282 【恋愛RP村】星降る夜に、ワルツの音を
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うん、一緒に。
でも俺の好物をこころさんも好きとは 限らないんじゃ……。
[レバニラやゴーヤチャンプルかもしれないよ? >>7 確認の声に頷いたあと、首を傾げてみせた。 実はレバーとゴーヤが苦手なのは流瀬自身なのだが。]
(20) yunamagi 2018/09/04(Tue) 23時頃
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[真っ直ぐな視線に耐えられなくて、 目を逸らそうとしたのはどちらが先か。
だけど、伏せられた顔から返ってきた声に、 もう一度、向き直る。
彼女の丸い頭頂部が見えた。]
こころさん、いい? 俺もひとつ頼みごとというか、 やってみたいことがあって……。
[あれはいつ、どこでのことだったか、 ぽんぽんと彼女の頭を撫でる手――――。 何となく、妙な引っ掛かりとなって 記憶に残っていた行為を思い出す。]
(21) yunamagi 2018/09/04(Tue) 23時頃
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[俯き加減の今がチャンス。 すっと手を伸ばし彼女のカーブに手を添え、 軽くぽんぽんと叩く。]
うん、思ったとおり。
[とても撫で甲斐のある頭をしている。]*
(22) yunamagi 2018/09/04(Tue) 23時頃
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[伏せたままでも返事をする律義さに、 内心感心をしつつ。
彼女の首が赤く染まっていることに 気づける余裕は流瀬にもない。 頭部はつまり人の頭だ。なのに、 てのひらに感じる柔い髪の感触が驚くほど心地よくて。 ちょっとした感動ですらある。]
えっ、あ、じゃあやめる。
[照れるという言葉に反応したのは、 彼女が発したより数秒経ってからだった。]
(32) yunamagi 2018/09/04(Tue) 23時半頃
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そうだね、 明日は生徒会のお仕事大丈夫?
[彼女の返事をもらえたら、]
じゃ、また明日。 今日はぐっすり休んでね。
[そんな声を投げて生徒会室を後にした。
別れて、教室に鞄を取りに行って、 それから校門を出ようという段になって、]
あ。 途中まで送るとか一緒に帰るとか、 あったな。
[ようやく気づいたとばかり、 一度校舎を振り返ったが。]
(33) yunamagi 2018/09/04(Tue) 23時半頃
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[浮かれているわけではない、 元々そんなに気の廻るほうではないんだと 言い聞かせるみたいに。
裏切るように、てのひらに残った感触は そのあと暫く離れはしなかったけれど。]*
(34) yunamagi 2018/09/04(Tue) 23時半頃
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――星戴祭当日:馬術部――
久しぶり。 厩舎、見てもいいかな。
[ここ数日で何度目かになる挨拶を 部活の元後輩たちにかける。
承諾を得て、厩舎へと。 ちょうど白い馬が洗い場から連れられて 戻ってくる所だった。]
やあ、パール。 俺のこと覚えてるか?
[ブラッシングされたばかりの毛並を撫でた。 青い双眸持つ馬は>>0:101微動だにせず。 去年トラックでの練習中に流瀬を振り落した馬だ。 馬体からは若干の緊張を感じる。]
(61) yunamagi 2018/09/05(Wed) 14時頃
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[もう一度触れられるだろうかと懸念していたが、 目の前にしたらどうということはなかった。 先日解放した想いと同様、 叶わないと思い込んでいた一歩は 踏み出せば案外軽い。 当然だ、 決めつけていたのは臆病な自分自身。]
聞いたよ。 また、レースで使ってもらえるんだってな。
[一度事故を起こした馬だから気になっていた。 しばらくすると、流瀬に馬首を擦りつけてくる。 擽ったそうに笑って、]
大丈夫。 怒ってないし、もう気にしてもいないよ。
[また会いにくる。 告げて、その場を後にした。]
(62) yunamagi 2018/09/05(Wed) 14時頃
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――中庭――
[校庭や校舎内が露店やクラスの出し物で 占領されていたためか、 中庭には休憩スペースが設けられていた。 テントの下、あるいはベンチや花壇の傍で、 常とは違う装いした生徒たちの姿が目に入る。]
そっか、ダンス……。
[結局、相手は決まっていない。 自分も制服姿のまま。 その上、こんな時に限って担任に遭遇する。 逃げられそうにない、 はあ、とひとつ嘆息して――――。]*
(63) yunamagi 2018/09/05(Wed) 14時頃
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――場所は変わって露店の並ぶ通り――
あ、あった。 こころさーーん。こっち。 あ、すみません、その子……。
[コーヒーの香り漂う一角は賑わいをみせて、 歩くのも一苦労する。 歩の進みが早かっただろうか、 気づけばこころは流瀬の少し後方にいて。
手を伸ばして引き寄せようとする。]
平気?
[髪が乱れていたらそのことを指摘して。 露店に荘介がいたら声をかけた。]
(64) yunamagi 2018/09/05(Wed) 14時半頃
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お疲れさん。すごい人気店で驚いた。 約束どうり豆2倍……あれ。
[豆の販売はなかった。>>3:*11 詐欺だ、と顰め面してみせたが、 気を取り直して注文する。]
ブレンドと、こころさんは何がいい? あとこの限定クッキーと、え、最後? [間に合ってよかった。 人気の品に偽りはなかったらしい。]
荘介は踊ったりする?
[二人分を支払って、深く考えず尋ねた。 幾らか会話はできただろうか。
離脱したら、クッキーをこころに手渡した。]*
(65) yunamagi 2018/09/05(Wed) 14時半頃
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[生徒会室へ迎えに行くと、>>87 制服に腕章をつけたこころと顔を合わせた。]
そういうの付けてると いつもよりしっかりしてみえる。 [まるで生徒会の役員さんみたいだ、 そんな感想を零して。 勿論、ここ数日の寝不足と疲労の顔を思い出せば 彼女がどれだけ働き者かはわかる。
ほんとはゆっくりさせてあげた方がいいのかな ちらり思ったが、今日はつきあってもらおうと腹を決める。]
こころさんとあちこち廻れるの、 楽しみだな。
[そういって、賑わう場所へと促したのだ。]
(90) yunamagi 2018/09/05(Wed) 23時頃
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――露店――
[いけない。やはり早すぎたみたいだ。>>87 空木や荘介なら、もっと相手のペースに合わせて 上手にリードできるんだろうな。
彼らの純情を知らない流瀬はつい 羨ましいと思ってしまう。]
繋いでいればよかったね。
[掴んだ手にこめる力を少し緩めて、 こころが落ち着くのを待つ。]
いいの? 苦いよ?
[>>89 疑問符が見えるような、 いかにも詳しくなさそうな反応だ。 砂糖とミルクを入れれば平気だろうかと少し多めに貰う。 千円札を手渡している間、彼女の視線の行方を辿って。]
(91) yunamagi 2018/09/05(Wed) 23時頃
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食べたいなら買うけど、 甘いものばかりだと肥……丸く……、 いや気にしないならいいけど、 肥……、
[真面目な顔で呟いて。 彼女の反応次第で甘味がひとつ追加されたことだろう。]
次、どこ行く? 男女逆転メイド喫茶とか 本格痛快お化け屋敷とか
[彼女の興味を惹くものを尋ねて。 歩き出す時は、今度は忘れない。]
はい。はぐれないようにね。
[片手を差し出して、 手を握っていこうとするだろう。]*
(92) yunamagi 2018/09/05(Wed) 23時頃
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[困った。 かわいらしい後輩とのやり取りはいつだって楽しい。 慌てたり、ぱちぱちと瞬く目。気の抜けた笑顔。 赤くなる顔。
いや、赤面はここ最近発生した気がする。 わからない。去年はこんなに意識していなかったから。]
あれ……こころさんって……かわいい?
[思わず疑問形になる。こんなに可愛かっただろうか。 後輩としか見てないなかったから気付かずにいた。]
(96) yunamagi 2018/09/06(Thu) 00時頃
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あ、お化け屋敷だね。 怖いの平気?
[小さな声。よく聞こえるよう顔を近づけた。 身長はそこまで差はないほう。でも、手は 男のものと比べると明らかに小さい。
彼女の体温をてのひらから感じながら、 歩き出す。]
(97) yunamagi 2018/09/06(Thu) 00時頃
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[それから幾らか出し物や露店を楽しんだろうか。 どこからか、九重さーん、九重燈呂さんいますかー? そんな声が聞こえてくる。]
「職員室で――先生が呼んでますよ」
[星戴祭実行委員の腕章をつけた生徒が駆けつけてくる。 見つからなかったらアナウンスを流す予定だったらしい。]
行ってきなよ。 じゃ、またね。
[その時も手は繋いだままだったら、するりと離して 手を振って見送った。]
(98) yunamagi 2018/09/06(Thu) 00時頃
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――interlude:職員室――
[流瀬のクラスの担任が こころを呼び出したのはどのタイミングか。]
『 踊る相手がいないって生徒がいてな 』 『 他に相手がいるなら断ってくれていいんだが 』 『 よければそいつと踊ってくれないか 』
[それが、留年瀬戸際の生徒からの 「相手がいないんで斡旋お願いします。 生徒会役員の会計さんがいいです」 という要望であったことは告げられたかどうか。]
(99) yunamagi 2018/09/06(Thu) 00時頃
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――体育館前――
……緊張してきた。
[担任がこころに告げた待ち合わせ場所は体育館前。 彼女は現れるだろうか。 昨日電話越し、扉越しに告白はされた。 けれど、それで気が大きくなれる 豪胆さは持ち合わせていない。
それに気が変わるということだってあり得る。 直接いえばよかったと今日一日を過ごした後で思う。 だが、流瀬が担任に持ちかけたのは>>63 彼女を生徒会室に迎えに行く前で。]
(100) yunamagi 2018/09/06(Thu) 00時頃
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呆れられたかなあ。
[首元のタイを触りながら呟く。 歩き回って汗ばんだのでシャツは新しいものに着替えたが 制服のまま。 タイだけフォーマルなものに変えた。
体育館には徐々に人が集まってくる。 ぼんやりとその光景を眺めながら、 彼女の訪れを待った。]*
(101) yunamagi 2018/09/06(Thu) 00時頃
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[自分で依頼した案件だったのに、 繋いだ手を解いたとき、>>103 手のなかのあまりの空虚さに、一瞬、 もう一度掴みたくなったけれど。
恐らくおもてには現れず、見送ることができた。 ]
(117) yunamagi 2018/09/06(Thu) 12時頃
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[こころを待つまでの間、 すぐ不安に襲われがちな思考を逸らすよう、 今日の彼女の様々な表情や言葉や仕草を 思い出すよう努めて。
予想外の怖さだったお化け屋敷。 自分より怖がる人物と一緒だと、 不思議と怖くなくなるもので。 彼女が怖がったなら「しがみついていいよ」 そんなことをいって、 案外平気そうにしていたら握った手を強めて 急ぎ足、駆け抜けようとしただろう。]
(118) yunamagi 2018/09/06(Thu) 12時頃
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焼きそばとたこ焼きどっちも食べたいから 半分こしよう?
[どちらかの顔にソースでもついたら 指摘しながら笑った。 体育館はダンスパーティに使うから、 休憩所を兼ねた中庭で軽音部のライブ演奏。 中には流瀬の好きな曲がカバーされていて、 思わず口ずさんだりもした。]
こころさん、次は――。
[一緒の時間を過ごすうち、 顔も声も明るく弾んだものになっていった。]
(119) yunamagi 2018/09/06(Thu) 12時頃
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[気づけば、彼女の顔を 目を細めて眺めている時間が増えて。 それに彼女が気づいたとしても、逸らすことなく 少し照れ臭そうに、それでも一層笑みを深めただろう。
それは、ついさっきまでのこと。]
…………。
[離れると、 一方的に歪められた都合良い記憶みたいに思えてくる。 おかしいな、つい先日まで" かわいらしい後輩 "に 過ぎなかった筈だったのに。
そんな思考に沈んでいたから、 流瀬を呼ぶ声に気づくのに少し遅れた。>>108]
(120) yunamagi 2018/09/06(Thu) 12時頃
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あ、こころさんよかった来てく…………。
[あ、別の人だ? 一瞬、予測していた――今日一日見なれたこころ――と、 別の装いした女性の出現に、きょとんとした顔になる。
サイドに結われた髪。広がるスカート。 パンプスのおかげでさっきまでと目線の高さも違う。 化粧はどうだったろう。 でも、唇から零れる声は聞きなれたもので。]
(121) yunamagi 2018/09/06(Thu) 12時頃
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えっ、こころさん!? あ、そっか、ダンス……あ、でも こんな急だったのによくドレス準備してたね。
てっきり制服かと……。
[自分もちゃんと用意すべきだったかと 慌てた声になる。 髪も、少し前髪を後ろに流した程度で 変わりばえしない姿に申し訳なさを感じて。 それに。]
……ひょっとして、誰か約束あった?
[その考えはなかった。 思えば事前にちゃんと確認していない。]
(122) yunamagi 2018/09/06(Thu) 12時頃
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うちの担任に強引に押し切られた、とか。 だったらごめん。 [謝罪して、目の前の彼女を改めて見つめる。 それからひとつ深く息を吐いて、 意を決したように口を開いた。]
でも、もし約束あったとしても、 俺と踊ってほしい。
……うん、こころさんと踊りたい。
[私でよかったかという問いに。 一拍の間――自分自身に問う。 誰かに何かを望むことのなかった自分が、 はっきりとイエスを訴えていた。]
(123) yunamagi 2018/09/06(Thu) 12時頃
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去年はダンス踊ってないから、 あまりうまく踊れないかもしれないけど、 精一杯エスコートするから。
[そういって軽く腰を曲げて手を差し伸べた。 その姿勢から、ふ、と顔あげて、]
大切なこと忘れてた。 え、と、すごくかわいい、です。
[頬染めながら伝えた。]**
(124) yunamagi 2018/09/06(Thu) 12時頃
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そう? ありがとう。 こころさんによく見えるなら嬉しいよ。
[>>153 屈めた位置から彼女を見上げると。 逸らされた視線。さっきよりも赤い顔。 照れていることがわかるから、笑みが零れた。
流瀬が付け替えたタイの色味と生地の風合いが、 奇しくもこころのドレスの下地と誂えたみたいに ぴったりで。 気恥ずかしくも喜ばしい気持ちになる。
じゃあ行こうか、伝えて、体育館の中へと。]
(175) yunamagi 2018/09/07(Fri) 12時頃
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――ダンス会場――
[飾り付けされた会場内に流れる音楽。 すでにぎこちなく、あるいは堂々と踊る男女の姿。]
わあ、もう賑わってるね。
[彼女の手を引いて、空いているスペースに滑り込む。 ちょうど曲の切り替わり時、流れ始めたのは 軽快なワルツだ。]
これなら踊りやすいと思うよ。 ていうか。何で。 足を20回踏まれてもそんなことしない。
[>>154 見捨てないでという言葉に 安心させるよう笑顔を向けた。 そういえばさっきも返品なんてフレーズがあった。]
(176) yunamagi 2018/09/07(Fri) 12時頃
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[案外、自分に自信がないのだろうか。 いつも何か熱中している印象が強くて、 その内面を窺うことはなかったが。
他にも流瀬の知らない一面を知ることができるだろうか、 そんな" これから "に、ふと思いを寄せる。]
……ダンス、俺もそんなうまくないんだけど。
寛大で優しいこころさんなら ターンで放り投げたくらいで 嫌いにならないって思ってるよ。
[大丈夫放り投げたりしないって、そう続けて、 彼女の背中に手を回し、ステップを刻みはじめる。]
(177) yunamagi 2018/09/07(Fri) 12時頃
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[さて、ダンスの出来はどうだったろうか。 アップテンポな曲やスローナンバーもあっただろう。
こんなに密着するものだったっけ、 2年前に踊った時は特に気にしなかったのに、 肩や背や腰に触れる指先から 自分の緊張が伝わらないように苦心して。 踊りの途中、会場の片隅に――違和感。]
(178) yunamagi 2018/09/07(Fri) 12時頃
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あれ?
[時計塔から見えた肥ったおじさんだ。>>3:169 それは聖が見た用務員のおじさん>>3:165とは 異なる何か。 あのとき、別のものを見ていたことに 流瀬は気づいていない。]
こころさん、見える? あのひと、あっちの、隅の。 つぶらな眸の、なんか、 ぼうっと周りが光って――――。
あ。
[眺めているうちに、ふ、と視界から消えた。]
(179) yunamagi 2018/09/07(Fri) 12時頃
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[移動したようには見えなかったから、何度か目を瞬いて。 こころはその姿を捉えることができたろうか。]
…………何だったんだろ。
[ぽつり、不思議そうに呟いた。]**
(180) yunamagi 2018/09/07(Fri) 12時頃
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[気のせいだったのかな、そう思いかけて、 届いたこころの声。>>195 瞬きをする彼女。 ああ、彼女も視たのか。 うつつのものではない何かと出くわしたみたいな 不思議な感覚だ。]
見た、きっと一緒のを。 ……ちょっと、 思ったのと違うフォルムだったな。
[互いの顔を見合わせてでもしたら、 おかしそうに笑って。
もう運命に任せるようなことはしない。 それでも、こんな不思議に彼女とともに 出会えたことはどうしたって嬉しかった。]
(211) yunamagi 2018/09/07(Fri) 22時半頃
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うん、俺も。 こうしてこころさんと一緒に踊れて、 楽しいし嬉しい。
[さっきよりずっとリラックスした笑顔。>>196 伝わって、流瀬の顔もほころぶ。
同じように嬉しそうな彼女の声音に耳澄ます。 ああ、でも。 また先に言われてしまった。>>197]
(212) yunamagi 2018/09/07(Fri) 22時半頃
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そのつもりだよ、勿論。
一緒に、いろんな所に行って、 いろんなものを見よう。 いろんなことして、いろんなもの食べよう。
だってこころさんは、 俺の推し――――だからね。
[それも願わくばこの先、ずっと。 キラキラと視界のどこかで 淡い星の粉が舞って煌めくような感覚。 星の精が祝福をくれたみたいな、 世界が輝くような感覚をなんと呼ぶのか、
ちゃんと――――理解している。]*
(213) yunamagi 2018/09/07(Fri) 22時半頃
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――55日後――
[その日は久しぶりに外で会えた日。 あれから、学園内では毎日のように顔を合わせて。 しかし、一応流瀬は受験生だ。 休みの日は頻繁に会うというわけにもいかない。
私服のこころを見るのもきっと久しぶりで、 かわいい、という心の声は制止する間もなく、 音になっていただろう。
彼女を送る帰り道、 家の近くまでくると足の歩みは鈍くなる。 さよならをいう時間を少しでも遅らせよう という企みはやがて終焉の時を迎える。]
(233) yunamagi 2018/09/07(Fri) 23時半頃
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ん、と、じゃあ俺はここで。
[黄昏時、これ以上暗い時間には返せない。 またすぐ学園で会えるんだから、 名残惜しいと思う気持ちに言い聞かせて。
言い聞かせたはずなのに。 沈む陽を受けて、オレンジ色に染まる彼女の手を 気づけば引いていた。]
(234) yunamagi 2018/09/07(Fri) 23時半頃
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新しい挨拶。
[頬に。 近づいて触れるまでのモーションで、 避ける時間はあった筈だ。 もし唇に彼女の頬の――よく伸びることを 流瀬は知っている――感触が残れば、 やはり少し赤くなって、]
おやすみ。
[大丈夫、夕陽でわからないはずだからと、 目を逸らすことはなく見送ることができただろう。]*
(235) yunamagi 2018/09/07(Fri) 23時半頃
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