270 食人村忌譚
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―櫻子の弔い―
[櫻子からは、脇の肉と、ややこの同じ個所を少しいただき、 刻んだ野菜とともに頬張っていく 白菜と南瓜の甘い汁が肉と絡み合い、 脂の滑らかさと溶け合い、喉へと落ちていく]
生まれ変わる時は、ややこも傍にいらっしゃるといいですね
[ほう、と息をつき、呟いた]
不安じゃないですか 怖くないですか お会いできるなら、また、お会いしましょう
[彼女にも聞こえていたらいいなと、 そんな幻想とともに、冥福を祈った*]
(207) 2017/11/28(Tue) 23時半頃
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真剣師 鬼丞は、メモを貼った。
2017/11/28(Tue) 23時半頃
PPP イルマは、メモを貼った。
2017/11/28(Tue) 23時半頃
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―― 集会所 ――
私は脳髄をいただこうかしら。 きっと櫻子のものですもの。 極上の味がするわ。
[手に槌を持ち、櫻子の頭に二度三度振り下ろす。 香ばしく焼かれた櫻子の頭部は、 しかして苦悶の表情に歪むことはなく。 ぱっくりと割れた頭蓋骨からその脳髄が覗く]
いただくわね、櫻子。
[もうひとつ残っていた眼球は、 誰かによってすでに食されていた。 落ちくぼんだ眼窩をさらす櫻子に薄らと微笑んだ]
(208) 2017/11/28(Tue) 23時半頃
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ん、おいしい。
[匙で救い、脳髄を口にひとくち含む。 頬が落ちそうになる美味しさとは、まさにこのこと。 手が止まらなくなる。次々と口へと運ぶ。 そうして、匙を運ぶ手が、ピタリと止まった]
……志乃。 頭は冷えたのかしら。
[す、と私の表情が引き締まる。 目の前にいたのは、志乃であった>>190*]
(209) 2017/11/28(Tue) 23時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2017/11/28(Tue) 23時半頃
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―宴間―
だって、櫻子さんに愛理を殺せるだけの知恵も力もないでしょう。 完全に読み違えている。故意でなければただの馬鹿になってしまいます。
[石動からの情報で、ススムは今宵取るべき道を選ぶ]
彼女が巫女様の力を借りて傍若無人に振舞おうというのなら 対応策は練るべきですね。
可能なら、今宵は先生たちのお住まいにお邪魔しても? 男が三人もいれば、きっと安全だと思うのです。
[警戒心をむき出しに 今宵は容と一対一で向き合う事を避けようと決めた*]
(210) 2017/11/28(Tue) 23時半頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/11/28(Tue) 23時半頃
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[滴った脂を吹いた雑巾は嫌な臭いがした。 思えば、昨日も今日も片付けばかりしている。 血を流し、脂を拭き、今も雑巾を濯ごうとしている。 人が一人死ぬということは、食べる以外にも片付ける必要が多々生まれる。綺麗なだけじゃない。美味しいだけじゃない。汚いことはたくさんある]
よう、 弔いは終わったかい
[汚れた雑巾を手に水場へ足を向ける。 難しい顔をした容はまだそこにいたか。 それとも、表情は変わっていたろうか。 弔いの手順はいつも通り。けれど確実に常とは違う空気は、重さを感じるような心地がした]
(211) 2017/11/28(Tue) 23時半頃
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[弔いの肉を食べながら思い出していたのは、囲炉裏端にいた時に聞こえてきた、次の「儀式」に関する話についてだった。
容が、進を。 それを巫女も、認めていた。 己が何の確証も持っていない以上、巫女の決定に逆らうようなことはしないが、ただやはり、驚きはした。]
……僕が死んだら、って約束……。 果たしてあげられなくなっちゃったなぁ。
[脳髄を食べたことがないという彼に、分けてあげようと思っていたのに。]
(212) 2017/11/28(Tue) 23時半頃
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− 水場 −
[大事なことは、優先すべきことはと 考えても考えても先程の江津子さんの言葉が離れない。
これでは折角の肉も喉を通らないどころか 味も判らない。 冷たい水でも飲もうと足を向けた水場に、 容がいて>>203心臓が飛び出しそうになった。
だが今更回れ右をするのもおかしな話だ]
……容……ちゃん。
[突然呼び捨てにするのも、今迄通りも難しく、 ぎこちない声で呼んだが、 不思議なほど荘厳な気配に包まれた容に。 あれは本当に娘だろうかと錯覚する*]
(213) 2017/11/28(Tue) 23時半頃
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―囲炉裏端―
錠さん、お味はいかがですか
[櫻子の体を口にする錠>>195に、問いかけた 源蔵も一緒にいただろうか その場に自分も、腰を下ろす]
櫻子さん、とてもお綺麗でいらっしゃいました ……というのも、少しおかしないい方かもしれませんが
[自分も湯を分けてもらい、一口すすり、吐息をつく]
(214) 2017/11/28(Tue) 23時半頃
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エツコは、錠の>>212は、聞き取れていたかどうか……
2017/11/28(Tue) 23時半頃
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― 宴間 ―
確かに櫻子に愛理を殺せるとは思えない。 それをゆりが分かっていないとも思えない。
しかし巫女を疑うのは……。
[難しい、と言葉を吐きだす。]
ああ、勿論私の家に来てもらって構わない。 男三人を襲う程下手人も無謀ではないだろう。
[錠が拒否と言わなければ教え子を家に泊める事に否やもない*]
(215) 2017/11/28(Tue) 23時半頃
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――>>208>>209――
[ちょうど食事の時間だろうか…‥焼かれた櫻子の顔を見ると。 まるでこれを味わうために殺したように見えて嫌悪を覚えるものの ぐっと堪えて草束の入った袋を隣に置くと前に正座する。]
さっきはごめんなさい…‥私…… 邪魔するつもりとか全く無くて…… なんであんなこといったのかすごく反省してて…‥
[まるで怒られて泣く子供のように顔ヲクシャクシャにして手で顔覆って泣き伏せる真似。啜り泣くように身体を震わせて彼女の前でごめんなさいごめんなさいと繰り返した]
私…… 私……どうしたらいいのか…… 本当にごめんなさい……
[懐に隠すトリカブト、私は貴女を絶対に許さない*]
(216) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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エツコは、状況によっては、湯をすすり>>214、そのまま立ち去る可能性も否めない
2017/11/29(Wed) 00時頃
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そうでしょうとも…… 巫女様を疑うのは、おかしなこと。
でも、そうであれば
――――何故翁は巫女様までも容疑をかけたのです?
[ほら、と 村の皆へも聞こえるように 綻びをひとつ]
彼女は、未熟なのでしょう。 前者にしろ、もし後者だったにしろ。
……ありがとうございます、先生。 今宵はお世話になります。
(217) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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ススムは、エツコが囲炉裏端にやってきたのを、ちらと視線で確認した*
2017/11/29(Wed) 00時頃
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[うん?と振り向く。 農家の師匠>>211がそこにいたなら、へらりと笑って、 頷いて見せただろう。]
櫻子、美味しかったね。 きっと、次も元気で生まれ変わってきてくれると思うよ。
[彼女はきっと、次の世でも綺麗なのだろう。 無邪気で、他人を魅了する美しさを 兼ね備えた彼女は、嫉妬すらも抱けない程だった。
ふと、彼の顔を見て 思いだしたのは、あの日のこと。]
(218) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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そーいえばね。私、忘れてないよ。
[何を、と問われれば、約束の話、と。 何かあったとき、彼に自分の肉を食って欲しいという、 農家になったときの契約の話をして。]
ちゃんと覚えてるから、大丈夫だよ。
……ね、ミナカタさん。
[何の話かなど分からないだろうに、彼に話を振って。 戸惑ったように立ち尽くす姿>>213に、首を傾げる。 暫しの後、あぁ、と合点がいったように私は頷いた。]
(219) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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ごめん、水場使うところだった? 邪魔しちゃったね。
[手を振って、立ち上がる。 彼の内心の動揺などつゆ知らず、私は立ち上がって 集会所の方へと向かうだろう。
彼と同じ、焦茶色の髪が揺れる。*]
(220) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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[幼子のように泣く志乃>>216を見遣り、 私は慈悲深い笑みを浮かべよう]
ああ、可哀そうな志乃。 突然の事態に混乱してしまったのね。 気持ちはわかります。
けれど、今は「儀式」の最中です。 どうか村の一員として気を強く持って。
大丈夫です。 私が隣におりますから。
[その背中をさすろう。 紡ぐ言葉は、旧友としてのものではなく 巫女として発する凛としたもの]
(221) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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[一瞬、頬を緩め。 志乃の耳元で囁くのは若干砕けた声音]
……「儀式」が終われば、 また元の通りの平穏が訪れるわ。 それまで、どうか耐えてちょうだい。
[旧友を気遣う言葉に、噓偽りなく*]
(222) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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―閑話―
しかし、見届け人の大任>>159となると、 さすがに見回りとの兼任は難しいですね……
[夜明け前に、リツと交わした約束>>198を思い出し、 どうするべきかと思案する]
ありのままをお伝えして、 辞退させていただくしかないのでしょうか……
[様子をみながら、もし必要とあらばそうするべきか もっとも、儀式の対象が彼かもしれないとの懸念がよぎり、 なかなか口出せずにいるのだった*]
(223) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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……ゆりは、裁定者としてここに呼ばれたわけではないと言っていた。 そうだ、あれも容疑者の一人。
私達は妄信しているが、それでいいのか。 あれも容疑者なら儀式を任せてしまってはいけないのでは。
何故、それを考えなかったのだろう。
[それは身に沁みついた因習のせいだろうか。]
未熟、故か。 あれは先代ではない、分かってはいたが。 先代の遺志を継ぐ者なのだから立派な巫女であると、そう願っていたのに。
嗚呼、とても残念だ*
(224) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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―― 人煙のたなびく頃 ――
[筆に重みはない。 筆先が紙面を撫で墨跡をつける。
記録にも満たない端々を紙上に描くは それこそ“昔語”をあらたに生み出すにも似て、 不慣れに立ち止まれば墨溜まり、 不格好に毛虫ののたうつ。]
[少し前 >>183「弔いが追い付かなくなる」 会話の端にでたそれへ男は少しく動きを止め、 やおら立ち上がり、「仕事をしてくる」と言い置いて階上へ向かった。]
(225) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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―― 回想 / 江津子と>>166>>167>>168 ――
……江津子さんは、お優しいですね。
[くしゃり、と歪んだ笑顔はきっと巫女らしくないもの]
私は、村人たちが望むように 巫女として振る舞わなければなりません。
私が自分を繕わず、ただあるがまま普通の小娘のように 心配や狼狽を顔に出せば きっと皆は不安に取り込まれてしまうでしょう。
それだけはあってはなりません。
[しばしの、沈黙。逡巡ののち]
(226) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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[ いくつかある居室のうち、そこには、 この日持ち込んだ数多の紙束が置いてある。
「流るる輪廻のなか」。 弔いの途切れればそれは、 のたうつ輪廻の蛇が断たれるも等しい。 いくつも絡み、ねじれ、この村をかたちづくる咥え蛇。 うわばみのうろこに因果の照らされるかは知らねど、>>2:198、因果をたどるは、それを望むは男の業か。 見聞きて綴るの限りを知っていてなお、その声は筆を執らせ、常は墨に残さない些末を文字にさせる。
墨のにおいの中に、櫻子の炙るそれが混じるまで 男は、昨日を文字にして平面に染みいらせ]
(227) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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でも、もしも、もしも。 姉さんやあなたのように、私を、巫女としての責務を 一緒に分かち合ってくださる方が いるというのなら――……
[巫女の仮面が、外れる。声が、震える]
大丈夫。 私はまだ、ここに巫女として立っていられます。
[上目遣いに、江津子に見つめ。 次の瞬間には、薄らとした巫女らしい笑みを 江津子に向けることだろう。 しかしその唇は、未だ微かに震えていて*]
(228) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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―― 弔うなかに:宴間のまえ ――
[そうして櫻子の一部を受け取ったとき、 男は紙束と筆、生きる道楽から形を変えたものを携え階下の宴の間に戻らんとしたときだった。
かすか聞こえた声は、会話の中までしかと聞こえたわけではない。 いくらかの継ぎはぎの音として、巫女の名があがるのを、 それを口にする者の声を聴き]
―― ――
[村を、人を支える――それが役目とされていたものへ 疑念があがるをきき、]
……これもおかされた禁忌のつながる先かね
(229) 2017/11/29(Wed) 00時頃
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源蔵は、ひとりごちるは廊下を打つばかり
2017/11/29(Wed) 00時頃
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あぁ、 ………縁起でもねぇ あの時も言ったが
そういう台詞は年寄りに任せとけ
[汚れた雑巾を水に浸し、きつく絞り上げる。 ミナカタ、と呼ばわるに振り向けば、なんとも言えない表情がそこにあった。その顔に首を傾げて、また視線を戻せば、よく似た焦げ茶色が翻る。
――――忘れないでいようと思った。 言葉遊びのような約束を、彼女が覚えていたことを。>>219 思えば、気に入りの頬も舌も、ここしばらく食べていない。愛理も櫻子も、皆と同じく与えられるがままに食べただけ。 美味しいと思いはすれど、それは弔いに参加するだけのこと。真に弔いの気持ちがあったかは、わからない]
(230) 2017/11/29(Wed) 00時半頃
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― 宴間 ―
[周囲の話を聞きながら、あれやこれやと思考を巡らせる。 たしかに、櫻子が愛理を殺す理由があるかとなれば、なにもまったく浮かばない。 じゃあ他に誰がと言われても、しかし見当がつかない。 兄に話を聞いてみようかとも思ったが、教師である兄のもとには、生徒も多い。 ろくな知識もない己が、交わされる議論の邪魔をするのも憚られ、傍らで聞くに徹するばかりだったが。]
……え、進くんを?
あぁそれは、僕は全然構わないけど。
[兄が、進を家に泊めるというなら、別に厭う理由はない。*]
(231) 2017/11/29(Wed) 00時半頃
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[耳と目は良い。 けれど、間が悪い。頭も悪い。 人を見極める目もない。
そんな私は、集会所を抜け出し、神社の自室に戻って ひとり、書をしたためる。 昨日>>290書いたものに加えて、もう一枚。
「下手人は進である」と記した紙を添えて、 再び机の下に隠した。
それは、万が一、私が躊躇いを捨てきれなかった時の為。 彼を道連れにすること叶わなかった時の為。]
(232) 2017/11/29(Wed) 00時半頃
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[神様、どうかお願いします。 今までは、叶えてくれたこともなかった神様へ祈る。
私はどうなってもいい。 ですから、どうか、ゆりが――巫女様を お守りください。
そうして、袂に短刀を忍ばせた私は、 ふらり、夜の闇に消える。彼の姿を求めて。*]
(233) 2017/11/29(Wed) 00時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/11/29(Wed) 00時半頃
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[水場にいたのは容だけではなく 丞さんの姿もまたあった。
話の途中で意味は分からないが、 振られた拍子に思わず、ああ、と頷いて>>219]
今、適当に頷いたけど何の話だ?
[豆鉄砲を食らったように2人を交互に見つめても 答えはやはりもらえないのだろう。 こんなところは母子そろって似ていると 感じたのだから末期だろう]
(234) 2017/11/29(Wed) 00時半頃
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――>>221>>222――
うっう…… ヒック…… ごめんなさぁ……い‥…
[声色が砕けた慰めの言葉にコクコクと頷きながら謝罪を繰り返し、擦ってくれるままに彼女に寄りかかって体勢は泣き崩れていく。 しかし心の中ではまた確信の疑惑がポツリ芽を出して、儀式の言葉がまた志乃の心を闇に包ませる。] うっうう…… ゆり姉ぇ‥…・
(儀式が……終われば……?)
[下手人探しのこの騒動が終わればではないのだろうか。 愛理を含めた騒動を括って「儀式」と言っているのだろうか。 些細な疑惑に苛まれて思い出すのは儀式を行った理由。]
(235) 2017/11/29(Wed) 00時半頃
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[孕んでもいいはずなのに子供が出来なかった嫉妬や食欲がやはり理由なのだろうか。 殺された愛理も女、女性を選ばれたのも殺されたのも偶然なのだろうか。 そっと泣きながら、視線を櫻子の顔へと向けると辛い気持ちになるのを抑えてゆりに呟いた。]
うん‥…私も "弔いたい" 一昨日から何も食べてないの…… 心臓は…‥まだ残ってる?
[そこにある頭を食べるとは言わない。彼女にそれはないかと確認するように志乃は静かに聞いた。隙を見て櫻子の脳髄にトリカブトを盛るために……*]
(236) 2017/11/29(Wed) 00時半頃
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