人狼議事


238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜

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【人】 記者 イアン


[その瞬間、聖痕の空に浮かぶ《陽色》が
天から男の身体目掛けて一直線に吸い込まれていった。]



ぐ、  っぁ …………ああ あ ッ――――!!!!


[悲痛な叫びがこだまする。
聖痕二つ持ちは本来、その聖痕同士の反発によって
常人では耐えきれぬ程の痛みを身体に与えるという。
もしこれ以上というのならば、痛みは恐らく想像を遥かに超える。

だが、男は――――笑む。]

(293) 2015/09/21(Mon) 20時半頃

【人】 記者 イアン

…………俺に、全部、託してくれ。



   絶対に、あいつに繋いでやるから、―――――………



[始まりの白は

 終わりの黒へと、全てを繋ぐ為に。*]
 

(294) 2015/09/21(Mon) 20時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 20時半頃


[聖痕って、何だろう。
私は泣きながらそんなことを思う。

神様からのプレゼント?
唯の異能力?
だとしてもどうして、哀しいことばっかり起きるんだろう。

是の所為で、ひととちがうんなら
よくわかんない使命があるなら

なくなっちゃえばいいのに。
かみさまなんて、だいっきらい]


[怪獣が出たり、死んじゃう人が出たり
お空に沢山の太陽が昇ったり

――玉露さんみたいに、悲しむ人が、でたり

知ってるよ。私の所為でもあるってさ
でも、もともとあんなのなければって
思うのは間違ってるのかなぁ。

そんな思いがぐるぐる、頭のナカ
零れ落ちる雫も、何もかもそのままに
私はこれ以上の惨劇を見たくないと、かぶりを振る*]


……任せたよ。

[それでも彼は彼女を信じ続ける。

天の門が開いた先に、救済があると信じて。]


【人】 記者 イアン

―――――ぐ、  ッ………!!!!


[>>301名と共に発された力《光》は。
聖痕の力を繋がんとする男には耐え難い。
意識を此処に集中させるからこそ、男の結界の効果も切れ始め]


ここまで、なのか…………っ


[>>302無慈悲にも墜とされる光の剣。
もう男には、どうする事も出来なかった。
祈るように、その眸を閉じるだけ―――――……]

(303) 2015/09/21(Mon) 21時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 21時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 21時半頃


【人】 記者 イアン




………さすが、俺の、相棒だぜ。


[>>311散りゆく粒子。
男を屠らんとした光の剣は堕ちる。

それを確認した後、男は光の中で―――天に腕を伸ばす。]

(318) 2015/09/21(Mon) 22時頃

【人】 記者 イアン

[――――――――――― コ  ォォ ッ !!! ]

(319) 2015/09/21(Mon) 22時頃

【人】 記者 イアン

[降り注ぐは黄。]



チョウノちゃん、最期までかっこよくて、キレーだったぜ。
………ミカドくんが、ちょっと羨ましいくらいにな。

[常に誇りを胸に闘う彼女の姿は、男の追憶の中。
>>2:83蝶野家が宿した黄色《美しさ》が、白に吸い込まれ]

(320) 2015/09/21(Mon) 22時頃

【人】 記者 イアン

[降り注ぐは紫。]



シドーちゃん、馬鹿な事してンじゃねえよ。
君の隣に居た奴は、君のどんなに大きい想いでも
………受けとめちまえる器を持ってンだぜ。

[全てを包み込むような深い愛と。
>>2:202紫藤家が宿した紫色《おもい》が、白に吸い込まれ]

(321) 2015/09/21(Mon) 22時半頃

【人】 記者 イアン

[降り注ぐは赤。]



ミカドくん、正直、研究熱心な朴念仁かと思ってたけど。
………あの時の君は、かっこよかったぜ。

[>>2:88命を賭けての対峙は、永遠に。
土御門家が宿した赤色《覚悟》が、白に吸い込まれ]

(322) 2015/09/21(Mon) 22時半頃

【人】 記者 イアン

[降り注ぐは桃。]



リューくん、一人であのババアに立ち向かったンだろ。
その力で、君なら、掟だって変えちまえるって。

[>>2:207例え世界が赦さなくとも。
龍山家が宿した桃色《勇気》が、白に吸い込まれ]

(323) 2015/09/21(Mon) 22時半頃

【人】 記者 イアン

[降り注ぐは緑。]



アキちゃん、いっつも風みたいに掴みどこなかったけどさ。
やるときゃやンだって、俺、知ってるぜ。

[新たな覚悟も、決意も生み出すその色。
>>4:329秋津家が宿した緑色《自由》が、白に吸い込まれ]

(324) 2015/09/21(Mon) 22時半頃

【人】 記者 イアン


[そして―――]


……… ぐ、ぁ   が、 は―――――……ッ


[白の中で、色達は、ひしめき合う。
終わる事のない痛みの中、それでも男は意識を手放さない。


それから男は、一枚の羽根を取り出した。
白に限りなく近い、灰色の羽根だ。]

(325) 2015/09/21(Mon) 22時半頃

【人】 記者 イアン




オースカくん。


悪いけど、君の力も使わせて貰うからな。


 

(326) 2015/09/21(Mon) 22時半頃

【人】 記者 イアン



[ シュ  ォゥ   ン ]


 

            [ シュ    ォゥ    ン―――――]

 

(327) 2015/09/21(Mon) 22時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 22時半頃


【人】 記者 イアン


[天に浮かんだ二つの灰色もまた、白へと吸い込まれる。
渦巻く聖痕の力が、白を蝕んでいく。

あと、もう少し――――――]


………リッくん、モモちゃん。
ありがとう。


[>>317友の想いと
>>330幼き少女の聖痕の力。

これで、全ての翼≪パーツ≫は揃った。]

(331) 2015/09/21(Mon) 23時頃

[快流の様子もそうだが。
下界の様子が気になる龍王だ。

……下界では、戦う術を持たない。
龍山を護るために。]

『……すまぬ』

[その言葉に、首を捻る快流。]

 あの……何で、謝ってるんだ?

[この龍が、何を見ているのか、快流は知らない。
彼が背負った、重荷の事。
彼と別れた、彼女の事。
戦いに赴けない自分の事。

優しい龍は、全てを嘆いていた。]


 ……あのさ、そんなしょげた顔、すんなよな!
 俺、別に気にしないし。
 全部忘れちまったけど……きっと、どうにかなるって!

[バンバン、と龍の背中を叩く快流。
記憶が戻る気配は無い。
もはや体もボロボロだったけれど、それでも。
どうにかなる、そんな気がしていた。

そんな様子を見た、龍王は、目を閉じて追憶に沈む。]


『……』

[しばしの沈黙。
それに耐えられず、快流は口を挟む。]

あ、あの。どうした?

[そう問いかけると、龍王は目を開き、優しく語りかけた。]

『……少し、出かけないか』

へっ?何処へ?

『おぬしの大切な人が、居る所へと』

大切な、人?

[龍王は、背中を託し。
快流を乗せて、龍山城を後にする。]


【人】 記者 イアン


………奇跡なンてのは、案外


       簡単に起こるモンかも しれねー ぜ……


[声を掠れさせながらも、男は にい、と笑む。

その表情を女は見ただろうか。
かつての一ノ白に似た、その笑みを。]

(332) 2015/09/21(Mon) 23時頃

【人】 記者 イアン






           白から黒へと至る完全融合


         ≪  THE・オール・フォー・ワン  ≫





 

(333) 2015/09/21(Mon) 23時頃

【人】 記者 イアン

― 宇宙空間 ―




 『………ん? ……おい、アレ見ろ 』



[そこには宇宙飛行士が二人。
その内の一人が、もう一人に声をかけた。
彼が指す指の先には、青く輝く惑星―――地球があった。]

(334) 2015/09/21(Mon) 23時頃

【人】 記者 イアン

『――――――……… 翼だ。』



[男達は、見たのだ。
地球から生える白と黒の翼を。
12の想いが力となり、具現化したその翼を。]

(335) 2015/09/21(Mon) 23時頃

―道中―
[龍に跨がり、浮き上がるように世界を遊覧する。
途中に見えた、天使同士の死闘の一部始終。
それを見た、快流は目を見開いた。]

 なんだ、こりゃ……。

[まるで、初めて見たかのような反応だった]

 『覚えてないのか?』

[龍王は、彼が全てを忘れた事をも知っている。
それでいて、敢えて聞いてきた。]

 ……まさか。
 俺が戦うなんて、絶対に無理。

[快流はふるふると頭を振った。
それに呼応するかのように、悲しい表情を見せる龍王。]


【人】 記者 イアン

――――……… ッ、 い けええええええ!!!!!



[《白》を始めとして
全ての色達が混ざり合えば、
其処に到達する頃には《黒》と成る。

こうして、最期の希望は黒へと託された――――!!*]

(336) 2015/09/21(Mon) 23時頃


 きっと……何かの間違いだよ。

[そう呟いた声も、龍王は聞いていた。]


記者 イアンは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 23時頃


メモを貼った。


翼……か。

[ずっと欲しかったもの。
それが今、大きく具現化していて。

それを見やる表情は複雑だった。]


[思い出す方が良いのか。思い出さぬ方が良いのか。
龍王は、そう考えていた。
彼の記憶は、痛ましいもの。それを忘れる事も、一つの手かもしれない。
彼がこれ以上、辛い目に遭わないように。

……しかし、それは現実からの『逃避』。
このまま紫藤の姫と出会い、それで良いのだろうか?
どうしても、そうは思えなかった。]


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