267 【突発誰歓】蔵書点検の狭間に【5発言RP】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
革命家 モンドは、メモを貼った。
2017/07/19(Wed) 01時半頃
|
ふと、青い鳥、という本の略歴を調べてみる。
なぜ調べたくなったか、単純な話だが・・・ 彼女を一目見た時、とても《美しい》と感じたから。
一目惚れした相手を深く知ろうとするなんて、思春期の小僧みたいだと、呆れるものだが・・・
彼女の生誕は、俺の元(ベース)がいた時代より、少し後。 それから何十年もの間、幾万の人に《幸せ》を教えてきた、幸福の本。 きっとこれから先の世でも、この物語は語られ続ける。
元々気にならないはずもなかった。
彼女は常に、幸せな笑顔を振りまく。
俺にはあまりにも眩しすぎた。 自分の本の中で、俺の元(ベース)が誰かと結ばれた、という話は一度も出てこない。 だから、初めてだった。
俺の《初恋》は、何百年後の図書館でのことだったんだ。
(30) 2017/07/19(Wed) 11時頃
|
|
本に書かれたベースの記憶しかないがために、 何百年後の世界で初恋をした男。
誰かが言った。 「知ってるかい?初恋ってね、成就しないもんなんだ。」
別に成就なんかしなくていい、この身は既に、人と呼べはしない。 そもそも、本が恋をするなんて、馬鹿みたいな話だ。
だから、俺は遠くから見てるだけ。
それだけで俺は今《幸せ》だ。
(41) 2017/07/19(Wed) 18時半頃
|
|
少年少女の、《幸せ》を掴むための物語。
その結末は《幸せは誰のそばにでも》。
俺の元(ベース)は、幸せだっただろうか。 抗うことしかしなかった者に、幸せな時はあっただろうか。
・・・それは本人しか分かり得ない。 いわば彼の《劣化コピー》である俺なんかに分かるわけがない。
《意思を継ぐ者》を育てる時が幸せか、 《戦いそのもの》に幸せを感じたか、
彼も俺も狂っている。故にその真偽はやはりわからない。
ただ、今の俺は《幸せ》だ。 これだけの本に出会えた。これだけの声に出会えた。 《青い鳥》に出会えた。
それだけで・・・十分すぎる。
(42) 2017/07/19(Wed) 19時頃
|
|
ふと、彼女の名前を耳にした。
デメテル。彼女の名前。 作者に付けられたのか、どんな意図で付けられたのか。 だがそれよりも思ったのが・・・
女神・・・ギリシャ神話の豊穣の女神。 それは、まさしく、彼女にピッタリの名だと思った。
ただ、それこそ、俺のような《狂気にまみれた》存在が近付いていいはずもなかろう。
「・・・恋とは、難しいな」 ふと、独り言が漏れてしまう。
日が暮れるたびに、あの笑顔は・・・
(43) 2017/07/19(Wed) 19時頃
|
|
いつもに増して、一段と月明かりが館内を照らす夜。
ソファーに座る彼女をの後ろ姿。
それを横目に、図書館で出来た友と話す。
日常。この図書館での些細な日常。
・・・これでいいのだろうか? 抗え。抗え。抗え。
本質を思い出せ。俺の本質は、抗うこと。
・・・初恋は実らないと、誰かから聞いた。
抗え、モンド。道を開け。 お前は、俺だ。俺の生き様を思い出せ。
「・・・お嬢さん、隣、空いてますか?」
(44) 2017/07/19(Wed) 21時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る