73 ─深夜、薔薇の木の下で。
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
― 夜空の下 鐘楼の中で>>3:138 ― [早送りで赤い果実が熟すようにカルヴィンが赤くなっていく。 肩が震えていないところから 苦しくて顔を伏せたんじゃなくて 恥ずかしさで顔を伏せていると、 耳まで赤くなる様子に思う。
一枚のブランケットを共有しているので、 膝を抱え込むのに合わせて フィリップもしゃがみこみ翠で見やる。 あれほど泣きじゃくる相手、 今、こうして真っ赤になる相手。]
………え… けど、 それだと、俺、代用品になれないよ。
[ただ、サイラスと言う見知らぬ少年の 情報を聞きながら彼からこぼれた言葉に フィリップは、困ったようにそうこぼした。 ……それは本当に困惑した声色だった。]
(196) 2011/12/28(Wed) 21時頃
|
フィリップは、困惑しながらも聞こえ始めた音に、黒に包んだ手を握って息を吐く。
2011/12/28(Wed) 21時頃
|
代用品って、え
[いつも煮え切らない口調のフィリップだけれど、本当にどうしたらいいのかわからない、そんな途方にくれたような声を聞いたのは初めてで、思わず顔をあげると思ったより近くに顔があり目を見開いた]
そんなつもり、ない
代わりなんて、いない
[真っ赤な顔のまま睨みつけるようにしてそう言った。重なる音色には暫く気づかずに]
(197) 2011/12/28(Wed) 21時半頃
|
|
──廊下──
[掃除用具入れからバケツを取り出す。水道の蛇口を全開にあけ、かじかむ指で水を溜めた。 生木に火はつきにくい。それが濡れていればなおさらだ。これが対策の一つめ。]
教室……鍵開けられないかな。
[その次は机を運び出してバリケードを築いてしまおうか。寝ずの番をしたっていい。失うなんて考えたくもない、何だってやってやろう。
水の溜まったバケツを持ち上げる、飛沫が舞った。走りゆくのは中庭へ。そして……]
エリー!!
[中庭に降りれば、エリアスの手が、オスカーの首にかかっているのが見えた。なにも考える暇などなく、あげたのは制止の声。]
(198) 2011/12/28(Wed) 21時半頃
|
エリアスは、首をゆるり、セレストへ向ける
2011/12/28(Wed) 21時半頃
|
…お恥ずかしい話ですが、薔薇の香りが強い場所だと気分が優れず、妙に落ち着かなくなると言いますか…苦手で。
ですが、もしどうにかしたいと望むなら… 協力することは惜しみませんから。
どうぞおっしゃって下さいね。
[ピアノの蓋を閉じ、立ち上がる]
それでは、また…。 有意義な時間を、ありがとうございました。
[にこり、人当たりの良い笑顔を向け、音楽室を出た*]
(199) 2011/12/28(Wed) 21時半頃
|
|
― 鐘楼 ― [真っ直ぐに刺さる視線に、耐え切れず翠をそらす。 二人の間にいる鮮やかなほうは交互に見上げて。]
……そっか、そう、だよね。 俺なんかじゃ、つとまらないよね……
[代用品として寂しくて痛い間だけ、暖かかった。>>2:54 代用品であるならば、いつか、拒否されて捨てられても それは役目が終わっただけだと、 ひどく痛まないで自分で納得できそうな気がした けれど、代用品でないならば……]
……代用品でよかった。
代用品 が よかった。
[ブランケットから出るように立ち上がる。 腕に鮮やかなほうを抱えて。聞こえる音は歓喜の歌……]
(200) 2011/12/28(Wed) 21時半頃
|
|
君……
[何しにきたの。そういった眼でセレストを見る。 酷くイラついていた薔薇に、今は気遣いの意志はなくて。 オスカーは気絶でもしていただろうか。 怒った薔薇の香りは、たとえるのならいかにもスパイシーな感じ。 お子様にはさぞつらいだろう]
(201) 2011/12/28(Wed) 21時半頃
|
|
― 食堂 ―
[寒いし。住み込みの使用人は見つからないし。最悪だ。 この俺様にここまでさせようとは。イライラしながら台所に踏み込んだ。汚らしい。辺りに人がいないのを確認して、冷蔵庫を開ける]
何が何だかわからない…
[料理の素材だろうか。生では到底食べられないので調理済みのものを探した。保存用のスープ?を見つけたけど、さすがに火の使い方はわからない。冷凍庫にアイスクリーム、パントリーにりんごと袋菓子を見つけて食堂に戻る]
誰も……いないな
[一人の食事、一人の晩餐だ。今は何時かわからないが、暖かいものでも食べれば心が温まるかもしれないのに]
(202) 2011/12/28(Wed) 21時半頃
|
|
[目を逸らし立ち上がるフィリップを呆然と見ていた。代用品"が"いい、だなんて。そんなこと言う人がいるだなんて、考えたこともなかったから]
なん、で
フィリップ
[手を伸ばす。 嘘をつかないように、傷つけないようにしていた。でも結局嘘をついてしまう。意思を、感情を変えてしまう。
けれど、そんな時間はなかった。本当しか言っていない。 それが、本当が彼を傷つけたんじゃないか、ということに
息が、止まって
音だけが頭の中を鳴り響いていた]
(203) 2011/12/28(Wed) 21時半頃
|
|
―現在・廊下―
[接続の切れている左指を右手で包み。 楽器に触れ、音を望んだ気紛れに失笑した]
何を、言っているんでしょうかね。私は…
ああ…いい加減……
[服に染み込んだ香りに鼻を背け。自室から着替えを持ち出し、シャワールームに向かった]
(204) 2011/12/28(Wed) 21時半頃
|
|
――――!
[声をかけられ少年は振り返る。 その手に握る火口箱は離そうとせずに]
確信、は、ないです……けど…… おかしくなったの、薔薇の気配、してからです。 関係、ないとは……思えません、よ。
[急激に濃くなる香りは一体何だというのか。 息が、苦しい。 胸元を押さえながらも少年は反論する]
(205) 2011/12/28(Wed) 22時頃
|
|
……あっ……!? ぅ……っは、ァ……
[けれど身体は思うように動かない。 ぎりりと首を締め上げられれば、 危うく火口箱を取り落としそうになった。 キツい香りも相まって、意識が朦朧とする]
……ぇして…… せんぱい、たち、かえして……
[もはやそれはただのうわ言。 敵意を孕む香りは何も煽らない]
(206) 2011/12/28(Wed) 22時頃
|
|
[先ほど、初めて名前を呼ばれた時 何故違和感を感じたかを朧げながらフィリップは理解する。]
なんで……て、 君は、捨てる 人なんでしょ?
[今は捉えてくる手が、 いつかフィリップを突き飛ばし、 たとえば鐘楼の階段を転げ落ちてしまうような。 そんなことを想像して恐れながらも 拒絶を否と言う風のカルヴィン、 その手を払いのけることもできず捕まる。]
[けれど、怖い……伸ばされた腕も誠実さも、優しさも 真っ直ぐフィリップ自身に伸ばされれば いつかそれが翻ることが脆弱な心には無性に怖く。]
[歩み寄ることも、逃げ出すこともできず硬直し立ち尽くす。 棘が刺さった手を黒が覆っていて その分は逃げ出さずにすんだ]
(207) 2011/12/28(Wed) 22時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/28(Wed) 22時頃
|
──中庭──
[咄嗟に感じたのは、オスカーへの嫉妬だった。
怒りの視線にずきりと胸は痛む。いや、忘れて欲しいのだから、むしろこの反応は喜ぶべき、なんだろう。 そして、それ以上に自分を苛むのは。息苦しささえ覚えるほどの薔薇の香り。けほ、と小さく咳をして、笑顔を作る。]
……薔薇を燃やそうとしてる子が居るって通報をうけてさ。風紀委員として放っておけないじゃないか。
[地面に置いたバケツを足で軽く小突く。ちゃぽんと水面に波紋がうまれた。]
……君は?
[オスカーの身体、叶うなら受け取ろうと。]
(208) 2011/12/28(Wed) 22時頃
|
|
返す…?僕に何をしろっていうのさ。 棘を容れたのは君の先輩達。 僕はただ、体を癒したいだけ。
僕を燃やしても何も変わらない。 …だからって、自分を燃やされそうになって、 黙って見逃すと思う?
馬鹿にしないでくれる?
[嫌悪はいよいよ顕著に]
(209) 2011/12/28(Wed) 22時頃
|
|
[オスカーは意識があろうがなかろうが、そのまま突き飛ばす。その先でセレストが彼を受け止めても特に気にもせず。
そして、セレストを見る眼はわずかにゆれて]
…君……。 あぁ、この子に、よく言い聞かせておいてくれるかな。 それと…
[彼はどの面さげて会いにきたのか。 無意識の底で、エリアスの意識が浮かびそう]
君は…まだエリアスと話す気はあるの? この子はもう諦めてしまったみたいだけど。
(210) 2011/12/28(Wed) 22時頃
|
|
――……っ! …………!!
[絞められているせいか、 きつい香りのせいか。 まともに息が出来ず少年は苦しげに喘ぐ]
……ゃ…… ……り、は、いや…… 一人は、いや……!
[だから、返して。 一人にしないで。 置いていかないで。
酷く、我侭な。 けれど少年の唯一の願い]
(211) 2011/12/28(Wed) 22時頃
|
|
[抵抗の出来ない身体は、 突き飛ばされればいともたやすく吹き飛んだ]
(212) 2011/12/28(Wed) 22時頃
|
|
捨てる、よ
[捨てられるものならば、いつだって。
きっと、捨てられる前に逃げ出すだろうフィリップと、捨てたくない、と思う前に手放そうとする少年は、似てるようでやっぱりどこか違っていて]
でもさ、離したら戻ってこないんだよね
[掴んだ手を握り締めた。離したって、いいはず。けれど離したら、痛みを感じたであろう心も知らぬまま、また透明に戻るのだろう この黒い手袋の持ち主が奏でてたろう旋律は消え、中庭の騒ぎには気づけぬまま。少しずつ緩む手の力を感じながら呟いた]
フィリップを捨てたくない、って言っても ……信じないんだろ
(213) 2011/12/28(Wed) 22時頃
|
|
[オスカーは倒れぬように受け止めて、横たえあとは手放した。 拭い去られた記憶が、泡のように断片的に浮かぶ。そのせいか。薔薇の精がエリアスをこの子と呼んでも、取り乱しはせずに。]
……君はこの薔薇? エリアスは身体が弱いんだから、無茶をさせないでよ。 なにが欲しいの。なにをすればエリアスを解放するの。
[吸血鬼譚や妖精譚、妖しげな物語は好きだった。けれど巻き込まれてわかる──大事な人の身体を勝手に使われるなんて、冗談じゃない。]
……エリアスにつたえてよ。 俺はきっとエリーが思うよりずいぶん酷い人間だから。俺のことなんて忘れてしまって。
[涙はもう枯れたのだろうか。声は詰まらず口にできた。表情だけは、泣き笑い。]
(214) 2011/12/28(Wed) 22時半頃
|
|
―シャワールーム―
[水音が響いていたとしても。 一番端のシャワーを使い、体の隅々まで洗い、薔薇の匂いを消すようにミント臭のボディソープを使った。 少し伸びた髭が時間の経過を物語っているようで。 備え付けの小さな鏡を覗きこんで、剃った。
両手で頭皮を刺激しながら洗髪すれば、思考もクリアになっていくような気がして。
気持ちが良かった]
(215) 2011/12/28(Wed) 22時半頃
|
|
[捨てる、よ。と言う言葉が、 今、捨てられたようで怖い。
握られる手、手袋越しに暖かさが伝わる。 手を振り払えば、 すぐに消えてしまいそうな強さになっていく。]
主を信じぬは見捨てられる……? けど……信じ方なんて、知らない。 わからない、怖いっ……怖い……よ
[今にも消えそうな暖かさが本当に消える予兆に感じて 下から立ち上るバラの匂いも今は怖い。 一晩、今までだけで何度も緩んだ涙腺は 締りが悪くなたのか、また緩んで]
(216) 2011/12/28(Wed) 22時半頃
|
|
[隣のシャワーブースから、聞こえ出す水音。 そっと出て行こうとして、誰なのか気になって見てしまった背中。]
レ、レオナルドさん、…それ………。
[身体中に青い痣のようなものが見えた気がして、絶句した。]
(217) 2011/12/28(Wed) 22時半頃
|
|
何が怖いの。捨てられるのが怖いの? 俺だって怖い。捨てるのが、怖い
[唾を飲み込んで息を吐いて、手に力を込めた。潤んだ瞳から雫がこぼれる前に止めてやりたいと思ったけれど、どうすればいいのかわからなくて。でも、きっと]
今この手を離したらそんなに痛くないと思うんだよね
[乾いた笑いを浮かべて、口を閉ざした。こんなんじゃ、きっと逃げられる。捨てられるのはフィリップではなくて――]
俺が、フィリップを捨てるんじゃなくてさ フィリップが俺を捨てたくなるまで、傍にいるってのはどう?
[そんな価値があるかはわからないけれど、怖い、という言葉を都合よく解釈するならば少しは効果があるかもしれない]
俺が逃げたらさ、捕まえればいいよ。飽きたら、捨てればいいよ
(218) 2011/12/28(Wed) 22時半頃
|
エリアスは、セレストへは「…やだよ。
2011/12/28(Wed) 22時半頃
|
……あれ、留守か。
[ノックをしても返事は無く。 そのままにしても申し訳ないので一度食堂に引き返す事にした。]
(219) 2011/12/28(Wed) 22時半頃
|
|
うん。僕はこの薔薇。 エリアスの体は…そうだね。仕方ないんだ。 ただ、僕は体を癒したいだけなんだ。
…君は…彼に直接そういえばいいよ。 なんなら、今だけあの子と代わろうか? そんなこと、僕に言わせないでくれるかな。
…なきそうなくせに。
[指はセレストの頬に伸びて」
もう少し…この子の気持ちも考えてあげてくれないかな。
(220) 2011/12/28(Wed) 23時頃
|
|
…… は い ?
[名を呼ばれた。 細かな水を顔に受け。閉じていた目を開け、振り返った。 舌打ち。]
どうかしたんですか、サイラスくん。
(221) 2011/12/28(Wed) 23時頃
|
エリアスは、そして耳元で呟く。場所を変えよう、と。
2011/12/28(Wed) 23時頃
|
…や、その……ご、ごめんなさい!
[濡れた髪のまま、勢い良く頭を下げる。]
でも、それ…大丈夫、なんですか? なんか…怪我とかでも、ないみたい、だし。
[だいぶ落ち着いては来ていたけど、目元はまだ腫れぼったかったかもしれない。 おろおろと心配そうにしながらも、歳上の男の身体から目を逸らした。]
(222) 2011/12/28(Wed) 23時頃
|
|
捨てるの…が………怖い……?
[自分の怖さが何か? 問われて思案する前に、 次いだ言葉、歪む視界のまま瞬く] [捨てられる怖さだけ思っていた。 捨てる側の怖さを考えたことは一度もなかった。 捨てるほうは、好き勝手に 捨てるだけだと思っていた。]
[そんなに痛くない。その言葉に 口を閉ざすカルヴィンから逃げたい気持ちが募る。 ただ、先ほどの疑問が頭に残って ぎゅと、鮮やかなほうを抱きしめながら耐える。]
………俺が、君を…………?
[捨てられたら、捨てればいい、とは 雪がやんだ直後ぐらいに言われていた。 ただ、捨てる前から、選択肢が自分にある、ことは考えなかった。]
(223) 2011/12/28(Wed) 23時頃
|
|
捕まえても、いいの……?逃げたい時に。 ……カルヴィンが、いやになっても……?
[おず、とおそる、おそる口にする。 涙声でところどころ詰まりながら。 握られた手がブランケットの端をそっとつかむ]
(224) 2011/12/28(Wed) 23時頃
|
|
アイスクリームは寒かったな。 せめてセラーにワインでもあればいいのに。
[もちろん、パブリックスクールの寄宿舎にワインはない。 冷え凍えていく指を温めながら、堅いバニラアイスにスプーンを立てる作業を繰り返す。遠くからヴァイオリンの旋律が聞こえてきた。ルブランだろうか。クリスマスの晩以降、おかしなここにあってヴァイオリンの音だけが平常のようだ]
あれからどれくらい立ったんだろう
[せめて外に出ることができれば。年明けまでにまとまった額の金を保証ができるのに。オークのシェルフ。銀の食器。時計の鎖が金にしたい。絹のテーラード。制服のベストもランドリーにかけすぎているし、何より部屋の薪だ。 揃えないといけないモノが多い。金がいる]
(225) 2011/12/28(Wed) 23時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る