25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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[狭間に呼びかけるこえ
主の傍から、そちらへ
意識を向ければ気配は傍に]
……嗚呼、思い出した
昨年喰われた……明の
[そう聞いたのは霞の月に。
今時の幽霊はあれほど存在感あるものかと謂ったのを覚えている。
ふ、と自らの手に視線を落とした]
[呟きは揺らぐ。
狭間からうつしよへ
届くとも解らず。
まどろむように、意識はまた
温もり求め、主の傍**]
…―――
…華月…
[―――――紫苑色が揺れる、揺れる。]
|
[―――…生きろと。 そう目の前の花に言うことは出来ない。 それを望んでも居るのに、それにも勝る渇望が。
笑む華月に手を伸ばす。 頭に触れてあの時のように一度だけ撫ぜて。 引き寄せるように空いた手を背に回すと]
[りん、]
[鈴の音が鳴るのを聞きながらそっと抱きしめた。 表情が見えないのは、見られないのは、 今の高嶺には丁度よくて。]
――……鵠には…してやれなかった。
[遅かったと。小さく、小さく、そう呟き。]
(233) 2010/08/07(Sat) 20時頃
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|
……あまり、私に苦労を働かせるな。 血塗れで来られても突然とどめをさせるほど、 私の素手は剛健ではないぞ。
[冗談めかす花には、瞳細めて花主の顔で。
―――…華月、
離れ、名前を呼んで微笑む花を見る黒檀に憂いはなく]
……喉が、渇いた。
[主から離れることを許す、使い走りの用事。 それから。黒檀が仰ぐのは花主の寝台の方。]
――…後で、つきあえ。
[添い寝だと。 そう言うと高嶺は華月に背を向け窓の方へと向かった。]
(234) 2010/08/07(Sat) 20時頃
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己は
何も、…
……っ、
[何も知らないで。
何も。何も。
ロビンの声が聞こえても答えられない。
射落とされた鳥は
きつく眉を寄せ俯いた。
――――りん、と
重なるように
鈴が
*鳴った*]
|
[りん、と。 聴こえた音は華月の言葉に同意を示すのか それとも――…]
…ここまで己は小さくはないと。 華月に文句を言いそうでもあるな。
[そう言って笑う。 頑固な花達だと。其処を好ましく思い選んだから。 譲らぬ華月に主は愚痴れど、叱ることはなく。]
(245) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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―――…、
[僥倖、その言葉には黒檀は大きく開かれて。 花主の顔で笑もうとして、上手くいかなかった。 困ったものを見るように、笑む花を見つめて]
お前が刀を持参するのが一番賢い。 腰にでも巻きつけて来るといい。
―――…行け。
[送り出す顔は何かを堪えるように伏せられる。 浮かぶのは哀しみだったのかもしれないし、 喜びだったのかもしれなかった。]
(246) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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懐刀 朧は、紙の蓮の花に触れ―――…鈴の音は、華月と共に消え聴こえない。
2010/08/07(Sat) 21時頃
私の声が……聴こえるのなら
其れは生者としてはおかしな事
[白い鳥の視線はあちらへ。
答えが無くとも冬も花も気に留めず
現世留まる亡者を見る。
己の投げかけた言の葉は、
思うよりも随分広がったようだった。
主の傍にありながら、彼らの様子が手にとるように見える
ここは、狭間]
黄泉が手折りた 花ひとつ
うつつの月に 迷い染まる
あちらの虎鉄と謂う花も
……同じ?
[呟きはあやふや
彼については、人食いの花は聞いて居らず]
懐刀 朧は、憂い色は何か思い耽るように、常と同じく窓縁に頬杖着いて外を仰ぐ。**
2010/08/07(Sat) 21時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 21時半頃
[主に何もできなかった己は―――なんて、無様な生贄だと。
すまない、と幾度目か謂って。
ふいに、聞こえたのは蝶の声]
――――…飛ぶ
[俯いていた鵠が
少しだけ、顔を上げる。]
…飛びたい…な…
[鈴の音に、重なる。]
[漸く眸が常世と現世の狭間を映す。
ロビンの声が聞こえ]
…己たちの、こえが
聞こえる…?
[呟く。
そういえば、虎鉄は――最早あるはずのない場所で鵠の名を呼んだ]
どうして、…
簡単なことじゃないか。
[素っ気無い少年の硬質な声]
彼は……
多分もう一人も
生者に非ず
……そう謂う事。
嗚呼、この声も届いてしまうかな。
ボクは少し喋りすぎだ。
[―――触れたときの冷たい手。
思い出す。生けるものではあり得ない。]
…――――死んでいる、…
[そっけない声に対する答えは、殆ど吐息混じりで]
[吐息混じる声
答える硬質な音に艶混じり]
迷い迷うて ゆく先は
秋の心 のみぞ知る
愁い帯びて
誰ぞ元へ 迷い込み
降るは いくよの
涙あめ
[節つけて、囁きうたう]
懐刀 朧は、記者 イアン達センターの者が己が花に眼をつけることがなければいいと、そう思った。
2010/08/07(Sat) 22時頃
――そう謂えば
主さまを、引き裂きはしたものの
喰らって居らぬ。
私も、彼らも
どれ程、腹が減って居るやら……
私はもう
感じぬけれど
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― 高嶺の部屋 ― [窓の外を眺めはしていたが、 何を見ているわけでもなかった。
鳴る、ノックの音に出て行った花が戻ってきたのかと。 少しばかり早い気もして緩く首を傾ぐ。 聴こえた声に、花ではないことを知ると]
居るが。
[訪ね主に返すこたえも、それに似た簡素なもの。 それ以上促す言葉も掛けなかったのは、 放っておいたら入ってくるだろうと知っているから。]
(267) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
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― 高嶺の部屋 ―
…珍しいな。
[入ってくる本郷の姿に少しばかり首を傾げたのは、 よほどがあってもなかなか来訪しない主だろうと 考えていたこともあるけれどもその常と違う声音に。]
…ああ。 茶を淹れに行かせている。
……用事は、華月にか。
[目の前の男と双花の一輪にはどのような関係があったか。 思い出すのは本郷が出した謎掛けで。
不思議そうに紙の蓮を見る姿があれば、 華月が見せる不思議の術だ、とでも言っただろうか。 余計にわからなくさせただけかもしれないが。]
(276) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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―――…本郷、
[呼ぶ名。 黒檀はしばし本郷の鉄色の瞳を見つめて]
(277) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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[ゆっくりと、逸らされる。]
……なんでもない。 ――…暫く待てば、戻るはずだ。
[そう言い、黒檀は再び窓の外を仰いだ。]
(278) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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―――……
[常とは異なる本郷の様子に 窓の外を仰いでいた瞳は室内へと戻り、 そういえば、扇の音が聴こえないと
代わりに聴こえるのは抑えられた声音と 酷く――…歪んだ、]
―――…如何した、
[黒檀は驚いたような顔をしていただろう。 その後、緩く眉を寄せて。滲むのは憂い。 何も言わずに、とは言われたけれどそう口にして。 追い返すようなことはしない、好きに居ればいいと 窓縁から頬杖を外して本郷の姿を見た。]
(284) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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此処に居るよ。
[冬を呼ぶ声聞こえれば
冷たくも、何処か柔かな声はセシルの傍で囁く]
何時でも、キミの傍(なか)に。
懐刀 朧は、手妻師 華月斎の傍らで今も鈴の音は響いているのだろうか。
2010/08/07(Sat) 23時頃
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―――…、 ほんご…
[苦しいと、偽らぬ声で紡ぐ姿に 立ち上がると、胸元掴むその姿に近づいて
緩く握った手、先程まで二つの花を包んだ手を 触れるか否か躊躇うような覚束無い手突きで 短い髪に伸ばし]
……苦しい…、…?
[反芻する。目の前の青年は何に苦しんでいるのか。 そっと、その頭を一度だけ撫ぜて 離す。]
…休んで…いくといい…。
(290) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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ボクは煙じゃないし馬鹿でもないけど
付き合うよ。
[セシルの傍で微かな苦笑い
それから、仕方ないなと溜息。
触るなと釘刺す言葉は無く、
彼の内に宿るは、獣の血
彼の内に宿るは、冬の魂]
もし、出来るなら
……屋根をつたって、逃げられたら良いのに
孕んだなど、人間に知れたら
どうなるか
|
―――…、
[鉄色を見た黒檀は本郷の言葉に 憂いを帯びて、伏せられる。 ――…そうか。 そうとだけ、返事が返せた。 高嶺としての言葉が上手く、返せない。 花を喪ったばかりということもあったからか、 裡の願いを口にしてしまったということもあるからか。]
…無理に、花主である必要も無い…
[己にも本郷にも背負う名がある。 その言葉のまま生きることは容易なことではなく]
――…そう、容易に生きられれば楽なのにな。 …お前も、…私も。
[世話、と愁傷なことを口にする本郷に眼を細めた。 ―――…水音は、渇望は 止まない。]
(296) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 00時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 00時頃
[姿見えぬ少年は、変わらず応接の間に。
主の傍に寄り添っている。
ここは狭間
宿る種が囁く声は、彼の内に]
懐刀 朧は、そろそろ華月も戻ってくる頃だろうか。どれだけ勘がいいのか蓮茶を持ってきたことには驚いたろうが。
2010/08/08(Sun) 00時半頃
[登る煙が、浄土への道しるべのよう。
穏やかに、哀愁帯びて伸びていく]
……
[物言わぬ気配はただ、傍にあるだけ。
無邪気に話すはセシルに任せ、空を見ていた
あの頃のように]
|
[扉から鈴の音が聞こえる。 ――…戻ってきたのだろう。 黒檀は本郷から扉の向こうの華月へ]
――…入れ。
[そう促して。 華月が入ってきたのなら常より多い茶葉と その手に持つ刀を見つめ…瞳を細めた。]
…まさか、
[本当に調達してくるとは。 憂う黒檀は、それでも笑みの形を描き]
(305) 2010/08/08(Sun) 01時頃
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