人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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[生を擲ち死を選ぶ弱さを、疲れ果てた周は受け入れる。

昔、約束を交わした少女は、
寂しさに声を震わせていたけれど、その弱さを赦してくれた。>>*2

それに、共に在るときは常に自分の背を守り続けてくれた友が。
周が生き延びることを、誰よりも望んでくれた友が、一緒に帰ろうと導いてくれるのだから。

――きっとこれでいいのだ*]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[口角を伝うものは血混じりの唾液か。

正気を手放したくなる痛みに
耐えて、

──耐えて。]


 (───あ)


[それは不意に、
始まった時と同じように、唐突に消失した。]

(34) 2014/02/22(Sat) 23時頃

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【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[痛みのほか、
全ての意味がバラバラに引き裂かれて
形を成さなかった世界に
少年と少女の声が戻って来る。

夜通し燃えて、
爆ぜた火の粉の音さえ聞こえ]

 ──リッキィ?

[自分を抱き締める腕のあることに気がついて
菫色を瞬く。]

(40) 2014/02/22(Sat) 23時半頃



[周にとって、なにが一番幸いなのか。
 もしかすると、自分の与えようとしているものは間違っているかもしれない。
 でも、もう、それよりも、なによりも、彼に安らぎを。
 友として、彼になによりのねぎらいを。
 それが、死というものであっても]

 周、おでは…
 絶対おまーはかえっでぐるっで信じてただ。

[周の身体が尽きれば、その魂を引き出すように手を引っ張りだして、その肩を叩き、髪をぐしゃりかき混ぜた*]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[明之進はジャニスに嘆願している。


始祖を貫いた後、
妖気と呼んで差し支えないほどに
纏う気配の変容した危うい佇まいの後姿。

危ないからやめて、と。

ボクは大丈夫──。そう言おうとして]

 (あれ?)

[自分の発した声が、聞こえなかった。]

(41) 2014/02/22(Sat) 23時半頃

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【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[もう痛くないから。

もう一度声に出してみる。

舌は動くし、声帯は震えて、
ちゃんと言葉になっているとを示している。]

 (なのに──)

[音だけが欠け落ちて。

聞こえたと思った二人の声も、
燃え上がる炎も、また遠ざかる。]

(44) 2014/02/22(Sat) 23時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 

    (────あぁ)


[そうか。

『疑問』は『納得』へと、
ストン、と着地する。]

(45) 2014/02/22(Sat) 23時半頃

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【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 リッキィ、泣いてる?

[間近にある顔を見上げて話し掛ける。

やっぱり発した声は聞こえないけれど、
自分を抱えるリカルダの顔が、
とても辛そうに見えたから。

冷たくて、震える手を伸ばして、
昔に戻ったようにリカルダの上腕を撫でた。]

(48) 2014/02/23(Sun) 00時頃

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【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[二人とは違う方角から影が伸びて、
朝日を遮った。

リカルダを撫でる手はそのままに
影が生まれる地点に眼を向ける。]


 ─────……、ぃ

[舌が氷のように冷たくて
今度はうまく言葉に出来なかっただろうと思う。]

(51) 2014/02/23(Sun) 00時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[困ったように眉を下げ、
せめて昔のように笑ってみせようと、
唇の端を上げてみたけれど、
実際は、不自然に頬が引き攣っただけだった。]

 ぁけ、ちゃ、

[仕方なく、笑うのは諦めて。

傍に、霧のように在るだろう少年の名を呼び
リカルダを撫でていた左手で小太刀を抜いた。]

(53) 2014/02/23(Sun) 00時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[きっと、明之進にはまだ足りない。

逃げてゆけるようになるだけの、
人の生き血が。]


 み、ンな、

[霞み始めた視界に、
順に家族の姿を映し──]

 ──、

[生きて──。

唇の動きだけで、そう告げて]

(54) 2014/02/23(Sun) 00時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 
[震える手で、

『常磐』の──漆黒の薄刃を、
躊躇いなく己の頸へと滑らせた。]
 

(56) 2014/02/23(Sun) 00時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[既に多くを失いすぎて満足な圧を持たない動脈から、
それでも鼓動に合わせて
鮮血の細い川がぴゅうっと噴き出す。

急速に体温が喪われてゆき、
感じるのは寒さ。

ぼんやりと霞む意識の中で、
伸ばした腕を明之進の首に絡ませ、
次第に吹き上げる脈動さえ弱くなる首筋へと
引き寄せたのが最後の記憶。]

(58) 2014/02/23(Sun) 00時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[何かを口にしようと、微かに唇が震え──]

(59) 2014/02/23(Sun) 00時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ



[────それきり、絢矢の心臓は鼓動を止めた。**]

 

(60) 2014/02/23(Sun) 00時半頃

隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/23(Sun) 00時半頃


メモを貼った。


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 夢 ─

[冷たい手。
冷たい微笑。

しみ一つない母の手に手を添えられて
振り下ろす黒塗りの刃が母の膚を抉る。

細い頚から吹き上がる血は冬の小川のように冷たいのに
血潮に濡れて紅く染まった幼い少女は、


──菖蒲は、引き攣るように笑っていた。]

(64) 2014/02/23(Sun) 00時半頃

メモを貼った。


[今でも覚えている。

春、皆で摘んだ花のにおいと一緒に作った蓬餅の味。
夏、隙間から入ってきた虫と女の子たちの悲鳴。
秋、集めた落ち葉と焼き芋が焼けるまで待つあの期待。
冬、薄くて硬い布団の中でくっついていた互いの体温。

忘れたことは、一度もない。]


[醒めないで欲しいと思った夢。
取り戻したかった過去。

掴めなかった、未来。**]


メモを貼った。


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 夢の現 ─

 『おまえが男だったら良かったのに』

[鮮やかな紅の引かれた唇に美しい弧を描き、
手入れの行き届いた指で童女の髪を撫でながら、
母は口癖のように言っていた。

傍にいるのに、
笑っていてくれるのに、
童女はいつも突き放されるような寂しさを感じていた。]

 『おまえを産んだから、
    わたしはもう仔を産めないのよ──あや』

[嫋やかな手と玲瓏な声音で
日毎甘やかな毒を塗り重ねられた童女は
知らぬ間に、母の言葉に縛られる。]

(68) 2014/02/23(Sun) 01時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[童女にとって、
母の悲哀のすべてが己のせいで
母の悲憤のすべても己のせいだった。


何よりの罪は──、

母の産道を傷付けて、産まれ落ちたこと。]

(69) 2014/02/23(Sun) 01時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[父は母より忌憚なく接してくれたけれど
常磐緑の瞳がいつもどこか遠くを見ていたことも
敏感な幼子は感じ取っていた。

視線の先に、見たことのない『兄』を見て、
羨望と憧憬を、小さな胸いっぱいに詰める日々。]

(70) 2014/02/23(Sun) 01時頃

隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/23(Sun) 01時頃


[サミュエルが周へかける言葉を傍らで感じていた。
そのやりとりも、すべて。聞くつもりなどなくても、
その手は離れないのだから仕方ない。

だから]

……あなたはきっと、強くなれたはずなのに。

[同じ言葉は少しだけ、悲しげに。
少年たちに卑怯者だと言葉を投げつけたあの頃と、
零瑠を糾弾する言葉を投げた今と何の違いもない。

彼は自分がほしいものを持っていた。
“家族”を守る、力。それを行使する自由。

だから歯がゆく、だから悔しい。
当人にそんな様子が見えねば尚]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[父も母も己の元から去ってゆき、
一人残された広い屋敷で
己の罪を悔いて泣き暮らす日々の終わりに──。

母のくれた紅の海は、
菖蒲が罪に染まる前──、
母の胎内で浸かっていた羊水のような匂いがした。*]

(72) 2014/02/23(Sun) 01時半頃

メモを貼った。


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/23(Sun) 01時半頃


[感じる意識は、
いまある命と消え行く鼓動に向けて。

明乃進とリカルダと零瑠と――絢矢。
他の皆はみな死んでしまったのだろうことを知る。
それでも、自分の願いは姉のくれた刃という形で託せた、それは成就したのだろう。

願うべく幸いはどこにあるのだろう。
鬼とならなかった家族が皆死んでしまっては、
鬼である彼らの幸いが見つからねば、
父を殺したかった意味も、失われたに等しい。

見知らぬ人の安寧など、帝都の平穏など知らない。
――本当は、傍らに感じる彼の存在だって、生きて幸せでいてほしかった]


メモを貼った。


メモを貼った。


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/23(Sun) 01時半頃


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 孤児院の記憶 ─

[あや、という音しか持たなかった少女に
零瑠がくれたのは
意味と──切欠、だった。

それまで、少し距離のあった年上の少女と
共通の、仲間めいた意識が芽生え
たくさん遊び、たくさんはしゃぎまわった。


キラキラと煌めいた、在りし日の記憶。]

(77) 2014/02/23(Sun) 02時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[少女は零瑠が教える習字の時間が
割と、いや、とても好きだった。

字を書くことよりも
字を覚えることよりも
零瑠が書いた字を眺めている方が楽しかった。

四歳より以前の記憶のない少女には
その理由はわからなかったけれど
零瑠が書いた字を見ると、
時々泣きそうなくらい切なくて──

とても、嬉しくなる時があった。]

(78) 2014/02/23(Sun) 02時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[桜の花びらの舞い込む部屋の
障子に残された拙い画──。

兄の、『常磐』に描かれた少女は
誰からも愛される
純真で無垢な笑みを浮かべていた。


孤児院で、保護された少女が目を覚まし
霧のような少年の手をとって
最初に浮かべた赤子のような幼い笑みは
障子に描かれた『菖蒲』とよく似ていた──。*]

(80) 2014/02/23(Sun) 02時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 『常磐』 ─

[繰り返し囁かれる母の毒は
童女から、純真さと笑顔を徐々に奪う。
いつしか童女の笑みは
遠慮がちでぎこちないものへと変化して行った。

父の膝で兄に会いたいと希(こいねが)った、
真っ直ぐに笑うことをしなくなった童女は
父が兄を探しにゆくと言った時、
確かな期待と喜びで父を送り出した。


父と、父の先妻の愛を受けた『兄』なら。

望まれなかった『妹』にも
溢れるような愛情をくれるかもしれない──、と。]

(84) 2014/02/23(Sun) 03時頃

[眠る前に何処か遠くで聞こえた声

自分にとっての家族は、何だろう。
なんて考えないで済む相手なんだと思う。
そこにいるのが当たり前で、離れていても繋がってて。
どんなことがあっても、裏切らない。
なんの見返りも求めないでいられる。

そんな、関係。

大好きな家族。
忘れないよ。どんな小さなことでも。
また一緒に暮らして、いっぱい話をしよう。
だから、今は寝かせてくれないか。

もう動かない唇で告げる言葉

おやすみ。零留、おやすみ。また――**]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[屋敷の外の危険を承知で
童女が抱いた利己的な願いは父を殺め、
『常磐』の名をも、少女は罪で穢した。

漆黒の二刀が兄──『常磐』は最後に、
罪の根幹たる少女の命を断ち、贖いを終えた。

最期に絢矢が、
──菖蒲が口にしようとしたのは、

父と、母と、
結局会うことのなかった兄への───**]

(85) 2014/02/23(Sun) 03時頃

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