151 雪に沈む村
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[今度は、驚いた顔をするのはジリヤの番だった]
あら、カルヴィン、トニー。 貴方たちも一緒だったのね。
[工房内には小さな先客が二人。 片方は古馴染の、もう片方は時折細かい雑事を手伝ってもらう少年だ]
工房になんのご用なの? ウォーレンの仕事の邪魔をしては駄目よ、カルヴィン。
[はじめは二人の両方に向けた問い。 後半は、古馴染の少年へのお小言だ。 様々な種族が共生するこの村において、時の流れは様々だ。 だから、ジリヤは相手の実年齢など気にしないことにしている。 どんな容姿だろうと、どんな年齢だろうと構わない。 ようは、相手の本質さえ見失わなければいいのだ]
(1) 2013/11/20(Wed) 01時頃
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トニーはお手伝いかしら? 寒いのにご苦労さまね、風邪に気をつけなくては駄目よ。
[二人の少年それぞれに対する信頼度の差が、掛ける言葉にナチュラルに現れる。 カルヴィンからトニーへ視線を移して、やんわりと労った]
(2) 2013/11/20(Wed) 01時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/11/20(Wed) 01時半頃
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[相変わらずとウォーレンに評されて、笑い声が一層高まった>>7]
この歳ですもの、そう簡単に性格なんて変わらないわ。
[龍族ほどではないといえ、ほとんど不変に近い時の流れを生きる身だ。 培ってきた性格は、良くも悪くも変えようがない。 招かれるままに工房に足を踏み入れながら、緊張した様子のソフィアをちらと盗み見た。 そのまま、彼女が帽子やらマフラーやらを外しながら三回、頭を下げているのを眺める。 ほんとうに可愛らしいこと、とつい口元を緩めた]
(40) 2013/11/20(Wed) 17時半頃
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えぇ、こんにちは。
[トニーに和やかな挨拶を返しながらも、つい気にしてしまうのは彼の格好。 冬にはどう考えても不向きな薄着を見ると、セーターやら手袋やらの防寒具の類でも編んであげたらよかったかしら、と少しだけ後悔する。 今から編み進める……、のは、きっと時間が足りないだろう。 私もうっかりしたものだわ、と頬に手を添えて溜息をついた]
たしかに子供は風の子というけれど、外は本当に寒いのよ。 くれぐれも、寒いのを痩せ我慢しないでちょうだいね?
[胸を張るトニーの内心など知る由もなく、お節介な言葉を足す]
(41) 2013/11/20(Wed) 17時半頃
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[次いでカルヴィンに視線を移せば、彼は今まさに剣を振り翳す真似事をしている所だった]
それを仕事の邪魔と言うんです。
[ぴしゃりと言って、腰に手を当てる。 お説教ポーズで、頬を膨らませるカルヴィンに向かい合った]
それに、差別ではなくて区別よ。
貴方ときたら昔から、本当に悪戯小僧なんですもの。 貴方のやった悪戯を、ひとつずつここで列挙していきましょうか?
[口振りは、幼い子供に言い聞かせるというよりも、古馴染の振る舞いに呆れているような響きが大きい。 幸いにも実剣でのチャンバラは未遂に終わった様子だが、そうでなければどうなっていた事か]
(42) 2013/11/20(Wed) 17時半頃
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貴方も少しはトニーを見習って、お手伝いしてくれたら嬉しいわ。
[まったくもうと肩を怒らせてから、くすりと笑って口元に手を当てた。 けれどカルヴィンは、そこが憎めないところなのだ。 彼の悪戯に振り回されるのは大変だが、実は同時に少し愉快でもある]
ねぇ、カルヴィン。 貴方――
[今度の冬はどうなさるの? 紡ごうとした問いは、唐突に上がったソフィアの声に途切れた >>33]
(43) 2013/11/20(Wed) 17時半頃
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まぁトニー、貴方旅に出てしまうの……!
[珍しくも声を上げて、トニーの方へ向き直る]
そうだと知っていたら、セーターでも編んで差し上げたのに。 旅の準備は大丈夫なの、地図はお持ち?
[磁石というソフィアの言葉に遅れて、心配げに首を傾げた]
寂しくなるわ。でも少し羨ましい。 村の外には、素敵な風景が沢山あるのでしょうねぇ……!
[村から出られない身の上だからこそ、旅という言葉への憧れは強い。 心底羨ましげに言葉を続けると、トニーへと笑みを向ける]
(44) 2013/11/20(Wed) 17時半頃
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戻ってきたら、是非色々なお土産話を――
[常日頃そうしているように、お土産話をねだろうとしたところで。 引き止めるようなソフィアの言葉に、はたと口を噤んだ。
思わず、ウォーレンへと少し途方に暮れたような視線を向ける。 やはり、ソフィアの父親の失踪は、彼女の心に暗い影を落としたままなのだ]
(45) 2013/11/20(Wed) 17時半頃
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[少年たちが去った後で、しょんぼりと椅子に座るソフィアにまぁどうしましょうという顔をした>>17]
ね、ソフィア。 失敗は誰にでもあるものよ、同じ失敗を犯さないように気をつければいいの。
[ソフィアへと声を掛けて、その肩にそっと手を載せる]
失敗から、ひとつ大切な教訓を得たと考えましょう? そんな風に落ち込んでしまっては、得た教訓を活かす事もできないわ。
[この様子では、さらなる失敗のループを生みそうで心配だ。 やんわりと言葉を紡いでから、彼女の隣の席に腰を下ろした]
それに、それでは美味しいお茶の味もわからなくなってしまうでしょう? 折角ウォーレンがお茶を淹れてくれるのだもの、きちんと味を香りを楽しまなければ勿体無いわ。
[ドワーフの老人が鉄瓶に湯を沸かしている方へ視線を向けて、ソフィアへと「ね?」と首を傾ける]
(46) 2013/11/20(Wed) 18時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/11/20(Wed) 18時頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/11/21(Thu) 00時頃
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まぁ、有難う。
[ウォーレンから差し出されたカップを受け取って、微笑んで感謝を述べた。 立ち上る香りは上品な紅茶のそれ。 日頃滅多に紅茶を飲まないので、香りと鮮やかな紅い色を楽しむ]
やっぱり、貴女のところのお茶は良いわね。 だってこんなにも心を和ませてくれるんですもの。
[ソフィアへそっと語りかけて、カップから伝わる温もりに少しの間身を浸した。 冷えた指先が温まると、それだけで外を歩いてきた寒さも和らぐ]
(71) 2013/11/21(Thu) 00時半頃
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[と、ウォーレンから向けられた問い>>67 はたと目を瞠って、口元に手を添える]
そういえば、そうね。 一応、お店に戻れば火種はあるけれど、少し古いから日持ちするかは不安なのよね……。 ドナルドがいれば、新しいものをすぐに作る事はできるのだけれど。
[彼は今、どこにいるのだろうか。 冬が迫るこの時期は、ジリヤもドナルドも、いつ眠りが訪れるか不安定な身の上だ。 あまり遅くなる前に、彼を探して協力を仰いだ方が良いのかもしれない]
(72) 2013/11/21(Thu) 00時半頃
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[思案していると、ノックの乾いた音が響いた]
あら、ウォーレン。 今日は随分と来客が多い一日ねぇ……!
[まさか自分を訪ねに来たクシャミだとは思わず、ウォーレンを見詰めて素直な感想を零す。 開いた扉を追うように視線を移すと、覗くのは黒い耳。 無意識に頬が緩むのは、猫型の獣人に対する(おそらく当人たちには迷惑な)愛ゆえである]
まぁクシャミ、こんな寒い中どうしたの?
[チャールズに何か頼まれたのだろうかと思案していると、彼の視線が向いたのはこちらだった]
……私にご用? えぇ、勿論できるけれど、何にどんな魔法を込めて欲しいのかしら?
[彼にしては、珍しい質問だ。 ゆっくりと目を瞬かせて、それから首を傾けた]
(73) 2013/11/21(Thu) 00時半頃
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―回想・ウォーレンの工房で>>62>>68―
[不安げに様子を見守っていると、トニーが「もう決めたから」と静かに告げた]
……そうね。
どんな素敵なお花畑だったのか、是非聞かせて頂戴ね。 私、村の外のお話には目がないのよ。
[少しだけ声を落して頷くと、再び表情を和らげて悪戯めかして言う。 それから、ソフィアの方へとそっと視線を流した]
(76) 2013/11/21(Thu) 01時頃
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ソフィアも私も、貴方が元気な顔で、素敵なお土産話を抱えて戻ってくるのを楽しみにしているわ。 くれぐれも、無理をしては駄目よ。
[しんみりとした様子の彼女に代わり、旅の無事を祈って念を押す。 ……そうこうしていると、カルヴィンの耳打ちが聞こえてきたので眉を釣り上げた>>60]
まぁカルヴィン、誰がなんですって……?
[声音に険しい色が宿る。 今まさに、お説教モードが始まろうとしていることを示すかの如く]
(77) 2013/11/21(Thu) 01時頃
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あら、よくなんてないわ。 貴女がそんな沈んだ顔をしていたら――、
[私の事はいいんです、と告げたソフィアへ、少しだけ目を瞠って首を振った。 押し被せるように続けようとした言葉は、けれど続く後悔の声に途絶える>>82
ソフィアが胸の内を吐露している間、できた事といえば虚を突かれたような表情で目を瞬かせる事ばかり。 間をおいて、あらまぁこれは深刻ねと困惑げに眉尻を下げた。 どうやら、ソフィアは度重なる失敗ですっかり打ちひしがれてしまったようだ。 励ます言葉を考えあぐねて、結局ソフィアに習ってカップにそっと口を付けた]
……あら、美味しい。
[ほんのりとした甘さは蜂蜜だろうか。 ウォーレンの心遣いに、胸の内で密やかに感謝する]
(124) 2013/11/21(Thu) 23時頃
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[しばしそのまま、クシャミとソフィアのやり取りを口を挟まずに見守った。 ジリヤが下手に口出しするより、クシャミに任せた方がソフィアも元気が出るかしら、と思ったのだ。 歳の近い友人同士っていいわねぇ、微笑ましいわと年寄りじみた事をしみじみ。
やがて、カップのお茶が三分の一ほど減った頃に、クシャミが真鍮製の丸いチャームを数個取り出す]
……魔除けと加護ね。 それなら大丈夫、そんなに時間を掛けずにできるわ。
[内心あら、と感心したのは、親しい友人にでも配るのかしらと思案したから。 ソフィアの父のように、有翼族は冬季には旅に出てしまう。 人の子たるトニーも、南へ花畑を見に行くと言っていた。 冬は眠りと別れの季節だ。そうした依頼も珍しくはない]
(125) 2013/11/21(Thu) 23時頃
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えぇ、お代もそれで十分だわ。
[差し出された銅貨を見て、お代は結構よと断ろうかと束の間思った。 けれど、きっとこのためにクシャミが頑張って貯めたのであろう銅貨なのだ。 その気持ちと一緒に、有り難くいただく事にした。 ……そういった祈りのような気持ちが、ささやかな魔法を補強してくれる事も少なくない]
それじゃあ、チャームを貸していただけるかしら?
[銅貨を受け取り、皮袋に収めてから、再びクシャミへと手を差し出した。 掌に乗せて頂戴、と促すよう]
(126) 2013/11/21(Thu) 23時頃
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[チャームを掌に受け取ると、何も言葉を紡がずにもう片方の手をゆっくりと重ねた。 どこか慈しむような仕草で、チャームを柔らかく包み込むように。
そのまま、静かに瞼を下ろす。
凪ぐような静寂に遅れて、ドリュアスの髪に絡むサンザシに仄かな燐光が灯った。 目を離せば消えてしまいそうに儚いそれは、やがて強さを増してドリュアスの全身を覆う。
――込めるのは、魔除けと加護の魔法。
美しく繊細なタペストリーを織り上げるように、魔力を紡いで祈りを絡める。 組んだ魔法は、掌の中に閉じ込めたチャームへと。 纏う燐光が溶けゆく雪のように密やかに静まり、最後まで残った掌のそれも、やがて微かな余韻を残して消え入った]
(127) 2013/11/21(Thu) 23時頃
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[閉じていた瞳をゆるりと開いて、クシャミへ向けて微笑みかける]
はい、これでいいわ。
[チャームを覆っていた左手をよけて、今度は右手の下にそっと添えた。 クシャミへと、チャームを差し出す。
見た目にはなんの変わりもないが、敏感な者ならささやかな魔力の香に気付くだろう。 そう、それから、祈りを宿したような微かなぬくもりに。 やがてはそれも、チャームの中に完全に混ざり合い、溶け込んでゆくのだけれど]
(128) 2013/11/21(Thu) 23時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/11/21(Thu) 23時頃
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