162 絶望と後悔と懺悔と
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――……知っでる。
[マユミの言葉に、顔もあげずに]
だがら、なお、謝るんだ。
そんな想いしがさせられながっだ。
おでは、リーにも幸せになっでほしがっだだ。
いや、リーにもいいたがっだんだ。
おかえりっで……。
[そして、思ってまた顔を歪ませた]
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[ポケットに入っている小瓶が衝撃で割れなかったのは、幸か不幸か。 これを飲めば、身体は動くようになるだろうか。 ゆっくりとした動きで、ポケットに手を入れる。
音も聞こえず、目の前が霞んでいる。 敵が傍にいたと気づいたのは、髪を捕まれてから>>65。
願掛けのように伸ばしていた髪。 願いをかける神などいないというのに。
抵抗しようとしても、身体は思うように動かないまま。 と、急に捕んでいた手が離されたように感じ。振り返る。]
……だれ、だ?
[顔がよく見えない。 焦点が合わない目で、掠れた声で問う。]
(67) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
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マユミは、
おでが殺すっでいっだし……。
[そういったけれど、やはり辛かったことは間違いなくて]
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[目指す戦士の傍には柊もリカルドもいる。 あっさりと引き裂かせてくれるとは思っていない。
柊の刃で戦士を深くに裂く事は出来なかったが、 戦士の使えぬ右手を奪っただけ>>66
目を狙う柊と追い縋る戦士の刃。
迅さは柊の方が上か。 突き出された刃を己の歯で噛み止めて、 柊の背を戦士の刃の盾に使う為。右手を掴んで引き寄せようと]
(68) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
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[その周であった獣の姿、
その存在はわかるのだろうか。
周であったのなら、気がついてしまうだろうか。
マユミを貫いて、そして、己を貫いたその刃が彼のものであることを]
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[鬼の腕を断った苗刀は、こんな時だけ軽い。]
………
[目が、見えているのか居ないのか。 今振り下ろせば簡単に落とせるだろうに。
だからか。]
零瑠だよ。キャロライナ。
[名を呼び、柄を握り直した。]
助かったね?
(69) 2014/02/22(Sat) 00時頃
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[疾駆する金色は僅かな首の動きだけで刺突を避け、>>68 切っ先は目には届かず、どころか、歯に噛まれる。 笑みの消えぬ薄い唇に牙が覗いた]
!?
[かわして進むかと思いきや、右手を掴まれる。 がくりと引き寄せられる体は始祖の身の傍]
(70) 2014/02/22(Sat) 00時頃
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わたしは自分で死ぬべきだった?
お父様にころされるべきだった?
……それとも、あなたを殺すべきだった?
[今彼が感じる痛みは、
本来、自分が負うべき痛みだった]
あなたはわたしを殺すことで、
あなたを殺す苦しみから、わたしを救ってくれた。
だから、
わたしは最期に幸せだった……、
あなたのおかげで、幸せだったの。
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行けるな、『月詠』――哭け。
[大きく斧を振ると空気を裂いて音が鳴る。 まるで歌声のようだと思ったことがあったから 返事があるわけでもないのについ話しかける。
零瑠の残した残党はあっけなく散り、 しかし生きている人間の残りも数は少なそうだ。 互いに殺し合うだけなら吸血鬼にも意味はないはずなのに 何故こんなことをしかけてくるのか。 餌にされて生きたいとも思わないが 始祖のただの暇つぶしならばなおのこと悪い]
(71) 2014/02/22(Sat) 00時頃
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[マユミの言葉をきいて、
その重なる単語、やはり哀しくなって……]
――……違うだや。
お前は生きるべきだっだだや。
人間としで……。
[そんなこと無理だった。わかってて、
でも、哀しいから。殺すべきか死ぬべきか、その二つしかない女の子なんて]
おでは、お前を幸せにしたがっだだ。
もっと違う幸せを……。
[丸くなって背中、そのおかれた手を掴めば、振り向いて]
もっがいお前に会いたいだな。
――……こんどはころさね、がら……。
[やっぱりその身体を抱きしめてしまうのだ]
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[耳はまだ回復していない。 その影>>69の名乗りは、はっきりと聞こえていなかった。]
……だ、れ?
[再度問い、じっと目を凝らす。 霞む目がぼんやりとその輪郭を捉え、どこか懐かしい姿が見えてくる。
髪を掴んできた敵とは違う。 寧ろその敵から助けてくれたのだろう。
ポケットに入れた手は何も掴まないまま。 もう片方の手は苦無を握ってはいるが、構えることはない。]
(72) 2014/02/22(Sat) 00時頃
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―――…。
[そっか。 こういう形でも成長を自覚できるんだね。
かつては手も足も出ないと思っていた始祖吸血鬼を前に、 貼りつけたみたいな笑い顔じゃなくて、心の底から浮かび上がってくる笑い顔を向けて、立ち向かうことで]
―――っ!
[絢矢と始祖吸血鬼の間に明にーさんが割り込まされたのを見て、>>70 僕は絢矢の身体を左側へと押す。少しでも武器の軌道を明にーさんからずらそうと。 とっさにしても手荒だったかなって思えば、眉が寄る]
(73) 2014/02/22(Sat) 00時頃
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[腕を、伸ばす。 指先が人参色に触れる。乾いた血の張り付いた、髪。
彼の手に在る苦無を一瞥し、 抱き寄せた肩に顔を寄せて、耳許で囁く。]
……助けに、きたよ。キャロライナ。 俺を、覚えている?
君の『家族』の零瑠、を。
(74) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
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[千切れ飛んだ手首はどこへ落ちたか。 行方を見る余裕のある者などいまい。
夥しい量の血が、絢矢の駆けた後に紅の帯を残す。
避ければ避けれた物を、 避けず柔らかな肉体を盾とした始祖と その前に引き上げられた明之進を見て]
──、
[ごめん、と言うように唇は微かに動き その直後、寝かせた一尺五寸の刃で 薄い明之進の背中ごと始祖の胸を貫かんと柄に力を籠める。]
(75) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
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[引き寄せた柊の身体>>70 戦士の刃はリカルドの機転で逸れただろうか>>73]
そう言えば、ジャニスの時は喰いそびれた。
[ジャニスは逃れたが、柊はどうだろう。 耳朶か、首を食い千切ろうと、紅い囁きの直後に 牙を寄せたがやはり逃げられただろうか]
(76) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
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[けれど──、
直後に横から加えられた力に、 切先は大きくずれ、 勢いそのままに、貫いたのはどこだったか。]
(77) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
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[ぼんやりとした影が、こちらに伸びてくる。 それに対する反応も遅く。
肩を抱き寄せられ>>74、耳許に届いた囁き。]
れい、る?……零留なのか? 忘れるわけ、ない。 会いたかった。あいた、かった。
[家族。家族。大事な、家族だ。 笑みを零し、抱き締めようと手を動かす。 思うように動かず、力が入らない。 抱き締めたいのに。]
(78) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
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……そうね、
あなたは幸せな未来を描いてくれた。
運命を捻じ曲げた父を、
始祖をいつかこの手で討つ、と。
ただ、それだけしか残っていなかった私に、
未来を聞かせてくれた。
[望みなどなければ絶たれることはない。
幸せを願うことは無かった、
幸福も家族もあの頃ももう返ってこない遠くの場所にある、
だから、その遠くの場所で幸せでいてくれればよかった。
自分はその幸福に微塵も関係なくても、よかった。
だから絶望はなかった、しかし希望もなかった。
生きていようとも、死んでいようとも変わりない]
だから私は、
人間として生きられなかったけど、
……人間として死ねたような気がするの。
[彼の描いてくれた叶うことのない望み。
鬼となってから初めて想像した気がする。
人の心を思い出せた気がする]
うん、そうだね。
もう一回会えたら、今度は――
[抱きしめる腕に、
記憶の中の温度と匂いと甘苦しさに、
泣き笑いのような顔になる]
あなたのお嫁さんにしてね……
|
ぐ……っ…
[放たれた矢が自身で軌道を変える事が無い様に、 躊躇う事無く戦士の切っ先は飛んで来る>>75 いっそ清々しい程の真っ直ぐな殺意。
それは確かに柊の盾を貫いて届く。 途中で歪められた軌道によって、心臓は避けたが 肺は潰れた]
は、大したもの だ
[柊の耳元に掛かるのは彼の血では無く、溢れる己の血潮]
(79) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
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[顎を上げ、間近に視線を向けたのは束の間で、 背後に迫るだろう切っ先を振り返ろうと首を回した。
リカルダが笑っているのが見える。>>73 向かって来る刃を逸らそうと、絢矢の体を押しやるのが]
――――、
[微かに揺らめいた唇は何を零したのか知れないが、>>75 容易く命を明け渡して、負わせる訳にもいかなかったから]
(80) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
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[きっとありえない約束。
死んだら、きっと、終わりなのだろう。
いや、自分はもう、この場から離れられない気さえするのに
でも、彼女と違う、どうしても願い続けてきていた
家族を取り戻すことを。
取り戻すためには、自ら、家族を捨ててもいいと思ったほど。
あの時のあの食卓。
あれは、幻なんかじゃなかったから]
――……約束だがんな。
[マユミに向けるのは、それでも、一ヶ月年下の顔。
でも、確かにそれは、今でなく、
あの頃の顔を一瞬見せることになる]
――……そうだ。
周は、どうなっだが、しっでるだが?
[ふと、尋ねるのは、
あの時、零留に連れていかれ、そして、眷属になっただろう周のこと。
マユミはわかるだろうか]
|
そ、だよ。零瑠だ。 ……覚えて、くれてた、だなん
あぁ、キャロライナ……。 俺も会いたかった…ずっと、ずっと…
[右の腕は上がらない。 だから、左の腕だけで抱き締めた。
彼が出来ない分、余計に。
腕を落とされた女鬼が、叫ぶ。言葉にならぬ悲鳴を。 キャロライナと零瑠に振り下ろされる爪。]
っ! あぶな!
[それを零瑠は避けなかった。 寧ろ、彼に当たるようにすら――…]
(81) 2014/02/22(Sat) 01時頃
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[寄せられた牙が首へ。>>76 身を捩るが、まだ完全ではない。
右手は始祖の手の内にあって、左手は主の銘を持つが故]
――ぉぉおおおお!!!
[届け、と吼えた。
名が言霊を負うが故。
――凍てつく吹雪に身を晒し、鬼を刺す木であるが故]
(82) 2014/02/22(Sat) 01時頃
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[あの頃のようで、
もうあの頃とは違うから。
子供ならば、それは指きりだったけど]
……約束、
[それはもう少し別の方法に、した。そして]
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