119 【腐女子の】にゃこだまり【妄想です】
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[ちゅぷちゅぷとサミュの手をしゃぶっていると、 とろりと瞼が閉じてくる。]
サミュのほっぺ、好き。 ん…そこ ……気持ちいい、すごく
[首元に埋まったサミュの舌が何度も何度も舐めるから、 勝手に首が後ろに反って、気持ちいい声が出る。]
ひゃんっ。 耳、ふるふるする。
[耳を噛まれた拍子に、背中の真ん中がぴぴっと逆立つ。 ふるる、と首を振って、もっかいサミュの首に抱きついた]
(2) 2013/04/03(Wed) 01時頃
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サミュも、もっと、
[とろん、とした目で耳を舐めたけれども、 途中から、うと、うと……**]
(3) 2013/04/03(Wed) 01時頃
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[てしりぺしりと、サミュの手が乗るのはわかったけれど、 春のふわふわしてあったかな空気はとても手強かった。
すっかり眠りに落ちてしまえば、 サミュが腕から抜け出すのも気付かない。 ひっくり返ってはしたなくおなかも足も全開にして、 ひく、ひく、と時々手の先だけ動いたりして、 すっかり熟睡。]
(39) 2013/04/03(Wed) 13時頃
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うにゅ…
[目が覚めると、腕の中になんにもなくて、 ぎゅって抱きしめようとした手が空振りした。
恥ずかしいからおなかを舐めて、伸びをしてから立ち上がる。 きょろきょろと見回せば、あっちこっちにみんなの姿。 誰かと遊ぼう、と歩き出した足が、なにかを蹴った。]
あ、これ好きー。
[ふわふわの毛皮でつくったネズミのおもちゃ。 中が袋になっていて、良い匂いがする。 フランクと同じ匂い。]
(40) 2013/04/03(Wed) 13時頃
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[あぐっと噛んで、ぶんぶん振り回して、 ちょいちょいと蹴飛ばして追いかけて、 しばらく遊んでいたけれど、動かないのはやっぱりつまらない。
おもちゃを咥えてきょろきょろしたら 木の上にいるウーを見つけた。]
〜♪
[同じようなおもちゃを持ってきてくれたウーなら きっと、また遊んでくれるはずだ。 そう思って、てててと庭に走り出す。 そのときのこと?仔猫が覚えているはずもないね。]
(41) 2013/04/03(Wed) 13時頃
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[またたび仕込みのおもちゃを咥えて、 がしがしと木肌をよじ登る。
昔ウーが教えてくれたから、木登りは得意なほう。 あっというまにウーとおんなじ高さまで登って、 立てた尻尾をゆらゆらと振った。
良く狙わないと、ジャンプで落ちちゃうからね。]
(42) 2013/04/03(Wed) 13時頃
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[すごく近くで声が聞こえたから、 ひょっと下を見るとチアキがいた。 口を開けたらおもちゃが落ちそうになって、 慌てて噛み直して、尻尾でご挨拶。]
んー。
[一緒にあそぶ?とゆらゆら尻尾で誘ってみる。]
(53) 2013/04/03(Wed) 14時頃
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うなっ
[おんなじ枝に登ってきたチアキがおもちゃの尻尾を噛む。 驚いて離しちゃったから、おもちゃはチアキの口からぷらーん。
それを見た瞬間に、尻尾とヒゲがぴーんと張った。]
遊ぶ遊ぶ!それで遊ぶ!
[チアキに飛び掛かって大はしゃぎして、 中身が出そうなくらいおもちゃを咥えて引っ張って、 枝の上だって忘れるくらい暴れて… ―――あ。落ちそう。]
(62) 2013/04/03(Wed) 15時頃
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[滑った足で必死に枝に爪立てて、 ジャンプすれば勢いあまってチアキの上に落ちる。
チアキを下敷きにしたまんま、 両手両足で枝にしがみついて、]
……にゃ
[どうしよう、と困り顔でチアキとウーを見た。 とりあえず、チアキの顔を舐めてみようか。 ぺろぺろ。]
(69) 2013/04/03(Wed) 15時半頃
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[チアキとウーがおもちゃを支えてくれたから、 なんとか落ちなくて済んだけれども、 おもちゃはちょっとぼろぼろになっちゃったなぁ。
チアキの上にぽとりと落ちたおもちゃを見て、 ちょっと残念な顔。]
(70) 2013/04/03(Wed) 15時半頃
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うなん。
[ちょっと興奮したのと、身動きできないのとで、 ぐるぐる喉を鳴らしながらチアキを舐めまくる。 静まれマイハート。]
うん。良かった。ありがと。
[枝が少し揺れて、ウーが飛び降りたのを見る。 枝づたいに降りていくのを真似すれば降りられるかな。 なんてことを考えるけど、今は舐める方に夢中。]
(80) 2013/04/03(Wed) 16時頃
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[そうだ、と仔猫は考える。 前か後ろに行けば脱出できるんじゃないかな。
前に行っては幹に頭をぶつけ、 後ろに行っては枝が揺れて足を滑らせかけ、]
うぅ〜
[低い声で鳴きながら、チアキの上でもそもそと動く。]
(84) 2013/04/03(Wed) 16時半頃
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[木の上でチアキとじゃれ合い舐めあいしているうち、 ころりとおもちゃが転がり落ちる。]
あっ。
[つい、それを目で追いかけたのは、しかたないところ。 ぴょんと飛び降りたのも、許されるといいなぁ。
下の枝の上にばさっと跳ねて、 もう一個下の枝にがりがりっと引っかかって、 そんな風に幾度か跳ねて、地面に降りる。]
(95) 2013/04/03(Wed) 19時頃
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なぅん。
[ちょっとチアキを見上げて鳴いてから、 すっかり破けたおもちゃを拾い上げ、縁側に戻る。
お日様当たる板の上にごろんと転がったら、 あとはおもちゃの更なる破壊にいそしんでいた**]
(97) 2013/04/03(Wed) 19時頃
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― 窓際 ―
[だいぶ無惨な姿になったまたたび入りのネズミを ぽい、と部屋の中に投げ入れる。 続いて飛び上がってから、ざりざりと毛繕い。
思い出したようにおもちゃに手を出して、 ボールみたいに蹴りながら前に進んでいく。]
にゃ!にゃ!!
[興奮した声を立てて元ネズミのおもちゃを追いかけ、 ぼっすりとこたつ布団に衝突した。]
(107) 2013/04/03(Wed) 22時頃
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[こたつの中に入ってしまった無惨なネズミを探して、 ぼすっ、ぼすっ、となんどかコタツ布団に猫パンチ。
しばらく唸りながらコタツの前をうろうろしていたが、 ひょいと顔を上げるとヴェラとライジがこちらを見てた。]
なに? どうしたの?
[ほてほてと2ひきに近づいて、 ヴェラが転がしているネズミをじいっと見つめる。 じぃぃっと。]
(114) 2013/04/03(Wed) 22時半頃
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そうなの?
[ライジがいうなら大丈夫なんだろう。 なにが大丈夫なのかはわからないけど。 ……と、そうは納得したものの。
ネズミがライジの尻尾に隠されれば、 首を傾げてそれを見る。 でも、細い尻尾がぷわわと広がったのは、 うなり声を間近で聞いたから。
しゃっ、と威嚇の声を上げて、背を丸くして、 耳をぺたんと伏せて頭は低くして、 唸るヴェラを見上げる。
仔猫はともかく、怖いもの知らず。]
(122) 2013/04/03(Wed) 22時半頃
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[大きい相手と戦う時は、なにはともあれ先制攻撃だ。 教えに忠実に、ヴェラの鼻先に猫パンチの狙いを定める。 その時だ。]
あっ。
[狙っていたネズミのおもちゃと、 それよりもっと心そそるライジの灰白尻尾が するっと目の前から消えて、向こうに行ってしまう。
ヴェラはたちまちそれを追いかけて行ってしまい、 気が削がれてそれを見送る間に 別の場所から声を掛けられて、首を持ち上げた。]
ウー? 稽古?
[見ておけ、と言われたので、 おとなしく両足揃えて観戦の態勢。]
(131) 2013/04/03(Wed) 23時頃
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[ウーが身構える。 全身に力と神経が行き渡り、尻尾の先まで美しく張りつめる。
父のことは覚えていない。 でも、こんなウーが強敵(とも)と呼ぶのだから、 きっと、同じくらい強くて美しい漢(おとこ)だったんだろう。
ウーの身体が鏡台へ飛ぶ。 バランスの取れた、無駄のない動き。
強さは、美しさなのだと思わせてくれる、そんなウーが大好きだ。]
(136) 2013/04/03(Wed) 23時半頃
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[ウーの腕が、目にも留まらないほどの速さで動いて、 部屋中にティッシュが舞う。
つぎつぎと引き出されるティッシュは、 まるで、鳩がばちばちと散らす羽みたいに綺麗で、 これでもか、というくらいに心をうきうきとさせた。]
にゃあっ!
[たまらず尻尾を振り、未だ空中にあるティッシュに飛びつき、 めちゃくちゃに引き裂いてばらまいてから、次を狙う。 引き出されたときには一枚の紙だったティッシュが、 瞬く間に、細かな無数の切れ端に変わっていく。
大惨事、さらに加速中。]
(137) 2013/04/03(Wed) 23時半頃
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カルヴィンは、攻芸に、自慢げに尻尾を振ってみせる。
2013/04/03(Wed) 23時半頃
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うなぅん?
[細切れになったティッシュの上を転がり回り、 薄茶な毛並みのあちこちに紙くずをつけて、 仰向けになって背中移動しているときに、我に返る。
キャットタワーの天辺から飛んだネズミが、 ウーの頭にぶつかるところを目撃して、首を傾げた。
飛んできたネズミに、視線がつつい、と行く。]
(142) 2013/04/04(Thu) 00時頃
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[転がったネズミはそのまま動かなくなって、 じっと見つめていても、走り出したりはしない。 ちょい、ちょちょい、と手を出してみたけれども、 今度はそんなに魅力を感じなかった。
またたびも無ければ本物の皮でもない。 つまんない。]
ねー。 ウー。
[おもちゃのネズミの隣に座って、呼びかける。]
前みたいに、また鳩取ってよ。
[あれは面白かった。]
(148) 2013/04/04(Thu) 00時半頃
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にゃっ。
[ヴェラがライジに飛び掛かるのを横目で見ていたら、 なぜだか慌てて飛び降りてきたウーに取り押さえられた。
じたばたと暴れた拍子にネズミをすこんと蹴り飛ばし、 どこか遠くへやってしまう。 (たぶんトルドヴィンが埋もれてるだろう小山のあたり)
仔猫はもはやそれに興味はなく、 小さな柔らかい体をフル活用して、ウーの手から抜け出した。]
鬼ごっこ! ウー、遊ぼ!
[取り押さえられたのも遊びのひとつ、と勘違いして、 だだだっと手近な布団に突撃する。
尻尾だけをぴろぴろ出して、誘う風。]
(157) 2013/04/04(Thu) 01時頃
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