46 監獄病院弐 〜堕天使たちの集中治療〜
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>>*99 グロリア
[縋りついた女性の豊かな胸に抱かれながら、後孔に受ける刺激に、熱い吐息を零す。
グロリアの眸を見詰め続ければ、ふやけた脳裏がぐにゃりと歪むような錯覚を覚えた]
こっち、で……あ――ッ、アダムと……
ン、ッ……――は……、ひぁ、っふぅ
[グロリアの指が刺激を与えるたび、腰が跳ね嬌声を上がる。
蜜壷を潤わせながら、増えた指を受け入れた蠢く内側はもっと欲しいと強請り締め付ける。
甘い口付けに導かれるまま、全てを委ね迎えた絶頂は、これまでに感じたことの無いほどの快楽をタバサに与えていた]
>>*104 グロリア
[口付けで共有する苦味さえ、痺れた理性に心地良い]
……愛……
[酷く美しく整った微笑みに、口の端をあげる。
甘い言葉が鈍った思考を全てを蕩け溶かして。
愛されたい――
嘯く蜘蛛に誘われるまま、涙を浮かべる哀れな蝶々――**]
気持ちいー事、しよーぜ?
[ 咥えたまま、指ごと顔を近づけて。ぼやけた視界に自分だけを映そうと覗き込んだ。掴まれた頭から髪の毛が何本もぶちぶちと抜け、指に絡む。この髪で、縛ってしまいたい。
腿に亀頭が当たり、思わず低く呻いた。赤黒い先端は解放の時を待ちわびて涎を垂れ流し続けている]
な、せんせ、分かるだろ?
ヤろうぜ?
[ クスリと血の混ざる唾液を、抗う唇に向けて落とした]
―五階・個室―
[抱きしめる腕にこのまま身を任せてしまいたかった。でもこの人の望みが自分の解放だというのなら……小さく頷き、耳打ちされた言葉を胸の中で繰り返す]
わかり、ました……。
あなたもご無事で……院長代理……。
[白衣の裾がひらりと舞うその後ろ姿を見送り、せめて嗚咽だけは出さないように唇を引き結んだ]
[そしてどれくらいの時間が流れたのだろう。
けたたましく開くドアの向こうからは、あの女――メアリーの姿が見える。
彼女にされた仕打ちを思い出し、頬が羞恥と恐怖でひどく熱い。
目を合わせる事も出来なくて、地面へと視線を落とす]
――…え?
[チャールズの名前を聞いて、伏せていた顔を上げる]
どういう、こと……?
あの人は無事なんですか? まさか、あのひとまで……。
[つい先ほどまで、抱きしめられていた腕の温もりを思い出し、眸が熱くなった。じわりと涙で視界が滲み歪む。
続けて彼女が口にするコリーンの名前に、目の前が真っ暗になったような気がした。
絶望――…。
もう二度と助けは来ない。
救いの光が断たれてしまった事を知る]
やめて……はなし、て……っ!!
[男たちの手により、チャールズに掛けてもらった白衣は引き剥がされ、あっという間に白い裸身をさらけ出して]
嗚呼、神さま。
どうしてこんなことを……。
[男たちの手で押さえつけられ、嬲られながら、無情なる仕打ちに、神を呪う言葉を一つ、壊れた眸で呟いた――**]
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