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【人】 さすらい人 ヤニク…いいよ。あの子に赤い花、渡すよ。 (97) 2014/10/10(Fri) 11時頃 |
ならば……**
【人】 さすらい人 ヤニクあのさ、少しくらい、お前我侭になってもいいんじゃね? (100) 2014/10/10(Fri) 11時半頃 |
【人】 さすらい人 ヤニクそれは、お前が俺の子と忘れるってこと? (101) 2014/10/10(Fri) 12時頃 |
【人】 さすらい人 ヤニクそんなのは…ダメだ。 (102) 2014/10/10(Fri) 12時頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク漸減撤回するよ。 (103) 2014/10/10(Fri) 12時頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク──…いいよ。 (108) 2014/10/10(Fri) 13時半頃 |
[選曲は当然ではないかとばかりに曽井は見下ろす。]
間違いなく、僕が君の影響を受けているという証拠だね。
ほら……耳を澄ませてごらんよ。
[聴こえるかい? あのメロディが。
─赤い花ゆれる あのこの髪に
やさしい人の ほほえみにゆれる
白い花ゆれる あの人の胸に
いとしい人の 口づけにゆれる──……]
ねぇ、凄い……ね。
人食いって……、大丈夫。生きて帰ることが出来るから。
[カミちゃんが予想以上にはしゃいでみえるからこそ、少しばかり落ち着いて居られるのかも知れない。]
ありがとう。さっきの伝言の件だけど――…もぅ、大丈夫。
[顎に指を当て、暫く考えていた。]
ん………。
いや、これは未練じゃないよ。確認。
どんな仕組みなのか考えようとして、止めた。
……何せ、説明不足だからねぇ?
赤い椿を手元に残せばどうなるのか、僕は実際にそうなってから聞かされた訳だし。
赤い椿を渡していたら……
或いは、両方渡さずに他人の椿を差し出したら……とか、考えてみたら、ね。
真実を示さずに居る選択肢だって、間違いじゃ、ない……。
[言えぬ伝わらぬ辛さもあるけれど。
深々と腰を沈ませた椅子。
その手摺は金色に輝き、どうにも落ち着かない。]
……ねぇ、白い椿を渡していなければ、逆のことが起きていた。それで正解、かな?
[もう少し、花についての話を促しながら、船内見学しようかと立ち上がった。**]
【人】 さすらい人 ヤニク[月明かりの下の出来事、 (122) 2014/10/10(Fri) 21時半頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク玲。俺はお前を忘れないよ。 (123) 2014/10/10(Fri) 21時半頃 |
メモを貼った。
……あの子の歌う、花の歌を聞いたよ。僕は。
同じ意味合い? 何だろう、な。
どんな花も、愛されずに咲かなければ散るだけ。愛されて咲いても、散るだけ……。
[分からないものだと首を微かに傾げた。]
[花の話はまだまだ続きがあった。
目を細めて花弁に触れる。
赤と、白と。]
……あぁ、話の筋は分かるけど、難儀なものだ…と。
カミちゃん。傍観者であるなら、そのように、ね。
何を大事にするのか、そりゃあ人によってまちまちだけれど。
………うん? 色恋を、取る?
[ついに翔が恋に落ちたかと思ったが、自分の恋心を棚上げできずに顔を赤くした。]
まったく……仕方のない。
―昔話―
[箒の柄を硬く握り締める。こういうとき、縋るものがあるのは助かる。]
うん……分かった。
僕がゴミ捨て場まで行ってくるから。
[君達の代わりに。今日も。
掃除が好きなんだって事にしているけど、本当は嫌い。
綺麗にすればする程、夢中になればなる程、終わった後に寂しくなる。
どうして――僕1人でやっているのだろう、と。]
………ん、しょ。
[本来なら二人で運ぶべき大きめのゴミ箱を、焼却炉の近くまで運んでいく。
階段を下りるときが一番怖い。
転んだらどうしよう、落としたらどうしようと不安になる。
部活動に励む音が聞こえても、1人だけ別の空間に居るかのような錯覚のまま、校庭の端を歩く。]
「おーーい、曽井ーーー!」
「キャッチキャーッチ!」
え?
[己の名前が呼ばれた事に気付き、足を止めた。珍しい。視線を上げると、野球の白い球が緩やかに放物線を描いていた。
キャッチ……出来るだろうか。
危ないとは言われなかった。
避けろとは言われなかった。
ゴミ箱を置いて、空けた両手を空に掲げた。]
おーらい、おーら……
[確かに、これは取れる球なのだろう。しかし、体育下手の曽井にはハードルが高かった。]
[落下予想地点まで後退り、いざ掴まえようと腕を動かしたが、ボールの到着の方が先だった。
鼻と目に衝撃。
火花でも散ったように目がチカチカとした。]
………うぅ。? 鼻 ぢ
[血を見ると気分が悪くなるのはトラウマのせい。
両手を赤に染め、曽井は気を失い後ろに倒れた。*]
メモを貼った。
―船内―
[絨毯の長い毛は足音を消す。
カミちゃんに手を伸ばし、肩へと誘った。]
………あぁ、これは僕の好きな曲だ。
[好みなものばかり詰め込んだジュークボックス。]
[扉を開けて、あけて、あけて。
広いフロアーはパーティーの装い。
一段と華やかだった。
音は澄んで清らか。何処までも穏やかに。]
[チョコレートタワーに果物を近付け、カミちゃんにも差し出す。
椅子は自動で引かれ、腰を下ろせば卓上に料理が現れる。国籍関係なく、曽井の好みの品ばかり。]
あぁ、これこれ。たこ焼き。
食べ損ねて居たんだよね。
紅しょうが少し多めで。うん、確かに。
【人】 さすらい人 ヤニク[やはり昔のような笑顔で礼を述べた。自分も勝丸のちからになれたら。 (154) 2014/10/11(Sat) 04時頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク[言葉の端々に、何かにじみ出るものを感じるのは自分だけだろうか。 (156) 2014/10/11(Sat) 04時半頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク[赤いパーカーは置いてきたから、心なしか肌寒い。 (157) 2014/10/11(Sat) 04時半頃 |
【人】 さすらい人 ヤニクガキん時は俺、馬鹿だったからさ、 (158) 2014/10/11(Sat) 04時半頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク[事故った時も、自分の恋愛嗜好が普通と異なると知った時も (159) 2014/10/11(Sat) 05時頃 |
【人】 さすらい人 ヤニクなぁ、ゴロー。帰ったらまた会おうな? (160) 2014/10/11(Sat) 05時頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク[その後に残ったのは綺麗に咲いた赤い椿。 (161) 2014/10/11(Sat) 05時頃 |
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