64 色取月の神隠し
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>>0:435 まあ文献! [仁右衛門の笑顔に負けないくらい、子供っぽく表情を輝かせながら、彼の話にうんうんと頷く]
せやけど歴史を紐解くんは、 立派に物語を紡ぐもんや思うておりますんよ。 昔の人の思いを、今に繋げますやん。 橋やろか? お兄さん大きい橋をかけてますんよ。昔と今を。 うち医術や建築いうんはよぅ知りませんけど 役立つ言うんやったら、それは紡いでる証拠やん。 ええですなぁ。お兄さんええことされてる思いますわ。
[大きく頷いてから]
せや、お兄さん。嗚呼せんせ言うたほうがええんやろか? うち、お祭りの間はここに居よう思うてますんよ。 せやから、お暇なときあったら文献の話聞かせてもらえませんやろか? [お茶菓子もって行きますよん? と上目でお願いしてみたり]
(3) 2011/09/13(Tue) 13時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/09/13(Tue) 13時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/09/13(Tue) 21時半頃
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>>12 秋月…仁右衛門… 秋月……
[仁右衛門の名を聞いた時、ほんの僅かであったが眼を見開いたが、すぐに薄い笑みに戻る]
ええ、そしたら…是非に寄らせていただきます。 仁右衛門センセ。 あらぁ…どうかしましたん?
[しどろもどろになって最後まで言い切れないでいる仁右衛門に>>13、笑いを堪えていれば、門下の徒?と共に去っていく彼をにこやかに見送った]
(38) 2011/09/13(Tue) 22時頃
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―前日・その後―
[しばし、店を物色しまた出会った面々と歓談を終えれば、買い込んだ食べ物をぶら下げてゆるりと月見の路 ちなみに廻ってきたのなら雉は美味しく頂いた…はず]
へぇ、大きな岩ですのん? 磐座かもしれへんね。ほら、 雷門さんのお膝元やん? 神体山の麓やし、雷門さんもこっそり下りてきて お月見しとるかもしれへんな。
雷門さんと一緒にお月見やな。
(39) 2011/09/13(Tue) 22時頃
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[殆ど一日中連れ回す形となり、少し申し訳なさそうにもしながら、どこかで仕入れた砂糖菓子をつまんで彼女の掌に転がしたり… 提灯が揺らめく路を進む。艶やかに揺れる焔は現を映し、煌めく月光は逢魔時へと変わりゆく幻を翻す やがて征き着くは、大きな岩の台座>>31]
わぁ……立派やね。沙耶ええとこ知ってるなぁ。
[嬉しそうに、岩をぐるりと廻り、それから今までずうっと抱えていた箏の包みをそっと立てかける。 着物を苦にもせず思いの外身軽な動きで台に飛び乗れば]
特等席へご案内?
[沙耶が昇ろうとするのを手を引いて助けたことだろう]
(40) 2011/09/13(Tue) 22時頃
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奇麗なお月様やねぇ。 お祭りの明かりで一段と別嬪さんやなぁ。
[月を眺め、少し艶がかった声色でため息をつくように呟く。 遠くで微かに揺れる祭の提灯。小さく小さく映るそれらの明かりは、月影の玲瓏たる肢体を邪魔するどころか、引き立たせてもいた]
お月様は不思議や… 見てたら、暖かくて 冷たくて 奇麗で心洗われるのに 寂しくもなって 月を見ていると、いろんなことがこみ上げますんよ? …沙耶もそういうことありません?
[岩に腰を下ろし、月を見上げて淡々と語りながら、天上を指指し示す]
(42) 2011/09/13(Tue) 22時頃
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昔の人もなぁ。こないに眺めていたんやろうね。 兎が餅をついてるいう愉快なこと思う人がいたり 竹取翁の話を思うた人もおったねぇ。
同じお月様見ながら、 みんないろんなことを思うてる。 見る人によって見せてくれるお顔違うんかもねぇ。
そういえば兎やのぅて 月はあやかしの国や言うた人もおったなぁ …誰やったかなぁ。
[まるで懐かしむような、少し寂しげな声が風に流れる]
(45) 2011/09/13(Tue) 22時頃
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月は太古の昔から、照らしておりましたからなぁ。 あのセンセやったら、もっと知ってるかもしれませんけど たくさんの伝承も たくさんの詩もありましたんよ。
うちもそうでしたけど 月を眺めてこの子を弾いた人もようけぃおると思います。
それだけ、魅力のある きっと不思議な国なんやろねぇ……
(60) 2011/09/13(Tue) 22時半頃
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>>55 ああ、随分と過ぎてしまいましたなぁ… えらいすんません。 ほな家へ帰りましょうか? 夜道の一人歩きは怖いからなぁ。沙耶の家まで送って行きますよん?
沙耶を一人放って帰ってしもうたら、ゆりさんに怒られてしまいますからなぁ うちはほら、旅慣れてますから、心配いりませんよぅ?
[名残惜しい思いは同じで── だからだろう嫌がらなければ、来た道を彼女の屋敷の前まで送ったことだろう。 心なしか昼の頃に比べ、女の足取りは軽くもあったか]
(62) 2011/09/13(Tue) 22時半頃
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>>67 ええ、うちも楽しかった。 また明日。今度は屋台をもっとゆっくり見て回りましょう?
[一瞥をくれられ引き下がる使用人を遠巻きに眺めながら、少し申し訳なさそうに頭を垂れる。 そのまま離れていく沙耶を小さく手を振り見送って]
はて? 旅籠屋どっちやったかなぁ?
[思いっきり逆方向へ歩いていった]
(73) 2011/09/13(Tue) 23時頃
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─ 暫く後何故か神社の近くの林の中にいた ─
ヒトの道は複雑で困りますわぁ。
[困ったような困ってないようなのんびりとした口調で、林の中をとぼとぼ歩く女が一人]
あらぁ…あれが “けしゃらんぱしゃらん”さんなんやろか?
[途中ふわふわした毛玉っぽい何かが横を通り過ぎていく]
んー、ちゃうんやろか?
(86) 2011/09/13(Tue) 23時半頃
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[追いかけようとしたが勿論間に合わず、ふぅとため息を零せば、抱えた箏をぎゅうと抱きしめるようにして]
そういえば九十九の音が重ね奏でると どうなるんやろうねぇ?
[逢魔時を告げる笛の音は、ヒトの心には届かないだろう。 されど私には聞こえる。華やかに鮮やかに
飛ぶが如く囃子の喧噪。常闇の賛歌 それに合わせて、私の弦が揺れて鳴る。 高く高く 月に届けと あの娘が伸ばした掌のように
私の弦も空へ向かう 異なる祭の息吹を*帯びながら*]
(87) 2011/09/13(Tue) 23時半頃
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─ 翌日・祭りの日 ─
[女が広場を訪れたのは、日も昇り広場の活気も溢れるようになった頃]
おはようさん。
[相も変わらず大きな包みを抱えながらふらりふらりと屋台を闊歩し、芙蓉の店の前に佇めば]
芙蓉さん芙蓉さん。ええ眠気覚ましありますやろか? うちにも効くようなのがあるとええんやけど。
海より高くて、山より深い理由で うちあまり寝られへんかったんよぅ?
ほら、沙耶に会うた時、 こんな眠そうな顔見せられへんやん? 時間あったら、仁右衛門センセのお屋敷も 訪ねてもみたい思うてるし。
(104) 2011/09/14(Wed) 00時頃
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ふぅ…… [芙蓉に何か売って貰えたかどうかはともかくとして、アテもない女はきょろきょろしながら広場をふらりふらりと]
あらぁ? 龍っつぁんやないの? 何してるん?
[的当の近くでもぐもぐしてる辰次を見かける]
これは? なぁに?
[そもsも的当が何かすらわかってない様子で、のんびりした声で尋ねながら、首を傾げている]
(109) 2011/09/14(Wed) 00時頃
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[傍らにいた巫女に今更ながら気がつく。ぼんやりしすぎて戻って少し休んだ方がいいのだろうかとも思いながら]
>>106 あらぁ……えっとゆりさんやったねぇ? 雷門さんの家の。昨晩はどうも。
的当いいますん? お祭りの遊戯やろか?
(111) 2011/09/14(Wed) 00時頃
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志乃は、ゆりの高得点ぶりに、わぁ…と手を叩いた
2011/09/14(Wed) 00時頃
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>>114 昨日会うたやん。うちの横にいた可愛い娘と なんや忙しない元気で可愛い眼鏡の子やん?
んーえらい丁寧に包んであるようやけど 危のうないん?
(ぼそ)まあ、うちなら大丈夫や思うけど?
(120) 2011/09/14(Wed) 00時半頃
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>>115、>>119
すごいなぁ。腕利きのまたぎみたいやん。 雷門さんとこの巫女さんは 詠って踊って戦える巫女さんなんやろか?
ほな、うちもやってみよう。 これ、少し持っておいてよ。 大事なんやから、こかさんといてね。
[同じ九十九の辰次に自らを預けると、腕まくりをしながら的当てへ]
よいしょっと……6点、3点、3点
(124) 2011/09/14(Wed) 00時半頃
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んー芙蓉さんのお薬>>117効いてるうちは 冴えとったんやけど……
意外と難しいんやな。
[安物の花飾りを受け取って、薬の袋をぶんぶん振りながら戻ってきた]
芙蓉さんおおげさやん。 ……まあ目は覚めたけど…これ何なんやろか? なんや酸ぃ薫りはするんやけど
(126) 2011/09/14(Wed) 00時半頃
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志乃は、沙耶そういえば沙耶はもう来てるんかなぁ?
2011/09/14(Wed) 00時半頃
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龍っつぁんおおきにな。 [丁寧に持っていてもらった自分を受け取りながらお礼を言えば>>125、ちょうどゆりが兎の根付を差し出すところだったか?]
折角の贈り物なんやから受け取っておきや。
[思った通り固辞して再び向かう辰次の背に一言告げて]
ふふ、男は意地っぱりやからなぁ。 それはそうとお祭りいうんは、活 気があってええですねぇ。 毎年こないにぎわいますのん?
[苦笑混じりにゆりに話しかける]
(138) 2011/09/14(Wed) 01時頃
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>>135 もぅ、危なっかしいなぁ。
[一瞬倒れかけそうになった自分に、目を見開きかけたが、事なきを得たようだ]
ほな、うち沙耶を探しもってもう少し見て回るから お二人とも仲よぅな。
また後で逢いましょうな。
[ひらりと手を振って、雑踏の仲へ*消えていく*]
(139) 2011/09/14(Wed) 01時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/09/14(Wed) 01時頃
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──くちゅん
[芙蓉から買った薬のせいだろうか、どうも先程から鼻がむずがゆい]
ややわぁ……
[顔を赤らめて恥ずかしそうに袖で口元を隠し、小走りで広場の端の方へ向かうのと、“意外”と評を戴いたのは同じ頃だっただろうか]**
(162) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/09/14(Wed) 01時半頃
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