95 File.2:Do you Love me?
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
ラルフは、口に手の甲を当ててくつくつと笑い続ける。
dia 2012/07/08(Sun) 12時半頃
|
ああ、本当に面白い。 分からないことというものはあるものだ…ああ。悪くないな。
これは本当に───… だから、人間の研究というのは止められないんだ。
[薄く目を細めて、もういない人の過ぎ去った方を見遣る。 男は、珍しいほどの晴れ晴れとした表情で管制室へと足を向けた*]
(318) dia 2012/07/08(Sun) 12時半頃
|
|
─── side:Ral-P.H_99996
(319) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃
|
|
[夢を見ていた。幾度となく繰り返す夢。 その人とは、毎日顔を合わせていた。 1日に1回、1時間ずつ。
何の話をしただろう。 何を思っていただろう。
繰り返し、繰り返す夢。 その人の顔を見たくて手を伸ばす。
伸ばす指先は、白い霧に呑まれて消えた────]
(320) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃
|
|
……ん…、
[ひどく長い夢だった。頭が重い。 暴力的なまでにまぶしい光に、瞼が開いた。 とろりと寝惚けた目が夢の欠片を追うのだけれど、]
──────?
[違和感を感じて眉が寄せられる。 その正体にはすぐに気づいた。この部屋は知らない。 起き上がる。くらりと少し眩暈がした。
随分長くそうしていたように、身体が痛む。そしてだるい。 体力が少し落ちているようだ。 ふと気がついて、脇腹へと手をやった。シャツを捲り上げる。 致命傷となり得た傷は、いつの間にか傷跡のみを残して消えていた。]
(321) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃
|
|
ここ…、
[色彩に溢れた世界。 紛い物ではない風、木々の葉のざわめく音。遠い潮騒。 そして窓の外に高くどこまでも広がっている空────]
(322) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃
|
ラルフは、ぽかん…と、窓の外に目を丸くして、
dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃
|
… ここ、どこ……、…?
[呆然と呟いた。 この驚きは、部屋から出られたあの時の比ではない。 窓から室内を振り返った。ふらりと踏み出した足が、不意に止まる。]
(323) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃
|
|
…?
[何か足りない。大切な何か。 そんな気がして足が止まった。 何となく両の手のひらを眺めてみる。分からない。]
……???
[分からない。]
(324) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃
|
|
…は。
[諦めたように息をついて、手を下ろす。 辺りを回ってみようと、そろりと部屋の扉を開いた。]
(325) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃
|
|
[きしり][──かたん]
[小さな物音が響く。
他に人はいないだろう。 そう思っていたから、見えた人影>>311にびくりとした。 足を止める。身体が自然と緊張に強張った。
────これは”ゲーム”の続きだろうか…?]
(326) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃
|
|
…なあ、
───── あんた、誰?
[油断なく身構えて、ラルフは”見知らぬ”女へ声を*投げかけた*]
(327) dia 2012/07/08(Sun) 13時半頃
|
|
[見返す女の表情が、微かに揺らぐ>>328 けれどそれで緊張が緩むことはなく、 ラルフは、じりりと片足を下げて身構えた。
───今は手に、武器はない。]
(332) dia 2012/07/08(Sun) 14時頃
|
|
…起きる?あんた何を知ってんだ。 ここがどこか知ってんのか。
…あんたも”先生”なのか……?
[怪訝な表情にも警戒を緩めない。 濃茶は、漆黒を睨みつけるようにして見据えた。]
(333) dia 2012/07/08(Sun) 14時頃
|
|
──は?しらねーよ。
つーか、なんで僕の名前を知ってるわけ…? 聞いてんのはこっちだろ。知るわけねえだろ。
……?んだよ、
[女の手から紙が零れ落ちる。 その先を追わず、ラルフは妙な反応を見せる女に濃茶の瞳をきつく細めた*]
(334) dia 2012/07/08(Sun) 14時頃
|
|
───Side:Ral-P.H_99996
(418) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
…ふうん。あんたも同じか。 なら、しゃーねーけど、
[返る言葉に、僅かに緊張を解く。 完全に信用をするわけじゃない。 けれど殺意は感じないから、ほんの少し視線は和らぐ。]
…?
[目の前の女が、ぶつ。と、自らの髪を引き千切った>>389 それへラルフは、怪訝な表情を浮かべて眉根を寄せる。 その心中、その思い出を知らないままに。]
(420) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
W_and_A12345、ワンダ…?
[不思議な名前。初めて聞く名前。 なのに妙に馴染むような感覚に、ラルフの表情はますます硬くなる。]
(421) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
………。僕はRal-P.H_99996、ラルフだ。
……何の試験かしらねーけど。 敵じゃねーなら…、まあ。
オッケ、パーティ組もうぜ。 お前、回復役…って感じじゃねーし。殴り役な。
────おう、そんじゃよろしく。
(422) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
[仮のパーティメンバーへと手を差し出した。 新たな日々が、ここから始まる────]
(423) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
[少しずつ、少しずつ会話が増えていく。 少しずつ、少しずつパーティ”らしく”なっていく。
それは不思議な感覚だった。 見知らぬ土地、見知らぬ相手。
────なのにそれは、何故だか覚えがあるようで。]
(424) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
あしたせかいがおわるならぁ?
[ある時、素っ頓狂な問いをワンダが発した>>397 きょとんとテーブルの向こうを見る。 ワンダは何故だか、妙に真剣な顔をしていた。 彼女は時折、そんな不思議な表情を見せる。]
明日世界が終わるとしたら、なあ…… っかんねーけど。
お前、したいこととか何かあるわけ?
[問い返す。その、返るこたえに濃茶の瞳を瞬いた。]
(425) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
────へえ。
[やがて口元に、にや。と笑みが浮かんで、]
(426) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
それって何か、すげー愛の告白みたいじゃん?
[しし。と、からかうように言って笑った。 ラルフはそのとき答えを返さずにいて、曖昧な態度ではぐらかした。]
(427) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
[───その時が、訪れるまで。]
(428) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
──…なあ、ワンダ。覚えてっか?
[あれから何日の時が過ぎたろう。 ある時、ラルフはワンダを振り返った。 悪戯な瞳が、彼女を見遣る。]
明日世界が終わるとしたら…ってやつさ。 あれさー、あれから少し考えてたんだけど、
…僕もワンダがいれば、
(429) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
ワ、ンダ…し、か……
[割れるような頭の痛みに、ふらと身体が傾いだ。 ずきりずきりずきり。脳が痛む。
耳鳴り。 ───高く響く、何かの音。]
い……ら、な……… …って、
[ふらりと身体が倒れゆく。頭が痛い。 指先を縋り付くようにワンダの方へと伸ばした。 ───そこで、ラルフの意識は再び闇へと落ちた。]
(430) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
[────そして]
(431) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
……?なあ、
────…あんた誰…?
[再び”出会い”が繰り返される。]
(432) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
[……ただ。
繰り返すごと、雄の雛にも少しずつの変化があった。 繰り返される悪夢の中、リセットがかかるごとに繰り返される問いかけ。
それを問う、ラルフの表情が僅かに歪む。]
(433) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
|
───な……。
[見知らぬ女は、初めての出会いでいきなり顔を覆った>>404 足早に部屋を出て行く彼女を唖然と見送る、]
──────……?
[その頬に、知らず涙が零れ落ちる。]
(434) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
ラルフは、呆然と目を見開いて、
dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
……んだ、これ……?
[止まらぬ涙が頬を濡らした。 手でそれを拭い、呆然とラルフは掌を見る。 ほんの一瞬。何かの記憶が脳裏を掠めて───また、消えた。]
っけ、わかんねーし、
[どかりと椅子に座り込んで小さく呟く。 女はさっさと消えたままだ。 ぐしゃりと指が、青みがかった黒髪へを掻き雑ぜた。]
(435) dia 2012/07/08(Sun) 23時頃
|
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る