64 色取月の神隠し
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夕顔は、日向のお団子を手に朝顔の行方を思う。
2011/09/15(Thu) 00時半頃
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はい、私より偉い人です。 えっと…そう、ですね…
[神主の役目は、一年の奉納をすること。それは神様と会話することではない気がして、答えに少し詰まりながら]
神主様は、神様にお願いをする人で…神様は、お願いする人を助けてくださる方、なのだと思います。でも、もしかしたら…、一生懸命お願いしたら、きっとお声を聞かせてくださることもあるのではないでしょうか。
[熱心に尋ねてくる夕顔に少し目を丸くしながら]
神様のことが気になるのですね。 どうでしょうか…神様、いらっしゃると思いますか?
(117) 2011/09/15(Thu) 00時半頃
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[石段をゆっくり降り、再び屋台を見始めたが]
うお、人多いし相変わらず屋台も多い… どこだろうなぁ。あるんならあるだろうけど… 手分けして探すか?
[そんなことを言いながら、喧騒の中を進んで*いった*]
(118) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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>>107 遺言…ねぇ
[詳しくは分からない。けれどここが雷門のお膝元、そして自身が巡り悠久の地なれば── 傍らで聞こえる沙耶の言葉>>113に一瞬はっとする]
山の神様の側やから、詳しい人はいるかも知れんね。 日向さんに何かを託すんやったらおじいさまお詳しそうやねぇ。
[きっといるのだろう。加護を得た者が。雷門の力の一端を。そうあの人だって── 女には今のところ危機感はなかった。自らやここで出会った胞が仇を成すような物でもないと思っていたから。緊張を覚えることもなく、ただ身の上話の延長線上で。だから今はただ自然に日向達の話を聞いたり話したりして─]
(119) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 01時頃
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[ふと、安堵したように子どもらしい笑みが浮かんだ。 嬉しそうに笑うと、おかっぱ頭の黒髪が揺れる>>116]
そのほうが、嬉しいな。落ち着けるもの。 夕は、そんなにえらい……じゃないから。
[途中、言葉は口の中に小さく紛れる]
(120) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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…… [いつの間にか無言になって…… 昨日から散々な目にあっていたこともあったし、友人が傍らにいてくれたのもあってか、いつしか瞼が重くなって…… 気がつく間もなく霞の中に意識が抜けていく]
……ん [『休もうか』と>>115言った側でコツリと、沙耶の肩に頬が当たったかもしれない。器用に寄りかかってしまったかも知れない。 見れば分かるだろう。安心しきった顔で女は微睡んでいた。 ── 立ったまま]
──くぅ
(121) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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>>26>>27
あら、志乃さん!来てくれたんだ、うれしいな。
[まさか半刻も道に迷っていたとは知らず、弾んだ声をあげる 売れ行きをほめられたなら、昨日の粗相を思い出してちょっと赤くなった]
わたしが美味しいお菓子がだいすきだから… 美味しい団子が作れるんだっておとうちゃんは。
あ、はい、みたらしありますよ。 笹団子は…今日は用意してないんです。 お友達の好物だったら、あいすみません。 よかったら、明日ならご用意できますけど。 志乃さん、まだこちらにいらっしゃる?
日持ちするのは、この草団子もちょうどいいですよ。 あとは、胡麻と胡桃のお団子とか、どうでしょう。 あんまりすききらいがないから、どなたでも喜ばれます。
(122) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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あ、あれ……?
[肩に頬が当たる感触にそちらを見れば、志乃>>121が立ったまま微睡んでいて]
し……志乃……。
[安心しきった顔を見ると、起こすのも憚られ]
ど、どこか休める場所、ないかな……? それか、旅籠屋……まで……。
[非力な娘一人では、肩で支えた姿勢のまま動く事が出来ず。 助けを求めるように周囲を見た]
(123) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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>>107なるほど遺言だったんだ。ならお爺様は何かを、見た、あったのかもしれないね。少し羨ましいかも。
[羨ましい、その言葉の語尾は激しくかすれただろう。>>108その話についてはお願いと、素直にした。]
>>98確かに先生の書物で覚えたことだけど、まだ探せばあるかもしれないですね。
[>>110しかし続く言葉には、少し詳しさとは別の感じをうけたり。]
(124) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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かみさまにお願いする人がえらい人? ……あ。それじゃあ、かみさまの声は聞こえてないんだ。 かみさまがいるかどうかも、分からないね。
[確認するように口にする。 どこか奇妙な熱意に聞こえるだろうか]
うん。だって、かみさまのお祭りだから。 かみさまは……
[ふと、社の方へと目を向けた。 うっすらと、笑みが浮かぶ。神の気配は、ごく薄い]
…いるんじゃ、ないかな。
[どこにとは言わず、笑みを含んだ視線をゆりへと戻した]
(125) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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[子供らしい笑顔にほっとして、笑う。揺れる黒髪の愛らしさに目を細めて]
はい。ではこれからは夕ちゃん、とお呼びさせていただきますね。
[続く言葉は途切れて耳に入るが、前後の言葉で意味を勝手に想像して]
毎日、ちゃんとご飯を食べて、元気に生きているだけでえらいのだと、婆様が言っていたのです。 夕ちゃんも、えらいのですよ。
[にこにこと笑いながら言った]
(126) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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何だか調べたというより、見た人から聞いたとかみたいですね。山の神様とか、そういう人たちと。
[>>119そんな感じを受けたのは、どちらかといえば直感に近い感覚だっただろう。ただそういう書物から得た知識かもしれないとも思ってはいる。]
>>114悪い神様を祭ることも無いでしょうし…。 矢張り、よい神様なのでしょう。
[彼女の言葉を足すなら、今は、が付くのだろうかと思う。そして、このようなやり取りの中で物書きの材料としている節はある。]
(127) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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あ、草団子は売り切れでした。すみません。 それじゃ、胡麻と胡桃のを包みますね。
あとね、菊屋の団子のおいしさには秘密があるんです。 秋月先生も、きっと気に入ってくれる思います。
[ふふ、と悪戯ぽく笑いながら、てきぱきと土産用に詰めた箱を手渡す]
秋月先生ところは、幼馴染の奉公先なんです。 多分いい人だって聞いてるから、大丈夫ですよ。
[村や祭りを褒められればきょとんとしてまぬけな返事を返す]
はぁ、そうなんですか。 のんびりした村ですけど。 栄えてる、んですねえ。
(128) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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[本人はいたって物書きの材料等と意識はしていない。]
―>>121って。 立ったまま、寝ていらしてる。
[>>123何か慌てているようなそんな素振りを見せている沙耶には、頷いて。]
あ、えっとー。 どうしましょう、それじゃ休めるところまで…?
[運ぶお手伝いをするべきなのだろうと思う。]
(129) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 01時頃
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はい、村の代表として、神様にお願いしてくださる、えらい方なのです。 それは…、そうですね、神様は遠いところにいらっしゃるから…。声は、私たちのところに届くことはそう多くはないのではないかと…。
[熱心な夕顔の様子に少し圧されて、言葉をもたつかせる。社を見た後、此方に笑みを向ける夕顔には、微笑んで]
…はい。私も、いらっしゃると思います。
(130) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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[ふと、眠そうな様子と大きな荷物に心配そうに眉は下がり]
お疲れみたい。 だいじょうぶですか。もし、よかったら… お祭り見てる間、その荷物あずかりましょか?
[学のない娘はそれが箏だとは知らず、親切のつもりで両手を差し出した]
…そうですか。 旅もしてこられたのだし、今日はゆっくり休んでくださいね。
[箏に伸ばした手は、断られたか遠慮したか、結局引っ込められて 大事そうに箏を抱えて去る志乃へ手を振り*見送った*]
(131) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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うん。ありがとう、ゆりおねえちゃん。
……えらい、かなあ。 えらかったら、もっとお友だち増えるかなあ……
[ごく嬉しそうに笑う。 ふと、気配が揺らいだ。茜色の空に、溶け込むように]
(132) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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薬売り 芙蓉は、メモをはがした。
2011/09/15(Thu) 01時頃
喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 01時頃
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 01時頃
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う、うん。 旅籠屋に、お部屋取ってるはずだから。 ちょっとそこまで、手伝って、ね……?
[と、一平太にお願いする。 娘からすると抱える側になったのは初めてで、恐る恐るといった風にその場から歩き始めた**]
(133) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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―祭り当日・屋台通り―
[からん、からん。橙色に光る提灯がずらりと上に並ぶ。 華やかさでは前日と比べるまでもなく.
人であふれる中を、軽快に、切り揃えられた髪を揺らして屋台を巡る。]
おじさん、そのお面をひと…ううん、ふたつ、くださいなっ。
[指差したのは、狐のお面。一つは頭の横に結んで、もう一つは大事そうに、抱えて。 袖口から小さな巾着をとりだして、ちゃりん、と。]
ゆうも、よろこんでくれるかな?
[そんな事を考えながら。祭りを練り歩きます。 表情は、はじける様に明るくて**]
(134) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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[沙耶の言葉に、考え考え頷く。>>113 一平太の言葉は、黙して聞いていた。>>127 ひとつの物事を紐解く時は、別視点から見た意見が参考になると綴ったばかりだが、文字通りの体験をしている、と思った。 一平太の持つ知識は、自分などよりも広いものだ。]
“無理は駄目だよ。 お祭りはまだ続くから、ゆっくり楽 ”
………、 ! [沙耶へと心配そうな視線を向けるとほぼ同時、彼女へと寄りかかり船を漕ぎ始める女性がひとり。 立ったまま眠るという器用さに目をまるくしながら、 どうしよう、と沙耶と一平太へと視線を向け]
(135) 2011/09/15(Thu) 01時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 01時半頃
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…ううん。夕ね、ゆりおねえちゃんのことが好き。 だからちょっとだけ、教えてあげる。
かみさまは、近くにいるよ。 見えなくても聞こえなくても、ちゃんといるよ。 かみさまも、他の──…いろいろなものも。
ゆりおねえちゃんの、大切な雷門さまも。
[とん。と、地面を蹴る。 からんと下駄が鳴って、ゆりとの距離を少し開けた。 陽は既に傾き、背後から差す光が童女の表情を覆い隠す]
(136) 2011/09/15(Thu) 01時半頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 01時半頃
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“一平ちゃん、ごめん。 少しの間力借りられる ” ?
[疲弊した沙耶と志乃を連れて行こうにも、自分では力不足だ。 手伝いをしてくれることを知ったなら、安堵の表情。]
“それと――― 急な話に付き合ってくれて ありがと”
[必要ならば手を貸しながら、沙耶と志乃を望む場所に連れてゆくまで少しの間同行する*心算*]
(137) 2011/09/15(Thu) 01時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 01時半頃
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──…夕ね、もうおうちに帰るの。 だから、今日はこれでおしまい。
ゆりおねえちゃん、ありがとう。 おねえちゃんもいつか、遊びに来てくれたら嬉しいなあ。
[くすくすくす。夕暮れに、無邪気な笑い声が響いた]
(138) 2011/09/15(Thu) 01時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 01時半頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 01時半頃
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>>133もちろんですよ。 どこの旅籠かは、ご存知ですよね…?
[兎角失礼の無いようにと心がけつつ。 指された場所までは、と。]
>>137僕の浅知恵でしたら、微力ながら力になりましょう。ですので、幾らでもいいですよ。**
(139) 2011/09/15(Thu) 01時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 01時半頃
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はい。えらいのです。生きているものは、みんなえらいのですよ。 お友だち、もっともっと増えますよ。私も、夕ちゃんのお友だちになりたいです。
[嬉しそうな笑顔に微笑む。が、ふと、その姿がゆらめいて見えて目を瞬かせるが>>132]
他の、いろいろなもの……? [夕顔の言葉を理解する前に、からん、と下駄の音が鳴る。>>136 少しはなれた夕顔の表情は良く見えなかった。続く言葉には>>138]
もう、暗くなりますものね。気をつけて帰ってくださいね。
―はい、ぜひ、今度夕ちゃんのおうちに、遊びに行かせてください。神社にも、遊びに来てくださいね。
[言葉の本当の意味など分かるはずもなく、微笑んだ]
(140) 2011/09/15(Thu) 01時半頃
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―祭り初日その後/屋台「菊屋」―
>>66
[客足は途切れることなく続いて、たまこは息をつくひまもない と、ずいぶん熱心に団子の棚を眺める客がある 少し足を引き摺っているようで、祭りの客らしからぬ姿 墨染めの衣と破れ笠、やや剣呑な雰囲気に たまこは少しだけ不安げに眉を寄せる]
[が]
お客さん、口…
[甘いものを食べたのか口の周りにざらめをつけているのを見て 思わず手ぬぐいを差し出しながら、安心したように笑む どんな者でも、楽しめる場所だから、お祭りなのだ]
(141) 2011/09/15(Thu) 01時半頃
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うん。夕も、ゆりおねえちゃんとお友だちになりたいな。 きっと、いつか。約束ね。
[うん。と頷いて、ごく嬉しそうな声を響かせた>>140]
それじゃ、ゆりおねえちゃん。 ───またね。
[他愛もないほどの約束交わして、踵を返す。 から、から、から…ん。 夕暮れの道に、下駄の音が小さく響いて消えた*]
(142) 2011/09/15(Thu) 01時半頃
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─ 微睡む少し前・菊屋にて ─
>>131 ちょいとねぇお天道様より高くなくて お月様ほど丸ぅない事情でなぁ。 お疲れさんに見えてます? ややわぁ、人様に心配させてまうなんて
[『極めてどうでもいい事情で疲れてるのだ』と、暗に言いながら……彼女が心配してくれての事。気持ちは判ったのだけれど、流石に自身を委ねるわけにもいかずに、出された手を申し訳なさそうに……代わりに握手でもして見せただろうか?]
(143) 2011/09/15(Thu) 01時半頃
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お気持ち嬉しぅ思います。 せやけど、これ…箏なんやけど もう永いことうちのご先祖様の代からのもんやし、 うちの商売道具? やからねぇ。 お気持ちだけ戴きますよぅ
ほんまは預けても置きたいんやけど ご先祖様に悪ぃやろ? せやからこないやって持って歩いてますんよ。 嗚呼うちも一緒に預かってくれるんやったら 喜んでおりますよぅ?
なんやったら売り子さんのお手伝いしましょか?**
(144) 2011/09/15(Thu) 01時半頃
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[夕暮れの風、ざわりと吹いて、狐の頬をくすぐった]
ああ、そろそろだねえ――
[現世、隠世、繋ぐ道。 山の神の気が薄れた今は、人の子連れて通れよう]
それじゃあ、見送ってやるとしようか。
[目を細め、呟いて。狐はするり、駆けだした**]
(145) 2011/09/15(Thu) 02時頃
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>>87
甘いもの、お好きですか。 菊屋のお団子、よかったらおひとついかがですか?
[首を傾げるのにはこちらも同じように首を傾けて 器量佳し、と言われて慌ててぶんぶんと首と手を振る]
滅相もないです。 わたしなんて、眉も太いし、綺麗にもしてないし… そんなこと言うお客さん、いません。
[お世辞だとわかっていても、慣れぬから恥ずかしく たまこは商売人の顔を忘れて、ぷっと頬を膨らました]
(146) 2011/09/15(Thu) 02時頃
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