95 File.2:Do you Love me?
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[オスカーが添えた言葉にふっと笑みが浮かぶ。 彼女らしいその言葉が娘の耳には存外心地よく響いた]
敏捷性で言えばオスカーの方が上、かな。
[自身で身体能力の事を言っていたのを思い出し ぽつ、と声を返した**]
(108) 2012/07/01(Sun) 17時頃
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いや、そんな分析いらねーし。 力あるほーが便利だろ。
ま、動きやすいってーのは同感だけど
[がしがし、と頭をかきながらオスカーにそう言いつつも >>107アイリスが鞄の中を探る様子には、眉を顰めて 手の開いた先――― 彼女がくれた色をみる。]
…、…
[珍しくすぐに、言葉を発する事が出来ず 唯、そのガラスの玉をじっと 見詰めてしまう間。]
(109) 2012/07/01(Sun) 17時頃
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…、は。
[短く、声を吐いてからアイリスの開いた手へ 自分の手を伸ばし、彼女の手を握らせる。]
あたしは、コレ、受け取れねーわ。
(110) 2012/07/01(Sun) 17時頃
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[ワンダの視線がガラス玉に注がれるを感じる。 言葉のないその間は選ぼうとしている間だと思ったが 伸ばされた彼女の手が触れ、開いたものが閉じるカタチとなれば 驚いたように瞬きを繰り返してから、ワンダを見詰める]
――… え、……ど、して?
[理由を尋ねる言葉を掛け、 駄目だという風にふるふると首を横に振った]
レティーシャは――… ワンダに持ってて欲しいと思ってるよ。 だって、彼女が其れを望んでいたから――。
[さいご、頼まれた娘は言い募りワンダの手に其れを委ねようと 僅か力を込め押し返し、握った手を開こうとした**]
(111) 2012/07/01(Sun) 17時半頃
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…力があれば、便利ですが 当たらなければ宝の持ち腐れじゃないですか。
[口を尖らせてワンダの言葉に返す呟きは子供じみたもの。 否、被験者達は全員、子供のようなものかもしれないが。
が、アイリスがワンダにガラス玉差し出すのに、口を噤む]
(112) 2012/07/01(Sun) 17時半頃
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…、だってこんなの
[それはいつもいつも、ワンダの行動を決める言葉を呟く。]
――― … "ぜいたく" すぎんだろーが。
(113) 2012/07/01(Sun) 17時半頃
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あたしは、もう、レティーシャからは 十分すぎるくれー 貰ってっから。
だから、アイリス。 てめーが、あいつの宝物とやらを持っててくれよ。
[再び開く力を手に感じれば、また、一度、 その色を目に焼き付けるだけにして]
それでも納得できねーなら、サ ――― あたしの分も預かってるっつーことで。
頼むわ。
(114) 2012/07/01(Sun) 17時半頃
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ワンダは、アイリスにそう言えば、再び彼女の手を大きな手で握り返した。
2012/07/01(Sun) 17時半頃
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…はっ、ぁんだよ。 当てりゃー文句ねーだろ。
[スリットの切れ目からにょっきりと覗く足を ぶらぶらっとオスカーに振ってみせる。]
ったく。 さっさと行くぜ。
お喋りは、ここまでだ。
[そう言えば、アイリスの手から自分の手を離して リンダとモリスの部屋へ視線を向け、そう*言った。*]
――― 早くやんねーと、てめーが死ぬぜ。オスカー。
(115) 2012/07/01(Sun) 18時頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2012/07/01(Sun) 18時半頃
―管制室―
ほむほむほむ。
まあ大体は理解できたよ!
[過去の映像…主に、見逃していた場面をチェックし終わり、現在までに追いついた女研究員は新しいガムを噛みながら呟いた。]
しかしまぁ……今回の被験体はやる気満々だねえー!
殺すこと自体にはそんなに葛藤もしていないときた!
ま、そういう風に造られたコが多いのかな!
[カメラに映し出される映像を見ながら、感想を述べて。]
グループも綺麗に別れてるんだな。
あんまり団子になると、数が少なくなって裏切りあった時が大変だ!
それがわかってんのか、2〜3人が基本だし。
全体的に冷静に動けている感じだね。
やる気になりすぎて生存者ゼロになんなきゃいいんだけどな!
しかしオスカーだっけ、このコはいいな!
戦力的にはワンダとラルフペアが一歩前へ行ってるが、
オスカーの交渉術は面白い。
首輪の爆破を逆手に取るとはねー。
[ぺしっと膝を叩く。]
でもま、ボクは組めてないコを応援しようかな!
例え一人でも頑張れー!
[ピエールやトニーを見ながら、
聞こえるわけもない応援を飛ばし。]
はてさて、どこが残るかなー?
[ピンク色のファンシーなシャーペンでメモを書きながら、
残酷なゲームを楽しむ観客はのんびりしていた。*]
魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2012/07/01(Sun) 20時半頃
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[ワンダの言葉に、向けた笑みは少しだけ真っ直ぐなもの。 頷いて、足を踏み出して真っ直ぐに歩み出す。
モリスの部屋よりリンダの部屋の方が今の位置から近いから、 必然的にそちらの扉の前で足が止まる。
ドアノブへと、そっと手を伸ばす。 チラと、他の3人を振り返って]
…扉を開けた途端、襲いかかられる可能性もあります。 身を顰めて扉を開け、何もなければ。 オスカーとアイリスは左側から、ワンダとラルフは右側から。 中に入って相手を仕留めます。
いいですか?
[細く硬い棒を握る手に力籠めて、低い小さな声で告げる]
(116) 2012/07/01(Sun) 20時半頃
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あれ、被爆ターゲットって、それぞれに聞こえるの別人、なんだっけ? じゃ、誰かには私やアンタの名前ある可能性もあんのか。 油断してると私たちの首も危ないんだなー。
[そう話してるうちにするりとフィリップが横を通り抜け]
おいおい……相変わらずせっかちだなー。
[と、そこに金属同士がぶつかる音、そしてフィリップの叫び。 ややあって、ポーチェが襲われているのだと理解し、]
フィリップ、大丈夫か!? ちょっとまってろ、今明るくする!
[そう言って扉を全開にし、扉の近くから何かの台を持ってきて 閉まらないように扉を押さえつけた]
く、それでも暗いな…… なんとか明るくならないもんか?
(117) 2012/07/01(Sun) 21時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2012/07/01(Sun) 21時頃
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攻撃方法は任せます。 確実に殺せればそれでいいです。
[低い声はそのままに言葉を続ける。 自身の手錠は鞄の中のままに、棒だけを握りしめ]
(118) 2012/07/01(Sun) 21時頃
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― 北側の部屋 ―
[>>74 伸ばした腕は、鍋の蓋に阻まれる。 指の先が、拳が、固いものにぶつかる痛みに苛立ちを覚えた。
フィリップの声に、彼の名を呼び、ポーチュラカが転がるように自分の脇をすりぬけ、声のした方へと駆け寄る。 自分と少女の間に割って入る、少年の影を睨みつけた。]
(119) 2012/07/01(Sun) 21時頃
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ああ、そうだよ! 首輪から聞こえた! 次のターゲットは"ポーチュラカ"……あんたの名前だろ!
アンタどけよ!!そいつ殺せないだろ!!
[感情にまかせて手近な机に掌を打ち付けると、その音が大きく反響した。
>>117 開いた扉から僅かに光が届く薄闇の中で、フィリップと睨み合う**]
(120) 2012/07/01(Sun) 21時頃
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―リンダの部屋の前―
―― OK
[>>116 右側と言われれば、怪我をしているラルフに背を任せ こちらは手錠をはめた右手に、ぐ、と力を込める。 背と腹に雑誌を仕込んでいるから多少大丈夫だろうと、高を括って
>>118 棒を握りしめるオスカーに、こくりと頷きを返す。]
(121) 2012/07/01(Sun) 21時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2012/07/01(Sun) 21時頃
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[入り口の横には照明スイッチがあっただろうが、 いままで生活してきた照明は研究所で操作されていたため、 照明スイッチという発想が浮かんでくることもなく。 トニーの叫びを聞いて(>>120)]
向こうさんもやる気か。 ……しかたない、何とかするしかないな。 あっちの二人に気を取られてんなら……
[そう呟き、暗闇に乗じてトニーの背後に回り込もうとする。 物音を立てないよう、鞄の中から点滴のチューブも取出し]
これで拘束できれば、大分、有利になるな。
(122) 2012/07/01(Sun) 21時半頃
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―北部屋―
そんな事を言われてどくわけねーだろ? お前、馬鹿か!?
[>>117のパティの言葉に]
サンキューパティ!!少しでも明るい方が助かるぜー。 そして今のところ、俺もポーチュも無事だ。
しかし、まだ解決までは行かないがな。 それに俺のターゲットが目の前にいるぜ。
[実際は、パティに対しては出なく、 目の前の少年に対する宣告だった。 こっちは加勢がまだいる事。 少年がターゲットである事。 両方を理解させたかった。]
(123) 2012/07/01(Sun) 21時半頃
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― リンダの部屋 ―
[バタン]
[素早く開いた扉は、思っていたより力籠っていたらしく 壁に当たって大きな音がした。 それは中でモリスが気絶していても、気づく程の音で]
…――
[そっと、中を覗き見る]
(124) 2012/07/01(Sun) 21時半頃
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[ワンダは其れを“ぜいたく”と言った。 掌のガラス玉へと視線を向ける。 移りゆく空の色へと思い馳せたレティーシャを思い 空を思わせる“青”の一つだけが其処から除かれていた]
―――ん、ワンダは十分すぎるって言うけど レティーシャは、まだ、あなたにあげたいと思ってたと思う。
[双方の気持ちが分かるような気がして 少しだけ困ったように眉尻を下げ小さく呟いた]
わかった。 ワンダの分も預かっておく、から――… いつか、ちゃんと、取りにきてね。
[頼まれたとばかりにこくと大きく頷きを返す]
(125) 2012/07/01(Sun) 21時半頃
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[ワンダの手により再び握られた手の中身。 確かめるように、ぎゅっと握り締めて彼女に微笑む。 話が途切られ、本来の目的へと移ろえば 娘の顔からは笑みは消えてガラス玉は再び鞄の中へ]
時間までに、片付けなきゃ、ね。
[ワンダやオスカー、ラルフについてとある部屋の前にゆく。 オスカーの指示に耳を傾け理解すればこくり頷いた]
私たちは右から、ね。 分かった、今度は、――…外さない。
[小さく返し、鋏を利き手に握り締めてゴクと唾を飲む]
(126) 2012/07/01(Sun) 21時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/07/01(Sun) 21時半頃
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[扉を開く音に、ピクと肩が揺れる。 扉の左側へと潜む娘は中へと意識を向けるけれど]
――…、
[中を窺うオスカーの合図を待つように彼女へと涅色が向く]
(127) 2012/07/01(Sun) 22時頃
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―施設内―
…? ここは…。
[目を開くと、白い世界が広がっている。周囲を見回すと、遠くにモナリザの姿が見えた]
わたしは、死んだはずでは…
[両手を見ると、うっすらと透けていて向こう側がぼんやりと見えた。]
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[宝物をもらうなんて、"ぜいたく"すぎる。
食事にしても好きなものにしても、 ひとつあれば、それでいいと思っているのだから。
多くを望まない。 望むことそのものが、"ぜいたく"だとすら思っている。]
…、ああ。
[だから >>125 取りに来てね、と言われても 返す言葉は、あまり感情の乗らないいつもの低い、声。]
(128) 2012/07/01(Sun) 22時頃
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…幽霊、というやつか。
[以前読んだ本に、そんな話があった気がする。
死んだ人間の魂が肉体を離れ、世界を見通すことが出来るという御伽噺。
まさか本当にそんなことがあるとは思っていなかった。
手を伸ばし、まじまじと眺めていると、その先に、モリスの姿が見えた]
モリス。
[小走りに近づいてみる。足音も床を歩く感触も無いことも、気にならなかった。
自分の身体を抱えた彼が、脇を通り過ぎる。その後ろをついてゆく。]
―リンダの部屋―
[字分の身体が、ベッドに横たえられるのを見守る。ベッドの上の自分からはいまだに赤い血が流れ、自分は今ここにいるはずなのに、もう一人自分がいるように見えて奇妙に思えた。
モリスが頬を撫でるのを見れば、何故か恥ずかしくなって]
モリス。きみの手が、汚れる。
[慌ててそう言うが、声は届くはずも無く。
モリスが自身の怪我を確かめている姿には、眉根を寄せた]
……傷だらけじゃないか。
[しゃがみこみ、手首の痣に触れようとするが、彼の身体をすり抜けてしまう]
そうか。幽霊とは、そういうものなんだな…。
[何故だかとても寂しい気持ちになった]
……きみの、したいようにすればいい。
きみには…死んでほしくないな…。
何のために、生きてるのか…きみ自身の答えを見つけて欲しいって思うよ。
[ 呟きに、そう答える。
最期に聞いた彼の言葉を思い返しながら
そうして、気を失った彼の横に座っていた。**]
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―リンダの部屋―
[>>124 扉の音が思っていたより大きければ 舌打ちしたい気持ちを抑えて、オスカーを一度にらむ。
中を覗くのはオスカーに任せて、 ラルフとタイミングを計るよう彼を見、視線と仕草だけで会話する。]
(129) 2012/07/01(Sun) 22時頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2012/07/01(Sun) 22時頃
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― 北部屋 ―
は、アンタのターゲットがオレってことか そりゃあ……丁度よかったな
[>>123 フィリップの挑発に目を細める。 ちら、と扉にいるパティを見た。
加勢といっても、今でさえ薄暗い室内は、扉を閉めてしまえば視界は殆どきかない。 こちらも不利だが、当然向こうもそれは避けたいだろう。 つまりパティはあの場所で扉を開いたまま、動けない。
――この時彼は、>>117 彼女が何かで扉を抑えたところまで視界に入れていなかった。
そこまで考えたところで、足元に散らばったフォークとナイフを数本拾い上げ、束ねて握り締める。]
(130) 2012/07/01(Sun) 22時半頃
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