人狼議事


84 戀文村

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視点:


 …─────

[寝台を抜け出した女の魂は、軍人と共に村を出るセレストの姿を見送って、村外れの境界まで来ていた。]


メモを貼った。


[軍用車に乗り込むセレストの頬を、女の手は一度撫で]

 行っておいで。
 私はここで待っている。

 お前が迷わぬように。
 お前が泣かぬように。

[聞こえぬ声で、優しく語り掛ける──。]


【人】 病人 エリアス

 そっか……風に当たるのもいいけど、あまり遅くならないようにね。

[姉の言葉にこくりと頷き。
 手を振って別れる。

 家に帰れば心配した母親につかまって。
 眠りにつくのはミッシェルが帰ってきたあとだった]

(3) 2012/03/28(Wed) 00時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 00時頃


―回想?戦場―
[戦況が厳しいのは聞かされていたが、想像以上のもので、]

…え…明日?

[来たその日に告げられたのは、明日出撃というもの]

何も訓練もなしに?

[訓練も何もない。体に爆弾を巻き付け、地雷原を歩いて敵陣に行き手榴弾と共に自爆するのが任務だと言われた。
しかも道も不案内な夜道をゆくのだ。]


―戦場―
[教えられたことと言えば、手榴弾のピンの位置、
そして爆発までの時間。

地雷を踏んでなお爆弾が爆発しなかった時は、
手榴弾で自爆せよとの命令だった]

…わかりました。

[つくづく戦争の意味が分からない。
そうして、若いセレストの命は、戦場で、
散ったのだった…――]


[自分が散ったと“思われる”場所に佇む]

……あっけない……な。

[痛みも苦しみも何もない。人を人と思わないこの戦争の意味を…“現場の人間”は決して知ることはできない。
戦争というものは、“そういうもの”なのだ]


[セレストを乗せた車が見えなくなってしまうと、女は天を仰ぐ。
 冷たい空に浮かぶ明けの明星を見上げて]


 …──どうかセレストを、お導き下さい。

[そっと、祈りの言葉を零し。

 いつまでも、いつまでも、そこに佇んでいる────。]


[ぐるりと見渡す。同じように徴兵された若い女性が何人も、セレストと同じ運命を辿っていた。
彼女たちの魂は、それぞれ、想いの強い場所へ…――]

……私も帰れるのかな。

[闇夜を来たので、道など覚えていないが…セレストが強く想う場所…それは、生まれ育った、村]


【人】 病人 エリアス

― 寝る前の自室 ―

[母親をなだめるのに時間がかかった。
 それは仕方のないことで、結局ミッシェルが帰ってきてから漸く自室に引き上げることができた]

 ……明日は、あまり、出歩かないほうがいいかな……

[母親の心配振りを思い返して僅かに吐息をこぼし。
 そして日記として使いはじめたノートを開く。
 書きこんで行くのは今日あった出来事]

 ――女性にまで赤紙が来た、か……

[瞳を伏せて小さく吐息をこぼし。
 日記を書き終えた後、眠りについた]

(8) 2012/03/28(Wed) 00時半頃

[ふっと浮遊感を感じ、まるで磁石に引き付けられる鉄のようにグイグイと進む。

それは決して天国などという場所ではないことは分かる。
なぜなら、上昇していないから。]


メモを貼った。


[どんどん景色が見慣れたものになってゆく。
そして、遠くに、セレストを導いてくれた、愛おしい姿]

ヨーラ!!

[幼い時の呼び方で呼びかける。ぐんぐん近づいて、そのままの勢いでヨーランダに抱きついた。]


メモを貼った。


[村はずれ、何かを待って佇む女の耳にダーラの声が聞こえて]

 来るな。
 私はまだ見ていないんだぞ。

 お前とベネットが夫婦になる所を──。

[困ったように苦笑して、空に向かってそんな言葉を零した。]


[女が村外れに佇んでからいくらも経たぬうち。
 けれど、女に取っては一瞬とも一生ともつかぬ時間。

 不意に、空から懐かしい声が聞こえた。]


 ──────セレスト!!!

[見上げた空。
 一際明るく輝く星から降って来たように、女には見えた。]

 セレスト──…、セレスト……!!

[抱きついて来た身体を、確りと抱き締め返し]


【人】 病人 エリアス

― 翌朝 ―

[その日の朝は、雲が切れ切れに朝日を隠していた。
 赤い手紙を携えた軍人が、エリアスとミッシェルと、その母親が暮らす家を訪ねたのは、朝早く>>13
 また、別の軍人の口から、役場へとエリアスへの召集令状が届いたことが告げられただろう。

 姉の声>>14が聞こえて、ふと目を覚ました。
 ぼんやりとした瞳を瞬かせて、窓の外を見れば去って行く軍人の姿が見えて]

 ――っ

[がばっと体を起こす。
 急な動きに目眩いがおきるけれど、壁に手をついてダイニングへと向かう]

 ――、姉さん、何が、――
 赤紙、……だれに?

[椅子に座り込む姉の姿に声をかけようとして、その手に握られた赤い色の手紙に一度口を閉じる。
 それから、ミッシェルの傍らに立ち止まって問いかけた]

(15) 2012/03/28(Wed) 01時頃

 お か え り ── 。

[ふわりと、花綻ぶように嬉しげな笑を浮かべて。

 何度も、何度も。
 黒髪をくしけずった──。]


ただいま!

[ヨーランダの肩に額を押し付け。ぎゅと抱きしめた]

……不思議。…ちゃんとヨーラを感じる…。

[死んだら体がすり抜けるのだと思っていたのに、ちゃんとヨーランダを抱きしめることができている]


【人】 病人 エリアス

― 早朝/自宅 ―

[振り向いた姉の目が赤い。
 ――三つ年上の姉が泣いたところなど、年頃になってからは見たこともない。
 その手に握られていた赤紙に姉の名前が書いてあるのかと恐怖して]

 姉さん、それ、見せて。

[ミッシェル>>21の否定を聞きながら、その手に握られていた紙を見る。
 赤い紙に記されているのは、己の名前と戦地へ行けという命令だった]

 ―――そっか……ようやく、僕なんだ……

[姉でなかったことに安堵した。
 安堵した次の瞬間、それが己にとっては確実に死に繋がるものだとは理解したけれど]

 姉さんじゃなくて、良かった。

[それだけを呟き。
 抱きついて泣く姉の背を撫でる]

(23) 2012/03/28(Wed) 01時頃

 本当だ。
 
 きっと魂(こころ)が望んでいるんだ。
 もっと傍に居たいって。

 セレストがきちんと帰って来れて良かった。
 よく、頑張ったね──…。

[何があったかは知らない。
 けれど、ここにいる事が答え。

 彼女は怖じ気付かず、やり切ったのだ。

 だから、何度も。
 何度でも、労うように、その髪を撫でている──。**]


【人】 病人 エリアス

 ……なにかは、できるから呼ばれるんだろう、ね……
 姉さん、姉さんこそ残ってないと……ね?
 戦争、終らせるようがんばってくるから。

[肩が冷たいのは、姉の涙が染み込むから。
 宥めるように背を撫でる]

 僕が残ってても、母さんに孫も見せて上げられないし。
 それなら、姉さんがいてくれるほうがいい。

[大きくなってから抱きつくことも抱きしめられることも少なくなった姉の身体は、思っていたよりも小さかった。
 病弱ゆえの頼りない身体でもなんとか抱きしめられる]

 ――令状がきたのに、行かなかったら、母さんや姉さんに迷惑かけるし。
 ……行くしか、ない、よね……

[いきたくはない。
 それでも、拒否する権利すら、ないのだ]

(27) 2012/03/28(Wed) 01時半頃

―回想―
[ヨーランダの言葉にブローリンを見つけ]

ありがとう!!行ってきます!!

[大きく手を振り、できるだけ大声でブローリンに呼びかけ、別れを告げた]


―回想:酒場―
[3人で飲んでいると、ホレーショーがこちらを覗いている。]

ホレーショーさん、ダーラさんをよろしくおねがいします。
わがままな妹“達”が先に往くと決めてしまったので。

[笑顔で言い、それから不意に真顔になった]

ホレーショーさん、無茶しないでください。
すぐ戻って来ますから。
…この村を、お願いします。

[ブローリンと同じ言葉をかけた]


[ブローリンにかけた言葉と同じ言葉をかけた]


【人】 病人 エリアス

 行かないで……済むことじゃ、ないよね……

[引き止める姉の言葉に心は揺れるけれど。

 それを選んだ後に何が起こるか考えると、それを選択する気にはなれない。
 呆然とする姉を宥めて]

 ――それに、ほら、戦地についたその日に戦争が終るかもしれないじゃないか。

[そんな夢物語を口にした。
 そのうち母親も起きてきたけれど。

 ――召集令状のことは、まだ、告げなかった。
 村で、会いたい人がいるから。
 今告げればきっと家から出してはもらえまい。
 だから、母親が来る前に、姉にもそれだけは頼み込んだのだった]

(32) 2012/03/28(Wed) 02時頃

メモを貼った。


【人】 病人 エリアス

[母親は、ミッシェルの様子がおかしいのは親方の死のせいだとでも思ったのか、あまり追求はしてこなくて。

 いつものように、不自然にならないように振舞って。

 それでもいつもよりも早い時間に、家を出た。
 ――家に閉じこもっていたら、行くと決めた気持ちが鈍る。
 それもまた、恐いことだった]

(35) 2012/03/28(Wed) 02時頃

―村はずれ―
[ヨーランダに髪をなでられ、頑張ったねと言われ]

…うん…うん…。

[ヨーランダの肩に額をおしつけて、抱きしめる腕を少しだけ強めた**]


【人】 病人 エリアス

[朝の空気はまだひんやりしている。
 白い息を小さく吐き出し。

 道をあるけば村人とすれ違う。
 セレストは早朝にひっそりと旅立ったようだという話はきいた。
 ヨーランダが見つかるのは何時ごろのことか、少なくともいま言葉をかわした村人は知らぬようで]

 おしえてくれて、ありがとう。

[そしてまた、己に召集令状が来たことも口にしないまま村人と別れる。
 まっすぐに向かったのはナタリアの家]

 ――おはよう、ばあちゃん。

[珍しい時間に訪れた特に驚く老女に、悲しい知らせを告げる]

(40) 2012/03/28(Wed) 02時頃

【人】 病人 エリアス

 ――約束、守れないかも。
 ごめんね……

[悲しむナタリアに、瞳を伏せる]

 ――手紙、書いてもいいかな。

[家ではきっと落ち着いてかけない。
 カフェや広場では、書く気にはなれない。
 ナタリアの許可をとって、彼女の傍らで手紙を書く。

 預かった手紙の内容を見ない彼女なら、傍でしたためても気にならない。
 少しの時間の後――]

(42) 2012/03/28(Wed) 02時半頃

【人】 病人 エリアス


 ごめんね、ばあちゃん。
 これ、お願い。

 ――うん、戻ってくるつもりは、あるから。
 そのときは返してもらうから。
 解ってる。無理はしないよ。

[そっと瞳を伏せて、できない約束を、重ねた。
 そしてナタリアにまたね、と告げて歩き出す]

(43) 2012/03/28(Wed) 02時半頃

【人】 病人 エリアス

[ナタリアに託した手紙は、老女の悲しみをまたひとつ増やしてしまったかもしれない。
 それを思えば手紙を残さないほうがよかったかもしれないと、考えながら道を歩く]

 ――ああ、やっぱり居た。

[ふと気づけば、集会所の近くまで来ていて。
 そこで変らずに立つ彼>>34を見つけて小さく呟いた。

 軍人であるブローリンやホレーショーにはもう伝わっているかもしれない]

(44) 2012/03/28(Wed) 02時半頃

【人】 病人 エリアス

[自分の口から伝えるのはナタリアだけのつもりで。

 ほかの人には告げるつもりはない。 
 それでも知っている人は知っているし――役場から伝わってしまえば、同じことだった。

 ただ、今日一日は、あたりまえの日を過ごしたいと思い。
 そんなことを考えながら、気づかれるまで、目に映る風景を眺めていた**]

(45) 2012/03/28(Wed) 03時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 03時頃


[抱きしめられ、髪を撫でられているうちに、忘れていた最期の記憶が徐々によみがえる]


―回想:戦場―
[出撃前、体に爆弾を巻き付ける。それは、ズシリと肩にのしかかり、これが爆発すればまず生き残れないであろうというもの。

さらに、腰の位置には手榴弾も装着する。
確実に死に近づいていることを確認させられるような作業に気が遠くなりそうだったが]

(ヨーラが待っていてくれる)

[この気持が自分を奮起させた]


―回想:地雷原―
[敵の宿営地になるべく近づくため、出発は夜。
地理も不案内、さらに不意をつくためになるべく手薄な側からの侵入を試みるために明かりは当然持たない。

いくら夜道に慣れているとはいえ、知らない土地での暗い場所の行進は困難を極める。…――]


―回想―
[やがて…――]

ズドーン!!!

[誰かが地雷を踏んでしまった。敵からの一斉砲撃を食らう。]

走れー!

[その合図と共に皆走り出す。地雷と一斉砲撃の中、一歩でも敵に近づいてダメージを与えろというのだ。

何故皆そこまでするのか。戦地に赴く前に宿舎のような場所で、この戦争の意義、そして、自分たちかいかに重要な役割を担っているのか、延々と講義がされた。
しかし、そんなものに意味はないと、セレストの頭には全然入って来なかった。
早く終わらせたい。その気持ちしかなかった。]


【人】 病人 エリアス

 おはよう、ブローリン。

 もう聞いたかな。

[ブローリン>>46の顔がこちらに向けばいつものように声をかける。
 時計を示す仕草にちょっと首をかしげて]

 そうだね、ゆっくり話したいし……
 また後で来るよ。

[立ち話で済ますには名残が惜しい。
 他にも挨拶を交わしたい人はいるから、そのときはいったん別れて歩き出す。
 その後で、姉がブローリンに会いに行ったことは知らぬまま]

(49) 2012/03/28(Wed) 10時頃

【人】 病人 エリアス

[カフェや雑貨屋にも別れの挨拶を告げに行く。
 そうして道を歩いている途中、ヨーランダが死んでいるという話を聞いた]

 ――え?

[驚いたように瞬き。
 雪に埋もれたような死体>>36は他殺なのか、事故死なのかわからぬ様子だという]

 ヨーランダさんが、なんで……

[別れを告げに行こうと、墓地へと向かっている最中のことだった。
 普段よりも騒がしい理由が、わかりたくもないのにわかってしまい。
 死んだ彼女を見に行くこともできぬまま、その場に立ち尽くした*]

(50) 2012/03/28(Wed) 10時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 10時頃


ズドーーーーーーン!!!

[凄まじい爆音と圧力で吹き飛ばされた。地雷を踏んでしまった。
しかし、体の爆弾は爆破せず、足がなくなったのか動かなくなったのかで立つこともできない。ただ、足が、熱かった。]

……っく…

[なんとか腰についている手榴弾を手に取り、ピンをくわえる。
これを引いたら確実に死ぬ。
本能的な死の恐怖が一瞬、手を、ピンをくわえる歯を震わせる。それでも、ここで倒れていても助かることはまずない。
で、あれば]

……んぐっ……

[ピンを抜き、手榴弾を胸に抱え込む。

5,4,3…――]


病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 10時頃


ヨーラ!!、ダーラ!!!!

[呼び求めたのは母ではなく、最後に一緒にいてくれた、
二人の、“姉”]


[セレストが叫んだ直後、ひときわ大きな爆音と、
土煙がたちのぼる。
彼女の体は、文字通り、敵地に…――散った。]


―村はずれ―
[自分の最期を思い出し、あまりの恐怖に]

ううっ…うわぁああああ……

[ガタガタと震えて力が抜け、へたり込む。
苦しくもないと直後は思っていた、が、やはり思い出してしまうと全身を恐怖が駆け巡り、頭をかかえてうずくまった]


メモを貼った。


…怖かったよー…

[子供のように泣きじゃくる。もう安心なのだというのが、
セレストを子供に戻していた**]


【人】 病人 エリアス

[ヨーランダは自宅に寝かされているらしい。
 見つけたのが誰だかは聞いていない。

 話を伝えてくれた村人も悲しんではいた。

 お礼を言って、ゆっくりとヨーランダの家に向かった]

 ――どうして。

[そして眠りに即いた彼女の側らで、死んでいるとは思えない安らかな顔を見下ろした**]

(53) 2012/03/28(Wed) 12時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 12時頃


【人】 病人 エリアス

[いつも薬を届けてくれた。
 薬草以外でも、出歩けないときは草花を届けてくれたりもしていた。

 健康な彼女はきっと己よりも長く生きるだろうと思っていたのに]

 ――人が死ぬのは、戦場だけで、十分だよ……

[瞳を閉じてポツリと呟く。
 死んだ理由は知らないまま。
 もう一度、ヨーランダの顔を見て]

 ――たぶん、またすぐ会えるかもしれないけれど。
 あわないように、祈ってて。

[そんな呟きを残して、立ち去った]

(57) 2012/03/28(Wed) 13時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 13時頃


【人】 病人 エリアス

[ヨーランダの家から、酒場へと向かって歩く。
 もしかしたらダーラもヤニクもいないかもしれないけれど。
 それでも村の中を探すよりは尋ねて行くほうが早い。
 酒場でか、道の途中でか、ダーラに会えれば声をかけて]

 ああ、ダーラさん。
 おはよう……こんにちは、かな。

[時間の経過がわからずに曖昧な笑みを浮かべ]

 ダーラさんに料理習いに行くひま、なくなっちゃったよ。

 ……うん、赤紙が、来たんだ。
 いまはこうやってみんなに挨拶してるところ……
 ヨーランダさんが、死んだって、聞いた?

[ダーラはすでに知っていたようで、その様子を見て小さくため息をつく]

(59) 2012/03/28(Wed) 13時頃

【人】 病人 エリアス


 また、人が少なく、なるね。
 ――帰ってこれたら、料理、習いに行くよ。

[叶うことのない望みを告げて、ダーラと別れる]

(60) 2012/03/28(Wed) 13時頃

【人】 病人 エリアス

[本屋には足を向けなかった。
 普段はあまり気にしなくとも、この状況で彼を見て、督めずに居られるかどうか自信はない。
 だから本屋のガラスが割れたことも知らぬまま。

 ヤニクとは道のどこかで会えただろうか。
 旅にまたでるという話を聞けば、気をつけてね、とだけ告げる。
 赤紙が届いたことは自分から伝えぬままだった]

(62) 2012/03/28(Wed) 14時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 14時半頃


【人】 病人 エリアス

[ほかにもヤニクと言葉を支わして別れる。
 クラリッサはナタリアの家で聞いただろうか。
 幼馴染が二人とも赤い手紙に呼ばれてしまうことを、彼女が悲しまないはずがない。
 ナタリアには伝えぬわけにはいかないのだから、クラリッサに伝わるのも仕方がないとはいえ、これ以上悲しませたくないとも思う]

 ――セレストが、村を出る時間を言わなかったのが、よくわかる、ね……

[見送られればきっと行くのが辛くなる。
 あいさつ回りだけでも十分すぎるほどだ。

 村の広場で一度立ち止まって、小さくため息をついた]

(64) 2012/03/28(Wed) 16時半頃

エリアスは、しばらくその場にとどまっている**

2012/03/28(Wed) 17時頃


病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 17時頃


メモを貼った。


病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 19時半頃


【人】 病人 エリアス

[ヤニクには、いつ旅立つのかは聞かなかった。
 見送りに行くことはできないから。
 彼が後どれほど村に居るつもりかは知らないけれど、旅立つまでに赤紙が彼の元に届かないよう祈った]

(75) 2012/03/28(Wed) 19時半頃

【人】 病人 エリアス

[広場に居れば、ホレーショーとも会う。
 さすがに分隊長ともなれば赤紙のことなどとっくに知っているようで]

 うん……たしかに、届いたよ。
 ――ホレーショーはさ、前に村で死にたいかって聞いたけど……
 僕が行かなかったら、姉さんや母さんの立場が辛くなるだろうし。
 ――行くしか、ないよ。

[仕方がないことだというように肩をすくめ]

 約束、守れないかもしれないから……ごめんね。

[さすがに、母や姉に、頼めない。
 他の人たちとは違って、ホレーショーには、叶うことのない望みは口にしなかった。
 それに答えるように髪をぐしゃぐしゃにされて]

 わっ……、もう、だから、僕の頭はおもちゃじゃないって。

[空気を変えるように、いつもどおりに言葉を紡ぎ。
 ホレーショーから伝えられることがあるのならそれを聞いてから、彼と別れた]

(76) 2012/03/28(Wed) 19時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 19時半頃


【人】 病人 エリアス

[大体の人との挨拶は終えた。
 郵便屋とはまだだけれど、家に帰る前にでも会えたら「手紙を書くからよろしく」とだけ伝えるつもりで。

 広場の一角に居るブローリン>>77をみつけて、足を向けた]

 ありがとう。

[示されるままに腰をおろして小さく息を吐き。
 袋の音に視線を向ければ、差し出されるパン。
 促すような仕草に、口元に笑みを浮かべて受け取った]

 前にももらったのに、結局返せてないね。

[たまに、こうやってパンだったり、焼き菓子だったりのやり取りがある。
 大体交互にやりとりしていたけれど、前回もブローリンからだったことを思い返した]

(78) 2012/03/28(Wed) 20時頃

【人】 病人 エリアス

[首を振る仕草に、もう一度ありがとうと微笑んだ。

 普段どおりののんびりとしたやりとりに、ほっと息を吐き。
 受け取ったパンをひざの上において、差し出された紙を広げた。
 視界に広がった景色に瞳を瞠目き]

 広場の景色……?
 これは―― え? 僕の描きたいもの?

[不思議に中央だけが描かれていない絵に首をかしげれば、手帳に文字が綴られて。
 その言葉にきょとんとブローリンをみつめた]

 ……何がいいかなあ……
 ――…… んー……難しい、ね。

[暫し考えるように眉をよせ]

(80) 2012/03/28(Wed) 20時頃

【人】 病人 エリアス



 ――……春の、花がいいかな……

[そうして考えた末に出たのは、そんな望みだった。
 きっと見ることは出来ないだろう、広場の花壇に咲く花や、木からひらひらと落ちる花びらを想像するように、瞳を細めた]

(81) 2012/03/28(Wed) 20時頃

―村はずれ―
[どれくらいうずくまっていただろうか]

…もう大丈夫。
村は…どうなってるの?

…見にいかない?

[ヨーランダを促して村の中に入る]


エリアスは、ブローリンが、頷いてくれたことに嬉しげに笑みを返す。

2012/03/28(Wed) 20時半頃


【人】 病人 エリアス

[時間がほしいと綴られる言葉にはもちろんと頷き。
 続く願いには、少し首をかしげながら]

 いいよ。
 たいしたことはなかったけれど――

[そして、今日会った人のことを伝えて行く。
 ナタリアの家に行ったことや、カフェでソフィアに驚かれて心配されたことや、雑貨屋で子供のように頭を撫でられたこと。
 ダーラとの料理の約束とか、村人たちとの他愛のない会話。
 姉が泣いたことは言えない]

 ――ヨーランダさんが雪の中で眠りについてたのは哀しいけれど。
 みんなと一緒に、春を見たかったな。

[ブローリンがペンを動かす間。
 のんびりと思い返すように口を動かし。
 穏やかな、けれど悲しみの滲む笑みを浮かべていた] 

(83) 2012/03/28(Wed) 21時頃

【人】 病人 エリアス

[村の風景が描き出された紙のうえ。
 次々と花開くように花々が現れる。

 それは村の景色でもあるし、どこででも見られるだろう春の日の一部。
 描き出すペンの動きは迷いなく見える]

 ――そうかな、何か残せたのなら、いいな。
 ブローリンこそ沢山くれたよ。
 絵と……それは、たしか、前にお守りみたいなものだってきいたような……

[名残を惜しんでくれるだけで十分だというように首を振るけれど。
 差し出された絵と、紐を通した薬莢が差し出され。
 問いかけられる言葉に、僅かに苦笑した]

 ……そうだね。
 そう思わないといえば嘘になるから……
 君を守ってきた物を借りていくよ。

[素直には頷けないし、もらうとは言えないけれど。
 差し出してくれる気持ちが嬉しいから、大切に受け取った]

(85) 2012/03/28(Wed) 21時頃

【人】 病人 エリアス

[渡された薬莢を大切に手のひらの中に握りこむ。
 薬莢にまつわる曰くを綴るペン先を見つめ]

 ――そうなんだ……
 これをもっていてブローリンが生き残れたのなら、ご利益あるかもね。

[小さく笑い。
 続く言葉にこくりと頷き。
 肩に置かれる手の重みに、ブローリンを見上げ]

 ……うん、ありがとう。
 逃げることはしないけれど……大切なもののために、がんばるよ。

[薄水色の瞳が笑みを浮かべる。
 心配してくれる気持ちがありがたくて、とてもたいせつなものだと、微笑んだ]

(87) 2012/03/28(Wed) 21時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 21時半頃


【人】 病人 エリアス

 ――……ありがとう。
 君が、一緒に居てくれるのなら、心強いよ。
 ほんとに……ありがとう。

[気持ちを伝える言葉に、ほんの少し涙が滲む。
 軍人である彼とて、いつまでもここに居られるわけはないだろう。
 それでも、そういってくれることが嬉しくて。
 ただただ、感謝の言葉しか出てこなかった。

 涙が滲んだことが気恥ずかしくて、そっと目元を拭い]

(91) 2012/03/28(Wed) 22時頃

【人】 病人 エリアス

[クラリッサがやってくるころには、涙は見えない。
 甘い香りを携えてやってきたクラリッサの、普段どおりの態度に、変らぬ笑みを返す]

 やあ、クラリッサ。
 ブローリンにね、絵を描いてもらってたんだ。
 クラリッサのクッキーは美味しいから、嬉しいよ。
 ありがとう、後でいただくね。

[差し出された包みを受け取り中をのぞけば、ナタリアが良く作る砂糖漬けが練りこまれたクッキーが目に入る。
 それで、きっと彼女は知ってしまっているのだろうと察したけれど。
 常のような態度をとってくれる彼女に、もう一度ありがとう、と微笑んだ]

(92) 2012/03/28(Wed) 22時頃

[セレストの家を片付ける人がいれば、彼女の机に
こんな言葉が書いてある紙を見つけるだろう]

人はみな寂しがり屋だ
だから人は 一人ぼっちじゃ歩けない
でもそれはきっと、
一緒に歩いていける人がいれば
どこまでも歩いていける
ということだと思う

[一人は怖い。でも、待ってくれている人がいるというだけで、強くなれた。
そして…こうして、一緒に歩いていける人が隣にいる今、
自分は誰よりも、幸せなのだと…
つかの間の別れを経た今だからこそ、
強く、強く思う。]


【人】 病人 エリアス

[クラリッサ>>94の感嘆の声に、だよね、と頷きを返す。
 ごく当たり前の日常が続くかのような、当たり前のやり取りに瞳を細めて笑み]

 うん、ちゃんと、伝えるよ。
 また、どこかのお手伝い? あんまり、がんばりすぎないようにね。

[感想を聞かせて欲しいというのにはゆっくりと頷いた。
 ほんとうなら、幼馴染の嘆きも受け止めるべきなのだろうけれど、日常を演出してくれる気持ちに甘えて。
 いつものように立ち去る彼女を見送った。
 どこかで泣くだろう彼女を、誰かが慰めてくれることを願い。
 まだ微かに温かいクッキーの袋と、ひしゃげた薬莢を大切に持っている]

(97) 2012/03/28(Wed) 22時半頃

【人】 病人 エリアス

[少し離れただけで、ずっと傍にいたブローリンに視線を戻す。
 普段なら離れて行く彼が居てくれたのはきっと今日が最後だと、互いに思っているからだろう]

 ――クラリッサはほんとうに良い娘だよ。

[まるで同意するかのように呟き。
 もらったものを、丁寧にポケットの中に仕舞いこんだ。
 クラリッサのクッキーは、温かいうちに食べたほうが美味しいけれど。
 戦地に向かう途中に食べようと、そう思ったのだった]

(102) 2012/03/28(Wed) 22時半頃

ホレーショーさん…
そうやって…自分で抱え込もうとしないで…

[村の人をこの村で安らかに眠らせてあげたい。
そんな気持ちで意気投合した仲間………]


【人】 病人 エリアス

[どれだけの時間広場にいたのか。
 ゆっくりと傾いていた太陽が赤い色を帯びる頃に、ほんの僅かため息をこぼし]

 ――そろそろ、帰るよ。
 楽しい時間をありがとう。

[何時までも続けようと思えば続く会話を漸く切り上げて。
 立ち上がったときに差し出された紙に視線を落とす]

 うん――
 元気でね……さようなら。

[きっと村人には知らされていない何かを知っているのだろう。
 だから、彼の挨拶にあわせて、またね、とは言わなかった。
 他の誰にも言えない別れの言葉をつげて、広場から立ち去った]

(117) 2012/03/28(Wed) 23時頃

【人】 病人 エリアス

― 自宅 ―

[ブローリンからもらったもの。
 クラリッサからもらったもの。
 みんなからもらった気持ち。

 それらを大事に抱えて家に帰る。
 そのころにはさすがに母親の耳にも入っていたようで。
 朝に伝えなかったことなどを怒られ泣かれたけれど。
 戦地に向かうことは決めているから、ただごめん、と返すだけで。

 ミッシェルも帰ってきた後、家でとる最後の夕食の時間を過ごす]

 ――姉さん、ありがとう……

[一日、出歩いていたことをとがめなかった姉に感謝を告げて。
 そして一度自室に戻り、簡単な手荷物程度の荷物をまとめた]

(118) 2012/03/28(Wed) 23時頃

【人】 病人 エリアス

[そして、その夜は。
 母と姉と、三人でともに居間で過ごす。

 逆らいきれない睡魔に襲われて、眠りに落ちるまで――]

(119) 2012/03/28(Wed) 23時頃

【人】 病人 エリアス

[そして翌朝早く。
 母や姉の見送りは断り。
 村の入り口に向かう。
 
 出迎えの軍人のほかに誰か居ただろうか。
 誰が居ても、ただ、いってきます、と、手を振って旅立つのだった**]

(120) 2012/03/28(Wed) 23時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 23時頃


エリアスは、ブローリンの見送りを受けて迎えの車に乗り込み

2012/03/28(Wed) 23時頃


エリアスは、クラリッサのクッキーを移動の合間に食べた。**

2012/03/28(Wed) 23時半頃


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