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うん……少し休んで。それからもう一回。
貴女を愛してからかな、なんて、ね。
[悪戯っぽく笑うと、抱きしめていた手を離して。
ソファから降り、ベッドへと向かう。
確りと手は繋いだまま、横になれば。]
今がすごく、幸せすぎて少し怖い……。
目が覚めた時に、いなくなってたりしない、で、ね……。
[うとうとと、まどろみながら紡ぐ言葉。
もう二度と離さない。離れないで、と。
願うようにぎゅうっと抱きしめて。
女の意識は眠りの淵へと落ちていく。
願わくば、夢の中でも……貴女と共にいられますように。**]
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【人】 読書家 ケイト[そっと頬に触れ、パンくずを取って、ついでに頬に落ちかかる髪を肩にかけてから、手を戻す] (107) 2010/03/30(Tue) 05時半頃 |
【人】 長老の孫 マーゴ―住宅街:自宅― (108) 2010/03/30(Tue) 08時半頃 |
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休んでから、もう一回って――…
壊れちゃうから。
でも、グロリアの愛、嬉しい。
[くすり、微笑んで。ソファから確りと手を繋いだままベッドへと]
ん、大丈夫、いなくなったりなんてしない、から。
私たちは一緒――…永遠に、ね。
だから、安心して、私の大切なかわいい魔女さん。
[二人、夢の世界でも離れないと謂うように抱き合って。
眠りに落ちて――…。
グロリアに愛されて果てた身体と意識は、彼女の目覚めのキスがあるまで――。
眠りから徐々に覚醒しはじめても、まどろみ続けるだろう]
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いや……?
ふふ、冗談だよ。でもそれぐらい、貴女の事を、愛してるって事。
……ん、私も。愛してる。
[一緒にベッドに横になると、思わず口をついた不安。
だけど、彼女が――ヨーラが一緒だと、謂って呉れたから。
女は安心したように、ぴったりと身体を寄せて。
眠りに落ちる――。
しばし、安寧の休息の時が訪れて。
再び眸を覚ませば……。]
良かった……。夢じゃなくて……。
おはよう、ヨーラ。
起きて。私だけのスノウホワイト――
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おはよう、グロリア。
わたしに素敵な魔法をかけてくれる悪い魔女さん。
夢の中でも一緒だった、わ。
[夢じゃなかったと安堵を語る彼女を、安心してと語るように優しい表情をして笑む。]
死して魂となっても、触れ合えるし、夢もみられる。
此処は不思議な世界、ね。
この白亜の城の中には、他にも不思議があるのかしら。
[死しても眠りと覚醒がある事に、此処は不思議な世界と思い。
それでも、彼女の身体と重ねて眠れる事はとても、嬉しく。
それを確かめるように、彼女の手に指を絡めて目を細めた。]
【人】 受付 アイリス[ゆる、とローズマリーに視線を向ければ (109) 2010/03/30(Tue) 12時頃 |
私も貴女の夢を見ていたよ。
こんな風に、ずっと一緒で……とても幸せな夢。
[優しい表情で微笑む彼女に、顔を寄せて。
口付けをねだる。
ヨーラの言葉に、ぐるりとまわりを見回して]
本当に不思議な場所、だね。
こんな世界があるなんて、想いもしなかった。
後で探索してみようか。子供に還って、二人で。
[くすりと楽しげに笑う。
絡めた指にきゅっと力を込めて。
お姫様にするように、恭しくその指先にキスを落として。
ふとシーツの隙間から見えた、裸体の彼女に顔を赤くし、
そろそろ…服を着ようか?なんて、照れ隠しに呟くだろう。]
[口付けを強請られれば。
顔をグロリアに寄せて、その愛らしい唇に優しく唇を重ね、彼女と少しの時間溶け合って。]
ええ、探索にいきましょう。
この通路の奥の方に広間みたいのも、見えたもの、ね。
[子供に還ってとの言葉に、子供のように二人でする探索が楽しみとばかり微笑み。
恭しくされるキスが指先に落とされると、そこから幸せが全身に広がるようで。
裸身に顔を赤く染める、彼女が可愛く思ったけど。
女も、同じように裸身でじゃれあう事に頬を染め。]
そう、ね。
そろそろ服を着ましょう。
それに、どこか――…
着替えの服がありそうな場所や、シャワーやお風呂みたいな場所も探して。
[照れ隠しに呟く彼女に、妙に現実的な事を女も照れ隠しに告げて]
[優しい口付けに、暫し時を忘れて。
腕を伸ばし、ぎゅうっとその身体を包み込むだろう。]
広間……そうだね。
それに私たちのほかにも、誰かいるかもしれないし、ね。
[自分だけでなく、彼女も頬を赤く染めれば」
……明るい所で見られるのは、やっぱり、ね。
ヨーラみたいにさ。
女性らしい体つきじゃないから。
[少しだけ、自身を見降ろし溜息をついて。]
シャワーは欲しいかな。
ああ、でも。ヨーラの香りを洗い流してしまうのは…少し残念な気も……。
[ぶつぶつと呻りながら、ベッドから抜け出て。
ソファの横に山となっている衣服を手に取り、身につけ始める]
【人】 受付 アイリス 尤も。 (110) 2010/03/30(Tue) 12時頃 |
ええ、他に誰かいるのなら――…
探してみるのも、悪くないもの、ね。
[彼女が自らの身体を見下ろして溜息をつくのには]
わたしは好き、よ。
細やかで繊細なグロリアの身体――…。華奢に見えるけど、ふれてみると肌は滑らかで。
[悪戯するように、その肌に指を這わせて、くすり笑み]
その細い指も……。
[と言い掛けて、彼女の指に女は奏でられた事を思い、頬を染め。
グロリアと同じく、ベッドから降りればソファの傍の衣服を身に着けて]
シャワーで洗い流されても、また一緒に、ね?
[嬉しそうに微笑み、服を着終えれば、彼女の手をぎゅっとに握って、この部屋から廊下へと向かおうとするだろう。]
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……私は少し妬きもちを焼いてしまうかも、しれないよ?
貴女の事になると、自分でも驚いてしまうくらい、
狭量になってしまうみたいだから……。
[マーゴとの事を思い出し、ややばつが悪そうに視線をそらす。
彼女の指が触れれば、…んっ。と、小さく声を漏らしてしまい]
……ヨーラ、だめ。スイッチ入るから。
[めっと、撫ぜる指を制すると、
衣服を纏い、最後に愛用しているコートに袖を通す。]
うん……。
貴女の香りが無くなってしまわないように、
また、一緒に……。
[子供のようにコクリと頷き、笑い合う。
手を取り、部屋を出れば。
広間の方へと続く道を二人、歩き出すだろう。
[ヨーラと二人歩いて行くと、その先は突然開けて。
大きな広間へと辿り着いた。
広間の中心には巨木が聳え立っており、その頂上は見えない。]
……なんだろうね、この木。
[繋いでいない方の手で、木の幹に触れる。
するとはらはらと、白い花弁が空から舞い降りてきて。
辺りは白い百合の花の香りに、包まれるだろうか。]
[舞い落ちる花弁を一枚、手のひらで受け止める。
それはまるで、地上にいた頃によく見た、
死を告げる花によく似ていて――]
ひょっとして、この樹が”Lilium”なのかな……。
[ぽつりとそんな事を呟けば、彼女はどんな顔をするだろうか。
もし不安そうにしているならば、
大丈夫だよと、抱きしめるつもりで。腕を伸ばすだろう。]
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[スイッチが入ると、めっと制せられると。
少し残念そうな表情を浮かべるも、小さく漏れた声が耳を擽れば、その声だけで満足しただろう。
何時ものコートを身に纏った彼女と手をつなぎ、部屋を出て――暫く通路を広間へ向けて進む。]
お城の中心――…なのかしら?
この木……。
頂上はあまりにも遠くて、それに巨大だから見えないけど。
[広間へ辿りつけば、目に入るのは巨木が聳えていて。
グロリアがその木の幹に手を触れると、はらり白い花弁が舞い降り、満たされる百合の香り。
城に入った時に濃厚にも、百合の濃厚な香りが感じられた事をふと思う。]
[はらはらと舞い落ちる白い花弁を、グロリアと同じように手に取る。地上に居た頃に、死した人が変じた白い花弁と似ていて――…、掌のそれは濃厚な百合の香りを発しているのも同じ。
ふと横目で彼女を見れば彼女も同じように感じているようで。]
そう、ね。
この巨木……もしかしたら、Liliumがこの世界で具現化したものなのかも……しれない、わね。
[Liliumに侵され白い花となって、人として死ししていなかったら――…
グロリアと一緒にとの強い願いが無かったら――…
女もこの巨木の一部として、はらはらと舞い散る白い花弁になっていたかも、との思いが湧いて。
身体は震えるように、青みを帯びた灰の眸は不安そうに色を濃くして。
それでも、彼女が大丈夫というように、腕を伸ばされると、その温もりを求めるように女はその腕に抱かれ安堵し、同時に彼女を抱くようにする]
この白亜の城を作っているのも、Lilium……?
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[不安の色を眸に浮かべる彼女をしっかりと抱きしめる。
彼女の腕が背中へと回されれば、頬をすり寄せて。
ありがとう、と微笑み]
そうかもしれない。
此処がこの城の中心なのかも……。
上へ、あがってみる……?
[広間の壁を這うように、作られた螺旋階段。
上へ上へと伸びたそれを指さし、尋ねて。]
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【人】 長老の孫 マーゴ―住宅街:自宅― (111) 2010/03/30(Tue) 13時半頃 |
ええ、上がってみましょう。
[彼女の提案にこくり頷き。
広間の壁を這うように巡らされた螺旋階段を指差す彼女を見詰める。]
もしかしたら、この上に誰かいるかも、しれないものね。
私たちと同じようにこの白亜の城へと辿りついた人がいるのなら――…。
[そう語れば、彼女と確りと握った手に力を込めて。
螺旋階段を目指す。]
【人】 長老の孫 マーゴモニカさん、ねむい? (112) 2010/03/30(Tue) 13時半頃 |
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この先に、何があっても。
貴女は私が守るから……。
[繋いだ手に力を込めて。彼女の手を引き、螺旋階段へと。
一段一段上がって行けば、巨木のいたるところに花が咲いているのが見えて。
香りはより濃厚に、二人を包むだろう。]
……すごい、ね。
ここまで強いと、少し酔いそう。
貴女は、大丈夫……?
[気遣うようにヨーラの顔を覗き込む。
その顔が辛そうなら、少し休む?問いかけるつもりで。]
嬉しい、私も何が合っても……
グロリア、あなたから離れないから。
[一段一段、踏みしめるようにして螺旋階段を昇る。
なるべく螺旋階段から下は覗かないようにして。
階段を昇るたびに、白い花が咲き乱れる巨木の容貌が間近に見えて。
その白い花が発する濃厚な百合の馨と高みに、くらり眩暈がするよう。]
ええ、すごい馨……
濃厚で……強いお酒みたい……
嗅いでいるだけで花の馨に酔いそう。
[心配そうに覗き込む、彼女が女を見れば。
白い肌は益々白く映るか――。百合の花の馨は不快ではないものの、強い香りに慣れぬようで。]
少し、休める場所があるのなら――…。
休んでいってもいい?
私も貴女を離さないから。安心して?
[頬にキスを一つ贈る。
花の香りに酔ったように、顔色を白くする彼女を心配そうに見つめて。
ポケットからハンカチを渡し、これで少し我慢していてねと声をかけた。]
あそこに扉が見えるから。もう少しだけ、我慢して?
此処だと、どこに居ても……この香りから逃げられない。
[そう謂って、労わる様に彼女の背中に手を回し、
扉のある処まで登っていく。
無事辿り着ければ、扉を潜って。暫し休憩を取るだろう。]
[彼女からハンカチを渡されると、ありがと、と嬉しそうに。白い頬を微笑ませ。]
濃厚な匂いに慣れて居ないだけだから……
少し休憩すれば、大丈夫だと想うの。
グロリア――…ありがと、ね。
[労わるように背に回される手の感触が嬉しくて、彼女が示す扉まで、彼女の身体に寄り添うように昇って行く。
扉を潜れば、彼女にしがみ甘えるように抱きついて、彼女の馨で、濃厚だった花の馨を中和しようと、深呼吸をする]
無理はしないで。
別にこれ以上進む必要なんてないんだから。
貴女が辛そうなのを、見ていたくないよ。
[白い頬で、微笑む彼女を、辛そうに見つめて。
そのいじましさに、ぎゅっと強く抱きしめる。]
もう大じょ……わっ。
[扉を潜ったとたん、抱きつく彼女に、一瞬驚いた声をあげるも、すぐにその背中に腕を回して。
ぽんぽんと優しく撫でる。]
もう大丈夫だよ。扉を閉めたら、大分…落ちついたし。
元気になる魔法を、掛けてあげる――。
[深呼吸をする彼女の唇を掠め取って。
そのまま深く深く繋がり合う。
少しでも彼女を苛む香りを忘れられるように、深く、深く…。]
大丈夫……無理はしないから、少し悪酔いしただけだと想うの。螺旋階段の高さもあって、それで余計に。
休んだら、この先を目指しましょう。
[大丈夫と謂う様に柔らかく微笑み。
扉を潜った途端に彼女に抱きついた事に、彼女が驚いた表情を見せたのを見て。ごめん、ね?と眸で訴えるけど、今は背をやさしく撫でる彼女に甘えていたい思い。]
ま、ほう……?
[彼女の魔法との言葉に、彼女の馨に包まれ落ち着こうとしていた女は、顔を見上げるように、掠めるように奪われる唇。
深く深く唇で彼女と繋がり合えば、それだけで全て癒されて行く]
素敵な――…魔法……。グロリア好き――…
[キスの合間に言葉を紡ぎ。]
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