人狼議事


95 File.2:Do you Love me?

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ラルフは、口に手の甲を当ててくつくつと笑い続ける。

dia 2012/07/08(Sun) 12時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

ああ、本当に面白い。
分からないことというものはあるものだ…ああ。悪くないな。


これは本当に───…
だから、人間の研究というのは止められないんだ。

[薄く目を細めて、もういない人の過ぎ去った方を見遣る。
男は、珍しいほどの晴れ晴れとした表情で管制室へと足を向けた*]

(318) dia 2012/07/08(Sun) 12時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

─── side:Ral-P.H_99996

(319) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[夢を見ていた。幾度となく繰り返す夢。
その人とは、毎日顔を合わせていた。
1日に1回、1時間ずつ。

何の話をしただろう。
何を思っていただろう。

繰り返し、繰り返す夢。
その人の顔を見たくて手を伸ばす。

伸ばす指先は、白い霧に呑まれて消えた────]

(320) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

……ん…、

[ひどく長い夢だった。頭が重い。
暴力的なまでにまぶしい光に、瞼が開いた。
とろりと寝惚けた目が夢の欠片を追うのだけれど、]


 ──────?


[違和感を感じて眉が寄せられる。
その正体にはすぐに気づいた。この部屋は知らない。
起き上がる。くらりと少し眩暈がした。

随分長くそうしていたように、身体が痛む。そしてだるい。
体力が少し落ちているようだ。
ふと気がついて、脇腹へと手をやった。シャツを捲り上げる。
致命傷となり得た傷は、いつの間にか傷跡のみを残して消えていた。]

(321) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

ここ…、

[色彩に溢れた世界。
紛い物ではない風、木々の葉のざわめく音。遠い潮騒。
そして窓の外に高くどこまでも広がっている空────]

(322) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃

ラルフは、ぽかん…と、窓の外に目を丸くして、

dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ



… ここ、どこ……、…?


[呆然と呟いた。
この驚きは、部屋から出られたあの時の比ではない。
窓から室内を振り返った。ふらりと踏み出した足が、不意に止まる。]

(323) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…?

[何か足りない。大切な何か。
そんな気がして足が止まった。
何となく両の手のひらを眺めてみる。分からない。]


……???





                 [分からない。]

(324) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…は。

[諦めたように息をついて、手を下ろす。
辺りを回ってみようと、そろりと部屋の扉を開いた。]

(325) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[きしり][──かたん]

[小さな物音が響く。

他に人はいないだろう。
そう思っていたから、見えた人影>>311にびくりとした。
足を止める。身体が自然と緊張に強張った。


────これは”ゲーム”の続きだろうか…?]

(326) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…なあ、




         ───── あんた、誰?


[油断なく身構えて、ラルフは”見知らぬ”女へ声を*投げかけた*]

(327) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[見返す女の表情が、微かに揺らぐ>>328
けれどそれで緊張が緩むことはなく、
ラルフは、じりりと片足を下げて身構えた。

───今は手に、武器はない。]

(332) dia 2012/07/08(Sun) 14時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…起きる?あんた何を知ってんだ。
ここがどこか知ってんのか。



 …あんたも”先生”なのか……?

[怪訝な表情にも警戒を緩めない。
濃茶は、漆黒を睨みつけるようにして見据えた。]

(333) dia 2012/07/08(Sun) 14時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

──は?しらねーよ。


つーか、なんで僕の名前を知ってるわけ…?
聞いてんのはこっちだろ。知るわけねえだろ。



……?んだよ、

[女の手から紙が零れ落ちる。
その先を追わず、ラルフは妙な反応を見せる女に濃茶の瞳をきつく細めた*]

(334) dia 2012/07/08(Sun) 14時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

───Side:Ral-P.H_99996

(418) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…ふうん。あんたも同じか。
なら、しゃーねーけど、


[返る言葉に、僅かに緊張を解く。
完全に信用をするわけじゃない。
けれど殺意は感じないから、ほんの少し視線は和らぐ。]


…?

[目の前の女が、ぶつ。と、自らの髪を引き千切った>>389
それへラルフは、怪訝な表情を浮かべて眉根を寄せる。
その心中、その思い出を知らないままに。]

(420) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ



W_and_A12345、ワンダ…?


[不思議な名前。初めて聞く名前。
なのに妙に馴染むような感覚に、ラルフの表情はますます硬くなる。]

(421) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

………。僕はRal-P.H_99996、ラルフだ。

……何の試験かしらねーけど。
敵じゃねーなら…、まあ。


オッケ、パーティ組もうぜ。
お前、回復役…って感じじゃねーし。殴り役な。



 ────おう、そんじゃよろしく。

(422) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[仮のパーティメンバーへと手を差し出した。
新たな日々が、ここから始まる────]

(423) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[少しずつ、少しずつ会話が増えていく。
少しずつ、少しずつパーティ”らしく”なっていく。

それは不思議な感覚だった。
見知らぬ土地、見知らぬ相手。


────なのにそれは、何故だか覚えがあるようで。]

(424) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

あしたせかいがおわるならぁ?

[ある時、素っ頓狂な問いをワンダが発した>>397
きょとんとテーブルの向こうを見る。
ワンダは何故だか、妙に真剣な顔をしていた。
彼女は時折、そんな不思議な表情を見せる。]


明日世界が終わるとしたら、なあ……
っかんねーけど。

お前、したいこととか何かあるわけ?

[問い返す。その、返るこたえに濃茶の瞳を瞬いた。]

(425) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ




────へえ。

[やがて口元に、にや。と笑みが浮かんで、]

(426) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

  それって何か、すげー愛の告白みたいじゃん?


[しし。と、からかうように言って笑った。
ラルフはそのとき答えを返さずにいて、曖昧な態度ではぐらかした。]

(427) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


[───その時が、訪れるまで。]

(428) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

──…なあ、ワンダ。覚えてっか?

[あれから何日の時が過ぎたろう。
ある時、ラルフはワンダを振り返った。
悪戯な瞳が、彼女を見遣る。]


明日世界が終わるとしたら…ってやつさ。
あれさー、あれから少し考えてたんだけど、

…僕もワンダがいれば、

(429) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


ワ、ンダ…し、か……


[割れるような頭の痛みに、ふらと身体が傾いだ。
ずきりずきりずきり。脳が痛む。

耳鳴り。
───高く響く、何かの音。]



           い……ら、な………    …って、


[ふらりと身体が倒れゆく。頭が痛い。
指先を縋り付くようにワンダの方へと伸ばした。
───そこで、ラルフの意識は再び闇へと落ちた。]

(430) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[────そして]

(431) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


……?なあ、



          ────…あんた誰…?



[再び”出会い”が繰り返される。]

(432) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[……ただ。

繰り返すごと、雄の雛にも少しずつの変化があった。
繰り返される悪夢の中、リセットがかかるごとに繰り返される問いかけ。

それを問う、ラルフの表情が僅かに歪む。]

(433) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

───な……。


[見知らぬ女は、初めての出会いでいきなり顔を覆った>>404
足早に部屋を出て行く彼女を唖然と見送る、]



              ──────……?


[その頬に、知らず涙が零れ落ちる。]

(434) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

ラルフは、呆然と目を見開いて、

dia 2012/07/08(Sun) 23時頃


【人】 掃除夫 ラルフ


……んだ、これ……?


[止まらぬ涙が頬を濡らした。
手でそれを拭い、呆然とラルフは掌を見る。
ほんの一瞬。何かの記憶が脳裏を掠めて───また、消えた。]


っけ、わかんねーし、

[どかりと椅子に座り込んで小さく呟く。
女はさっさと消えたままだ。
ぐしゃりと指が、青みがかった黒髪へを掻き雑ぜた。]

(435) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃

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