85 私達しか、居ませんでした。
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2012/04/09(Mon) 21時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2012/04/09(Mon) 21時頃
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―― 古本屋店内 ――
また人が亡くなったんだそうです 殺されてしまったみたいで
[静寂に耐えかねたか紡いだ言葉は 随分と時を置いてからだった 老婆は小さく頷き少しだけ悲しそうな顔をした 私は緩く、首を左右に振った]
人は何の為に何かを奪うんでしょうね 何で奪わないと、生きられないんでしょう
[言葉には特別悲しみの色は無かった 只、単純に本当に疑問なのだ 『BlueRose』を使ってでも抗い続ける意味が 人でなくなっても抗い続ける意味があるのだろうか]
(118) 2012/04/09(Mon) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/04/09(Mon) 21時頃
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時々ね、思うんです 実はもう死後の世界というものに居て きっと地獄に居るんじゃないかって
[本の頁をはらりと捲る 此れは既に一度読んだ事のある本に展開が似ていた 小さく溜息をついて、頁の文字を指先でなぞる]
だって天国だなんて思えないから ……生きるために、 この場所に居続ける為に 何かを奪って、私たちは生きてる
それは食べ物だったり、人の犠牲だったり 時間や薬、ほんとうに色々なものを
[ぱたんと本を閉じて、微笑した]
(119) 2012/04/09(Mon) 21時頃
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ソフィア…!!
[力が抜け、しゃがみ込むソフィアに>>117、同じようにしゃがみ、肩を抱き、痛みを少しでも分かち合いたいと、 体を引き寄せる。 かける言葉が見つからず、背中をさすりつづけた。]
(120) 2012/04/09(Mon) 21時頃
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グロリアは、ソフィアのことはダーラに任せようと見守っている*
2012/04/09(Mon) 21時頃
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―― 自宅 ――
[は、は、は、と苦しそうに呼吸を繰り返し ベッドから身を起こす。 あの惨状が思い出されて、顔を手で覆った。 ひゅ、と吸い込む呼吸を、ゆっくりと吐いて。]
どうして、あんなこと――
[無残な屍体に美しさなどあっただろうか。 もし、もしもあの屍体の瞳を見ていたら 私はどうなっていただろうと、思案が巡る]
(121) 2012/04/09(Mon) 21時頃
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私が一日、息をするだけで きっと他の何かを奪う事になるんだって
[今、手の中にある本をそっと元の場所へ戻す そして次の本を適当に引き抜いた はらり、捲れる頁から独特の香りが漂う]
……だから死んでしまえば楽なのかも。
死後はまた、何処かに行くのかもしれないし ひょっとしたら、私の終わりなのかもしれない
[きゅ、と眸を閉じて深呼吸をした 口で色んな事を言っても、死は矢張り怖い]
(122) 2012/04/09(Mon) 21時頃
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でもね 夜中、ベッドで眸を閉じて 死ぬ、って事を考えると怖くて堪らないんです
[声は微かに震えている こんな事、人に言うのは初めてだった そもそも何故、老婆相手に零す気になったのか 自分でも上手く説明は出来そうに無かった]
死んだらどうなるのかなって 私が消えちゃうって、 私が何処へ行くのかなんて
……誰にも解らないし 教えてもくれないから
[何頁も読まずに本を閉じた 手の中で強く抑えたままの表紙を見下ろして ゆっくりと深呼吸を続ける]
(123) 2012/04/09(Mon) 21時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2012/04/09(Mon) 21時頃
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―回想―
でも、それでも。 私は、白以外の世界も感じたい。
別の夢もみてみたいの。
[>>69意味ありげな笑みに、 胸の奥がざわめくような。
白以外の世界を見つけられぬままでなく、 他の色を、夢を見たい。
例え、それが手遅れになったとしても。
そして、メアリーと言う名を刻んだ。]
(124) 2012/04/09(Mon) 21時頃
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莫迦みたいですよね
[苦笑を浮かべ入り口の方へ向いた 老婆には背を向けたまま]
いい歳をして寂しくて辛くて ベッドの中で潰されそうで 大声あげて泣きたくなるんです
[あは、と笑って一歩、二歩、進むと]
人はみんな、同じように寂しいのに ……その寂しさを上手く理解し合えないのは
何故なんでしょうね
[扉の向こう、夜の街へと歩みだした この日は真っ直ぐ家に帰り、就寝するのだろう]
(125) 2012/04/09(Mon) 21時頃
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―自宅―
みせ、て……。
[いろいろな色が世界にある。
でも、世界は白に覆われているよう。
メアリーと名乗った女性。 彼女が呉れたこの瓶は、 何を自分に齎すのだろう。
まだ見ぬ色を――、 それとも、今とは違う世界を、 瓶の中に封じらしモノは見せてくれるのだろう、か。]
(126) 2012/04/09(Mon) 21時半頃
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―― 翌朝・自宅 ――
おはよ
[自宅はワンルームだった 窓際に置いたサボテンに朝の挨拶をすると 小さなコップで少しだけ水をやる そんなに水を頻繁にやらなくてもいいというのが サボテンを選んだ理由の一つだったりする]
今日も頑張らなきゃね
[頑張る、という言葉を吐き出せば 気分が少しずつ向上するような、そんな気がするから これも自分を元気付けるための朝の儀式と言えた。]
(127) 2012/04/09(Mon) 21時半頃
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[どれだけの時間が過ぎたろう。 周りには誰がいただろう・・・・・。
地面に垂れた髪は白をまとう。 むせ返るようなあまい、あまい、香りに―――意識が遠のく*]
(128) 2012/04/09(Mon) 21時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2012/04/09(Mon) 21時半頃
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―翌日―
はぁ、……。
[次に意識を取り戻した時には、 気だるい感覚に包まれていた。]
いろを……わた、し…。
[味わった夢は朧で、 それを確りと掴もうとすれば、 意識から離れるように曖昧だけれども。
何かが昨日までと違うような。
それは、何かの色を確実に見れるような。 そんな不思議な確信が、芽生えたような気がした。]
(129) 2012/04/09(Mon) 21時半頃
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[孤独には慣れていた。 慣れているつもりだった。
だけど、薄闇の中見やった写真立て。 しっかりと繋がれた2つの手に胸がきゅうと苦しい]
おかあ、さ、ん―――
[まだ、十代。 母親がいるのが普通である年齢なのに、 もう、その存在は遙か遠く。
土で手を汚して一生懸命裏庭の畑を耕し 自給自足に、保護費をプラスして そんな生活で、いつも一人だった。 友達はいるけれど、上辺だけの付き合いのような気がして 恋愛というものも、縁遠くて。]
(130) 2012/04/09(Mon) 21時半頃
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[昨日と同じ通り。昨日と同じ街灯の下、籠を抱えて時間の流れも忘れてしまったように同じ表情、同じ服のまま今日も立っています。
種は昨日、いくつも蒔いた。どんな色のどんな花を咲かせてくれるものだろう?
変わらない笑顔を浮かべて今日も道行く人を眺めている。]
(131) 2012/04/09(Mon) 21時半頃
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……
[机の引き出しを開き薬を手に取った 給与のうちの4割程度は薬で毎月消えている それも、ある程度保険が効いた額で、だ 他の仕事であれば保険の具合もだいぶ変わるらしいけれど 他の仕事につけるだけの器量なんて無い]
ん―――
[注射器に『BlueRose』の液体を入れ 少しだけ液を押し出すと針の先を肌に押し付け ぐっ、と中へ差し込んでいく]
(132) 2012/04/09(Mon) 21時半頃
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あ―――
[人によって薬の効き方は若干違うらしいが 私の場合は、薬を入れた直後 快感に近い眩暈に5秒程度襲われる]
……ぅ は、
[母は何とも無かった辺り、遺伝でも無さそうだ 恐らくは、本当に個人差なのだろうと思う そして薬は全部を注入する事は無かった 半分程度で、止めてしまう 本来は全て注入しきるべき、なのだけれど。]
(133) 2012/04/09(Mon) 22時頃
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だいぶ溜まって来た
[微笑しながら残りの薬を 既に『BlueRose』が幾分か溜められている瓶へ ゆっくりと注ぎ込んでいく]
何時か誰か 本当に困っている人の為に ……残してあげたほうがいいから
[サボテンに微笑して、つん、と人差し指で その鉢に触れた ゆっくり立ち上がると着替えを済ませ、外へと向かう]
(134) 2012/04/09(Mon) 22時頃
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―― 公園 ――
は、
[両手に息を吹きかけ辿り着いた地を見回した 今日の仕事は一人だ そして幾分か楽な日、と言えた 見た感じ除灰する必要も無さそうだ]
お仕事の必要無し、と
[必要が無いのなら公園内のゴミを拾い 適当に切り上げてしまって構わない それでも通常と同じ労働扱いになる こんな日は、ちょっと幸せな気分になれた]
(135) 2012/04/09(Mon) 22時頃
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[もう一寝入りしようとしても眠れなかった。 結局明け方まで布団でごろごろして、 日が登れば裏庭の畑の手入れをした。
土にまみれた手を洗って、 女性らしい格好に身を包むと出勤の頃合い。 今日は暖かくなるかしら、などと空を見て思い、 局への道を歩き始めた**]
(136) 2012/04/09(Mon) 22時頃
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[雑貨店にたどり着くと。 すでにダーラもそこにおり。 ソフィアは誰か……昨日管理局で出会った彼女と。 話しているのだが。 詰め寄る姿はいつもの小栗鼠とは違い。 針鼠を思わせる、尖り具合。]
(137) 2012/04/09(Mon) 22時頃
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[力なく、崩れ落ちるソフィア。 それを支えるダーラ。
その光景に。 やはり、エマのことは現実なのだと。]
ダーラ、私も何か手伝うわ。
[二人のそばにいく。]
(138) 2012/04/09(Mon) 22時頃
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―公園―
[何時のようにスケッチブックを鞄にいれ、 自宅を離れる。
昨日とは違う色を見ることができるだろう、かと。 そんな予感に引きずられるように。
暫くして――、瞳が捉える。]
あ、貴女……。 たしか、昨日の。
[無意識に足が向かった先の公園。 視線が捉えたのは>>135の姿。
自分とは違い、夢を求めなかった事が脳裏を過ぎる。]
(139) 2012/04/09(Mon) 22時半頃
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ソフィア、ソフィア!
[ソフィアの体が不意に前のめりになる。 なんとか体を支えたが、意識を失ったようだ。 ちょうどクラリッサがこちらに来る。>>138]
ちょうどよかったわ、クラリッサ。 どこか横にできるところがあればいいけれど。
[雑貨屋にソファがあれば、そこに横たえ、髪についた灰を払う。]
クラリッサ、ソフィアについていてあげて。
[グロリアがいれば]
グロリアさん、色々手続きがあるはずですよね。
[代理でできることは自分がやろうと、動き出した]
(140) 2012/04/09(Mon) 22時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/04/09(Mon) 22時半頃
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?
[公園のゴミを拾いながら歩いて ふと掛かった声に視線を向けた 口を小さくOの字に開き]
あ、……昨日の。
[どうも、と小さく会釈した。 不思議な雰囲気の人だとは感じていたが こうして改めて見ても、その感想は変わらなかった。]
ええと、その。 あの後、……どうなりました?
[少し言い辛そうに、もぞもぞと]
(141) 2012/04/09(Mon) 22時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2012/04/09(Mon) 22時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/04/09(Mon) 22時半頃
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こんにちは。 また来て頂けたんですか、ありがとうございます。
[ぺこりと頭を下げました。]
昨日はあまり売れゆきは良くありませんでした。 まだ皆さん、見たい夢に悩まれているみたい。 でも、花は種をまいてすぐ咲くものではありませんから。 綺麗な花を見るためには待たないといけない時もあるんです。
貴女は、見たい夢みつけられました?
(142) 2012/04/09(Mon) 22時半頃
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ソフィアさん…
[倒れる前に、と手を出せば、ダーラが身体を支えてくれた。 そこに、昨日、カウンターに来た彼女がいた。 クラリッサ、だろうか。 ソフィアの知り合いなら彼女に任せよう、と自分はダーラの方を向き]
ええ… 本来は遺族本人にやってもらうべきものだけれどね。
[建前上、他人が書いてはいけないことになっている。 しかし、この状態のソフィアに書かせるのも酷だし、自身はそこまで融通がきかないわけではなく]
(143) 2012/04/09(Mon) 22時半頃
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ええ、ついているわ。
[小柄とはいえ、脱力した身体を支えるのなら。 大柄な自分の方が適任だろう。 どうにか、肩に手を回し。 店の別室にあるベッドに横たえた。
そして、髪にかかった灰をそっと取り払う。]
(144) 2012/04/09(Mon) 22時半頃
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ええっと、まず死亡届。 それから……エマさんはBlue Roseの保護を受けていたのかしら…? そうすればこれ、とこれに停止のサインを。 あとは、ソフィアさんに追加で遺族保護が必要かどうか、ね。 すでにお母様も亡くされてるようだから、不要かもしれないけれど。
[あれやこれやとファイルから出してダーラに渡す。 持ち歩いているボールペンも差し出したら、彼女は雑貨屋のテーブルで書き始めるだろうか。 書き方の質問があれば丁寧に答えただろう]
(145) 2012/04/09(Mon) 22時半頃
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[小さな会釈に、こちらも改めて会釈を返す。]
あの後……。 夢を、みたわ。
どんな夢なのか、言葉にするの。 難しいけど……。
[見た夢は朧で。
その夢を言葉にしようとすると、 するりと唇から逃げ出してしまう。
でも、またその夢を見たいという想いもある。]
夢だった、新しい色がみれるように……、 なったような……気はするの。
(146) 2012/04/09(Mon) 22時半頃
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そういえば、イリスは大丈夫かしらね。
[ぽつり、つぶやいた。 今朝、自分がここに来るまでにイリスの姿は見なかった]
寝こんでなければいいのだけれど。
[管理局に戻ってもなおいなかったら、家を訪ねるべきかと少し思った]
(147) 2012/04/09(Mon) 22時半頃
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