194 花籠遊里
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ヘクターは、藤之助に話の続きを促した。
2014/09/15(Mon) 01時半頃
ヘクターは、丁助に話の続きを促した。
2014/09/15(Mon) 01時半頃
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[そこから先の事は、赤き蝋燭の焔くゆる窓辺に 慕情のように、綴らせて頂く事にいたしましょう。
穏やかな一時は、それはそれは 僕にとってもかけがえのない、優しげな刻であるのです。 故に、移ろい行くのも早く。 気付けば時計は重い音を、響かせていたようでございます。
重厚な扉閉まる音と、日付を変える鐘の音。
やがてこの身に告げられるのは ひとひらの月光蝶が、櫻の夢を所望したと>>42 名残惜しげに本を閉じる音が、広間へ小さく落ちたように思います>>45]
ええ、お気遣いありがとう。 亀吉さんも、お風邪など召されないでくださいね?
[その去り際に浮かべた表情知るは 亀吉さんと、姿映す赤き窓辺のみにございます。]
(83) 2014/09/15(Mon) 02時頃
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[音の響きが変わったことに気がついた時にはもう遅く。>>76]
っく…! ……えぇ、藤之助はまだ、若いですから…
[予想しない出来事に弱いためか、息を詰まらせるような声に程遠い音を出し。 一度だけ主を見上げ、すぐに陽物へと手を伸ばした。 わざと擽るように手を動かしながら、同時に軽い口づけを数度。 それから漸く、はむりと唇で先端を甘噛みをしてから裏筋に舌を這わせ。 主のそれが段々と硬さを増てくるのを確認してから、口内へと含んだ**]
(84) 2014/09/15(Mon) 02時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/15(Mon) 02時頃
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[相手>>78>>79の掌を頭を近付けて覗き込む。最も「丁」であろうとも「蝶」であろうとも、男は相手の故郷の字が読めないので「ちょう」には変わりないのだが、この花が珍しく主張をしたもので、何と無しに大事な物なのかもしれないと。 頭の中で、「丁」を綴る。
普段の牢の中とは思えない空気を醸し出す、花の笑み。 男は満足そうに瞼を伏せながら相手の毛先を弄っている。]
漫談聞きに来た訳じゃねェんだ、面白さなんざ無くて結構。 それにしても、いやァ……台本でもあるみてェ……
(85) 2014/09/15(Mon) 02時頃
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[今宵は月夜を溶かし、小鳥囀る空の眸持つ蝶が 僕をお買い付けになられたのだと聞きました。 また逢おう、と告げてくださった>>42 それを叶えて下さる優しさに、顔は綻ぶばかりでありました。
これを『しあわせ』と謂わずして、何を『しあわせ』と謳うのでしょう?
僕はこの籠に咲く『花』であるのです。 そういった『仕合わせ』であるのです。]
甘き夢を。
[呟き落ちること、ただ一つ。 何にも染まらぬ白を身に纏い、髪結いのリボンも白に変え。 深き欲の園へと、僕は囚われに行くのでした。]
(86) 2014/09/15(Mon) 02時頃
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[今日の相手はいかにも花らしい。されど、花らしさの中に燻る物は…果たして噂で聞いた通りの、ただの悪辣な性質だろうか。 それとも、]
………お前の好きなように、っつっても、多分難しいんだろうな。
[格子の方を見つめながら、再び掌で煙草を消した。 毛先を弄っていた指先をつつ…と顎の下に滑り込ませて、身体ごと相手の方を向く。 衣擦れの音が嫌に目立った。 身体を少し起こして、白い着物に覆われた腿に手を置く。 そのまま、抵抗が無ければ唇と唇を掠めさせて。
顔を離す。男の口元が意地悪く歪む。]
今日は、俺がお前だ。分かるか? 此処から…"丁"ならどうする…?
[相手よりも少し高い視線。顔を上に向けさせながら、片方の手は太腿を、熱があるのを確かめるように、撫でる。毎夜相手にしてもらっている花の真似。]
(87) 2014/09/15(Mon) 02時頃
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── 今の時、地下牢 ──
ベルさま、お待たせしてしまいました。
[櫻の精は白を纏いて訪れました。 他の花と違うのは、それが女性の着るそれであると謂うことでしょうか。 何時もの櫻色のリボンはなく、純白に身を包む姿。 想像されていることなど終ぞ知らず>>55 僕は一度だけ、奥の丸窓に視線を向けたのでございます。]
またお逢いできて、とても嬉しく思います。
[視線をベルさまへと戻せば、花弁舞うように表情を綻ばせ。 ゆっくりと彼へ、近づいたのでありました*]
(88) 2014/09/15(Mon) 02時頃
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シーシャは、ヘクターに話の続きを促した。
2014/09/15(Mon) 02時半頃
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[人らしくなってきた、と笑みを浮かべる蝶>>81掛け布どころか鏡の中まで侵入しそうな視線が何故か怖い、と感じ 抱きよせた腕は力強く、鏡台の骨組みを揺らす。背が撓るのと同時に束ねられた髪が2,3本虚空に散った 花薄雪の香油の香りが彼の先程吸っていた煙草の香りと混じり合い麝香の様な色を帯びる 夢心地、よりもむしろ夢から引き摺りだす様なそれにひくり、と鼻が鳴った
『親鳥の振り』
その言葉にはっとした視線返せばそれと同時に蕾を拓く香油に濡れた指先。それは花弁が朝露に濡れて開かれる様に緩やかに、優しく。まるで初物を相手にしているかのようなその扱いに、朱が奔るのを止められぬ
つぷり、と内へとそれが誘われれば熱を帯びた吐息が零れ、中で緩く形を変えれば圧迫感に本の僅か眉を寄せ、耐える されど啼けと手首に口付け囁く蝶の鱗粉は、それを許さぬとばかりに絡みつく
それになぞる指先が震える様はまるで粗悪な鏡が衝撃で少しばかり罅割れた様だった]
(89) 2014/09/15(Mon) 02時半頃
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[教える様に奉仕して見せろと男の逞しい竿が夜気に晒される>>76 それに一瞬息詰まらせつつも手慣れた様に奉仕する友>>84
月明かりも届かぬ地下牢、宴は始まったとばかりに**]
(90) 2014/09/15(Mon) 02時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/15(Mon) 02時半頃
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…ホント、イイ性格してるよね
[相も変わらず時折挑発する様な、瑜伽んだ言の葉>>69には唯咽喉を鳴らし口元に三日月を貼り。 唯不愉快になる事は無く、捻くれたその心に酷く胸は燻りに呑まれて行く。 自分のその余裕が若しかするならば、彼の気を張らせているのかもしれないのかと、其事には頭にも止めず。のらりくらり、花の揺らぎを翅で宙を仰ぎ優雅に交わし、その蜜へとまた一歩距離を縮めにけり。
そうして――紡がれる音色に反目した身体の動きには、殊更心をくすぐられながら。]
―――…
[その唇を掠めひとつ、味を占める。 間も無くふたつ、花の惑いを視界に認め。
己の紺瑠璃の瞳を目縁が細め、蒼然たる視界に浮かび上がるのは白の柔肌に浮いた紅。 何に惑うのか揺らめく花の瞳に、先を欲するかのような口先に、歓喜に咽喉を引き攣らせてはぺろりと口端に舌を這わせ、焦らすようにその口先へ人差し指を立て当てがう。]
(91) 2014/09/15(Mon) 03時頃
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――” まだ ”、ダメだ。 ほら、おいでよ。
[少なからずも同様に、唇に物足りなさを覚え衝動に駆られる躰を耐え、自身もまた布団へ膝付け腰を据えたならば、軈て胡座をかいて。 ぽんぽんと片手で腿を叩き、片手は白無垢の上から脚を撫でてはその裾を僅かに捲り。自分の足を跨ぐように誘導したならば、一体淡藤はどのように揺らいだだろうか]
来ればキス、…接吻って言った方が良いかな。 それ、”してイイ”から。
[浮かべる表情はあくまでも清爽としたもの。但し瞳は笑わなければ、それどんな圧になるのだろうか。 奏でる声色は淡々と受身に回り、彼の自発を強請った。]
(92) 2014/09/15(Mon) 03時頃
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─先ほどのこと、広間─
[口約束ひとつ交わした足で辿り着いた広間にて、艶やな黒髪を櫻色の髪飾りにて結わえた姿を見つければ隣にお邪魔したのだったか。>>80
異国の書に伏せられた睫毛からは憂いのようなものを感じて。 そっと囁くように名を紡げば向けられたのは花が綻ぶような笑みだったか。]
──…。
[ほんの僅かな一握りだけ。胸を寂寥感が突いたけれども、それ以上踏み込んだ真似をすることはなく。 ただ同じようにけれども拙く微笑み返して。空気を断ち切るように意趣返しを図ろうと。]
お会いしたかったので、会いに来ました。
[鈴の音を転がしながら浮かべられた微笑>>77を思い出し。 廊下での台詞を繰り返して。蝶との戯れに触れられたのなら、唇を緩めるに留めたのだった。]
(93) 2014/09/15(Mon) 03時頃
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[席に腰掛けながら、彼が持ち寄ってくれた書物を手にしつつズラリと並んだ文章を眺めて。]
True love never grows old……?
[唇窄めて読み上げた文章。暫し困惑したように首を傾げて]
本当の愛は…、 永遠に育つ?
[己の語彙力と知識で導き出した答えは何処か痴愚に思えてしまい。 識ることの大切さを淡藤なりに見直す必要性を胸に刻ませつつ、俯いては。 短針と長針が重なり合うその時まで、外国語を眺めて思案していただろう。]
(94) 2014/09/15(Mon) 03時頃
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[時は無情にも過ぎ行くもので。 穏やかな時間は突如として終わりを告げる。
伝えられたその内容は、傍にいた為か。淡藤の耳にも届き。 どの御人がこの人をご所望になられたのかを知ることに。
月光のように明るい髪を持った蝶。 僅かばかり共に時を過ごした中での印象は移ろい、理由なき安堵に胸を下ろしたというのに。]
…櫻子、さん。
[去り際、二つの瞳に映るそのお姿は。何処か哀調を帯びたように見えまして。
歩を進めなさる姿に、少しだけ視線を床に落としたのだった。]
(95) 2014/09/15(Mon) 03時頃
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……お褒めに預かり光栄です。
[音を立てて上下する喉元を視界に入れたのなら少しばかり満足げな色を双眸に乗せたものの。口許に描かれた月が鈍く映ればもうすぐそばまで歩み寄る気配>>91
軽く触れ合うような口付けは戯れというのにも満たず。 後を追うように赤く濡れてゆく三日月を求めれば、唇にあたるは硬い革手袋。
赤い線が口にした命>>92にはまるで犬のようでは無いか。などと逡巡させたものの、一応八部咲きと言えども花は花。
からかうように下肢を這っては暴そうとする手の動きに、小さく息を漏らしつつ。]
──貴方が、望むのなら。…そのように。
やがては唇引き結び、促されるままに胡座をかいた男の膝>>92に腰を据えただろう。
そしてそのまま身を寄り添えたのなら、和らぐことのない瞳を見下ろしつつ。]
……次のご命令をどうぞ。
[顔を傾け寄せながら、唇には敢えて触れずに*主人の命を待った*]
(96) 2014/09/15(Mon) 03時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/15(Mon) 04時頃
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ー地下牢ー
わあ、可愛いね!
[櫻子が純白の衣装に身を包み現れた>>88のを見て、僕は思わず抱きついてしまった。続いて彼の両頬にちゅっちゅと音を立てて上から口付けを落とした。 いけないいけない、これではまるで姪っ子との再会を喜ぶ親戚の叔父さんといった振る舞いだ。]
ええと、その…僕もまた会えて嬉しいよ。
[抱きしめた身体を一旦離して櫻子の顔を見つめると、気恥ずかしさと喜びとで糸のように瞳を細くして笑った。]
あれ、リボン白いのに変えちゃったんだ。 それはそれで綺麗だね。
[でも薄紅色のあのリボンの方が似合ってたなと思いながら褒める言葉を口にする。]
(97) 2014/09/15(Mon) 08時頃
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ね、僕ね。実はさっき亀吉さんに 「僕を抱いてくれって言ったらどうする?」 って聞いてみたんだ。
[柔い櫻の梢の表情を見下ろしながら言葉を紡ぐ。]
櫻子さんは、どうする? 僕に抱いてくれって言われたら。 僕に何をしてくれるの?
[櫻子の表情はどう変化したろうか。それを眺めてから言葉を続ける。]
なんてね、冗談。 そんなにちっちゃくっちゃ 僕を抱くなんて無理だよね。
[彼の背丈を見やると、にこりと微笑んで冗句だと笑った。
女の格好をした櫻子に抱かれるなんて倒錯的で興味がないわけではないが、それは流石に…と思う心も内にあって。 けれどもこの可憐な櫻の花はそんな願いを囁かれた経験があるのだろうか。その反応だけでも見られれば僥倖だとの思いを微笑みの裏に隠す。]
(98) 2014/09/15(Mon) 08時頃
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ニコラスは、亀吉に話の続きを促した。
2014/09/15(Mon) 08時頃
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[随分と色をころころ変える花だと、思った。 勝気に言葉を紡いだり、かと言えば反対には従順な色>>96を覗かせたり。
然しそれでもその唇は固く結ばれ、触れることさえ無かったのだから、やはり何処か芯は根強くあるのだろうか。 ――そんなこと、花の稟性など知った事は無いけれど。
その淡藤色の髪が暗晦の中に揺れ、軈て彼と距離が縮まったのならば。唯特別強く反応することもなく、その頬に口付。]
嗚呼…花は、何でもしてくれるんだったっけな。
[さあ何処か動きの固いこの花に、するならば何と命令しようか。 そんな気は在らずとも彼が命令しろと言うならば、寧ろ仰せのままにと命を繰り出して遣ろうではないかと。
脚を撫ぜる手をゆぅるり上へと持ち上げ、二山の御居処を柔らかに揉み始める。女性の其れより幾ばくか固いそこを解すように。ひとつ、ふたつ。時折割れ目をなぞっては布上のもどかしさに眉を動かす。]
取り敢えず、自分でその服、肌蹴させてみてよ。 …俺が調子付くようにさ。
[言葉の裏腹その白い首元に唇を動かし。甘噛みとは言い難くも、首の付け根を甘く挟んでは、ねとりと舌を這わせたことだろう。]
(99) 2014/09/15(Mon) 09時半頃
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トレイルは、シーシャに話の続きを促した。
2014/09/15(Mon) 09時半頃
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── 地下牢 ──
[赤き灯揺らめく窓辺にて、遡る時の移ろいが今の時へ帰る頃。 僕はベルさまに抱擁され、頬に擽ったい感触を感じておりました。 それはこの牢獄の中には珍しく、まるで幼児に施す挨拶のようでもあり ですから僕は一度目を丸くして、くすくすと笑ってしまったのでございます。]
ええ…、ありがとうございます。
[「可愛いね!」>>97 そんな風に誉めていただけたことにも、そしてこうして逢瀬の時をいただけたことへも。 ふわりと笑めば、ベルさまの細くなった眸と同じようになったことでしょう。]
決まり事なのです。 何色にも染まっていない『花』に、あなたさまという色をつけていただくための。
[薄い櫻色のそれではなく、真白なリボンを揺らめかせ。 僕はベルさまを見つめていたのでございます。]
(100) 2014/09/15(Mon) 11時頃
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[そしてベルさまの呟く言葉には、一度ならず二度までも目を丸くすることになったでしょうか。 亀吉さんに訪ねたというお話と、同じ言葉が僕にも降り注いだのでありました。]
亀吉さんならきっと、優しくベルさまとの閨を努めると思いますが まだまだ咲き始めの淡藤です、不慣れなこともあるでしょう。 もしその時がこられた時には、怒らず叱らずいてあげてください。
[先輩風を吹かせるようにして、ひとつめにはそう答えます。 望む通りの一夜になるかはわからずとも。 艶やかな夢を魅せるため、きっと『花』の努めは果たすことでしょう。]
(101) 2014/09/15(Mon) 11時半頃
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[そして僕は二つ目の答えを示すべく、ベルさまを見上げるのでございます。 冗句だと仰って微笑むお顔はとても端正で、『花』よりも『花』らしい見映えをしておられました。
僕は白い袖から指を伸ばし、そうとベルさまの背へと回しました。
身を寄せ、添えた指先が彼の衣服へと緩やかな波をうたせます。 柔らかな弱い力で、きゅうとその身を包んで差し上げるのでした。]
僕を買われる方は、抱きたいと仰る方しかおりませんでした。 ですので、僕に出来ることはベルさまを このように『抱いて』差し上げることくらいです。
[包みこむように、小さな体がベルさまを抱き締めます。 そして上目に見上げた後に、何かを強請るような表情で いかがですかと小首を傾げて見せたのでした**]
(102) 2014/09/15(Mon) 11時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/15(Mon) 12時頃
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へえ、僕の色かあ。 僕の色に染められた君が美しいといいけれど。
[櫻子の説明>>100になるほどと頷く。 僕の色といえば君が褒め称えてくれた髪色の金だろうか。蜂蜜を思わせる甘い一雫を君の純白の花弁に垂らせたら…と思う。
僕の言葉を耳にするなり、僕を見つめていたその瞳が真ん丸い真珠のようになるのがとても愛らしかった。]
うん、うん分かったよ…怒らないようにするね。
[そもそもこれまでの人生の中で怒るなんてことは滅多にしたことがなかったので、言われるまでもなくそんなつもりはなかった。 それよりも櫻子のあまりの可愛さに吹き出しそうになるのを抑える為に、ごほんと咳払いをしたのだった。
そして櫻子は僕を見上げると、僕のものよりもか細く、そして小さい手を背に回してきた。 優しく暖かい感触にまじまじと彼の顔を見つめた。]
(103) 2014/09/15(Mon) 12時半頃
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ふふ。ごめんね、変なこと言ったりして。
[小首を傾げるその顔に吸い寄せられるように指を伸ばすと、もう片方の手を櫻子の腰に回し抱きしめ返す。 それから顎をくいと傾けさせ、彼のその薄い唇を時が止まったかのように数秒間見つめた。
伏し目がちになった僕の瞳を飾る金の睫毛が、地下牢の蝋燭の明かりを反射して煌いていたかもしれない。 櫻色の小さな貝殻のような口唇に魅せられて小鳥の囀る朝が瞬くと、金の蝶が羽ばたいたかのように感じられたか。
やがて金色の蝶は、 魅了されたその花の花弁に留まる。 優しく重ね合わせられた唇は、蜜を求めて、 湿った感触を花弁の中に滑り込ませた。]
(104) 2014/09/15(Mon) 12時半頃
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[初めて此処を訪れた。 月下の元、唇を掠める真似をなさったその御人>>99は、やはりまた唇を奪うこと無く目元に戯れを落とされる。
反射的に肩を揺らし、刹那目尻に力を入れて瞬きすれど、主人の命を聞き入れるために瞳を覗かせ。
脚から臀部へと布地越しとは言え、意図を持った動きに方唾飲みつつ。]
…ああ、確か初めていらっしゃるんでしたか。 なら、着物に触れるのは初めてなのでしょうか…?
[下された命にはゆぅるりと笑み零し、挑発めいたその言葉。
首筋挟み、ねっとり這わされた舌につま先が震えども、すぐ様衿元に指先やれば、形を崩してみせる。]
(105) 2014/09/15(Mon) 13時半頃
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[その指で腰紐を辿ると人差し指を引っ掛けて。 しゅるりと音を立て落ちる布になど一瞥暮れぬまま、薄い長襦袢を肌蹴た肩から覗かせる。]
…触れては下さらないのですか。
[崩れた着物は腰元のまま、肌着のみ身に纏った姿で拗ねるような口振りを。けれどすぐに弧を描いた唇で耳元辺りに顔を寄せたなら]
……お教えしましょうか?
[などと揶揄るように喉奥で笑っては、首を傾げてみせただろう。
指先の震えなど力を入れることで誤魔化そうとしつつ。 けれど爪先が薄桃から白く淡いものへと変わっていることに気付くのは、薄暗い牢の中ならきっと容易だろうけれど。]
(106) 2014/09/15(Mon) 13時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/15(Mon) 14時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/15(Mon) 15時頃
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台本、ですか。
[面白くなくて良い、と言ってもらえるには有難いが。>>87 その一言の意味を、僅かに理解した気がするものの、惚けて笑顔を向けてみる。]
ええ、好きなように、は難しい。 花は、蝶に味わわれる存在で。
[美味でなければならない。 其の為に我侭を出来るだけ通さずに居るべきだ。 花の在り方をそう理解する花が、己だ。]
(107) 2014/09/15(Mon) 16時半頃
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[二人の位置が、少し変わる。 顎に触れる指先。 太股に感じる手の感触。
意地悪な笑みが近付いて、軽く触れ、離れる。 煙の香りが鼻腔を擽った。]
何を仰るのか。 ――間違い無ければ、其れは貴方が愉しむという意味ではなくなるように思いますが。
[つまり、されたいと望む事を言えと。 そう解釈する。
この様な我侭は初めてで。 笑みの中に、困惑が揺らぐ。]
(108) 2014/09/15(Mon) 16時半頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/09/15(Mon) 16時半頃
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[視覚効果――錯視という言葉がある 同じ図形が配置によって歪んだり大きさが違ったりして見える、そう寝物語にかつての客が語っていた。確か数学者だったか…
複数花を愛でる蝶もいる、とは聞いたことがあったがまさか自分が当事者になるとは思わず。友が男の一物を咥える姿を見ると云うのは何故か此方に羞恥心を齎した]
…ぅ……
[目を思わず逸らせば中の指を強く感じ、抑えきれぬ声があがる 啼けと云われて取り繕う様に啼いた音ではなく、極々自然に漏れ出た音であった。それを理解すればかっと胸が焼けるような焦燥に襲われる 目を瞑ってしまえばこの困惑から逃れられるのだろうかと、婀娜っぽい仕草を魅せながら彼の唇を指でなぞり歯列へと色持って触れようとしつつもほんの僅か、睫毛が震えた]
(109) 2014/09/15(Mon) 17時半頃
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[朧、と友の名を無意識に呼ぼうとするのを堪える 呼んで何がしたいのか、と言われれば答えられないからでもあった。蝶に奉仕する姿は何時もの凛とした佇まいから一転艶を帯びており、それは年期の深さと抑えきれぬ色気を醸し出していた それを見る蝶の視線は熱を帯びていたか、どうか――されどその問いを発することは無く、胸中に呑み込んで蓋をする
視界の端に揺れる濃茶の髪と鳶色の髪結い紐が薄暗い地下牢であるのにはっきりと見える いつまでも自分だけ受け身、というわけにはいかないだろうと茶色の蝶の耳朶を甘く食んでもっと刺激を、と強請る その際前髪が蝶の頬を柔らかく擽ったろうか]
――焦らしなさいますな。もっと貴方様の思うがままに致してもよろしいのですよ?
[と、耳元で囁けばさて蝶はどんな反応をしたろうか]
(110) 2014/09/15(Mon) 17時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/15(Mon) 18時頃
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[男の揶揄にすら笑み>>107>>108を浮かべて、朱色の花が籠の中で身を置く為の在り方を垣間見る。男は肯定も否定もせず、ただ眉をハの字に近付けて、口の端を上げただけ。 すぐに唇を重ねたせいで相手に見えたかは定かでない。]
ほォ、お前に俺の愉しみ方を教えた事はねェぞ。 命令するだけで悦に浸る愉しみ方、お前じゃぜってェ物足りねェなァ。
……ほら、早く。
[肩口、純白の着物の香に顔を埋めて、耳元に触れる程の距離。吹きかけるつもりで囁いた。]
お前の在り方が変わる訳じゃねェだろ…? ちょっと蝶が偏食なだけだ……安心して、ヤニ臭ェ蜜吸ってみせろ。
[手は腿を上がって、脚の付け根へ。 其処をじわ、じわりと触れるか触れないか、曖昧な所で燻る。 もう片方の手は男よりも色が深い頬に添えた。 額と額を、目線と、その更に奥を重ねる。 音も無く"ほら"と唇が動く。]
(111) 2014/09/15(Mon) 18時半頃
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しかし……いえ。
[之が愉しいのだと暗に言われれば、反論の仕様が無い。>>111 意地の悪い。 少し前に言ったその言葉を、今は脳内でだけ。
耳朶を擽る囁きに、僅か肩が跳ねる。]
あ――。
[焦らす感触が布の上。 言葉に戸惑い、何時しか近付いた顔に吐息をかける。
唇で急かされる。 ちりちりと隠せなくなる熱は、きっと覗き込まれて知られている。]
焦らされるのは、得意ではありません…… 僕が蝶であるならば、口吸いと共に、触れてみるかと。
[自己の強請りを口にすれば、不思議な感覚に羞恥が混じる。]
(112) 2014/09/15(Mon) 19時頃
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