59 海の見える坂道2
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[常のごとくにこやかに話しかけながら、陳列されている雑貨の一つ――ねじのついた星型のキーホルダーを手に取った。 どうやらオルゴール内蔵のようで、ねじを回すとクリスマスによく聞くメロディが流れた]
季節外れ……。 あ、でも、今読んでる本にはちょうどいいかも。
[良い方にものを考えつつオルゴールつきキーホルダーを購入。 しばらく店内をうろうろしながら、ここは古めかしい雑貨が多くて好きだってこと、とか、衝動買いの悪い癖、とかについて話したかもしれない]
(55) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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[それから坂道をゆっくりのぼって、時計台で一休みして。 少しだけ早く坂道を下りきった頃には、すでに日は傾きかけていた。
頭の中で数えてみた通り、この時間の広場に人はまばらで、大道芸人が撤収の準備をしているのがちら、と見えた]
あ、みなさんこんにちはー!
[パン屋の露店近くか、ベティさんやパティさん、他にも見知った顔を見かけて、にこやかに挨拶した後、]
あ、見てください、またいいものを手に入れましたよ!
[じゃーん、と効果音までつけて、先刻買った星型のオルゴールつきキーホルダーを見せた]
(57) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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[僕が近付いた時には猫の話は一段落してただろうし、もともと暢気に構えていたから、何も知らない感じのにこやかな表情だ]
お、パティさんもベティさんもパン買ったんですね! なら僕も……
[そう言いながら露店に目をやるも心配なこと一つ。 果たして財布の中身は足りてるだろうか。 いくら買ったのはキーホルダーだけとはいえ、昨日の今日で財布の中身が軽かったような――
とはいえ能天気にパンを選んでいく。 しめて17個]
(62) 2011/08/07(Sun) 23時半頃
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[当然のごとく、全部買うにはお金が足りなかった。 わずかに3個だけを購入し、ため息。トレーに並べられたパンを前に頬を緩めていたさっきまでの僕はどこへやら]
ええ、少しばかり遅かったようです。もっともそれに気付かなかった僕も悪いですが。
[地の底から聞こえてきそうなどよーんとした声でパティさんに言った]
(64) 2011/08/08(Mon) 00時頃
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― 少し前>>63 ―
よく聞いてくれました! これはオルゴールつきのキーホルダーなんですよー!
[さっそくねじを回して音楽を響かせた。 特別か、と訊かれれば首を横に振らざるを得ないけれど、日々の暮らしの中で目に留まった素敵なもの、そういうのを集めるのが僕は大好きなのだ。
――もっとも集めすぎて、もうすぐ箱いっぱいになりそうだし、一回きりしか遊ばれなかったおもちゃなんかもあったりするんだけどね**]
(65) 2011/08/08(Mon) 00時頃
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― 土曜日のこと:petit a petit→雑貨屋 ―
やった! じゃ、さっそく行きましょうか。
パイも焼けるなんて、色んな料理ができるんですねー。
[色んな、といっても、僕が知ってるのはミートドリアとパイのただ二つ、だけれど。
僕が街を移動する際には、大通りというべき広い道より、裏道というべき細く入り組んだ道を使うことが多い。 靴が石畳の道を叩くコツコツ、という音をバックに、街や学業にまつわる他愛もない話をしているうちに、雑貨屋にたどり着いた]
(110) 2011/08/08(Mon) 22時頃
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― 土曜日のこと:雑貨屋 ―
[星型のオルゴールつきキーホルダーをお買い上げの後。
隅の方にある本棚の前にホリーさんの姿を見つけて、軽く声をかけようとしたけど、呟くような声を聞いて、「つまらんもの」への興味が湧いてきた]
ホリーさん、何か気になったものは見つけられましたか?
[軽く声をかけながら本棚に視線をやった。 薄い空にも似たペーパーバックの本は、他とくらべて明るい色合いだったからかすぐに目についたけれど、それが「つまらんもの」だってことには気付けなかった]
(112) 2011/08/08(Mon) 22時頃
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― 土曜日のこと:蚤の市 ―
[僕は飲み物片手にホリーさんと広場を歩いていた。 こうしているとまるで恋人とデートしているみたいだ、って思って胸が弾んだのも束の間、これがデートだと主張するには何かが足りないような気がしてきた。 果たして何が足りないのか。思いをめぐらせていると、ホリーさんから声がかかった]
いいんですか? うわー嬉しいなー。 で……ええっと、夕食を共にしていい、というのもお礼の一環でいいんですよね?
[思わず確認するような口調になってしまったのは、もしや僕に気があるんじゃ……という考えが一瞬よぎったから。 性別勘違いはいまだ続行中であった]
(119) 2011/08/08(Mon) 22時半頃
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[さて、パティさんに「どんまい」って励まされてなけなしの元気を振り絞ってみた僕は、切れそうになってたオルゴールのねじをきりきり回してたんだけど、オスカーさんの声にその手を止めた]
ん? 兄さんって? 僕が今日一緒にいたのはホリーさんだけ……のはずだけど。
[どうにも僕の中でオティーリエさんのいうところの「兄さん」とホリーさんが繋がらない。 そりゃそうだ、ホリーさんのこと女の人だって思ってるんだから。 さて、返答はあったのだろうか――]
― 土曜日のこと・終わり ―
(124) 2011/08/08(Mon) 23時頃
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― 翌朝・203号室 ―
[昨日は眠気に負けて昼まで起きてしまった僕。けれど今日は、何もなくても目が覚めてしまった。 正確にはちょうどその頃、ホリーさんが電話の相手に向けて声を荒げていて、そのせいで目が覚めたわけだけど、そのことを寝起きの僕が知る由もなく]
…………
[この町に住んでからというもの、アイリスさんのラジオが流れる時間より後に起きると、「もうこんな時間か」という気分になってしまった。 けれど、今時計が指すのはラジオが流れ始めている時間だから、]
まだこんな時間か……ちょうどいいや、数日ぶりに聴きますかね。
[そう言ってラジオのスイッチをつける。 この部屋にテレビの電波は届かないけれど、ラジオの電波は届くんだ。なぜか]
(134) 2011/08/08(Mon) 23時頃
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[そうしてラジオを聴きながら、食パンをトースターにかけてスクランブルエッグを作って(材料は昨日の帰りがけに調達した)、時々ついつい昨日のことを回想したりしていると、ベティさんやテッド君の叫び声が聞こえてきたけれど、]
また今日も悲鳴の響く朝だなあ。あ、でも、ベティさんが悲鳴をあげるのは珍しいか。
[そう大事にはとらず、暢気に朝食――スクランブルエッグと食パンをいただいたのだった]
(140) 2011/08/08(Mon) 23時頃
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……さて。
[出かける準備をして階下へ。 酒場の方を見るとなにやら住人がおおぜいいて騒がしい。 漏れ聞こえる声をいくつか拾いながら酒場の方へ歩いていって、]
おはようございますー。 誰がハゲでチクリ魔なんですか?
[入り口のあたりでにこやかに挨拶した]
(144) 2011/08/08(Mon) 23時半頃
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[ディーンさんの首根っこを掴んで引きずっているピッパさんをはじめとして、多くの住人がディーンさんを見たり、指差したりした。 なんという美しい住人達の結束……]
な、なるほど……
[しかし仮にも大家さんの甥にそんな扱いで大丈夫なんだろうか。 皆に向けた笑みはほんのわずか引きつっていたかもしれない]
で、……ディーンさんが誰に何をちくったの?
(150) 2011/08/09(Tue) 00時頃
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んー、テッド君が……
[ピッパさんの指差す方を見るとテッド君はオティーリエさんと話し中で。 さすがにこれは「取り込み中」というやつなんじゃないかと思いつつ、]
ありがとうございます。
[そしてディーンさんグッドラック。 そんなことを思いながらテッド君とオティーリエさんの近くへ移動した]
(165) 2011/08/09(Tue) 00時頃
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て、テッド君……!?
[そうして、ばっちり目撃したのだった。 テッド君がオティーリエさんの胸に手を伸ばし、そして―――]
いやーすごい、男としてその勇気を見習いたいなんて一瞬――じゃなくて! ディーンさん、何をちくったせいで禿げちゃったの? それに……
[数秒記憶をたどるように中空に視線をやって、]
……アイリスさんがラジオで言ってた、猫。 あれってひょっとして……
(171) 2011/08/09(Tue) 00時半頃
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ああああ!
[オティーリエさんの叫び声に我に返り、僕も叫んだ]
ぼ、僕もテッド君のこと男として見習いたいって言ったことなしにしますからっ! さすがにサイズに言及するのは男の風上にもおけませんからっ!
[必死な顔で叫んだが、届いたかどうかは分からない]
はぁ……なんということを……
[半分はテッド君に、半分は自分自身に向けて。
テッド君は追いかけると言ったが、僕もついてった方がいいのか? いやしかし僕にも用事というものが―― そわそわしていると、テッド君が入り口の辺りで振り返って、簡潔な三つの事項を告げた]
ディーンさんが猫のことちくってヅラになった。で、キャサリンさんが追い出された……。 …………。
(185) 2011/08/09(Tue) 01時頃
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ええええええええ!!!
[たぶん本日三度目の叫びがアパートに響き渡った――**]
(186) 2011/08/09(Tue) 01時頃
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― 酒場 ―
キャサリンさん、昨日までは変わった様子はなかったはずだから……夜の間に出て行かされた、ってこと?
[残っている人達をぐるりと見回すようにしながら呟く]
だとしたら、土下座して退去を思いとどまらせる、なんてことができないじゃないか……夜はほとんどの人が寝るものだし。
[起きている人もいるけどね。僕だって、眠れない夜にランタンの明かりだけつけて本を読むことはあるし。 けれど最近は順調なくらいによく眠れているから、「ほとんどの人」の中に間違いなく含まれている]
キャサリンさん、今どこにいるんだろ……
[思いめぐらせ始めたその時、また別の叫び声が聞こえてきて、僕はびくりと身体を震わせた。
そうしておそるおそる振り返ると、ホリーさんが(おそらくテッド君をおいかけてのことだろう)走り去るのが見えた]
(198) 2011/08/09(Tue) 20時半頃
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今の、声……
[女の人から発せられたとはにわかに信じられないような、怒りの叫び。 昨日「夕食と礼とは別」と応えた声とはまったく別の………]
そう、さっきの声はきっとホリーさんじゃなくて別の人の―――…
(203) 2011/08/09(Tue) 20時半頃
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ってそんなわけあるかーーー!!
[それだけ叫ぶと、わけもわからないままに酒場を飛び出した。 アパートを出ると、坂道を駆けのぼっていくホリーさんの姿が見えたから、急いで追いかけ始めた。 だけどその矢先、すれ違いざまに人とぶつかってしまって、]
わあっ、ごめんなさい!!
[振り返って謝って、もう一度坂道を見上げた時には。 追いかけるべき人の姿を、見つけ出すことはできなかった]
(204) 2011/08/09(Tue) 20時半頃
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ノックスは、アパートには戻らず坂道をうろうろ**
2011/08/09(Tue) 21時頃
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はぁっ、だめだ、完全に、……見失った。
[路地裏で僕は建物の壁に片手をついて息を整えていた。 ホリーさんを探して大通りから路地裏まで、走ってのぼったりくだったりするのは……意外ときつかった]
何にしても……ああああ。
[やがて僕は頭を抱え始めた。冷静さを取り戻した頭はすでに正しい答えを導き出していた]
まさか、ホリーさんが男の人、だったなんて! ずっと勘違いしてたのかー……うわあああ。
[果たしてホリーさんに僕はどのように映っていたのだろうか――勘違いを抱えたまま、アタックまがいのことをし続けていた、僕は]
どどどどうしようこのままじゃホリーさんに合わせる顔がああでも……っ
[すっかり慌てる僕の目に、たまに立ち寄るカフェバーが見えた。どうやらアパートがあるのとは別の坂道に来てしまったようだ。 ちょうど喉も渇いたし、と、憔悴しきった表情で僕は店の扉をくぐった]
(225) 2011/08/09(Tue) 22時半頃
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[隅の席に腰掛けたところで、ベティさんとパティさんや、フィリップさんの姿に気付き、]
そういえば勘違いしてたのってもしかして……僕だけ?
[実はみんなして僕のことを陰で笑ってた……そんな想像が一瞬頭をよぎりテーブルに突っ伏して頭を抱えていたところに、「ご注文は?」という声が振ってきて、]
……冷たいストレートティーを。
[しかたなしに顔をあげて、へにゃり、と笑って一杯注文した]
(233) 2011/08/09(Tue) 23時頃
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ああ……フィリップさん。 それが……その、お隣さんの……
[言葉を濁す僕。だって「お隣さんの性別勘違いしてた」なんて言えない。恥ずかしくて]
そ、そういえば、キャサリンさんがアパート、で、出て行かされたって聞いたけど、今頃どこにいるのかなー?
[話をごまかすように極端に明るい声で訊いた。 運ばれてきたアイスティーはとっても透き通ってて、飲めば気分もクリアーに! ……なった気がした。6秒ほど]
(239) 2011/08/09(Tue) 23時頃
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ノックスは、フィリップに、「ランチ……って今日はやってないよね?」と訊いた。
2011/08/09(Tue) 23時頃
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ええ、走り回ったせいでちょっと……
[腹へってんのか、というフィリップさんの問いには苦笑してそう答えた。 飲み物だけのつもりだったのに欲をだしたのだ、僕のお腹が]
昼入りじゃないというのならしかたないですね。本来ならない仕事をさせるわけにもいきませんし。 ランチじゃなくて、季節の果物を使ったデザートでもいただくとします。
(247) 2011/08/09(Tue) 23時半頃
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ノックスは、パティさんとベティさんの方にゆるりと手を振って挨拶した。
2011/08/09(Tue) 23時半頃
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――え?
[フィリップさんの待ってろ、という声からほどなくして、キッチンから何かの焼ける音や香りがすれば、]
………常々思うんですけど、料理の音っていいですよねー。
[なんて呟きつつ、ランチにあずかる態勢。 けれどすぐに再び机に突っ伏すことになった]
な、……なんでそれを知ってるんですかフィリップさん!
[それ、というのはホリーさんの性別を勘違いしていたこと。 店内にベティさんとパティさんがいるのも忘れて大声をあげてしまった]
(256) 2011/08/09(Tue) 23時半頃
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[しかし、やがて料理が運ばれてくれば、さすがの僕も顔をほころばせた]
ありがとうございます……
[まず何から手をつけようかと思っていたところにしかし、駄目押しのような一言が]
……ち、違いますって! 綺麗な人が隣に越してきたからお近付きになりたいなーっていう純粋な興味……ですよ。うん。
[そういえばホリーさん、僕と変わらない歳に見えるけれど、学校に行ってるのかどこかで働いてるのか、僕はその辺りを知らないのだった]
(264) 2011/08/09(Tue) 23時半頃
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ノックスは、照れ隠しの意味もこめつつ、まずはハンバーガーを一口ぱくり。
2011/08/09(Tue) 23時半頃
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し、下心だなんて……
[二の句が告げずおまけに顔も赤くなってきた]
い……今のところ単位は落としてないから大丈夫だし、僕の専攻は保健体育じゃなくて社会科ですからー。つまり「性別の見分け方」は授業内容に……
[だめだ小学校は結局全部やることになるじゃないか]
…………。
[観念した僕はだまってランチにありついた。 サラミが増えたのはなんだかんだいっても嬉しかった]
(271) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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[ああ、実習で受け持ったクラスの子にこのことが知られませんように。
儚くそう願いながら食べるオムレツはとろっとろで、泣けるくらいにおいしかった]
(273) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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[泣くのを我慢しながらランチを食べ終わった頃に、ようやく雨が降ってきていることに気付いた。 傘は……持ってきていないが、ここで雨宿りしてフィリップさんにまだからかいのネタにされるくらいなら……と、お代をテーブルに置くと勢いよく立ち上がった]
フィリップさん、そこの傘借りてきますね。あとごちそうさまー。
[わずかにいつもの笑顔を取り戻しつつ早口でそう言うと、置き傘片手に店を出た]
(286) 2011/08/10(Wed) 00時半頃
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うわ、けっこう降ってるねー。
[すばやく傘を広げると歩き始めた。 傘で視界が狭まってるから、フィリップさんのお店に向かうホリーさんとピッパさんとすれ違っても、僕が気付くことはないだろう]
――――〜〜♪
[気を紛らわすべく一昔前の流行歌を口ずさみながら坂道を海へと向かってゆっくりくだる。 アパートには戻れない。ホリーさんといつ鉢合わせになるかわかったものじゃない]
(292) 2011/08/10(Wed) 00時半頃
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