156 カイレミネ島の雪
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…似てる? 寒いのと寂しいのが……?
[マユミの言葉は自分を驚かせるのに十分だった。 寒いというものは冬が過ぎれば無くなるけど、寂しさはいつまでもなくならないものだ。 似ているだろうかと、首を傾げた]
……マユちゃん、…アタシね。 小さいときからずっと、マユちゃんのことが大好きだったんだよ。いつも一緒にいてくれたもの。
[だから、と。
人と人がこれから長い間、ずっと一緒にいるなんてきっと無理なことだ。 離れてく。 どこかに行って、手が届かずにいつか視界から消える――。
そうなるくらいなら、眠らせてしまえって『私』が囁いた。]
(42) 2013/12/20(Fri) 11時半頃
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[抱きしめようとして腕をその背に回す。 後はいつものように。腕に力を入れてしまえば、それでいい。
けれど力は入らず、不自然なまま腕は下ろされた。 マユミはその不自然さに気付いただろうか。]
うん、……そうだね。 お昼ご飯楽しみだなー。
[誤魔化すための笑顔と言葉を付け加えて、そう笑ってみせた。
今自分は何をしようとしただろうか。 だめだ、マユミだけは眠らせてはいけないのに。 こんな優しい彼女を、自分の勝手な思いだけで。
――『それでいいの?』 囁く『私』と、否定する『アタシ』。どちらがどちらなのかなんて、もう分からないくらいに*]
(43) 2013/12/20(Fri) 11時半頃
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[そのあとすぐ戻ると言ってどこかに行ったマユミを笑顔で見送った。そして少し時間が空いた後、セーターを羽織り外に出て行く。]
あ、このセーターも返さなきゃ。 って……新しく買ってないや、だめだぁ。
[ミナカタせんせーごめんねぇと、今ここにいない相手に謝った。]
見慣れると、良い眺めだよね。 綺麗だし、寒いし危ないし海は凍ってるけど。
だからみんなこの島から出て行かない。
[くすくす笑ってぐるりとあたりを見渡した。そういえば、皆はどこにいるのだろうか。 1人は寂しい。つまらないから、誰かと一緒にいたいのだけど。]
そういえば、カフェ…とかなんとか言ってたなぁ。 薬……あぁ、冬将軍対策かな。
[でも、絶対に邪魔はさせないんだから。 そう呟くと、ご機嫌な様子で歩き出す**]
(44) 2013/12/20(Fri) 11時半頃
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[誰か、私に、気づいて]
[誰か、私を、見つけて]
[誰か、私を、―――――――…]
―とある子供部屋―
[気付けば見覚えのある部屋にいた。
覚えているのは公園で、
遠く駆けていく眩しい背中を見送ったこと。
抱きしめられて、跳ねる鼓動を抑えて、
そっと抱きしめ返したこと。
…仄かに残る温もりが愛しくて。
私は歌を紡ぎながら、雪の小道を渡っていった。
其処から記憶はぼやけて、
それでも私は、この部屋を確かに知っている]
[暖炉の音がパチパチとなっていた。
整頓された戸棚の1段目には、ぬりえやパズルなど、一人で遊べるような玩具が並んでいる。2段目には、ぬいぐるみや人形がお行儀よく並んでいた。
小さな窓枠には、分厚いカーテンが揺れている。窓の外、小雪がちらついているのが、見える]
…此処は。
此処は、私の部屋だ。
[島へ引っ越してくる前、雪国に住んでいた頃の子供部屋]
[懐かしさを覚えて、見渡した。私は夢を見ているのだろうか。
ふと、戸棚の中に、当時と違うものを見つける]
………?
[ぬいぐるみの中、ひっそりと埋もれるようにして佇むのは、少し不格好な指人形。
…忘れる筈がない。少女の頃、誰かさんへ贈ったプレゼント。
手を伸ばして触れようとしたら、指人形は勢いよく飛び出して、ふわり、くるりと中空へ浮かんだ]
わっ。
[驚いて、きょとんとして見上げる]
[窓の外、静かに雪は、降り続けている]
…きみは。
[何故だろう。今の状況に、すとんと納得がいった]
君が、冬将軍、かい?
[指人形は答えない。代わりに、窓の外の雪が少し強降りになる]
―――――…おいで。
[静かに微笑むと、両腕を伸ばした。
そっと指人形を手で包み込み、暖炉の傍の椅子にこしかける]
ずっと、君に、逢いたかったんだ。
君を、見つけたかった。
…寂しかったのかな。
もう、大丈夫。私は、此処に、いるよ。
[指人形をそっと包んだまま、窓の外を眺める]
雪の華 舞い散る中
眠りなさい お眠りなさい
私はあなたの側にいる
何処へ行ったりもしないから
夢から覚めたら また笑顔でいられるように
眠りなさい お眠りなさい 今は
[優しげな旋律の歌は、雪のように儚く、静寂に溶ける**]
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[『貴方には私がいるし、私にはあなたがいる』]
(うん。そうだね、そして皆を眠らせて寂しさからバイバイするの)
[寂しさ、孤独、隠せない傷。 人がそれを抱え込める量には限度があった。それらは人を狂わせるに相応しいものだ。
皆と違っていてはいけない。
だから不安がって心配して、そして普通の少女を演じるのだ]
W私W、1人は嫌なの。 でも、誰かと一緒だけじゃいけないのよ。皆ほしいの、たぁくさん。
[ふふっと花が綻ぶような笑みが浮かぶ。]
そうすれば、寂しくないでしょ? だからね、だからね、ちょっとだけ借りちゃうね!
[大丈夫、ちゃんと返してあげる。――いつか、ね]
(109) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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―トレイルの家― [ひどく気分が良かった。自由に使える身体、乗っ取ってしまいたかったこの身体。 ようやく『自分の手』で、誰かを抱きしめられる]
……そーだっ、今日はあの男の子にしよう! うん、それが良いわ。マユミっていう子は、今はまだ自分の意志で隣にいてくれるもの。
[それはマドカの為であって、成り代わった自分に適用されるかは知らないが。]
……って、あら。先客がいるじゃない。
[自然に見せる為にご機嫌なのは隠して彼の家に向かうと、丁度玄関で話す少女――モニカとトレイルが視界に入った。]
…モニカ、トレイル?
[すいと近付いて、名前を呼ぶ]
(135) 2013/12/21(Sat) 23時頃
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マユちゃんとは別行動なの。大丈夫、怖くないよ。 だって一人のほうが怖いもん。
[>>139モニカにそう返す言葉は、なんら違和感はないはずだ。 マドカがこの状況で一人を怖がるのは自然なこと。 たとえ一人が怖いという言葉に、冬将軍としての意味が込められていても]
近くにきたから寄ってみたんだけど…… もしかして体調わるい?
[眉を下げてトレイル>>140に尋ねる。 悪いなら来ちゃいけなかったかな、と気遣った。]
(143) 2013/12/21(Sat) 23時半頃
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そっか、よかった。 なかなかタイミング合わないや……マユちゃんとは会ってる?
[と、今はいない従兄弟について話題を出してみる。]
家にはいないねえ。 ほんと、寂しいよ。
(寂しい、寂しい、ああ寂しいなんて最低な感情よ!)
[憤りながら、モニカの小さな声は聞かないふり。]
(151) 2013/12/22(Sun) 00時頃
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[モニカが去った後。 テンションが高い「私」は、新たな気配に気付かず目の前の青年に近づいた]
ねえ、私寂しいのよ。
とてもとても、寂しいの。
だから、ね?
[──そしてその体を抱き締める。 優しく、幼子を抱くように]
大丈夫、怖がったりしないで。 ゆっくりゆっくり……眠っていける。
(156) 2013/12/22(Sun) 00時頃
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