162 絶望と後悔と懺悔と
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明之進は、うちのPCだとそばかすが見えにくいので余計。
snow03 2014/02/23(Sun) 05時頃
明之進は、おはようぼっさん。
snow03 2014/02/23(Sun) 06時頃
明之進は、おきた。
snow03 2014/02/23(Sun) 12時頃
明之進は、ミナカタ>>-219 結果的にはまちがってない。
snow03 2014/02/23(Sun) 15時頃
明之進は、マユミは、血か……(そっとサミュエルを見た)
snow03 2014/02/23(Sun) 15時半頃
明之進は、きつねうどんを持参した。
snow03 2014/02/23(Sun) 21時頃
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―終の朝―
[頬で口許で血が飛沫く。 そんな無理矢理にされても飲み込める訳がないって 解っているくせに、理由をつけて]
……、……
[元より力の入れられなかった体は、 絢矢の腕が決定的な喪失を得た事で 再び一度、もつれるように血の海に下りる。
心臓の音はもうしない。]
(6) snow03 2014/02/24(Mon) 00時半頃
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[錘を引きずるように身を起こす。 リカルダの頬が濡れているのに気付いて、 それを指先で拭ってみるけれど全くの逆効果で。 ああ、と息をついた]
ごめん、ね。
[そうして、二人の名を呼ぶ声は、 この場にいる最後の家族のものだ。>>9:62]
(7) snow03 2014/02/24(Mon) 00時半頃
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僕は本当は、
直君にも、円にも、真弓ちゃんとサミュエルにも、 絢矢にも、涼平君にも――
死んで欲しくなかったよ。
[己が死を知る家族。 己が知らぬ者も既に亡いとすら思わせる、風が吹いた]
(8) snow03 2014/02/24(Mon) 00時半頃
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……零瑠君の幸せは、
"あの日"の上にあったの?
[家族を血と炎のもとに引き裂き転がした掌の上に。]
(9) snow03 2014/02/24(Mon) 00時半頃
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そうだよ。 ……知っていたんだね。
[何の為に戦ったのか、と問われたから。>>12 ならば、今ある現実の結果を見るために 戦ったのではない事は自明だ。]
……そう、なのかな。
[かつて、行き場なく母を求めて雨の中にいた幼子は、 やがて母の死を受け入れて、新しい家族を得た。
自分の心の中だけで誰かを生かせる程には、 少年は強くはない。]
[ただ、懐かしく名を呼ぶ声に ならば何故、今そう呼ぶのだろう、と思う。
鬼である間に、鬼祓木と呼びながら。]
(13) snow03 2014/02/24(Mon) 02時半頃
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[明之進の傍には、己を生かそうとして血を流した 絢矢の亡骸があり、リカルダが彼女の傍についている。
零瑠の腕の中には月影の始祖の躯がある。>>14
安らぎを請う周は何処か。
血の海を隔てて。陽光に影を分かつて。]
……もし、
[鬼を望むなら]
恨む事に決めたなら、戻って来て。
[願いは述べた。家族の誰をも死なせたくなかったと。 もし、零瑠が報復を願うなら、 ――明之進の心を裂くのに最も優れた方法を その身に持つと知る筈だ。]
(16) snow03 2014/02/24(Mon) 03時半頃
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……そっか。
[幸せを違えた事、ただ、受け止める声で>>17]
[鬼と人が共にあることを願って拒まれ、 大切な人を鬼に引いて行くには力が足りず、 敷かれた道は途切れ、故に流させた血のすべてを負い、 生きて、と願う事すら人を呪う。]
……そっか。
[返す笑みは静穏として色のない霧>>18]
零瑠君は、こうなる事が……解ってたんだ。
[自分が躓く場所を、上手に飛び越えていく。 こんな筈じゃなかったって叫びたくても これは己の意志の力がなした事。]
(19) snow03 2014/02/24(Mon) 14時頃
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でもね、零瑠君、僕は
[最良の結果ではなくても。]
……涼平君を鬼にしないで良かったよ。
[こんな結末が待っていたと解るなら、尚更。]
(21) snow03 2014/02/24(Mon) 14時頃
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……どうかな。
[また『家族』が出来るかどうか、解らない。>>20 それを今の自分の心情では望めなかったというのもある]
[『柊』であり続ければ、それを理由に生きれたろう。 鬼を祓う為のものとして。 でも、それはもう願われる事ではないし、 多分、己が望む事とも違うだろう]
…………
[微笑んで目を伏せる。
帰りを待つとするならば――それは己の方だから]
(22) snow03 2014/02/24(Mon) 14時半頃
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[不意の言葉に、瞬いて顔を上げる。]
……行っても、良いの?
(26) snow03 2014/02/24(Mon) 16時半頃
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[想うを許してくれるから]
……――うん。
[泣きそうになる。]
(28) snow03 2014/02/24(Mon) 17時頃
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桜。
[かつて母と、遠く見た薄紅の雲霞と、 零瑠が懐に抱いた大事なもの――今思えば鞘の花弁]
[傍にまだ残る少女の、母の名を知った日。 暖かくなったら皆で城の外へ、春を見に行こうと、 そんな思いを持った事が甦る]
……それなら、春に。
(30) snow03 2014/02/24(Mon) 17時半頃
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[立ち上がるリカルダの頬には涙が零れるままだ。>>34]
……先の事は、後で考えたら良いよ。
[まだ間に合う場所があるかも知れないと思えるなら 今は歩き出すのを止めないように。]
今すぐ全部、決めなくたって良いよ。
(35) snow03 2014/02/24(Mon) 19時半頃
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明之進は、ごはんしてこよう**
snow03 2014/02/24(Mon) 20時頃
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[零瑠とリカルダがやり取りする声は、口を挟まず 黙って聴いていた――そうすべきだと思ったから。
だが、掌は、そっとリカルダの背に触れた。
少しだけ怒っていた。黙って聴くべきだと思ったけれど]
……、――――
[自分の為に戦う事を悪いだなんて言わせやしないし、
――自分の為だけに戦ったのではないと思ったからだ。]
(59) snow03 2014/02/25(Tue) 02時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
snow03 2014/02/25(Tue) 03時頃
明之進は、せめて衝立くらいは置いてあげよう?**
snow03 2014/02/25(Tue) 15時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
snow03 2014/02/26(Wed) 01時半頃
明之進は、>>-1337 乱打神が空気読んだ。
snow03 2014/02/26(Wed) 01時半頃
明之進は、ふつうだった。
snow03 2014/02/26(Wed) 02時半頃
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―回想・安吾について―
[川原の土手に、安吾と二人並んで座る。 理依と周は下の方で何か取っ組み合いして遊んでいる。 涼平とキャロライナは川辺で水切りの競争をしていた]
……これで、いい?
[安吾の手本を真似た草笛の形を作り、息を吹き込む。]
すー すー
しゅー。 ……、――
[笑う男の横で熱心に気の抜けた息を吹き続けていると、突然]
ぷー
[音が出たのにびくっとして、葉っぱをぽろりと落とした*]
(97) snow03 2014/02/26(Wed) 02時半頃
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明之進は、灰での話だった。恥ずかしくて埋まった。
snow03 2014/02/26(Wed) 03時頃
明之進は、よしねる**
snow03 2014/02/26(Wed) 03時頃
明之進は、今日も仕事が遅くなるんだ*/
snow03 2014/02/26(Wed) 20時頃
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[零瑠が、この話を切り出した理由は解らない。>>111 解らないなりに、ひとつの仮説を立てている。
遠くに移った視線は別離の刻限で、]
ありがとう。
[――きっと、鬼からも人からも離れるでなく、 その狭間に沈む*]
(135) snow03 2014/02/27(Thu) 00時頃
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明之進は、リッキィと周君を慰めた。
snow03 2014/02/27(Thu) 22時頃
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―次の夜へ―
[リカルダが去り、零瑠がいなくなる。 ジャニスのいた方を一度だけ振り返った。
絢矢の亡骸に目を落とす。 リカルダが横たえた身はこちらに頭を向けていて、 冷たい海に伏して、
――せめて、もう少しだけ暖かい場所に送り届けるまで]
[ぺたりと地に両手をついた。 目を閉じて、額に額で触れて、一時]
[ゆっくりとその体を抱き起こして、 なるべくましな場所に置いた]
(168) snow03 2014/02/27(Thu) 23時半頃
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…………行ってきます
[そうして赤黒く、土にも汚れた外套を引き上げる。 血のない体で抜け出すにはそれが必要だったから。>>98
傍らに落ちていたふたつの、本来の色を 自分は知っていたから、それも引き上げる。
青は青を、贈られるべき少女の元へ。]
(171) snow03 2014/02/27(Thu) 23時半頃
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―祖のなき城―
[不可知の結界が消え去った城には、 いち早く逃げ去った吸血鬼達の姿はなく、 異変を感じながらも見せしめを恐れて動けない 人間達だけが取り残されていた。
ただ一人帰って来た、始祖の贔屓の鬼の姿に 彼らは奇異の目を向けて震える。]
……あの方は死にました。 もう、ここに戻って来る主はいません。
[半信半疑が染み渡っていく間に、告げた事は二つ]
自由に外に出て、助けを請うて下さい。
ただし、城の中の物は持ち出さないように。 鬼に与したのではないかと疑われます。
(177) snow03 2014/02/28(Fri) 00時頃
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―灰を負う―
[閑散と、鴉の声。]
[城の中も、外も、がらんどうになった。 広大でそして荒れ果てていた、見せしめの為の庭。
細い煙が棚引いていた。
時折、ぱちりと木が爆ぜる音を立てて、 薄く空に消えていくものを見上げている。
柔らかな熾火が尽きるまで。]
(180) snow03 2014/02/28(Fri) 00時頃
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―あめの狭霧の―
――ただいま。
[春、花曇り**]
(184) snow03 2014/02/28(Fri) 00時頃
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