182 【身内】白粉花の村
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………っっ
[デメテルには彼女>>111がとても辛そうに見える。 本当に、本当に大丈夫なのだろうか。戸惑いは大きくなり、じわっ、と瞳に涙が溜まってしまう。
泣いたらまた喉が渇いてしまうから。唇をぎゅっと噛み締めて、彼女に抱きついて誤魔化して。]
……ほんとうに、だいじょうぶなのか、 ちゃんと、ごはんたべるのか?
[泣き出してしまいそうなか細い声で、問いかけた]
(118) 2014/06/25(Wed) 21時半頃
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[つい「空腹」など、子供でもわかる嘘で誤魔化してしまった事を後悔する。 幸いにも痛みや苦しみは感じないが、何処が悪いのか判断できない。それが彼女の病気の弊害だった。 只々己を襲う目眩に身を任せ、通り過ぎるのを待つ]
ごめんね… ちゃんとご飯、食べるようにするね…
[ああ、この少女を不安にさせてらはいけない。 彼女は笑顔を作るが、どこか無理があって。]
(119) 2014/06/25(Wed) 22時頃
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[言いかけた言葉には察しがついて。仲良しこよしがしたいわけではないから、気等使ってくれなくても良いのだが。まあ、気持ちは受け取っておこう]
……売られた喧嘩を買っただけだ。 ふん、とんだチキン野郎だったがな。
[酒の臭いは兎も角、血の臭いは先程の自傷のせいなのだろうけれど、深く話すつもりは無かった。聞かれて面白い話でもない。誰が好き好んで己の痴態を晒すというのか]
さっさと行くぞ、重い。
[少し歩いただけで、既に息がきれそうだ。早足でラウンジに向かう。近くにあるというのなら、この会話をしている内にも到着するだろう。
観察する様な視線が鬱陶しい。 言葉遣いに気を遣うくらいなら、その不躾な視線を止めてくれた方が余程助かるというものなのだが。 笑みを形作る唇と、前髪に隠された瞳と。どうにもちぐはぐな印象を受ける。 けれどまさか前髪を上げろ等と言える筈も無く、一つ鼻を鳴らした。気に食わない]
(120) 2014/06/25(Wed) 22時頃
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……話しやすい? それは初めて言われたな。
[はぐらかす様に言葉を吐き出して。 こいつは見た目よりも馬鹿じゃあないのかもしれない。そんな失礼な事を考えてみる。 ……だが間違っても賢くは見えなかった。だって猫耳だぞ、猫耳]
なら、話をすればそちらも話してくれるのか?
[前髪に隠されたその奥を、じ、と見詰める。表情は変わらないが、眼を合わせれば(此方からは見えないのだろうが)その瞳が好奇心に光っている事が分かるだろう。 別に打算故に手を貸したと思われても構わない。それは事実なのだから。 とはいえそれを知ったうえで、彼が話をしてくれるかは不安ではあるけれど]
(121) 2014/06/25(Wed) 22時半頃
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[ラウンジ、窓際に置き忘れていた葡萄酒を見つけ手に取ると再度こちらを見てくる彼(>>121)に目を向けた]
いーね、失う物がない者同士って言うのも悪くはないと思うにゃー
[まじまじと観察してみると、本当この人髪がくすんでるなって思う。心まで荒んでるんじゃないか、だからこんな性格なのか。とクシャミもまた失礼な事を想像する 向こうが話してくれるのならこちらとしても話し足りないくらい話す事はある。相手が出してくれたのはこれ以上に無いくらい良い条件だったとも言えるだろう]
おにーさん、本当面白いよね。話す前から何が聞きたいかは予測付くよ それじゃ、部屋に戻ろうか。えっと…どっちの部屋に行く?
[視覚故か、その輝きを確認する事は出来なかったが相手の目は今までにないくらいまっすぐこちらを見ていた。おちゃらけてみるのも良いがたまには真面目にふざけてみるのも悪くない。特にこういう相手に対してはどんな返しが来られても何も思わないからだ
『どうせ、みんな同類だろ』と]
(122) 2014/06/25(Wed) 22時半頃
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[悪びれもせず、むしろ予想外だと言わんばかりの彼の反応>>109には、怪訝そうに目を眇めた。]
ギリギリ、ですが。まだ未成年の枠でしょう。 お気持ちは分かりますけれど、せめて一言病院側に確認を――…、 ……満19歳、でしたよね?
[確かにお堅い事を言っている自覚はある。それでも線引きはしなければいけない、と。言い募る間にも、彼の様子に違和感は消えない。 頭に叩き込んだカルテの内容を自分が誤認するとは思えないのだけれど。
どこか胸騒ぎにも似た違和感を覚えながらも、彼に向けて歩き出して>>104しまえば、その疑問な優先順位は下がっただろう。 また後で確認すれば良い、――今はそれよりも。]
(123) 2014/06/25(Wed) 22時半頃
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[苛立ちばかりの説教を吐き出しきって、次第に醒めてゆく思考。 自分の一挙一動に大袈裟なまでの怯えで返されて、しまったと思った時にはもう遅かったようだ。 ―けれど、凶器を向けられなかっただけ良かったと言うべきなのかもしれない。相手にも余裕がなかったのか、はたまた他の要因かは理解らないけれど。]
…、え、あの。……。
[呑み込まれた呼吸がようやく吐き出された音を聞いて、思わず眉を下げる。 常の彼の様子には、此方も引かずに譲ることなく挑まなければならない、と。決めていた筈だったのに。 あまりに頼りないその様子に、衝動のままベッドへとついた手は、するりと引き戻る。 揺れる右手に押されるがまま、オスカーの足元へと膝をつくと、逃げようとする右手首は掴んで留めて。]
……すみません、大人げがなかった。 貴方に危害を加えるつもりはありません、…何もしませんから。
[食堂で彼に掛けた言葉を思い出しながら、居た堪れない心地のまま、ぽつりと呟く。 そのまま手の様子を確かめて、重傷でないと知れば、彼の部屋の救急箱を拝借して軽く固定をするだろう。
それが終わったのなら、改めて先程の答えを聞いてみても良いかもしれない。]
(124) 2014/06/25(Wed) 22時半頃
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…あ、ああ…そうか
[まだ19だったか、普段年齢を確認する手段が無いから特別その考えを持ったことは無かった。最後に見た鏡の向こうのホリーの姿で多少の年齢は把握していたけれど]
[ー情けなくも、セシルが身を引いた事にはとても安心して。セシルの強い声や寄せる身体を、ただ硬直させて耐えていた数秒前の自分を思うと不甲斐なく思ったけれど、恐怖は苛立ちを上回った。
まだ右手が取られるのは快くは思わず、顔を顰めて不安な様子を浮き彫りにさせて。 けれども、>>124聞き覚えのある言葉からは、昼食に付き添った白衣が思い出されて、心成しか深い呼吸が戻ってくる]
…、 あのガキとはぶつかっただけだ。 ムカついたから、それだけ。
[手首を処置している間の沈黙が気持ち悪くなって、適当にペラペラと理由を述べる。あまり言葉を発する気分にもなれないけれど、事がそれで収まるなら良いだろうと考えた。
それはセシルの聞きたいことでは無いだろうけど、オスカーには知る由もなく]
(125) 2014/06/25(Wed) 23時頃
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[観察するのを止めろと、先程きちんと言っておくべきだった。視線は嫌いだ。息が詰まって、気持ち悪くなる。 咄嗟に動かない表情を右手で覆う。二度三度と深呼吸をして、どうにか心を落ち着けた。
陽気な態度で此方を追い詰める相手に軽く苛立ちながら、それでもその場を離れないのはただ話を聞きたいからだろうか。我が事ながら理解出来ない。 ……けれど”失う物がない同士”と。彼のその言葉は胸に引っかかって。飄々としているくせに、随分と絶望めいた言葉を使うじゃないか]
それなら……話は早いな。
[多少荒くなった呼吸の合間、どうにか言葉を紡いで。その居た堪れなさにそっと視線を外す。 ああもう。どうしてこの体はこうも思い通りにいかないのか!]
……私の部屋は……今は止めておいた方が良い。 お前の部屋で良いだろう。
[自室は先程インクを盛大に零したばかりで、きっと未だ匂いが残っているだろう。 ディーンはインクの匂いに慣れているし気に入ってもいるが、慣れない者にはキツいに違いない。よりにもよって自室でダウンされたら面倒だ。 彼が諾と答えるなら、案内しろと催促するだろう。まだ回復しきっていないなら、再び肩を貸す事も吝かではない]
(126) 2014/06/25(Wed) 23時半頃
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[間近で見ているから相手が視線を向けられて呼吸が荒くなってるのもわかるが、それでも見続ける事はやめなかった。止められない限りはするつもりであったが、自分の部屋を進められて(>>126)どういう状況かを考えるが、一度自室に行ってベッドで寝たくらいで白と黒で統一された質素な部屋は誰を入れても問題ない状況だった]
別に構わないよ。…とと、もう一人で歩けるから大丈夫 それにしてもおにーさん。ニハハ、その右手もなかなか大変そうだね
[拳の傷はもはや血が凝固していたが、触るとまた流血しかねない状況だった。その手で指差すのは自分よりも重症であろう彼の手であった。まだ一人で歩けるとは言えなかったが、隣で体力を浪費している彼を見ると自分の方がまだマシに思えてきてしまった]
そういえばおにーさん。名前聞いてなかったね。僕はクシャミっていうんだけど
[自分の部屋まで歩きながら自己紹介をする。勿論彼からはとっくに目を離し、自分が先導するように歩く。後ろの仏頂面の彼は一体どう答えるだろうか]
(127) 2014/06/25(Wed) 23時半頃
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[朝顔と別れると真っ直ぐに自室へと向かう。心なしかその自分でも驚くほどに足取りは軽かった。誰と出会うことなく自室へ戻れば、ベットに腰掛けて質素な部屋を見渡す。いつ死んでもいいように、と生活に必要最低限の物しか置いていない部屋は自らの心の中を表しているようで。 最初は物足りなく感じたそれも、段々と麻痺して何も気にならなくなっていた。]
ーー……。
[それでも、ほんの少しの間でも人と話すようになれば寂しさや、虚しさを感じるようになって。クシャミや朝顔に触れた片手をもう片手で包み込むと、楽しかった時を思い出すように目を閉じた。]
寂しい、
[人と関わらなければこんな気持ちにならなかっただろう、とほんの少しだけ後悔する。これじゃあ、いざ死期を迎える時に心が苦しくなってしまうではないか、と。後悔してももう遅いのは自分でも痛いほどよく分かる。それならば、もう少しだけ人と関わってもいいのかな、なんて考えるとベットに倒れこんだ。]
(ーーどうせ死ぬんだもん、苦しんだって同じだよね)
(128) 2014/06/26(Thu) 00時頃
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[デメテルのその後を考えていれば、また負の感情に飲まれそうになる。もしも彼女に何かあったら。自分は、どうしたら。]
……っ
[思考に耽り、またもや身体中に血の巡る感覚を覚えた直後。ドアの向こうから控えめなノックが聞こえ、びくりと身体を震わせた。]
デメ、テル
[ぽつりぽつりとどこか悲しげに、デメテルの声が聞こえる>>106。 元気、と言う言葉に、ほっと胸を撫で下ろす。熱が引いていくのを感じる。 ーーでも。言う割に、どうしてそんなに儚げな声を出すのだろう。何が彼女を悲しくさせているのだろう。 早く、側に行ってやらないと。けれど、この荒れた部屋に入れるのは勿論、まだ不安定なこの心情のまま出て行くのにも躊躇いがあって。
ーーセシルがいれば、悪いようにはならないだろう。 今の自分は、綺麗に笑顔も作れない。この場は、デメテルを救ってくれた彼に、任せることにした。]
(129) 2014/06/26(Thu) 00時頃
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[ーーと、思ったのだけれど。 扉の向こうから、どこか切迫した話し声が聞こえる>>118>>119。 ひとりはデメテルのもので、もうひとりは、聞き馴染みのない女性のもの。その声は、ひどく弱々しいもので。]
(けちんぼせんせーはどうしたの……)
[そこにセシルの声がないと分かれば、心の中で一つ悪態を吐く。別に彼が悪いわけではないのだろうけれど。
ーーだって、見過ごせないではないか。
それは、善意の心なんて美しいものではなく。 無視を決め込んだ後の罪悪感で、自らが醜くなるのが嫌、なんていう自分勝手なものであるけれど。]
……、どーしたの?
[ひとつ息を吐いて、ゆっくりと重い扉を開ける。 そこには、身を寄せ合っているデメテルと、見知らぬ女性。 どこか泣きそうなデメテルの頭をぽんぽんと撫でて、自らもしゃがみ込んで、彼女らと視線を合わせる。元気になってよかった、と、僕も大丈夫だから、と言う意味を込めて。
ぐったりとした様子の女性に視線を遣って、尋ねる。笑顔を浮かべているけれど、どう見ても無理をしているではないか。]
(130) 2014/06/26(Thu) 00時半頃
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[廊下を足早に歩く。痛みが増してきてる。 途中幾人かとすれ違った気もするけど、それが誰だかを認識してる視界の広さも思考の深さもない。 階段も適当に段を飛ばして下りてった。
目指してる部屋は1Fにある。 今はきっとまだ、回診の時間だ。どうせ誰もいやしないだろ。
診療室の扉の前に辿り着くと、そこを潜り抜けて、廊下との隔たりを作るようにすぐに閉めた。]
[案の定そこは無人で、面倒を回避できた安堵に息を吐いて。 室内の棚やら引き出しやらを無造作に開けては中を漁りだす。 勝手知ったるなんとやら。
大した時間もかからずに、目的の物を見つけ出したから適当に机の上に放った。]
(131) 2014/06/26(Thu) 00時半頃
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あはは… はじめまして。デメテルちゃんの、お唄のセンセやってるローズマリーよぉ 貴方は何のセンセかしら?
[ドアからそっと出てきてはこちらに駆け寄った>>130青年に軽く挨拶する。 成る程、やはりあの時診察室から飛び出した人物だったか。 デメテルと彼を引き合わせる事に成功した彼女は安堵ししゃがみ込んだ身を、壁に背中を預けながら立たせる。世界はまだぐるぐると廻ったままだ]
(132) 2014/06/26(Thu) 00時半頃
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[一度巻いた包帯を解いて湿布を貼ったら、ぐるりぐるり、巻き直す。 これでどうにかなるとは思わないけど無いよかマシだろ。 くっさいからあんま好きじゃないんだけどな。
最後に白い布の端を止めた。溜息が出る。 何でこんな馬鹿みたいなことしてるんだろう。
亡羊と目線をうろつかせてたら。 突然脳味噌鷲掴みにされたような感覚があって、ぐらりと視界が揺れた。
平衡感覚が失われたみたいにぐにゃぐにゃ歪む景色に立ってられなくて机に片手をつく。頭が痛い。瞼が重い。気持ち悪い。
こんなの眠気通り越してただの暴力だ。]
(133) 2014/06/26(Thu) 01時頃
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うたの、せんせー?
[デメテルにそんな人、いたっけ。首を傾げて思案するけれど、思い当たる節はない。 それでもデメテルが懐いているようだし、彼女は悪い人間ではないだろう。]
ローズマリー。よろしくね、僕はネルだよ
んーと、絵本のせんせー?
[名乗りを上げた彼女に応えるけれど、首はさらに傾げてしまう。先生になったつもりはなかったけど、恐らく返答としては間違っていないだろう。
よろよろと立ち上がった彼女を見上げ、辛そうに笑う人だなあとぼんやり考える。]
で、どこが辛いの?ちゃんと言わなきゃ、分かんないよ
[話を逸らされたように感じて、真っ直ぐ目を合わせて尋ねる。ローズマリーの病のことは何も分からないけれど、未だ辛そうな彼女を黙って見過ごすわけにはいかないから。]
(134) 2014/06/26(Thu) 03時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2014/06/26(Thu) 03時頃
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あらあら、ごめんなさいね…? ついさっき仲良くなって、「青い鳥」っていう歌を、教えてあげたの…
あのコ、こころの綺麗なコね… ふふ、ネルの絵本の指導のおかげかしら…
[どこかほわほわとした返答>>134に、きしんだ心が少し緩んだのを感じる。 確かに、ネルと名乗った人間はデメテルとそりが合いそうだ。中庭で微笑ましく寄り添っていた光景を思い出す。]
ど…どこが痛くて苦しいか…判らないのよね… 確かなのは、おかしいって事…
[緊急事態ゆえに、腕輪をはずして全てを暴露しても良かった。だが、それはデメテルに汚い世界を見せることになるだろう。それは避けたくて。]
―セシル、センセ [戻れたら戻る>>60と言っていたその後姿を思い出す。 彼は戻ってきてくれるだろうか? 彼女は、どこを押さえていいのか判断できないまま その掌で左胸―心臓の真上―を押さえた]
(135) 2014/06/26(Thu) 03時半頃
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[吐き気すら催す眠気に思考が覚束なくなっていくのを感じた。 動かない筈の右手を無理やりに握って痛みで耐える。 それでも容赦のない睡魔が寝ろ寝ろと言ってるみたい頭にガンガン響いてくるから鬱陶しい。 うるさいな眠れないんだよ。
いつの間にか視界の端にじわりと何かが滲み出して次第にそれが広がった。 虚ろな瞳がその何かをゆっくりと捉える。
見えない筈のものが目の前にある。目の前だけじゃない。あっちにも、こっちにも。瞼の裏に貼りついたみたいに、目を閉じたってすぐには消えない。何処までも追いかけてくる。そもそも僕の意識は消えてくれることはない。]
(136) 2014/06/26(Thu) 04時半頃
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―――…またか。
[蠢く幻覚に辟易とした声を漏らした。今迄も幾度かあった。 いい加減にしてくれよと頭の中で訴える。 チラつくわけのわからない物たちが早急に失せてくれればいいのに。
幾らか落ち着いていられた筈の思考が徐々に焦燥感に塗りつぶされてく。 だって気持ちが悪い。きもちわるいきもちわるい。]
く、そ、くそくそくそ、は、やく、消えろよ…っ!!
[机の上に転がってたペンを引っ掴む。 幾らか震える手でゆっくりと持ち上げると、持ち上げた時とは逆に乱雑にそれを手首へ向けて振り下ろした。加減も知らず突いたペンの先は布も皮膚も抜けて、思い切り刺さる。それでも構わず何度も突き立てた。
早く消えてくれとそう願う。]
(137) 2014/06/26(Thu) 04時半頃
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[手を差し出された時見せた不安げな表情>>125は、伝わってはいたけれど。そのままにしておく訳にもいかない。 少し接するだけでこれなのだから、今までの医者も大層手を焼いていただろうな、なんて、処置の合間に考える。
浅くなっていた呼吸は落ち着きつつあるようで、それには内心で嘆息した。そういえば彼は過呼吸のきらいがあっただろうかと、結局あの騒ぎで診察室に置いてきてしまったカルテを思い出す。] ……、そんな事だろうとは思っていました。 きっと向こうも、それなりの態度だったんでしょうけれど。 誰彼構わず喧嘩を吹っかけるのは感心しません。
[居心地悪げに落とされた言葉に、今度は内心ではなく息を吐く。 癖のある患者ばかり揃っていることは知っている。今回は軽い小競り合いで済んだものの、万が一もっと重大な事態になった時、責任を問われるのは自分達だ。]
……本当ならば、貴方のナイフも渡して頂きたいのですけど。
[処置の終わった手を離してやりながら、ぽつりと呟いた言葉はどう取られるだろうか。 顔を上げて、先からくるくると感情の色を変える彼の赤い瞳を見る。 先の要領を得ない問答の答えは、得られないままだったけれど。]
(138) 2014/06/26(Thu) 05時頃
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[そこでふと、にわかにざわめきだした廊下に意識を向けた。 聞こえた声の中には絵本作家のもの>>134も混じっていて、あの少女は目的を達成できたのだろうか、と。ふと思う。
思ったよりも時間を取ってしまったと、世話ばかり掛けてくれる青年の包帯の巻かれた手を、 ぽんと叩いて。]
…次は気を付けてくださいね。 傷つけられるのを恐れて、それで結局自分から傷つきに行くんじゃあ、まるで意味がない。…そうは思いませんか。
[救急箱をまとめて戻しながら、ぽつぽつと小言を落とす。恐らく今もナイフの仕込まれているのであろう彼の胸元を、立てた指でとんと叩いて。 自分がどこまで彼に警戒されているかは理解らないけれど。昼の一件を思い出しながら、他に比べれば気は許されているのだろうと思うのは驕りだろうか。
回診はまた後でも良い。一気に気が抜けて、緩んだ肩を回しながら。ゆるりと立ち上がって彼に背を向ける。 机の上に置かれたビール缶に手を伸ばして、これは没収です、と一言かけてから取り上げて。 彼が特に用がないなら、そのまま出口へ向かおうとするだろう。]
(139) 2014/06/26(Thu) 05時頃
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おお、そーなんだ 僕は…デメテルと一緒に遊んでるだけだけどね
[先程知り合ったばかりならば、自分が知らないのも無理はないだろう。 デメテルの拘る、青い鳥。彼女が今こうして落ち着いているのも、ローズマリーのおかげなのかも知れない。
「指導」という言葉には軽く訂正を入れる。デメテルといる時間はとても楽しいものだから、負の感情に取り憑かれることもそうそうない。むしろこちらが感謝せねばならないところだ。]
ん、ローズマリーも、分からないの?
[続く曖昧な返答に、またもや首を傾げる。 彼女の病は一体なんなのだろう。言いたくないのかもしれないし、無理に聞くことはないけれど。 胸に手を当て、セシルの名を呼ぶか細い声を聞けば。]
……せんせー来るまで、部屋貸したげる
[言葉を交わしている間にも、顔色は悪くなる一方で。ちらりと自室を見て、背に腹は変えられない、とばかりに彼女に告げた。 反論がなければ、彼女の身体を支えながら、自室の扉を開くだろう。]
(140) 2014/06/26(Thu) 05時頃
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[ ねむい。 いたい。 ねむい。
つぶれた血管からだくだく漏れ出た血が机の上に溜まって汚した。 痛くて眠くてしょうがないから脱力じみた動きで腰を丸めて机に突っ伏す。 額にひたと濡れた感触があったけどそんなことはどうでもいいや。
ちら、と瞳を動かすと横目に穴の開いた服の隙間から覗く抉れた肌が見えたけど、正直ぐちゃぐちゃで何がなんだかよく分からなかった。傷口って結構血の色に紛れていつもよく見えないってのが感想。遮る布地がなければもうちょっとグロ画像なのかもしんないけど。
結局消えなかった幻覚は色覚を幾らか狂わせて、赤い色の端々に淀みや鮮やかさを見せてそれが全部どろりと混ざった。
面白くもなんともないそれをただ亡羊を眺めてる。 ぐるぐると不規則に渦巻く色が深度を増して、そこに机があるのを知らないかのように。何処かに吸い込まれるように、とろとろと流れてく。そう見えてる。見えてるだけ。 実際には目の前はそんな景色ではないことはわかってる。
わかってるつもりだ。多分。 分かってなくちゃ、ダメだろ。]
(141) 2014/06/26(Thu) 05時半頃
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[>>138静かに処置の進む右手を見れば警戒は徐々に薄まって、小さく溜息を吐き出してようやく落ち着くことが出来た。 セシルが両手を使っているなら武器は構えられないし毒を塗る余裕も…いや、そもそもこの男がとてもそういう風には見えないのだが]
…
[小言は耳が痛い。時々は気付いている、自分が持つ被害妄想の事を。 けれど、その苦しみから誰が守ってくれる?死の恐怖を消し去ってくれるのは何だろうか。…一介の医者が出来るはずはない、そう思っていて。だから目を見据える黒い瞳には睨むように返してやって]
[>>139極めつけの小言は、オスカーには真っ直ぐに届かずに、ただ心を掻き乱す結果となる。まるで僕が臆病だとでも、そう言いたいのか。
自身の唯一の自衛手段であるナイフを指で叩き示唆されるのも、大人しげに顔を見据えて聞き入れてやる。 位置を把握されていたり、易々と触れてくる様には馬鹿にされている気さえしたけれど]
(142) 2014/06/26(Thu) 06時頃
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[相手が背を向けた時に、静かに立ち上がり自身より幾分か身長の低い肩を掴み、脚をかけ床にねじ伏せ。
うつ伏せになるセシルに上にのしかかって、その栗色の髪を掻き上げるようにして顔を上げ黒い目を眺める。悪くない色だとか思いながら。]
…お前にはこうされる怖さは分からないだろ。 僕はいつも感じているんだよ 死ぬかも知れないって。
…まだ死にたくない。
[手を緩めると髪はすり抜けるように落ちて。セシルが自身を脅かす人間だとは、とても思ってはいないけれど。 だから、彼の意思の少しは汲み取ろうと、包帯の巻かれた右手を胸元まで伸ばしナイフを取り上げるとそれを床に投げ捨て。
乗っかかっていたセシルから立ち上がると扉へ向かい、お礼の代わりと毎度の暴力を詫びるよう小さくだけ言葉を吐いて出て行く]
悪かったよ
(143) 2014/06/26(Thu) 06時頃
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……ああ。 暫くは不便だろうな。
[一人で歩ける>>127と言われれば少しの距離を置く。顔を背けるのは、見られたくないからだ。遠慮の無い視線も慣れつつあるけれど、やはり見られたくないのは変わらない。
彼の言葉に、自ら傷付けた傷口をじっと見て。握ってみようとすれば痛みにそれすら叶わないと気付く。 ああ煩わしい。痛みなんて、無くなってしまえばいいのに。そうすればこの仮面も、外す事が出来ただろう。 ……だが。そもそも彼の治療という名目だったのに、何故此方が心配されているんだ?]
ディーンだ。 ……ふ。よろしく、クシャミ?
[変な名前。そう思ったけれど、勿論口にする事は無く。ディーンにしては珍しく、友好的とも取れる態度で言葉を交わす。
先導する背中を見つめて、その視線が向こうを向いた事に安堵した。こっそり吐いたため息は、気付かれなかったろうけど。 さて、彼の部屋はどれだろうか。無意識に傷を摩りつつ、彼の後を着いて歩いた]
(144) 2014/06/26(Thu) 06時半頃
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ー1F朝顔の病室ー
[レティーシャと別れ、自分の部屋に入る。]
んーと、おふとんまでは20かいあるけばいいんだよね。
[壁に手を当てて瞼を閉じる。スーッと深呼吸をしてから、まず一歩踏み出す]
いーち。にー。さーん。よーん …………………にじゅう。
[大きな声で歩数を数えながら、なんとかベッドの近くまで戻ってくる。 ここまではいつも大丈夫。でも、壁から手を離さなければいけないから、ここからが一番の問題だ。]
まず、さんかいあるいて……。 えっと…えっと…
[今日はベッドが平らに見えているから、高さがわからずに困惑する。 登ろうと思っても、足をぶつけてしまいそうで。]
(145) 2014/06/26(Thu) 07時半頃
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[しばらくグルグルと悩んでいたが、やがて諦めてペタリと床に、お尻をつけた。 怖くない巨人の誰かが来たときに、ベッドに乗せてもらおうと。
ふたごのおにーちゃんこないかな。 せんせーでもいいな。
[ここで言ったところで、聞こえないのはわかっているけど。 この病院に来たばかりの時にだって、何度も姉や両親を呼んだけど来てはくれなかったから。 それでも、誰の名前も呼べないのも悲しいから。 床の上にぺたんと座り込んで、歌うように独り言を言う。
袂を探ればさっき、新しく買った風船と折り紙。 ほんとうは中庭で水風船がやりたいな。なんて考えながら、風船を膨らませる。
ふわり、赤い風船が宙に舞い上がる。 開け放したままの、窓から吹き込んだ風に乗せられ、廊下へと出て行った。]
あーあ。いっちゃった。
(146) 2014/06/26(Thu) 07時半頃
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[珍しくも初めて友好的になるディーンに少し驚きつつも名前を少し呟いた]
ディーン…ディーン……へぇ、変な名前だね。特に伸ばし棒の辺り凄く要らない気がするよ、ディンさんだね
[勝手に人の呼び名を変えた上に変とは失礼極まりないが、そこに構ってるほどクシャミに余裕があるわけでもない。ラウンジからそう離れた所にない部屋の一つを立ち止まる事なく自分の部屋に帰るようにドアを開けるとそのまま部屋へと入り込んだ]
ここが僕の部屋。適当に座ってて良いよ。椅子でもベッドでも
[白い机に黒い椅子は部屋の中央に置かれ、モノクロシーツのベッドはそれから数歩離れた所の壁際に置いてあるだけだった。仮に彼がどちらを座ろうが、迷うこと無くもう片方に座るだろう]
それで…。何が聞きたいのか改めて話してくれれば嬉しいんだけどな?
[部屋の中にある唯一の色、机の上に無造作に広がったお菓子を袋に入れて片付けつつ目線をそちらに向けないように気を使って改めて質問した]
ディンさんのその顔、動かないんでしょ。筋肉が弱い病気とかなのかな?ニハハ、さすがにそこまでだと逆にわかっちゃうよね、病人だと知ってれば
(147) 2014/06/26(Thu) 08時半頃
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