167 あの、春の日
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客先との打ち合わせがあったが……まぁ、大丈夫だったな。 久し振りに皆の顔を見たかったし。
[特定の誰、とは流石に言えないが。 ジリヤ>>73に返事をし、何かを誤魔化すように誰かが注文したらしいだし巻き卵に手を伸ばす。]
(78) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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[貰ったお金をタクシーの運転手に渡す。 そのまま降りて、辺りを見回しながら、小さく溜息を漏らす。]
この辺りだったよな。 あの頃の俺は……考えるのはやめよう。 久し振りにたまにはあの頃みたいにバカ騒ぎをしたいからな。
[独り言を呟いて居酒屋の暖簾をくぐって]
よぉ、みんな、久し振りー! どいつも変わっていないな。
[昔のように笑ってみせた。]
(79) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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……しまった、一本では食べにくい。
[投げてしまったので、箸は一本になってしまった。 何も考えずに投げたらしい]
おお、久しぶりだな。
[響く大きな声>>71に顔を上げ、挨拶のように一本だけの箸をぴこぴこと振って見せた]
(80) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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[>>72 その人懐っこそうな笑顔には見覚えがあったような。ないような。ほんの少し目を瞬かせるが続く名前には、確かに記憶が。]
あ……ルーカス君……? やぁー、わー、凄い久しぶりですねぇ…… 俺なんかも覚えてくれているんだ?有難うねー……
[確か新聞にも何度か、自分の絵は掲載されたんじゃなかっただろうか。 数えきれないほど絵を描いてきたので、明確には思い出せないが。 注文を聞きに来た店員には、カシスオレンジを注文しておいた。 ただでさえ、徹夜続きだというのに、アルコールの強い酒を飲むとあっという間に寝落ちてしまう。 敬語の入り混じった妙な口調で、話しかける。]
えーと。……ルーカス君は今なにしているの?ですか?
(81) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/03/02(Sun) 22時頃
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湯豆腐、大きいお鍋でくるようですよ。 ジリヤ先輩の取り皿、先に確保しますね。
[ジリヤの呟き>>39に気がつき、メニューに載っていた写真の様子を口にする。 他の面々より先に取り皿を確保すべく、彼女に小さくそう伝えた。]
(82) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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あ、ゴロウ先輩。お久しぶりです!
[>>75二つ上の先輩に手招きされれば、ぺこりと会釈し。 ちらとシーシャの顔を見て]
お言葉に甘えて、いっちゃいます?
[シーシャが頷けば、運ばれてきたビールを手に移動しようかと。]
(83) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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あぁぁぁああ、ハルちゃん先輩ぃ〜〜
うわぁん、うれしいです、うれしいです、うれしいですぅ〜……
[懐かしい先輩の顔を見てうれしいとだけ連呼した。 感極まってうっかり泣きそうになってしまう。 ずびっと鼻を鳴らす、涙を出さないのは大人の意地だ]
あの、おさけ、ください、キウイサワー。
おじゃましますぅ〜……
[店員になんとかそれだけ告げて、パルック[[who]]の隣の席に腰を落ち着けた]
(84) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[まるで10年前にタイムスリップしたかのような、懐かしさと居心地の悪さを感じる。 何度も汚いと窘められた左手をまた齧ってしまう。 ああ、学生時代はこんな事をしているといつもアイツが、ボールペンか何かを飛ばしてきて。 授業中ですら、己の悪癖を注意されたものだ。]
――…ッ!
[>>74 ほらこんな風に。……と目を上げれば。 化粧と髪型で雰囲気は幾分変わったけれども、あの強気そうな黒曜石は――]
――…ハルカ〜… いてぇよー
[喧噪のなかでも聞こえるように、少し声を張り上げた。 ナヨナヨした自分の声は、彼女に届いただろうか。]
(85) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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そっか。 飲みすぎて寝ちゃわないようにね。
[ お疲れ様、とグラスを差し出せば乾杯とグラスを 当ててくれただろうか。
先程マユミがこっそりと伝えてくれた湯豆腐を 今か今かと楽しみに懐かしい面々の顔を見渡す。 ]
(86) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/03/02(Sun) 22時半頃
マドカは、思わず隣のサラリーマンの一団の席に座ろうとした。
2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[>>81向こうにも覚えて貰えていたようだ。 先輩だから少し不安だったが、少し嬉しい。ないような。]
俺なんかってそんな。 忘れませんよ。 俺、新聞に載せる為に、先輩の絵を撮らせて貰ったんですから。
[初めて絵というものを写真に収めた時は、自分の目に映っているように撮れなくて、苦戦したものだ。 敬語の入り混じった口調には緩く首を傾げ。]
敬語なんていいですってば。 あ。俺は会社で営業事務やってます。 ――先輩はやっぱり絵を?
(87) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[>>83 手を擦っていると、ビールを片手に持った後輩に話しかけられる。ひとつ頷いて、]
そうだねー…そっちに行きましょうか…
[己もカシスオレンジを手にして腰を浮かせる。 男同士で群れるのは、今も昔も、さほど変わらないのだろうか。同窓会だから、異性と触れ合えるなんて、大間違いだ。
ただし二次元か、イケメンに限る。
いつの時代も、そんなもんなのだ。]
(88) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[ハルカのことをちゃん付けで呼ぶのはマドカくらいなものだろう。 どう贔屓目に見積もっても、ハルカはちゃん付けが似合うような女ではない]
元気そうで何よりだ。
[感動にむせび泣きしそうなマドカの様子に目を細める。 手を伸ばして、マドカが嫌がらないようなら、よしよしと頭を撫でた]
(89) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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ジリヤは、「マドカちゃん、そっちじゃないわよ」と、違う団体の方へ座ろうとする彼女を呼び止めた。
2014/03/02(Sun) 22時半頃
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―― → 居酒屋前 ―― ……すみません、少しだけ失礼します。
[個室もそろそろ満杯になるか、賑やかさが増すその場所から、携帯電話を片手にそっと抜け出す。 スプリングコートを羽織らない姿では、外は思いのほか冷えた。 アルコールで火照った頬を指で撫でつつ、スマートフォンから一つの電話番号にコールする。]
―― もしもし、こんばんは。 母からお聞きになったと思いますが、明日そちらへ帰ります。
[電話の相手は、実家で長く勤める家政婦。 生まれたときから面倒を見てくれていた、もう一人の母というべき存在だ。 明日は高校が休みということもあり、久しぶりに里帰りをする予定を立てている。結局一番世話になるのは彼女に、なのだから、直接報告しておきたかった。]
……ええ、お会いできるのを楽しみにしております。では。
[電話越しの懐かしい声音に、話したいことはたくさんあった。 同窓会に参加していること、10年前と皆がどう変化したか、思い出したこと。 けれど今はその想いを押しとどめ、簡潔に用件を伝え電話を切った。]
(90) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[可愛い後輩には甘いハルカは、腐れ縁の同級生男子には容赦なかった]
馬鹿は休み休み言いたまえ。 手弱女の投げた箸ごとき、痛いはずがなかろう。
[己のことを手弱女と言い放ち、血のにじむ左手を、手元に残ったもう一本の箸でびしっと示した]
齧る方が痛いに決まっている。
(91) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[>>79ジェレミーの姿を見れば、手をひらひらと振ってみせて。]
あ、ジェレミー先輩。 お久しぶりでーす!
[先に頂いてます、などと言いながら彼に向けるのは、やはり昔と同じ笑顔。]
(92) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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…あ、あの、こんばんは…
[遠慮がちな、おどおどしたような挨拶は居酒屋の喧騒に埋もれてしまっているかもしれない。 上質な衣服を身に纏い、人見知りが激しいのは変わっていないらしい彼女に誰か気付いてくれただろうか。]
(93) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[マユミ>>77からの返事に、笑みは浮かべたまま。]
それは良かった。 健康は最大の財産だからな。
似合ってる、か。 いや、聞いたのは俺だが……そう言われるのも妙に恥ずかしいな。
[ぽり、と頬を掻いて、ビールの入ったグラスに口をつける。]
(94) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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おぉ、ルーカスお疲れ様。
あ、お姉さん、俺も生一つとチーズフライ頼むわ。
騒々しいうえに空いてる処がなさそうだが……。
[座れそうなところを探して席を見回しながら、同じく入り口にいたらしいエルゴットを見つけて。]
うお!?お前もう少し声張らないときこえねぇぞ。
(95) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[電話を切って暫く、まだ店の軒先でぼんやりと佇んでいた。 早く戻って話しをしたい、同級生のルーカスや、ルームメイトだったマドカの姿も見えた気がする。 けれど、アルコールの影響とは違う、少し跳ねる鼓動を収めたい気持ちもあった。]
……上手く、話せてよかった。
[未だ、友人らには大仰とも言われる言葉遣い。 それでも言葉のキャッチボールは高校生の10年前よりも格段にできている。 自分自身も変化できている、というその証拠。 その興奮が、頬の温度を冷ませずにいた。]
(96) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[その昔、ハルカはマドカにとってあこがれの先輩だった。 寮に入って先輩たちと自己紹介をし合った時に、マドカは興奮して友人に語ったものだった。『高校生って、オトナだ…!』 と。 それを当のハルカ自身が知っていたかどうかはマドカは知らないが]
元気です、はい、元気ですぅ〜〜! ハルちゃん先輩もお元気そうで、私、益々ご清祥のこととお慶び申し上げて、あ、違う、ええっと、
[頭なんて撫でられてしまった。もう子供ではないのに。 混乱しながら真っ赤な顔で後ずさり、隣の席に突っ込もうとする。]
(97) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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はい!
[>>88シーシャの同意を得て、男はビールを片手にゴロウの元へ。 そこへ頼んでいたえいひれと唐揚げが届いただろうか。 シーシャの血の滲む手に気付けば]
…大丈夫ですか?
[痛そうだ、と眉を下げる。]
(98) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[シーシャにびしっと突きつけた箸を、くるくると手の中でもてあそんでいると、すぽーんと飛んでいってしまった]
あ。
[ひょーいと飛んでいく一本の箸。その軌道を目で追うと、まさに入ってきたばかりのエルゴット>>93の頭を目指している]
エルゴット、避けたまえ!
[ハルカの警告は間に合っただろうか。 いや、すこーんと頭を直撃したとしてもたかが箸一本。そんな痛くもないはずだが……]
(99) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[サラリーマンの一団に突っ込んで行こうとする自分を呼び止める声に、びくっと背筋が震えた。 おそるおそる振り向く。この声は。]
じりっっ や せんぱいっっ お、おひさし、ぶり、ですっ
[びくっと一本角を……もとい、10年後の今は肩を揺らした。 同じオトナっぽい先輩でも、こっちの先輩はなんとなく苦手だったのだ。 挨拶しながら今度はシーシャ[[who]]の隣に座ろうとする]
(100) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[>>87 席を移動しながら、後輩の話に耳を傾ける。 やはり誰しもまともに会社に勤めているのだ。10年前と変わらない、眩しい瞳に少しばかり目線を逸らして、]
――…まぁね。
[ぶっきら棒に。一言答えた。絵を描いている。 それには嘘は無い。 嘘は無いけれども――……]
あ。ごめんなさい……じゃなかった…ごめんね。 なぁんか、タメ口って、慣れなくってね…… うん、……俺って昔と、変わらないね。
懐かしいねー…… 別に撮影なんかしなくても、新聞に載せる為の絵なら、別に描いてあげたのに。 真面目なルーカス君がそれを拒否ったんだっけな……
[現在から逃げるように話題を逸らす。 やはり10年前の人とは、10年前の自分でありたい。 ――…話を合わせるように、薄らと唇を歪めた。笑っているつもりだ。]
(101) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[なにやら騒がしい男たちの一団の隣にちょこんと腰掛けた。 ようやく届いたキウイサワーをぐいっと口にする。]
はふぅ〜……… ようやく着いたよぉ。
マユミちゃんは、いないのね?
[きょろきょろと見渡しながら、元ルームメイトの姿をさがす。 まさか外に出ているとは気づかず、ちょっと残念そうに、キウイサワーをまた一口飲んだ。]
(102) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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[予想外の返答>>73に虚を突かれ、暫しの笑みの後ますます笑みを深くする。 そうしている間にも、増える人数。 アン、ドゥ、3拍子のステップ分では数えるのに間に合わない。
幾つかに笑みを湛えたまま挨拶をした。が、1人に対してだけは違った。
目に飛び込んできたのは、顔だけは良い気だるげな男>>79。]
(103) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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あなたのことは待ってないわ?
[にっこり。力強く言った。]
(104) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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うん、久しぶり。
[ どこかぎこちなく、いそいそと シーシャの隣へ行くマドカ>>100に首をこてり。
しかし、高校の頃の自分を思い出せば、 まあ納得なのだが。 もうすこし丸い性格だったらな、と反省すると共に、 普通に接してくれるマユミたちに感謝。
―――…何度目かの着信を告げるマナー音には 一度も反応することはなく。 ]
(105) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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相変わらずの様子だなハルカ。
[隣のエルゴットに飛んできた箸を捉えるがそれはぶつかった後か前か。]
目にでも刺さったら危ないだろう。 大丈夫かエルゴット? お転婆も過ぎれば嫁の貰い手がいなくなるぞ。
(106) 2014/03/02(Sun) 22時半頃
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