[今日は夏日にしては涼しい目。 多少雨足もありそうだが、年寄りには助かる気温なのかもな、と埒外に考えたり。 兎に角ベンチに誘いながら、さてどうしようか、と]
(222) 2011/08/09(Tue) 22時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/09(Tue) 22時半頃
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あ、俺はスイ…… ごめん、レモンジュースでも飲むわ。
[一瞬飲み物を訂正したのは気のせいと言う事にしておく。 近くなら酒場でもどこでもジュースなら売っているだろう]
今のホリーなら、本気で祟りでも呪いでもやりそうだぜ。 ……どーーしよっかなぁ……
[オスカーの分のジュースも奢る。少しお詫びも込めて。 中々良い案が思い浮かぶでもないが、素直に土下座も勇気が要る。 果たして、素直に土下座すべきか(奇)、突飛な考えに飛びつくか(偶) 1 ]
(235) 2011/08/09(Tue) 23時頃
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やっぱ土下座しかない……?
[他に解決策が中々思い浮かばない。 幾つか突飛な考えを思い浮かべたりしたが、流石にそれは色々とまずい。寧ろ逆に怒りを煽りそうだった]
オスカー… 良かったら、俺の骨は拾ってくれな……?
[ほんの少し小粒な雨がぱらりぱらりと。 雲は真白、にわか雨はすぐに止みそうだが、どうする、と顔を向けるだろうか]
(237) 2011/08/09(Tue) 23時頃
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女の子に金払わせるなんてカッコわりーだろ。
[気にしてるのもあるが、照れ隠しの様に、二歩ほど先に進みながら]
昔からそういうのは男の役割だって相場決まってんだよ。 ちなみにヤロー同士は半分コな。
…あ、そのジュース良い香りしてんな。
[こっちも随分と夏の酸味が効いたレモン。 寧ろジュースの割に、果汁効き過ぎなくらいで、寧ろ美味しい]
(257) 2011/08/09(Tue) 23時半頃
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俺は絶対に理解されないと思うぞ……
[多分、いや決して大げさではないと思ってはいる。 寧ろ土下座してもそのまま頭踏みつぶされる覚悟も勿論]
幾ら間違いや勘違いでもさ… 流石に、双子の妹の…… ……その、胸…触られた、で。 殺されないって事は無いと思うぞ
[尤も、当人である双子の妹の判断が正しい事を祈る。 そりゃもう切実に祈る]
(259) 2011/08/09(Tue) 23時半頃
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雨…降って来たな。 どうする、そこの時計台にでも入れて貰おうか?
[手の甲にぽつりと水滴が落ちる。 此処からアパートまで降りるとなると少し時間も掛かりそうだ。 何より今はまだホリーと鉢合わせる勇気は無い]
ほら、濡れるぞ、オス…… ……あー、オスカーって、男の名前だよな。 やっぱ呼び方ちゃんと呼んだ方が良いか?
[そういえば最初会った時、本名らしき物は訊いて居たが。 "女っぽい名前"は忘れて、早々にオスカーと呼んでた気がする。 やはりちゃんと女の子ぽい名前で呼ぶべきだろうかと]
(260) 2011/08/09(Tue) 23時半頃
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……ま、まぁそういう事で良いんじゃねーの
[勿論女の子扱いしている。 寧ろここまでやって男扱いしてたら、流石に救われないと思う]
――……
[少し後ろで、美味しそうに歓声を上げる様子。 ちら、と後ろを見ると、綻ばせている顔は、充分可愛いと言って良い物。 さっきコンプレックスと言って居たが、正直何に対してか青年はギモン。充分可愛いと思う]
(279) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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…これも。飲むか?
[檸檬の香りのする、未だ半分以上残っているそれを、ぶっきら棒に差し出そうと。 ただ、既に口付けているとか細かい事を考えれたら最初から苦労しない]
…わりぃ…… てか、何度も聞いてるけどお前はそれで良いのかよ? 俺が言うのもあれだけどさ…… もう少し、気を付けても良くないか?
[まぁ確かにパッと見男の子に見える。 でも可愛いと言う点は変わり無いんじゃないか? 寧ろ今までよく無事だったな。色々考えたり]
(280) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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おいおい、俺に聴かないでくれよ。 ガキの頃ならまだしも、俺、まだ半年何だぜこの街。
まぁ、この街で一番見晴しは良いんだとよ。この上からの景色が
[時計台の中はまぁ普通と言ったところだろうか。 上の方に上るのは、少しだけ苦労しそう。子供には少し危ないだろう]
……まぁ、最初の時も構って無かったしな。 あー、わりぃ、確かー……
オティーリエ、かぁ。 ……何か随分可愛くなったな、名前が。
[眼の前で、くるりと振り向きながら冗談ぽく。 こうして見ると、確かにどこからどうみても女の子だった]
えーと。よろしく……?
(284) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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