100 【RP】10年後に会いましょう【ランダム】
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長崎と言えば……坂道と教会がたくさんある。
[それしか思いつかないのかよと突っ込まれそうだが。
目を瞑るゆりに、静かな声音で]
いい景色がたくさんあるよ、きっと。
いつかみんなで会う時に、色々なところを紹介して?
[そう言って微笑んだ]
―――、
――――――………。
[つもりだったのだが、いつの間にか、意識は沈んで*]
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2012/09/03(Mon) 00時頃
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ちょ、どうしたの、柳田落ち着いてよ! あんま五月蝿くしてたら、怒られちゃうよ?
[それは仁兄ちゃんに、なのかそれ以外なのか。 あえてあたしは云わないけれど。]
志乃、大丈夫? 沙耶も落ち着いた? ちょっと、男なら逃げること考える前にどっちか支えてあげなさいよね!!
[さすがにあたし一人じゃ二人を支えられない。]
(2) 2012/09/03(Mon) 00時半頃
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…うん、そうか、見えないんだよね。
[何か意味深に呟く。 あたしに見えているのは、柳田と志乃と沙耶と…あと6人。]
まったく、いつもの威勢はどこに行くんだか。 …ともかくありがと、沙耶のこと頼んだからね。 沙耶、しっかり柳田につかまっときなよ? 志乃は、歩ける? 肩貸すから。
[志乃に肩を貸して、あたしは教室のほうに戻るつもり。]
(4) 2012/09/03(Mon) 00時半頃
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小鈴は、最後だからか、今日はいっぱい“居る”なぁ…。
2012/09/03(Mon) 00時半頃
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柳田…顔引きつってるけど大丈夫?
[なんて声をかけながら進む。 一応安静にしておいたほうがいいし、落ち着ける場所の方がいいだろうから教室へ。 扉を開けたらそこに居たのは、寝てる河野と亀吉。 一人で留守番をしてくれてたゆりだった。]
ただいま、なんだ二人とも寝ちゃったの? ゆりもごめんね、留守番ありがと!
[志乃をとりあえず椅子に座らせて様子を見ながら ゆりにこの事を説明した。]
(5) 2012/09/03(Mon) 01時頃
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…寝ちゃったか。
[三毛猫にそっくりなあたしの目。 それはどちらを見て云ったんだろう。]
………うん、いいや。
[云いたい事があった。 云えない事だった。 だからいいやって、胸の奥にしまいこんだ。 歌とピアノと一緒に。]
(6) 2012/09/03(Mon) 01時頃
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聞いてよ、ゆり。 柳田ってばびっくりして変な声出しちゃってさ! ……いや、あたしもだしたけど。
[なんて他愛もなく話す。 ちらっと柳田の顔を見たけど、どんな表情をしてたかな。]
二人も寝ちゃったらつまんないよねー。 あたしが寝る時は、絶対誰か道連れにするんだからね。
[なんて、冗談めかしつつ…**]
(9) 2012/09/03(Mon) 01時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2012/09/03(Mon) 01時半頃
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んー、子供じゃないんだしさ? いや、ま、子供だけど。 心配されなくても大丈夫だよ、あたしは。
[沙耶にはそんな風に笑った。 勿論心配してくれるのは有り難かったけど。]
捜索隊の隊長が柳田じゃ、ちょっと頼りないかなー。 ………ビビりだし?
[あたしは笑いを堪えて、肩が揺れていた。]
(20) 2012/09/03(Mon) 22時頃
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[受験ねーとか。そんな話してたのを思い出す。
してはいたけど、あの頃は未だ、子供だった。
高校時代、野球部に入ってはいたけれど、甲子園は遠かった。届かない場所だった。
普通に大学受験をして、普通に就職をした。野球は土日、同じような他人と一緒にやるくらいになった。
夏が来れば思い出す、ダムに沈んだ故郷の事。
10年後の夏の最後の日、星見台で。
その約束]
[結局静岡から引っ越すことはなく、今日まで来ていた。
地元の企業に勤めた現在、昔のような坊主頭ではなくなっている。
俺だってその辺り、成長したんじゃないだろうか。
勉強だって多少、……いや、本当多少だけど。やるようになった。
背は、高1で随分伸びたはず。175cmだ。
休みを取った八月の最後の日。
星見台はネットで検索したらすぐに出た。
誰か連絡いれてたりするんだろうかと思ったけど、電話で聞いたりはしなかった**]
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志乃、大丈夫なの? なんかちょっとこわいなー…ついてっていい? あたしも喉かわいたし。
[家庭科室までのんびりと着いていく。 まだだれか来るなら、その人も含めて。 他愛ない話しでもしただろうか**]
(23) 2012/09/03(Mon) 22時頃
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腰抜かす直前だった奴がなにをいう!
[柳田の様子にはそう返した。]
ま、でも、ありがと? 沙耶も志乃もね!
[さむずあっぷ]
遅寝プリンスとか…! むしろ、柳田が、プリンス…!!
[爆笑しかできなかった**]
(24) 2012/09/03(Mon) 22時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2012/09/03(Mon) 22時頃
[あと、何年?]
[真っ白い天井を見上げながら、何度もあの教室を思い浮かべた。
星見台の約束のことを考えるだけで、
少しの切なさと、じんわりとした温かさが心に広がった]
[みんな、どんな風に変わっているんだろう。
会いたい。笑いあいたい。
白い部屋のベッドの上で、記憶の風景をスケッチ帳に描く]
[だから、それまで、頑張ろう]
―――――。
――。
……はぁ、……まだ、先は長い……。
[額の汗を袖で拭う。
ハンカチを持ってきていないことを今更後悔した]
星見台、こんなに遠かったっけ。
[山道の途中の休憩所。
木のベンチに座り、仰ぐように木々の隙間の空を見上げた。
青くて、あの日と同じように眩しい]
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