112 燐火硝子に人狼の影.
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[狼の耳に、男の囁き>>8は聞こえたか。 聞こえていたとしても、まだその真意を捉えてはおらず。
扉が開き、少女を庇うように立つシーシャ>>11は、 赤き声のみでの、獣としての名を紡いだ。 その上で、「説得」が失敗に終わった事を告げる違和感に、 わずかに眉を潜め。
どこか焦りを帯びたようにこちらへと詰め寄る足に、 獣としての本能が警告を鳴らした。]
そうですか。 それは残念です。
[どの選択肢も選ばないならば、 こちらが少女に用意する結末はひとつで。
謝罪は不要と声を返すより先に、首へと伸ばされる、腕>>12。]
(14) 緋灯 2013/02/08(Fri) 23時頃
|
|
[本質は完全には重ならずとも、 同じ声を共にする者として、気を赦していたからか。 回避は遅れ、男の爪先が首の皮膚へと。]
――――っ
[瞬時、僅かにぶれ、鈍ったその動きに。 逃れるように床を蹴って、跳ぶように距離を取った。
ちり、と爪が掠めた首筋に痛みが走る。 喉元を狙うように、赤い筋ができていた。]
どういうつもりですか?
[問いかけるも、その声は警戒を多分に含み。]
(15) 緋灯 2013/02/08(Fri) 23時頃
|
|
あなたもあたしの邪魔をするんですね。
[眼鏡の奥の瞳は鋭く、細く。 わずかに前傾姿勢を取りつつ、隠していた牙を顕に。
少女の姿をした人狼は、少し前まで 「サリス」と親しみを込めて呼んでいた相手を、 すでに「敵」として認識していた。]
(16) 緋灯 2013/02/08(Fri) 23時頃
|
|
ええ、そうですね。
[少女を庇うように立ち、こちらを睨みつける男>>20。 正面からぶつける目は、獣のものへと変化していた。
牙は太く、爪は長く鋭く。 髪と同じ色の体毛が表皮を薄く覆い、 獣の耳が髪の隙間から現れる。]
――――る、
[邪魔だとばかりに眼鏡を床へと払い落とし。 完全なる獣へと変わる手前の姿で、 威嚇の意を込めて、獣は低く喉を鳴らした。]
(23) 緋灯 2013/02/09(Sat) 00時頃
|
|
[男がこちらへと向かってくるようならば、 その喉元へと牙を、爪を向け返り撃つつもりだった。 腰を引き、膝に力をためる。
しかし、男は足を、手を獣へ向けることはなく>>25、 背を向け少女と共に走り出した。>>26。]
逃げられや、しないのに。
[未だここは檻としての体を成している。 走り去る二人の背を眺め。 ゆっくりと歩き出した。]
(28) 緋灯 2013/02/09(Sat) 00時半頃
|
|
[追いつけば、すでに彼らは対峙していた。>>27>>29 少し距離を置きながらも、 位置として、退路を断つように道を塞ぐ形となった。]
…………。
[震えてばかりいると思った少女は、 人ならざる存在を前にして凛とした声を張る。>>31
誰かのために命を捨てる。 その愚かさに胸がざわめき、目を細め。 少女の、同胞の、男の声を静かに聞くだろう。
――その感情が羨みと、未熟な獣は未だ理解していない。]
(36) 緋灯 2013/02/09(Sat) 01時頃
|
|
[少女の願いを。男の望みを耳に。
月明かりの下、目の前で繰り広げられる光景は、 まるでひとつの舞台ようにも、神聖な儀式にも思えた。
同胞である男の牙が、顕とされた白い肌に影を落として。 鈍い音と共に、床に開く赤の花。 魅入られるように散り散りに咲くそれらを見つめ。
差し出された臓腑に、足を前へと。]
(57) 緋灯 2013/02/09(Sat) 10時半頃
|
|
[膝をつくサリス>>49は、傍を通る間も微動だにしないまま。 ちらと視線を落としたものの声をかける事はせず。
少女の命の名残を刻むそれを受け取れば、 まだ温かな心臓は、拍動を掌へと伝えていた。
血に濡れたそれにそっと口付ける。]
メアリーさん、ありがとうございます。 いただきますね。
[目蓋を閉じたままの少女は柔らかな表情をしていただろう。 最初の日にシチューを供してくれた時。 あの時かけた感謝と同じ音で告げ、
それが最後のひとつを刻み終えるより前にと、 命の証に牙をつきたてた。]
(58) 緋灯 2013/02/09(Sat) 10時半頃
|
|
[零れる血が口元を、服を、腕を塗らしていく。 最早それに気を止めることはない。 手の内から溢れる血を少しでも零さぬよう啜った。
服を取り、新たな場所を裂く時も、 その手つきは丁寧だったか。
食餌が進めど、首より上に手をつける事はしない。 彼女の安らかな眠りの証を傷つけるのは躊躇われたから。]
ご馳走様でした。
[飢えを満たす目的よりも、 己の力の源として、糧とするための食餌は終わる。 終わった事をその一言で示し。]
(59) 緋灯 2013/02/09(Sat) 10時半頃
|
|
夜が明けるより先にここを出ます。 あたしは、先に。
お二人は、どうぞご自由に。
[すでに新たな獲物は必要とはせず。 己の邪魔をしないのであれば、 サリスへ向ける意識は薄らいでいた。 そもそも彼について決めるのは、己ではなく同胞にある。
血に濡れた姿のまま、向かうはエントランス。 光を喪っている硝子を見つめ、しばし佇む。
誰も姿を現さなくとも。 この硝子に再び色が差す前に、行動を起こすだろう。]
(60) 緋灯 2013/02/09(Sat) 10時半頃
|
ケイトは、オスカーをそのまま捕まえてもふもふぎゅうぎゅう
緋灯 2013/02/09(Sat) 22時半頃
|
[月が僅かに傾き、薄雲に翳る。 再び夜空にはっきりとその色浮かび上がる時、 そこに在ったのは完全なる獣の姿だった。]
――――る、ぅ
[かつてなく力が体内を巡る。 飢えないだけの食餌しかしてこなかった身は、 生まれて初めて人狼としての本分を発揮しようとしていた。 昂揚する気分に、喉を鳴らす声は歌うよう。
扉から距離を取り姿勢を低くする。 力を溜め込むように足を折り、顎をあげて、息を止め。]
(71) 緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
|
|
――外へと続く扉を、ぶち破った。
(72) 緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
|
|
[集会所の周りには、いくつかの篝火。 扉を破壊した獣の体毛は、その光を反射して赤く輝く。
『人狼だ!』 『撃ち殺せ!!』
自警団の男達が叫ぶ声が闇夜に飛び交う。 銃を構えた男が狙いを定めるより先に、 相手を着地点として跳躍した。
慌てて闇雲に撃った一撃は掠りもせずに、 獣は男の肩を押さえつけるように地面に押し倒す。]
(73) 緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
|
|
ぅ、るガぁッ
[食いつかんばかりに至近距離で口を開き威嚇すれば、 男は情けなく細い悲鳴をあげて白目を剥いた。
情けない、と嘲笑は獣の姿では男達へは伝わらなかっただろう。
他の男が撃った一発が背を掠める。]
……仲間がいても撃つか。
[ぐる、と喉を低く鳴らし。 眼光をそちらへと向ければ、男達は怯んだか。]
(74) 緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
|
|
[このまま、ここにいる男達を皆食い殺してやってもよかった。 その方が後の邪魔も入らず、 人狼の存在を知る者は少なくなる。
それでもしなかったのは、 先程の食餌の味をまだ忘れたくなかった故の気まぐれか。
あるいは、彼女の願いを叶えてみたくなったからか。]
(75) 緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
|
|
[男を踏み台に、闇の奥へと。
人の足で追い縋るなど無謀というかの如く、 迅く、迅く、夜を駆ける。
月明かりを浴びて本来の姿のまま、自由に。 鳴る銃声は徐々に遠く。
――― オォォ、ン
遠吠えを、ひとつ。 それは弔いか、別れか。
そして、獣の姿は闇に溶けた。]
(76) 緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
|
ケイトは、メアリーをなでなでした。
緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る