7 百合心中
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私という存在は、
幾ら輪廻を繰り返しても、
動物になっても、花になっても、
リンダを幸せにするために、
生きると、決まっているの。
シンデレラの靴はないけど、
リンダは私を見つけてくれると信じて、ううん、確信してる。
ねえ。お願い。
もう一度、あなたの声で。
愛してる、と、聴かせて下さい。
…待ってる。
リンダだけの、イリスより。
[弾ける泡を茫然と見遣る。
どれくらいの間、無くなった空間を見つめていたろう。
唐突に名を呼ばれ、びく、と大きく震えた。]
…
[ゆっくりとメアリーへ視線を向ける。
無機質にも感じられる問い掛けに()
すぐには返答できず、黙り込んだ。]
―――ぅ
[漸く発した音は
伏せた顔が漏らす、小さな弱音。
幾度も繰り返せば、望む『if』が見られるだろうか。]
[もう一度―――。
欲望は指先に伝い、紅を象ろうとする。
幾度も繰り返し見る、幻。
その先に二人の永遠が在る筈。
きっと壊れていく世界では無い、幻。]
『もう』
[願いを指先に乗せ、
現実から逃れようとした瞬間だった。
にゃあ、と鳴き声を発する感触が、足に触れる。]
[触れる感触の正体は、一匹の黒猫。
恐らくは泣くと同時に銜えた物を落としたのだろう。
封筒が其処には一つ、落ちていた。]
……?
[緩く、首を傾ぐ。
黒猫は此方を見上げている。
ぶつかる、視線。]
[音の無いまま、見詰め合う一人と、一匹。]
[どれくらいの間、対峙したろうか。
一向に眸を逸らさず、動かない黒猫。
眉を寄せ、そっと屈み込む。]
ぅ?
……ぇ ぁ
[語りかける言葉は歪。
黒猫の頭を撫ぜようと右手の指先が伸びる。
左手は手紙を拾い上げ、]
……
[表、裏、とまじまじ、見つめる。]
[どうやら宛名も差出人も記述されて居ない様子。
どうしたものかと
もう一度黒猫へ視線を向けると、
相変わらず、此方をじっと窺っている。]
……ん
[自分宛、なのだろうか。
なんだか二つの小さな眸がそう訴えているように見えて。
何故自分宛に、と思いながらも
かさり、封筒を開き]
[紙を取り出し、広げてみる。]
[見つめ。
視線は上から下へゆるやかに。
紙を持つ指先に僅か、力が篭り。]
[やがて口許に浮かぶ、微笑]
[細めた眸の端に涙が滲み]
[ぽろぽろ]
[零れ出したかと思えば]
[下唇を噛んで俯いて]
[掌がきゅうっと封筒を抱きしめる]
ひ――――っ
ぅ っぅ ぅぅぅ…
[漏れる嗚咽]
ぅぅぁ
[其れはまるで幼子のように]
ぁぁぁぁぁぁぁぁ
[歪な声は
抑制されるもの無く溢れるばかり]
ぁぃぁぃ…
[縺れる唇]
ぁぃぁぃ!
[何度繰り返しても]
ぁぃぁぃ!!!
[絡みつく音は]
逢いたい――――!!!
[やがて強い思いと共に
確かな足取りの、音へと変わる。]
[は、は、は――っ。
言葉の後に続く、荒い呼吸。
胸元と、口を押さえる。
黒猫は弾かれるように駆け出して行く。]
あ
[大きく眸を見開いて、
その後を追って駆け出した。]
[駆けながらも、
顔だけを後方のメアリーへ向けて]
ありがとう!
[名残惜しそうな表情が
大きな声で、残して言った言葉。
ずうっと引っ掛かっていた、彼女の言葉に対して()。
黒猫を追う姿は、やがて聖堂へと至るだろうか。]
|
―ベッドルーム>>50―
……、……
[おろ、とモニカの方を見ては 下を向くのを幾度か繰り返し]
…、その。 たくさん、ふかく いっしょにいるって、思えると 思ったの、よ。
……。
お、お茶淹れてくるわね。
[気恥ずかしさを隠すように、服を整えてからキッチンへと向かった。]
(62) 2010/04/01(Thu) 10時半頃
|
――白亜の城・一室――
[彼女の私にだけ狂ってとの言葉は、何て甘美なんだろう――。
永遠に一緒にいると誓って、共にこの世界の門を潜ったけど。
永遠に彼女のモノとなった気持ちで一杯となり。
狂おしい程の快楽の果て、目覚めれば――…]
んっ……
あみこんでいる、の……?
[頬にされたキスの擽ったさに、うっすらと蒼みを帯びた虹彩の眸を半開きにして微笑み。
その半眼が映したのは、愛しい彼女の姿と女の髪と彼女の髪が編み合わされて一つになっている様]
いっしょ、ね?
[溢れる程の笑顔で彼女に告げた]
[自分の金の髪と、彼女の濡羽色の髪を編みこめば、
対照的な金と黒が混じり、一つになる様が嬉しくて。
その口元には自然と笑みが浮かぶ。]
おはよ。
子供みたい…だよね?
髪まで一つになりたいって……。
[手を離せば、さらりと解けて、
混じり合う金と黒はそれぞれに戻っていく。]
うん、一緒。
[笑顔を浮かべる彼女に、キスを一つ贈り、
ふわりと微笑んだ。]
子供みたい、なんだけど。
髪まで一つになれたなんて、とても満ち足りる感じ。
[さらり解けて金と黒が混じり合う様からそれぞれへと戻るのを名残惜しそうに見送り。
キスを一つ贈られると、嬉しそうにそのキスを啄ばんで。
そんなじゃれあいは女には好ましく、何時までもこの場で彼女と触れ合っていたいと想う、も。]
ん、ねぇ……
グロリア、お風呂みたいな場所があればいいんだけど。
どこか水浴びできる場所……探そ?
それに、あの広間の螺旋階段の上に行き過ぎるのは危険だけど……他の場所も少し見てみたい。
[甘えるように、身体を摺り寄せて]
[啄ばむようなキスを繰り返しながら、もう一度…とその身体に覆いかぶさろうとして、
掛けられた声に身体を止めて。]
……む。
お風呂、か。さすがにべとべとしちゃうものね。
[ずっとこんな事ばかりしてるから、と小声で付け加えて。]
一緒に入っても良いって、約束してくれるなら……探す。
[と、子供のように謂って。
甘えるように摺り寄せられた身体をぎゅ…と抱きしめた。]
[もう一度とばかりに、再び覆いかぶさろうとする彼女に。
流石に身体は先ほどの狂おしい程の壊れる程の快楽で、疲れ果てていて。
今は駄目、と制する]
うん……。
あっ、もうそんな……莫迦ぁ……
[ずっとこんな事ばかりと小声で付け加えられた言葉には頬を赤く染めて]
一緒に、入るって約束するから。
ね?
[子供のような事を謂う彼女に、くすり、笑いながら。ぎゅっと抱きしめられれば眸を閉じて暫くその心地よい圧力に身を委ねているだろう。]
[制されて、叱られた子犬のようにしょんぼりと肩を落とし]
……じゃあ、キスだけ。
それもだめ?
[と、上目づかいに見つめた。]
それなら……うん。探す。
[約束を交わせば、嬉しそうに笑って。
暫くはそのまま抱きしめて。
それからゆるゆると緩慢な動きで、衣服を身に纏うだろうか。]
[子犬のようにしょんぼりとした様、上目に見詰める様はとても可愛らしく愛おしくて。]
ん、キスなら、いいよ?
[にこっと優しく微笑む。口では仕方無いと謂う雰囲気を帯びて語るも、女もキスをしたい気持ちは一緒で。]
ありがと……す、き。
[約束するようにキスをして。
ゆるり、彼女の肌を惜しむように離れれば、衣服を身に纏い。この部屋を出る準備を整える]
キスもだめって謂われたら、本気で拗ねるところだった、かも。
[くすくすと笑いながら、ちゅっと何度かその唇を啄ばんで。
満足したように身を離した。
コートのボタンを留め終えれば、彼女も丁度支度を終えたようで。
す…と右手を差し出し。]
それじゃ、行こう?
今度は広間の方とは反対の方へ行ってみる?
本気で拗ねる処もみたかった、かも?
[くすくす笑む彼女に冗談めかして、何度も啄ばむようなキスをお互いにすれば、女も満足そうな表情を浮かべる。
コートを身に纏い何時もの姿になった彼女が右手を差し出せば、女はその手に指を絡めて握り]
そう、ね……。
今度は、広間とは反対の方に向かってみましょう。
[こくり頷き。彼女と確りと手を繋ぎ合って部屋を暫し退去するだろう。]
あまり恰好悪い処見せるの、いやだよ。
多分、酷く子供みたいな拗ね方をすると思うから。
[微かに頬を赤く染め、ぷいっとそっぽを向いて]
ヨーラにはもっと格好好い処、見てほしい、し。
「と、続ける。
繋いだ手を、指を絡ませるように握り直せば、
微かに白百合の香りが漂う廊下へと出て。
広間とは反対方向へと廊下を歩きながら、]
シャワールームなんて、贅沢は言わないけど。
せめて汗を流せる泉みたいなところがあると、いいよね。
[微かに頬を染め、ぷいっとそっぽを向く様に、拗ねる彼女も可愛いと思いつつ]
グロリアの格好がいい処――…
私にには何時も格好良く映っている、よ?
[此処に着てからも、花の濃密な馨に酔い蒼白となった女を庇ってくれた事、白い花を降らせる広間の螺旋階段からこの場に導いてくれた事を想って。
扉を潜り廊下へ出るとほんのりと百合の馨が鼻腔を擽る。]
そうね、こんなお城だから。シャワールームみたいなのは期待できないけど。
泉みたいな場所はあると期待したい、わよね。
これだけ大きなお城だもの、きっとあると思う。
本当に……?
貴女に想いが通じてから、どんどん子供っぽくなってるような気が、するんだけど……。
[悪い方向にばかり思い当たる節があるのか。繋いでいない方の手を口元に寄せると、小さく呻る。
微かに鼻腔を擽る花の香りに、螺旋階段での彼女を思い出して。]
ああ、そうだ。具合が悪くなった時は、早めに謂う事。
あの時みたいに、無理しちゃだめだから、ね?
[貴女は無理をするから…と、心配を声に含ませる。]
泉で水浴びする貴女は、きっと綺麗だろうな。
おとぎ話に出てくる、女神みたいで、さ。
ええ、ほんと。
もう嘘は付かないから。
[彼女との行為で、もっと欲しかったのに、だめ、と嘘のような真意で無い事を語ったのをふと思って軽く微笑み。
小さく呻る彼女を安心させるように握る手に、ぎゅっと力を込めて]
……うん。
あなたに心配をかけさせたくないから、具合が悪くなったら……。
早めに謂うわ。
[彼女の気遣いが嬉しくて、目は嬉しそうに細くなるだろう。]
女神って、照れるから。
グロリアの方が、そう、ね……ギリシア神話のアテネのよう。
痩身なんだけど、しなやかで力強い処もあって――…。
[薔薇色に白い頬を染めながら、時に力強さを見せる彼女と、その裸身を思い起こして――**]
[安心させるようにと、力が込められた手が嬉しくて、
笑んで見せて。
細くなるその目元に、約束だよ、と口付ける。]
アテネとか、それこそ褒めすぎ。
そんなに大したものじゃありません。
[照れ隠しに、ぷいっとそっぽを向くだろうか。]
私はアテネよりも……エンデュミオンになりたいよ。
貴女と謂うセレネに、愛される存在に、さ。
[微かに頬を染めてそう謂うと、立ち止り、
深いブルーの眸をじっと見つめた。]
|
[そうして。 足音をなぜだか潜めて階下に降り 手にした茶葉は――ラズベリーのフレーバーだった。]
…――
[湯がわくのを待ちながら、 頬に手を当てる。熱かった。]
…ああ、う
[両手で顔を覆って、 暫しひとり、恥ずかしさに耐えているようだった。
たとえばなしが許されるなら―― 湯気が出ていたかもしれない。]
(63) 2010/04/01(Thu) 13時頃
|
[約束と口付けの後。
女の言葉に照れるようにそっぽを向く彼女のいじらしさに、鼓動がとくん、と跳ねる。]
あなたがエンデュミオンでわたしがセレネなら。
毎夜――…
わたしは永遠の愛を誓った眠れるあなたの傍で寄り添い愛を語る、わ。
今もそうしているけど。
[その例えを嬉しそうに聞いて微笑み。
立ち止まり、女の眸を見詰める彼女の碧眼を女もじっと見詰め返して。]
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