222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】
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―回想―
……………。
[楽園を求めることは。
この残酷な現実を否定するための夢でもあり。
また、逃げることでもあるのかもしれない。]
……………ああ…、
[己のことを告げる牧師の笑顔。()
偽り続けることを肯定する笑顔なのか、
己の問いに、事実であると肯定する笑顔なのか。]
オレも……アンタが好きだったよ…。
[馬鹿馬鹿しい――――。
人との違いなんて本当。
それを受け入られない現実も。]
[そう言って牧師に背を向ける。
誰かのために生きている姿が眩しかった。
今だって背中から強い光を浴びているようにすら感じる。]
……………、
[進むべき道に己の影が伸びていく。
この選択は正しいのかどうか分からない。
影が伸びる先を、信じて歩いていく。]
もう1度だけ考えてみてよ。
人を殺さず、生きる方法ってないかな。
オレも一緒に考えるからさ。
[振り向かずそう告げて、扉に手をかけた。]
[それと同時、扉が勢いよく開いて1歩後ずさる。
現れたその姿()に瞬いた。]
………アンタ…なにして…って、はぁ…!?
[自分には目もくれず、一直線に牧師に突っ込む男。
呆気にとられて何も言うこともできなかった。
まだ、己は誰にも彼が人狼であることを告げていない。
彼もまた自分と同じように何かのきっかけで牧師が人狼であることを知ることができたのだろうか。]
……………。
[やめろ、と言うことはできなかった。
けれど、その全てを見届ける必要がると入り口の辺り。
立ち止まってぼんやりその光景を眺める。]
[男の怒鳴り声が聞こえる。
彼もまた選択をしたのだろう。
辛い、辛い選択。
今までの選択も、
今、この瞬間の選択も
彼にとっては辛くて、辛くて、辛い――――。]
……………。
なぁ、神様……どうして皆笑えない世界なんですか…?
[心の泣き声が聞こえた気がした。]
[息絶えた牧師を足元に見た。]
…………大丈夫か?アンタ。
[女を演じる必要はない。
気にする様子もなく疲弊した様子の男に声をかけた。
この騒ぎで村の人々はここにやってくるだろう。]
……………。
オレもやることやらなきゃな。
[牧師だけかは分からない。
ここまできたら尚のこと進むしかないのだ。
花の声が聞こえた気がした。
開いたままの扉から風が吹き込む。
それに誘われるかのよう、教会を後にした。]
―回想終了―
―現在・花屋『パライソ』―
………ありがとな、親父。
ダイミに伝えてもらって。
[ヒューが処刑されたと聞いた。
その後に、父はダイミへと伝言をしてくれた。]
っか…なんで親父、オレの声聞こえてるわけ?
死んでるんですけど、こっち。
[それに対して笑っているだけの父。
自分に能力があったのだから、父にも確かにあるかもしれない。]
おふくろには………いや、いいや。
[父は、母や己をずっと見守ることでその役目を果たしていたのだろう。]
……………あーあ。
なんか、アホらしいな。
[全てを悟っているかのような態の父に。
そうとだけ言って。
風が花弁を運ぶ。
それを見て笑えば。
そっと、我が家から姿を消した。]
―湖畔・花畑―
………あれ?なんでここにいるわけ?
[自分が死んだ場所には花が咲き誇っている。
そこに導かれるようにして戻ってきた自分を待つかのように。
金髪の少女の姿が見えた。]
………ホントに……死んだ、わけ…か…。
あーあ…なにやってんだろ、オレ…。
[少女の正体は分からずだが。
彼女も守るべきものの1つだったことに違いはない。]
[そして、笑ってこう告げる。]
レティー、何?デートの帰り?
[いつか告げたのと同じ誘い文句。
違うのは短くなった髪と。
お互いが死んでいること―――――。]
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