95 File.2:Do you Love me?
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……へっ?
[後ろから怒鳴られた>>268 思わず間抜けな声が零れたものだが、]
放っといたって、来んのが殴り担当だろーが!
[視線は遣らずに怒鳴り返し、に。と、笑う。 そのついでに頬の血が口に入って、鉄錆くさい味が広がった。]
(274) 2012/06/30(Sat) 02時頃
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[骨に棒の当たる手応え。続いて高く響く金属音>>279 メスが白い床を滑り行く。 それへちらと視線を遣って、ぐいと手の甲で頬を拭った。]
[ べたり ]
[血の赤が肌を汚す。 痛みに顔を歪めたモリスが、再び懐に手を入れるのを見た。 きらりと刃が光を弾く。]
(283) 2012/06/30(Sat) 02時半頃
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っ、の。まだ持ってんのかよ…!
[視界の端に、ワンダが見える。 蹴りをかわされ、再び姿勢を低くしている。 恐らくはモリスに体当たりか、再びの蹴りを繰り出すつもりだろう。
────ならば、今すべきは。]
(284) 2012/06/30(Sat) 02時半頃
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…ッ、来いよ!!
[咄嗟に、黒鞄を盾にする形で引き寄せる。 あれに突き刺されれば、ただでは済むまいという予感があった。 だから防御する、その動きで、]
…───ッ!!
[刃が次は、黒鞄を引き寄せた左腕を切り裂く。 肌に書かれたアナグラムが、血に染まった。 それに構わず、逃げるではなしにモリスへ向けて肩を突き入れる。 丁度斜め後方、ワンダの攻撃と挟撃とするつもりで。]
(285) 2012/06/30(Sat) 02時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 03時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 03時頃
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[一度目の攻撃は、鞄で凌いだ。その次の攻撃>>291は、]
─────…!
[灼熱が脇腹を灼く。ぐ。と、腹に力を篭めた。 間近に睨みつける、双眸に満ちるのは殺気。 ぐ。と、右腕を引いて渾身の力で麺棒をモリスの腹へ突き立てる。 同時に、急所めがけて鋭く膝を蹴り上げていた。]
(294) 2012/06/30(Sat) 03時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 03時半頃
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……はっ…、
[蹴りは急所を少し外したか。 未だ立つ様子に、皮肉な笑みが口の端に浮かぶ。]
ったく。がんじょー…な、やつ…
[からりと右手から麺棒が落ちた。 モリスが離れるならば、それを追う力は最早ない。 傍らに来たワンダに支えを求めて腕を伸ばす。]
(300) 2012/06/30(Sat) 03時半頃
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わーり、ちょっと肩…、貸せ。 あ。めんぼー…
[拾ってくれないか。とワンダに目を向ければ、 面倒くさそうに顔を顰められた。 いつも通りの反応に、にやと笑う。 視界の端、レティーシャはもう動かない。]
… ホケンシツ、
[ずり。と、ワンダに額預けて囁く。 流れる赤が、自らとワンダの白衣を赤く*汚した*]
(301) 2012/06/30(Sat) 03時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 03時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 03時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 07時半頃
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ぁんだ……?
[ワンダに肩を預けたその向こう。 ガラスケースの中に、先の騒ぎの最中には気づけなかった変化がある]
… へえ。人が死ねば、本当に止まるんだ。
[緑の色>>304をそう解釈する。 つまりはそういうことなのだろう。と、動かない小さな姿に視線を流す。 ざわりと背筋を揺する何かの感情。その名前は未だ*知らない*]
(308) 2012/06/30(Sat) 07時半頃
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ってーな。あだだ、もっと優しく…
[口調には相変わらず深刻さがない。 ワンダがモリスを警戒する様子に、そちらも任せてしまうことにした。 ずるずると半ば引っ張られるように格好悪く、連れて行かれる。]
うぇ。やっぱ人多いよなあ。…おう。
[東部屋に入らない判断に頷いて、任せるまま。 外周廊下の片隅で、漸くそこに座り込む>>330]
(338) 2012/06/30(Sat) 12時頃
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― 外周外側通路・東→南部屋途中 ―
んー。主にここ。 あとこっち…は、あとでいいや。
[じとりとした目に、一番痛かった腹を捲ってみせる。 傷を初めて目の当たりにして、おお。と、間抜けな声が出た。]
……本当に傷だな……、
[どこか感心したようにまじまじと見る。 黙っていろ>>331と言われて、]
(339) 2012/06/30(Sat) 12時頃
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……っ
[強く押す力に、自然と息が詰まる。 痛みに顔が歪んだ。きつく布が巻かれると、自然と息が落ちる。]
はーーーーー……っ
なんか、刺さったよりこっちの方がいてーんだけど、気のせいか?
[ぼやいた。]
(340) 2012/06/30(Sat) 12時頃
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消毒?んなもん舐めときゃ治る…あー…。 わりぃけど、こっちも頼むわ。巻いて。
[残る傷は頬と腕。 どちらも血は止まっているものの、左腕は少し深い。 袖を捲ってその様子を確認し、袖を裂くように力を篭めた。 既にメスに切り裂かれた袖のこと、裂くに難しいほどではない。 ワンダの手を借りて、左腕に布を巻きつける。]
ああ、ったく……
(341) 2012/06/30(Sat) 12時頃
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『Cubicle He Smoke Rot』
[解けずとも、いい加減見覚えた単語の羅列。 そのメモが血に濡れて、白い布に隠れる。 もうひとり、この言葉を託した相手が居た。 短い間言葉を交わした相手だ。───もういない。]
(342) 2012/06/30(Sat) 12時頃
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…聞き、損ねたよなあ。
[ぼんやりと口にする。 メスに切られた黒い鞄から、白い花が一輪ぽとりと落ちた。 ふと、夢見るような声が脳裏に淡くよみがえる>>1:306]
空…、見えてんのかなあ。
[ぼんやりと、ワンダと同じように空を仰いだ。 目に、じわりと白が染みて*痛かった*]
(343) 2012/06/30(Sat) 12時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 12時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 17時頃
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かーもな。邪魔くさかったから殴ったけど、 向こう、リンダにも睨まれたぜ。僕。
…恨み買うの、まずかった?
[何ひとつまずいと思っていない顔で、唇の端をあげる。 鈴蘭の花をコップに活ける風に、ああ。と、頷きひとつ。 自分は鞄の中の水を少し口にして仕舞っただけ。 頬の傷は布で拭っただけだから、斜めに赤く生々しい。]
(354) 2012/06/30(Sat) 18時頃
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つーか、せっかく殺りあってんの邪魔するとか超うぜえし。
[こつ。と、首輪を指で叩き、]
ツルんでたらやっかねえ。 僕ならお前庇うより先に、相手殴っけど。
[だらっと壁にもたれたまま返す。 脇腹がじんじんとリズミカルに痛むのが、少し愉快だ。]
(355) 2012/06/30(Sat) 18時頃
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あーーー。あれ反則じゃね? つか、1本じゃねえし!
ああああ…、あれ奪ってやれば良かった… あれ何本持ってんだよ、あいつ。 てかさー、注射とかって明らかに乱戦向きじゃないだろ。 ただのトドメ用だろ。マジでだっりい…
[痛みを紛らわせる口数は多い。 更にはどっかで聞いた口癖が半ばうつってる。 提案>>353には目を向けて、おうと頷き、]
(356) 2012/06/30(Sat) 18時頃
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包帯でも巻いとくかと思ってたんだけど、 本でもいいかも知んない。 あとはお前もさ、何か持っといた方がやっぱ良くね? 蹴りだけじゃダメ足りてねーし。
[よいしょ。とばかりに立ち上がる。 拍子に、メスに切られた黒鞄の腹がべろっと伸びた。]
(357) 2012/06/30(Sat) 18時頃
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うええ…。あとで補充すっかなあ。 ったく大事な鞄を傷物にしやがって。
[チッと舌打ちひとつ。]
あいつ、マジうぜえ。
[言葉とは裏腹に、愚痴を零すのは軽口の口調。 壊れかけの黒鞄を、やれやれといった調子で抱え直す。 存外とまともな足取りで向かうのは、南書庫へと*向け*]
(358) 2012/06/30(Sat) 18時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 18時頃
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― 外周外側通路・東→南部屋途中 ―
おう。ま、恨まれんなっつわれても手遅れだしな。
[あっさり鼻を鳴らして、傍ら>>359を見る。]
… だーろ?
[に。と、纏めて返す。 ワンダは次もそうするだろうとしか思っていないし、 自分が彼のような行動をするとも思っていない。 更に言えば、モリスの行動にラルフは理解が及んでいない。]
(368) 2012/06/30(Sat) 20時半頃
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あ?こっちが刺されてんだから、 背後から奪うのがパーティメンバーの役目じゃねえの? ったくよー…
お、目か。いいな。 じゃー、次にやつが沸いたら目を狙うか。
───んあ?
(369) 2012/06/30(Sat) 20時半頃
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ラルフは、ワンダの差し出すコップをしみじみと眺めて、
2012/06/30(Sat) 20時半頃
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つーかさ。今はまだ中身入りだし。ほれ。
[ごそりと鞄から注射器を取り出した。 その中には、確かに得体の知れない液体が満たされてある。 ラルフはそれを天井にすかし、ためつすがめつして、]
この中身なんだろーなー。 武器ってくらいだから…、ああ。 誰かの持ちもんに注射してもいーけど。水とか。 でも都合よく水なんか落ちてねえしなあ。
やっぱあれだな。注射注射。 試してみるか?
(370) 2012/06/30(Sat) 20時半頃
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[に。と笑うのは意趣返しだ。 ラルフはコップの水を少し眺めて、また破れ鞄から水を取り出した。 半分くらいまで飲んでから、]
お前、水貸せ。飲み水纏めちまおうぜ。 毒水はこっち。
[透明な水の容器を指先で振ってみせる。 鈴蘭を活けた水はどこまでも透明で、見分けようがない。]
(371) 2012/06/30(Sat) 20時半頃
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あーー、どうすっかな。 つか、鞄の中に本入れたらさー。 これも結構盾になんぜ。刃物には有効だろ? お前もやっとおくといーぜ。薄くて固めのやつ入れとくとか。
……これ結構いてーし。
[だらだらとした歩調で歩く。 振動が少なければ痛みは少し少ないし、 この見通しの良い廊下では不意打ちの可能性もほぼないだろう。]
(372) 2012/06/30(Sat) 20時半頃
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つか、なに?それ気遣ってるわけ?やっさしー。
[しし。と笑った。 いつものように逃げようとすれば、 痛みに顔を顰める羽目になるのだが。]
…… ったー…、
[脇腹を押さえる。 交わる瞳に、ラルフはべ。と一度舌をつきだして*おいた*]
(373) 2012/06/30(Sat) 20時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 20時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 23時半頃
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─ 書庫 ─
[ワンダが蹴りあけた>>362あとに続いて書庫に入る。 探して見るのは、今は資料となる本ではない。 誇りっぽい室内を、ぐるり見渡す。]
あーんま分厚くてもな…… …っと。おい、サボってんじゃねえぞ。こちとら怪我人だ。
[実際のところ、腕を伸ばすと脇腹が痛む。 左腕は庇うように垂らしたまま、右手のみの作業だ。]
(403) 2012/06/30(Sat) 23時半頃
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お。あー、これとかいんじゃね? 鞄に…入る入る。お前も入れとけよ、ほら。
[薄めの本を見つけて鞄に突っ込む。 いい感じに穴が塞がれて、ラルフは満足の息をついた。 更に雑誌のような本を幾つかワンダと共に選んでいく。]
てかさあ、やっぱ包帯欲しいよなー。 これを胴体に巻きつけんなら、包帯で固定すんのが楽っぽくね? ま、取りあえず……
[本を傷を押さえた布の上からズボンの腰周りへと挿してみる。 圧迫するとじくりと傷が痛むが、背に腹は変えられない。 が。ふと、ワンピース姿のワンダを見た]
(404) 2012/06/30(Sat) 23時半頃
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その格好じゃ固定できねーだろ? ったく……
[異性の存在を気にする風もなく、上着を脱いだ。 ハイネックのそれは、既に血に汚れてしまっている。 その無事な右袖に手をかけて、]
(405) 2012/06/30(Sat) 23時半頃
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……ビッ…
[引き裂く。更に縦に引き裂けば、少しいびつな包帯となる。 その布切れを、ワンダへと放って投げた。]
腹にぐるっと巻いとけ。 いつ刺されっかもしんねーしな。 あーあ。ったく。涼しくなっちまって……
[再び上着を着なおせば、両の袖がなくなっている。 ひどく、すかっとした服装になってしまった。 血の滲んだ白い布を巻いた左腕が、妙に目立つ。]
(406) 2012/06/30(Sat) 23時半頃
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ま、いいか。……っと…。
[ふら。と、足元が揺らいだ。 埃っぽいスツールに、どしんと尻が落ちる。]
…わり。ちょっと休憩。
[傷を押さえて、は。と、苦笑混じりの息を*零した*]
(408) 2012/06/30(Sat) 23時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/06/30(Sat) 23時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/07/01(Sun) 00時頃
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