人狼議事


64 色取月の神隠し

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【人】 喧嘩屋 辰次

―回想・神社―

ああ、秘密にしておく。
九十九神は大事にされた物の変化だという。

あやかしに変わったとしても、それほどまでに大事にしてきたおっかさんの形見、取り上げるのは気の毒だ。たまこさんがそれでいいってんなら、俺が口出しすることじゃない。

[不安そうにしているたまこを安心させるように笑ってみせ、神社を後にした。>>4:117

(4) 2011/09/17(Sat) 17時頃

【人】 喧嘩屋 辰次

―森―

………?

[龍笛を下ろし、訝しげな表情になる。
演奏の最中、微かに感じた違和感。]

…気のせい、か?それとも……

[空を見上げると、掛けていた岩から腰を上げ、祭りの広場へと足を向けた*]

(5) 2011/09/17(Sat) 17時頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 17時半頃


喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 18時頃


【人】 喧嘩屋 辰次

―屋台広場―

あ、白粉売ってら。姉さん、一つくれる?

[買っておこうと思っていた目的の品を屋台で発見し、購入した。]

ん、日が暮れるまでにはもう少し時間があるなぁ。
土産でも買っとくかな。

[小袋から出した小さな風呂敷に白粉を包み、夕顔たちに何か買おうかと考える。何がいいか、屋台の前で考え中。]

(6) 2011/09/17(Sat) 18時頃

─ 狭間の月 ─

[狭間の月の光を浴びて、彼岸花が燃えていた。
幽玄の園を彩る灼熱の花弁が
一面を紅蓮の絨毯の如く染め上げながら、
時折ふわりふわりと行き交う妖しの偶像を微かに映す]

 奏でてますねぇ…常世の祭囃子
 聞こえますやろか?
 現とは、少し趣違いますけど……
 愉快に踊るんは、ヒトも妖しも同じなんですよ?

 妖しにも思いはあるんやから──


[遠くの方から絢爛情緒に響く囃子の音
一歩女が歩めば、彩花の煌めく狐火が
まるで祭の標の提灯のように
先へ先へと連なって、誘うように揺らめき出す。

しゃらり しゃらりと舞うように
女の足は軽快に跳ね
彼岸の色に一層朱く染まり征く葡萄の衣が
逢魔時の黄昏に溶け
妖艶にはためいた]


 慣れてきたら見てきたらええんよ?
 妖しの夢舞台。
 沙耶や、先に来た子に
 怖ぁ思いさせるような子はおらへんから

 今は朧気にしか見えんかもしれんけど
 ようけい集まって来てるから
 現では見えなかっただけで
 ヒトの側で一緒に暮らしてる子らも多いんよ。
 うちみたいにね。

[携えた手にもう片方の手を重ねる
箏は己 己は箏
この隠世へ赴けば、現のような差異はなく
女と箏は同化をすれば霧散して
そして再び顕れる──] **


【人】 喧嘩屋 辰次

あ、日向。こんにちはだな。

[削られた文字を見て、こくりと頷いて]

おう。里……俺の故郷にいるチビたちに土産でも買ってこうかなぁ、って思ってさ。でも何がいいか、よくわかんなくて。

いいのないかなぁ。おすすめはあるかい?

(8) 2011/09/17(Sat) 19時頃

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――あやかしの里・???――

 『これ は……』

[忘れる筈もない唯一の気配を感じて蛟竜が呟く。

もう二度と逢うことは叶わぬやもしれぬ己が最愛のヒト。
現世と隠世――その近くて遠い次元の距離に隔てられても。
互いの絆は固く結ばれている―――。
その想いを永久に信じることが出来る尊い存在。

病弱ながらも、凛とした佇まいの女性がはっきりと思い浮かべられる。
優しさの中にも、確固たる信念を持つ強くも澄んだ瞳。
絹のように滑らかで細い漆黒の髪。]

 『巴―――…いや…』


[彼女が今、此処に来ることはない。
それによく似てはいるが彼女とは違う気配だと気付く。

そうであるならば、考えられるのは―――。]


 『仁右衛 門――――…』


[逢ったことのない我が子の名を口にする。

それは、現世を去る数日前。
共に暮らしていた巴から、その身に己が子を宿したと聞き、二人で決めた名であった**]


メモを貼った。


【人】 喧嘩屋 辰次

うん?

[一瞬の間があったのに、不思議そうな顔になる。
心を読む力などはないから、日向の胸中を知ることはできない。けれど微笑とおすすめの品に、気はそちらへ移って]

凧は大変だな…竹とんぼのがいっか。

[竹細工、それから日向の目線を追えば、玩具の笛にたどりつく。地面を見れば、再び日向が文字を綴っていて>>12

いいかも、あれなら持ち運ぶのにも便利だ。

(14) 2011/09/17(Sat) 19時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

[それから、ふと]

文字を書くのも大変だな。
声を出しすぎたら枯れるもんなぁ。
早く治ったらいいな。

[歌いすぎや喋りすぎ、或いは風邪以外での声が失われる原因を、このあやかしは知らなかった。

だから、一時的なものだと思って無遠慮に告げたのだった。]

(15) 2011/09/17(Sat) 19時半頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 19時半頃


【人】 喧嘩屋 辰次

竹細工、たくさんあって迷うなぁ。選びきれんから、おもちゃ笛にしとこう…

あぁ、風車もいい。包んだら潰れるから、一つにしとくか。

[笛をいくつかと、一つもらった風車は腰紐にさす。>>16

買い物が終われば、日向のことばは増えていて。>>17

え、昔…子供の頃から、ずっと?そうなのか…そんなこともあるんだな…

…………。

[しばし沈黙を守り。]

(20) 2011/09/17(Sat) 20時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

……もし、もう一度声が出るようになるなら。

または、字を書かなくても意思が伝えられるようになるなら。

どんな方法でも試してみたいと思うか?

[なるべく言葉を選び、尋ねる。茶色の瞳が、じっと日向を見つめ。]

(21) 2011/09/17(Sat) 20時半頃

メモを貼った。


【人】 喧嘩屋 辰次

………だよなぁ。

[日向の声は聞こえなくても、頷かれれば充分に気持ちは伝わる。うん、と笑顔で大きく頷いて。>>23

口を開けば、他の者には聞こえぬよう、小声で]

人の道を外れる法……
例えば…人をやめてしまってでも、取り戻したいという覚悟があるのなら。

その願いはきっと叶う。

[細められた瞳に一瞬、月の色がちらついた。
見間違いかと思うほどの僅かな間。]

(25) 2011/09/17(Sat) 21時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

きっと、治るさぁ。

[にこりと笑い、わしわしと日向の頭を撫でる。
未だに日向のことは、幼子だと思っているのである。

その態度に、一瞬過ぎった気配は感じられない。]

(26) 2011/09/17(Sat) 21時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

へえぇ。

そんな言葉が出るなんて、ばあちゃん、相当強い願いを持っていたんだなぁ。まさか、そのまま帰ってこなかった、ってことは……や、日向が生まれてるからそれはないか。

おふっ? ???

[驚いたような顔になったかと思えば、赤くなったりして、更に腹に拳を当てられた。原因はさっぱりわからず、間抜けな表情をさらすばかり。]

……ああ。次の祭りも、来たいな。来れたらいいな。

[腹を軽く撫でながら笑い。]

(30) 2011/09/17(Sat) 22時頃

 ―回想・月見の磐座―

[志乃に導かれるまま、ゆっくりと弦を弾く。
 一つ、二つ音が重なる度、顕わになる真昼の月]

 あ……月が……
 近付いてる……あっちの、世界……。

[半身を彷徨わせている娘だから、その場所が夢の世界と同質であることに気付いた。
 その刻もあやかしの声に耳を傾けていた半身へ、現の身がゆっくりと合わさっていく]


 私の……思い。
 ――私には何があるんだろうって、ずっと思ってたの。
 何も出来なくて、からっぽのまま消えて行くのかなぁって。

[現世から身が遠ざかっても、志乃を奏でる己の手は確かにそこに在り。
 今はまだ拙くとも、その感触を確かめるよう丁寧に音を繋げて行く]

 でも、これからの私は、志乃と共に在れるんだね――

[いつしかその音色は、龍笛の音と重なっていた。
 夢の中でも響いていた、あやかしの力を秘めし調べ。
 その響きにそっと背を押されるように、一歩を踏み出せば――]


 ―隠世―

 う……わぁ……

[燃え立つような彼岸花の紅は、そこでは焔と化していた。
 思わず花園の袂へ駆け出して、狭間の一本道の手前で足を止める]

 ここが隠世……あやかしの、世界……。

[現世と異なる祭囃子が、遠くから響いていた。
 志乃が隣に居るからか、不思議と恐ろしさは感じず、幽玄なる光景を眺めていた]

 すごい……。
 こんな世界が……本当は、すぐ近くにあったんだね。
 ずっと気付かなかったのが……不思議なくらい。

[ヒトと共に在ったという九十九の箏。
 永き刻を経たそれが、今は女の形をして、己の手を覆っている。
 確かめるように、繋がれた片手を小さく揺らし。
 そして狐火に導かれるまま、里へ向けて歩み出した]


【人】 喧嘩屋 辰次

旦那と赤ん坊残して消えちまったのかぁ?
そいつぁよっぽどだなぁ…
何を願ってたんだろうな。

[日向の祖母の行方を聞けば、さすがに驚いて。]

……居ない人がいたとしても、そのうち会えるんじゃねえかな。
この村で、ではないかもしれんが。

(33) 2011/09/17(Sat) 22時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

神隠しかぁ…
人さらいの仕業とか事故とか、原因は色々あるんだろうが。

…それとも、日向は神や物の怪の類だと思うか?

[何気ない調子で問いかけ。
会えるよね、という文字には頷いてみせて。

そして日向につられて空を見る。]

……あ、引き止めたな。俺ももう行くよ。
土産のつきあい、ありがとう。

(37) 2011/09/17(Sat) 23時頃

【人】 喧嘩屋 辰次

そうか。日向は信心深いんだな。

……日向って、珍しい考え方すんなぁ。

[“悪いことだとも思っていない”と書かれた地面をじっと見つめていた。]

これだけ賑やかででかい祭りだからな。
人にまぎれて、そうでないのが遊んでてもおかしくない。
きっと楽しんでるだろうなぁ。

[愉快そうに笑うと、それじゃあな、と手を振って。
待ち合わせの時間より少し早めに神社へと歩き出した。*]

(54) 2011/09/17(Sat) 23時半頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 23時半頃


【人】 喧嘩屋 辰次

―神社―

ゆりさん?…早かったかな。

[もしもいないようなら待つつもりで、再び神社へと戻ってきた男。ゆりが座っている場所は、ちょうど柱の影になって見えておらず。

社の方へと近づいていく。]

(57) 2011/09/18(Sun) 00時頃

やがて二人は、あやかしの里に辿り着くか*


【人】 喧嘩屋 辰次

あ、いたいた。
構わないよ、二人きりでしかできない話だったんだろ?

[駆け寄ってきたゆりを見つけ、呼吸を整えるように息を吸う彼女を見ていたが。]

………え?

[目をぱちりと瞬かせた。よもや、自分の正体を言い当てられるとは予想もしておらず。

いや、忘れていたが昔にもこんなことがあった。
確か、あの娘も巫女で…]

…あ、と、何でそう思うんだ?

[思わず目を逸らしながら尋ねて]

(63) 2011/09/18(Sun) 00時半頃

メモを貼った。



 何もない存在なんてないんよ。
 何も出来ないことなんてないんよ?

 只の箏やって、こうやって沙耶と話できてるんよ?

 ヒトや妖し
 うんん、草木や動物、家の棟棟全て
 思いは持っていますんよ。

 美しいものを感じれば嬉しく思い
 別離があれば悲しく思う

 人ならざる者が言の葉を持てないか
 人に紡ぐ言の葉が届かないだけ 

 せやから、言葉亡き言葉を音にしますんよ。


 沙耶はこんなにも輝いて
 こんなにも真っ直ぐで
 たくさんの思いを伝えてくれたやん。

 妖しを感極まらせるなんて
 普通のお人ではでけへんよ。

[頬に残る僅かな跡を恥ずかしげに拭う
無論先程まで泣いていた証だ。簡単には拭い去ることはできないだろう]

 ここに居て沙耶が望んでくれるのならいつまでも
 永久に、うちは側にあって沙耶と語れますよぅ。
 万物の思いを繋ぎ
 全なる思いを奏で
 壱の想いを全てに届けられますよ。
 秋風が世に豊穣を運ぶように

 もし……


[次の言葉を思わず飲み込む。
……彼女と妖しの園で暮らせること。
それが自身にとって最良の望み。
何時次の逢魔時が訪れるのかはわからない。
永い永い人にとって気の遠くなるような年月を重ねることになるだろう]

『かつて亀を依代にした妖しを助けた者がいた。
妖しに見初められ隠世を訪れた彼は
最期には現へ戻ることを願ったのだった。
その顛末…それは彼にとって良きことではなかっただろう』


[なれば、永きを共にするのなら、女は彼女を染めねばならぬことを悟ってもいた。
いや、純粋で義に篤い彼女なら、そんなことをしなくとも
やがて染まってくれるのだろう。異の理に……

けれど人として、彼女が苦しむことなく帰すというのなら
染めるわけにもいかない。
次の逢魔時を待つわけにはいかない

帰りたいと願うのなら。
人として生を全うしたいと願うなら。
隠世でもこうして語らえる刻はそう長くないのだろう]


[けれど女は約束を交わした。
もし戻りたいと願うなら、全てを賭して彼女を現へと還すことを
滅することになろうとも、もう二度と語らう事ができなくとも
やり遂げるつもりだった。

沙耶が望み、己がそれを遂げられるのなら
それはそれで幸のある結末なのだろうと]


 あ……ううん
 ささ、あんまり遅うなって、皆が退屈しても悪いやろうし
 お祭りいこか?
 隠世のお祭りに

[いつかは聞かなくてはならないのだろう
けれど今は……

初めて友と欲したヒトと楽しみたい。
そんな我が儘が、言葉の続きを押しとどめた]

 いこ?

[彼女の手をしっかり握り、祭囃子の焔の中へ]


メモを貼った。


【人】 喧嘩屋 辰次

………………はあ。

[ゆりが取り出した手鏡と、ゆりの顔の間で視線がさまよい。沈黙の後に、ため息をついて頭をかいた。>>67

ゆりさん、あのはねっかえり娘の孫だったのかよ…
時期的に、そりゃあ俺のことだろうな。
あまり似てないし、性格が全っ然違うから、子孫だとは思わなかったぜ…

[鏡の効力のことは知っているらしく。まいった、と言うように一度諸手をあげてから、ゆりと目をあわす。]

…何で、二人だけで会おうと思ったんだ?
見た所、武器も持ってないようだし…

(70) 2011/09/18(Sun) 00時半頃

─ あやかしの祭囃子 ─

[彼岸花を風車に妖しの風が喝采を上げ
狐火の提灯を掲げ鼓動が鳴る
事をひとつ爪弾けば
廻り舞いしは妖達の舞踊

道亡き道を征き、蜃なる妖しが現に見せし楼閣を過ぎれば
そこは妖しの園
現世に隔絶と言う名の襖を隔て表裏を重ねる
常の世界 夢幻の都]

 はて、皆はどこにおるんやろうね?

[虚空をひらりと妖しの舞いに目を細め
辺りをぐるりと見渡せば
どこかに知った顔でも見つけただろうか?]


【人】 喧嘩屋 辰次

――…俺らの目的が知りたくて?

[風が吹いて、揺れた木々の葉がざわりと鳴った。
黄昏時が近い……]

後者だとしたらどうするつもりだったんだい?
あやかしの中には、人をさらって食う奴もいるぜ…?
警戒心なさすぎだよ、ゆりさん。

[何でもないことのように、二歩三歩とゆりに近づいた。その細い腕を掴むのは容易くて。]

もっとも、俺は人は食わないけどな。
命を取るつもりはない。

(80) 2011/09/18(Sun) 01時頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2011/09/18(Sun) 01時頃


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【人】 喧嘩屋 辰次

……やれやれ。
あいつに…あやめに、ゆりさんの爪の垢煎じて飲ませたいね。
度胸がある上に、喧嘩っ早くて大変だったんだぜ…

でも、あいつもいないんだな。当たり前だよな。

[紡がれたのは、ゆりの祖母の名前。
腕は放さぬままだったが、声はどこか寂しげに響いた。]

…そうだなぁ。

まず、落ちついて二人だけで話ができる場所に、誘う。
ここは、人が来るかもしれないだろ。

[毒気を抜かれたのか、真顔で出てきたのはそんな言葉。]

(85) 2011/09/18(Sun) 01時半頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2011/09/18(Sun) 01時半頃


【人】 喧嘩屋 辰次

うっわ自分のことを棚に上げて、よく言うぜ。
問答無用で薙刀振り回してきたくせに。

[眉を寄せてぼやいた。けれど、語る調子は、心底嫌っているわけではないような、不思議な声色。

掴んでいたゆりの腕を解くと、手を握りなおした]

…でも、物怖じしない所はあやめと似ているな。
その度量に免じて、目的を話そうか。
他の奴のことは詳しくないけど、俺のことは話すよ。

[ゆりの手を握ったまま、歩き出す。
常人が歩くのよりもずっと速く、神社の近くの林の中へ。手を繋いでいるゆりも同様に。*]

(88) 2011/09/18(Sun) 02時頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2011/09/18(Sun) 02時頃


─ あやかしの里 ─

……うん。

[こくりと、仁右衛門の言葉に頷いた
その胸中を知らず、ただ、大きな瞳が見つめ返す。
罪悪感を何も持たぬ、幼いあやかしの一つの瞳が]

なあに?

[ことりと首を傾ける。
切り揃えた黒髪、朝顔に良く似た髪がさらりと揺れた]


──…、……どうして?

どうして?どうして!???
連れて来なかったら、また忘れちゃうかも知れないもん。
あやかしだって知ったら、

また逃げちゃうかも… ……っ!

[諭すような声
それへと、咄嗟に反論の口を開いた。
一つ目には必死な表情と、涙の粒が浮かんでいる。

その勢いのままに口を開き──、
仁右衛門の穏やかな瞳に、きゅっと口を閉ざした。
そのまま、押し黙るようにして静かな声を聞く]



〜〜〜〜……

[やがて黒髪に、暖かな手が置かれた。
ぽふりと撫でる優しい手に、幼い感情があふれ出す
ぽろぽろと零れだすのは、涙ともうひとつ。
今までは知らなかった──知らないことにしていたこと]

わたし、駄目だった?
お祭り、だめにしちゃった?
ひとを、怖がらせちゃった?


 ……朝を、かなしませちゃった……?


[後悔。そして、たぶんもう一つ。
自分以外の誰かの心を、思うこと。
本当に心から、誰かのことを思うこと。
未だ整理の付かない感情が、涙となって零れ出す]


……………、


        …  ……うん。


うん。


[謝っても、許してくれないかも知れない。
そんな恐怖はやっぱり消えることはないけれど。
涙と共に、こく。こくと、小さく頷く


   ─────やがて、]


〜〜〜〜…!


[目の前の仁右衛門に、しがみ付くように抱きついた。
腕にぎゅうっと力を入れて、着物に顔を押し付ける。

も一度小さく、顔を見せないままで頷いた。
ごめんなさい。と、呟く声は涙に紛れて届かないほど。
仁右衛門にしがみつき、そうして暫く泣いていた。



お団子を大切に抱いたままだったから、
せっかくの草団子が少し潰れてしまったのは、また別のお話**]


メモを貼った。


【人】 喧嘩屋 辰次

[歩くのは速くとも、ゆりが置いていかれることはなく。
それもあやかしの力か、いつのまにか、林の開けた場所に出ていて。]

…ここでいいか。
さて、何から話そうか…

[繋いだ手をやっと離して。
何か、ゆりを座らせられる物はないかと辺りを見ていた**]

(97) 2011/09/18(Sun) 03時頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2011/09/18(Sun) 03時頃


【人】 喧嘩屋 辰次

―林の中で―

あやかしの子どもは、友だちを探して遊んで、気に入ったら連れて帰ったりしているな。別に悪気はない。

[ゆりが座ったのを見とめれば、自分は立ったままで。]

……神も、あやかし?
ん、普通、人には見えなくて聞こえないって所が同じだが。
どう違うか……と言うと。

[うぅん、と考えて。]

…人にとっての災いを為すのは、神も同じ。
ないがしろにされれば、神は祟る。逆に、敬い、祀れば、守り神となる。
雷門がこの地をしっかり守っているのは間違いないぜ。
大きな災いを齎すあやかしはまず寄り付けない。
ここに住む人間の信心が力になってんのさ。

でも神のように人に敬われる心は必要でなく、人を守るとは限らない…もっと自由なのが俺らかね。

(105) 2011/09/18(Sun) 04時頃

【人】 喧嘩屋 辰次

いや、今は俺のことか……そうだな。
俺は、祭りを楽しんでいるよ。

[屋台を見てはしゃぎまくっている姿は言わずもがな。しかしそれ以上は言葉を発さず、腕を組んでしばらく空を睨み付けていた。やがて、そっと目を伏せて]

俺は昔、ある…名もない武士の持っている、龍笛だった。
ゆりさん、「敦盛」の舞は知っているかい?
笛の名手で、戦場にも笛を持っていく、繊細な少年武士の話だ。

俺の主はその話が好きだったらしく、真似して俺を戦場に持って行ってた。ま、敦盛のように美少年でもなく、歴史に名が残る程の奏者でもないが、それなりにいい腕をしていたよ。

やんちゃで勇敢な奴だった。今の俺の姿も、主のを借りてんだ。

(106) 2011/09/18(Sun) 05時頃

【人】 喧嘩屋 辰次

…結構強いと思ってたんだがなぁ。
敵に討たれて、あっさり死んじまったよ。
十九にもなってなかった。

[また空を…遠くを見て、語る。
表情のない横顔からは感情を読み取るのは難しく。]

若くして死ぬのも珍しい時代じゃなかった。
でも…俺にとっては、たった一人の大事な主で……友だったんだ。

主の体と共に野晒しにされながら、俺の中にあったのは、主を埋葬したいという願いと…仇を討ちたいっていう強い怨念。それを願い続けて…気がつきゃ、ある月夜の晩にあやかしになって動いてた。

(107) 2011/09/18(Sun) 05時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

あ、仇は討てなかったよ。
俺が動ける頃には、主を討ち取った奴らもまた、
別の勢力に滅ぼされていた。

……人間は、儚いな。

[ぽつりと呟いた。主は人間で、主を殺したのも人間。
筝のようには好きにはなれず、かといって鵺のように嫌いにもなれず。

残された龍笛は現世と隠世に存在している。**]

(108) 2011/09/18(Sun) 05時半頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2011/09/18(Sun) 05時半頃


辰次は、たまこに話の続きを促した。

2011/09/18(Sun) 06時頃


辰次は、たまこに話の続きを促した。

2011/09/18(Sun) 06時頃


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