202 月刊少女忍崎くん
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箸二つなっ!
[更に横から口を挟んで。 重いと文句を言うタモツの言葉に笑った。]
そんくらい軽い軽い
あーんじゃ味噌で たっぷりサービスよろしくな!
[と、人差し指を立てて言ってぺたっとつけてもらった。]
やったあ
(103) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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つゆ零れてもなんだから 座って食うか。
[校庭の中、テーブル席の方を視線で指して、足もそちらへ向ける。 箸はふたつだけれどおでんの入ったカップはひとつ。 つまり、味噌の行方は ―― まあ、薄味好きだがここは妥協しよう。]
栗栖。 どこか行きたいクラスとかあるのか。
オレはとりあえず、こいつをどうにかしつつ ブラブラできればいいんだ。
[椅子に座っておでんをつつきながら、ポケットから♪のマークのついたスタンプラリーの紙を出して、ひらひらさせる。]
(104) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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おっ空いてる〜
[校庭の片隅のテーブル席。用意した生徒会の努力を思うと涙ぐましいが感謝の意は生徒会ではなく席が空いていたという事に向けられた。 更に、味噌の入ったおでんのカップ、席にたどり着くまでに中身はちゃぷりと揺れた。つまりそういう事だ。
箸をパキッ!と綺麗に割りつつ、]
ん〜っ 写真部の展示教室はいきたい お化け屋敷って混んでたァ?
[まあ行っても全ての幽霊役に大笑いしながらねぎらいの言葉をかけるという空気ブレイカーをやる未来しか見えないが。]
あーなるほど んじゃとりあえずぶらぶらしつつ〜 気になったのあったら入ってみる感じでいんじゃね
そういやタモツ、パンフ持ってる?
(105) 2014/11/15(Sat) 23時頃
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写真部か。 そうだな、オレも見たいな。
[白黒写真の作品もあるので、主にそっちばかり去年は見ていた。]
お化け屋敷はそこそこ混んでたが まあ、こっそり先にいれてやってもいいぞ。
[そもそも栗栖の怖がる姿が全く想像できなかったが、友達がいて「うちのクラスにも来てね!」という女同士の約束みたいのを律儀に守るタイプには思えていた。]
ま、そんな感じで…
[パンフ、と言われれば朝に担任から配布された気がしたが、]
………あぁ、鞄にいれっぱなしだ。 ま、適当に行けばどこかにあるだろ。
(106) 2014/11/15(Sat) 23時頃
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ライジは、先にいとこんを食べて、最後にもうひとつのいとこんを食べるつもりだ
2014/11/15(Sat) 23時頃
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じゃ、まずはそこに向かってみるかァ ……カラーも見ろよ?
[じとっと視線を送った。 いっとこーん。とおでんをつつきながら、]
えー?そりゃありがたいけど遠慮するわ ずるはダメだろ、待ってるやつもいるんだからさァ
[きてねと言われたクラスはもちろん全部回る予定かつ、こういう方面にも律儀だった。だが校則や規則は守らない。基準はすべて好き嫌いだ。
そんな感じで、という言葉にオッケーと指先でわっかをつくりながら、もぐっとおでんをたべる。もぐもぐもっぐ。ごくんっ。]
やっぱタモツも持ってないか 受付いったらあるだろーからもらってく?
[そういって校門の方を親指で示した。]
(107) 2014/11/15(Sat) 23時頃
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なんでわかったんだ。
[カラーも見ろよに本当に驚いた顔をしつつ、切っただいこんを食べた。もぐもぐ。]
じゃあ、ま…人が空いてる時を狙うのが一番だぞ。
[ズルはだめ、と言われれば、そういうものなのか、と彼女の今までの破天荒というか自由なふるまいを思い出す…、…解せぬ。卵もぐもぐ。]
どっちでも。
[行くなら行く、と言って最後のいとこんを食べる。いい感じで味噌味だった。]
ごちそーさん。
[食べ終えれば立ち上がって、「捨ててくる」とおでんのカップと割り箸を近くに供えてあるゴミ箱に入れた。]
行くか。
(108) 2014/11/15(Sat) 23時頃
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やっぱりかよ
[解らいでか。というあきれ顔を向ける。 すいてる時を狙うというのは一理あったので、うんうんと頷いた。たまごをもぐもぐ。味がしみ込んでいるので漬け置きの煮卵かもしれない。そんな事を考えた。 解せぬと思われている事は知らぬまま、だいこんを割り箸でさくさくきって口に運ぶ。つゆがきれいなみそ味になっているのもあり、あまめで柔らかくとてもおいしい。]
あとシロガネのクラスも展示だっけ?
[やっぱ場所が分かった方がいいよなあ、と言いながら最後にいとこんをたべた。もきゅもきゅした歯ざわりがたまらない。]
ごっそーさん おっ? さーんきゅー
[立ち上がる姿を見送って、戻ってくるとかかった声に頷いて立ち上がった。]
おっけえ んじゃパンフもらって自販機なー
(109) 2014/11/15(Sat) 23時頃
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白黒の美がそこにあるのに見ないわけがないだろ。
[普段は口数少ないがこういう時だけは熱弁する。 周知のはずだ。栗栖には、特に。]
クラス展示は…、… パンフがいるな、やはり。
[栗栖が立ち上がれば、校庭から校門の方にぶらぶらと歩いていく。お日柄もよく客入りは良好のようだ。]
いろんな人が来てるんだな。
(110) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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こいつ… まーでもマドカのも見てやってよ あいつの写真好きなんだ〜
[彼女の写真を見た時に覚えた感情は、タモツの字を見た時に覚えた感覚とちょっと近い。 あっこいつすきなんだな。 という感覚というか。>>110 マドカの事を友人として好きな側面には写真の事もちょっとあった。
パンフが必要という言葉にもう一度頷いた後校庭へ向かう。]
なー? 誰が居てもおかしくなさそう
… って!
(111) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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『あーっ 増子じゃん!?』
[視線があった途端指を指された。こちらもパッと顔を輝かせ、]
おまえらー!ひさしぶりだなー!
[校門の近くに来た二人組はいかにも不良ッ!!!!です!!!!と言った風体だ。仮装と言われてもおかしくないステレオタイプの特攻服だった。蛍光色の長ランにボンタンにさらしだ。実際仮装と思われているといい。仮装かもしれない。]
あっタモツ、こいつら 中学んときのともだち!
[そうタモツに声をかけた後、 うわーっひさしぶりだなー!?元気そうじゃんー!とか少しの間わっちゃわちゃとはしゃぐ。]
(112) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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『エッなにちゃっかり男作ってんの?』 『マジかよ増子ォ』
あァ?ちげーよ あー なんつーか
[同じ部員。自分は副部長。]
(113) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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舎弟みたいなモン?
『普通の女子高生どうした』 『引退したんじゃなかったのかよ』
[タモツには背を向けていたので彼がどんな顔をしていたかは知らない。はははと笑って雑談を少し。]
(114) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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『あーそういやパフォーマンスすんだって?』
そーそー 何だ見に来てくれたんだ?
『大会には行けなかったからなァ あ、ユキさんも来るっつってたわ』
(115) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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!!!!!!!!!!????!!?
『来たら増子んとこ顔出すって』
ま …… マジ?
[反応に想定通りだという顔で大笑いした後、パンフの情報送ってるから時間には来ると思うわーと言う話。その後、舎弟とまわんだろ?という話になったので、またあとで〜と見送った。]
……
[見送ったままの形でしばし固まる。]
(116) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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う、 う うわあああああ!? 総長が…
そ 総長が来る… ッ
[わなわなっとしていたが、ガッとタモツの胸ぐらをつかんだ。必死な顔で見つめる。 ここまで慌てる姿はめったにない。]
ど どーしよう二年ぶりだ!!
(117) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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―お化け屋敷前廊下・少し前―
違います。
[デート中?と言う花園には敬語で即答でした。
普段から追い回されて迷惑しているのは
同級生である花園ならば知らないはずないだろう。
まさか彼女が白銀側についてこっそり
手助けしたりしているつもりなんて知らない駿は首を傾げる。]
………?!
[『知り合いだったけど、知り合いになった』と言う氷見山先輩と
『私のことを知られていたの』と言う花園を見比べる。
駿の顔には疑問符が浮かんでいた。]
あ、あー………。なるほど……?
おめでとうございます?
[要するに氷見山先輩が一方的に花園の事をずっと見ていた。
たぶんそういう意味で。
そしてそれが伝わり知り合いに、今日なったと。
そう解釈し、お祝いの言葉を贈る。
まだ"知り合い"であるから遠い道のりになりそうだな
とかふらりと視線を逸らす氷見山先輩の押しの弱さを思えば語尾は疑問形。]
そうか。嬉しいけど、……花園の出番はもっと後だったか?
後になればなるほどリピーターを
驚かすのは大変になるだろうな。…頑張れ?
[嬉々として語る花園には応援の声をかけてから
いいよと頷く氷見山先輩に伝言を頼む。]
ありがとうございます!お願いします!
[氷見山先輩のどんよりした瞳>>*1も内心にも
浮かれている駿は気づかない。
今日一番の笑顔でお礼を言った。]
『榊原ー?!なーにやってんの?
俺のたこやきはー?』
ん?ああ、ごめん。っておお。
そっちもがんば、ってください。
[そうこうしていればおつかいを
頼まれたクラスメイトに見つかり、連行される。
背中から聞こえた花園の声にお化け屋敷頑張るぞ。
と反応しそして2人いや主に氷見山先輩に向けてなんとか"知り合い"より上になれるように声をかけながらお化け屋敷に消えて行ったので、どう受け取られたかは不明だった*]
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ち゛ょ 、 っ
… ま、 お゛ ちづ け
[黙って話を背後で聞いていたけれど胸倉を掴まれれば軽く爪先立つ。栗栖は女子の中でも結構背は高いのだ。落ち着かせようと掴んでくる手に自分の手を添えて、どうどう、と動物を落ち着かせるみたいに手を何度か優しく叩く。
既に栗栖の友達は校門を過ぎて、小さくなって見える。あんな恰好を栗栖も昔していたのか、とぼんやり思いつつ。 過去に不良で、高校デビューしたの、みたいなキャラがいてもいいのではないか?と漫画のネタにならないかと考えてしまうのはどうやっても忍崎の影響だった。]
(118) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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っ、はー。
[地面に足がちゃんとつけば、襟の辺りの形状を戻しつつ、]
ユキさん、だったか?
良かったじゃないか。 書道部、見に来てくれてるんだろ。
(119) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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パフォーマンスにも間に合うといいな。
[総長という言葉を聞いても、やっぱりさほど気にせず。 どんな人にでも、書に触れてもらえる、という方が嬉しいと思う書道馬鹿っぷりを発揮した。
校門入口ではパンフを配っている生徒が、不良友達を知り合いでその後、突然男の胸倉を掴んだ栗栖を「恐怖対象」として見ていた。ある意味正しい。 なので、そっと配っている横に積んであるパンフを2部ほど貰った。]
ほらよ。 さ、行くぞ。
喉の渇きがそろそろ限界だ。
(120) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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― 校内 自販機前 ―
[自販機で、柑橘系の炭酸を買えばその場で、半分くらい一気飲みする。喉がぐわっと痛みを感じる。たまらない。蓋が開いたまんまのペットボトルを栗栖の前に出して、]
ひと口いる?
[たこ焼きの時と同じように自然にそうする。]
(121) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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これが落ち着いてられるかってんだよォオ!
[あわあわとしていたが、落ち着けと言われてもそう言ったが、ぽんぽんとリズムを取られると、はああああ…と長い息を吐いた。 そうだこいつに何言っても結局は意味なんてない。]
はああ…
[息とともに力を抜いた。 良かった、と言われると、…うん。と頷く。]
(122) 2014/11/16(Sun) 00時半頃
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…おまえにやったロケットのさァ 先住民なんだ…
[そう呟いた。 声色はやっぱりどこか、あこがれを残す。]
(123) 2014/11/16(Sun) 00時半頃
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[はーーー…と脱力している間にタモツがパンフレットをもらってきてくれる。舎弟っぽかった。 受付にどういった目で見られているかは気にしてなかったが、おどおどと盗み見られるようにみられると、あん?と睨み返してしまったのでさらに印象は下がっただろう。]
おう
[行くぞの言葉に返事をして、予定通りに自販機へと向かう事にする。]
(124) 2014/11/16(Sun) 00時半頃
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― 校内 自販機前 ―
ん
[柑橘系の炭酸を前に出されるとひとつ頷き受け取って一口のんだ。]
ぷは …あんがと
[礼を言いながらも続けてもう一口飲んだ。炭酸がしみ込むようなぱちぱちとした感覚。横を見るとタモツの姿がある。少しだけ笑みが浮かんだ。]
(125) 2014/11/16(Sun) 00時半頃
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よお っし!
[気合一言。]
タモツう パフォーマンス、がんばろーなっ
[ふふんっと笑いながら、さらに半分に減ったペットボトルを彼の前の前に突き出した。]
(126) 2014/11/16(Sun) 00時半頃
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− 回想・お化け屋敷付近 −
えーっと、どうなんでしょう?
“デート”という定義によりますけど…。
[真理に『デート中?』とはりきって聞かれて、
“デートとはなんぞや?”に思いを馳せる。
が、速効で否定する声が隣から聞こえれば]
…違うみたいです?
[と、曖昧ながら追従の姿勢、ただし疑問系。]
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