156 カイレミネ島の雪
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[──ねえ、あたしはあなたに気付けるのよ] [だから、はやく、誰か、あたしに気付いてあたしを呼んで*]
(1) 2013/12/18(Wed) 00時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/18(Wed) 00時半頃
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まあ、シーのことは先生に診てもらってから考えよーぜ
[脳内では既にミナカタが猿も検診出来ることになっている]
薬は、追いつかないっつーか、量が問題っつーか 一人分の抽出に時間が掛かるみてーだな、レシピ見ると
[一瞬止まったブローリンの手に、そっと目を眇める。 冬将軍に取り込まれてる可能性のある人物ってどうやって見分けるんだろう、この事態を嬉しがってるとか、そういう感じなのだろうか。自分もそこまで考えていなかったから、首を傾げるしか出来ない。 癖になった首の包帯を摩る仕草をしながら、コートを羽織り、ブローリンと共にカフェから外へと踏み出した。ヨーランダの話しが伝わるのは、きっと、もうすぐのこと**]
(10) 2013/12/18(Wed) 00時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/18(Wed) 01時頃
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─診療所前─
[カフェを出て、ブローリンとシーの様子を心配しながら足を進める。と、何だか慌てた様子で診療所を出てゆく島民>>13の背中が道程で見えて、首を傾げた]
え、何だ…? 何か怪我人でも出たかね、屋根から落ちたとか?
[それを視線だけで追っていると、すれ違うようにこちらに向かってくるマユミ>>9の、どこか虚ろでぼんやりした姿。 膝を見れば昨日から少し増えてもいるようで]
マユミ…? どうした、危ねーぞ 何か慌ただしいみたいだけど、何かあったのか?
[ちょうど診療所の前で、そう言葉を掛けた**]
(17) 2013/12/18(Wed) 01時頃
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え、何。ヨーランダがどうしたって? ひとまず落ち着け。急いでねーし、ゆっくり聴くから
[>>22蒼白な顔のマユミが覚束なく言葉を綴る。 ヨーランダに幼馴染から手紙が来て、幸せそうだったこと。昏睡状態になったこと。それが冬将軍のせいだろうこと。話の前後は所々ばらばらだったが、概ねこうだろう。 ブローリンとその話を聴き、顛末を粗方知る頃には表情は険しく]
俺らさ、冬将軍を眠らせる為の薬を、さ 作ろうかなって話をしていたんだ …急いだ方が、良さそうだな 立ち話も何だし、マユミも怪我増えてるから診療所寄れよ
どんだけふらふらしてたんだ、身体、冷え切ってる
[自分の上着をマユミに掛けようとして、 ──告白とかされちゃうよ、というモニカの言葉を思い出して、一瞬、動きが止まる]
(28) 2013/12/18(Wed) 13時頃
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[初めて会った頃は、まだマドカも小さくて。何を話しかけても、おどおどと謝る言葉を繰り返されて、首を傾げていた。思えばあれは人見知られていたのだろう。 謝る回数が減って、普通に言葉を交わせるようになった頃。景色を見るのが好きだと会話の端で聞いた。だからよく外に居るのだと。
──だから薄暗い中、たまたま通りかかった家の前でぽつんと立っていたマドカに、最初、夕焼けでも見ていたのかと声を掛けようとして。指先に不器用に巻かれた包帯が赤く染まりきっているのを見て、慌てた。 どうしたと訊けば「包丁でざっくり切った」と低く返ってきた。 家の人は、と訊けば「居ないから待っている」と途切れ途切れに。 診療所に連れて行こうとしたら「帰ってくるかもしれないから」と首を振られ。 でも、そう言うマドカの目はどこか荒んでいて、何かを諦めていて、微かに震えているのに泣きもしないから、かける言葉も持ってなくて。
滲むマドカの痛々しさを見ていられずに、抱きしめた。
腕の中の、寄りかかりもせず、それでも抵抗しない強張らせた身体を、怖がらせないようにそっと背中を撫でてやるくらいしか出来なくて。 ──そういうことが、何度かあった]
(29) 2013/12/18(Wed) 13時頃
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[自分には年の離れた兄姉が居て、その行動をなぞっていたから、勝手にマドカの兄のような気持ちでいた。 だから、告白されるまで気付けなかった。 マドカはもう震える幼子ではなく、年頃の女の子なんだってことに]
(30) 2013/12/18(Wed) 13時頃
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[動けずに居ると、マユミの表情が変わる。 視線を追って振り返ればトレイルが診療所から出て行く>>20その背中が見えた。足取りは覚束ない]
トレイル…?
[声を掛けるもそのまま去っていく。 表情の凍るマユミに視線を戻し、でもモニカが言ってくれた好きだという言葉に勇気をもらって。マユミにばさっとコートを被せる]
とりあえず、怪我の治療もあるし診療所入ろうぜ シーも診てもらいたいし、先生を誘いたいし、さ
ミナカタせんせー、猿って検診できるー?
[重く冷たい空気を払うように、出来るだけ、明るい声で診療所の扉をくぐる**]
(31) 2013/12/18(Wed) 13時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/18(Wed) 20時半頃
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は? 俺? いや俺は流石に人間っす つーか別に怪我も悪化してねーんで平気っす
[よもやモニカ>>1:167にも猿と同じだと思われていたとは考え付いてもいない。普通に否定をする。 ブローリンとシーを先生に任せて、マユミも椅子に座らせ]
先生、あのさ、シー診ながら聞いてくれよ 俺とブローリンと、あとモニカかな、今んとこのメンバー 雪靴持ってて体力ある奴って条件で人集めてんだけど
雪雫草の花を、あの山まで、摘みに行こうかなって思うんすよ …冬将軍を眠らせる為の薬を作ろうと、思って
ヨーランダの話、聞きましたか、先生 俺らは今、マユミから聞いたんですけど
[マユミの様子をそっと窺いながら、怪我をする前、ティモシー爺の店で一緒に冬将軍の話を聴いた時のことを思い浮かべる。 もう、起きないんだろうか、冬将軍が居なくなれば目は覚めるのだろうか]
(41) 2013/12/18(Wed) 21時頃
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ヒューは、ミナカタに視線を向けて、
2013/12/18(Wed) 22時頃
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あ、シー大丈夫そう? 眠いだけならいーんだけど…
[続くミナカタの言葉に、診療所前で慌てた様子で出て来た島民の背を思い出す。そうか、ならばきっと冬将軍が動き出したのだと島全体に広がっているだろう]
うん、雪道だし徒歩になるし、 大体行って帰ってくるのに4時間くらいを想定してる 昼前に図書館近くの、あの、えー…白黒のカフェに集合で
[カフェ>>1:89の名前は思い出せなかったが、その説明で分かるだろう、多分。 賑わっていたし、人気店ぽかったし]
あ、昼飯はモニカが作ってくれるって言ってた 俺いま料理出来ねーし、仕事も雪掻きも出来ねーし うん、摘みに行くくらいなら、出来るかなって
…いいっすよね? 別にそんな難所って訳でもねーし
[怪我が悪化する要素は、多分ない。筈]
(47) 2013/12/18(Wed) 22時頃
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うっはあ、やっぱ先生分かってくれてるー! そーなんすよ、身体は健康なんですよ、大丈夫大丈夫! 雪靴あるし運動神経は良い方なんで!
[肩を竦めるミナカタに笑顔で返す。良かった、反対とかされなくて。 マユミの傷を診るミナカタに、そういえば、と首を傾げて]
あ、そんでね先生、薬作るのはいーんすけど、 それで誰に飲ませるのがいいのかってのが分かんなくって
…冬将軍に取り込まれた人って、見分けられたりするんです?
[話は聞いている。さみしいという感情がよく分からない自分は、冬将軍の行動理由は巧く呑み込めていない。だから見当もつかない]
(52) 2013/12/18(Wed) 22時半頃
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…さみしい、って、どういう感情なんすかね
会いたい人に会えないこと? 会いたい人が居ないということ?
[自分の心には常に誰かが居る。両親だったり、兄姉だったり、仕事仲間だったり、友人だったり、想い人だったり、様々な人が、様々なかたちで。 顔を合わせなくても、思い出すだけであたたかくなる、こういう気持ちに皆はならないのだろうか。相手が遠いところに居ても、喩え、死んでしまったとしても。 消えない。想いはここに残る。それを温めて人は生きていく。 そういうことではないのだろうか]
(53) 2013/12/18(Wed) 22時半頃
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[思考を巡らせ、そうしてシーとブローリンの揃えられたマフラーに視線は引き寄せられる。あたたかく包むもの、その作り手を]
(あー…もう数日会ってねーな、うん、会いてーとは想うな…) (でもさみしいとは違うんだろうな、この感情は)
[吊られた右腕を摩る。 もしかしたらあのひとは自分の怪我のことを既に誰かから聞いてしまっただろうか。見た目は派手だが本当に大したことはないのだ。人伝で聞いた方が大袈裟に伝わってしまう気がする。 心配を掛けたくないなら、会いに行って笑って話せばいいだけだ。 ほら、会いに行く口実は幾らでもあるのに]
(人の感情を踏み躙った罪悪感) (いや、これって自己嫌悪なんかな…)
[自分のきらいな自分を、好きな人に見せたいとは思えなくて。 心の中でさえ、名前を呼べずにいる]
(55) 2013/12/18(Wed) 22時半頃
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[もしマドカが冬将軍に取り込まれていたとして。 そうして、さみしいからと自分を眠りに誘うならば。 それはそれで、受け入れようと思う。それだけのことをした自覚はある。それで気が済むというなら、さみしさが埋まるというなら差し出そう。 ただ、]
(それでもこの心だけはマドカにやれない) (…ごめんな)
[口には出来ない身勝手な謝罪を、心の中で呟く。何度も]
(58) 2013/12/18(Wed) 23時頃
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[治療するミナカタの指先を、考え事をしながら見ていた。だからマユミの言葉>>57への反応は遅れてしまった]
…え
[何て言った、この少女は]
冬将軍に取り込まれた人が分かるかもしれない? えええええええ本当に!!!!???
[衝撃的過ぎて、薬で眠った人が、という部分が抜け落ちた]
(59) 2013/12/18(Wed) 23時頃
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[──ああ、何て邪魔なのかしら] [男の深層心理で少女のかたちをした思考がさざめく]
[あたしだけが分かっていればいい] [あたしの永劫のさみしさを微かに埋める“仲間”の存在を] [あたしだけが分かっていればいいの] [喩えあなたがあたしに気付けないとしても、この聲が届かなくても] [気付くことなく眠りの奥深くに沈んでしまったとしても]
[──だから、見分けられるあんたなんか要らない] [微かに届く歌声にその思考を綻ばせながら、少女は舞い、呼ぶ*]
(63) 2013/12/18(Wed) 23時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/18(Wed) 23時半頃
ヒューは、ミナカタに叩かれた頭を摩った。痛ってー
2013/12/18(Wed) 23時半頃
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あ、ああ…びびった。そうだよな
[ミナカタに叩かれて、続いた言葉>>64を聞いて、我に返る。 マユミの説明を聞くけれど、そんな嘘を吐いたとして彼女に何の利点があるのだろう、マユミがもしかしたら冬将軍の仲間かもしれない、それで皆を欺こうとしてるのかもしれない、そんな思考は回らない]
薬で眠らせた人限定っつってもさ、あれだ 冬将軍を退治出来たかどうかが客観視点で分かるんだろ? それってすげーありがてーよな、 いつまで薬を飲ませ続けなきゃなんねーのか不安にならずに済む
って、痛え痛え痛え、マユミ俺頭にも包帯巻いてる巻いてる つーか冬将軍て何人居んの?
[ぐりぐりされて、じたばたと言葉を返す]
(69) 2013/12/18(Wed) 23時半頃
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ん、まあ俺丈夫だから気にすんな?
[>>72マユミの軽い謝罪に、どっこいだからいいと笑う]
いや、俺も一人なのかなって思ってたけど、 もしマユミが冬将軍だと判じても冬が終わらなかったら、 マユミが嘘ついたって疑われたりしねーかなって、ちょっと思った
[首を傾げて、本当に思いついただけだと伝えるように軽く]
(74) 2013/12/19(Thu) 00時頃
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[>>64ミナカタからのさみしい、の説明を聞く。理屈ではないらしい。 喋りたくても喋れない。これは、別に。相手を想えば温かくなる気がする。 顔を見たくても見れない。これも喋るのと同じに思える。 ただ、最後に聞いた抱きしめて欲しいのに、という言葉に、一瞬、動きが止まる。視線が床へと落ちるのを誤魔化すように、左腕でマユミにぐりぐりされた部分を覆った。だからミナカタが窓の外に視線を向けて、思い描いた人物のことは気付けなかった]
あー…うん、先生、さみしいの説明、あんがと ちょっと分かった気がする
[マドカがどれだけさみしかったか。自分がどれだけ残酷だったか]
先生、抱きしめて欲しいのに、してもらえない、ってさー …あ、何か巧く言えそうにないから、やっぱいい
[一番欲しいものをあげられないのに、それでも未だに大事で抱きしめたいと思うのは、どれだけの罪になるんですか。 そんなこと問える筈もない]
(75) 2013/12/19(Thu) 00時頃
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あー…俺、あれだ、薬飲むのさ、 疑心暗鬼になって押し付け合いになるくらいなら俺、飲みたいかも…
いやまあ別に冬将軍に取り込まれたって自覚がある訳じゃねーけど
[溜息と共に、そんなことを吐き出した。 自己嫌悪と、仕事の出来ない身体を持て余した時間を。 薬を飲むことが誰かの役に立つことならば、受け入れたいとも思うから]
(78) 2013/12/19(Thu) 00時頃
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…マユミは強いなあ。ちゃんと自分の意思で立ち向かえるんだな うん、やれることをやろう。それぞれが、それぞれに
急いで雪雫草の花を摘んでくるよ …そんで、マユミがそれで冬将軍判じてくれるって、信じてる
あんがとな、マユミも気を付けて。主に膝とか
[>>79コートを受け取りながら言葉を返す。礼にははにかんで、笑う。 眠りを邪魔する、というミナカタとのやり取り>>81には、いや先生の方がよくそんなこと思いつくな、と返したかった]
(85) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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[──莫迦な人間たち。さざめく少女は深い場所で震える]
[あたしの前でそんな相談をしてる莫迦な人間たち] [邪魔をする? それこそあんたの方が邪魔よ] [あんたには永劫の孤独が分からないんだわ。だからそんな発想が出来るのよ] [押し潰されそうな苦しさをさみしさを何処かへ逸らすことも出来ずに] [だから埋めるの、白い雪で世界を包むの、すべてを染めるの]
(91) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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[トレイル] [それが邪魔な二人の大事な人の名前なのかしら] [ああそうね、きっとそう、ならば奪って差し上げましょう] [そうしてさみしさに染まってあたしに近付いて、そして眠って] [あたしは踊る、この腕の中で眠ってくれる沢山の道連れを呼ぶ為に]
(92) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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[さざめく少女は不機嫌にくり返す。宿主は本当に莫迦な男だと] [お前はあたしの生贄なのに] [雪雫草の薬なんてそんな猛毒を飲んだら最後] [あたしを取り込んだお前は、あたしごと永遠の眠りに落ちるのに*]
(93) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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[>>82マユミからトレイルの名前が出て、少し、照れた。 そんなことを直球で訊いてしまうとはマユミお前知らないんだな二人の関係を!と心の中で騒ぐけれど、むしろこちらが誤解だったりする。 だから>>88ミナカタの意味深な笑みには「むしろそれは先生じゃないのか」と問いたげな視線を返そうとしたら、また叩かれた]
ん。んー…まあ冬将軍がさみしい何かだってんなら、 俺はすげー不適合だとは思うんだけどさー…
先生もさみしがりなんすか …抱きしめます? いや、すんませんそれは俺の役目じゃなかった
[診療所前の沢山並べられた雪だるまを思い返して。その役目はトレイルじゃなきゃダメだろ、と一人で勝手に頷く。誤解もあって、二人の機微には気付けないまま、マユミの背中を見送った]
気を付けてなー
(100) 2013/12/19(Thu) 01時頃
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パティ姉は自慢の美人姉だけど、人妻っす まあ俺、今、右腕吊ってるから抱きしめるとか難しかった
…色々、あんがとございました 俺も、じゃあ、準備してこようかな 昼前にカフェで待ち合わせで。雪が酷くならないうちに
[立ち上がって、ブローリンとミナカタにそう言葉を掛ける。 去ろうとすると呼び止められて、そうして託されそうになる薬と伝えられた内容に、]
(103) 2013/12/19(Thu) 01時半頃
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…時間は、そうですね、寄る、くらいなら 先生、物置から雪靴探す時間も必要だと思うし、 ブローリンも雪靴取りに行くんだよな?
[弱い笑みで受け取ろうと左手を差し出す。 大事な人の為にと、凛として前を向くマユミの気丈さに勇気を貰おうか。逃げるのではなく、立ち向かうのだと、あの少女の強さを真似て]
うん、…俺、届けるよ、ジリヤに 心配だったんだ、この寒さで体調崩してないかなって
(104) 2013/12/19(Thu) 01時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/19(Thu) 01時半頃
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分かった、でもさ、酷くなってたり、しんどそうだったら、 先生は摘みに行くよりジリヤに付いてあげてて欲しいかな せっかく色々準備してくれるところ申し訳ないけども
[受け取った肩を叩かれる。ふと、力が抜けた。笑う。笑える。たぶんさっき>>104よりはずっと自然に。 ありがとうと言葉を置いて、また後でと診療所を後にする]
(106) 2013/12/19(Thu) 02時頃
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[少女のかたちの深層心理が男の足をひとつの方向へと進める]
[あたしを呼んで、あたしに気付いて] [届けられる愛の言葉はさみしい“仲間”にも伝わるといい] [ねえ昨日の夜に呼んでもらったの、海辺よ近くだったのよ] [会いたかったのにお前が早く眠ってしまうから] [行きましょう、愛の紡がれる声のする方へ]
(107) 2013/12/19(Thu) 02時頃
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─公園への道─
[さく、さく、時間と共に更に深まる雪道を歩く。そのうち小道に入る。人通りは少ない。ジリヤの店の方向に進んでいる筈なのだけど、ふと、寒空に響く澄んだ声音>>61に足を止める。 この歌声の主は、この声は、間違いなく。 実際に聴こえていたかどうかは分からない、けれど気にする部分ではなかった。違和感の無い範囲内での些末事。 公園の中へと足を進めて歌声の主を探せば、目に入るのは見知った白い傘>>56。 会いたかった。でも合わせる顔がなかった、一方的に。空気に溶ける白い息を吐いて、右腕の包帯と、左腕に抱えた薬袋に視線を落とす。目を瞑る。開く]
…ジリヤ、出歩いてるなんて、体調は大丈夫なのか
[声を掛けて、彼女の方へと足を踏み出した**]
(108) 2013/12/19(Thu) 02時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/19(Thu) 02時半頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/19(Thu) 12時半頃
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─公園─
え、ちょ、待っ、そんな急に動いたら…!
[>>118振り返ったジリヤの表情が変わるのを、持つ白い傘が取り落として賭けて来るのを、こちらも慌ててジリヤに駆け寄る]
だ、大丈夫だから! 昨日屋根から落ちたんだけど! でけーのは右腕の骨折だけだし、 左頬の傷の時より全然軽いくらいだし…!
…悪い、驚かせて、聞いてないとは思わなくて いつもならワンダさん辺りが大袈裟に伝えるからさ…
[触れる掌に、目を細める。この寒空の中に居ただろうに温かく、熱を帯びているように感じて、彼女の表情を探る。 いつも通り、大丈夫だと言うその背を支えようとして、しかし両手が塞がっていることに気付く。ままならないことが、もどかしくて]
(123) 2013/12/19(Thu) 18時頃
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手はなー、本当に、うん …大事で困るわ。雪掻きも仕事も何も出来ねーし
ジリヤを、運んでやることも出来ねんだから、さ …あんま無理してくれるなよ この天候じゃ車も出せねーしな
[いつかの市場>>0:90でのことを思い出す。あの時は仕事場がその近くだったから連絡が来て、動けなくなったジリヤを背負って車まで運んだ後に診療所へと駆け込んだ。 それ以降、遠出をする時は車を頼まれることもあったし、簡単なものならお遣いをすることもあったけれど。 ふと、笑みが零れる。 ほら、会ってしまえば。顔を見れば。罪悪感より自己嫌悪より、ただいとしさしか募らない単純な自分を知っていたのに、言い訳を幾つも重ねて心配までさせて]
ミナカタ先生から薬を預かってきたんだ 今日辺り熱を出してるんじゃないかって言ってた
[>>120力無くベンチに座ったジリヤの膝に、薬袋を置き。開いた左手で、雪に埋もれるように落ちたままの白い傘を拾う。 さっきまで居た子ども>>61の姿は見えなくなっていた。 白く、静謐な世界]
(124) 2013/12/19(Thu) 18時頃
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…さっきの、歌。さ。 所々分からなかったけど、故郷の歌なんかな
雪、懐かしい?
[不謹慎だとは思わなかった。自分ははじめて見る雪だが、彼女にとっては懐かしいものなのだろうと。 ただ、そっと、傘を彼女の上に差しながら、時間が迫るまでは、ただ、傍に居たくて**]
(126) 2013/12/19(Thu) 18時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/19(Thu) 18時頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/19(Thu) 20時半頃
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…ん。そ、か。
あー、あれ雪だるまって言うのか、トレイルが診療所に40個くらい? なんかすげー数の雪だるま作ったのがずらっと並んでた。
[>>128ぽつぽつと話すジリヤの声に耳を傾けながら、時々相槌を打って。 ──古い記憶。あの頃を思い出す]
(136) 2013/12/19(Thu) 22時半頃
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[──ジリヤと初めて会ったのは、10歳になる前くらいだったように記憶している。 当時の自分は身体が弱いってことがどういうことか分かってなくて、一緒に遊ぶ為に連れ出そうとして、存命だった先代医に物凄い勢いで怒られた。 窓から覗けば、大体寝ているか、ちまちま何かを作っているかで。
──なあ、何か一緒に遊べる方法、ないの?
そんな考えなしの自分の問いかけに、幼い彼女は何を思ったのか。 作っていた指人形をプレゼントしてくれた。外で駆け回る遊びしか知らなかった自分は、それが珍しくて、嬉しくて、どうやって遊ぶのかと聞いて、結構ボロボロにしてしまうまでその指人形で一緒に遊んだ。 その頃にはもう自分は大工見習いでこき使われ始めていたから、だんだんとジリヤのもとに通わなくなったし、そういう遊びをしなくなったのだけど。 だから市場で倒れたと聞いたとき。 驚いたけれど、嬉しかったのだ。ジリヤが外に出るようになっている、そう知れて。 ただ、駆けつけて、久々に見た彼女が。 窓の中の病弱な少女ではなく、自分と同じ世界に生きているちゃんとした一人の女性だったのだと。 自分の恋心をはっきりと自覚したのは、確かにその時だった]
(139) 2013/12/19(Thu) 22時半頃
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…俺もジリヤがこの島に来てくれて、嬉しいよ ジリヤはそう言うけど、俺も、いや俺だけじゃなくて、 きっと色んな人がジリヤから元気や温かさをもらってる さっき会ったブローリンとシーが、ジリヤのマフラーを巻いていたように
もう、いっぱい返してもらってるんだよ ジリヤがもらったと思っているのと、きっと同じくらいに
[>>130続く彼女の言葉。冬将軍を助けたい。 それは、今まで会っていた誰からも聞かなかった言葉で。自分もそうだが、どうやって冬将軍を見つけて退治するか、それを皆で話し合っていたから。 否定はしないが、戸惑い、言い淀む。でも、本当のことしか言えなくて]
皆が幸せになる方法、は、分かんねんだけど… 哀しませる人を増やさない為には、冬将軍を眠らせる薬を、 作った方がいいかな、って、話しになってる
[ぽつぽつと、薬を作ろうとしてる過程や、マユミの進言、ミナカタが冬将軍を邪魔をする方法を探していることなどを告げる]
(140) 2013/12/19(Thu) 22時半頃
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[少女のかたちをした思考が音もなくただ震えた] [もしそれを表現するとしたら、それはきっと歓喜の歌(第九)]
(142) 2013/12/19(Thu) 22時半頃
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[>>131力無く咳をする姿。雪と同化してしまうような静謐さ。 我儘を、と言われて視線を向ければ、ぽふ、と左腰に投げられた雪玉。 果敢なく笑う表情。そこに彼女が秘めている事柄には気付けないけれど]
(ああ)
[抱きしめたいな、と思う。 実際には右腕は包帯に吊られ、左手は傘を差しているのだから、出来ないと分かっているのだけど。静かに向けられた笑みに、目を細める]
俺、そろそろ行かないと しんどいようなら診療所までか、自宅までか、付き添うけど あー、バランス悪いからあんましねー方がいいかもだけど、 左腕で背負うことなら、出来る?と思う ジリヤがしがみついてくれないと落としちまうかもだけど
(148) 2013/12/19(Thu) 23時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/20(Fri) 00時頃
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ん。いや俺は叱られ慣れてるし、それくらいは別に…
[くすくすと笑って礼を言うその表情が堪らなくいとしくて。 少し迷ったけれど、触れる指、覗き込まれた笑顔に、堪えることが出来ず。 傘を返す為に伸ばした左腕で、ジリヤをそっと抱きしめた。雪と同化するかと思う静謐さは、しかし確かにこの腕の中であたたかくて]
(…好きだよ)
[嬉しいに決まっている。来てくれなかったら、会えなかった。 心の中でそっと呟いて、離れる]
本当に、無理はしねーでくれな やっぱり熱あるみたいだし、薬も飲んでくれ …帰って来たら、また、寄るから
その時までに熱を下げててくれよ じゃあ、帰り道、気を付けて。行ってくる
[顔を見られずに、傘を渡すとそのままジリヤに背を向けて走り出した*]
(165) 2013/12/20(Fri) 00時頃
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