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すみません……俺がこの手で……ドナルドを。
[すでにあるはずのない胸の痛みを覚える。
否、そんなような気がしただけなのかもしれないが。
耐えきれずに口にする。
姉のペラジーの亡骸の上に。
一輪の花を無造作に投げるドナルドを見た時。
彼が手にしていたナイフを見て犯人と気づき。
とっさに飛びかかり、揉み合う形となり。
結果、彼を死に至らしめてしまったことを。
後に知ったのは……実際に手を下したのは彼の上官。
ドナルドは、その後始末をさせられていただけだった。]
【人】 女主人 ダーラ―墓場→酒場― (82) 2012/03/29(Thu) 23時頃 |
[もしかしたら、ドナルドは。
他の誰かは手にかけていたのかもしれない。
今は戦火で焼き尽くされたあの森には。
すでに真実を探すためのものなどあるはずもなく。
すべて、灰となり土に還ってしまった。
自分は戦争により、故郷も唯一の家族であった姉も。
それから……親友もすべて失ってしまったのだ。]
【人】 女主人 ダーラ―酒場― (87) 2012/03/29(Thu) 23時頃 |
[要領を得ない、しかも長い自分語り。
それでも、メアリーは辛抱強くすべて聞き。
そして、ポロポロと涙を流した。
それはあの村で時折見たクラリッサを思い出し。
チクリとしたあるはずのない胸の痛みが再び。
傍らにいた金髪の軍人は。
いつもその涙を拭っていた。
それは悲しみを受け止めているということで。
そこから逃げる自分に彼女が心開くはずもなく。
その涙を拭いたかった。
悲しみを受け止めたかった。
しかし、すでに叶わぬこと。
拭う手すらもないこの身では何もできない。]
【人】 女主人 ダーラ ううん、いいのよ。貴女だけでも来てくれたら。 (88) 2012/03/29(Thu) 23時頃 |
すみません、俺。
[なす術もなく謝罪するばかりだった。
だが、メアリーは首を再び横に振る。]
『いいえ、あなたのせいではないんですの。
ただ……あなたはとても孤独な方なのね。
帰る故郷を探していたんですのね。』
[彼女はひと呼吸おいてから。]
『メアリーもドナルドに出会う前は。
帰る故郷はなかったんですの。ドナルドも多分同じ。
彼はメアリーの故郷で、メアリーは彼の故郷。
故郷のない孤独は……とても辛いですわ。
心に大きな穴を抱えているように。』
[メアリーは自分で涙を拭う。]
『メアリーはとっても泣き虫ですの。
よく泣いて……ドナルドは涙を拭ってくれましたわ。
ごめんなさい、ヤニクさん。
ドナルドは、あなたから故郷を奪うのに加担した。
彼が召集された軍人だったとしても。変わらない事実。
そして、あなたをこんなにしたのは彼との約束。』
[メアリーの言葉は子守唄の様に優しく響く。]
【人】 女主人 ダーラ 昨晩、ちらりとそんな話をしたのよ。 (98) 2012/03/29(Thu) 23時半頃 |
【人】 女主人 ダーラ ヤニク、此処を発ったみたいなの。 (100) 2012/03/29(Thu) 23時半頃 |
『メアリーにできることといえば。
こうして泣くことと、祈ることだけ。
いつか、あなたが新しい故郷に巡り逢えますように。』
[それは正しく聖母の祈り。
ドナルドは幸せだったのだとようやく思えた。
彼が最期に気にしていたのは、彼女のことで。
彼女はすでに彼の死を受け入れ寄り添いながら。
愛し続けるという形で故郷を得ている。
ひとりであるが孤独ではない。]
『そういえば……ドナルドは何をあなたに?』
[そもそもの目的はそれだった。
身体がない以上、渡すのはすでに不可能だが。
楽譜に記されたものならば。
自分は取り出す術を持っているのだと。
ようやく気づいた。]
【人】 女主人 ダーラ きっと、ヤニクなら大丈夫よ。 (108) 2012/03/29(Thu) 23時半頃 |
【人】 女主人 ダーラ[ホレーショーたちが来れば笑顔を見せて (109) 2012/03/30(Fri) 00時頃 |
……歌です。彼はこの歌を貴女に。
[今はピアノも身体もない。
身体がないのだから、歌えるはずもない。
しかし、その想いを伝えなくては。
その願いだけが彼を突き動かす。
頼りない歌声だが……。
歌うのはベートーヴェン
「優しき愛(君を愛する)WoO 123」
Zärtliche Liebe(Ich liebe dich)
ドナルドがメアリーの幸せを願うのと同じように。
自分も彼女、そしてクラリッサの幸せを願いたい。
そんな想いで歌いあげる。
メアリーは全てを聴き終わり。微笑みながら。]
『ありがとう、ヤニクさん』
[そうつぶやいた。**]
メモを貼った。
【人】 女主人 ダーラ ……同じ目? (114) 2012/03/30(Fri) 00時頃 |
【人】 女主人 ダーラ 決めたことを一人だけ特別、にはしたくないのよ。 (118) 2012/03/30(Fri) 00時半頃 |
[何も言えず、黙ってみているしかない自分がもどかしい]
……ダーラさん…
[ダーラを心配そうに見つめる。]
ミッシェルさん…ダーラさんを責めないであげて…
[どちらの気持ちも分かる。だからこそ、こんなところで諍い合っている場合ではないと思う。]
【人】 女主人 ダーラ そうよ、アタシの意思だから、貴女の意思は関係ないわ。 (123) 2012/03/30(Fri) 01時頃 |
ミッシェルさん…
確かに私たちは歪んでいるかもしれない。
歪んだ優しさかもしれない…でも、でも…
私も、エリアスも、何も残らなかった。
知らない所で、望まない方法で、理不尽に、それこそ、
人としてすら扱ってもらえなかった。
…ホレーショーさんはそれを見ていたからこそ、
皆をここで眠らせようと思ったんです。
ここで死なない人は、私達くらいの年齢なら、まず戦地に送られるから……。
それだけは…分かってあげてください。
[通じないのはわかっているけれど、それでも言わずにはいられなかった。]
【人】 女主人 ダーラ 残念だわ。 (128) 2012/03/30(Fri) 01時頃 |
分かってあげて…じゃない。
分かって…ほしい。
無理なのは…それこそ承知の上です…。
[溜息と共に付け加えた。通じないもどかしさを抱えて。]
【人】 女主人 ダーラ シチュー?いいわねぇ。 (132) 2012/03/30(Fri) 01時頃 |
【人】 女主人 ダーラ なぁに。大丈夫よ? (134) 2012/03/30(Fri) 01時半頃 |
ダーラさ…まさ…か…
[とっておきの酒に手を伸ばすダーラに息を飲む]
【人】 女主人 ダーラ あー。ヨーランダ、ごめん。 (138) 2012/03/30(Fri) 01時半頃 |
【人】 女主人 ダーラ やーね、これでも強いのよ。 (142) 2012/03/30(Fri) 02時頃 |
【人】 女主人 ダーラ ……可哀そうなところよね、軍も。 (146) 2012/03/30(Fri) 02時頃 |
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