298 終わらない僕らの夏休み!
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
CC レイは、メモを貼った。
2019/09/06(Fri) 00時頃
|
― ループ三回目の回想 ―
[あたしは昨夜を思っている。 願い川近くの公園で、花火をした。 様々に花火が燃える音がきこえる。 地べたや緑の芝生をいろんな色の光が照らしていた。
あたしはみんなの手元の光を眺めて座り込んでいた。 愛海先輩の『やりたいこと』のひとつの花火を、一緒に楽しむのが難しかったのを謝るのはやめておいた。
多分それは根岸のおかげだ。 不安な時は不安でいいといってくれた。 あたしはあたしに自信がない。 あたしはあたしを恥ずかしいと思われないように演じるべきだと思っていて、でも、あたしという存在は生まれてこのかたずっと恥ずかしいような人間にしかなれていない。 だから無理をしてでも取り繕うことがあたしのルールだったけど、昨日はやめた。
『秋山先輩が死んでしまうかもしれない』と思っている。 ループなんてなくて、このまま秋山せんぱいの一生が終わってしまうことを思っている。
あたしはあたしに自信がないから『ループがきて、秋山先輩が明日生きている』ことを信じられない。]
(0) 2019/09/06(Fri) 01時頃
|
|
[けど、じゃあ。
あたしは想うしかないじゃないか。 この願い川のほとりで
『明日も9月1日がいい』と。**]
(1) 2019/09/06(Fri) 01時頃
|
|
― 4度目の9月1日 ―
[いつ寝たんだった? 0時になったら世界がどうなるのか見届けて、9月1日が再びきたら秋山先輩に連絡をいれようかと思っていた。 なぜだかはわからないけど、あたしにはどうやら今回それは出来なかった。
起きたら部屋の冷房は前回と同じで効きすぎている。 冷えた手でベッドの上に放り出されたスマホを手にとった。
ぼう、とロック画面を見る。9月1日。 再び9月1日は巻き戻ったみたいだ。
これで4度目。]
(24) 2019/09/06(Fri) 16時半頃
|
|
[昨日したように、メッセージアプリをひらいた。 今度の文面は、ループを覚えているかどうかはやめよう。 秋山先輩が生きているかだけまずは確認しよう。
『秋山先輩起きてますか?』 ]
(25) 2019/09/06(Fri) 16時半頃
|
|
[昨日の花火で、やっと今わかっている9月1日を繰り返していることを憶えている人全員を知った。
あたしは野球部の有名人の出口先輩もそうだとは分かっていなかった。本当に颯成以外はうちの学校の人らしい。 みんな顔と名前が一致する人ばかり。 誰?て人は本当にいなかった。
秋山先輩からの返事はまだない。 グループチャットに生徒会長や雛子先輩からメッセージが来ていることに気が付いた。
『おはようございます。 写真めっちゃ綺麗です』
『プールって学校のプールですか? それとも市営?』
それから少し考えて、
『今日秋山先輩が川に行かないようにしたいです』
という意見を送信した。**]
(26) 2019/09/06(Fri) 16時半頃
|
─ 3回目の9月1日、花火の回想 ─
[3回目のループ。
根良伊川近くの公園で花火をすることになった。
俺は事前に安住先輩に言われていた通り人の居ない辺りを陣取って、そこから様子を見ていただけだった。
服にかかった重み()はもうとっくにないはずなのに、まだどこか引かれているような、
余韻のような錯覚がある。
だから俺は自然とその重みの持ち主の方に視線をやると、安心してため息がひとつ漏れた。
ああ、よかった。宍井が笑ってなくて。()]
[日が落ちて暗くなってきた公園でみんなそれぞれに花火に火を灯す。
鮮烈に光を放つそれは綺麗で、遠くから眺めるだけでも十分なほどで。
安住先輩が色とりどりの花火を踊らせるみたいに、くるくると輪を描く。()
誰かに花火を勧められることもあっただろうか、俺はなんだか気恥ずかしくて。
だって本当ならこういう場所に俺が誘われるようなことはないから。
結局自分では一本だけ。
手元で光る花火は、指先や頬にちり、と熱くて。
それは日差しとも違うし、台所にあるコンロの火なんかとは全く違ったものだった。
もっと瞳の奥まで痺れるような。
むず痒いような気持ちになって、早く終わればいいのに、とも思った。
けどそれは本当に眩しくて、眩しくて、ひどく勿体無いような気持ちになって。
忘れたくないと思った。
ここに居る誰一人も、秋山先輩も、殆ど知らないような人もいるけど。
俺たちは、人間は、色んなものを忘れるものだけど。
それでも。]
[まあ、そんな淡すぎる願いは
却下されたわけだけど。**]
|
― 自宅 ―
[着替えなどを済ませようとしてるうちグループチャットでの話は進み、雛子先輩が『秋山先輩をプールに連れていこう』と提案し、生徒会長が秋山先輩を誘うという流れが完成していた。
それに、秋山先輩からの返事もあった。 生きてる。……よかった……! あたしはほっとする。 『おきてる!プール会堂からきいた!』とのこと。 今頃生徒会長のほうには秋山先輩からの快諾の返事があるんじゃないだろうか。
……えっ。あっ。
秋山先輩と、みんなでプールに? え!どうしよう。どうしようとかじゃない。 喜んでる場合じゃないと思うんだけど。 でもどうしたってそわそわしてしまう。]
(51) 2019/09/06(Fri) 20時半頃
|
|
[そうこうしているとグループチャットに雛子先輩からの着信。は?研人が雛子先輩をブロック……?(>>49)
……………え? 思い出しても有り得ないと思う。 会っただけで固まってしまってた研人が?
IDがわからない……ってことはつまり、研人も秋山先輩みたいに忘れてしまった?
はしゃぎかけていた気持ちが一気に静まる。 あたしはスマホを持った指を動かす。
『もしかして、秋山先輩みたいに忘れちゃったってことですか?』]
(52) 2019/09/06(Fri) 21時頃
|
CC レイは、メモを貼った。
2019/09/06(Fri) 21時頃
CC レイは、メモを貼った。
2019/09/06(Fri) 21時頃
|
……
[9月1日の0時に戻ったら? 知らなかったIDはみんななかったことになってしまっても仕方ない。見覚えさえなくなってしまう。 え、じゃあ残りは……
あたしは慌てて、まず千早ちゃんにメッセージを送る。
『千早ちゃんおはよう。そっちは大丈夫?』 『今日、みんなでプールいこうかって話をしてて。 千早ちゃんもおいでよ。』
と書いた。]
(58) 2019/09/06(Fri) 21時頃
|
|
[そこであたしは慌てすぎて新着を見落としていたことに気付く。研人に会ったんだろうか。(>>48)
『ごめん!研人のこと今読んだ! 連絡先わかる人に伝えとく。 千早ちゃん、グループチャットがあるんだけど 誘ってもいいかな。』
と追加で返信した。]
(61) 2019/09/06(Fri) 21時頃
|
CC レイは、メモを貼った。
2019/09/06(Fri) 21時頃
|
[グループチャットに送信。
『千早ちゃんもここに誘ってもいいですよね?』
いっそ全員分用の連絡になれば楽ちんだな、と思っている。 ろくに返事を待たずに千早ちゃんを追加する。 (権限についてはどうにかして貰っていたみたいだ)]
(73) 2019/09/06(Fri) 21時半頃
|
|
[根岸には個別に連絡をいれたほうがいいかなと思っている。いや、グループチャットでこれだけ返信が飛び交ってると、なにかしら煩わしいんじゃないかと思ってあたしからは誘うとかは遠慮している。
『根岸おはよ。いきなりでごめん。 みんなでプールいくんだけど、いこうよ』
と送った。 根岸は、
『は?』
と返事をしたっきり。その後パタッと返事はない。 秋山先輩と前回の9月1日の嫌な気配がよぎる。 根岸からの返事は、
『なんで俺? 無理だわ』
…………… あたしは、それ以上を確かめたく、 ……なくなってしまった。]
(87) 2019/09/06(Fri) 22時頃
|
|
[心臓がばくばくいっている。 昨日秋山先輩について図書館で教えたとき あいつどんな顔してた?
――…… だめだ。 あたしはその先を絶対知りたくない。 無理だ。
『そっか。無理いってごめん! 返事ありがと』
と書いた。 あたしは祈る。 今日について聞いて。 9月1日をどうしたいか言って。 昨日の花火のことでもいい。 なんでも―――なんでも。
でも、それきりあたしには根岸からの連絡はない。**]
(91) 2019/09/06(Fri) 22時半頃
|
─ 3回目の9月1日・夜 ─
[忘れたくないと、思ったんだ。
俺は花火の帰り道に少し寄り道をした。
みんなが公園から帰路についた頃、タイミングを見計らってまた叶い橋の方に戻るつもりで居た。
大した理由なんてない。俺はこの、9月1日同盟の奴らのことをよく知りもしないし、仲良くなりたいなんて、微塵も思わない。だってあいつらが俺なんかと仲良くすることに何もメリットがない。
実際あいつらが他人をそんな風に値踏みする人間かどうかは知らない。
そんなのはどうでもよくて、"値踏みする人間"から"自分が無価値だ"と教えられてきた俺は、あの価値ある人達とどう接すりゃいいのか。
わからないんだ。]
手がかりの一つでも見つかりゃいいけど。
[もう辺りは真っ暗だ。
かなり離れたコンビニから叶い橋の方を目指して歩き始めた。]
[瞬間、暗いはずの視界が赤く揺れた。(>>*3)
明滅。
いつもの通りの切れかけの街灯のある景色に、とてもじゃないけどそぐわない強い炎が灯る。
見間違いだと思った。
けど声がする。灼けるような声で、確かに俺に話しかけてる。]
何…
[何を見たんだ、声の主にそう返したいけど喉が震えて声が出ない。
人だ。
頬と鼻先を掠めて、目を灼くような熱を理解するのに一瞬。脳が"炎"を"炎"だと認識するのに一秒。
その中心にあるものが人だと…女の子だと理解するには、もうほんの僅かの時間がかかった。]
誰…ッッ
っっいっ……でぇ!!
[肌が灼ける。 ビリビリと順序を問わずに炎に炙られた箇所から痛みが走る。全身が燃えてただゆらゆらと藻掻くばっかりで、蹲ることすら出来ない。痛みに息を飲めば、今度は喉の奥から焼かれるようだった。
突然の出来事に混乱しながら痛みに呻く中、俺に語りかけてくる声にハッとする。
「君は、死んでいない、って
大切な人が、あの子にそれを教えてくれたんだ」
…航だ。]
[女の子の唇からこぼれた何かが、音を立てて弾ける。
それを眺めながら俺は泣いていた。
痛い、熱い、悲しい、苦しい、辛い、辛い、辛い、辛い。]
………いや、だ…
[焼かないで、
消さないで
初めてだったんだ家族じゃない誰かと、祭りに行ったのも、花火したのも、楽しかったのも、頼られたのも]
わ……
[わたる、なんで助けてくれないんだよ航。
俺が父さんに毎日怒鳴られてたのも
大叔父さんに馬鹿にされて笑われてたのも
祖母さんに俺だけ打たれたのも
なんで、なんで助けてくれなかったんだよ。なんでお前だけ逃げるんだよ。
なんで……]
[息ができない。
涙ばかりがぼろぼろと流れて、彼女がどうして俺にこんなことをするのか。その理由に航が関わっているということしかわからなかった。
燃えて、焼け爛れて、溶けて、崩れて、歪んだ彼女を恐ろしいとは思いこそすれ、醜いと思うことは俺には終ぞ出来なかった。
他人を醜いと見下せるほどの自尊心がないのだ。
そんなものは長い時間を掛けて家族にぐちゃぐちゃに、丁寧にすり潰されてしまった。
ああ、ああ、どうして。
俺はこんなに毎日死にたいまま、ただ何の宛もなく生きて、生きて、生きて、生きてきて、今日やっと]
[目の前の恐ろしい人が笑って言う。「おやすみなさい」
どうして今日なんですか。どうして俺なんですか。
どうして消しちゃうんですか。どうして、どうして。]
…………
[泣いているように見えた。泣くくらいならやめてくれよ、と思った。
もう、声も出そうにないけど。
ものを かんがえるのも やっとで]
『根岸くん』
[もう めもみえない
ただおれは だれかに ふれたくて
こわかったから なまえをよばれたから
でもおれは さいごまで
……───**]
|
― 自宅 ―
[颯成からのグループチャットに返信をうつ。
『颯成もいこ。一人心配だし。』
あたしは少し上の空でそう返事をしていた。 バレて何かいわれたって、今はもういいや。
……なんか、途方もない。 今日も研人はお祭りにいくのかな。 一番最初に串焼きを買って?
顔をあわせたら冗談をきっと言ってくれると思う。 でも、ヒナコ先輩のことは忘れてしまってる。
………。
出かけなきゃ、と思うのに。 あたしはまだ根岸の返事を待ってしまっている。]
(126) 2019/09/06(Fri) 23時半頃
|
|
[根岸も忘れちゃってるかもとアプリの入力欄に書きかけては消す。
昨日の花火は人の輪から少し離れていたかったせいで、 人の輪からすこし外れた根岸の近くに座っていた。
二人とも別に仲がよかったわけじゃない。 塾が同じで同じクラスで 殆どしらないところばっかりで 研人にとっても根岸にとってもそうだろう。
昨日あたしは勝手に頼りにしてしまったぶん、 生々しい拒否感がある。
あたしはまだ受け入れたくない。**]
(127) 2019/09/07(Sat) 00時頃
|
[服に何か引っかかったような重みも、
肩を組まれた暑苦しさも、もう二度となくてもいいから。
頼むよ、消さないで。]
|
― 道すがら ―
[グループチャットに新着。 やば。もう颯成着いてる?
ほんとは自分で案内をしてあげるつもりだったのだ。 スマホみてて、何分使ってしまっただろう。 家でぼんやりしすぎてしまった。
あたしは手早く文字で道案内をしようとする。 門から見てえーと……と学校を思い浮かべながら、そのまま記入&送信。
『もしわからなかったら門にいて。 つれてくから』
と書いた。**]
(133) 2019/09/07(Sat) 00時頃
|
|
― 夏呼西高校 ―
[もう着いてると聞いたから、あたしは急いで来た。 校門前に颯成がいる。 来年には颯成も一年生って話をした。 それを思い出しながら声をかける。]
おはよ、颯成。
……人いないね。学校。 見つかんないんじゃない?
[と気楽なことをいいながら、あたしはプールに向けて歩き出した。手招きをして案内する。
太陽がまぶしくて窓ガラスの向こうは暗く見える校舎。 校庭に植えられた何年の卒業生だかが植えた樹。 見慣れすぎて物珍しさのない景色を歩いていく。]
(142) 2019/09/07(Sat) 01時頃
|
|
[あたしはいまも返信を待ってる。 プールへ行くことに罪悪感がある。 あの言い聞かせるような声を思い出してる。**]
(143) 2019/09/07(Sat) 01時頃
|
CC レイは、メモを貼った。
2019/09/07(Sat) 01時頃
レイは、オスカーを案内した。
2019/09/07(Sat) 01時頃
レイは、オスカーを連れてプールへ。**
2019/09/07(Sat) 01時頃
|
― プール前 ―
[後ろのほうから話声がして振り返った。 どうやら出口先輩と、秋山先輩だ!
あたしはすぐに振り返って、頭を下げた。 秋山先輩、ほんとに来てくれている。 よかった。
あとは秋山先輩を溺れないようにちゃんと見ておく。 明日まで生きているようにする。
……夏休みの小さな目標をおもう。 昨日千早ちゃんに言われたようにはなってないけど。 でも、あたしもそこに居ていいだけでも……うん。]
秋山先輩、出口先輩、おはようございます。
[あたしは二人に挨拶した。]
(182) 2019/09/07(Sat) 14時頃
|
|
愛海先輩が開けてくれてると思います。 制服で泳いでもとめませんけど、 帰り知りませんよ。 あ。秋山先輩はだめ。泳ぐの下手だから。
[既にプールで青春してる人がいるとは知らず、出口先輩にあたしは口元隠して笑った。(>>184) 秋山先輩が真似するといけないので釘もさしておく。]
この人が出口先輩。 野球部のすごいひと。
こっちが秋山先輩。 颯成ばりに調子いいから怖くないよ。
[二人の先輩を颯成に紹介する。]
幼馴染の颯成です。 今日一緒につれてきちゃってて…… 連れてってもらっていいですか? 颯成、男子更衣室、二人についてったらいいから。
(185) 2019/09/07(Sat) 14時頃
|
CC レイは、メモを貼った。
2019/09/07(Sat) 14時頃
|
― プール ―
[先輩たちに颯成をまかせて女子更衣室へむかう。 着替えを済ませる前に、鍵のお礼を言おうと愛海先輩の姿を探した。更衣室にはいないから、プールのほうかな?
学校に来るって理由で、9月1日4回目にして、あまり好きになれないままの制服を着ることになった。 プールのほうに通じる扉をあける。
まぶしいほど青い。 見慣れたプールの水色が広がっている。 水面には光る筋が形を変えてきらきらしていた。
白い制服が太陽の光で目立っている。 丁度、千早ちゃんが白い夏服のまま、プールに入っていくところだった。]
(192) 2019/09/07(Sat) 15時頃
|
|
え。
[なに?
あたしはぽかんと口をあけていた。 出口先輩。青春しすぎっていってたけど もうそんな感じになってます。 プールの傍に近づいた。 先輩はラッコみたいに浮いてる。 千早ちゃんはプールの中心に泳いでいく。 唖然としていたが、プールに近寄って]
愛海先輩たち、何してるんですかー?
[変なの。着替え持ってきてるんだよね? 困ったように笑ってしまう。]
あの、鍵ありがとうございましたーー。
[先輩に全てお任せしていたのでお礼を言った。]
(193) 2019/09/07(Sat) 15時頃
|
|
[制服を着たままの愛海先輩がプールサイドに近寄ってきた。透けてるけどこれ中水着?]
そう……ですね。 そう見えます。 えっ、いや……あたしは……
[一緒に暑さに浮かされてみるかという提案は、何となく恥ずかしいというか、キャラじゃない気がする。だからあたしは少しの楽しそうとか羨ましいは隠しておこうとしながら言い淀んだ。]
みさちゃんもびっくりしますよ。 先輩いきなりだったから色々思ったとおもうし……
[みさちゃんていうのは、岬先生のアダ名だ。 たぶん、珍獣のような目でみてるのは岬先生だけではない。今あたしもそうだと思う。]
(195) 2019/09/07(Sat) 15時半頃
|
|
……雛子先輩とか会長は?
[あたしは少し迷ってから]
根岸にあたしからも声かけてみたけど 断られて、……なんで?って、いわれちゃいました。 そのあと何も連絡なくて。
…… 愛海先輩もなんにも聞いてないですよね……?
(196) 2019/09/07(Sat) 15時半頃
|
CC レイは、メモを貼った。
2019/09/07(Sat) 15時半頃
CC レイは、メモを貼った。
2019/09/07(Sat) 16時頃
|
……はい。 羨ましがる子もいるともおもうけど。
[内緒のポーズをされて頷いた。 明日も9月1日なんだろうか……なら内緒にしたってしなくたって、みんなの記憶が消えてしまう。 明日が来たらもちろん内緒にしてあげよう。] …… そっか。愛海先輩もしらないですか。 会長からも何も聞いてないんですね。……
[肩をおとして水面をみる。]
…………
[すく、と立ち上がって、ポケットのスマホだけプールサイドに置きっぱなして、あたしもプールに飛び込んだ。やっぱ先輩ブラ透けてんじゃん。でももういい。]
……意外と楽しいそうなので。
(202) 2019/09/07(Sat) 17時頃
|
─ 9月1日・朝 ─
[家の中を歩き回る足音、大きな話し声と大勢の笑い声。
そして父親の怒号で目を覚ます。
だから俺はこういう日は図書館に逃げ込むのだ。あそこなら静かだし、人目も少ないし、何より涼しい。気付かれればまた何だかんだとうるさいから、見つからないように出かける準備をして、靴を履く。
ポケットのスマホが震えた。]
[普段通知があるとすれば親からの呼び出しの電話だとか、用事のないダイレクトメールくらいだ。
だから完全に靴を履いて、玄関を出て少ししてから時計を見るためにスマホを取り出した。画面には、同級生で、同じ塾の女子の…宍井の名前があった。()
『根岸おはよ。いきなりでごめん。
みんなでプールいくんだけど、いこうよ』]
[何を言っているんだこいつ。人違いじゃないのか、いや俺の名前が書いてある。名指し…何でだ。]
『は?』
[まず返せたのは、一言。
罰ゲームか、それとも何らかの気を使って誘われているのか。俺から見て宍井は割とそういう、よくわからん気を使うような奴にも見えていた。逆に、もしいじめの一環だったとして、こんな見え透いたことを宍井はしないだろう。
とにかく、どちらにしろ行くという選択肢はまず無い。]
『なんで俺? 無理だわ』
[行けるわけがない。行ったところで不快なだけだろうし、何よりわけがわからない。なんならこの連絡にすら俺は少し苛立っていた。
宍井からの返事はすぐに来た。()
『そっか。無理いってごめん!
返事ありがと』]
[既読をつけて、息を吐く。
じりじりと照りつける日差しに頭が蒸し焼きになりそうになりながら、俺はスマホを再びポケットにし仕舞う。
返事をする必要はないだろうと思った。
宍井だって俺なんかと延々話す気もないだろう。
地面を目で追って歩きながらいつも以上にぼんやりとしてしまうのは、日差しのせいだけじゃないだろう。
傷つけただろうか、宍井は何か、すごく気を使って誘ってくれたのかもしれない。無下にしてしまっただろうか。……けど、無理なものは無理だ。
誘うなら…誰か、俺以外の奴を誘うといいと思う。
宍井が誘えばきっと、誰でも頷くだろう。]
[そこで俺は呆気なく考えることをやめて、
図書館へと向かった。
祭り囃子が聞こえる。
セミが鳴いている。**]
|
― プール ―
[愛海先輩が笑っている。 千早ちゃんは驚いている。 雛子先輩が着いた。 あたしはかなりヤケだった。]
いいの、一人で水着でもそれはそれで何かだし……
[千早ちゃんに言い訳するみたいにして、少しテレながら答えた。 愛海先輩が意外と楽しいというのを信じたというホドでもない。物語みたいに水に入ってすっきり、ということもなかった。 ……でも、恥ずかしいだとかこの後どうしようだとか、しょうもない恥ずかしさと後悔を上からひっ被せて現実逃避をすることにした。]
千早ちゃんだって、っぷ…… これで雛子先輩だってそうだし。
[雛子先輩の飛び込んだ飛沫がおもいきりかかる。 どちらにせよ、元より一人で水着でいるのを選ぶ勇気はあたしにはなかった。]
(214) 2019/09/07(Sat) 18時半頃
|
|
― プールの中 ―
[愛海先輩にしがみつく雛子先輩をながめて、あたしは頭におもいきり水をかぶって、濡れた髪を耳にかけた。 濡れた制服が重たく体にまとわりついている。 ああ、秋山先輩も昨日はきっと、こんなものを着て水に落ちたならさぞ泳ぎにくかったことだろう。……]
あ。
[颯成が来ていた。プールサイドのそば、プールのなかから幼馴染の顔を見上げる。]
えぇと…… なんかこうなっちゃって。
[言い訳をしようと思ったのだけど、特に閃かない。 全員妖怪ハロウエルアマガエルにプールに突き落とされたことにしちゃダメかな?]
(220) 2019/09/07(Sat) 19時半頃
|
|
プール入る前に敢えて服着ろとはいわないって。
[颯成がおろおろしているのが可笑しい。 無理もないけど。 颯成もぴょんと水に入った。飛沫があがった。]
暑いからきもちいいね。
[恥ずかしさを押し込めつつ(押し込めきれもせず)声をかけた。]
(228) 2019/09/07(Sat) 20時半頃
|
|
………
[あたしはまだ、『そうだ』と思うことをやめていた。 だから出口先輩達に浮き輪を持った生徒会長が、男子の人数を聞くのが聞こえて、固まっている。]
……………
[恥ずかしい思いをすることで、上から覆っておいた不安がまた大きくなってきた。 こういう事について暗黙の了解なんてごめんなので、訊いた。]
生徒会長、根岸から連絡ないですか?
(243) 2019/09/07(Sat) 21時頃
|
|
[雛子先輩に飛沫がかかったことを謝ってくれた。そんなのは、全然大丈夫だったのでそう返している。 千早ちゃんは名前を知られてなかったことを笑っている。 愛海先輩は、いつも通り変なことをいってる。 颯成はプールで水着着て当たり前なのに日和ったみたい、なんていっていた。 出口先輩は秋山先輩といて。 生徒会長は浮き輪をもってて。
根岸と研人はいない。
だから、生徒会長の反応をじっとみていた。 連絡をしてないってことはあたしは知らない。 だから、そのぎこちない返答が怖くて重ねて質問をする。]
…… なんかあったんですか?
[連絡はない、という返答なんだろう。 それだけなら何でこんなに歯切れが悪いんだろう。]
(247) 2019/09/07(Sat) 21時半頃
|
|
………
[あたしに送ってきたのもああだった。 うざがったのかもしれない。>>248]
………そう、なんですね。
[あたしは「それだけ?」と思った。 怒ってた、ってだけ? じゃあまだ諦めなくていい?
……あたしは自信がないから。 誰から言われるまでもなく、
――多分無理。そう思ってしまうんだけど。
会長に会話を中断され、あたしは水に浸かったまま黙り込む。 不安だ。 根岸や研人は秋山先輩みたいに 溺れないでいてくれるだろうか?**]
(253) 2019/09/07(Sat) 22時頃
|
|
[どうやら近くでいろんなドタバタがあったのだけれど、気持ちもテンションもついていけていない自覚があった。
明るくあろうとする空間に、いびつを感じてしまった。 服を着て飛び込んだ恥ずかしさのフィルターさえはがれてしまった。
きっと、明日も当然の顔をして9月1日はやってくる。 もしかすると、誰かがあたしたちとの今を忘れる。
あたしは声をかけられて、はっとした。(>>266) 会長が秋山先輩に泳ぎを教えるように言ってくれている。
千早ちゃんがあたしがぼうっとしているのに気づいてか、水をかきわけて近寄ってきてくれた。 声をかけてくれる。(>>270)]
あっ……はい。
[少し離れたところの会長に、大きな声をだしてどうにか返事を返して、今度は千早ちゃんの顔を見る。]
(281) 2019/09/07(Sat) 23時半頃
|
|
[あたしはまだ、楽しい顔ができてない。 千早ちゃんは応援をしてくれている。(>>270)]
ぶっちゃけ透けててちょっと(ではなく) 恥ずいのあるけど……
[近くに寄って教えるとなったら?どう足掻いても見苦しいものを間近でお見せすることになる。引かれない?もう遅い?どうせ忘れる?そっかあ…… あたしは、声を小さくして千早ちゃんだけに話した。]
……だ、よね。 せっかくだよね。
今年の夏休みまで、てつもりだったし。…… ……いい機会のはずなんだけど。
[情けなくて下を向く。]
……根岸と研人いないと思ったら心配でついね。 秋山先輩みたいにあいつらも溺れないといいなとか。 色々。
(282) 2019/09/07(Sat) 23時半頃
|
|
……あたし2回目の、お祭の時にもさ。 千早ちゃんに、勇気もらおうとおもってて……
ホントは。……二人でお祭りいこって言えたらって 思ってたんだけど…………。
まぁ、でもこうなっちゃったらしょうがない。
[苦笑いを浮かべてから、あたしは少し迷う。 1秒か2秒、悩んでから]
千早ちゃん軽めに勇気くれないかな……?
(283) 2019/09/07(Sat) 23時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る