人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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【人】 消防隊長 トルドヴィン

[真弓の最期のせめぎ合い>>7:205は、確かにサミュエルを
殺す事は無かった。
真弓の胸に刃を伸ばした男>>7:204は既に意識は無く]

………人間とは不可解だな。

[あれほどの力を得ながら、
鬼の血に抗おうと傷を付け続けた真弓の傍まで寄ると、
彼女の胸から刃を引き抜いて地へ刺して]

抗い続けた真弓への褒美だ。

[男の身体を真弓に重ね、引き抜いた刃をその背から
真っ直ぐ穿つ。
まるで2人をそのまま縫い止める様に]

(0) 2014/02/21(Fri) 00時頃

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消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/21(Fri) 00時頃


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【人】 消防隊長 トルドヴィン

理依も死んだ。涼平も直円も。
死んだらどうなるのだろうな?

[出会えたら、懐かしむのか、呪詛を吐き出すのか。
その場に立ち会え無いのが残念だと立ち去ろうとする背に。

主の呪縛から逃れ、退魔の剣と絆を携えた鬼と
守護隊員が近付くのに気付けば、
立て損ねた牙と爪を光らせ迎え撃つ]

(8) 2014/02/21(Fri) 01時頃

[マユミが壮絶な様で自らの腕を落とし、
 その首から手が離れた時に、
 もう、意識はなかった。

 自身の、周の刃は、マユミを貫いたのに]


[そのあとも、意識は戻らなかったのは、
 戻りかけた時に、また絶たれたから

 そのあと、その声が聞こえたのは、
 どこできいたのか、なにがきいたのか、>>*2]





[ただ、思ったのは、死んで会えるとかなら、
 それは幸せなことだろうと。]


[だって、今、見えるものは、何もない気がする。
 本当に会いたいから生きてきた。
 いくら会いたくても、それは、自分の答えしかわからない。

 相手もきっと
 そう思ってくれていると、思うだけ。

 もう、思うだけしかできない]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

魂が巡る? 家畜達の言う輪廻転生と言う奴か?

[戻って来た明は、もう怯える様子も無い。
真実硬い蛹の殻から羽化したようにも見える明に
目を細めるのは朝陽が眩しいからか]

お前も同じ様に巡りたいのか?

[傍に守護部隊の隊員達の姿があるなら、
彼の意志ある瞳を見れば、こちらの味方とは思える筈も無い]

(14) 2014/02/21(Fri) 01時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[そこにリカルダの姿もあれば、牙を剥いたまま笑みは深まる]

一番幼かったお前も成長したようだな。

[こう言う形なのが残念だが]

手加減はしない。来い。

[サーベルを持たぬままの素手で、彼らを手招いた]

(16) 2014/02/21(Fri) 01時半頃




[魂という形だろうか。
 生きているときよりも、ずうっと見渡せる目をもって、

 まるで生きているのと同じ格好で、黒い軍服のまま立っている



 自身の亡骸をみると、マユミが死んでいて悲しかった。
 彼女はもう、天に召されただろうか]


メモを貼った。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

ふっ。家畜如きの魂に赦されよう等と露も思っていない。

[夜明けの色は菫の色と紛う一瞬がある。
強い意志を光らせた瞳>>19は夜明けの太陽にも似て]

私の輪廻を嫌がると言うなら、お前達の魂を
その輪に放り込んでやろう。

[柊が差し出した短剣>>20には鋭い視線を投げるだけ。
驚くと言うよりも]

ホリーも、最後まで面白い事をしてくれる。

[確かにあれならば、鬼でもこの身を穿つ事が出来るだろう]

ただし、私に突き立てられなければ意味は無いぞ?

[向ける笑みはあくまで不敵**]

(24) 2014/02/21(Fri) 01時半頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/21(Fri) 01時半頃




[夜明けが、光が見えてくる。

哀しさは、光に溶けたりするだろうか。

でも、きっと、自分の哀しさは、もう溶けない。

阿呆だから、

いちばんだいじなともだちと、

いちばんすきなおんなのこを]





殺しでしまっただ。




[そして、座り込むと、死んでるはずなのに、
とめどめもなく、流れ出るものを隠すために、膝を抱えて顔を伏せた**]





[その人生はなんだったのだろう。
 孤独になって、孤独から救けてもらって
 でも、それが壊れて、取り戻そうと頑張ったのに、
 待ち構えてたものは、やっぱり自らまた好きな人たちを葬るという、人でない行為。

 なにがいけなかったんだろうかと思う。

 でも、一つ願うならば




 リーもマユミも、自分のことなど忘れて、
 生まれ変わりがあるなら、幸せに生まれ変わるといい]





[自分はたぶん、きっと永遠にこの地獄をみている**]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[鞘から抜かれた刃の光>>23
応じると同士に駆けてくる。

だがそれより迅く、放たれる矢>>26]

成程迅いな。

[鏑矢の様に空気が震え、不規則な動きによく鍛えたと
口元の笑みはそのまま同じく駆ける]

人の身で人を棄てたか。

[ジャニスに通じると思いながら、小太刀に乗るわけも
いかず、隙を縫う様に小太刀を避けて手首を掴み
柊に投げ飛ばそうと手を伸ばす。
敵わぬなら身体を逸らすのみ**]

(29) 2014/02/21(Fri) 08時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[その笑みはまさに人を棄てたもの。
同族とすら思わせる口元に一瞬見惚れ、動きが遅れた]

ほぅ。

[感じた痛みは小指を喪ったもの。
瞬間、投げるを止めた手は握った手首を潰すほど力を込め、顔を潰さんと真下に投げ付けるが、
掴んだ手首はそのままで。
柊や他の邪魔が入らなければ、
腕を引き千切ろうと捻じ上げる**]

(31) 2014/02/21(Fri) 11時頃

[東雲の頃、自分もその陽が酷くまぶしく、解けるような感覚を覚える。
月白の環は既に記憶の中になく、
背格好もあの14歳のままではなくて本来なら19歳であっただろう姿へ成る]

……?

[声が聞こえた気がした
周りを見回しても、声を発するような物体は何もない。
聞き覚えがあるけれど、記憶が繋がらない。
自分から殺してしまった存在だとすら思い浮かばず。
ただそれが酷く悲しそうに聞こえたから、
目を閉じて慰めの意を思う]


[自分を覚えていつまでも後悔をするなら
早く忘れて、守りたかったものと一緒に寄り添えればよいと思っていた。
そして自分が死んで忘れられても残るものがあると…思い込みたかったこともあった。
何もかもが絶望と後悔と懺悔に繋がるとしても
その中に慰めにも幸せが少しでも見出せれば、と。

自分から捨ててしまったのだから
胸に覚えていただろう大事な人達へもうそんなものを望むべくもないけれど]

「俺、早く大人になりたいな」

[その言葉に込めた意味は死ぬ直前まで望んだこととそう大差ない。
大人になって、子供の純粋さも子供だった名残も遠い思いでも早く亡くしたい、と]


[死んでしまったもの、なくしてしまったもの
壊れてしまったもの。
全てがもう戻ることのないもの。

そして自身ももう皆が知る自分ではないけれど]

殺して、君も死んだんだね。
せめて君の失ってしまったものが
君が想うようになりますように。

[泣いたような声の主が誰であるかはわからない。
そんな呟きは風がきっとどこかに運んで…散じるだろう*]


メモを貼った。




[声がしたような気がした。
 それはリーに似ていた。
 だから、急いで、探す。

 声の方向を探してみるけれど、
 でも、何も見つけるものはない。

 でも、それでも、探す。
 探して探して探して




 でも何もない]




[声は、形ある言葉を囁いてから去っていく。
 それは、慰みなのだろう。

 そして、去っていったことを感じれば、やはり項垂れるしかない]


 ――……


[失った…いや、自分が殺してしまったものが
 もう、自分などを思うことはないと思う。

 すべてが間違った道で、手遅ればかりだ。

 周のこともリーのことも、マユミのことも]


[


 絶望は終わらない
 後悔は消えない
 懺悔は尽きない




 ただ、それらは、確かにこれまでの自身をかたち作るもの]





リー、ごめんな。




[ぽつり、それはきっとその存在に似ていたから、
 また座り込んで、朝日に謝った*]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[来るとすれば柊か、守護部隊だと予想していた]

お前か。

[予想に反して一番幼かったリカルドが飛び込み、斬りかかってくる。
流石にアヤを投げる勢いは止められず、
せめて手首は潰すと力は込めたが、
手応えを感じる前に手放してしまった]

強くなったな。

[笑みのまま、脇差が肉を断つ感覚に自らの唇を舐めた。
リカルドは間近で見るだろう。
彼女が腕を落とそうとした脇差が
筋肉と骨の最速の再生能力に阻まれ、埋まるのを]

(39) 2014/02/21(Fri) 20時半頃

[思い出すのは、どうしてか。
少し後ろから見つめていた背中、
いつのまにかずっと大きくなってしまった]

――……、

[ 丸められた背中に両手を伸ばす。
そっと頬を摺り寄せて、ただ目蓋を閉ざした。

寄り添うだけ、
語る言葉は何も無い。

触れる肌も温度も鼓動ももうない、けれど。
自分が自分であった想いの全てが伝わるように*]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[この再生能力が突出しているからこそ、
恐るのは守護部隊だった。
今も周が落とした耳からは紅が流れ、アヤが落とした小指は再生せずにいる]

リカルド、褒美だ。
[アヤから離した手はそのまま傍のリカルド右肩に振り抜かれる。
避ければ追うこと無く距離を離して睨みあうつもり**]

(40) 2014/02/21(Fri) 20時半頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/21(Fri) 22時半頃




[背中に感じたのは、ぬくもり、と表現したくなるような存在感。
 振り向いたとき、その姿は目に見えるものなのだろうか。


 見えるならば、そのまま、顔はぐしゃりとなった]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[肩を裂こうと振った爪はリカルドでは無く
柊の短剣と腕が阻んだ>>48
その迅さはホリーを思わせ、数刻前に消えた永く仕えた
黒い吸血鬼を見る様に目を細める。

脇差がずるりと主と共に離れていくが、
その傷も瞬く間に塞がっていく]

だから言っただろう。
成長したと。

[リカルドにもう一度微笑みかける。
技量だけでは無い、人間と手を取り、
鬼の運命と戦おうと決めた心の成長。
こちらで無いのが本当に残念だ、と僅かに、
白む空に消える星の様に僅かに思わせた]

(56) 2014/02/21(Fri) 23時頃

メモをはがした。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[守護部隊の戦士から渡される黒の刃>>50
それが彼らの絆と言う様な、輝き持たぬ、
だが他に染まらぬ色を感情の籠らぬ瞳で見つめ
無言で駆け出す]

…………。

[狙うのは黒刃を渡した戦士の左手。
刃を手放したと言う事は右手は使えないと判断して。
もう片手も潰そうと、彼女がやったように、
擦れ違いに二の腕から引き裂こうと]

(58) 2014/02/21(Fri) 23時頃

メモを貼った。


……ただいま。

[今度こそ本当に、
こころからそう言える。

ゆっくりと閉ざしていた目蓋を開けば、
緋色は既に失われ、穏やかな墨染めの色。
きっと記憶にあるように柔らかに微笑んだ]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


 マユミ……。

[顔はひどい顔になって、そして、また俯く。
 それはあの頃のようにも見えて、

 いや、嘘だ。あの頃よりずっと大人になった]

 ――……マユミも、ごめんな。

[結局、殺してしまった。
 リーもマユミも。

 それは
 もう忘れることができない]


……理衣くんはね、
あなたに殺してほしいって思ってたんだよ。
あなたが特別な友達だから。

だから、
わたしまで願ってはいけないと思ってた。

[向けられた謝罪の意味を知る、
そんな想いをさせてしまうから、
願ってはいけないと思っていたこと]

……わたしこそ、ごめんね。
ちゃんと自分で死ねればよかった。




 ――……知っでる。

[マユミの言葉に、顔もあげずに]

 だがら、なお、謝るんだ。
 そんな想いしがさせられながっだ。

 おでは、リーにも幸せになっでほしがっだだ。
 いや、リーにもいいたがっだんだ。



 おかえりっで……。

[そして、思ってまた顔を歪ませた]


 マユミは、


 おでが殺すっでいっだし……。

[そういったけれど、やはり辛かったことは間違いなくて]


その時、世界がみえてくる。彼らの戦っている姿


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[目指す戦士の傍には柊もリカルドもいる。
あっさりと引き裂かせてくれるとは思っていない。

柊の刃で戦士を深くに裂く事は出来なかったが、
戦士の使えぬ右手を奪っただけ>>66

目を狙う柊と追い縋る戦士の刃。

迅さは柊の方が上か。
突き出された刃を己の歯で噛み止めて、
柊の背を戦士の刃の盾に使う為。右手を掴んで引き寄せようと]

(68) 2014/02/21(Fri) 23時半頃




[その周であった獣の姿、
 その存在はわかるのだろうか。

 周であったのなら、気がついてしまうだろうか。

 マユミを貫いて、そして、己を貫いたその刃が彼のものであることを]


わたしは自分で死ぬべきだった?
お父様にころされるべきだった?

……それとも、あなたを殺すべきだった?

[今彼が感じる痛みは、
本来、自分が負うべき痛みだった]

あなたはわたしを殺すことで、
あなたを殺す苦しみから、わたしを救ってくれた。

だから、
わたしは最期に幸せだった……、
あなたのおかげで、幸せだったの。




[マユミの言葉をきいて、
 その重なる単語、やはり哀しくなって……]

 ――……違うだや。
 お前は生きるべきだっだだや。

 人間としで……。

[そんなこと無理だった。わかってて、
 でも、哀しいから。殺すべきか死ぬべきか、その二つしかない女の子なんて]

 おでは、お前を幸せにしたがっだだ。
 もっと違う幸せを……。

[丸くなって背中、そのおかれた手を掴めば、振り向いて]

 もっがいお前に会いたいだな。





 ――……こんどはころさね、がら……。

[やっぱりその身体を抱きしめてしまうのだ]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[引き寄せた柊の身体>>70
戦士の刃はリカルドの機転で逸れただろうか>>73]

そう言えば、ジャニスの時は喰いそびれた。

[ジャニスは逃れたが、柊はどうだろう。
耳朶か、首を食い千切ろうと、紅い囁きの直後に
牙を寄せたがやはり逃げられただろうか]

(76) 2014/02/22(Sat) 00時半頃

……そうね、
あなたは幸せな未来を描いてくれた。

運命を捻じ曲げた父を、
始祖をいつかこの手で討つ、と。
ただ、それだけしか残っていなかった私に、
未来を聞かせてくれた。

[望みなどなければ絶たれることはない。

幸せを願うことは無かった、
幸福も家族もあの頃ももう返ってこない遠くの場所にある、
だから、その遠くの場所で幸せでいてくれればよかった。
自分はその幸福に微塵も関係なくても、よかった。

だから絶望はなかった、しかし希望もなかった。
生きていようとも、死んでいようとも変わりない]


だから私は、
人間として生きられなかったけど、
……人間として死ねたような気がするの。

[彼の描いてくれた叶うことのない望み。
鬼となってから初めて想像した気がする。
人の心を思い出せた気がする]



うん、そうだね。
もう一回会えたら、今度は――

[抱きしめる腕に、
記憶の中の温度と匂いと甘苦しさに、
泣き笑いのような顔になる]

あなたのお嫁さんにしてね……


【人】 消防隊長 トルドヴィン

ぐ……っ…

[放たれた矢が自身で軌道を変える事が無い様に、
躊躇う事無く戦士の切っ先は飛んで来る>>75
いっそ清々しい程の真っ直ぐな殺意。

それは確かに柊の盾を貫いて届く。
途中で歪められた軌道によって、心臓は避けたが
肺は潰れた]

は、大したもの だ

[柊の耳元に掛かるのは彼の血では無く、溢れる己の血潮]

(79) 2014/02/22(Sat) 00時半頃



[きっとありえない約束。
 死んだら、きっと、終わりなのだろう。
 
 いや、自分はもう、この場から離れられない気さえするのに

 でも、彼女と違う、どうしても願い続けてきていた
 家族を取り戻すことを。

 取り戻すためには、自ら、家族を捨ててもいいと思ったほど。
 あの時のあの食卓。

 あれは、幻なんかじゃなかったから]




 ――……約束だがんな。

[マユミに向けるのは、それでも、一ヶ月年下の顔。
 でも、確かにそれは、今でなく、
 あの頃の顔を一瞬見せることになる]


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/22(Sat) 00時半頃





 ――……そうだ。
 周は、どうなっだが、しっでるだが?

[ふと、尋ねるのは、
 あの時、零留に連れていかれ、そして、眷属になっただろう周のこと。
 マユミはわかるだろうか]


[あの頃のようで、
もうあの頃とは違うから。
子供ならば、それは指きりだったけど]

……約束、

[それはもう少し別の方法に、した。そして]



……周も、抗い続けているわ。

[ 見やる先、
父を屠らんと駆ける獣の姿は、
見えはしなかったけれど]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[真弓とサミュエルを繋ぎ止めたと同じ様に、
戦士の刃は柊と共にこの身を縫い止めた。

喉を焼く熱さは、今までに無い熱。

初めて感じた熱に、声を出して笑うが、
溢れるのは声では無く血潮]

な、るほどっ 愉し いな がはっ…愉しい

[盾にするなど、らしくなかったと笑いながら、
柊の身体を引き剥がそうと蹴飛ばした]

(85) 2014/02/22(Sat) 01時頃

メモを貼った。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[5年前は感じる事さえ無かった『柊』の棘>>82
邪を祓う棘として、確かに突き刺さる。

引き剥がす際に柊と共に引き抜かれたが>>86
道連れに多くの血も持っていった]

っ……

[柊と戦士が離れる気配は感じた。
だがまだ1人残っている。
そちらに注意を向けようと顔を振った時。

癒えぬ耳から溢れた血が視界を隠す。

まるで周の執念の様に]

(90) 2014/02/22(Sat) 01時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

リ、カルド……

[立て続けに受けた癒えぬ傷のダメージは、自慢の迅さも
反応も劣化させたらしい。

黒刃>>89に気付いて飛び退こうとしたが、
間に合わないと判断すれば咄嗟に身体をずらし
腹へと刃を浴びる]

は、ははっ

[蝕む毒に、気が触れたと思われてもおかしくない様な笑み。
迅さは今はもうリカルドの方が上だろう。
それでも笑いながらリカルドの首を折ろうかと手を伸ばす]

(93) 2014/02/22(Sat) 02時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[左腕を落された時すら、
身を焼き焦がす熱の毒等感じた事は無かった。

これが死だと言うなら。

素直に人間達の執念を褒めるべきだろう]

執念、か。

[手の中にリカルドの首はあっただろうか。
身を焦がし、人にして人を棄てた戦士を見遣ると
もう1人、人を棄てて身を焦がす戦士を思い出す]

ジャニス。

[間違う筈の無い気配>>94を感じ取れば、
狂った様な声を潜めて冴え冴えとした笑みで名を呼んだ]

(96) 2014/02/22(Sat) 02時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

零瑠が言っていたか…。
人、と鬼が  共にと……。

[人だけでは左腕しか落せなかった。
鬼だけでは支配から逃れられなかった。

人と鬼が手を取ったからこそ]

人間は面白い。

(101) 2014/02/22(Sat) 02時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

愉しいだろう? お前も?

[ジャニスの問い掛け>>102にも笑みは変わらず。
時折吐き出す血が増えてはいくが。

リカルダの首に手は伸びた]

やはり人を止めたか?

[徐々にリカルダの首掛けた手に力を込めながら、
ジャニスの牙>>105に目を細める。

その面白いというものが、満たさなければ、
間に合わなければリカルダの首を折ると瞳が語る]

(109) 2014/02/22(Sat) 02時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[じわじわとリカルダの首を締め上げてはいるが>>111
アヤや柊が、勿論リカルダが動けば次の瞬間、
骨はへし折るつもりだった]

愉しく無い? 
それは 残念 だ
それ   は  お前が  人間だからだろう?

[顔色1つ変えぬジャニスに、こちらも笑みを変える事は無い。
ただ流れる血の量に、眠ってしまわない様に
意識を保つ意味でも無意識にリカルダの首へと
力は込めていただろうが]

戻る気があったのか?
私を斃した後、 何処へ戻る気だった?

私を喰って、戻る場所の無い世界を棄てて
新しい世界へと  来るか?

(114) 2014/02/22(Sat) 03時頃

メモを貼った。


[――…ふわり。

         ―――浮遊する感覚。

     ――…ゆらり。

                ―――揺蕩う、意識。]


[死の間際。 望んだのは、全てからの解放。
  …だから、この魂は黄泉路を逝くとばかり思っていたけれど。]


 ――まぁ、
 そういうわけには、いかないよなぁ…


[抱かれたのは、昏き地の底でなく、朝焼けの空。

嗚呼、眼下で今、起こっていることの結末は、
自分が向き合わねばならぬこの終焉は、

これまでの行動、その罪に対する罰となり己を縛り責め苛むのか、
それとも希望を遺し、この魂の標、次への福音と生り得るのか。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

止めなければ判らぬだろうな。

[やはり人間と鬼は相容れぬのだ。
一歩前に出たジャニス>>117に視線でそうだろう?と問い掛け誘う]

戻れるつもりだったとは驚きだな。

人にも鬼にも成らず、輪廻の輪からも断ち切るとは。
ではお前は何に成るのだろうな。

[三日月の斧を握り直す様子に、やはり傷が癒えるのは
早いと笑う。
断ち切られるのは、ジャニスか、それとも自身か。
血が流れ過ぎた。
もうジャニスを翻弄する動きは出来ない。

足掻くでも無く、詫びるでも懇願でも無く。
ただ、一度しか経験出来ないそれを愉しもうと目を離さない]

(118) 2014/02/22(Sat) 03時半頃

[今まで散々逃げ続けた男に対する神の選択は、きっと正しい。]


 …最後まで見届ける、責任が、あるよな。


[正面から向き合ってやれなかった弟、妹へ。
長く肩を並べ、共に闘ったジャニスへ。
もういなくなってしまった兄、姉へ。
憧れ、背を追い続けたあの人へ。

…そして、刃の届くことのなかった仇敵へも。

――それぞれに対する想いがある。
自分の行いと、それの齎す結果を、今一度見つめて。]


[遂に戦場に姿を現した獣の双眸に映るのは
総身を紅に染めた黄金の鬼に、
細い首を締め上げられる少女の無惨な姿。

嗚呼、――かの鬼は獣から
後、どれだけ大切なモノを奪えば気が済むのか]


[今、獣を駆り立てる衝動は、怒りでも憎悪でも無い。
この足を動かすのは、金色の呪縛から逃れるため、捨て去ろうとしていた願い。

『囚われた家族の自由を取り戻す』

だから、斃すためではなく、
リカルダを奪い返すため、獣は――周は、黄金の鬼の元へと疾駆するのだ]


メモを貼った。


[獣となって叫び続ける弟の、魂の慟哭が戦場を駆ける。

    儚く忘れ去られようとする弟の呟きが耳元を吹き抜ける。

 結ばれることのなかった二人の、幸せを願う声がぽつりと響いて。


既に消えたかに思われる弟妹達の、魂の声は他にあっただろうか。]


[始祖を倒さんと最後の力を振り絞る一団を認めれば、
その結末を見守らんと、上空から幾らか寄り、]

 ………。

[決して目を背けることなく、全てを。
それがどのような結果になろうとも、受け入れよう。

あぁ、それでも。
願わくば、そこに一欠けの希望が遺らんことを――]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[名を呼ぶ聲>>112が聴こえる。
視線を向けずとも、失った部位は再生したのだろう。
律義な事だと、ジャニスとの話の途中だと言うのに
浮かぶ笑みは少しだけ色を変えた]

吸血鬼の存在?
そんなもの知らぬな。
それこそ人間は何の為に存在する?

人間同士で戦争と興亡を繰り返し、管理されなければ
勝手に滅ぶ種類だと思っているがな。

[意義など考えた事も無い。
ただ人間がいるから吸血鬼は存在し、
鬼が生きる事を赦しているから人間は生きられる。
それだけは変わらぬが]

(122) 2014/02/22(Sat) 04時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

愉しいだろう?
届かぬと思っていた高見の者を、その手で潰すのは?

[突き出された三日月の斧の刃>>121
リカルダの首に力を込め掛けたが、血を失い過ぎたか
リカルダの身体はずるりと地に落ちる]

ふん。
手に持てぬほど、育ったか。

[視線をリカルダに落しても、明けた筈の世界は薄暗く
見通す筈の視界も、針が落ちる音も逃さぬ耳も
爆発し、死んでいく基地の音を遠くに聞いた]

(123) 2014/02/22(Sat) 04時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

………悪くない。

[心臓が潰れれば、全身を駆け巡る灼熱。
記憶の中で一番鮮烈な体験に、全身を紅く染めた
金の鬼は最期まで口元に笑みを浮かべていた**]

(124) 2014/02/22(Sat) 04時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/22(Sat) 04時頃


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