25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 01時頃
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−本邸大広間−
[パチン。 音は響いて人の影と主催の贅肉に吸収されて消えてしまう。 昼間に覗いた時よりもずっと手が加えられている。 辺りを見回してももはや溜息しか出ない。 脂大福ことヨアヒムはといえば、期待を裏切らない小者ぶりであった。
不快な表情を隠すことはない。 だが、まずは必要な情報は手に入れなくてはならない。
高嶺の様子が丁度目に入れば呆れもしたが 自分もいいとこ勝負なのかもしれないと思えばこそ 足は主催のほうへと向かう]
(10) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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…随分と若い。
[鳥の歌。それは月を恋う歌。 美しいとは思えども、金を積むかと言えば]
一通り見てみないことには。
[丁度、主催に好みの如何を尋ねられたところだったので、 ぱちりと扇を開いて少しだけ顔を隠す。 妙に粘質なあの視線から逃げたい、と言うのもある]
(18) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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[一杯目の酌は主催から。 けれど二杯目を進める手を断りさっさと離れる。 酒杯と、手近な酒一つをくすねて]
高嶺、暫く付き合え。
[別に独りで飲んでもよかったが、 それはそれで主催が煩わしくなりそうで 気心も知れている相手を選び、 其の杯が空であれば勧めるつもりだが]
(25) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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莫迦を言え。 怯えられるの謎、いつものことだ。 独りで飲むより、都合がいい。
[飛んできた揶揄など痛くもないとばかりの返事。 まだ酒は残っているようだったので、 己の杯に少し残る雫を舐めつつ]
私にとっては、ただ楽しむだけの祭りではないのでな。 いい加減にしろと言われてもいる。
[勿論、行ってくる相手は父だ。 本郷の子としての示しをつけろ、と言うことだろう]
…己の琴線に触れぬ花になどじっくり見ても仕方あるまい。
[高嶺の視線の先を眺めた後、くる、と辺りへ視線を巡らす。 僅かに視線を止めたのは白い布で視覚を塞ぐ姿。 それから、鈴の花にも視線を僅か止めた。 どちらも一瞬のことであったけれど]
(39) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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怯える?下らんな。 度胸の時点でそれはまず減点だ。
[自分は例年と態度を変えた覚えはない。 勿論それが冗談だと解っている。 盃に酒がないのは主催に見咎められようから 己でさっと継ぎ足してしまう。 そうでもしなければすぐに絡まれるのが目に見えている]
始まったばかり、舞台もまだ少ない。
[怒鳴り声をあげた桃色頭のほうをちらりと見やる。 自分より気の短い花と言うのもどうも珍しいが]
…花が蝶に化けるとでも? 樹に育つと言うほうが、現実的───
[続けようとした言葉を止めたのは、舞台の上の舞だった]
(68) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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本屋 ベネットは、奏者 セシルが舞台へ向かうのを、席を立ってその襟首を掴んで止めた。
2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[殆ど、衝動に近いものだったと思う。 杯を置くのと、高嶺の傍を離れるのとどちらが早かったか。 何やら大きなケースを掴んで舞台へと上がろうとするその花の 襟首を掴んで男はその花の動きを止めようとした。
舞台の舞の流れを途切れさせないように、と言うのが 其の衝動の理由だと少し冷静になれば気づくのだが]
(74) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[襟首をつかんだまま、乾の視線に気がついて軽く会釈を。 これはあとで何か高嶺にも言われるだろうと思ったが、 そんな事よりも今は舞台を中断させないことが重要だった。
白く、暴れようとしている花が抗おうものなら 払う手を掴んで捻りあげてでも止める。 睨まれたところで、この男が怯む筈もない。 必要なら、逆に胸倉を掴んで見せるぐらいのことをするだろう。
近くの侍従に、何か拘束するものを、と手短に指示しながら]
…血気盛んなのは構わんが、 それが他人の舞台を壊していい理由になると思うな。
[幾らか低い声で其の花へと告げる]
(87) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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プライドと礼儀を勝手に吐き違えて、邪魔するな? …お前がしようとしていることは、花として最低の礼儀だ。 自分の勝手で、師に泥を塗り、同僚の先を暗転させる。 そんな事も解らないで、良くこの場所にこれたな。
[学院が聞いて呆れる、とばかりの言葉を吐いた]
(89) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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…口のきき方すらなっていない花の芸など、 見るに値しないと言ってるのが解らんのか。
[呆れたような息しか出てこない。 ちら、と高嶺が駆けた声を耳にはさみながら]
ブスでも何でも構わんが、 そんなにお友達とやらが大事なら、 あちらをまず先に助けてやったらどうだ。 今ここでお前の芸とやらを披露するより、 お前にとってよっぽど有益なんじゃないのか?
[視線は窓際にいる花のほうを見やり、 それから小うるさい小型犬のような白花を見下ろす。 手元には侍従から拘束に可能なものが届いたけれど、さてどうしたものかと]
(102) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[僅かに手を引っ掻かれて滲んだ血に、感慨などあるわけがない。 所詮は野良猫に手を引っ掻かれたのと同じようなもの]
…随分と悠長なことだな。
[舞手の言葉に思わず呆れる。 ゆっくりと見てみたかったにもかかわらず、この騒ぎで碌に見られていない。 勢いで置いたせいか、少し中身の零れた酒杯に自分で内省をしつつ 今はそれを空けてしまうことにした。
昨今の花、と言うよりは教育がなっていないと感じるのは 古き己が花が比較対象にあるからこそ。 幼き頃にその舞台を見て、一目で欲した金色の蓮。 間近で見たことがあるものなら知るだろう。 其の最初から最後まで、花と花主はまるで歳の離れた兄弟のようでもあったと]
(127) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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…まったく。
[小さくぼやくのは花に対してか、祭りに対してか。 それともヨアヒムそのものに対してか。 本来場を収めるべき主催はどうしたのかと思えば 別の尻を追っかけまわしている始末。
こんなに疲れる花祭は初めてだと思いながら落雁をひとつつまむ。 その甘さが妙に優しいと感じられた。 舞台を降りてきた花達の姿を眺めつつ、 現役の花の中にあって霞の違和感のなさに思わず変に感嘆の息が零れた]
(144) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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本屋 ベネットは、空の杯に酒を注いで少し舌を湿らす。
2010/08/03(Tue) 04時半頃
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[ちらりと水の杯を傾ける高嶺に視線を向けたあと、 空になった舞台に視線を向け、鉄色を僅か細める]
…何とも、上がりにくそうな舞台だな。
[ぽつりとこぼすのは本音。 いっそ此処で我こそはと上がってくるぐらいの度胸のある花がいれば 評価は上がるわけだが。 そこに華月や鵠の姿があればためしに視線を向けてみる]
(153) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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[さて、その二人がどんな反応をしたかはさておき。 すっかり霞が乾をかどわかしにかかっている様子を見、 一人二人と思い思いに舞台の傍を離れていくを見る。 見たい舞はあれど、それを尋ねたところでどうするわけでもない]
…お前が気にせずともあれが何か始めるようだ。
[こちらに怒鳴る姿に今更返す言葉など必要もなく。 別段止める必要もないわけで、どうぞお好きにとばかりに手で舞台を無言で示す。 何を始めるのかと見ている間、幾度か手元では扇がぱちりと音を立てた]
(160) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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元気がいいどころか、文字通りのじゃじゃ馬だな。 花とするかも怪しいが…まあ、ああいうのが好みの主もいるだろう。
[パチ、とまた一つ扇を鳴らす。 名を問いかける声に、もう一つ鳴った]
…ああ、確かに。本郷碧と言う。 それが、何か。
[首を傾げると、ごく僅かに蓮の香りが揺れる。 鉄色の視線を舞台のほうへとやりながら逆に問いかけた]
(164) 2010/08/03(Tue) 05時頃
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…完成されているかどうかより、強いてあげるなら 己が手をかけて育てたいと思う花、だな。 あとは、どれだけ罵られようと蔑まれようと 這い上がってくるだけの根性は、必要かも知れん。
尤も、新しい花なんて必要だとは思っていないんだが
[パチリ。もう一つ音が鳴る。 植物の剪定の音や、秒を刻む針の音に似ている]
別に。尋ねる様に聞かれたから、何かあるのかと思っただけだ。 成程…おまえ、左舞の薗の出か。
[名前を聞いて納得したのか、そんな言葉が出る。 酒杯を僅かに傾けながら、今度はこちらが問いかける番だった]
(167) 2010/08/03(Tue) 05時頃
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[絵というものには、男はあまり強くはなかった。 ただ、それでもそれなりの愉しみ方と言うものがある。
何故その色をそこに乗せるのか。 その色が、その絵の中でどんな意味を持つのか。 こういう発想は純粋な探究心によって生まれた。
その次には動作。 一番長く親しんでいるのが舞であるからかもしれない。 優雅さや洗練と言ったものを排除した機能的な動き。 その中にある実用の美]
…面白い。
[それが、男の純粋な感想だった]
(170) 2010/08/03(Tue) 05時頃
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ただ飾るだけの花など必要としていない。 それだけのことだ。
[花が花でいられなくなったとき、主はどうあるべきか。 そんな事を、ずっと考えていたということもある。 育ててみたいと思う花があれば違うが、それはまた別の話になるだろう。 少なくとも今すぐ誰かに吹っかけようと言うことではない]
舞以前に止めに入るだろう。 唐突に舞台に上がろうとするなど。
…舞は、そうだな。好きだ。舞殿のある邸で育ったのもあるが
[パチン、とまた一つ音が鳴る]
以前、舞の得意な花を育てていた。
[だから自然と詳しくなっただけのこと]
(172) 2010/08/03(Tue) 05時半頃
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−本邸大広間− 花の数だけ芸があれば、花主の数だけ考えもあるだろうさ。
[十人十色、とはよくいったもので、 それ以上にうまく語る言葉を知らない]
舞には流れがある。 突然切れてしまえば、音も、舞も、流れが迷子になる。 それは見る側も舞う側も、よくない。
[それが花を諌めるに至った根幹の理由。 あの場所で何を始めようとしたかなど、その芸を知らぬ自分は 当然たった今絵を見るまでは知ることはなかったのだから。 突然舞台に上がろうとすれば舞の流れが止まって乱されると思うのは自然なこと]
……死んだ。随分前の話だ。
[ぱち、と、また一つ音がした。 それ以来花を手にしたことはない。 そこまでは言ったかどうだか、酒も入っていたのでやや思考はおろそかでもある]
(180) 2010/08/03(Tue) 07時半頃
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本屋 ベネットは、酒杯を片手に絵の作りあげられていく様を眺めた**
2010/08/03(Tue) 07時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 07時半頃
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−本邸大広間−
…お前は、変わっているな。
[視界を塞いだ舞人の言葉に呆れ交じりに呟いた。 手の中に引き込んだ花の形の落雁を 軽く転がしてから口に放り込んだ。 かり、と小さな音が響く]
聞こえる? 成程、お前にとっては楽なのか…あれは。
[見える、ではないのだと気付いて 小さな相槌のようなものが零れた。 あまりに自然に会話をしていたので それほど不便だと思うことがなかった。 そんな事をしているうちに笛が響き、蝶が舞う。 花の芸的な器量を見定める中で男は舞う花の謝罪を聞いた]
(293) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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…別に構わん。今更どうという話でもない。 つまらん意地を張っているだけにすぎん。
[不思議、と聞いて、ただ男は小さく笑ったのみにすぎない。 この花の主も既にないと知ったのも、今が初めてだった]
ああ、行くといい。
[下がる非礼にを詫びるような言葉は、気にとめない。 遠くなっていく足音を引きとめるわけでもなく、 ただ男は杯を傾けた]
(294) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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[酒に手を伸ばそうとしたところで刺すような痛みに気づく。 先程は気にしていなかった引っ掻き傷の上、 滲んだ赤がいつの間にか破片になろうとしているところ]
…やれ。
[爪先で軽く引っ掻くと欠片は柔らかく、 そして痛みと疼きを伴いながら零れ落ち やがてそこにはゆっくりと赤が滲み始める。
緩く手を持ち上げると落雁で甘くなった舌先を 赤を舐めるように這わせ軽く押し当てた。 ちり、と滲むような痛みを余所に押しあてることしばし。 ほんの少しの銀色を残してあとはそこを乾かすのみ。
いわゆる、傷なんて舐めておけば治る。その実践]
(296) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 16時半頃
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[舞を眺め、時折酒を口にする。 酔うほども無し、そのような気分でも無し。 刷衛の周りは何やら賑やかなようであったが 明乃進の舞を見れば男は中座する。 少し風に当たりたくもあった。
パチリ、と扇は一つ音を立てて、男の姿は廊下を通って裏庭へと向かう]
(299) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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−裏庭− [月は昇り、草木は眠り始めようとしている。 昼間のように、靴を脱ぎ浅い水辺へと足を沈めることしばし]
…二人見ませば幾許か この降る雪の嬉しからまし。
[爪先を自らゆるり持ち上げてみれば爪先から飛沫が落ち、 雫は伝って踵からゆっくりと落ちる。 古い歌を口の端に乗せ、呟いたところで何も変わらない。 少し熱のある肌の上を冷めた風がゆるゆると撫でては流れて行った。 純粋な感想として、あの舞は危険だと感じた。
白拍子の風わりと揺れる袖の流れは 其のひと揺れにまで感情が乗りすぎているように見えて]
(305) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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[舞台に上がったということは、あれから体調も良くなったのだろう。 ただ、それヨアヒムがどんな反応をしていたかどうかまでは己の位置からは見えず]
(もうすこし考えるべきだったやも知れん)
[舞台動向よりもまず、主の動向に注意すべきではなかったか。 そう思えば思うほど足元の水は大きく音を立てる。 それには少し苛立ちも混じっていた]
(314) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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−裏庭→本邸廊下−
(このままだと足がふやけてしまう)
[ちゃぷと短い音がした。 草も昼間と違って乾いていないので、芝の上を歩いたところで乾く事もない。 靴を拾い上げて扇と共に手にしながら本邸へと戻る。 ちょうど通りかかった侍従を捕まえて、足をふくものを用意させる]
(355) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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…明乃進?
[草を払い、足を拭き、靴を履いて大広間へと戻ろうとしたところで 見えた姿に足を止めた。 月を見上げる姿に己もまた色硝子越しに月を見上げ、 それから視線を目の前の花へと戻す]
月が、どうかしたのか。
(357) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 22時半頃
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…月に?
[そう告げられて、またもう一度月を仰ぐ。 月齢15まであと一日と言ったところか。 頭を下げる様子に首を軽く横に振り]
ああ、私は別に。お前の体調が戻ったならそれで御破算だ。 先程の舞、見せてもらった。
────好い舞だ。
[視界の記憶の中で舞う白い袂を思い出せば鉄はするりと細くなる]
(363) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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満ちるのが恐ろしい? ……完全なものは人には違和感になるとは聞くが。
[昔あった国の国旗は衷心より少しずらして円を描き 描かれた竜に睛を入れたところ天へと去っていったという話もあるが それを月に見出すと言うのだからどういうことなのかは男には解らない]
涼しげで気の乗らぬ舞よりは気の乗る舞のほうが見ていて気分はいいものだ。 他の主達は知らんが…私は、少なくとも。
舞を見る目は、それなりよりも多少はあると自負がある。 その私の目が好いと言った。ならば私はそれを信じる。
[むしろ好過ぎて少し身の裡で持て余すように感じたのもまた然り。 けれどこれに関しては口にはしなかった。
不意に響く笛の音にちらりと大広間のほうへと視線を向ける]
(375) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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そうか。
[少年がそういうのであれば、自分の気にするところではない。 もう一度月を見上げて徹を細め、それから視線を少年に戻す]
…好い舞であったよ。私はそう思う。 未だ──獅蓮の舞以上に私を心から納得させる舞手には出会わんが きっと続けていけば今以上に大成するだろうよ。
[久しぶりに朽ちた花の名を声にした気がした]
そのようだな。戻るとするか。 …お前は、どうする。
[一緒に来るか、とばかり首を傾げる。 少年が此処でもう少し考え事をするなら それはそれでそっとしておくべきだろうという考え]
(386) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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ん?ああ。何でもいいと言ったので、私がつけた。
[少しだけ声に滲むのは懐かしさ。 蓮の字は舞殿で自由に舞うことを許すと言う意味合いもあった]
…随分古くなってしまった話だ。 時間があれば、名残でも語ろう。
[その様を見ているに、明乃進がどれだけ舞を愛しているかを知る。 その姿にほんの少しだけ目を細めた。 一緒に、ということだったのでそのまま白拍子を伴って 男は大広間へと戻る。 其のころ舞台に上がっている花は誰であったか]
(394) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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本屋 ベネットは、懐刀 朧の周りに花がいる様子を見て、流石高嶺と思ったが顔に出ていたかははてさて。
2010/08/04(Wed) 00時半頃
本屋 ベネットは、懐刀 朧から進渉具合を聞いてやろうとは思っている
2010/08/04(Wed) 00時半頃
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−→大広間−
鷹揚と言うか、まあ、あちらのほうが年上だったからな。
[子供相手に気を許したと言うのもきっとあるのだろうと 今、彼の年を越してみれば思うこともあるわけで。 舞台で舞っていたのは先日の迷子の花一輪。 涼やかな、と先程明乃進が言っていた素材そのままがそこにある。 杯へと注がれる酒に唇を湿らせようとしたが]
…。 ……ああ、そうだと、いい。
[色褪せ、遠くなった記憶なのか。 それとも────。
ただその事に対する深い答えは出さないまま、 酒杯に唇を寄せた]
(404) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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[気安さから、自然とまた選ぶ位置は高嶺に近くなる。 差も平然とした顔でこちらを見るものだから]
…相変わらずお前の面の皮の厚さは三国一だな。
[そんな下らない言葉が出る。 天下一、ではなく三国一、と言う辺りはきっと己の僅かな良心。 その脇にある花達を見たあと、何やら息を一つ吐き出してから 薄青をした干琥珀を一つつまむ]
(409) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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いや、構わん。 詫びのかわりに、また舞を見せてくれるなら、それでいい。
[二つ目の干琥珀を摘み上げたところ。 謝罪の声が聞こえたので首を緩く横に振った。 指の上に僅か残る欠片に舌を這わせて舐めとり]
ん?…ああ、ずっとお前を借り受けていては お前の主殿に怒られてしまうな。戻るといい。
[主、という言葉に想うことがあったとしても それを引きとめる理由も必要も今はなく、 明乃進の望むままに]
(416) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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それは褒め言葉としてもらっておこう。
[涼しい顔をして高嶺の言葉に返事を返す。 特に話があるわけではなく、 向けられた視線に首を軽く横に振るばかり]
何、そちらの進捗を聞いてみようかと思ってな。 他に他意はない。
[丁度のタイミングで下がっていこうとする華月を見やってから 再び高嶺へと視線を戻す。 会話をする相手の目を見て話すことが多いのは、男の癖だった]
(419) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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[華月の視線がこちらに向かったので]
庭の緑。あとは鵠に聞け。
[そういえば今ここで初めて名前を知った気がする華月に向かって 言ってのけるのはある意味高嶺よりも注文が難しい。 庭の緑と言って、正しいものを果たして彼は持って来れるのかどうなのか。 鵠に聞け、とはいったところで鈴の花が先日の自分の様子を逐一覚えているのかどうか]
(425) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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ああ、なんだ。 今ここで飲むのでないなら構わん。
[眠れなくなるほどやわではないが、酒を飲むだけも やや飽きたので気分転換程度に希望しただけのこと。 庭の緑で悩む様子に、己は口を噤んだまま答えなど与えない]
(433) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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[主を探そうと彷徨っている明乃進の姿に、 その様子が少し哀れに思えて 先程の自分の発言を少し後悔したのだが]
…成程?
[鵠と、華月と。 高嶺が指示を出す様子に思わず鉄の色が平たくなった。 別にそれが悪いとは言わないが、自分はそういうやり方の発想がないので 思わずそんな目を向けてしまったわけだ。 彼の手元でならなかった代わりと言うわけでもなく、 ただ己の手元では扇が二度、ぱちん、と音を立てた]
(441) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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差し入れ?
[その単語に眉が跳ねる。 ぱち、と手元で音が一つ鳴ったが結局はそこでとどまり。 高嶺が剪定した二輪を眺めながら]
…随分と気風のいいことで。
[悪いとは言わないが、少し意外だった。 尤も、一輪しか手元に置いてはいけないと言うわけでもないし、 それこそ抱えられる限り抱える主だっているのだから 別に悪いことではないとは理解している]
(452) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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[高嶺の眺める視線に首位は傾げたが]
身も蓋もないまとめ方をするな。 納得できる分だけ妙に腹が立つ。
[口に薄桃色の干琥珀を放り込んでから席を立つ。 疲れると言うその言葉を受けとめた時、 己は背を向けていたが、有無を言わさぬ流れ作業で 高嶺の口に白い干琥珀を一つ押しこもうと手は画策して動いた]
たまには甘いものでも食べて気でも抜け。 抜き過ぎると、転がるほど丸くなるかも知れんが。
[完全に子供扱いである。 そのまま踵を返して、足は大広間を出て行った。 足は主達の客室の並ぶ棟へと向かってゆく**]
(462) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 02時半頃
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−B棟・居室− [朝食を部屋に用意させながら、完全に目が覚めるまでは大分時間を要した。 表庭を見下ろす窓を開けば紗がふわりと揺れる。 食事を続くテラスへと運ばせて]
…眩しい。
[少し瞳を眇めた。 池への日光の照り返しが目に入る。 美しいが、眩しいと思う。 そんな風に呻きながら、赤い実の浮かぶ粥を 蓮華で掬い、冷まし口にはこぶ。 舌に残る塩味は、丁度良かった]
(523) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 13時頃
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[粥に少しの菜と茶。こうして朝食は終わる。 歳の頃を考えればあまりに少ない食事量だが、 その分は回数で補っている。 たとえば、落雁しかり、干琥珀しかり]
…?
[樹が派手に揺れる音がした。 何事かと思って落下防止の手摺より少しだけ覗きこめば 先日のじゃじゃ馬の姿。 呆れ交じりの表情でちらりと見はしたけれど]
(532) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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[少し、目が丸くなった。 黙っていれば、とはよく聞きもするが]
…成程、とんだじゃじゃ馬がいたものだ。
[微かに眉を跳ね上げる。 面白いとは思えど、じゃじゃ馬馴らしは趣味ではなく。 好い主に引き取られたならよかろうにと思うくらいは叶う話]
(535) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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…茶と菓子を。
[食事の膳を下げに着た侍従に告げる。 そうしてほんの一瞬視線を離しただけだったのが]
(また花が増えている)
[特に感慨があるわけではない。 優美な細工の施された腰かけの肘置きに少し凭れかかりながら 見下ろすまま、新しい花へと首をかしげて見せる]
(539) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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本屋 ベネットは、執事見習い ロビンの視線に、微かに鉄色を眇めただ眺めるのみ。
2010/08/04(Wed) 14時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 14時半頃
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−B棟居室−
…成程?
[あれは確か、高嶺と一悶着あった花ではなかったか。 金属弦の高い音を聞きながら、 手元に届いた蓮花茶と水菓子を一つ見る。 優雅な時間とは言えそうだ]
(548) 2010/08/04(Wed) 16時頃
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[冷たい茶で暑さを冷まし、つけた梅を閉じ込めた琥珀羹は目にも鮮やか。 空になった食器を押しやって席を立つと扇を手に廊下へと出た。 適当な侍従がいれば部屋の片づけを言いつけて 足は本館へと向かう渡り廊下を歩もうと向かう]
(551) 2010/08/04(Wed) 16時半頃
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−B棟→本邸渡り廊下前− [庭で楽を奏でていた花が、己の退出に何を思ったかは知らぬまま 男はただ本邸へと足を進めていた。]
…朝から随分と。
[現れた男の挨拶に返そうとしたところで思わず扇を開いて口元を隠す。 パチンと音が響く。明らかに呑んでいると解る匂いだ]
聞いている。と言うよりは、その現場にいたと言うほうが正しいか。 私は…そうだな、面白そうな者は幾らか見ているが、果たしてうまく買い取れるかは、さて。
[どうするかは考えているところ、と言った風体の言葉を返し、 そのあと続いた言葉に首を傾げた]
いや、昨日の舞のあとに話をして…それから大広間で別れたが。 ……余りお気に留めてもらえなかったと、寂しそうな顔をしていた。
[そう告げて、目の前の大男を見やる。 明乃進は、目の前の男の名を主と言う単語から言い直していたから]
(555) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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せっかちと言うより、思い切りがいいと言うべきだろう。 どちらも器量は良く、頭もいい。 高嶺の花になるには、十分だ。
[自分のことになれば、曖昧に返事を一つ返しただけだが 明乃進の主の話に零れたのは溜息一つ]
…。 昨日、明乃進は主様、と言いかけて、言い直した。
[ちら、と目の前の男を見れば誰の名前であったかは簡単に解るだろう]
あの状態が続くならどうにかしてやったほうが、よいのではないだろうか。 …あれでは流石に
[可哀想だ、とは言えなかった]
(559) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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興味が全くないわけではないが、 かたや謎かけには正論が出ず、かたや舞を見逃してしまったのでな。 舞殿の主としては、己の花には舞えるものを望む。
[それぐらいは言っても構わないだろう。 朽ちた花も舞う花だったのだから]
…身代りの裡に、あれを自由にしてやる事も 考えたほうがいいのではないか。
尤も、これは私の勝手な意見故。 聞きこぼしてもらって、構わんのだが。
(561) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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イアンと明乃進の舞は見ている。 夜光は、途中からだったな。涼やかで、悪くない。 恐らく基礎がしっかりしているのだろう。
一輪のみ手折るということに限らなければ、舞えなくともよいとは思う。 ただ、総てに置いて私が納得できないのであれば今回も見送るだけのこと。
[目の前の悩ましいんだろうと思われる顔を見たあと、 廊下の色硝子の窓を見上げる。 昨日、少年が月を見上げていたのを覚えていた]
結論からいえば、そうだ。 主ではない、でも明乃進は主と慕う。 このままではお互いに拉致もあかんだろう。 …あれの主の所在は?
[パチリ、と手元で扇が音を立てる]
(565) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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…買い手に権限があってこその、花祭だ。
[そうでなければこのような催しは成立せず、 このように連綿と受け継がれているものにはならない]
明乃進があの様子では…最悪を考えるべきだろう。 主が戻ってこれないとしても、戻ってくることができた時にまた縁があれば 花主と花はまた繋がることもできる。
[共に生きてさえいれば、決してできないことではない。 勿論、それまでに費やすものは沢山あるだろうが]
…外野の口で、無理難題をあげたことは詫びる。 勿論、明乃進自身の意思もあるだろうから、 決して無理にとは言わない。
[ただ、術はないわけではないと示したかったまでの事。 小さく息を吐き出すと、謝罪するように頭を下げた]
(568) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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…ああ。
[上手い返事が思いつかず、男はただ息を吐き出すのみに留めた。 寝てくるといいながら、その足は自分を追い越して行かないことを 不思議に思えば自然と首を傾げる。 男が先日、彼の白拍子を何処へ運んだかは知らなかった故]
…本当に眠る気があるのだか。
[遠くなっていく背中に聞こえぬ程度の声量が一つ。 呆れたように呟いて、それから思い出したように庭へと出た]
(575) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 19時半頃
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−表庭− [パチリ、パチリと。 音を重ねながら、歩みは進む。 草を踏み、木々の間を抜けて池に沿って進む。
そのなかで、ふと。 先程のあの二人はどうしたのかと思いながら向かっていけば 幾らか遠く、鈴の花の後姿と思しきもの。 少しだけ足を止めた]
(577) 2010/08/04(Wed) 20時頃
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…?
[足を止めたまではよかった。 何をしているのだろうと思って見ていれば]
おい…?
[派手な鈴の音、傾ぐ姿。 思わず、呆気に取られ]
(586) 2010/08/04(Wed) 21時頃
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−表庭−
…私の事を、知っているのか。
[騒ぎ、と言うほどのものでもないのだが、 その二人の前に鵠の後ろから男は姿を見せた。 眠っている花はどうやら今も眠っているらしい。 なのでそれはそれで放置しておくこととする。 蹴り起こしても、別にかまわないのだが]
何事だ、鵠。 じゃれあうにしては、あまり明るい仲には見えんのだが。
[ちらりと視線を鵠へと向ける。 手元でパチリと扇が鳴った]
(595) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
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驚くほどではないが、珍しいものを見た感はある。
[鵠からかえってきた答えに肩を竦めたが、 足元がおぼつかないと聞いて首を傾げる]
…足に、何か問題でもあるのか?
[冬の色の花へと視線を落とす]
(596) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
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…私も有名になったものだ。 だが、私はお前の名を知らん。
[軽く首を傾げながら 手元でパチリ、と幾度か音が鳴る]
…足裏?随分不用意な話だな。 陶器の破片でも踏んだのか?
[眉を下げながら伝える言葉に 男は呆れたような顔をする。 重く息を吐き出して、問いかけた]
治療は。済んでいるのか。
(602) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
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じゃれあうでも手を貸すでも別に私は構わん。
…まあいい。 それよりお前、高嶺のところにはもう行ったのか。
[流石に昨日の今日。 しかも朝で返事を出しているとは 幾らなんでも思わないが、それは純粋な疑問。
行ったのか、と問いかけながら、その実は 行かなくていいのか、と言う最早自分の中では そうなのだろうという答えになっているようなもの]
(607) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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ロビン。 …見聞き能わず、だったか。
[そんな噂は、風で聞いたやも知れないが 相変わらず花を迎えることに対しての興味はなかった自分に 当然覚えるだけの気はなかった]
…初動は大丈夫、と言うことか。 今朝は。切り傷ならこまめに治療をしないと、残るぞ。
[花であるなら体に傷一つ残しても価値にかかわるもの。 首を傾げて手元でまた一つ音が鳴る]
(608) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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そうか。 まあ、迷う気も解らんではないが。 高嶺のことを心配するのであれば、大丈夫だと思う。 面の皮は厚いが、悪い男ではない。 家の花となれば今より道も拓けるだろう。
[鵠へと向けたのはそんな言葉。 他に何か花が不安に思うことはあるのだろうか。 花主の自分にはわからないので、それ以上は言えぬのだけど]
(617) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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名も無き花、と呼ぶには長すぎるか。 …長すぎるな。却下だ。
[見聞き能わずですら長いと感じる。 よって名も無き花も男の中では却下となった]
いいと思っても、治療はしろ。 傷なんて残らんほうがいいに決まっているんだ。
…お願い事? 内容によるな。
[言ってみろ、とばかりに視線を向ける。 パチリ、とまた一つ音が響いた]
(618) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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感謝されるほどのことなど、私は何もしていない。 こんな些細なことで礼を言うくらいなら、大輪になってみせろ。 あの時お前を買っていればよかったと誰もが後悔するほどの大輪に。
[柔らかい笑みに首を横に振り、 それからパチリとまた一つ扇が鳴る]
(626) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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残念ながら意地が悪いとしか言われたことがない。
[見下ろす視線に性格の悪さを滲ませながら 唇の端を吊りあげる。 楽器を後ろ手に持つ様子を見ながら]
…連れて行けと、そういうことか?
[大きく息を吐き出すと鉄色は真っ直ぐにレンズの奥を見下ろし]
(631) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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?
[目の前の少し呆けたような顔に軽く首は傾げども 結局は帰ってきた言葉に息を吐き出すのみ。 パチ、と音を立てた後に一つ息を吐き出す]
暴れるなよ。楽器は、手から落とすな。
[そう告げたかと思うと扇を己の懐に仕舞い込み 花の身を徐にに抱えあげた。 抱えあげたと言うよりは、米俵であるかのように 肩へと担いだ、と言うほうが見て呉れ上はとても正しい]
(641) 2010/08/04(Wed) 23時頃
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…何だ、尻など見ても仕方ないだろう。
[鵠の視線に首を傾げた。 力点と作用点さえしっかりしていれば、 このやり方はそれほど大変ではない。
そしてその渦中の花の尻を一つ、 窘めるようにぺしりと叩いた]
怪我人は、暴れずにおとなしくしているものだ。
[そう告げると、足は芝を踏んで歩きだす]
(647) 2010/08/04(Wed) 23時頃
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−表庭→B棟居室−
[鵠の言葉に首を捻るも、そのまま男は足を進めた]
暴れる前提の言葉など吐くからだ。 身から出た錆だと思え。
[そう告げると足は花達の居室のある棟ではなく 本邸の渡り廊下から自分達の居室がある棟に入る。 途中で侍従を捕まえて治療に詳しいものと 花の着替えを持ってくるように告げる]
(657) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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−B棟居室−
[窓は開けたままににしていたので、戻ると白い紗が揺れていた。 茶の膳も下げられ、片付けもされている。 浴室の扉の前まで来て、漸くそこで肩の花を下ろした]
そこから奥が浴室だ。好きに使え。 楽器はこちらで預かろう。 私はこの後部屋を開けるが、治療の者が来る。 着替えて治療が終わった後は、休んでいっても構わん。
他に何か、質問は。
[ちょうどその頃愛で着替えを持ってきた侍従と治療の侍従。 怪我であれば不便と思ったのか、入浴手伝いの侍従まで現れた]
(663) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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元ある場所。 それは誰かに聞けばわかるのか。 …まあ、解らねば解るものに任せることにする。
[弦は緩めなくていいのだろうか。 弓もどこを触ったものか考えつつ答えた。
見上げる視線と揺れる指先に、男はただ首を傾げる]
私が何処へ行くかは、お前の詮索するべきことではない。 勿論行き先をお前に言う理由も、ないはずだ。
…まだ、何かあるか?
[見下ろす鉄色は夏を忘れるほどに冷たく、 肌を貫くほどにまっすぐと向けられる]
(672) 2010/08/05(Thu) 00時頃
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そうか。 ならばその通りにしよう。
[宙に軌跡を描いて落ちていく指先を余所に 男は首を傾げるのみ]
共寝を望むなら、私以外の誰かに頼むんだな。 生憎とそういう気分ではない。
[それ以上の答えはないとばかりに簡単なものだった。 軽く息を吐き出すと、手伝いの侍従に 花の湯浴みの手伝いをするように促す]
(679) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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−B棟居室→本邸廊下−
それぐらいは理解している。 触ったことのない楽器は勝手がわからんだけだ。
[包帯に滲む血の色に、それ見たことかとばかりに溜息をつくが]
何だ、淋しいと言ったのはお前だろう。 あまりに飾り気のない誘い方かと思ったが…まあ、いい。 清潔にして傷の治療をしっかりとしろ。 こちらは、きちんと届けておく。
[着々と用意が進んでいく。 そうして浴室へと消えていく姿を見送った後、 男は踵を返して、まずは楽器の片づけをすませるために 本邸へと出て侍従を捕まえることにした]
(690) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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