291 Fate/Goddamned Omen
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[巻き付けた脚はそのままだ。 わるいこも 崩して 食べてしまう>>61 悪食の黒濁が その脚をも覆い尽くして。 ざばりと一つ 波打ち響かせた。
一帯に広がっていた流動体の、上だ。 触れたものを食っていくそれは 砂漠の砂をも食い進めて ひと二人ほどは容易く沈んでしまう程度の底を 成した。
焼き払おうとするならば>>204 “ わるいこ ” の “ おもちゃ ” も たべてしまう 悪魔との 食い合いとなろう。
いっそ 外郭の穴を抜けて 神都をも焼いてしまいそうな炎ごと]
(209) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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[人魔の身を 黒濁の波が “ 取り囲もうとした ”]
(210) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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/*
SANちぇっくてきないみではただしいのかもしれない
けいやくしてばーさーかー
[契約時にはSAN値は1減るんだよきっと]
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[喰らうための波をも焼き尽くされるが先か。 喰いつくしてしまうが先か。 噛みついた程度では 離れもしないだろう首の蛇も その首を包む黒濁に触れることと、なろう。
至近距離で吐かれた炎もまとめて ────焼かれた首筋は 隠したまま 襟もとの影は 呑み込みにかかりながら。
混ざり合った黒への“ お誘い ” も 拒まれなければ良い、と 沈み行く最中。]
(211) 2019/02/17(Sun) 22時半頃
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[ドーム状に囲む形を作っていく波は まだ閉じきっていないものだから。 其処から逃げられちゃあ、いけない、と。 こどもは少しだけ 急いでいるけども。
……長躯ごと 引き上げられでもしたならば。 だめかもね だ、とか。 「体張る無理」は 慣れすぎているものだから 妙に冷静に思考する己も 隅には、いた。*]
(212) 2019/02/17(Sun) 22時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/17(Sun) 22時半頃
ザーゴは、ツヅラの傍らに落ちた銃諸共に 黒濁の中
2019/02/17(Sun) 22時半頃
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/18(Mon) 00時頃
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[端末に筒抜けのプライベート一つで 総てを知ったつもりになることだって 少なくはない。 それでも 全ては知らない相手に 信用できるものが一つでもあるならば>>225
見せるのは正しく、恐怖であるのだろうけども。 子を いいこ に させるには 外してはいけないものを 外させてしまったらしい。]
[再びと、口が開かれることはなかった。 こどもは 象った死に顔を 少しずつ、少しずつ、 崩していく。]
(242) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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[長躯でも、黒濁でもない。 肉体が灼けるような温度が あった。>>224 混ざり色の波が焼けて 焼けながらも炎を貪り。 少しずつ 囲い波の天辺を 閉ざしていく。
────流石に 大人しくはしてくれないか。
かんばせに被せた黒が剥がれて行けば 身が浮いて行く感覚の中 身纏っていた黒濁も滑り落ちて 力なく開いた口唇が かひゅり と 呼吸にもならぬ空息流す。
幾ら痛みに慣れていようとも 生身の人だ。 握り折られてしまいそうなほどに首を絞められれば 影が食い続けていようとも……苦悶の一つは。]
(243) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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[じわりと溶かされた水の色が 動く竜翼を仰いだ。>>227 両の脚はまだ 身を支える程度には 機能するが。]
……か ふ、 ッ
[だらりとぶら下げていた右の腕を 持ち上げた。]
(244) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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[ と んっ ]
────
[袖の中から 片手程の大きさの 硬い物が 掌の中へと 零れ落ちる。]
(245) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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[輪郭をなぞる指腹が 小さく出っ張った……引き金に、触れた。
翼を捥いでやるだけの余力は 悲しいことに 残っちゃあいなかったから
もがく翼を奪うよりも 一度きりの命ごと ド底辺をブチ抜いた深淵へ 突き落としてやることを選んだ。]
……、
[ホルダーから抜くときと変わらない。 引き上げればそのまま 引き金を引くだけだ。 左のアバラへと 向けて 銃口を押し出しながら────]
(246) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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[酸欠に、喉仏の圧迫。 薄れ行く意識を拾い上げた こども の 泣き声をも 上書くよう。
創造神の加護に 祈る間も置かずに 触れ慣れたトリガーを、 引いた。*]
(248) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/18(Mon) 01時頃
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[見ている限りは際限なく思える毒血は 黒濁が落ちてしまえば 防ぎようもない。 血脚に触れずとも ……ずり落ちて行く拘束脚 >>251這おうとする血に 下衣越しとは言え 染み込んでいく感触と──細胞が死んでいく感覚を どこか遠くに感じていた。
ぐ と、 首が締まったのも。 響いた銃声の余韻も。
だけども。 淡く滲んだ双眸は なんとかずり落ちずにいるレンズを通して 向かい合う 暗色を、 映している。]
(257) 2019/02/18(Mon) 02時頃
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[携行銃を落とした右手は 一度は重力に委ねかけたけども。 伸ばされる手が あったものだから。>>254
誘いかけたのは 此方だ 底沈むならば 諸共に
掴まれた二の腕ごと もう一度、力を込めて。 襤褸の白手袋に覆わせたままのてのひらを 背へと そうっと 乗せてやった。
今更 逃げられるとも思ってはいないけども。]
(258) 2019/02/18(Mon) 02時頃
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[再び 背が黒濁を叩く。 派手に飛び跳ねた飛沫をも覆い潰して 閉じきった囲い波が 落ちてくるのを みる。
ああ 子供が泣いている。 ママ と こどもが呼ぶ。 わるいこたべたらすぐに いたいのとんでけ しようねって
ママを繋ぎとめようとする こどもの声と もう 白衣とは言えなくなった衣裳に 黒濁をどこか あたたかく 感じ取りながら。]
(259) 2019/02/18(Mon) 02時頃
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[かれは どんな顔をして、落ちて行くのだろうか。
見送ったあの日と変わらずに 向け続ける褪せた双眸
混彩の 波の中 ぶつり と …… 沈んでいく意識に 切れるような おと が、 響いた。**]
(260) 2019/02/18(Mon) 02時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/18(Mon) 02時頃
/*
[お迎えの準備をしている]
[ミートパイでも作ればいいかしら]
[テケリリ饅頭も置いておきましょ]
わかってないわ。
ぜーんぜん、わかってない。
あんたに分かられたくもないけど、
分かられていないのもむかつくわ。
[どこか遠くで聞こえた様な声を、
ぼんやりとした微睡みの中で聞いていた。
悩み、苦しみ、僻み、痛み、嫉み、ああ、ううん?
あたしだって形容の仕方を知らないわ。
わかんないもの。
でもね、あんたがあたしに何を思って
何を感じたかはどうでもいいのよ。そうなのよ。]
[脳みその中身は誰にも見えない。
どれだけの叡智が詰まっていようとも、
どれだけの慧眼を持っていても、
中を割ってみればぐちゃどろの肉塊しか
あたしの手元には残らない。]
どうかあたしの思いが言葉が呪いが、
あんたにひどい手傷を負わせますように、とは
思っているけどね。
[性格が悪いのは今更なこと。
きっとあたしはどこまで行っても
良い子ぶったきみが悪い子。]
割り切ろうとしているなら、
殺そうとしているなら、
覚悟を決めらつもりでいるならば、
あたしの首でも取らないと。
霊基を完膚なきまで潰さないと。
ねえあんた、
あたしあんたの事本当に嫌いよ。
だって、だって中途半端よ。
戦いが嫌だとかどうとか言ってられる時期は
ここにきた時点でとっくに終わってるの。
既に取り返しのつかない事をしている、
その自覚はあるのかしら。
[……とまあ、]
[虚空に向けて
脳みその中でぽんぽん浮かんだ言葉を飛ばしは
してたが、
あたしにだけは言われたくはない言葉だったかしら。
あたしが自分のしたことに気付いたのは、
斧を40回叩いた後、って事になってるけど、
実際には、未だに気がついていないし
はっきり言って取り返しがつかないひどい事を
あたしはやってないのだから。
だから、]
だから……“リジーさん” じゃあ ないのよ。
あなたの言うリジーさんは、
殺人鬼のリジー・ボーデンだもの。
きっとそれは、多くの人がそうあれと願った、
そして後世まで語り継がれた、
あたしとよく似てるだけの別人よ。
わかってないわ。
やっぱ、あんたは何一つ
わかっちゃいないのよ。きっと何も出来ないわ。
[どこか嬉しそうにも哀しそうにも聞こえる声音で、
そう、呟いて。]**
/*
リジーちゃんよ。
火加減は任せたわ、カグちゃん。
真っ黒だけはやめてちょうだいね。
/*
きゃんぷふぁいやー は まかせろー !
[めらぁ52
1〜5:プロも顔負け完璧な焼き上がり
6〜50:焼けた
51〜95:焦げた
96〜100:炭]
/*
うっ …… ちょっぴりこげた
でもけずれば、だいじょうぶ、たぶんきっと
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