人狼議事


298 終わらない僕らの夏休み!

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視点:


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/*
宍井wwww気づいてませんでしたwww
お二方とも中身会話解禁ありがと〜!と言いつつ一応表と赤ログの雰囲気見ながらぼちぼちと遊ばせてもらおうと思いますよ!何かリアクション見えたほうが良い瞬間もあろうからまあぼちぼちと!メモ連打にはなったらごめんな!


/*
あっ私も全然平気なのでそっちをもっと早くどうぞしたらよかったですね
ちょうど頭がパァンしてた時にPL発言でした質問があんま意味ないやつだった事をお詫びしたい気持ちしかないです

灰でずっとべらべら喋ってたのでエピローグが来るとレイちゃんの赤ログが雛子杯で無限に優勝している事がばれてしまう…引き続き楽しみにしておりますー!


─ 9月1日 ─

[目覚ましとともに起床して、パジャマから着替える。朝食に呼ばれる前までは、昨日まで解いていた赤本の復習に時間を充てる。]


……、ん?

[朝早くから携帯が鳴った。
見慣れない名前があって、メッセージもよくわかない。あ、いや、出口、は確か野球部の出口か。と思考が遅れる。]

『久しぶり、出口。
昨日は家にいたからプールには行ってないよ。
もしかして誰かと間違えて送ってない?』

[そう、返信した。]**


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/*
あーーっ解禁されたのでせっかくなので!
>雛子先輩
めちゃエモ襲撃ありがとうございました!!縁故薄くて大変だったろうにそこを活かした最高の襲撃かつ表ログへの影響激ウマでめちゃめちゃ楽しかったです!


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/*
>根岸くん
こちらこそ芽生えはじめた彼の未来への光…がかわいくて知らずに摘み取れたと思うとめちゃ嬉しかったししつこく何回も反芻して味わってはにこにこしてたくらい楽しかったです!ありがとうございましたー!


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【人】 綿津見教会 マナ

― 回想/4度目の9月1日:奏生橋・日没前 ―

[プールの後、秋山くんを他の皆に任せて奏生橋へとやってきた。
目的は、万が一秋山くんがやってきたときに止めるため。
それともう一つ。
涼やかな水音を聞きながら、橋の真ん中、欄干に身を寄せる]

[川は沈みかけた夕日に照らされ赤く、空は夕暮れと夜の合間の紫に染まっている。
誰そ彼時を過ぎ、逢う魔が時に入る頃合いか。
見下ろしていたところで、吸い込まれるように飛び込みたくなんてならない。
ましてや、こっちにおいでと誘うような手など見えない。
怪談だからしょうがないが、ネット上の話は怖がらせる事に重きが置かれている。
伝承から見ると死に纏わる事が多くとも、この場所の本質はそうではない。
私はそう思う]

(38) 2019/09/08(Sun) 18時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[この場所に願われるのは、安寧や救いだ。
時代や運命の犠牲になった人たちの事を悼む川。
せめてもの救いがあって欲しい、という祈りの場所。
たとえ、それが生きているものが身勝手に抱く感傷だとしても]

[だから、私はこの場所で彼女が安らかであれるように願う。
昼間、プールの中で感じた一瞬の肌を灼くような熱さ。
それに、彼女がこれ以上囚われることの無いように]

[半分に折った紙を切り取った、左右対称の人形。
その右側に、メイカ ヒナコとその名を書き込む。
左側に書き込んだのは、それは願いですらない言葉。
【私は忘れない】、と]

(39) 2019/09/08(Sun) 18時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[手を伸ばして、紙を摘んでいた指を離す。
空気や風の影響を受けて、ひらりひらり舞うように落ちていき。
はらり、水の流れに乗る。
赤の中に落ちた、一滴の白は遠く遠くへと流されていく。
私はそれが見えなくなるまで……見えなくなっても、ずっと眺めていた]

(40) 2019/09/08(Sun) 18時頃

【人】 綿津見教会 マナ

― 回想/4度目の9月1日:自宅・夜 ―

[今日は受験の話をしよう。
ほら、最近勉強から少し離れているようだし]

[正直のところ、ここまで無理をしなくても入れる大学はある。
努力は必要だが、今ほど苦しむ必要はない大学。
なんなら、努力をさほど必要としない大学も。
じゃあ、なんでこの大学を選んだのかといえば、ある日朝起きた時に居間のテーブルの上に置いてあったからだ。
この大学向けの参考書や問題集が]

[それからは、必死になって勉強してきた。
表向きはだが、受験を理由に部活をやめたし。
友人との付き合いも最低限に。
それでも、成績は伸びることなくむしろ下がって来たようにも思える。
もちろんただ詰め込むだけでなく、効率的な学習法を参考にしているし、講習などにも通っている。
それでもダメなのは何か他に原因があるのではないか。
例えば、定期的に見ることになる模試の結果に書かれた、順位とか判定ランクとか]

(41) 2019/09/08(Sun) 18時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[え?何?疲れてるからもういいって?
そりゃそうか。
おやすみ]

(42) 2019/09/08(Sun) 18時頃

【人】 綿津見教会 マナ

― 5度目の9月1日:自宅・朝 ―

[今日も今日とて、制服姿のままで居間に立つ。
制服に濡れた後はなく、完全に乾いている。
塩素の匂いもしない。
そして、もちろん予備の制服でもない。
だから、もしかしたら9月2日なのではという私の気持ちはスマートフォンに表示された日付に簡単に打ち破られる事となった]

(43) 2019/09/08(Sun) 18時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[昨日、会堂くんから送られてきた(>>3:199)【誰かの「明日」を引き換えに、ループが発生する】というメッセージを思い起こす。
また、9月1日が訪れたということは誰かが【明日】を奪われたということだろうか。
既に届いているメッセージとグループチャットを確認する]

[まず、最初に届いていた(>>6)のは出口くんのIDから。
会堂くんが忘れてしまった、と書かれている。
会堂くんが……。
……今日のために引き換えにされたのは会堂くんの【明日】なのだろうか。

『会堂くんが
連絡ありがとうございます』

そう返して、それ以上はグループチャットの方で共有したほうがいいだろう]

(44) 2019/09/08(Sun) 18時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[グループチャットに既にある書き込みは、岸さんと澪ちゃんのもの。
会堂くんは、憶えていない事が既に判明しているから既に外されているのだろう。
出口くんは先にメッセージの方をもらっているから、大丈夫。
颯成少年は……どうなのだろうか。
最初は秋山くん一人、次が二人、そうしたら今度は三人でもおかしくはない。
……まだ、反応をしていないだけかもしれない、決めつけるのは早計か。
そして、ヒナコさんのメッセージもない。
いつものあの子なら、もうBBQの話に食い付いて居ても良さそうだけど。
……だから、そういう事なのだろう。
いつも。
そんなふうに思ってしまうくらいには繰り返しているのだな、なんて思った]

(45) 2019/09/08(Sun) 18時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[そんなふうに、物思いに耽っていてもしょうがない。
というか、さっさと反応せねば心配を掛けてしまう恐れもある。

『おはようございます。
今日もきっと暑いでしょうからお気をつけて。
BBQは、どうしましょうね。
私のやりたい事はこれまで叶えてもらいましたし、もう十分かと。
他に、この夏にやり残したことがあったりする人がいたらそちらを優先しましょう。
なければBBQでもいいかもしれません、忘れてしまった人を見守る名目になりますし』

9月1日が来たということは、まだ残りの9月1日同盟の中に9月1日が続く事を望んでいる人がいるかもしれないということ。
誰かの【明日】を引き換えにしても。
もし、9月2日を迎えるのが嫌でそうしているのであればそれを聞いても名乗り出てくれるかはわからない、でもそうでないのなら……もしかしたら、という気持ちでグループチャットへと*送信した*]

(46) 2019/09/08(Sun) 18時半頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 18時半頃


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マナは、レイが昨日秋山くんと距離が近かったななどとふと思い起こしている。

2019/09/08(Sun) 19時半頃


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【人】 綿津見教会 マナ

[一度部屋に戻り、机へ向かう。
託された情報を共有しなければ]

[情報をまとめ終えてスマートフォンを、開く。
ああ、チョコミントアイスが欲しい。
そういえば、最初の9月1日以降食べていない気がする。

『これまでに調べた情報を共有します。
事態解決の参考にするか、参考にしないかはそれぞれの判断におまかせします』

一度、そうグループチャットに送信してから、共有を始める。
まずは、3回めの時に図書館で調べた内容(>>2:269)を。
当時共有していなかったメンバーが大半になってしまった。
暗記力には自信がある。
一字一句とは言わないが、ほぼ違いはないだろう]

(59) 2019/09/08(Sun) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[次は、会堂くんからの情報(>>3:199)

『昨日、会堂くんから託されたメッセージです。
【誰かの「明日」を引き換えに、ループが発生するらしい】』

みんなと共有することを迷ったか、それとも伝聞・推量形であるから確信が持てなかったからか。
私宛に送られてきたのは、おそらくは会堂くんが忘れてしまった時の為だろう。
夢枕に亡くなられた弟さんが立っていた話は、無用な混乱を生んでしまうかもしれない。
今は共有を保留しておく]

(60) 2019/09/08(Sun) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[最後はヒナコさんがまとめてくれたレポート(>>3:276 >>3:277)。
なぜだか、これだけはリセットされることなく残っていたため画像で共有する。
『ここ 私が事故った場所』の部分はどうしようかとも思ったが、共有してほしいと言われたのだから手を加えずにそのままにしておく。
夜、ではなく朝になってしまったけれど。
少し能天気で丸っこい文字が彼女らしく可愛らしいな、と思った。
レポートの原本は大切に机の中にしまっておこう]

(61) 2019/09/08(Sun) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[澪ちゃんからの一旦集合の提案(>>57)。
それから少し考えて、

『集合ついでにみなさんへのお願いがあるのですが。
【9月1日が終わり、9月2日が訪れますように】という祈願をそれぞれ、紙に一筆したためていただけませんでしょうか』

そんなお願いを*送信した*]

(62) 2019/09/08(Sun) 21時頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 21時頃


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綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 22時半頃


― 9月1日5回目:回想 ―

[同じ日を繰り返しするたび、俺はその流れに身を任せていた。

俺は少しずつ流れに馴染み、誰かが明日を忘れてしまう不思議な現象を「当たり前」のもののように捕らえるようになっていっていた。そう言う中で、この不思議な現象を解決できないか勤める生徒会長として動かなければと頭を働かせていた。

死者――雛子の存在が、それを少しずつ狂わせる。

彼女をどうにかすれば、解決できるはずなのに、
それを皆に言う事もせず、信を置ける人物にのみ伝えるだけ。

「彼女をどうにかできる確かな答え」が見つかるまで、
皆には言わず、「また繰り返せばいい」と、

けれど、そのためには誰かの明日が犠牲に、……――]


[さて、プールの後の話をしよう。

等しく皆、星の欠片 ―― と、一緒に本を読み終えてからの事だ。女子達は見事にずぶ濡れだった。
秋山は、と見れば宍井に泳ぎを教わったようだった。心の中で、良かったな、って思ったっけか。

風邪をひいてはいけないからと、女子達は一度どうにか着替えて欲しい旨を伝えた。男連中はその間、どっかで適当に時間つぶしの予定だ。雛子に、この後、祭行くかと聞いた。「秋山が溺れないように」する目的があったから、2人きりとはいかなかったかもしれないけれど、夏のデートの定番らしく誘ってみた。]


[涼しくなった頃、行ける面子で神社へと向かうだろう。雛子が(おそらく絶対可愛いやつ)浴衣で来てくれたのなら、俺は心の中でガッツポーズをする。綺麗だよ、とか、似合ってる、なんて言葉をかけられるほどスマートな奴ではないので、言えたとしても「いつもと雰囲気違っていいな」だろう。

お祭に行けば、根岸や鹿崎の姿もあったかもしれない。
けれど俺は、忘れてしまった彼らを「そういうものだ」と既に受け入れている。とはいえ、やっぱり直に会って確認してしまうと寂しさを感じる。俺は薄情なくせに、そういった部分にいざ直面するとヒヨる。諸々弱いんだろう。自覚しているさ。]


[一緒に雛子と過ごした時間が、つまらない受験勉強をしてきた俺にとってはまぶし過ぎるほどのもので、「明日なんてこなければいいのに」なんて気持ちも思わず湧いてきてしまう。
だって、明日になれば雛子はいないのだ。
俺はそれを知ってしまったのだ。

彼女は『最後』と言っていた。
何かを書き残し、そして、好きな本を俺と読んだ。


あまりにも今日が尊くて、
雛子がいない明日になるのが、 辛い。]


[俺は、このループをどうにかしなければならないのに
今日の俺は明らかに逆流だ。
流れに逆らった行動、言動をしている事が多い。


プールで皆に雛子の事を言わなかった。
自分の夢の話をしなかった。
雛子から聞いた根岸の話も、何もかも。全て。



だってさ、失うのが嫌だったんだ。]


[のらりくらりと流れ任せに生きてきた。
これからの人生だってだいたい想像がつく。
家を継ぐために勉強して大学行って、
祖父が見つけた相手と結婚して、
子供ができて、父親になって、仕事して。

そういった本流に沿うように物心ついた時から生きてきてた。
いつぐらいかって言われたら、中学くらいだと思う。

俺が、本当の俺でいられたのは、
政宗と無邪気に遊んでいた時が 最後だったんだ。

少しずつ知恵がついてきて、周りが見えるようになって
空気を感じてそれを読むようになって、
そしれそれを「当たり前」にしていくんだ。]


[政宗と、昔みたいにまた話したい、遊びたい]

[このループの中で浮かんだ俺の意思。
これは忘れたくないな、なんて思ったっけ。


ああでも、もう今日は いないんだっけ。
馴染んだ思考は、感情を鈍くする。

彼の助けを求める声だって届きやしない。]


[そんな俺が、
手放したくないなと思ってしまったんだ。

きっとこの繰り返しの世界は、
俺が言ってる周りの目を気にしなくていいから、
ってのもあると思う。

雛子が最後なら、
俺も、―― なんて軽く考えてしまうほどには。

だけど俺は、そう言うことを口にはしない。]


[祭りの間、時折雛子に視線を向けた。

俺は、ちょっとぎこちない笑みを返す。
残念ながら俺の精一杯いっぱいいっぱいだ。

明日のない彼女に、悔いの残らない今日を
少しでも感じて貰えれば嬉しい、と。

悔いがなければ成仏してくれるのかもしれない
なんて、りんご飴より甘い思考も勿論あったわけだけど。]


[祭も終わり、みんなと別れた。

秋山が、あの時間を過ぎても生きていた事は
本当に良かったと思ったから、
その場にいた面々とはその喜びを共有したろう。


雛子には、「また」「明日」と言えないまま、
俺の明日をあげるよ、とも言えないまま、]


 星、… っ 見るか、


[あの日、秋山と雛子と俺で見た、星空と同じ空を見た。]



 自分はここにいるよ、って
 命を燃やして輝いてるみたいだな


 ずっとずっと昔の光でも
 ちゃんと 届いて、それを見てるなんて

 すごいな、って…小さいときに思ったんだ。




 ―― …、離れてても ちゃんと一緒なんだよ


 俺らは等しく、星の欠片なんだから
 …なんて、な


[そう言って、星空を見た後に俺は雛子と別れて
ひとり家へと帰って行ったんだ。]


[正直、クタクタで身体は体力的にも赤ゲージだったから
挨拶もなしで朝飛び出た事を母親に言われたけれど
はいはいごめんね、とかテキトーに流して、
シャワーを浴びて明日の用意をしてから布団へダイブした。]**


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 [あ?]





         [―――― あたまが、 いたい ]


[ベッドの上で目を覚ます。
時計を見れば、後僅かで日付変更という時刻。

「今日」だ、とか そういうの、を、色々と
考えたくても、その思考をぶっ壊してくるような
激しい頭痛が襲ってくる。


頭の中を流れる数多の毛細血管が全て肥大して暴れ狂っている。]


 あ゛ 

   、ア゛ ぁ、


[思わず色素の薄い髪の毛をぐちゃりと握り、毟る。
頭皮が伸びて痛いはずなのにそれを感じなイ。]




 う゛ 、


[ぶち 、ん。 と髪が抜ける。
何もかんがえられない、ただ只管に、痛い。痛い。
今まで経験した事がないほどの痛み。
それが頭にだけ集中して襲ってくるのだ。
気絶もできない、あああ、痛いいやだ痛い。]





 …―― ッヒ …、


[呼吸をまともにする事もままならず、世界がぐるりぐるりと回転を始めて平衡感覚は完全に失われる。ゴドン、とベッドから下へと落ちた。肩を思い切りぶつけてそこもまた小さく痛い。
暗い部屋の中、誰もいない、嗚呼、違う、見えない。視界がぼやける。だらしなく泪を流し、涎をぼたぼたと口から零していることもわかっていない。

頭をいくら手を抑えても、掴んでも、消えない飛ばない痛み。
ズクン、ズクンと脈打つ血流の流れが憎い。痛い。
頭が揺れて、揺さぶられて、気持ちが悪すぎる。頭が痛い。]


[部屋中をのた打ち回った。
視界がぼやけてまともに歩けない状態で、無意味に立ち上がろうとして転び、わけもわからない潰れた蛙みたいな声を出した。

キィィィンと耳鳴りが聞こえ続けている間も、頭を抱えて、苦悶の声をあげ続けていた。

あああ誰か気付いて、こんなに痛いのに、どうして誰も助けてくれないんだ、酷い、こんな、痛い、ああ、痛い、くそッ、いたい、うううううううううううイイたたたた、あああ、いてええぇ、]


[ブツ、と耳の奥から音が断絶される。世界は無音となり、唯、本当に痛みだけの世界が来る。
嫌だ、嫌だ、嫌だ、いたいいたい、きこえない、だれか、だれか!!!!]

  ぅ゛

     う゛ゥ 、ェ゛ 

[必死に口を動かしていたはずだ。きっと自分の声に親が気付いてくれるはずだ。ああ、だから早く、きて、開放してくれ、この痛みから、ううううああ、いたいいたいいたいいた、い、さっきよりずっとずっと痛い、苦しい、気持ちが悪い、嫌だ嫌だ、 イタイ―――]









[ コプ 、 と胃から内容物が込み上げる。]


[祭りでの楽しい思い出の品々が、異臭を纏って部屋に広がる。
一度だけでは物足りないと、何度も何度も嗚咽を繰り返す。]


 ゲ、 ゲェ …、

     ヲ゛ ぇ゛ェ゛ ―― 


[ぼちゃぼちゃと部屋に吐瀉物の海が広がる。]


[固体と液体が交じり合う、酸の海。
そこに身体を塗りたくるみたいに飛び込めば
鼻やら口にやや粘度がある液体がまとわりつく。]


 ッ ゴ 、ァ゛


[思考は最早 思考にはならず。

飛び出した眼球、開いたままの口、
毟られてぼさぼさの髪も、全て もう、


                  わからない。]


[喉の奥、食べたフランクフルトが詰まって栓をして
鼻の穴を、たこ焼きの蛸が蓋をした。]




  ―― …、 ―― !


[こえなんてとっくに出てなくて]
[いたいいやだにげたいたすけていたいにくいいたいいたいたい]
[いつしか、こんな思考すらも消えていた。]






 [ああ、頭が ぼーーっとしていく]


   [少しずつ 痛みが 薄れて ―――]



[そうか、ようやく 解放される、なんて うれしいんだ。]
 







        [    ―――――――― ブツン、 ]






[カチ、時計が9月1日の0時を示した。**]


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―ループ三回目の回想・自宅―

[びしょ濡れの制服の下に水着を着けて帰り、案の定母にお小言をいただいた。
しっかり此方を見据えて聞いているのかと覗き込む仕草を見ていると、ああ私は母に似ているのだと思えて思わず浮かんだ笑みを隠すように俯いた]

今日、急だけど浴衣着つけて欲しい。お祭りに行くの。
私の持ってるのギャル向け過ぎて派手だからさ、お母さんが持ってるの貸してくんない?
真面目な男子の隣にいて、変じゃないやつ

[ようやく怒りを収めた母にそう切り出すと、目を丸くして、そして嬉しそうに破顔した。]

『……で、どんな子』


[問われるままにぽつぽつと答える内に、身支度が済んでいた。
白地に紺色とごくごく淡い桃色の撫子の花が咲く浴衣、落ち着いた柔らかな水色の帯、緩く纏めた髪には去年友人達と揃いで身に付けた大振りの花飾り。
下駄は臙脂の鼻緒に麻模様が入っている。

うん、これなら何とか私もイケんじゃない?]


―ループ三回目の回想・街中―

[外へ一歩踏み出せば、昼の間熱せられ続けたアスファルトがまだ十分に熱を孕んでいるようで、じわじわと染み入るような暑気が残っている。

日中青く清涼な世界に身を置いた所為だろうか、今は何処か身を焼く痛みも熱も痺れるように緩慢だった。
ただ燻るような熱が熾火のようにぐずぐずと音を立てて己の肉を溶き崩している。
この永劫に続く苦しみは常態であり己をなぶると同時に熱に溶かされ我を失いかける意識を現につなぎとめているのだが、

緩慢──こんなにも灼かれているのに、こんなにも溶かされているのに足りぬと言うのか。
まばらに意識に昇る言葉の端に酷く可笑しい気持ちになりながら、待ち合わせの場所へと歩みを向ける]


[時折、ドウ、と耳元で何かのうねる音がする。
己の身を焼く炎であろうと考えていたが、今この時ばかりは炎は勢いを失っている。
ふと目を落とせば道端に敷かれた側溝の蓋が目に入った。
その奥底からひたひたと流れる水の気配がする───嗚呼、これもまたあの川へと至るこの町の持つ微細な血管の一つなのだ。
そしてそれが脈を打ち、時折激しく渦を巻くような水音が己の耳に響いている。

この水はやがてあの願いと名付けられた川へと至り、誰かの思いを叶えるのだろうか。
昏く淀み痞えたもの、燃え盛り溶け落ちるもの、刹那にただ縋るもの、

それだけではなく、明日を持つ者の純粋な祈りや願い()もまた、川にとっては『思い』の一つなのかもしれない。]


―ループ三回目の回想・神社―

[待ち合わせ場所で顔を合わせた彼に『どう?』と腕を広げて見せる。
虚を突かれたような顔で少し口を開いて此方を見ている。……似合っていないだろうか?]

これめっちゃ盛れてると思ったんだけど!

[ぐるっと回って着付けを見せる。
ようやく返って来たのは『いつもと雰囲気違っていいな』の一言だった。
ああ、良かったやっぱそうじゃん、清純っぽい子が航くんの好みなんだ、と己の判断に大いに満足した。

やがて祭りの喧噪からは少し外れて最初の9月1日のあの夜に秋山と彼と私とで星を見た場所へ踏み入った。この日も当然また同じ星空。]


[赤い星が地平線ぎりぎりの低い位置で迎えてくれた。 
あの赤色超巨星の名前はアンタレス───もしくは赤星、大火。
蠍の心臓に坐する星だ。……実の所、私はあの星の名前を知っていた。

知識を披露する時には中途まで。肝心の部分は知らぬ振りをして相手から教わる形を取る。
話や趣味は通じるがほんの少し足りなくて、補足してやれば喜んで話を聞いてくれる、導いてやれる。

そんな存在を演じる事で私はグループで居場所を得ていたし、先輩にも可愛がられやすかった。やり過ぎると女を下に見てマウントを取りたがる男にばっかり好かれるけれど]


[アンタレスには、伴星がある。
あの大きな星が食を起こした時に姿を現す隠れたふたご星───ねえ、これ航くんとカイくんみたいじゃない?そう言いたかったけれど、莫迦な私は知らない振りをしてしまったから、言い出せない。
もしかしたら航くんは知っていたかもしれないけれど、口に出しはしなかった。

……いつかふたごは出会うことが出来るのだろうか。]

『離れててもちゃんと一緒なんだよ』

[思案の内に沈んでいた気持ちが浮上する。……え、と問い返したかもしれない]

『俺らは等しく、星の欠片なんだから』


[俺ら、でくくったものの中に私も含まれている?
果たして今の私もそうだと言えるのだろうか。この体は星に生み出された原子によって構成されている有機体と言えるのか、否、そんな話ではきっと、ない。
同じだ、ただ同じだと言ってくれているのだ。

呪わしい死者ではなく、『今日』を、そしてかつてを共に生きていたただの人なのだ、と。
喉がつかえてうまく返事が出来なかった。

赤い光を見つめる目の端が炎の粒に灼かれている。
涙が膜を張るように瞳を覆うそれがちかちかと瞬くようで、眩しくて。

それでも航くんのようだと思う赤い星を見つめる目を逸らす事が出来なかった。]


[───繰り返しの最初のあの日、この社で寄り添う二つの気配を感じた。
もし、この町に私や『アレ』と同じような存在が居たとしたら、今こうして共に星を見上げる私達を見出した時どのような感想を抱くだろうか。

『アレ』のように異質に過ぎる存在の思考は私には読めない。

あるいはあの夜の私であったなら、二人を分かつものを、死を、共に乗り越えた───同じように感じたかもしれない。
誰かに依らず独りで立っては生きられない私が、独りぼっちで投げ出された理不尽へのあの煮え立つような怒り、己への嘲り、痛みに灼かれる苦痛の果てに吐き出したように私たちを嗤うかもしれない。

いつか橙色と水色とで線を分かった私と彼が、同じ星の欠片であった事に辿り着いた物語を]


[黒く淀んだあの冷たい何かが、どのような意思を持っているのかを私は把握していた。誰かを取り込もうとしていた。そしてその上で己の領分ではない事として肯定した。

私のお星さまみたいな男の子を、私が明日へ進んで欲しい彼を、私に明日を約束してくれた彼女を、『アレ』は選ぶかもしれない。

私は『アレ』の差し出してくれた選択権を拒み、全てを任せた───あの場に居た誰かの明日を飲み込んで繰り返されて行く、今日を肯定して。
9月1日には辿り着けなかった私は、
9月1日を繰り返すこの町と、私とは違うあの存在と、とどまりたいと願う少年と、そして9月2日へと進もうとする彼らとを等しく肯定したい 

嗚呼だって、嘗てはきっとそれらも同じ  **]


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【人】 綿津見教会 マナ

― 自室 ―

[出かける準備と、願い事をしたためる準備をしてからスマートフォンを確認する。
共有事項に対して反応があったのは、澪ちゃんだけだった。
無理もない、あんな内容をワッと一気に見せられたのだから噛み砕くにも時間がかかるだろう。
私も知らない状態だったら……質問責めしているかもしれない]

(99) 2019/09/09(Mon) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[まずは、会堂くんに託されたメッセージへの反応(>>70)に返信。

『会堂くんからのメッセージは伝聞の伝聞ですので私の推測になりますが
現に繰り返しの記憶が失われている人いますし、その事を示していると言っていいと思います。
ただ、【「記憶」と引き換え】にではなく【「明日」と引き換えに】となっているのが気になります。
もしかしたら、ただ繰り返しの記憶を失うだけではないのかもしれません。
そして、今日で終わらすことができなければ、おそらくはまたこの中の誰かの「明日」が引き換えとされるのでしょう』

会堂くんから送られてきた時間はおそらく、ヒナコさんと会っていたころのモノだろう。
だから、その内容は私から見れば疑うべくもなく。
ただ、引き換えにされる「明日」の意味を確認する術はもうない]

(100) 2019/09/09(Mon) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[続く、ヒナコさんの事故に対する言及には、

『大きな事故なら、ニュースになっていたかもしれませんね』

と、だけ。
もしかしたら、そのことに関する記録や記憶は繰り返しの中では削除されているのかもしれない。
ただ、確認するのは受験に関係ありそうな時事のニュースだけで、友人と噂話もしない生活を送っていた私にはそうでなくとも知るべくも無かった事だろう]

(101) 2019/09/09(Mon) 11時半頃

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【人】 綿津見教会 マナ

[お願いに関しては特に異論なく受け入れられたようだ。
藁にもすがりたいような状況だからだろう。
もしかしたら、何らかの反応がみられるかもと思ったが]

(102) 2019/09/09(Mon) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[硯の上、水滴を薄く延ばすように墨で円を描く。
ヤギの柔らかな毛を使用した筆にたっぷりと墨を染み込ませ、滴る分を硯のふちでそぎ落とす。
半切に向き合い、数度深呼吸。
真っ白な紙面に、書くべき文字をイメージする。
字体は行書体で。
【9月1日が終わり、9月2日が訪れますように】
勢いを切らさず、一息で書ききる。
うん、中々達筆ではないだろうか。
後は、片づけをしつつ乾くのを待って集合場所へと向かおう。
……ドライヤーで乾かすか。
そんなことをしているから、集合場所にたどり着くのはメンバーの中でも最後の方となる]

(103) 2019/09/09(Mon) 11時半頃

メモを貼った。


【人】 綿津見教会 マナ

― 空き地 ―

おはようございます。

[そんな挨拶と共に集合場所、商店街横の空き地にたどり着く。
小脇に保冷剤を詰めたクーラーボックスを*抱えながら*]

(104) 2019/09/09(Mon) 11時半頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 12時頃


メモを貼った。


─ 5回目の9月1日・夏呼町 ─


[後ろから声を掛けられた。名指しで。]

 おあ…岸。

[こんな風に声を掛けられるとか、そうそうあることじゃない。
挨拶くらいはそうだな、岸なんかはこういう奴だからたまには。こいつのはつらつとした性格は俺からすれば爽やかすぎて嫌味にすら感じることもある。だから時々はこちらから見かけたら、見つからないように隠れたりもした。
…まあ、つまり、会いたくもないけど嫌いじゃあないってことだ。

矢継ぎ早に繰り出されるマシンガントークに気圧されながら、「なんで俺に」と素直に疑問だったけど。どうやら岸は借りたいものがあったらしい。なるほど、目的があったなら声を掛けられた理由もわかりやすいってものだ。]


[お望み通り紙とペンをやったら、岸が真面目くさった顔でなにか書き始めた。買い物メモにしては、やけに迫真だったし、よく立ったまま書けるなと思った。
それを覗き込むようなことはしなかったけど、貸したものが返ってくる頃には岸の表情はいつもどおり、に見えた。まあ、表情読めるほど知らないんだけど。]

 ……水難?って何。ああ、水か…。
 ふうん…

[といっても、この町で水場に近づかないってのは案外難しいんじゃないのか。と思ったりもしたが。岸の占いとやらを信じたわけでもないので言葉半分に頷くだけだ。
岸がわざわざ俺を占う理由もないし、世間話のつもりで話してくれたんだろうと思う。]

 …じゃあ、お前も気ぃつけろよ。

[挨拶程度に。

俺は岸の嫌味なほどに非の打ち所がない爽やかさに負けながら、図書館へと向かった。**]


【人】 綿津見教会 マナ

根良伊川に流して、お願いしようかと。
もし、川が誰かの願いを叶えて9月1日を繰り返しているなら、その誰かも含めた全員で終わることを願えばそちらを叶えてくれるかもしれませんし。
川が関係なかったとしても、不思議な出来事ばかりですからひょっとしたら願いを叶える力があるかもしれませんし。
皆で一つの事を願う、灯篭流しのようなちょっとしたイベントみたいなものということで。
もちろん秋山くんは川に近づけませんが。
それでは、預からせていただきます。

[そんな事を言いながら、クーラーボックスを一旦地面に地面に下す。
そうしてから、差し出される紙を集めて回った。
字のことを気にして気まずそうにしている岸さん(>>111)には『大丈夫ですよ、こういうのは気持ちが大事ですから』などと。
そして、自分の半切も取り出してひとまとめにしておく]

(113) 2019/09/09(Mon) 17時頃

【人】 綿津見教会 マナ

ええ、基本的な食材は入ってますので後は各々好きな食材を買えばよろしいかと。
それから、機材はレンタルに電話しておきましたのでそちらに寄って回収していきましょう。
場所は……花火をした公園が良いのではないでしょうか。
川は近いですが、溺れるほど近くではないですし。

[ボックスの中には、牛、豚、鳥にちょっとした魚介、そして一通りの野菜が。
ふう、一息はいてその上に腰を下ろして額の汗を拭う]

(114) 2019/09/09(Mon) 17時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[そうしてからひっそりと、しようとしてこの人数だし意味はなかったので堂々と澪ちゃんの方へと近づく]

つい、たった今、ちょっと小耳にはさんだんですが。
澪ちゃん、なにかするつもりですか?
できる限りの協力をお約束しますよ。

[なんだか*青春の匂い(>>108)がしたのだ*]

(115) 2019/09/09(Mon) 17時頃

マナは、レイが白状したのを聞いて、目を見開いた。全然気づいていなかったのだ。

2019/09/09(Mon) 20時頃


マナは、レイが秋山くんとBBQ中二人きりになれるようにと考えを巡らせている。

2019/09/09(Mon) 20時頃


【人】 綿津見教会 マナ

ええ、『願い川』と『叶い橋』です。
伝承に則って橋から落とすのが作法でしょうね。
BBQが終わって無事な解散を見届けてから、希望者でやりましょう。
私に託してくれても構いません。

[秋山くんを始め、記憶を失ったメンバーへの声がけをするという提案には頷きを返す。
願掛けをするなんて言ったら、笑われるだろう。
この内容であれば、首を傾げられるか]

それでは、誘っても不自然ではない人から誘いを掛けると言うことでよろしいでしょうか。
秋山くんは、澪ちゃんが誘うように。
そして、私は不自然ではない相手がいないので器具の受け取りをします。
ボックスの方はお願いしても?

[ぽんぽんと、ボックスを叩きながらそんな事を言った]

(122) 2019/09/09(Mon) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

他にも、やりたい事があったら何でも言ってください。やり残しがないよう。
ヒナコさんのように、何時か何処かで誰かが事故にあっていたなんて可能性もあるのですから。
わかってからでは、遅いこともあるのです。

[目の上に手をかざし、空を見上げる。
*今日も空は青く、今日も日差しは暑い*]

(123) 2019/09/09(Mon) 20時半頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 20時半頃


メモを貼った。


―9月1日―

[出口からのメールの後、また携帯のポップアップ画面にメッセージが飛び込む。
しかし、メッセージに既読の数は増えない。
グループチャットを開く気がないからだ。]

 …、…?

[岸千早、見に覚えのない名前に首を捻る。
さては生徒会連中が勝手に教えたのかと邪推。

しかし、『 昨日はありがとうございました! 』
と書かれていれば、そんな記憶はないわけで、
やはりまた出口のように相手を間違えているか、
はたまた、違う誰かに向けてだろうと考える。

そんな事を考えているうちに、
グループチャットからは追い出されたかしたようだ。

だから、宍井のメッセージもそれ以降のものも会堂航には届かない。]


[受験勉強の合間、居間に下りると母親は気合の入った化粧をして綺麗めな服を着て何処かへ出かけるようだった。まあ、――いつものことだから慣れたけど。
お昼ごはんとおやつは冷蔵庫にあるから、と言って出かけていった。

親父が根岸の家に行く時、こういう事を増えた気がする。]


 ―――

[冷蔵庫を開くと、目玉焼きとブロッコリーとソーセージとミニトマトが皿に。うん、朝食と同じだね。これにも慣れた。
静かなリビングで、テレビを流しながら昼飯を取る。

無意識に、ソーセージを残して流しに捨てていた。]


[食後、冷凍庫を開いて口直しとばかりに、ガツンとみかんを取り出す。コンビニで売っているものとは違って、5本いりの箱のものだから少し小さめのやつだ。

しゃり、と一口食べて、一度アイスをみつめる。
それから何もなかったようにまた食べ始めた。

そして、食べ終えれば自室へ向かってまた勉強をする。
受験生の夏休みらしい過ごし方をしている。
明日になれば、新学期だからね。
夏休みにいかに勉強してきたかが、
進路を左右するといっても過言ではないのだ。]






[文字や数字で埋め尽くされたノートを閉じて、疲れた目を休ませてもまぶたの裏にまだ英単語が飛んでいる感じがした。]


はー…

  ぁあ゛〜… づ かれ たぁ…あ…


[椅子の背もたれに全体重を乗せるように伸びをする。
長年付き合ってきた椅子は、ギギィィと錆びた螺子の音で返事をした。]


[親に祭りに行ってくるとは昨日のうちに言っていたから、二階の自室を出て階段を降り、リビングに顔を出せば、行く時間?とさっき帰って来た母親に尋ねられた。]


 息抜きがてらね。
 あ、ご飯いらないから。

[屋台でなんか適当に食べるのもお祭りの醍醐味だろうと。]


 じゃ、


[財布と携帯を、尻のポケットに突っ込んで家を出た。]


―祭へ行く途中のどこかの道―

[外はまだじわっと暑くて、家を出てコンビニとかに避暑りたい気持ちを抑えて神社へと向かう。

お互い受験勉強で忙しいだろうと連絡を取っていなかった秋山はどうしているだろう、あいつも実は祭りに行ってたりしないかな、なんて思いながら「1人」で歩いていく。]




               [ 蝉が鳴いている。*]


メモを貼った。


秋山にメッセするという事が「頭から抜け落ちている」


メモを貼った。


─ 5回目の9月1日・図書館 ─

[俺は図書館で本を読んでいた。なんだかよくわからない野草の図鑑だ。
机の上に置いていたスマホが震えて机を叩く。振動音が静かな図書館にやけに響いたので慌てて持ち上げた。

 『BBQやるから来てよ。めっちゃ肉食べれるよ。』

通知にあったのは、宍井からのメッセージだった。(
なるほど、なら俺は関係なく、鹿崎に用事だったのだなと思いそのままスルーを決め込もうとすれば続けざまに食いついた鹿崎と、その他の流れによっていつの間にか俺も頭数に入っていた。

最終的に俺は『わかった』の一言しか喋れなかった気がするけど。]



[BBQとか、そういうイベント事は好きじゃない。浮かれた頭で陽気な奴らが他人のことなどそっちのけで自分勝手に楽しくぎゃあぎゃあ騒ぐだけのアレだろうという偏見がある。

…だけどまあ、家にいるよりはマシか。と少しだけ肉を食いに来たと割り切ることにした。]


メモを貼った。


【人】 綿津見教会 マナ

[目の前の網の上には肉、野菜、魚介が並べられ、煙がもくもくと上がっている。
肉や魚の脂や貝などの水分は、その身の上じゅわじゅわと泡立ち、時折炭の上に落ちてはジュッと小さく音を立てる。
それぞれがそれぞれのタイミングで美味しくなったところをトングでつまみ上げ、近くの者が持つ皿の上に乗せて、時折自分もつまむ。
颯成少年は体が肉を欲しているような発言をしていたので肉多め、出口くんはいっぱい食べるだろうという偏見のもと五人前ぐらい乗っけてやる。
澪ちゃんの皿の上には二人分乗っけた後、視線で秋山くんの方へと促したりなどした]

(137) 2019/09/09(Mon) 23時頃

【人】 綿津見教会 マナ

― 公園 ―

[バーベキューも終わりに近づき、炭と化してしまった哀れな破片達を集めて網から取り除く。
解散してそれぞれの無事を見届けたら、川に願いを流しに行く事になるだろう。
それで、9月1日が終わるかはわからないけれど。
なんだかんだで、毎日やりたかったことをやらせてもらえた。
行かなかったはずのお祭りも満喫したし、花火だってすることができた。
プールではとてもはしゃいでしまったし、今日のBBQだってみんなと楽しめた。
そのどれもが、繰り返しに巻き込まれなければやりたいとも思わなかったものだった。
だから、この夏にやり残した事も惜しむ事も私にはない。
初めから、そして今も]

[でも、今日も、もし、居てくれたなら。
デザートのチョコミントアイスを食べながら、*ここに居ない誰かを思う*]

(139) 2019/09/09(Mon) 23時半頃

─ 公園 ─

[みんなで肉を食べてる。正確には、肉以外にも色々あるけど。
今日俺をここに呼んだ最初の一人は、よく知りもしない先輩と一緒に嬉しそうに肉をつついてた。

その少し前。俺がこの公園に到着した頃。
俺が来たことを意外そうに、それか申し訳無さそうにする宍井に声を掛けられた。
『別にやな感じしなかったし。』
そう言おうと思ったのだ。]

 や、別に。
 お前に誘われたら大体のやつは断らないだろ。

[変な意味はない。 ないのだ。
 本当にこいつのことを俺は単に、良いやつだと…っていうと語弊があるけど。
 そういう奴だと思っていた。だって、そう思うだろ?**]


─ 5回目の9月1日 ─

[祭に到着すると、学校の生徒にちらほら会った。「かいちょーボッチ!?」とかストレートに言われると少し心が痛い。悪かったな。

何か腹に入れないと、と、屋台を見回す。チョコバナナ、フランクフルト、たこ焼き…などなど、目移りしまくけれど、いまいち財布に手が伸びない。


そんな時、BBQの誘いが来た。
出口か愛海あたりからだろう、きっと。

『ありがと。
じゃ、今から向かってもいいかい。』

ループの輪から外れた身のまま、公園へと向かう。]**


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