193 古参がゆるゆるRPする村
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― サナトリウムでの、話 ―
[ろくなことじゃないと言われると笑みのまま。
骨までの傷は、地獄で過ごすうちに治ってしまっていた。
そしてどれくらいの間、
あそこで、ただ一人で、過ごしたんだろうか。
抱く抱かれるにはもう興味も失せていた。
誉めてるのと言われると、もちろん、と笑って。
放し飼い、わずかに混じる嘘、目を細める。
いっそころせたら、
ころしたい、と前にも言われた、でも、
―― そう、 そうだ。
その理由だった。 覚えている。
悲しむから。
泣きそうに揺れる夜色が思い出される。
恐らくきっと、メアリーと同じものを、思っている。]
[睨まれ、怯えられ、大嫌い。を存分にこめられた言葉に、
浮かぶのは楽しさや心地よさ。
くすりと楽しげな笑い声がもれた。]
ふられたねえ
[消えるのならば一人で、というその言葉も。
ああ、似た言葉を貰ったことがあるんだった。
――― 堕ちるなら、一人でどうぞ。
メアリーにはふられっぱなしだと思い。
悪意はここで、消えていた。
そしてもらった平手打ち、その痛みにも覚えがある。
頬を手の甲で押さえ。そう、そして。静かに。]
[ばかじゃないの、言われた言葉。]
いまさらだなあ…、…
――― 今更だ
[罰だと言われ、その通りだと思う。
地獄の責苦よりも辛く、どうにもならない感情。]
[何よそれ、と言われると笑みを送った。
特に作ったようには見えない普通の笑み。
ぼろぼろの、ほんとにねえ、と言った。
続く言葉を、ただじっと聞く。
表情をおさえ、目を細めて、じっと聞いた。
奪えないもの、それはとても、悔しいけれど。]
メアリーも…
[呟く言葉は笑うような響きで、]
ほんとうに、ばかだなあ
[馬鹿だと思ったから、最後なのに、またねといって。
彼女がまだ思い出してない事実を一つそこにおいて、
驚いた顔に満足したような笑みを一つ残し、――**]
― 地獄 ―
[ゆるりと目を開けると見えたのは赤い空。
赤く高く届くことはない。
背中に感じるのはごつごつとした岩の感触。
身体に感じるのは責苦の痛み。
ああ、夢を、見ていた?
天の先を見つめる。
メアリーはあそこにいるはずだ。
手を伸ばすことはない。もう一度目を伏せ、
はあ、と大きく、深呼吸のような溜息をついた。]
[…
……
………
耳の奥で、ざざざ、と音がする。]
[目を開いて、一瞬、
―― 何かに驚いたように、目を見開いて。]
[それから、一度、手を伸ばして。
伸ばして、――――…**]
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― 病室 ―
[薄く目を開ける。
飛び込むのは白。知らない天井]
……ここは?
[返らない、問い。 一人の部屋は空虚に満ちる]
(119) 2014/09/11(Thu) 02時頃
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[ゆるり見回す。 飛び込むのは白。知らない部屋]
あれ、私、何してたんだっけ?
[まるで頭の中に薄霧がかかっているみたい。 何も思い出せない]
これ、は……?
[液晶の割れたスマホが目に止まる。 どうしてだろう。これを見ていると、胸がざわざわとする]
私のもの……なのかな。
[手を伸ばす。触れる。 固く、冷たいそれは、手になじまない]
(120) 2014/09/11(Thu) 02時頃
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[手になじまないそれをタップする。 液晶が割れているせいか、表示されているものは全て不透明でいびつだった]
あ、へこんでる。なにかにぶつけたのかな。
[側面に出来ている傷が、どうしてだろう。 すごく滑稽でおかしくて。唇から漏れる笑み]
ふふ……。いい気味。
[それは誰に対しての言葉なのか判らないまま、 空虚に溶けた]
(123) 2014/09/11(Thu) 02時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2014/09/11(Thu) 02時半頃
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[コツコツ。 几帳面なノックの音に顔を扉の方へ向ける]
…どうぞ。
[返事とともに入ってきたのは、白衣を着た初老の医者だった。 ずり落ちそうな眼鏡を直しながら、折りたたみ椅子を開くとベッドの横に腰を下ろすのをぼんやりと見る。
数度、何かを確認するような質問を受ける]
いいえ。 いいえ、いいえ。
[どうして廊下なんかで蹲っていたのか。 どうしてスマホを屋上に投げ捨てていたのか。 ひょっとして記憶が戻ったのか。
どの質問にも、返す答えは同じ。 ただ否定だけを繰り返して]
(124) 2014/09/11(Thu) 03時頃
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[そして最後に医者が問うた退院していった患者と、 転院していった患者についての質問にも]
いいえ。
[左右に首を振った]
(125) 2014/09/11(Thu) 03時頃
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あの……その退院した人と転院した人がどうかしたんですか?
[どうしてこんな事を聞くのだろう。 不思議に思い尋ねるけれど、医者は曖昧に笑うだけだった。
辞する医者に一礼を贈り、その背を見送る。
自分でも気がつかないうちに緊張してのだろう。 いつの間にか握り締めていた拳をゆっくりと開く。
手のひらに僅かに残る爪の跡を見ながら、 細く長いため息を吐いた**]
(126) 2014/09/11(Thu) 04時頃
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― 病室→廊下 ―
[とん、とん、とん。 軽やかな足取りで、廊下を駆ける。
たくさんのすれ違う人たちを横目で見ながら、 踊るように廊下を、ただ]
…………。 ああ、確かあの人は……。
[すれ違う中で見かけた知った顔。 初老の医師。数人の看護師。
ここに来て知った名前と顔は、五本の指で数える程もなかった。 また覚えたとしても、この黄昏に沈んでいく太陽のように忘却の川に流されてしまうのだ。 いつかのオフィーリアのように]
(270) 2014/09/12(Fri) 03時頃
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……オフィーリアって、なんだっけ?
[ふと、足がとまる。
なにか大事なことを思い出せそうな気がするけれど、 頑なに閉じた記憶の蓋が開くことはなく]
…ま、いっか。
[とん、とん、とん、と。 黄昏の中を、再び長い影が踊る。 たった一人、ワルツを]
(271) 2014/09/12(Fri) 03時頃
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[そして少女のそんな様子を見ながら、 初老の医師は手元のカルテにやや癖のある文字を綴っていた。
『記憶回復の傾向は見られず。 当院の治療方ではこれ以上の症状の回復は見込めないと思われる。 患者の回復を第一に優先させるならば、 より高度な医療と環境へとステージを移すのが望ましい』と**]
(272) 2014/09/12(Fri) 03時半頃
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