人狼議事


126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜

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視点:


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【人】 歌い手 コリーン

 さっき、魔物に会ったのよ。氷蜥蜴。
 相当強いから、気をつけた方が良いわ。

[ソフィアへの警戒を解く事はないけれど、『対象』だと思っているわけでもないから、警告を添える。
ゆっくりと近付いてくるソフィア>>3:141を見つめながら、続く言葉>>3:143を聞いて。]

 ヤニクッッ!!!

[力の入った手には気付くも、ソフィアに背を向ける事も構わず。
こちらにも飛び火した三叉の炎>>3:148、振り返り、ヤニクに向けられた剣に気付けば、そちらへ円月輪を投げる。]

(1) 2013/06/19(Wed) 00時頃

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歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2013/06/19(Wed) 00時半頃


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【人】 歌い手 コリーン

[投げた円月輪>>1はホレーショーを狙ったものではなく、焔の剣がヤニクに届く前に、弾く事ができればと願って。
けれども時はすでに遅く、絡め取られ>>4、それは叶わなかった。]

[ソフィアに背を向ける事も構わずに。
攻撃を受けたとしても振り向かずに、二人の元へ走って。]

 何言ってんのよ!!!
 やめてよッッ!!

[触るな>>1:128と言われたのは、いつの事だったか。
ヤニクへと押し込む剣、逆の力を込めて引き離そうとする。
女の力では、負けるだろうが。]

(6) 2013/06/19(Wed) 01時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[魔法が解除された隙>>5に、ヤニクとホレーショーの間に滑り込み。]

 何で、ヤニクに攻撃するの?

[ヤニクを背に庇ったまま、視線はホレーショーへ。]

(9) 2013/06/19(Wed) 01時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[ソフィアへかけられた言葉>>8に、彼女とホレーショーは共闘関係にあるのだと分かる。]

 ……ッッ!!!

[放たれた蹴り>>13を、傷ついた左腕で受けた。
涙が零れたのは、きっと、酷く痛んだせいだ。]

[背に庇ったヤニク>>7の方へ向き直れば、両手に頬を包んで。]

 ……しっかりしなさい。

[そう言ってから、ソフィアを見据え。]

 何で、貴女とホレーショーは、私達に攻撃するの?

(15) 2013/06/19(Wed) 01時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[ソフィアから攻撃を受けても、力を失くしたままのヤニク>>16の傍から離れず、彼へ攻撃が届かない様動けば、その動きは大分制限される。]

 死ぬわけにいかないんでしょ!?
 さっさと、逃げなさいッッ!!

(17) 2013/06/19(Wed) 02時頃

[其処に横たわった彼女の身体。
 隣にイアンが横たえられ、彼の死に瀕した息遣いは
 もう彼女には聞こえない。
 彼女の魂は、其処にはないのだから。


 生贄にされた彼女の身体は、
 もう暫くすればおそらく霧散する。
 其処に、遺体は残らない。
 彼女が羽織っていたローブだけが、残るのだろう。]


コリーンは、ソフィアを見据えたまま。**

2013/06/19(Wed) 02時頃


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歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2013/06/19(Wed) 02時半頃


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2013/06/19(Wed) 02時半頃


― 同族に向けて ―

…ホレーショ、さん。

[薄れ行く意識の中で三人の名前を呼んだ後、彼が自分の名前を呼んだような気がした。
恐らく、ヴェラは約束通りに自分を糧にしようとする筈。
此処に来るまでの自分なら、迷うことなくそれを望んでいた。

けれど今は、ヴェラと比べればほんの一時を過ごしただけに過ぎない同族の方へと意識は向かう。
距離が離れたホレーショーの右手に宿る事は叶わないか。

それでも。
自分は此処だ、とヴェラには聞こえない声で彼を呼ぶ。]


― 森の奥・ヴェラと ―

[名前を呼びながら、脳裏に彼らの顔を思い浮かべた。
目は霞み、雷の衝撃で麻痺した身体は自力で動かす事はもう叶わない。
混濁していく意識の所為で痛みはあまりなかったが、背中にヴェラの感触をうっすらと感じていた。

―あぁ、懐かしいな。 

淡く口元だけに笑みを浮かべる。
魔物になってからは、自分からヴェラに触れる事は無意識に減らしていたように思う。
それを彼は気付いていたかどうか。
死んだらもう味わえない感触を忘れないように頭に刻み込む。

ヴェラはじっと黙っている。
まだ糧にしようとしないのを少しだけ不思議に思いながら、少しは哀しんでくれているのだろうかと考えていた。]


[約束を守る、というヴェラの言葉に同族の気配を探そうとした。
―彼はソフィアと一緒にいると言っていたけれど、近付く気配はしていた。
まだ間に合わないか。

自分の身体がツェツィーリヤの隣、地面に横たえられる。
人の声で彼の名前を呼びたくなるのをぐっと我慢した。
ヴェラはホレーショーが魔物だとまだ気付いていない筈だから。
これ以上、足手まといになるわけにはいかない。

けれど、自分に残された時間は残り僅かで。
それを察したらしいヴェラの右手が翳される。

あの時は自分達がこうなるのはもっとずっと後だと思っていて。
ヴェラ達以外にその右手に宿りたいと願う人が出来るなんて想像もしていなかった。]


[やがて自分はヴェラの右手に宿され、肉体から完全に魂が切り離される。
その内に自分の肉体は霧散するのだろうか。
下級の魔物に食われるなんて癪だから、そちらの方がましだと思いながら。
魂を失った肉体は、此処にまだ辿り着かぬ彼にとってはもう無価値か。

ヴェラが『死神の指先』の存在に気付く。
墓を作る代わりに拝借したそれを、ヴェスパタインは許してくれるだろうか。]

 ―そうだよ。

[不意に掛けられた問いかけに、ペンダントの事だと察して答えたけれど、恐らく彼の耳には届いていないだろう。
自分も弟に何度か話し掛けたけど、答えは聞こえてこなかったから。
或いは拒否されていたのかもしれないけれど。

血の匂いに魅かれてやって来た下級の魔物の気配。
―あぁ、お前達なんかお呼びじゃない。]


[魂はヴェラに寄り添って、二十年と数年使っていた肉体に別れを告げる。
自分の右手に呼び掛ける言葉には、両腰に手を当てているような気分で彼に返す。]

 ―いいけど。

 俺を糧にしたんだから、少しでも長生きしてよ。

[出来たら違う人が良かったんだけど、なんて。
ヴェラが聞いたら怒るだろうか。
同族に生きながらえて欲しいと思うし、彼にも同じようにそう思う。
―それは自分が彼らと共にいられなかったのと同じで、両立し得ない願い。

同様に彼の右手に宿ったツェツィーリヤは今、何を思っているのだろうか。
やがて狼の姿になったヴェラと共に、森の奥を後にした。**]


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歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2013/06/19(Wed) 20時半頃


【人】 歌い手 コリーン

[ソフィアの話、さっぱり意味が分からない。
なぜ傷つけるのかと、問われれば。]

 私、ホレーショーの頬、抓った事あるし。
 口悪いから、心を傷つけてないとは言わないけど?

 リーダーを、私達がね……。
 ちなみに、リーダーが亡くなってるの、先に発見したのヴェラさんとホレーショーよ。
 疑うなら、2人に聞いてみれば良い。

 現場に残っていたのは、植物の魔物への矢尻の攻撃跡と。
 リーダーのお腹に穴、刃物での切り傷。

[刃物と言って、より自分への疑念を確信するかもしれないけど。
隠し事は、後で知られる事の方が良くないと、私は思う。]

(30) 2013/06/19(Wed) 21時半頃

【人】 歌い手 コリーン

 それだけ確信持って、人を殺そうとするんだから。
 それは、自分の目で確認してきたのよね?

 鋭利な傷は、私から見れば、イアンさんの可能性が高くて。
 話を聞きに行く途中だったんだけど。

[そこまで言って、小さく溜息一つ]

 アイツが何したって。
 今、ヤニクを泣かせてるんじゃない?

[自分の気持ちは、言葉にしない。]

(31) 2013/06/19(Wed) 21時半頃

【人】 歌い手 コリーン

 刃物の傷は、確かに私か『対象』の可能性が高い。
 有刺鉄線は、ヤニクの可能性が高いわね。

 でも、リーダーが居た所で会った時、そんな傷無かったけど?
 その後別れて、姿を見せたと思ったら、この状況なんだけど。

 貴女は、自分の目で真実を探さず、聞いた話を信じるの?
 ヴェラさんが小屋に居た事を、信じたのに。
 彼は『対象』じゃなくて、私達は『対象』なの?

 ……っていうか。
 こちらの話を聞こうともせず、いきなり殺そうとした貴女の方が。
 みんなを殺したがっている、『対象』に見えるわよ?

[小さく苦笑を漏らす。]

(35) 2013/06/19(Wed) 22時頃

【人】 歌い手 コリーン

 それか、アイツが『対象』か、ね。

[ソフィアが嘘をついていないのなら。
ヤニクと私が共闘して、逃がした魔物は一匹だけ。
ホレーショーが『対象』で、『氷蜥蜴』だということ。]

[どちらがそうなのか、或いはどちらも違うのか。
2人とも『対象』なのか、それはまだ分からない。]

 私、アイツと話をしたいの。
 ……どいて?

[レイピアを構えるソフィア。>>29
私はヤニクを背中に庇ったまま、円月輪を解除して、前で手のひらを組む。
彼女の姿を間近に捉えたなら。
肘を思い切り彼女の胸に当て、昏倒を狙おうと。**]

(39) 2013/06/19(Wed) 22時半頃

メモを貼った。


― 広場→森の奥 ―

[ヴェラは広場で誰かを探している様子。
その相手がソフィアだとは当然分からない。

全てが終わったとヴェラは思っているようで、そっと安堵する。
―大丈夫、まだばれていない。

ヴェラの意識が向いた右手は、自分とツェツィーリヤの分も魂を呑み込んで赤黒さを増していた。

…一気にやると、きついよな。
まだ魔物になって間もない頃。血に酔ったように派手に糧を求めた時の事を思い出す。
あの後は身体が熱くて堪らなくて。
けれどもっと、と暴れる本能を鎮める為に…近くにあった湖に入水した。

魔物姿の自分が纏っていた色は紅。血の色だ。
頭から血を被ったような有様だったから、周囲の水が赤く染まったのを見て、一気に冷静になったのを思い出した。]


[不意にヴェラは何かの気配を察知する。

それはまだ姿を見た事のなかった同族の気配。
―向かっているのは、自分達の躯が残る場所。
其処に彼の求める魂…力の根源はもうない。

迷うことなく其方に引き返すヴェラを制止したくとも。

言葉を伝えるすべがないから、進路はそのままに。*]


メモを貼った。


― 森の奥 ―

[其処には、氷蜥蜴の姿をした彼がいた。
長い舌で下級の魔物を捕らえ、喰らっている。
―自分の魂を取り込み損ねたからか。
乾きはまだ収まっていそうにない。

そしてそんな魔物の姿を目にして、ヴェラは件の魔物が目の前の存在と認識したらしい。
―あぁ、僅かな時間さえも稼げなかった。
自分は全然上手くやれなかったのだ。

満身創痍のヴェラは、やはり迷わずに魔物に立ち向かおうと。
―あぁ、自分の想像した最悪の事態だ。

魔法使いの右手に宿された自分には何も為せず、行く末を見守るのみ。*]


―…。

[三人一緒か、と。
ヴェラが森の奥へと向かう道すがら、耳に届いた彼の声。

ヴェラの右手には、当然、自分が糧として取り込んだヴェスパタインの魂も取りこまれている。
―彼は今、何を思っているのか。

確かに感じるその存在に触れるのは怖くて…自分は目を背けていた。]


[そして、あれ程言葉を交わしたいと願った魂の存在を同じ右手の中に感じていても。

ヴェスパタインと同じく、まだ向き合えそうにない。*]


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2013/06/19(Wed) 23時半頃


【人】 歌い手 コリーン

 ホレーショーの傷は、確認したのね。
 それで、彼が『対象』である可能性は考えないの?

[『もっと焦げてる』>>38には、確かにと。
こんな状況なのに、不覚にも笑いが零れてしまう。]

 人は、相手の全てなんて、知らないのに。
 『信じる』事は、時に。
 隠された本当の心を、真実を、探そうとしない事。
 『疑う』事は、時に。
 本当の心を、真実を知りたいと、知ろうとする事。
 ……私は、そう思ってるわ。

(51) 2013/06/20(Thu) 00時頃

[感情を不要だと彼女が思うのは。
 彼女が抱いた躊躇いと迷いと

 喪失感の所為だ。

 感情がなければ、其れを感じることは
 二度とないはずだと。
 彼女はそう思っていたのだから。]


[昔話には、続きがある。
 そう、彼女の左目が光を失ってからの話。]


[彼女は代償によって、見える世界が狭くなった。
 相棒は、彼女の目となることを望んだ。

 音で状況を見ることに、彼女が馴れるまでの間
 彼女を助けた。
 尤も、彼女は必要以上に相棒を頼ることはなかったが。

 彼女の努力によって、彼女は目を取り戻す。
 音という、新たな目だ。]


[初めは簡単な要請からこなして行った。
 そして、段々と元のような要請を
 相棒と二人でこなすようになる。

 そして。
 ――あの日も、雨が降っていた。]


[その要請を受けた日。
 この村の雨とは違う、通常の雨が降っていた。
 雨音が彼女にとって問題になることはない。

 初めは、問題なく攻撃を仕掛けていた。
 彼女が遠距離から狙い、相棒が切り掛かる。

 丁度、ホレーショーと共闘した時と同じだ。
 二人は、問題なく倒せると思っていた。

 追い詰められた魔物が、攻撃パターンを変えるまでは。]


[突然の咆哮。
 音の攻撃。
 その衝撃波で、彼女と相棒は吹き飛んだ。

 素早く体制を整えた相棒が、見た物は。
 彼女へと飛ぶ、魔物と
 音の攻撃によって、『見えなく』なった彼女の姿。]


[相棒は、雷の姿となり
 魔物と彼女の間へと飛び込んだ。

 彼女が受けるはずだった攻撃が直撃し、
 相棒は致命傷を負った。

 己の所為で彼女が代償を負い
 その為に危ない目に合うなど、
 相棒には耐えられなかったのだ。

 それ以前に、彼女の為ならば死も厭わなかった。
 魔法使いである前に、相棒、だったから。]


[しかし、彼女は再び相棒を救済しようとした。
 相棒は最期の力を振り絞り、叫んだ。

  生贄にしろ

 と。
 彼女が再び救済をすれば
 また代償によって何を失うのか分からなかったからだ。

 その叫びに、彼女は涙を零した。
 綺麗な、涙だった。


 そして。
 彼女は相棒を『生贄』にし
 強力な生贄魔法をもって魔物を倒した。]


[相棒の肉体は消え去った。
 残されたローブを抱き締め、彼女は泣いた。
 相棒の名を、叫びながら。

 雨に濡れた彼女の髪が、
 乱れていたことを私は今でも覚えている。]


[彼女の、相棒の名はセシル。









                ――……私の、名だ。]


[それから彼女は、残された私のローブを羽織り
 何事もなかったように、魔法使いを続けた。

 あれから何年が経ったか。
 私は彼女の右腕の中で、彼女を見守っていた。]


[――……妙に、昔のことを思い出す。
 彼女の魂がその體から離れ
 私も、彼女の右腕から離れたからだろうか。

 彼女の魂は既にヴェラの右腕に宿っているのだろう。
 ならば、私も其処へ行くのだ。

 私がまだ其処に居なかったのは、
 彼女への執着のようなっものだ。

 しかし、彼女の身体が霧散した今、
 私も其処へ行く。

 それは魔法使いの理だからではなく。]


[彼女がイアンの攻撃を受け、
 魔法使いの生贄になることを願った理由。
 それは――彼女自身が語るはずだ。
 彼女の言葉で。

 代わりに、私は少し眠ることにしよう。
 彼女の魂の傍で。*]


【人】 歌い手 コリーン

[背後の森へと、姿を消したソフィア。>>50
ヤニクを傷つけた事に、酷く苛立ちを感じながらも。]

 ……とにかく、雨の当たらない所に移動しましょう。
 こんな所に居たら、死んじゃう。

[そう言って、ヤニクの腕を肩にかけ、自身の腕を彼の腰に回して支えようと。]

 貴方は、隠れて休んでいるといいわ。
 私は、アイツを探しに行く。

[そう言っても、彼がそれを望まないならば。
彼の意思を尊重するだろうけど。]

(56) 2013/06/20(Thu) 00時半頃

メモを貼った。


[―何やってんだよ。
下級の魔物なんか放っておけばいい。
あんたは一人なのに。

ホレーショーが戦闘中に、自分達の躯に群がろうとする魔物を追い払っているのに気付く。
目の前の戦いに集中しろとも、ヴェラを逃がしてやれとも、自分は言えなかった。]

あ…っ…。

[ホレーショーの鉤爪はヴェラの足に食い込んでしかと捉え、彼の身体を地面に叩きつける。
直接触れる事で魔物の纏う冷気は、人の姿のヴェラに伝わっているだろう。
感覚は繋がっていないから、それがどれ程のものかは分からないが。

やがて氷纏う尾がヴェラに振り下ろされ、突き出した左手で防ぎきれずに彼の胸に至れば。
既に肉体を失って感じない筈の胸の痛みに顔を歪めた。]


【人】 歌い手 コリーン

[ねぇ。ホレーショー。
私は、貴方を『対象』の疑いから外した事はないの。
そうであって欲しくないと、願ってはいたけれど。]

[『ツェリさんが対象じゃない保証はないけど。
それでも心配だと思うなら。
力になれると……なりたいと思うのなら』]

[それは、いつかソフィアに言った言葉>>2:79
……本当はね。私自身の事だったのよ。]

[私は、貴方が『対象』だったとしても――……。]

(59) 2013/06/20(Thu) 00時半頃

メモを貼った。


―当たり前だろ。
俺はずっとあの人達の背を追いかけてたんだから。

[応じる言葉は、少しだけ誇らしげに。

ホレーショーとヴェラの消耗の差は激しい。
けれど傷ついた彼にもうやめろとも望めない。
―例えこの声が聞こえたとしても聞かないだろう。それは彼の矜持に関わる事だから。

ヴェラは、かつて自分を片腕と呼んでくれた男は、気高く強い。
どれ程傷ついても闘志を失わないその姿は、自分が追おうと決めた背から少しも変わっていなかった。]

……。

[―けれど、それが今は胸の痛みを増す。**]


メモを貼った。


【人】 歌い手 コリーン

 ばぁか。置いて行けるわけないでしょ。
 ……ていうか、重いんだけど。
 ちょっと、ダイエットでもしときなさいよね。

[わざと憎まれ口を言って、緩く笑う。
傷だらけの私が、男性の体重を支えているのだから、当たり前だ。]

[廃屋に着けば、インナーの下の方をぴりぴり裂く。
さすがに、スカートの長さが、そろそろ危険だと思って。
それで、鎖骨まで断ち切られたヤニクの肩口を縛り、左目にも布をあてて。]

 貴方、回復魔法でも覚えなさいよ。
 私の服が、足りなくなるから。

[などと冗談を言って、廃屋を出ようと立ち上がった。]

(68) 2013/06/20(Thu) 01時半頃

【人】 歌い手 コリーン

 死ぬんじゃないわよ。

 ……行ってきます。

[そう言って、廃屋の外へ駆け出した。**]

(72) 2013/06/20(Thu) 02時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2013/06/20(Thu) 02時頃


[―早く消えてしまえ。

未だ地面に横たわった自分の躯を見つめる。
それで魔物の意識が逸れなくなればいい、と思いながら。

ツェツィーリヤの肉体が霧散し、風に舞うローブ。
それと同時に、場は動く。

供物である毛皮を手放し、前のめりに倒れ込んだヴェラ。
無言で彼に近付いていくホレーショー。

―魔物の鉤爪が、ヴェラへと向かう。]

 ―…っ。

[その結末を知りたくない、とでもいうようにイアンの躯は崩れる。
魔に落ちた所為か、うっすらと紅に染まった砂は風に煽られ霧散した。
其処に「死神の指先」と「鉤爪の破片」、ペンダントを残して。**]


メモを貼った。


【人】 歌い手 コリーン

[降り注ぐ赤い雨は、皮膚を伝い、傷から溢れる赤い血を混ぜて流れていく。]

[私は、この雨が、この村が、嫌いだ。]

[私は、『聖杯』が、嫌いだ。]
 
 だって、貴女の願いは、叶ってないじゃない。

[以前調べた、この村の伝説が事実ならば。]

[『止まない雨を』。
確かにその願いは叶ったのかもしれない。でも。]

(76) 2013/06/20(Thu) 19時頃

【人】 歌い手 コリーン

 貴女は、本当は。
 貴女にとって何より大切な、『村の人達の幸せ』を。
 『村の人達の未来』を、願っていたんでしょ?

[自分の命を捧げる程の願いは、雨に流れる。]

[私は、『聖杯』が、嫌いだ。
きっと、本当の幸せは得られないから。
きっと、本当の願いは叶わないから。
きっと、悲しみを生むから。
言葉通りに願いを叶えた『聖杯』に悪意を感じるのは、エゴかもしれないけれど。]

(77) 2013/06/20(Thu) 19時頃

【人】 歌い手 コリーン

[赤い雨は瞼に落ちて、頬を流れて、落ちていく。]

[『雨を受けるのが聖杯なら。
受けた水は、毒水にでも変わってそうだわ』
――……それは、いつか言った言葉。>>0:103]

[人の涙を受けるのが、『聖杯』なら。
きっと、本当の幸せは得られない。]

[それでも、求めてしまう。願ってしまう。
私だって――……。]

[だから私は、『聖杯』が、大嫌いだ。]

(78) 2013/06/20(Thu) 19時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[身体を打つ雨。止まない雨。冷たい雨。
泣いているのは、雨に消えた村人か、血を流す女か。それとも。

――……ねぇ。貴方なの? ホレーショー。**]

(79) 2013/06/20(Thu) 19時半頃

【人】 歌い手 コリーン

― 回想・廃屋 ―

[ヤニクの言葉>>75に、目を丸くして。]

 ばぁか。100万年早いわよ。
 悔しかったら、早く元気になりなさい。

[などと冗談を言いながら、軽口を聞けた事に少し安堵して。
緩く笑みを浮かべ。]

[そうして、廃屋を後にした。→>>72]

(80) 2013/06/20(Thu) 19時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[雨を跳ね上げながら、走る。

どこに居るかなんて、分からないから。
先程村に訪れた、夜明けの光>>3:110
その光源の方へと、向かって。]

[そこで見た光景は、振り下ろされた鉤爪と。
そちらへ右手を翳す、ヴェラの姿。>>87]

(88) 2013/06/20(Thu) 20時半頃

【人】 歌い手 コリーン

 だめぇぇええッッ!!!

[走りながら、思う。]

[氷蜥蜴が、ホレーショーじゃなかったら?
――……でも、もしもそうだったら、取り返しがつかないよ。]

[もしホレーショーでも。
私とヤニクを、殺そうとしたのよ?]

[――……それでも、嫌なの。]

(89) 2013/06/20(Thu) 21時頃

【人】 歌い手 コリーン

[私は咄嗟に、氷蜥蜴を背にする様に、右手を翳すヴェラの前に身体を滑り込ませた。
私が、氷蜥蜴に殺されるだろうか。
私が、生贄にされるだろうか。

――……それでも、足が止まらなかったの。**]

(90) 2013/06/20(Thu) 21時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2013/06/20(Thu) 21時頃


―     ―
[ツェツィーリヤは其処にいた。

 彼女が覚えているのは、
 魔物と化したイアンの武器を受けたこと。
 其れから先は、千切れたように曖昧だ。]

 ……嗚呼。
 私は……。

[千切れたような記憶を手繰り寄せ
 ツェツィーリヤは、ヴェラの右腕に居ると知る。
 傍にいる気配を探ろうとすれば、
 其処に感じる気配は、イアンの物。

 イアンもまた、同じように生贄にされたのだと知れば
 彼女の魂は悲しげに揺れる。]


メモを貼った。


メモを貼った。


 ―ヴェラさん…っ?

[地に伏したヴェラが、右手を氷を纏う蜥蜴に向ける。

自己を生贄とした術は知識としては知っているが、使用したことも目にした事もない。
だから右手に向けられた彼の声が、何を意図してのものであるかは分からず。

けれどそれまで静かだったツェツィーリヤの声が聞こえれば、其方に意識は映った。]

 …ツェツィーリヤさん。

[途方もない願いの為に、ヴェスパタインと同じく、自分が瀕死に追いやった魂。
名前を紡いだだけで、それ以上は何も言えない。]


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2013/06/20(Thu) 22時半頃


…っ。
何してんだよ、ホレーショーさん…!

[彼の心中が分からない故に、コリーンの乱入が予想外だったのか、という考えに至った。

彼らを置いて走り去るホレーショーに、声を投げかける。]


[ツェツィーリヤはその名を呼ばれ、微笑む。]

 ……貴方も、此方にいらしたのですね。

[それは、感情を隠すことを止めた彼女の
 何処か寂しげな笑み。]


【人】 歌い手 コリーン

[背を裂かれるはずの鉤爪は、届かないまま。>>91
ヴェラの後ろ、イアンの遺骸が雨に霧散するのが見えた。]

[氷蜥蜴は、再び私の前から姿を消して。>>92]

 ヴェラさん。ごめんなさい。
 
 あの魔物、ホレーショーかもしれないの。
 もしも、そうなら。
 《生贄》、に……。

[しないで。と、小さく呟くのは。
『傷つけないで』ではなく、《生贄》というのは。
……その対の意味に、気付くでしょうか。]

(96) 2013/06/20(Thu) 23時頃

 ……うん。

[ツェツィーリヤは微笑んでいる。

けれど、それは自分が何度か目にしたそれとは違い、何処か寂しそうだと感じた。]

 ……。
 …ごめんな、さい。

[震える声でやっと紡いだのは、謝罪の言葉。]


[生と死の狭間を漂っていた時に聞こえていた魔物の声は、
 今もまだツェツィーリヤに聞こえている。

 それは、魔法使いの右腕が
 魔物に近いものであるからなのだろうか。
 或いは、他に理由があるのかもしれない。

 聞こえた氷蜥蜴の声に
 何処か言い訳のような響きを感じていた。]


【人】 歌い手 コリーン

[『詫びて撫でろ』>>94
その言葉が聞こえるわけでは、なかったけれど。
向き合っているその顔が、優しい顔に、見えて。]

 ごめんなさい。ごめんなさい……。

[ぼろぼろと零れる涙が、止まらない。
雨が降っていて、良かったと思った。]

(98) 2013/06/20(Thu) 23時頃

[短い沈黙の後にイアンが紡いだ声は震えていて。]

 ……何を、
 謝るのでしょうか?

[返す言葉は、あの時と同じ言葉。]


【人】 歌い手 コリーン

 イア『ン』?

[持ち上げられた右手、両手で受け止めて。>>97]

 無理しないで……。
 今、雨を凌げる所に、運ぶから……。

[そう言って、彼をおんぶして運ぼうと。
ヴェラは小柄で、身長も自分の方が少し高い位だし。] 

(100) 2013/06/20(Thu) 23時半頃

【人】 歌い手 コリーン

 やだ。やだよ。ヴェラさん。
 やだぁ……。

[涙が溢れて、止まらない。]

 私、力持ちだから、なんて事ないのよ。
 だから、乗ってよ。

 やだ。頼まれない。
 だから、頑張ってよ。

(103) 2013/06/20(Thu) 23時半頃

[返される言葉は、生前の彼女が言ったのと同じものだった。]

…だって。
貴女を倒して、生贄にしようとしたでしょう。

[自分の足音を聞きつけて後を追ってきた彼女を、魂を取り込もうと狙った。

もし彼女があの時自分を追わなかったら。
ヴェスパタインの血を服に付けていた彼女に、嫌疑がかかっていたかもしれないけれど。}


コリーンは、ヴェラさん……。

2013/06/20(Thu) 23時半頃



 私は、魔法使いです。
 魔物を討伐することが任務です。
 その際殺されることも覚悟していました。

 対して、あの時の貴方は魔物でした。
 魔物が魔法使いを殺そうとするのは、自然でしょう。

[ツェツィーリヤは、淡々と事実を告げる。

 イアンが魔物ではないと知らなかった時。
 ツェツィーリヤ自身を魔物と思って
 攻撃しようとしていたとも思っていた。
 どちらにせよ、其れは自然な行動だったと。]


…っ…。
ヴェラさん…っ。

[宿主の異変は右手にも伝わってくる。
彼の傷ついた身体が限界に近い事は分かっていた。

ツェツィーリヤの身を生贄にした魔法がなければ、或いは自分が手を下していたかもしれないけれど。

今まさに、途切れそうになっている命を想い、顔を歪める。]


【人】 歌い手 コリーン

 ……〜〜ッッ。

[随分血を流しているのに、涙は涸れないものなのね。]

 私の体温で、温めてあげるわよ……。

[そんな言葉を交わしたのは、つい先程の事なのに>>0:26>>0:34>>0:37
ずっと昔の事の様に、感じるよ。]

 私も、また会えて、嬉しかったわ。

[それは、会っですぐの言葉>>0:18に。
素直に、そう言えなかった事に。]

(107) 2013/06/21(Fri) 00時頃

【人】 歌い手 コリーン

[貴方の『頼み』は、分かっている。
だけど、貴方の願いと反してしまうかもしれない私が、受け継いで良いんですか?]

[冷えていく身体、ぎゅっと抱き締めながら。
その額に唇で軽く、触れて。]

 貴方の事、好きだったわ。
 …………おやすみなさい。

[過去系なのが、とても悲しかった。
そうして、強く抱き締めたまま、私は右手に力を集めた。]

(111) 2013/06/21(Fri) 00時頃

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